JP2003237389A - Cng車両の圧縮天然ガス燃料容器の取付装置 - Google Patents

Cng車両の圧縮天然ガス燃料容器の取付装置

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JP2003237389A JP2002034352A JP2002034352A JP2003237389A JP 2003237389 A JP2003237389 A JP 2003237389A JP 2002034352 A JP2002034352 A JP 2002034352A JP 2002034352 A JP2002034352 A JP 2002034352A JP 2003237389 A JP2003237389 A JP 2003237389A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はCNG車両の圧縮天然ガス燃料容器
(以下、「燃料容器」という)の取付装置に関し、CN
G車両に燃料容器を取り付けるに当たり、取付作業性に
優れた燃料容器の取付装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 キャブ後方のフレームの左右のサイドメ
ンバに、夫々、2本の支柱状のメインブラケットを当該
サイドメンバの前後に立設し、前方側に立設したメイン
ブラケットと後方側に立設したメインブラケット間に、
夫々、装着する燃料容器の数に応じた支持マウントをサ
イドメンバに沿って架設して、燃料容器を当該支持マウ
ントを介して車両の左右方向へ上下複数段に装着可能と
した燃料容器の取付装置であって、上記支持マウント
を、各メインブラケットに対し着脱自在としたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CNGエンジン
(圧縮天然ガスエンジン)を搭載したCNG車両の圧縮
天然ガス燃料容器の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パティキュレートや黒煙の排出がなく、
また、ディーゼルエンジンに比べ窒素酸化物(NOx)
の低減が図れるため、昨今、圧縮天然ガスを燃料とする
CNGエンジンが注目されている。ところで、圧縮天然
ガスを燃料とするCNG車両では、従来の燃料タンクに
代えて圧縮天然ガス燃料容器(以下、「燃料容器」とい
う)を搭載するが、従来、CNG大型バスでは複数本の
燃料容器を床下や屋根上に配置し、また、カーゴ系のC
NG中普通型トラックは、荷台の積載量を確保するため
図11の如くフレーム1のサイドに複数本の燃料容器3
を搭載し、更にまた、塵芥車系のCNG中普通型トラッ
クにあっては、他の機器類とのレイアウトの関係から図
12の如くキャブ5後方のフレーム7上に複数本の燃料
容器3を搭載した取付構造が採用されている。
【0003】図13乃至図16は図12のCNG中普通
型トラックに装着される燃料容器の取付装置を示し、図
中、11は取付ブラケット13を介してフレーム7のサ
イドメンバ15に対向配置された4本の支柱状のメイン
ブラケットで、2本ずつのメインブラケット11が左右
のサイドメンバ15の前後に立設されている。そして、
前方側に立設された2本のメインブラケット11と、後
方側に立設された2本のメインブラケット11に、夫
々、略矩形状のフレーム枠体17,19がリベット締め
されている。そして、図13に示すように各フレーム枠
体17,19に、夫々、補強材21が上下方向に架設さ
れ、燃料容器3の取付後、フレーム枠体17,19の全
面とフレーム枠体17,19間に亘って、図示しないプ
レート状のカバーが取り付くようになっている。
【0004】また、図13及び図14に示すように前後
のメインブラケット11間には、3つの燃料容器取付孔
(以下、「取付孔」という)23が上下に開口する1枚
ずつのプレート25,27が、夫々、対向して取り付け
られており、図15に示すように両プレート25,27
の取付孔23間に、ボンベ形状の燃料容器3が車両の左
右方向へ上下3段に装着できるようになっている。
【0005】更にまた、プレート25,27の外側に
は、支持マウント31が各取付孔23の下側周縁部に沿
ってメインブラケット11間に架設,固着されており、
各支持マウント31上に固定用台座33が取り付けられ
ている。そして、各取付孔23から突出する燃料容器3
を固定用台座33に載置して、当該燃料容器3を図示し
ないゴムバンドで固定用台座33に止着するようになっ
ている。
【0006】その他、図15,16中、35は各燃料容
器3の端部側を覆ってこれらを保持する平面視コ字状の
