JP2003238099A - フォークリフトのハンドルロック装置 - Google Patents

フォークリフトのハンドルロック装置

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JP2003238099A
JP2003238099A JP2002036291A JP2002036291A JP2003238099A JP 2003238099 A JP2003238099 A JP 2003238099A JP 2002036291 A JP2002036291 A JP 2002036291A JP 2002036291 A JP2002036291 A JP 2002036291A JP 2003238099 A JP2003238099 A JP 2003238099A
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steering wheel
traveling
handle
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Tadashi Baba
正 馬場
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動ステアリング走行中はハンドルを中立位
置にロックしてオペレータが支え易くすると共に、手動
ステアリング走行への切り換えを早くできるようにする
こと。 【解決手段】 自動ステアリング走行中にオペレータが
自身を支えるためにハンドル7を持つと、ハンドル7は
回転する。このハンドル7の回転をギヤ52を介して検
出器56が回転角を検出し、この検出信号を制御装置5
7に出力する。そして、制御装置57は、ハンドル7が
回転した角度だけギヤ52を反対方向に回転させるべく
モータ58を回転制御する。このモータ58の回転によ
り電磁クラッチ54を介してギヤ52が回転し、ハンド
ル7は元の位置である中立点に復帰することになる。ま
た、ハンドル7が上記とは逆方向に回転すると、制御装
置57によりモータ58を上記とは逆方向に回転させて
ハンドル7を中立点に復帰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動ステアリング
走行機能と手動ステアリング走行機能の2つの機能を備
えているフォークリフトのハンドルロック装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、対向して構築されているラッ
クの間に形成された走行路内に進入してピッキング作業
(荷役作業)を行なうフォークリフトとして、例えば、
図11に示すようなものがある。このフォークリフト1
は、車体3にマスト装置2を昇降可能に装着し、該マス
ト装置2にはオペレータが乗って運転・操作を行なう運
転台4が設けられている。また、この運転台4には、ハ
ンドル7及び車体3の幅方向に移動でき、且つ旋回動可
能なフォークを備えた荷役具5が設けられており、ラッ
クに保管されている種々の荷の搬入、搬出を行なうよう
になっている。
【0003】このフォークリフト1には、自動ステアリ
ング走行機能と手動ステアリング走行機能の2つの機能
を備えており、図12に示すように、ラック8の間の走
行路9内では、床面に敷設されている誘導線11を検知
しながら走行する自動ステアリング走行機能により操舵
輪は自動操舵で行なわれ、オペレータはアクセル操作の
み行なって任意の速度で走行できるようになっている。
また、手動ステアリング走行機能は、上記走行路9以外
の場所で操舵輪の操舵及びアクセル操作を手動で行なう
ようになっている。
【0004】上記自動ステアリング走行機能と手動ステ
アリング走行機能を有するフォークリフト1において、
運転・操作用のハンドル装置と操舵輪を直接制御する操
舵装置との間は常時機械的に分離されて電気出力の信号
線で接続されている電気リンク式と、ワイヤあるいはチ
ェーンなどで機械的にハンドル装置と操舵装置とがリン
クされている機械リンク式の2種類がある。自動ステア
リング走行制御中では、電気リンク式の場合にハンドル
は常時フリー状態となり、また、機械リンク式の場合で
は、途中に介設されている電磁クラッチを開放してハン
ドルをフリー状態にしている。
【0005】この自動ステアリング走行制御中にハンド
ルをフリーにする理由は、自動ステアリング走行中にハ
