JP2003237430A - 搬送装置 - Google Patents
搬送装置Info
- Publication number
- JP2003237430A JP2003237430A JP2002041183A JP2002041183A JP2003237430A JP 2003237430 A JP2003237430 A JP 2003237430A JP 2002041183 A JP2002041183 A JP 2002041183A JP 2002041183 A JP2002041183 A JP 2002041183A JP 2003237430 A JP2003237430 A JP 2003237430A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trolley
- corner portion
- trolley wire
- rail
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
ばすこと。 【解決手段】 台車3を走行可能にガイドする一方のレ
ール1に沿ってトロリー線14が配線されると共に、該
トロリー線14に接触するトロリー15が前記台車3に
取り付けられており、前記トロリー15を介して給電し
た電力により台車3を走行させるようにした搬送装置に
おいて、前記トロリー5が台車3のホイールベースL間
のほぼ中央部に設けられ、前記トロリー線14が前記ト
ロリー150の移動軌跡Eにほぼ沿って配線されてい
る。
Description
に敷設したレールに沿って荷物搬送用台車を走行させる
ようにした搬送装置に関する。
図12に示すものがある。これは、互いに平行する2本
のレール1,2に沿って走行可能な台車3の一側部に駆
動輪機構4と従動輪機構5とが走行方向a,bに沿って
所定間隔をおいて設けられると共に、該台車3の他側部
に一対のキャスタ輪機構6が走行方向a,bに沿って所
定間隔をおいて設けられている。
方のレール1の上面に当接する車輪7及び該一方のレー
ル1の両側面上部に当接する補助輪8を設けた支持枠4
a,5aを有し、該支持枠4a,5aの上面に突設した
垂直軸4b,5bが台車3に回転可能に支持され、駆動
輪機構4の支持枠4aに車輪7を正逆回転させるための
ドライブモータ9が設けられている。
2の上面に当接するキャスタ輪11を回転可能に支持す
る支持枠6aを有し、該支持枠6aの上面に突設した垂
直軸6bが台車3に回転可能に枢支されている。なお、
図10中、12は他方のレール2のコーナ部2a周辺に
設けたステージであって、他方のレール2の上面と面一
状に形成されており、台車3がコーナ部2aを回るとき
に他方のレール2から外れたキャスタ輪11を支持する
ものである。
トロリー線14が配線され、該トロリー線14に接触す
るトロリー15が設けられている。このトロリー15
は、従動輪機構5の支持枠5aから走行方向a,bとは
直交する方向に沿って延びる略L字状連結ロッド16の
先端に垂直軸心O回りで回動可能に連結したホルダ15
aと、ホルダ15aに回動可能に枢支されてトロリー線
14に向けて付勢された複数のアーム15bと、該各ア
ーム15bの先端に設けられてトロリー線14の各電線
14Aに接触するシュー15cとからなり、図10に示
すように、トロリー15から延びる給電線17が台車3
内に設けたCPUなどを有する制御部18に接続されて
おり、一方のレール1のコーナ部1aに沿って従動輪機
構5を走行させることにより、トロリー15が垂直軸心
O回りでトロリー線14のコーナ部14aに沿って移動
され、該トロリー15のシュー15cがトロリー線14
の電線14Aに常時接触されている(図10仮想線参
照)。
トロリー15がトロリー線14のコーナ部14aに沿っ
て移動される際に、該トロリー15が垂直軸心O回りで
所謂首振り現象を起こすため、そのトロリー15と制御
部18とをつなぐ給電線17が過大な伸縮力や屈曲力を
受け、その繰り返しかかる過大な外力により給電線17
が捩じれて破断されるおそれがあり、その給電線の寿命
が短くて比較的短期間で交換する必要があり、メンテナ
ンスに手間がかかる。
ーから延びる給電線の寿命を大幅に延ばすことができる
ようにした搬送装置を提供することを目的としている。
め、請求項1記載の発明は、台車を走行可能にガイドす
るレールに沿ってトロリー線が配線されると共に、該ト
ロリー線に接触するトロリーが前記台車に取り付けられ
ており、前記トロリーから延びる給電線を介して給電し
た電力により台車を走行させるようにした搬送装置にお
いて、前記トロリーが台車のホイールベース間のほぼ中
央部に設けられていることを特徴としている。
変位の少ないホイールベース間のほぼ中央部に設けられ
ているので、台車をレールのコーナ部に沿って走行させ
る際のトロリーの変位を極力小さくすることができ、こ
れによって、トロリーから延びる給電線に対して過大な
伸縮力や屈曲力がかからないようにして、その給電線の
寿命を大幅にのばすことができる。
明において、前記トロリー線が前記トロリーの移動軌跡
にほぼ沿って配線されていることを特徴としている。
の移動軌跡にほぼ沿って配線されており、該トロリー線
のコーナ部に沿ってトロリーを首振りさせるこなく移動
させるので、そのトロリーから延びる給電線に過大な伸
縮力や屈曲力がかかることがなく、該給電線が従来のよ
うに捩じれて破断されないようにしてその寿命を大幅に
延ばし、メンテナンスにかかる手間を軽減することがで
きる。
記載の発明において、前記トロリー線のコーナ部が連結
具を介してレールのコーナ部に一体的に連結されている
ことを特徴としている。
コーナ部を利用してトロリー線のコーナ部を所定位置に
確実に固定することができる。
明において、前記連結具が、レールのコーナ部を移動可
能に貫通してナットにより該コーナ部に固定された連結
軸と、該連結軸の先端に設けられてトロリー線のコーナ
部を挟持するハンガーとを有することを特徴としてい
る。
通する連結軸を押し引きし操作することによりハンガー
を介してトロリー線のコーナ部の位置を微調整した後、
