JP2003240407A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2003240407A JP2002034595A JP2002034595A JP2003240407A JP 2003240407 A JP2003240407 A JP 2003240407A JP 2002034595 A JP2002034595 A JP 2002034595A JP 2002034595 A JP2002034595 A JP 2002034595A JP 2003240407 A JP2003240407 A JP 2003240407A
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Shuichi Igarashi
秀一 五十嵐
Yayoi Kokuni
弥生 小國
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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却器、冷却ファンを貯蔵室背面部に設置
し、貯蔵室の天井および背面両側に冷気ダクトを形成し
た冷蔵庫において、簡単な構成で貯蔵室内における上下
方向の温度分布を均一にする冷気ダクトの冷気吹出し構
成を提供する。 【解決手段】 貯蔵室2の背面に冷却器6および冷却器
の上部に冷却ファン7を設け、冷却器で生成した冷気を
冷却ファンの前面から貯蔵室天井部および貯蔵室の背面
両側の上下方向に設けた冷気ダクト9,11を介して貯蔵
室内に吹き出し冷却制御するものにおいて、貯蔵室両側
の冷気ダクト11から貯蔵室2内への最上段の冷気吹出口
12は、前記冷却ファンの下端高さ位置からわずか下方の
位置に開口させ、さらに下方に向かって貯蔵室内を所定
区画に区分する複数の食品載置棚15に対応して冷気吹出
口12を穿設したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に係り、特に
貯蔵室内の温度分布を均一化する冷気ファンから冷気ダ
クトへの冷気通路構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷蔵庫における冷蔵室など大きな
収納空間を有する貯蔵室は、冷蔵庫本体の概略斜視図を
図8、および正面図を図9に示すように、冷却器(56)
および冷却ファン(57)を貯蔵室(52)の背面部に設置
し、冷却器の上部に設置する冷却ファン(57)として、
遠心ファン、斜流ファン、軸流ファンなどのターボファ
ンを使用して室内に冷却空気を吹出すようにしている。
【0003】冷却ファン(57)から吐出される冷気の一
部は天井ダクト(59)に導かれ、貯蔵室(52)天井の前
面に開口させた冷気吹出口(60)から室内に吐出される
とともに、その他の冷気を冷却ファンの前面に形成した
圧力室から左右に分配し、貯蔵室背面部の左右両側に上
下方向に亙って設けた冷気ダクト(61)を介して、所定
間隔で配置した冷気吹出口(62)から室内に吹き出して
貯蔵室(52)内を設定温度に冷却制御していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、天井ダ
クト(59)や冷気ダクト(61)の各冷気吹出口(60)
(62)から貯蔵室(52)内に吹き出される冷気の各々の
流量は均一ではないため、貯蔵室内の上下方向で冷却温
度むらが生じ易い問題点があった。
【0005】例えば、冷蔵庫前面からみて冷却ファン
(57)が左回転、すなわち、矢印で示すように、冷却フ
ァンの上部が左側に向かう方向に回転している場合、冷
気は冷却ファン(57)の上方では貯蔵室の左側のダクト
(61)および天井ダクト(59)に向かう流れとなって、
左側ダクトの上部(A部)の圧力が大きくなり、また、
冷却ファンの下方においては、貯蔵室の右側上部(B
部)の圧力が大きくなっていた。
【0006】この結果、冷気量は、前記A部とB部に対
応する貯蔵室(52)の最上部の冷気吹出口(62´)から
室内に吹き出される量が多くなっていた。そして、貯蔵
室の食品載置棚(65)の位置で言えば、最上段の棚(65
´)位置への冷気量が多くなって、上から2段目以下の
流量が少なくなることになるため、貯蔵室内における上
下方向の冷却温度分布が均一にならないものであった。
【0007】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、冷却器、冷却ファンを貯蔵室背面部に設置し、
貯蔵室の天井および背面両側に冷気ダクトを形成した冷
蔵庫において、簡単な構成で貯蔵室内における上下方向
の温度分布を均一にする冷気ダクトの冷気吹出し構成を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の冷蔵庫の発明は、貯蔵室の背面に冷
却器および冷却器の上部に冷却ファンを設け、冷却器で
生成した冷気を冷却ファンの前面から貯蔵室天井部およ