ンドルが操舵輪と連動して動かすと(回転させると)、
ハンドルにオペレータの手が挟まれるなどの危険が考え
られるからである。このように従来では、ハンドル装置
と操舵輪装置とが電気リンク式、あるいは機械リンク式
にリンクされている場合であっても、自動ステアリング
走行中はハンドルをフリー状態として、軽く回転する状
態となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハンド
ルは走行中にオペレータが体を支えるために左手で握る
ようになっているので、ハンドルが回転すると不安定と
なり、オペレータを支えにくいという問題があった。ま
た、自動ステアリング走行制御から手動ステアリング走
行制御に切り換える場合、操舵輪とハンドルとの位置は
共に中立の条件にて機械リンク式では電磁クラッチを接
続する必要がある。操舵輪は自動ステアリング走行制御
では中立になっているが、ハンドルはフリー状態なの
で、運転台4側に設けられている中立ランプを見ながら
ハンドルを中立にして手動に切り換えるようになってい
る。ハンドルは多回転タイプであるため、ハンドルを何
回も回転させて中立を見つける必要があり、この中立は
意外と見つけにくく手間がかかるという問題があった。
また、電気リンク式では、電磁クラッチ等の装置は必要
がないものの、手動に切り換えた時、ハンドルの現在位
置に操舵輪を一気に合わそうとするため、操舵輪が急旋
回して走行が不安定になるという問題もある。
【0007】本発明は上述の問題点に鑑みて提供したも
のであって、自動ステアリング走行中はハンドルを中立
位置にロックしてオペレータが支え易くすると共に、手
動ステアリング走行への切り換えを早くできるようにす
ることを目的としたフォークリフトのハンドルロック装
置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載のフォークリフトのハンドルロック装置では、ハ
ンドルはフリー状態となって操舵輪が自動で操舵されオ
ペレータはアクセル操作のみを行なう自動ステアリング
走行機能と、アクセル操作と操舵輪を操舵するハンドル
操作をオペレータが行なう手動ステアリング走行機能を
備えているフォークリフトにおいて、前記ハンドルの回
転を検出するセンサと、正逆回転可能なモータと、この
モータの出力軸と前記ハンドルの回転軸との間に介設さ
れ自動ステアリング走行中のみ接続されるクラッチと、
前記センサ出力にて前記モータを前記ハンドルの回転量
だけ該ハンドルを逆方向に回転制御する制御装置とで、
前記自動ステアリングによる走行中に前記ハンドルをロ
ックするロック手段を構成していることを特徴としてい
る。
【0009】かかる構成とすることで、自動ステアリン
グによる走行中は、オペレータがハンドルを持った際に
ハンドルが回転しようとしても、制御装置によりモータ
を介してハンドルが逆方向に回転し、ハンドルは常時ロ
ックされた状態となり、オペレータはハンドルを持って
体を支えることができ、安全に運転・操作でき、また、
自動ステアリング走行から手動ステアリング走行へ切り
換える場合にも、ハンドルは固定された状態、つまり、
切り換え時の中立の位置に固定されているため、従来の
ようにハンドルの中立位置を合わせる必要がなく、手動
ステアリング走行への復帰を早めることができる。
【0010】請求項2記載のフォークリフトのハンドル
ロック装置では、ハンドルはフリー状態となって操舵輪
が自動で操舵されオペレータはアクセル操作のみを行な
う自動ステアリング走行機能と、アクセル操作と操舵輪
を操舵するハンドル操作をオペレータが行なう手動ステ
アリング走行機能を備えているフォークリフトにおい
て、前記ハンドルの回転軸を自動ステアリングによる走
行中にロックを行なう電磁ブレーキで、前記自動ステア
リングによる走行中に前記ハンドルをロックするロック
手段を構成していることを特徴としている。
【0011】かかる構成とすることで、自動ステアリン
グによる走行中は、オペレータがハンドルを持った際に
ハンドルが回転しようとしても、電磁ブレーキによりハ
ンドルは常時ロックされた状態となり、オペレータはハ
ンドルを持って体を支えることができ、安全に運転・操
作でき、また、自動ステアリング走行から手動ステアリ
ング走行へ切り換える場合にも、ハンドルは固定された
状態、つまり、切り換え時の中立の位置に固定されてい
るため、従来のようにハンドルの中立位置を合わせる必