該連結軸をナットによりレールのコーナ部に固定するだ
けで、トロリー線のコーナ部を所定の曲率半径で精密に
位置決めすることができる。
明において、前記連結具が、レールのコーナ部に固定し
た複数のブラケットと、該各ブラケットを移動可能に貫
通してナットによりその各ブラケットに固定された複数
の連結軸と、該各連結軸の先端に設けられてトロリー線
のコーナ部を所定間隔をおいて挟持する複数のハンガー
とを有することを特徴としている。
き操作することにより各ハンガーを介してトロリー線の
コーナ部の位置を微調整した後、該各連結軸をナットに
より各ブラケットに固定するだけで、トロリー線のコー
ナ部の全体をトロリーの移動軌跡にほぼ沿って精密に位
置決めすることができ、これによって、トロリーをトロ
リー線のコーナ部に沿って円滑に移動させることができ
る。
形態である搬送装置を示すものであって、トロリー15
が台車3のホイールベースL間のほぼ中央に設けられ、
トロリー線14がトロリー15の移動軌跡Eにほぼ沿っ
て配線されている。上記以外の構成は図10から図12
に示す構成とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号
を付してその説明を省略する。
台車3の下面に設けた支持部19に垂直軸20を介して
回転可能に垂設されており、その垂直軸20の垂直軸心
O回りで回転可能に形成されている。
方のレール1の内側面下部に沿って配線され、そのトロ
リー線14のコーナ部14aは、トロリー15の移動軌
跡Eにほぼ沿って、一方のレール1のコーナ部1aから
内側に所定間隔α分だけ離間された位置に配線されてい
る。
の最も変位の少ないホイールベースL間のほぼ中央部に
設けられると共に、トロリー線14がトロリー15の移
動軌跡Eにほぼ沿って配線されているので、該トロリー
線14のコーナ部14aに沿ってトロリー15を首振り
させることなく移動させることができ(図4参照)、こ
れによって、トロリー15と制御部18とをつなぐ給電
線17に過大な伸縮力や屈曲力がかかることがなく、該
給電線17が従来のように捩じれて破断されないように
してその寿命を大幅に延ばすことができ、メンテナンス
にかかる手間を軽減することができる。
線14のコーナ部14aが一方のレール1のコーナ部1
aに連結具22を介して一体的に連結されており、その
連結具22は、一方のレール1のコーナ部1aを移動可
能に貫通してナット23により該コーナ部1aに固定さ
れた連結軸24と、該連結軸24の先端に設けられてト
ロリー線14のコーナ部14aを挟持する略コ字状ハン
ガー25とを有している。
ナ部1aを貫通する連結軸24を押し引きし操作するこ
とによりハンガー25を介してトロリー線14のコーナ
部14aの位置を微調整した後、該連結軸24をナット
23により一方のレール1のコーナ部1aに固定するだ
けで、トロリー線14のコーナ部14aを所定の曲率半
径rで精密に位置決めして確実に固定することができ
る。
すものであって、一方のレール1のコーナ部1aとトロ
リー線14のコーナ部14aとの間の床面F上に設置さ
れて一方のレール1のコーナ部1aにボルト・ナットな
どの止着具27により止着された支持枠28を有し、該
支持枠28の周縁から引き起こしてトロリー線14のコ
ーナ部14aに所定間隔をおいて対向する複数(この実
施の形態では3つ)のブラケット28aと、該各ブラケ
ット28aを移動可能に貫通してナット23によりその
各ブラケット28aに固定された複数の連結軸24と、
該各連結軸24の先端に設けられてトロリー線14のコ
ーナ部14aを所定間隔をおいて挟持する複数のハンガ
ー25とを有している。
し引き操作することにより各ハンガー25を介してトロ
リー線14のコーナ部14aの位置を微調整した後、該
各連結軸24をナット23により各ブラケット28aに
固定するだけで、トロリー線14のコーナ部14aの全
体をトロリー15の移動軌跡Eにほぼ沿って直線的に精
密に位置決めすることができ、これによって、トロリー
15をトロリー線14のコーナ部14aに沿って円滑に
移動させることができる。
が台車の最も変位の少ないホイールベース間のほぼ中央
部に設けられているので、台車をレールのコーナ部に沿
って走行させる際のトロリーの変位を極力小さくするこ
とができ、これによって、トロリーから延びる給電線に
対して過大な伸縮力や屈曲力がかからないようにして、
その給電線の寿命を大幅にのばすことができる。
がトロリーの移動軌跡にほぼ沿って配線されており、該
トロリー線のコーナ部に沿ってトロリーを首振りさせる
こなく移動させるので、そのトロリーから延びる給電線
に過大な伸縮力や屈曲力がかかることがなく、該給電線
が従来のように捩じれて破断されないようにしてその寿
命を大幅に延ばし、メンテナンスにかかる手間を軽減す
ることができる。
りレールのコーナ部を利用してトロリー線のコーナ部を
所定位置に確実に固定することができる。
ーナ部を貫通する連結軸を押し引きし操作することによ
りハンガーを介してトロリー線のコーナ部の位置を微調
整した後、該連結軸をナットによりレールのコーナ部に
固定するだけで、トロリー線のコーナ部を所定の曲率半
径で精密に位置決めすることができる。
軸を押し引き操作することにより各ハンガーを介してト
ロリー線のコーナ部の位置を微調整した後、該各連結軸
をナットにより各ブラケットに固定するだけで、トロリ
ー線のコーナ部の全体をトロリーの移動軌跡にほぼ沿っ
て精密に位置決めすることができ、これによって、トロ
リーをトロリー線のコーナ部に沿って円滑に移動させる
ことができる。
概略平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 台車を走行可能にガイドするレールに沿
ってトロリー線が配線されると共に、該トロリー線に接
触するトロリーが前記台車に取り付けられており、前記
トロリーから延びる給電線を介して給電した電力により
台車を走行させるようにした搬送装置において、前記ト
ロリーが台車のホイールベース間のほぼ中央部に設けら
れていることを特徴とする搬送装置。 - 【請求項2】 前記トロリー線が前記トロリーの移動軌