び貯蔵室の背面両側の上下方向に設けた冷気ダクトを介
して貯蔵室内に吹き出し冷却制御するものにおいて、貯
蔵室両側の冷気ダクトから貯蔵室内への最上段の冷気吹
出口は、前記冷却ファンの下端高さ位置からわずか下方
の位置に開口させ、さらに下方に向かって貯蔵室内を所
定区画に区分する複数の食品載置棚に対応して冷気吹出
口を穿設したことを特徴とするものである。
【0009】この構成により、簡単な構成で、冷気吹出
量が貯蔵室の上方部のみに偏向して貯蔵室内における上
下方向の冷却温度むらが発生することを少なくでき、均
一な温度分布を得ることができる。
【0010】請求項2記載の発明は、冷気ダクトを冷却
ファンの側部から下方に位置させ、ダクトの外側端部か
ら冷却ファンの側面上部位置に亙って円弧状部を形成し
曲面で連結するようにしたことを特徴とするものであ
り、この構成により、ダクト上部の圧力損失が大きくな
って冷気が流れにくくなることを防ぎ、冷気の流れをス
ムーズにして全体の冷気量を増加させることができ、貯
蔵室内に対する上下方向の冷気流入量のむらを小さくし
て冷却温度の均一化をはかることができる。
【0011】請求項3記載の発明は、冷却ファン前面に
形成した圧力室から冷気ダクトに繋がる冷気通路の室内
側の面をダクトの外側端に接続させたことを特徴とする
ものである。
【0012】この構成により、冷気通路の屈曲角度を少
なくすることができ、圧力損失の低下を少なくして、冷
気を流れ易くすることができる。
【0013】請求項4記載の発明は、冷却ファン前面の
圧力室の下面を水平にして貯蔵室両側の冷気ダクトに接
続させたことを特徴とするものであり、冷却ファンから
左右両側の冷気ダクトへの冷気分配量を均等にできると
ともに、室内上下方向の冷気流入量のむらを小さくでき
るため、より冷却温度を均一化することができる。
【0014】請求項5記載の発明は、冷却ファン前面の
圧力室の下面を冷気ダクトに向けて下方向に傾斜して接
続させたことを特徴とし、この構成により、両側の冷気
ダクトのうち一方への冷気流量を大きくでき、貯蔵室内
における必要とする部分への冷気分配量を調整すること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施形態について説明する。冷蔵庫の前面開口扉を取り外
した状態の概略斜視図を図1、正面図を図2に示すよう
に、冷蔵庫本体(1)は断熱箱体で形成された内部を断
熱壁で区画して複数の貯蔵空間を形成するとともに、各
貯蔵室の中で最も使用頻度が高いことから、室内貯蔵品
の確認や収納取り出し性などの使い勝手上、冷蔵庫本体
の最上部に冷蔵室(2)を配置し、図示しないヒンジ装
置により本体一側に回動自在に枢支した扉によってその
前面開口部を閉塞している。
【0016】冷蔵室(2)の下方には、仕切り板を介し
て冷蔵室温よりやや高い温度に保持された野菜などを収
納する野菜室(3)を設置し、野菜室の下部には、断熱
仕切壁を介して冷凍室(4)をそれぞれ独立して配置し
ている。
【0017】そして、冷蔵室(2)空間の下方の一角に
は、断熱壁で区画された製氷室(5)を形成する。この
製氷室(5)はその上部の冷蔵室内に設けた給水タンク
からの給水を受けてこれを製氷する自動製氷装置を配設
しており、製氷された氷を貯氷する貯氷箱を引き出し自
在に配設している。
【0018】これら製氷室(5)や前記野菜室(3)お
よび冷凍室(4)の構成は、図面上では表れないが、そ
の前面開口部を扉で閉塞するとともに、扉の内側に貯蔵
室内方向に延長する枠体を取り付け、この枠体上面に収
納容器を載置し、前記枠体の後端に取り付けた図示しな
いローラと庫内壁に設けたレール部材などとの係合によ
る摺動によって、収納容器を扉の開閉によって前後方向
に引き出し可能に設けている。
【0019】冷蔵室(2)の後部には、その背面中央
に、幅広で冷蔵室の底部に至る高さ寸法を有し、奥行き
寸法を薄くした方形状の冷蔵室用冷却器(6)を設置
し、この冷却器(6)の上部に位置する貯蔵室空間の上
方部には冷蔵室用冷却ファン(7)を配置している。
【0020】前記冷却器(6)と冷却ファン(7)の前
面は、特に図示しないが、冷蔵室の後壁を形成する冷却
室カバーで覆われているとともに、冷却ファン(7)か
ら冷蔵室の天井部に亙っては天井ダクト(9)を形成
し、天井ダクトの冷蔵室(2)前端部には室内下方への
冷気吹出口(10)を設けている。
【0021】しかして、冷蔵室用冷却器(6)の両側と
冷蔵室(2)の左右側壁との間に形成される凹部には、
冷気ダクト(11)がそれぞれ冷蔵室(2)の上下方向に
亙って形成されており、この冷気ダクト(11)には、複
数の冷気吹出口(12)を開口させている。
【0022】この冷気ダクト(11)と冷気吹出口(12)
は、従来のように、冷却ファン(7)上端の高さ位置に
対応する冷蔵室の天井部まで延設せず、詳細構造を図3
に示すように、冷却ファン(7)の下端縁の高さ位置を
ダクトの上端として冷却ファン(7)の側方に位置さ
せ、前方よりみて、ダクト(11)の外側端部から冷却フ