要がなく、手動ステアリング走行への復帰を早めること
ができる。また、主として電磁ブレーキのみでロック手
段を構成できるので、コストを安価に抑えることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1及び図2はハンドル装
置と操舵輪装置とが常時機械的に分離した電気リンク式
のフォークリフト1の全体構成を示しており、従来と同
一の要素には同一の番号を付している。なお、図2では
フォークなどからなる荷役具5は省略している。
【0013】図1及び図2において、フォークリフト1
は、操舵輪18を備えた車体3と、この車体3に固着さ
れている外マスト2Aと、この外マスト2Aの内側に沿
ってシリンダ(図示せず)により昇降自在とした内マス
ト2Bと、この内マスト2Bに沿って昇降自在とした運
転台4とで構成されている。車体3には、上記操舵輪1
8を駆動するステアリングモータ20と、操舵輪18の
操舵角を検知するポテンショメータ21とがギヤにより
連続して設けられている。また、操舵輪18を支持し、
且つ回転自在に支承されたマウントブラケット19には
これと一体に固着された枢軸22を介して操舵輪18の
向きを記した円板状のステアリングインジケータ23が
設けられている。このステアリングインジケータ23に
より現在の操舵輪18の操舵角が運転台4から容易に視
認できるようになっている。
【0014】さらに、操舵輪18には、A相、B相タイ
プのエンコーダからなり、フォークリフト1の車速と、
前進か後進かの走行極性とを判別する走行極性検知器S
が設けられており、この走行極性検知器Sによりフォー
クリフト1の動きを直接検出して正確な走行極性を得て
いる。なお、図示していないが操舵輪18は、駆動モー
タにより駆動される駆動輪として作動するものである。
【0015】また、車体3の前部と後部には磁気を検出
する検出素子を複数横方向に並べた前進用センサ26
と、後進用センサ28がそれぞれ配設されている。これ
らセンサ26、28は、地上に敷設された交流電流が流
れる誘導線11が発する磁界により誘起電圧が生じ、こ
の誘起電圧を検知し、複数の検出素子の中でどの素子が
一番強く誘導線11を検出したかによって車体3が左右
にずれたかを検出するようになっている。なお、前進用
センサ26は、車体3から延出形成されたアーム25に
配設されている。なお、これらセンサ26、28を磁気
センサで構成しているが、磁気を検出するピックアップ
コイルや光センサなどを用いるようにしても良い。
【0016】上記誘導線11は図12に示すように、ラ
ック8間の走行路9の略中央部に長手方向に沿って敷設
されており、走行路9内で自動ステアリング走行ができ
るようになっている。なお、誘導線11の他の例として
は、磁気テープや、反射率の高い材料からなる反射テー
プ等を用いても良い。
【0017】また、前記ステアリングインジケータ23
の上面には、ノブ23Aが設けられていて、操舵装置が
故障した際の非常時に、該ノブ23Aを手動で回動操作
することにより操舵輪18を操舵可能としている。
【0018】さらに、運転台4には、操舵輪18を転舵
するための信号を出力する回動自在なハンドル7と、誘
導線11を検知して自動ステアリング走行制御と手動ス
テアリング走行制御の切換が可能な状態の時に点灯する
表示灯34と、アクセル31と、自動ステアリング走行
制御と手動ステアリング走行制御との切り換えを行なう
切換スイッチ50(図3参照)とが設けられている。上
記ハンドル7には、該ハンドル7の操舵角を電気的に検
知するポテンショメータ13が取り付けられていて、ハ
ンドル7はこのポテンショメータ13を回動させるだけ
の軽微な力で回動できるようになっている。なお、本実
施形態では、ハンドル7と操舵輪18とを、常時機械的
に分離したフォークリフト1を用いている。
【0019】また、運転台4は車体3に対し、上下方向
に移動するため、両者間での電気信号の授受は、フレキ
シブルな信号線16を用いて行なっている。この信号線
16は、運転台4の下部に設けられたプーリ14、前記
内マスト2Bの上部に設けられたプーリ15及び車体3
に設けられたプーリ17に順次懸架されて運転台4から
車体3への接続を可能とすると共に、両者の相対距離が
変化しても対処可能としている。なお、この信号線16
には、光ファイバ等のデジタル通信式のものを用いても
良く、この場合には、光信号変換器等を付設することに
