JP2003237585A - 雪陸両用運搬車 - Google Patents

雪陸両用運搬車

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JP2003237585A
JP2003237585A JP2002077303A JP2002077303A JP2003237585A JP 2003237585 A JP2003237585 A JP 2003237585A JP 2002077303 A JP2002077303 A JP 2002077303A JP 2002077303 A JP2002077303 A JP 2002077303A JP 2003237585 A JP2003237585 A JP 2003237585A
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Masako Waga
昌子 和賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円滑な切り替えで、平地や雪地、いかなる使
用状況にも対応して走行できる運搬車を提供する。 【解決手段】荷台(4)下部にカートリッジ式ソリ部
(4)を装着させ、使用状況に応じ、ハンドル(5)の
ロック(3)を解除することにより、後輪(2)を浮か
せること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物内、雪上、
砂地、いかなる状態においても使用可能な運搬車に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のソリ付台車、及び雪陸両用台車
は、車輪が付いている荷台が上昇することで、ソリ部が
接地し、使用する形式のもの、車輪の横に備えているソ
リ部が移動し、ソリ部が接地して使用可能になるもの、
ソリ部が回転して接地、使用可能になるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらには、次のよう
な欠点があった。 (イ) 荷台に重い荷物が上がっている場合、車輪から
ソリへの切り替えがしにくく、手間がかかった。 (ロ) シャーベット状の雪など、道路事情でかなり押
しにくい場合があった。 (ハ) 簡単で単純な操作で、切り替えできなかった。 (ニ) ソリ部との切り替え装置が重く、台車自身を重
くしてしまった。 (ホ) 切り替え装置の製作コストが高くついていた。
【0004】本発明は、これらの欠点を解決させるもの
であり、よりスピーディに、スムーズに、ソリ部と車輪
の切り替えが出来、しかも切り替え操作が簡単に出来る
ことである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】車輪の付いてある荷台の底
部に備えてあるソリ部が、台車の後輪のロックを解除す
ることで、後輪が浮き上がり、ソリ部が接地し走行可能
になること。ロック解除により、ハンドルが傾斜し、押
すことはもちろん引くのも楽に出来ること。荷台底部両
端にレールを設け、ソリ部が着脱できる運搬車にするこ
と。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (イ) 荷台(4)の底に、走行用車輪(6)と、カー
トリッジ式ソリ部(1)を装着した運搬車である。 (ロ) プレート(7)の中心を軸支させ、プレートの
下方に後輪(2)、プレートの上方にハンドル(5)を
備え、ハンドル(5)は、後輪(2)と同軸、リクライ
ニング式で傾斜することが出来る。 (ハ) 平地での使用は、(図2)で示すように、後輪
(2)が接地し走行用車輪(6)との四輪により、運搬
車として使用する。 (ニ) 雪地や砂地での使用は、(図3)で示すよう
に、切り替えレバーの操作でハンドルと同軸になってい
る車輪部を浮かすことにより、荷台底部に装着してある
ソリ部が自然に接地する。 (ホ) ソリ部接地により、雪地や砂地での使用が可能
になり、ハンドル(5)が傾く事で、押す動作はもちろ
ん引く動作も楽にできるようになる。車軸移動の方法に
より、リヤカー、車椅子、スノーボートなどに応用でき
る。 (ヘ) (図4)で示すように、ソリ部(1)は、荷台
(4)の底部に設けているレールにより、スライドで
き、着脱可能になる。
【0007】
【発明の効果】車輪部で運搬車を使用中、状況が変化
し、走行困難になった場所で速やかにソリ部に切り替え
でき、積まれている荷物へのショックも少ない。ソリ部
を全く使用しないとき、ソリ部の摩擦や損傷などの時、
取り外し交換できるのはとても便利で、省エネにつなが
り地球にやさしい画期的な発明である。ハンドル部が傾
斜する事により、ソリ切り替え時、より押しやすく、又
引きやすくなり、腰への負担も軽くなり快適な運搬作業
を行うことが出来る。何よりこの発明はコストが安く、
簡単に製作できることである。この発明は必要とされる
応用範囲はかなり広く、地域社会に密着し、役立つもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の雪陸両用運搬車の側面図である。
【図2】 本発明の雪陸両用運搬車の路面使用時の側面
図である。
【図3】 本発明の雪陸両用運搬車の雪面使用時の側面
図である。
【符号の説明】
(1) ソリ部 (2) 後輪 (3) ロック (4) 荷台 (5) ハンドル (6) 走行用車輪 (7) プレート (8) 車軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月22日(2002.4.2
2)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の雪陸両用運搬車の側面図である。
【図2】 本発明の雪陸両用運搬車の路面使用時の側面
図である。
【図3】 本発明の雪陸両用運搬車の雪面使用時の側面
図である。
【図4】 本発明の雪陸両用運搬車のソリ部脱着可能で
ある事の側面図である。
【符号の説明】 (1) ソリ部 (2) 後輪 (3) ロック (4) 荷台 (5) ハンドル (6) 走行用車輪 (7) プレート (8) 車軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車底部にあるソリ部(1)が後輪
    (2)のロック(3)解除することにより、ソリ部
    (1)が使用可能になる雪陸両用運搬車。
  2. 【請求項2】 ハンドルが傾く事を特徴とする請求項1
    記載の雪陸両用運搬車。
  3. 【請求項3】 ソリ部が取り外し可能である事を特徴と
    する請求項1記載の雪陸両用運搬車。
JP2002077303A 2002-02-13 2002-02-13 雪陸両用運搬車 Pending JP2003237585A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU169433U1 (ru) * 2015-12-31 2017-03-17 Александр Николаевич Коваль Транспортное средство с попеременно используемыми полозьями и колесами

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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