ァン(7)の側面上部位置に円弧状部(13)を形成し曲
面で連結するようにして冷気通路(14)を形成してい
る。
【0023】この冷気通路(14)の形状は、従来の冷蔵庫
に比較して、冷蔵室内の最上部に冷気吹出口を設けない
ことから、左右の冷気ダクト(11)(11)の上部における
冷気流の圧力が高くなり、ダクト全体としては圧力損失
が大きくなって冷気が流れにくくなることを防ぐための
構造であり、上記のように、冷却ファン(7)と冷気ダ
クト(11)の外側端部とを円弧状曲面(13)で連結すれ
ば、圧力が高くなる冷気ファンとダクトとの連通部にお
ける冷気の流れをスムーズにして全体の冷気量を増加さ
せることができ、下方の冷気吹出口(12)から冷蔵室
(2)内に対する上下方向の冷気吹き出し量を均一化し
て冷気流入量のむらを小さくすることができる冷気ダク
トが得られる。
【0024】また、冷気通路における前記円弧状部(1
3)を、冷蔵室(2)の最上部、すなわち冷蔵庫本体内
の最上部に形成することにより、冷蔵庫本体(1)の外
側角部との間隔が大きくなるため、冷蔵庫として必要な
背面上部の断熱厚さを保持して、これを減少させること
なく本体背面上部に外方からの部品の取り付け用凹部、
例えば冷蔵庫の運搬用手掛け部を取り付けることができ
るなど断熱空間以外の他の用途に活用することができ
る。
【0025】そして、上下方向における冷気ダクト(1
1)の最上段の冷気吹出口(12)を冷却ファン(7)の
下端部の位置よりわずか下方のダクト(11)の前面位置
に開口させ、さらに冷気ダクト(11)には、下方に向か
って冷蔵室内を所定区画に区分する複数の食品載置棚
(15)に対応させて複数の冷気吹出口(12)を穿設して
おり、その下端は冷蔵室(2)の底面近傍まで延設して
いる。
【0026】また、冷却ファン(7)の前面から冷気ダ
クト(11)への冷気流路(14)断面を上面から見た状態
である図4に示すように、本発明構造は、冷却ファン
(7)前面に形成される圧力室(16)から冷蔵室両側の
冷気ダクト(11)に繋がる冷気通路の室内側の面をダク
ト(11)の外側端に接続させるとともに、冷却ファン下
流の圧力室(16)を構成する室内側の幅寸法W1を外側
の幅W2より短く設定することで圧力室(16)から冷気
ダクト(11)へ向かう冷気通路(14)の屈曲角度を小さ
くしている。
【0027】上記のように、圧力室(16)からの冷気流
路(14)面をダクト(11)に接続することで、冷気通路
の屈曲角度を少なくすることができ、圧力損失の低下を
少なくして、冷気を流れ易くするものである。
【0028】したがって、本発明構成においては、従来
のように冷蔵室の上部左右位置における冷気吹出口(62
´)は存在せず、冷気は冷却ファン(7)の前面の圧力
室(16)から横方向に向って流れ、左右端のダクト(1
1)に至ってから下方へ流下するとともに、ダクト前面
に形成した冷気吹出口(12)から順次冷蔵室(2)内に
吹き出される。このとき、冷気ダクト(11)の最上部の
吹出口(12)は、従来構成では上から2段目の吹出口
(62″)に相当する位置であることから、冷気吹出量が
冷蔵室の上方部のみに偏向して冷蔵室内における上下方
向の冷却温度むらが発生することを少なくできるととも
に、冷却ファン(7)からダクト(11)への圧力損失を
低減して効率良く冷気を流通させ、冷気の流出量を減ず
ることなく冷蔵室内に均一に供給することができる。
【0029】なお、冷蔵室の背面左右に設けた上下方向
の冷気ダクト(11)中、一方のダクト下端(11a)は冷
蔵庫の下方における野菜室(3)の上端まで延出してお
り、先端に開口を設けて、野菜室(3)への冷気の吹出
口(12a)としている。
【0030】また、図5に示すように、圧力室(16)を
構成する下面(16a)を水平面とすれば、冷却ファン
(7)から左右ダクト(11)への冷気分配量を均等化す
ることができ、圧力損失の低減や冷蔵室内上下の冷却温
度むらを少なくして温度分布の均一化をより効果的にお
こなうことができる。
【0031】そしてまた、図6に示すように、冷却ファ
ン(7)下流の圧力室(16)の下面を、冷却ファンから
冷気ダクト(11)に向かう下方への傾斜面(16b)とす
れば、冷却ファン(7)の上部の回転方向に向かう方向
のダクト側への流量が大きくなる。すなわち、冷却ファ
ンの上部が左側に回転する場合は左側ダクト(11)への
冷気流量が多くなるものであり、これを利用すれば、例
えば、左右のダクトのうち、一方を野菜室(3)部分ま
で延長させて開口(12b)させ、野菜室の冷却を補助す
るような際は、このダクト(11a)側への冷気流量をよ
り多くすることができるなど、左右ダクトにおける冷気
分配量を調整することができる。
【0032】なお、冷蔵室の最上部左右の冷気吹出口
(62´)をなくしたことによって、従来に比し、最上段
の載置棚部(65´)における冷却能力が不足するような
場合には、冷蔵庫本体(1)背面からの斜視図である図
7に示すように、天井ダクト(9)の一部に最上段の棚