より通信が可能となる。
【0020】次に、本実施形態の電気ブロック図を示す
図3により作用を説明する。ハンドル7の操舵角を検知
するポテンショメータ13及び操舵輪18の操舵角を検
知するポテンショメータ21のそれぞれの検知信号は手
動ステアリング制御部24へ入力されている。手動ステ
アリング制御部24は、ポテンショメータ13、21か
らの両信号に基づき、モータ制御部37へ手動制御信号
Mを出力し、この手動制御信号Mに基づきモータ制御部
37がステアリングモータ20を駆動し、操舵輪18が
操舵されるようになっている。
【0021】また、前記運転台4に配設されている切換
スイッチ50は、オペレータにより手動ステアリング制
御部24または自動ステアリング制御部35のいずれか
を選択するものである。この切換スイッチ50からの選
択信号は、自動ステアリング制御部35、手動ステアリ
ング制御部24及び切換回路36へとそれぞれ出力され
ている。
【0022】フォークリフト1の前進用及び後進用の上
記各センサ26、28からの検知信号はそれぞれ自動ス
テアリング制御部35に入力されており、また、アクセ
ル31からの信号と、走行極性検知器Sの車速信号、前
進か後進かの走行極性信号と、前記切換スイッチ50か
らの選択信号とが自動ステアリング制御部35に入力さ
れていて、これらの信号入力によりモータ制御部37へ
自動制御信号Aを出力している。また、各前進用及び後
進用センサ26、28の検知信号は、誘導線検知部33
に入力されており、誘導線検知部33は走行極性検知器
Sの走行極性信号を受け取り、その信号が前進信号であ
れば、前進用センサ26からの信号を選択し、後進信号
であれば後進用センサ28からの信号を選択して自動ス
テアリング走行制御を行なう。
【0023】また、誘導線検知部33は、前記で選択さ
れた前進用センサ26または後進用センサ28の検出値
が所定のスレッシュホールド値より大きい場合に、それ
ぞれのセンサ26または28に誘導線11が存在する状
態と判断して、切換回路36に例えば、Hレベルの信号
を出力する。
【0024】切換回路36は、誘導線検知部33のHレ
ベルの信号と切換スイッチ50からの自動ステアリング
走行制御の選択信号とのアンド条件によりモータ制御部
37へ自動ステアリング制御への切換信号Cを出力す
る。これにより、モータ制御部37は、手動ステアリン
グ制御部24からの手動制御信号Mをリセットし、自動
ステアリング制御部35からの自動制御信号Aに基づい
て操舵輪18を誘導線11に沿って操舵を行なう。
【0025】逆に、自動ステアリング制御部35から手
動ステアリング制御部24への切り換えは、切換スイッ
チ50により手動ステアリング走行制御が選択され、且
つ走行極性検知器Sからの車速信号が所定の速度以下で
あるときに切換回路36が、この切り換えを許可する切
換信号Cを出力する。なお、車速が所定の速度以下のと
きに切り換えを許可しているので、自動ステアリング走
行制御中に、ハンドル7と操舵輪18との間に大きな角
度差が生じていても、速い速度でフォークリフト1が急
旋回するのを防止することができる。
【0026】図4は手動ステアリング制御部24の具体
回路図を示すものであり、この手動ステアリング制御部
24は、差動増幅器40と、パルス発生器39と、極性
判別器38とで構成されている。差動増幅器40は、前
記ポテンショメータ13、21を入力信号として、両入
力信号の偏差に比例した信号を出力する。この差動増幅
器40の出力信号はパルス発生器39と、極性判別器3
8とにそれぞれ入力され、極性判別器38は、差動増幅
器40の信号の極性判別を行なう一種の比較器である。
すなわち、極性判別器38の出力端には、ステアリング
モータ20を駆動する回転方向(正転、逆転)に応じた
論理レベルが生じるよう構成されている。
【0027】以上のように構成された手動ステアリング
制御部24からの出力信号により、モータ制御部37が
駆動されるものであり、このモータ制御部37は、トラ
ンジスタ、サイリスタ、FET(電界効果トランジス
タ)などのスイッチング素子CH1〜CH4をブリッジ
状に構成して、ステアリングモータ20の極性を変える
ように構成されている。すなわち、互いに対角線上のス
イッチング素子をオンすることで、所定の極性でステア
リングモータ20に電流を流すものである。
【0028】したがって、切換スイッチ50が手動ステ