跡にほぼ沿って配線されていることを特徴とする請求項
1記載の搬送装置。 - 【請求項3】 前記トロリー線のコーナ部が連結具を介
してレールのコーナ部に一体的に連結されていることを
特徴とする請求項1または2記載の搬送装置。 - 【請求項4】 前記連結具が、レールのコーナ部を移動
可能に貫通してナットにより該コーナ部に固定された連
結軸と、該連結軸の先端に設けられてトロリー線のコー
ナ部を挟持するハンガーとを有することを特徴とする請
求項3記載の搬送装置。 - 【請求項5】 前記連結具が、レールのコーナ部に固定
した複数のブラケットと、該各ブラケットを移動可能に
貫通してナットによりその各ブラケットに固定された複
数の連結軸と、該各連結軸の先端に設けられてトロリー
線のコーナ部を所定間隔をおいて挟持する複数のハンガ
ーとを有することを特徴とする請求項3記載の搬送装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002041183A JP2003237430A (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002041183A JP2003237430A (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | 搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003237430A true JP2003237430A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27781671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002041183A Pending JP2003237430A (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | 搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003237430A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009165224A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Murata Mach Ltd | 有軌道台車システム |
-
2002
- 2002-02-19 JP JP2002041183A patent/JP2003237430A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009165224A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Murata Mach Ltd | 有軌道台車システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2511150B1 (en) | Item conveyance infrastructure | |
TWI532674B (zh) | There are rail trolley systems | |
US9902289B2 (en) | Transport facility and automated warehouse | |
JP2004189209A (ja) | オーバヘッドタイプの移送装置 | |
JP2007069751A (ja) | 有軌道無人搬送台車 | |
KR101521498B1 (ko) | 반송대차 및 이를 이용하는 반송시스템 | |
KR101473832B1 (ko) | 반송시스템 | |
JP2003237430A (ja) | 搬送装置 | |
US20220161833A1 (en) | Traveling vehicle system | |
JP2002008464A (ja) | ワイヤハーネス製造装置、製造方法及び自走組立搬送車 | |
TW202214468A (zh) | 搬運台車以及搬運台車系統 | |
JP2001122108A (ja) | 有軌道台車システム | |
JPH06239448A (ja) | 自走台車使用の搬送設備 | |
JP2002264802A (ja) | 荷搬送設備 | |
JP2003212341A (ja) | 有軌道台車システム | |
JP4324723B2 (ja) | 台車コンベヤ | |
KR102637694B1 (ko) | 주행차 시스템 | |
JP2012001174A (ja) | 有軌道台車システム | |
JP2011254669A (ja) | 搬送車システム | |
JPH11180300A (ja) | リニアモータ利用の搬送設備 | |
JPH10119766A (ja) | 搬送車の被案内部構造 | |
KR200378942Y1 (ko) | 경사주행이 가능한 ems 캐리어 | |
JP2004001936A (ja) | 搬送装置 | |
JP4308584B2 (ja) | ワーク搬送装置 | |
JP6627280B2 (ja) | 補助具及び走行台車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040705 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050920 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050926 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060306 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060628 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |