JP2003239497A - 外壁材の取付金具及びこの取付金具を用いた施工方法 - Google Patents

外壁材の取付金具及びこの取付金具を用いた施工方法

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JP2003239497A
JP2003239497A JP2002045587A JP2002045587A JP2003239497A JP 2003239497 A JP2003239497 A JP 2003239497A JP 2002045587 A JP2002045587 A JP 2002045587A JP 2002045587 A JP2002045587 A JP 2002045587A JP 2003239497 A JP2003239497 A JP 2003239497A
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JP
Japan
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wall material
mounting bracket
locking
wall
mounting fitting
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JP2002045587A
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Akihiro Fujiwara
章洋 藤原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外壁材の目地部の直線度がでる施工が簡便で
あり、取付金具の第二係止部に雨水の滞留もない外壁材
の取付金具及びこの取付金具を用いた施工方法を提供す
るものである。 【解決手段】 外壁材の板体をした取付金具本体1の前
面の中央部の略水平方向の両端部に上方に屈曲した上方
の外壁材の下端を係止する第一係止部2a,2bを形成
し、この第一係止部2a,2bの間に下方の外壁材の上
端を係止するように垂下する第二係止部3を形成すると
ともに第二係止部3の水平部4の略中央部に前面から木
口が見えるように切り降ろし片5を垂下して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木質板、セメント
板、パルプセメント板,珪酸カルシウム板等で四辺あい
じゃくり実部を設けた外壁材の取付金具及びこの取付金
具を用いた施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に示したように、外壁材の板体をし
た取付金具本体20の前面の中央部の略水平方向の両端
部に上方に屈曲した上方の外壁材の下端を係止する第一
係止部21a、21bを形成し、この第一係止部21
a、21bの間に下方の外壁材の上端を係止するように
垂下する第二係止部22を形成した外壁材の取付金具2
3が用いられていた。しかしながら、このような外壁材
の取付金具23を用いて下方の外壁材の目地部の上端を
中央に位置させようとすると第二係止部22の水平方向
に位置ズレが生じて上下外壁材の目地の直線度ができに
くく施工が面倒なものとなるという問題があった。又、
第二係止部22上の雨水が滞留しやすくなり外壁材の表
面を汚すようになるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点の
解決を目的とするものであり、外壁材の目地部の直線度
がでる施工が簡便であり、取付金具の第二係止部に雨水
の滞留もない外壁材の取付金具及びこの取付金具を用い
た施工方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
外壁材の取付金具は、外壁材の板体をした取付金具本体
の前面の中央部の略水平方向の両端部に上方に屈曲した
上方の外壁材の下端を係止する第一係止部を形成し、該
第一係止部の間に下方の外壁材の上端を係止するように
垂下する第二係止部を形成するとともに第二係止部の水
平部の略中央部に前面から木口が見えるように切り降ろ
し片を垂下して成るものである。
【0005】したがって、切り降ろし片を設けることで
外壁材の目地部の直線度がでるとととに施工が簡便であ
り、取付金具の水抜き効果により第二係止部に雨水の滞
留もない外壁材の取付金具を得ることができる。
【0006】本発明の請求項2記載の外壁材の取付金具
は、請求項1記載の外壁材の取付金具本体に釘、ビス等
の固着孔を形成したことを特徴とするものである。
【0007】したがって、一般木造住宅や鉄骨住宅の外
壁材の取付金具として簡単に取付けができるので有用な
ものである。
【0008】本発明の請求項3記載の外壁材の取付金具
を用いた施工方法は、外壁材の取付金具を外壁材のコー
ナー部が位置するように複数個配設し、第一係止部の略
中央部に上方の外壁材の下端の当接目地が配設され、さ
らに下方の外壁材の上端が切り降ろし片を挟持するよう
にして固着することを特徴とするものである。
【0009】したがって、外壁材の取付金具の切り降ろ
し片で外壁材の上端が位置決めされるので、外壁材の目
地の直線度がでて施工が簡便となる。
【0010】本発明の請求項4記載の外壁材の取付金具
を用いた施工方法は、請求項3記載の外壁材が四辺あい
じゃくりを形成したものを用いることができるので施工
後の反りもなく仕上がりが良好となる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示したように、本
発明の一実施形態に係わる外壁材の取付金具Aは、木質
板、セメント板、パルプセメント板,珪酸カルシウム板
等でできた外壁材の板体をした取付金具本体1の前面の
中央部の略水平方向の両端部に上方に屈曲した上方の外
壁材の下端を係止する第一係止部2a,2bを形成し、
この第一係止部2a,2bの間に下方の外壁材の上端を
係止するように垂下する第二係止部3を形成するととも
に第二係止部3の水平部4の略中央部に前面から木口が
見えるように切り降ろし片5を垂下して成るものであ
る。この外壁材の取付金具Aの材質は、鉄製やアルミニ
ウム製の金属製が用いられる。
【0012】そして、外壁材の取付金具Aの上方の取付
金具本体1には、釘、ビス等の固着孔7が形成され、こ
の釘、ビス等を用いて一般木造住宅や鉄骨住宅の外壁材
の取付金具Aとして簡単に取付けができる。
【0013】このとき、外壁材6は四辺あいじゃくり実