アリング制御部24に切り換えられている状態で、手動
ステアリング制御部24でステアリングモータ20が駆
動されている状態では、ハンドル7と操舵輪18とは機
械的に接続されていないものの、両者の操舵角は相等し
く又は一定の比率となるよう制御されている。すなわ
ち、手動ステアリング制御部24により手動ステアリン
グ走行状態のときは、フォークリフト1の走行動作はア
クセル31に基づき駆動モータが制御されるとともに、
操舵動作は運転者によるハンドル7の回転動作に基づき
操舵輪18が操舵される。その結果、ラック8間の走行
路9以外の場所では、通常のフォークリフトと同様の機
能を果たす。
【0029】また、切換スイッチ50により自動ステア
リング制御部35が選択されている場合には、自動ステ
アリング制御部35は、周知のように前後の前進用セン
サ26、後進用センサ28から車体3の誘導線11に対
する偏差を差動増幅器などにより演算し、この偏差を無
くすようにステアリングモータ20を制御して前進ある
いは後進の自動ステアリング走行が行なわれる。このよ
うに、自動ステアリング走行の制御中、フォークリフト
1の走行動作はオペレータのアクセル31に基づき駆動
モータが制御されるとともに、操舵動作は、運転台4の
ハンドル7と完全に独立した状態で前記センサ26、2
8に基づく誘起電圧により操舵輪18が操舵され、走行
路9内に敷設された誘導線11に沿って幅狭な走行路9
内を円滑に進入、走行することができる。
【0030】次に本発明の要旨について説明する。上述
の自動ステアリング走行制御と手動ステアリング走行制
御との相互の切り換えは、ハンドル7及び操舵輪18が
それぞれ中立の場合に切換スイッチ50をオペレータが
操作して行なうようになっている。図5はハンドルロッ
ク装置のブロック構成図を示し、ハンドル7の軸にはギ
ヤ51が設けられており、このギヤ51と電磁クラッチ
54を設けているギヤ52との間にチェーン(またはワ
イヤ)53を懸架している。ギヤ52の軸55の一方に
は前記電磁クラッチ54が設けられ、軸55の他方には
ポテンショメータあるいはエンコーダなどから成りギヤ
52の回転角を検出する検出器56が設けてある。この
検出器56の出力信号は制御装置57に入力されてい
て、この制御装置57にて電磁クラッチ54に接続され
ている正逆転可能なモータ58を回転制御するようにな
っている。
【0031】また、前記切換スイッチ50からの信号が
駆動部49へ入力されており、この駆動部49により電
磁クラッチ54を開放、あるいは接続されるようになっ
ている。すなわち、切換スイッチ50により手動ステア
リング走行制御が選択された場合には、駆動部49によ
り電磁クラッチ54が開放(非接続)され、ハンドル7
の回転操作に連動してギヤ52は回転される。手動ステ
アリング走行制御から自動ステアリング走行制御に切換
スイッチ50により切り換えられると、切換スイッチ5
0からの信号により駆動部49を介して電磁クラッチ5
4は接続される。
【0032】この自動ステアリング走行中にオペレータ
が自身を支えるためにハンドル7を持つと、ハンドル7
は回転する。このハンドル7の回転をギヤ52を介して
検出器56が回転角を検出し、この検出信号を制御装置
57に出力する。そして、制御装置57は、ハンドル7
が回転した角度だけギヤ52を反対方向に回転させるべ
くモータ58を回転制御する。このモータ58の回転に
より電磁クラッチ54を介してギヤ52が回転し、ハン
ドル7は元の位置である中立点に復帰することになる。
また、ハンドル7が上記とは逆方向に回転すると、制御
装置57によりモータ58を上記とは逆方向に回転させ
てハンドル7を中立点に復帰させる。なお、オペレータ
がハンドル7を持った際にハンドル7は回転しようとす
るが、検出器56、制御装置57及びモータ58により
リアルタイムでハンドル7が元の位置に回転復帰するよ
うに制御されているので、実際にはハンドル7はロック
されている状態となっている。
【0033】なお、図5の例では、自動ステアリング走
行制御、手動ステアリング走行制御に関わらず、ハンド
ル7の回転を検出して制御装置57によりモータ58を
回転制御しているが、切換スイッチ50からの信号を制
御装置57へ入力して、手動ステアリング走行中にはモ
ータ58を停止させるようにしても良い。
【0034】このように、自動ステアリング走行制御中
には、ハンドル7はロック(固定)されているので、オ