ストッパで、当該ストッパ35は前後のメインブラケッ
ト11間に取り付けられている。そして、燃料容器3の
バルブ37,39を保護する保護カバー41が各ストッ
パ35に取り付けられている。従来の取付装置43はこ
のように構成されており、当該取付装置43への燃料容
器3の取付けは、図17の如く燃料容器3を2本のワイ
ヤ45,47で懸吊し、これを一方のプレート25の最
下段の取付孔23から対向する他方のプレート27の取
付孔23に挿入して、燃料容器3を最下段側から両プレ
ート25,27間に順次装着して行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記取付装置
43にあっては、燃料容器3の取付けに当たり、図18
の如く燃料容器3を取付孔23に所定量挿入すると、燃
料容器3を懸吊している進行方向前側のワイヤ45がプ
レート25に遮られ、このため、作業者は図19の如く
ワイヤ45を一度外して、残りのワイヤ47で燃料容器
3を押し入れた後、プレート25,27間の燃料容器3
に再びワイヤ45を連結しなければならなかった。
【0008】そして、燃料容器3の挿入に伴い、次に後
側のワイヤ47がプレート25に遮られてしまうため、
同様にワイヤ47を外して燃料容器3を押し入れた後、
図20の如くプレート25,27に位置する燃料容器3
に再びワイヤ47を連結しなければならず、燃料容器3
を取り付けるに当たって作業性が非常に悪いのが実情で
あった。
【0009】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、図12の如き塵芥車系のCNG車両に燃料容器を取
り付けるに当たり、作業性に優れたCNG車両の燃料容
器の取付装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、キャブ後方のフレームの左
右のサイドメンバに、夫々、2本の支柱状のメインブラ
ケットを当該サイドメンバの前後に立設し、前方側に立
設したメインブラケットと後方側に立設したメインブラ
ケット間に、夫々、装着する燃料容器の数に応じた支持
マウントをサイドメンバに沿って架設して、燃料容器を
当該支持マウントを介して車両の左右方向へ上下複数段
に装着可能とした燃料容器の取付装置であって、上記支
持マウントを、各メインブラケットに対し着脱自在とし
たものである。
【0011】そして、請求項2に係る発明は、間隔を開
けて並列配置した一対の矩形状フレーム内に、1本の燃
料容器を載置して燃料容器ユニットを形成し、当該燃料
容器ユニットを連結部材を介して複数連結可能とすると
共に、キャブ後方のフレームの左右のサイドメンバに、
上記燃料容器ユニットを連結部材を介して連結可能とし
たことを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項2記
載の燃料容器の取付装置に於て、燃料容器ユニットは、
燃料容器を囲繞する複数のプレート状のカバーが取り付
くことを特徴とする。
【0012】(作用)請求項1に係る発明によれば、燃
料容器を取り付けるに当たり、燃料容器の取付位置の最
下段から支持マウントを前後のメインブラケット間に取
り付けて燃料容器を装着し、次いで上方の取付位置に順
次支持マウントを取り付けては燃料容器を装着していく
ことで、燃料容器が取付装置に取り付くこととなる。
【0013】そして、請求項2に係る発明によれば、連
結部材を介して燃料容器ユニットを連結していくこと
で、サイドメンバに複数の燃料容器ユニットが取り付
き、また、請求項3に係る発明によれば、燃料容器ユニ
ットに取り付くカバーが燃料容器を保護することとな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。尚、図12以下に示す従来例と同一の
ものは同一符号を以って表示する。
【0015】図1乃至図3は請求項1に係る取付装置の
一実施形態を示し、図1に於て、51,53は複数の取
付ブラケット55を介してキャブ5後方のフレーム7の
サイドメンバ15に対向配置された4本の支柱状のメイ
ンブラケットで、図13に示す取付装置43と同様、2
本ずつのメインブラケット51,53が左右のサイドメ
ンバ15の前後に立設されている。
【0016】そして、前方側に立設された2本のメイン
ブラケット51と、後方側に立設された2本のメインブ
ラケット53に、夫々、略矩形状のフレーム枠体17,
19がリベット締めされており、各フレーム枠体17,
19には、夫々、補強材21が上下方向に架設されてい
る。そして、後述する燃料容器3の取付後に、フレーム
枠体17,19の全面とフレーム枠体17,19間に亘
って図示しないプレート状のカバーが取り付くようにな
