JP2003239072A - 成膜装置 - Google Patents

成膜装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の成膜用ガスを円滑に合流し均一な濃度分
布で混合された反応ガスが得られる成膜装置を提供す
る。 【解決手段】本発明の成膜装置は、複数の成膜用ガスを
合流混合して真空槽3内に供給するための混合器7を有
する。混合器7は、成膜用ガスのうち所定の成膜用ガス
を、その合流部分において渦流を形成するための渦流形
成用導入管71、72と、成膜用ガスのうち所定の成膜
用ガスを前記渦流に向って導入するガス導入管75とを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空中で膜を形成
する成膜装置に関し、特にMOCVD装置における膜特
性の均一化を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体基板の大口径化によって、
基板上に形成される薄膜の厚さ分布の均一化や多元素系
プロセスにおける組成分布の均一化を実現することが重
要な課題となっている。
【0003】MOCVD法によって成膜を行う場合、酸
化物薄膜の膜厚や組成の面内均一化の重要なパラメータ
の一つとしてガスの混合がある。すなわち、成膜の際に
酸素ガスと原料ガスが十分に混合されないと、成膜ガス
に濃度分布が生じ、成膜速度や濃度比率が不均一になっ
て基板上における面内分布が大きくなってしまうという
問題がある。
【0004】従来、ガスの混合方法については、種々の
提案がなされているが、そのほとんどが各成膜対象物に
最適化されたものであり、製造装置の設計が異なると最
適の条件で混合することができない。
【0005】一方、MOCVD法においては、気相中の
MOガスと反応ガスとの反応を極力抑え基板表面におけ
るガス種の化学反応を利用するフローモジュレーション
法やALD法により膜の化学的純度(組成)と物理的純
度(結晶性、付き周り性)の向上が検討されている。
【0006】このようなプロセスにおいては、MOガス
と反応ガスの不活性ガスによる希釈、置換等を速やかに
行うことが必要とされており、高速ガス混合、希釈及び
置換を可能にする気化器が求められている。
【0007】図7は、従来の成膜装置の概略構成を示す
ものである。図7に示すように、この成膜装置101に
おいては、成膜室102内に配置された基板103に対
し、シャワーヘッド104を介して導入された反応ガス
105が基板の表面の近傍に供給されるようになってい
る。
【0008】この場合、気化器106によって気化され
配管107によって導かれた原料ガスと、配管108に
よって導かれた反応ガスとが、Y字状の混合部109に
おいて混合され、シャワーヘッド104に供給される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、MOCVD
法による成膜は、低真空で行われる場合が多く、ガス流
は層流を形成する場合が多い。層流の場合、従来のY字
状のような単純な配管の結合では、複数の成膜用ガスは
層状のまま合流するのみで、良好な混合が行われないと
いう問題がある。
【0010】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、複数の成膜用ガスを円
滑に合流し均一な濃度分布で混合された反応ガスが得ら
れる成膜装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1記載の発明は、複数の成膜用ガスを
合流混合して真空槽内に供給するための混合器を有する
成膜装置であって、前記混合器が、前記成膜用ガスのう
ち所定の成膜用ガスを、その合流部分において渦流を形
成するための渦流形成部と、前記成膜用ガスのうち所定
の成膜用ガスを前記渦流に向って導入するガス導入部と
を有するものである。請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明において、前記渦流形成部は、曲面形状に形
成された渦流形成面と、該渦流形成面に対して前記所定
の成膜用ガスを吹き付けるように構成された渦流形成用
導入部とを有する成膜装置である。請求項3記載の発明
は、請求項1又は2のいずれか1項記載の発明におい
て、前記渦流形成用導入部が複数設けられている成膜装
置である。請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明
において、前記渦流形成用導入部が二つ設けられている
成膜装置である。請求項5記載の発明は、請求項3又は
4のいずれか1項記載の発明において、前記渦流形成用
導入部は、各渦流形成用導入部から導入した成膜用ガス
が同方向の渦流を形成するように構成されている成膜装
置である。請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のい
ずれか1項記載の発明において、前記ガス導入部は、そ
の断面形状が環状に形成されている成膜装置である。請
求項7記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項記