ペレータはハンドル7を持って体を支えることができ、
安全運転操作にも寄与するものである。また、自動ステ
アリング走行制御から手動ステアリング走行制御へと切
り換える場合には、ハンドル7は中立点でロックされた
状態のため、従来のようにハンドル7を中立点にいちい
ち合わせる必要がなく、手動ステアリング走行への復帰
を早めることができ、作業効率を向上させることができ
る。
【0035】図6はハンドル装置と操舵輪装置とが電気
リンク式でリンクされている場合のハンドルロック装置
の他の例を示し、ハンドル7側のギヤ51とギヤ60と
の間にチェーン(またはワイヤ)63を懸架し、ギヤ6
0の軸62に電磁ブレーキ61を設けている。手動ステ
アリング走行の場合には電磁ブレーキ61はオフ状態と
なり、ギヤ60はハンドル7の回転操作に連動して回転
可能となっている。切換スイッチ50により自動ステア
リング走行制御に切り換えられた場合に、駆動部48に
より電磁ブレーキ61を駆動して、軸62の回転をロッ
クするようにしたものである。すなわち、自動ステアリ
ング走行制御の切り換えを切換スイッチ50からの信号
にて駆動部48が電磁ブレーキ61を駆動し、軸62、
ギヤ60及びチェーン63を介してハンドル7を回転し
ないようにロックするようにしたものである。これによ
り、図5の場合と同様の効果を得る。特に、主として電
磁ブレーキ61だけでロック手段を構成しているので、
コストを安価に抑えることができる。
【0036】次に、フォークリフト1のハンドル7と操
舵輪18とを機械的に結合した場合について説明する。
この機械リンク式のフォークリフト1の全体の構成は電
気リンク式の場合と基本的には同じなので、異なる部分
について説明する。図7は全体の電気系統のブロック図
を示し、図8はハンドル7と操舵輪18との機械的な関
係を示す構成図である。トルクセンサTSを設けた軸6
7の上部にはギヤ65が設けられ、このギヤ65とハン
ドル7のギヤ51との間にチェーン66が懸架されてい
る。操舵輪18側のギヤ70はステアリングモータ20
のギヤ71と噛合しており、ギヤ70の軸69とトルク
センサTS側の軸68との間に電磁クラッチMCが介設
してある。図7はこの状態を電気回路的に示したもので
あり、ハンドル7と操舵輪18との機械的結合(破線で
示す)に、両者の相対ねじれ角を検出するトルクセンサ
TSと、ハンドル7と操舵輪18との機械的結合と解除
を行なう電磁クラッチMCを設けている。
【0037】手動ステアリング走行制御では、トルクセ
ンサTSにより検出されるトルク信号は手動ステアリン
グ制御部24Aへ入力される。手動ステアリング制御部
24Aでは、入力されるトルク信号に基づき補助トルク
を演算し、この信号Mをモータ制御部37へ出力し、こ
れによりステアリングモータ20が駆動される結果、軽
微な力でハンドル7を操舵することができる周知のパワ
ーステアリング機能を果たす。
【0038】次に、切換スイッチ50により自動ステア
リング走行制御に切り換えられると、切換回路36は電
磁クラッチMCを開放する信号を出力する。これによ
り、自動ステアリング走行制御中は、この電磁クラッチ
MCを断つことにより、操舵輪18が自動ステアリング
制御部35にて操舵されても、後述するようにハンドル
7は回動せずロックされた状態となる。
【0039】図9は機械リンク式のハンドルロック装置
のブロック構成図を示し、図5に示す先の実施形態と同
様の機能を発揮する要素には同一の番号を付している。
なお、図9においてトルクセンサTSは省略している。
先の電気リンク式のフォークリフト1の場合と同様に、
自動ステアリング走行制御と手動ステアリング走行制御
との相互の切り換えは、ハンドル7及び操舵輪18がそ
れぞれ中立の場合に切換スイッチ50をオペレータが操
作して行なうようになっている。
【0040】前記切換スイッチ50からの信号が駆動部
49へ入力されており、この駆動部49により電磁クラ
ッチ54を開放、あるいは接続されるようになってい
る。すなわち、切換スイッチ50により手動ステアリン
グ走行制御が選択された場合には、操舵輪18側の電磁
クラッチMCは接続され、オペレータのハンドル7操作
により操舵輪18は操舵される。同時に、駆動部49に
より電磁クラッチ54が開放(非接続)され、ハンドル
7の回転操作に連動してギヤ52のみが回転する。手動
ステアリング走行制御から自動ステアリング走行制御に