っている。
【0017】ところで、図13に示す取付装置43にあ
っては、前後のメインブラケット11間に、3つの取付
孔23が開口する1枚ずつのプレート25,27が対向
配置されていたが、既述したように斯かる構成は燃料容
器3を取り付けるに当たって作業性が非常に悪かった。
そこで、本実施形態は斯かるプレート25,27に代
え、図1及び図2に示すように前方側に立設したメイン
ブラケット51と後方側に立設したメインブラケット5
3間に、夫々、装着する燃料容器3の数(本実施形態で
は、3つの燃料容器3)に応じた支持マウント57をサ
イドメンバ15に沿って架設して、図3の如く燃料容器
3を各支持マウント57を介して車両の左右方向へ上下
3段に装着可能とすると共に、各支持マウント57を、
夫々、メインブラケット51,53に対し着脱自在にボ
ルト締めしたことを特徴としており、各支持マウント5
7上に固定用台座33が取り付けられている。
【0018】そして、図2及び図3に示すように各支持
マウント57上の固定用台座33に燃料容器3を載置し
て、燃料容器3を図示しないゴムバンドで固定用台座3
3に止着するようになっている。更にまた、図1乃至図
3に示すようにフレーム枠体17,19間には、プレー
ト59と当該プレート59の中央に挿着された保護筒体
61からなる保護カバー63が、燃料容器3の装着後に
各燃料容器3に対応してボルト締めされるようになって
おり、保護筒体61に夫々燃料容器3のバルブ37,3
9を挿入して、これらの保護を図っている。
【0019】本実施形態に係る取付装置65はこのよう
に構成されており、燃料容器3を当該取付装置65に取
り付けるには、先ず、図4に示すように燃料容器3の取
付位置の最下段のメインブラケット51,53間に、左
右のサイドメンバ15に沿って支持マウント57を夫々
ボルト締めする。尚、その他の取付位置に支持マウント
57は未だ取り付けない。
【0020】そして、メインブラケット51,53間に
ボルト締めした支持マウント57上に固定用台座33を
取り付けた後、図4の如く燃料容器3を2本のワイヤ4
5,47で懸吊し、これを両フレーム枠体17,19間
に搬入して左右の支持マウント57上の固定用台座33
に載置すればよく、この取付作業中に、ワイヤ45,4
7を外したり再び連結しなければならないといった図1
8以下で既述した従来の煩わしさがない。
【0021】尚、支持マウント57をメインブラケット
51,53間にボルト締めするに当たり、予め固定用台
座33を支持マウント57に取り付けておいてもよい。
そして、図示しないゴムバンドで燃料容器3を固定用台
座33に止着することで、図5の如く所定の最下段に燃
料容器3が支持マウント57を介して車両の左右方向へ
装着されることとなる。
【0022】次いで、図5に示すように中段の取付位置
のメインブラケット51,53間に、左右のサイドメン
バ15に沿って支持マウント57を夫々ボルト締めし
て、以下、図6の如く同様に燃料容器3を支持マウント
57に装着していけばよく、燃料容器3の取付後、各燃
料容器3に対応してフレーム枠体17,19間に保護カ
バー63をボルト締めしてバルブ37,39を保護し、
フレーム枠体17,19の全面とフレーム枠体17,1
9間に亘ってカバーを取り付ければよい。
【0023】このように本実施形態によれば、取付装置
65に複数本の燃料容器3を取り付けるに当たり、支持
マウント57を最下段からメインブラケット51,53
にボルト締めすることで、燃料容器3を懸吊しているワ
イヤ45,47を外したり再び連結しなければならない
といった従来の煩わしさがなくなり、この結果、従来に
比し燃料容器3の取付作業性が飛躍的に向上することと
なった。
【0024】図7及び図8は、請求項2及び請求項3に
係る燃料容器の取付装置の第一実施形態を示し、図7に
於て、67は所定の間隔を開けて並列配置した一対の矩
形状フレームで、矩形状フレーム67の底部69の内側
に固定用台座33が取り付き、そして、矩形状フレーム
67の背面部71に2つのブラケット取付孔73が上下
に穿設されると共に、底部69を含む矩形状フレーム6
7の各部中央に、夫々、1つのカバー取付孔75が穿設
されている。
【0025】そして、両矩形状フレーム67の固定用台
座33上に1本の燃料容器3を載置して、図示しないゴ
ムバンドで燃料容器3を固定用台座33に止着すること
で燃料容器ユニット77が形成されており、本実施形態
に係る取付装置79は、図7に示すようにブラケット
(連結部材)81により燃料容器ユニット77を上下3
段に積層してこれらを連結すると共に、最下段に位置す
る燃料容器ユニット77をブラケット(連結部材)83
を介して左右のサイドメンバ15に連結可能としたもの