載の発明において、前記渦流形成用導入部は、前記真空
槽に供給されるガス流に対し下流側に傾斜させて設けら
れている成膜装置である。
【0012】このような構成を有する本発明の場合、成
膜時に混合器の合流部分において渦流が形成され、この
渦流に向って所定の成膜用ガスを導入することによっ
て、複数の成膜用ガスが円滑に合流され、均一な濃度分
布で混合された反応ガスが得られる。
【0013】そして、この反応ガスを真空槽内の成膜対
象物に供給すれば、均一な膜厚及び組成の薄膜を形成す
ることが可能になる。
【0014】本発明においては、渦流形成部を、曲面形
状に形成された渦流形成面と、この渦流形成面に対して
所定の成膜用ガスを吹き付けるように構成された渦流形
成用導入部とを有するようにすれば、簡素な構成の混合
器を得ることができる。
【0015】また、本発明にあっては、上述した渦流形
成用導入部を複数(例えば二つ)設ければ、簡素な構成
で十分の混合能力を有する成膜装置を得ることができ
る。
【0016】さらに、渦流形成用導入部を、各渦流形成
用導入部から導入した成膜用ガスが同方向の渦流を形成
するように構成すれば、より円滑なガスの混合を行うこ
とが可能になる。
【0017】一方、ガス導入部として、その断面形状が
環状に形成されているものを用いれば、混合器の合流部
分に形成された渦流の外周部分に所定の成膜用ガスが供
給され、このガスは渦流によって中心部分に向って拡散
して混合される。
【0018】その結果、本発明によれば、成膜用ガスを
より円滑に合流して均一な濃度分布で混合された反応ガ
スを得ることができる。
【0019】さらにまた、渦流形成用導入部を、真空槽
に供給されるガス流に対し下流側に傾斜させて設けるよ
うにすれば、成膜用ガスがガス流の下流側に向って導入
されるので、合流部分においてガスが逆流することな
く、効率良く反応ガスを導入することが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る成膜装置の好
ましい実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の実施の形態であるMOC
VD装置の概略全体構成図である。図1に示すように、
本実施の形態のMOCVD装置1は、成膜対象物である
基板2に対して成膜を行うためのほぼ円筒形状の真空槽
3を有し、この真空槽3は、図示しない真空排気系に接
続されている。
【0022】真空槽3内の成膜室30にはステージ4が
設けられ、このステージ4上に基板2が載置される。成
膜室3の上部ににはシャワーヘッド5が設けられてい
る。
【0023】そして、原料供給器(図示せず)から送出
された有機金属材料を気化するための気化器6が、後述
するガス導入管(ガス導入部)75、混合器7及び配管
8を介してシャワーヘッド9に接続されている。
【0024】本実施の形態にあっては、酸素供給源1
0、11が二つ設けられ、各酸素供給源10、11は、
マスフローコントローラ12、13及び渦流形成用導入
管71、72を介してそれぞれ混合器7に接続されてい
る。
【0025】そして、混合器7によって混合され、シャ
ワーヘッド9に供給された反応ガス20は、シャワーヘ
ッド9に設けた多数のノズルを介して基板2の表面に向
って吹き出され、これにより基板2の表面に反応ガス2
0を供給するようになっている。
【0026】なお、基板2の表面に供給された反応ガス
20は、図示しない排気管を介して成膜室30の外部に
排出されるようになっている。
【0027】図2(a)〜(c)は、本実施の形態の混
合器の構成を示すもので、図2(a)は、同混合器の外
観を示す平面図、図2(b)は、図2(a)のA−A線
断面図、図2(c)は、図2(b)のB−B線断面図で
ある。また、図3は、本実施の形態の作用を示す説明図
である。
【0028】図1及び図2(b)に示すように、本実施
の形態の混合器7Aは、鉛直方向に延びる円筒形状の本
体部70を有し、この本体部70に対して直交するよう
に、すなわち、T字状に水平に延びるように渦流形成用
導入管(渦流形成用導入部)71、72が連結されてい
る。
【0029】本実施の形態の場合、各渦流形成用導入管
71、72は、同じ高さ位置に設けられている。
【0030】一方、図2(a)に示すように、渦流形成
用導入管71、72の水平方向の位置関係については、
その中心軸を所定距離だけずらして平行に配設されてい
る。
【0031】本発明の場合、渦流形成用導入管71、7
2のずらす距離については特に限定されることはない
が、良好な気体の混合を行う観点からは、本体部70内
径をD 70、渦流形成用導入管71、72の内径をD71
72とした場合、D71=D72≦D70/2とすることが好
ましい。
【0032】このような構成により、各渦流形成用導入
管71、72の中心軸の延長線が、本体部70の内壁に
よって構成される円筒面状の渦流形成面73、74と対
向するようになっている(図2(c)参照)。
【0033】一方、ガス導入管75は、本体部30と平
行に、すなわち、本実施の形態の場合は鉛直方向に延び
るように本体部30に連結されている。
【0034】これにより、本実施の形態においては、渦