切換スイッチ50により切り換えられると、電磁クラッ
チMCが開放されると共に、切換スイッチ50からの信
号により駆動部49を介して電磁クラッチ54が接続さ
れる。
【0041】この自動ステアリング走行中にオペレータ
が自身を支えるためにハンドル7を持つと、ハンドル7
は回転する。このハンドル7の回転をギヤ52を介して
検出器56が回転角を検出し、この検出信号を制御装置
57に出力する。そして、制御装置57は、ハンドル7
が回転した角度だけギヤ52を反対方向に回転させるべ
くモータ58を回転制御する。このモータ58の回転に
より電磁クラッチ54を介してギヤ52が回転し、ハン
ドル7は元の位置である中立点に復帰することになる。
また、ハンドル7が上記とは逆方向に回転すると、制御
装置57によりモータ58を上記とは逆方向に回転させ
てハンドル7を中立点に復帰させる。なお、オペレータ
がハンドル7を持った際にハンドル7は回転しようとす
るが、検出器56、制御装置57及びモータ58により
リアルタイムでハンドル7が元の位置に回転復帰するよ
うに制御されているので、実際にはハンドル7はロック
されている状態となっている。
【0042】なお、図9の例では、図5の場合と同様
に、自動ステアリング走行制御、手動ステアリング走行
制御に関わらず、ハンドル7の回転を検出して制御装置
57によりモータ58を回転制御しているが、切換スイ
ッチ50からの信号を制御装置57へ入力して、手動ス
テアリング走行中にはモータ58を停止させるようにし
ても良い。
【0043】このように、自動ステアリング走行制御中
には、ハンドル7はロック(固定)されているので、オ
ペレータはハンドル7を持って体を支えることができ、
安全運転操作にも寄与するものである。また、自動ステ
アリング走行制御から手動ステアリング走行制御へと切
り換える場合には、ハンドル7は中立点でロックされた
状態のため、従来のようにハンドル7を中立点にいちい
ち合わせる必要がなく、手動ステアリング走行への復帰
を早めることができ、作業効率を向上させることができ
る。
【0044】図10はハンドル装置と操舵輪装置とが機
械リンク式の場合のハンドルロック装置の他の例を示
し、図6に示す先の実施形態と同様の機能を発揮する要
素には同一の番号を付している。なお、図10において
トルクセンサTSは省略している。図6の場合と同様
に、ハンドル7側のギヤ51とギヤ60との間にチェー
ン(またはワイヤ)63を懸架し、ギヤ60の軸62に
電磁ブレーキ61を設け、切換スイッチ50により自動
ステアリング走行制御に切り換えられた場合に、電磁ク
ラッチMCが開放されると共に、駆動部48により電磁
ブレーキ61を駆動して、軸62の回転をロックするよ
うにしたものである。すなわち、自動ステアリング走行
制御の切り換えを切換スイッチ50からの信号にて駆動
部48が電磁ブレーキ61を駆動し、軸62、ギヤ60
及びチェーン63を介してハンドル7を回転しないよう
にロックするようにしたものである。これにより、図9
の場合と同様の効果を得る。
【0045】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のフォークリフト
のハンドルロック装置によれば、自動ステアリングによ
る走行中は、オペレータがハンドルを持った際にハンド
ルが回転しようとしても、制御装置によりモータを介し
てハンドルが逆方向に回転し、ハンドルは常時ロックさ
れた状態となり、オペレータはハンドルを持って体を支
えることができ、安全に運転・操作でき、また、自動ス
テアリング走行から手動ステアリング走行へ切り換える
場合にも、ハンドルは固定された状態、つまり、切り換
え時の中立の位置に固定されているため、従来のように
ハンドルの中立位置を合わせる必要がなく、手動ステア
リング走行への復帰を早めることができる。
【0046】請求項2記載のフォークリフトのハンドル
ロック装置によれば、自動ステアリングによる走行中
は、オペレータがハンドルを持った際にハンドルが回転
しようとしても、電磁ブレーキによりハンドルは常時ロ
ックされた状態となり、オペレータはハンドルを持って
体を支えることができ、安全に運転・操作でき、また、
自動ステアリング走行から手動ステアリング走行へ切り
換える場合にも、ハンドルは固定された状態、つまり、
切り換え時の中立の位置に固定されているため、従来の
ようにハンドルの中立位置を合わせる必要がなく、手動