部を設けたものを用いても良く、通常の二辺あいじゃく
りを形成したものを用いても良い。
【0014】したがって、この外壁材の取付金具Aを用
いることで、切り降ろし片5によって外壁材6の目地部
7の直線度がでるとともに施工が簡便であり、取付金具
の水抜き効果により第二係止部に雨水の滞留もない外壁
材の取付金具を得ることができる。特に四辺あいじゃく
り実部を用いた場合の外壁材6の施工に有効である。
【0015】図4(a),(b)に示した木質板、セメ
ント板、パルプセメント板,珪酸カルシウム板等できて
おり、雌実部と雄実部とを形成した四辺あいじゃくり実
部を設けた外壁材6である。この外壁材6を用いて、前
述した外壁材の取付金具Aで施工する方法を図5に基づ
いて以下に説明する。
【0016】一般木造住宅や鉄骨住宅の間柱や合板等の
壁下地材上に定ピッチで外壁材の取付金具Aを間隔をお
いて固着孔8に釘やビス等で固着する。(図示せず)こ
のとき、外壁材の取付金具Aの第二係止部3の水平部4
の略中央部に前面から木口が見えるように垂下形成され
た切り降ろし片5を中心として外壁材6a,6bの縦方
向のをあいじゃくりを当接させながら第二係止部3内に
係止する。その後、上方に配設される外壁材6、6(図
示せず)も第一係止部2a,2b上に係止しながら下方
の外壁材6a,6bの縦目地に合わせて係止する。
【0017】このようにして施工すると、外壁材の取付
金具Aの切り降ろし片5で外壁材6の上端が位置決めさ
れるので、外壁材の目地の直線度がでて施工が簡便とな
る。又、外壁材の取付金具Aの切り降ろし片5の開口部
が水抜き孔の役目をするので第二係止部に雨水の滞留す
ることもない。さらに、外壁材が四辺あいじゃくり実部
を形成したものを用いることができるので施工後の反り
もなく仕上がりが良好となる。
【0018】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の外
壁材の取付金具は、外壁材の板体をした取付金具本体の
前面の中央部の略水平方向の両端部に上方に屈曲した上
方の外壁材の下端を係止する第一係止部を形成し、この
第一係止部の間に下方の外壁材の上端を係止するように
垂下する第二係止部を形成するとともに第二係止部の水
平部の略中凹部に前面から木口が見えるように切り降ろ
し片を垂下しているから、切り降ろし片を設けることで
外壁材の目地部の直線度がでるとともに施工が簡便であ
り、取付金具の水抜き効果により第二係止部に雨水の滞
留もない外壁材の取付金具を得ることができる。
【0019】本発明の請求項2記載の外壁材の取付金具
は、外壁材の取付金具本体に釘、ビス等の固着孔を形成
しているので、一般木造住宅や鉄骨住宅の外壁材の取付
金具として簡単に取付けができ有用なものである。
【0020】本発明の請求項3記載の外壁材の取付金具
を用いた施工方法は、外壁材の取付金具を外壁材のコー
ナー部が位置するように複数個配設し、第一係止部の略
中央部に上方の外壁材の下端の当接目地が配設され、さ
らに下方の外壁材の上端が切り降ろし片を挟持するよう
にして固着しているので、外壁材の取付金具の切り降ろ
し片で外壁材の上端が位置決めされるので、外壁材の目
地の直線度がでて施工が簡便となる。又、取付金具の水
抜き効果により第二係止部に雨水の滞留もないので外壁
材の表面の汚れもない。
【0021】本発明の請求項4記載の外壁材の取付金具
を用いた施工方法は、外壁材が四辺あいじゃくりを形成
したものを用いることができるので施工後の反りもなく
仕上がりが良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外壁材の取付金具の正面図である。
【図2】本発明の図1の外壁材の取付金具の右側面図で
ある。
【図3】本発明の外壁材の取付金具の斜視図である。
【図4】(a)は本発明の外壁材の正面図であり、
(b)は(a)の側断面図である。
【図5】本発明の外壁材の取付金具を用いて外壁材を施
工した状態を示す正面図である。
【図6】従来の外壁材の取付金具の斜視図である。
【符号の説明】
A 外壁材の取付金具 1 取付金具本体 2 第一係止部 3 第二係止部 4 水平部 5 切り降ろし片 6 外壁材 7 目地部 8 固着孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁材の板体をした取付金具本体の前面
    の中央部の略水平方向の両端部に上方に屈曲した上方の
    外壁材の下端を係止する第一係止部を形成し、該第一係
    止部の間に下方の外壁材の上端を係止するように垂下す
    る第二係止部を形成するとともに第二係止部の水平部の
    略中央部に前面から木口が見えるように切り降ろし片を
    垂下して成る外壁材の取付金具。
  2. 【請求項2】 上記外壁材の取付金具本体に釘、ビス等
    の固着孔を形成したことを特徴とする請求項1記載の外
    壁材の取付金具。
  3. 【請求項3】 上記外壁材の取付金具を外壁材のコーナ
    ー部が位置するように複数個配設し、第一係止部の略中
    央部に上方の外壁材の下端の当接目地が配設され、さら
    に下方の外壁材の上端が切り降ろし片を挟持するように
    して固着することを特徴とする外壁材の取付金具を用い
    た施工方法。
  4. 【請求項4】 上記外壁材が四辺あいじゃくり実部を形
    成したことを特徴とする請求項3記載の外壁材の取付金
    具を用いた施工方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006144338A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Showa Denko Kenzai Kk 壁構造、外装材用係止金具、窯業系外壁材およびその施工方法
JP2007270576A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 外装材の取付構造
CN100445501C (zh) * 2005-03-11 2008-12-24 日吉华株式会社 外墙板用固定部件及使用该部件的外墙施工构造及方法
JP2017166227A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 ニチハ株式会社 外装材の取付具及び建物の外装構造

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