用開口(17)を設ければよい。
【0033】上記構成とすれば、冷却ファン(7)から
天井ダクト(9)に流入した冷気の一部が、前記開口
(17)から最上段の棚上に吹き出されることになり、冷
却不足を補うことができる。
【0034】なお、上記構成においては、冷蔵室におけ
る冷却ファンおよびダクト構成を実施例として説明した
が、これに限らず、比較的大きな収納容量を有する貯蔵
室であれば、冷凍室や他の貯蔵室構成でも適用できるも
のであることはいうまでもない。
【0035】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されており、
請求項1の発明によれば、簡単な構成で、冷気吹出量が
貯蔵室の上方部のみに偏向して貯蔵室内における上下方
向の冷却温度むらが発生することを少なくでき、均一な
温度分布を得ることができる。
【0036】請求項2の発明によれば、冷気ダクト上部
の圧力損失が大きくなって冷気が流れにくくなることを
防ぎ、貯蔵室内に対する上下方向の冷気流入量のむらを
小さくできるとともに、冷気の流れをスムーズにして全
体の冷気量を増加させることができる。
【0037】請求項3の発明によれば、冷気通路の屈曲
角度を少なくすることができ、圧力損失の低下を少なく
して、冷気を流れ易くすることができる。
【0038】請求項4の発明によれば、冷却ファンから
左右両側の冷気ダクトへの冷気分配量を均等にすること
ができるとともに、室内上下方向の冷気流入量むらを小
さくして、冷却温度のより均一化をおこなうことができ
る。
【0039】請求項5の発明によれば、両側の冷気ダク
トのうち一方への冷気流量を大きくでき、貯蔵室内の必
要とする部分への冷気分配量を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す冷蔵庫ダクト部分の
概略正面図である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】図1の冷却ファンおよび冷気ダクト部分の正面
図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す冷気ダクト部分の斜
視図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示す図5と同一部
分の斜視図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例を示す冷気ダクト部
分の斜視図である。
【図8】本発明の従来例を示す図1と同一部分の正面図
である。
【図9】従来例を示す図8の斜視図である。
【符号の説明】
1…冷蔵庫本体 2…冷蔵室 3…野
菜室 4…冷凍室 6…冷蔵室用冷却器 7…冷
却ファン 9…天井ダクト 10…冷気吹出口 11…冷
気ダクト 12…冷気吹出口 13…円弧状部 14…冷
気通路 15…商品載置棚 16…圧力室 16a…
圧力室下面 16b…下方傾斜面 17…最上段棚用開口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵室の背面に冷却器および冷却器の上
    部に冷却ファンを設け、冷却器で生成した冷気を冷却フ
    ァンの前面から貯蔵室天井部および貯蔵室の背面両側の
    上下方向に設けた冷気ダクトを介して貯蔵室内に吹き出
    し冷却制御するものにおいて、貯蔵室両側の冷気ダクト
    から貯蔵室内への最上段の冷気吹出口は、前記冷却ファ
    ンの下端高さ位置からわずか下方の位置に開口させ、さ
    らに下方に向かって貯蔵室内を所定区画に区分する複数
    の食品載置棚に対応して冷気吹出口を穿設したことを特
    徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷気ダクトを冷却ファンの側部から下方
    に位置させ、ダクトの外側端部から冷却ファンの側面上
    部位置に亙って円弧状部を形成し曲面で連結するように
    したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 冷却ファン前面に形成した圧力室から冷
    気ダクトに繋がる冷気通路の室内側の面をダクトの外側
    端に接続させたことを特徴とする請求項1または2記載
    の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 冷却ファン前面の圧力室の下面を水平に
    して貯蔵室両側の冷気ダクトに接続させたことを特徴と
    する請求項1乃至3記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 冷却ファン前面の圧力室の下面を冷気ダ
    クトに向けて下方向に傾斜して接続させたことを特徴と
    する請求項1乃至3記載の冷蔵庫。
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