ステアリング走行への復帰を早めることができる。ま
た、主として電磁ブレーキのみでロック手段を構成でき
るので、コストを安価に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるフォークリフトの
概略平面図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるフォークリフトの
概略側面図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるハンドルと操舵輪
とが電気リンク式の場合の電気系統のブロック図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態における手動ステアリング
制御部の回路図である。
【図5】本発明の実施の形態における電気リンク式の場
合のハンドルロック装置のブロック構成図である。
【図6】本発明の実施の形態における電気リンク式の場
合の他の例のハンドルロック装置のブロック構成図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態におけるハンドルと操舵輪
とが機械リンク式の場合の電気系統のブロック図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態における機械リンク式の場
合の概略構成図である。
【図9】本発明の実施の形態における機械リンク式の場
合のハンドルロック装置のブロック構成図である。
【図10】本発明の実施の形態における機械リンク式の
場合の他の例のハンドルロック装置のブロック構成図で
ある。
【図11】フォークリフトの斜視図である。
【図12】従来例の荷役作業における自動ステアリング
走行と手動ステアリング走行を切り換える場合の説明図
である。
【符号の説明】
1 フォークリフト 7 ハンドル 18 操舵輪 54 電磁クラッチ 56 検出器 57 制御装置 61 電磁ブレーキ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルはフリー状態となって操舵輪が自
    動で操舵されオペレータはアクセル操作のみを行なう自
    動ステアリング走行機能と、アクセル操作と操舵輪を操
    舵するハンドル操作をオペレータが行なう手動ステアリ
    ング走行機能を備えているフォークリフトにおいて、 前記ハンドルの回転を検出するセンサと、正逆回転可能
    なモータと、このモータの出力軸と前記ハンドルの回転
    軸との間に介設され自動ステアリング走行中のみ接続さ
    れるクラッチと、前記センサ出力にて前記モータを前記
    ハンドルの回転量だけ該ハンドルを逆方向に回転制御す
    る制御装置とで、前記自動ステアリングによる走行中に
    前記ハンドルをロックするロック手段を構成しているこ
    とを特徴とするフォークリフトのハンドルロック装置。
  2. 【請求項2】ハンドルはフリー状態となって操舵輪が自
    動で操舵されオペレータはアクセル操作のみを行なう自
    動ステアリング走行機能と、アクセル操作と操舵輪を操
    舵するハンドル操作をオペレータが行なう手動ステアリ
    ング走行機能を備えているフォークリフトにおいて、 前記ハンドルの回転軸を自動ステアリングによる走行中
    にロックを行なう電磁ブレーキで、前記自動ステアリン
    グによる走行中に前記ハンドルをロックするロック手段
    を構成していることを特徴とするフォークリフトのハン
    ドルロック装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7610988B2 (en) * 2004-02-27 2009-11-03 Sauer-Danfoss Aps Hydraulic steering
CN105197101A (zh) * 2015-10-09 2015-12-30 浙江工业大学 一种立式叉车电动助力转向装置
CN106474742A (zh) * 2015-08-26 2017-03-08 高文 新一代转向遥控装置
CN108357554A (zh) * 2018-01-18 2018-08-03 东南大学 一种无人驾驶拖拉机通用转向装置及模式自动切换方法

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