流形成用導入管71、72とガス導入管75とが、互い
に直交するように構成されている。
【0035】上述した構成を有する本実施の形態におい
て成膜時に各渦流形成用導入管71、72から酸素ガス
を導入すると、酸素ガスは、それぞれ円筒面状の渦流形
成面73、74に吹き付けられて渦流形成面73、74
に沿う方向に偏向され、図3に示すように、時計回り方
向に進む渦状のガス流が形成される。
【0036】この場合、各渦流形成用導入管71、72
から導入する酸素の量をマスフローコントローラ12、
13によって所定の値となるように調整する。
【0037】さらに、この渦状の酸素ガス流に対して鉛
直上方から原料ガスを供給すると、原料ガスと酸素ガス
とが円滑に合流され、これらが均一な濃度分布で混合さ
れた反応ガス20が得られる。
【0038】そして、この反応ガス20をシャワーヘッ
ド9を介して基板に供給すれば、均一な膜厚及び組成の
薄膜を形成することが可能になる。
【0039】図4(a)〜(c)は、本発明の他の実施
の形態の混合器を示すもので、図4(a)は、同混合器
の外観を示す平面図、図4(b)は、図4(a)のC−
C線断面図、図4(c)は、図4(b)のD−D線断面
図である。以下、上記実施の形態と対応する部分につい
ては同一の符号を付しその詳細な説明を省略する。
【0040】図4(a)〜(c)に示すように、本実施
の形態の混合器7Bは、一つの渦流形成用導入管71が
設けられたものである。この渦流形成用導入管71は、
上記実施の形態のものと同様の構成を有している。ま
た、ガス導入管75も、上記実施の形態のものと同様の
構成を有している。
【0041】本実施の形態において成膜時に渦流形成用
導入管71から酸素ガスを導入すると、図4(c)に示
すように、酸素ガスは、本体部30の渦流形成面73、
74に吹き付けられて渦流形成面73、74に沿う方向
に偏向され、時計回り方向に進む渦状のガス流が形成さ
れる。
【0042】さらに、この渦状の酸素ガス流に対して鉛
直上方のガス導入管75から原料ガスを供給すると、原
料ガスと酸素ガスとが円滑に合流され、これらが均一な
濃度分布で混合された反応ガス20が得られる。
【0043】そして、この反応ガス20をシャワーヘッ
ド9を介して基板に供給すれば、上記実施の形態と同様
に、均一な膜厚及び組成の薄膜を形成することができ
る。その他の構成及び作用効果については上述の実施の
形態と同一であるのでその詳細な説明を省略する。
【0044】図5(a)〜(c)は、本発明の更なる他
の実施の形態の混合器を示すもので、図5(a)は、同
混合器の外観を示す平面図、図5(b)は、図5(a)
のE−E線断面図、図5(c)は、図5(b)のF−F
線断面図である。以下、上記実施の形態と対応する部分
については同一の符号を付しその詳細な説明を省略す
る。
【0045】本実施の形態の混合器7Cは、断面形状が
環状のガス導入管75Cを用いて原料ガスを導入するよ
うにした点が上記実施の形態と異なるものである。
【0046】この場合、ガス導入管75Cの外径は、本
体部70の外径と同一となるように設定されている。
【0047】このような構成を有する本実施の形態にあ
っては、混合器7Cの合流部分に形成された渦状酸素ガ
ス流の外周部分に原料ガスが供給され、この原料ガスは
渦状酸素ガス流によって中心部分に向って拡散して混合
される。
【0048】その結果、本実施の形態によれば、原料ガ
スと酸素ガスとがより円滑に合流され、均一な濃度分布
で混合された反応ガス20が得られるので、均一な膜厚
及び組成の薄膜を形成することができる。その他の構成
及び作用効果については上述の実施の形態と同一である
のでその詳細な説明を省略する。
【0049】図6(a)(b)は、本発明の更なる他の
実施の形態の混合器を示すもので、図6(a)は、同混
合器の外観を示す平面図、図6(b)は、図6(a)の
G−G線断面図である。以下、上記実施の形態と対応す
る部分については同一の符号を付しその詳細な説明を省
略する。
【0050】図6(a)(b)に示すように、本実施の
形態の混合器7Dは、渦流形成用導入管71、72が、
混合器7Dの合流部分において鉛直上方側、すなわち、
ガス流の下流側に傾斜させて本体部30に連結されてい
る点が上記実施の形態と異なるものである。
【0051】このような構成を有する本実施の形態によ
れば、酸素ガスがガス流の下流側に向って導入されるの
で、合流部分においてガスが逆流することなく、効率良
く反応ガスを導入することが可能になる。その他の構成
及び作用効果については上述の実施の形態と同一である
のでその詳細な説明を省略する。
【0052】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。例えば、
上述の実施の形態においては、酸素ガス導入管から酸素
ガスを導入する一方で、原料ガス導入管から原料ガスを
導入するようにしたが、本発明はこれに限られず、導入
するガスの組み合わせについて、種々の変更が可能であ
る。
【0053】また、酸素ガス導入管から原料ガスと反応
ガスを導入する一方で、反応ガス導入管から例えば不活
性ガス等の希釈ガスを導入することも可能である。
【0054】この場合、マスフローコントローラーによ
って原料ガスと反応ガスの導入量を交互に増加、減少さ
せ、基板表面における原料ガスと反応ガスの濃度を調整
するようにすれば、基板表面における原料ガスと反応ガ
スの吸着乖離平衡と反応を制御でき、これにより膜の化
学的純度(組成)と物理的純度(結晶性、付き周り性)
の向上を図ることができる。
【0055】また、マスフローコントローラーの代わり
にバルブを設け、原料ガスと反応ガスをタイミングをず
らして交互に導入することによっても、基板表面におけ
る原料ガスと反応ガスの濃度を交互に増減させることが
でき、これにより膜の化学的純度(組成)と物理的純度
(結晶性、付き周り性)の向上を図ることができる。
【0056】さらにまた、本発明はMOCVD装置に限
らず、ガスの均一混合を必要とする他のCVD装置や種
々の真空処理装置に適用することができる。
【0057】ただし、ガス流の制御が有効な1Pa〜1
0000Paの圧力範囲で使用される減圧MOCVD装
置に適用した場合に最も有効なものである。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、複数
の成膜用ガスを円滑に合流し均一な濃度分布で混合され
た反応ガスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるMOCVD装置の概
略全体構成図
【図2】(a):同実施の形態の混合器の外観を示す平
面図 (b):図2(a)のA−A線断面図 (c):図2(b)のB−B線断面図
【図3】同実施の形態の作用を示す説明図
【図4】(a):本発明の他の実施の形態の混合器の外
観を示す平面図 (b):図4(a)のC−C線断面図 (c):図4(b)のD−D線断面図
【図5】(a):本発明の更なる他の実施の形態の混合
器の外観を示す平面図 (b):図5(a)のE−E線断面図 (c):図5(b)のF−F線断面図
【図6】(a):本発明の更なる他の実施の形態の混合
器の外観を示す平面図 (b):図6(a)のG−G線断面図
【図7】従来の成膜装置の概略構成図
【符号の説明】
1…MOCVD装置 2…基板(成膜対象物) 3…真
空槽 7…混合器 20…反応ガス 71、72…渦流
形成用導入管(渦流形成用導入部) 73、74…渦流
形成面 75…ガス導入管(ガス導入部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 寛人 静岡県裾野市須山1220−1 株式会社アル バック半導体技術研究所内 (72)発明者 増田 健 静岡県裾野市須山1220−1 株式会社アル バック半導体技術研究所内 (72)発明者 梶沼 雅彦 静岡県裾野市須山1220−1 株式会社アル バック半導体技術研究所内 (72)発明者 山田 貴一 静岡県裾野市須山1220−14 株式会社アル バック富士裾野工場内 Fターム(参考) 4K030 AA11 EA05 EA08 5F045 AA04 BB02 DP03 EE02 EE05 EF05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の成膜用ガスを合流混合して真空槽内
    に供給するための混合器を有する成膜装置であって、 前記混合器が、前記成膜用ガスのうち所定の成膜用ガス
    を、その合流部分において渦流を形成するための渦流形
    成部と、前記成膜用ガスのうち所定の成膜用ガスを前記
    渦流に向って導入するガス導入部とを有する成膜装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発明において、前記渦流形
    成部は、曲面形状に形成された渦流形成面と、該渦流形
    成面に対して前記所定の成膜用ガスを吹き付けるように
    構成された渦流形成用導入部とを有する成膜装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2のいずれか1項記載の発明
    において、前記渦流形成用導入部が複数設けられている
    成膜装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の発明において、前記渦流形
    成用導入部が二つ設けられている成膜装置。
  5. 【請求項5】請求項3又は4のいずれか1項記載の発明
    において、前記渦流形成用導入部は、各渦流形成用導入
    部から導入した成膜用ガスが同方向の渦流を形成するよ
    うに構成されている成膜装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか1項記載の発明
    において、前記ガス導入部は、その断面形状が環状に形
    成されている成膜装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至5のいずれか1項記載の発明
    において、前記渦流形成用導入部は、前記真空槽に供給
    されるガス流に対し下流側に傾斜させて設けられている
    成膜装置。
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