で、サイドメンバ15の所定箇所には、夫々、ブラケッ
ト83をボルト締めするブラケット取付孔85が穿設さ
れている。
【0026】而して、上記ブラケット81は上下にボル
ト取付孔87が形成されたプレート形状からなり、図示
するように上下の燃料容器ユニット77の矩形状フレー
ム67間にブラケット81を夫々ボルト締めして、上下
の燃料容器ユニット77が連結されるようになってい
る。また、ブラケット83は断面略L字状に形成され
て、各取付片89,91にボルト取付孔93が形成され
ている。そして、図示するように当該ブラケット83を
介して最下段の燃料容器ユニット77が左右のサイドメ
ンバ15にボルト締めされるようになっている。
【0027】このように本実施形態は、図8に示すよう
に3つの燃料容器ユニット77が、車両95の左右方向
にブラケット81,83を介してキャブ5後方のサイド
メンバ15上に積層,固定されるようになっており、こ
の後、矩形状フレーム67に設けたカバー取付孔75を
介して複数枚の矩形プレート状のカバー97をボルト締
めして燃料容器3を囲繞し、更に両端部に図示しないブ
ラケットを介してプレート状のカバー99を取り付け
て、燃料容器3の保護を図っている。
【0028】尚、図8中、101は上記カバー97を矩
形状フレーム67に固着するボルトの頭部である。本実
施形態に係る取付装置79はこのように構成されている
から、当該取付装置79を用いて燃料容器3をサイドメ
ンバ15に取り付けるには、既述したように一対の矩形
状フレーム67の固定用台座33上に1本の燃料容器3
を止着した3つの燃料容器ユニット77を形成する。
【0029】そして、最下段に装着する燃料容器ユニッ
ト77をワイヤで懸吊して、これをキャブ5後方の所定
のサイドメンバ15上に配置した後、ブラケット83を
介して当該燃料容器ユニット77を左右のサイドメンバ
15間に連結,固定する。次いで、中段に取り付ける燃
料容器ユニット77をワイヤで懸吊して、これをサイド
メンバ15に固定した上記燃料容器ユニット77上に配
置し、ブラケット81を介して両燃料容器ユニット77
を連結,固定する。
【0030】そして、最上段に取り付ける燃料容器ユニ
ット77をワイヤで懸吊して、これを中段の燃料容器ユ
ニット77上に配置した後、ブラケット81を介して両
燃料容器ユニット77を連結,固定し、最後に各矩形状
フレーム67に複数枚のカバー97をボルト締めして燃
料容器3を囲繞し、更にカバー99を取り付ければよ
く、この作業中に、ワイヤ45,47を外したり再び連
結しなければならないといった図18以下で既述した従
来の煩わしさがない。
【0031】このように本実施形態は、一対の矩形状フ
レーム67内に、1本の燃料容器3を止着して形成した
燃料容器ユニット77をブラケット81,83を介して
サイドメンバ15上に複数積層,固着する構成としたの
で、図11に示す従来例に比し燃料容器3の取付作業性
が飛躍的に向上する利点を有する。図9は請求項2及び
請求項3に係る燃料容器の取付装置の第二実施形態を示
し、本実施形態は、上記ブラケット81,83に代え、
取付ブラケット103を介して左右のサイドメンバ15
に一対の支柱105を固着して、当該支柱105により
車両95の左右方向に3つの燃料容器ユニット77をサ
イドメンバ15上に積層,固着するもので、支柱105
は断面略L字状に形成されている。
【0032】そして、燃料容器ユニット77に当接する
支柱105の当接片107側には、夫々、各燃料容器ユ
ニット77の矩形状フレーム67に設けたブラケット取
付孔73に対応して複数のボルト取付孔109が上下方
向に亘って穿設されており、燃料容器ユニット77を支
柱105に夫々ボルト締めすることで、3つの燃料容器
ユニット77が支柱105に沿って積層,固着されてい
る。
【0033】尚、本実施形態では、斯様に燃料容器ユニ
ット77を支柱105にボルト締めするに当たり、予め
カバー97が燃料容器ユニット77に取り付けられてお
り、支柱109側に取り付けるカバー97には、ボルト
取付孔109とブラケット取付孔73とに対応して図示
しないボルト取付孔が穿設されている。そして、燃料容
器ユニット77の両端部に図示しないブラケットを介し
てカバー99が取り付いて、燃料容器3の保護が図られ
ている。
【0034】本実施形態に係る取付装置111はこのよ
うに構成されているから、当該取付装置111を用いて
燃料容器3をサイドメンバ15に装着するには、予めカ
バー97,99を取り付けた燃料容器ユニット77をワ
イヤで懸吊し、これをキャブ5後方の所定のサイドメン
バ15上に配置して支柱105に連結,固定する。次い
で、中段に取り付ける燃料容器ユニット77をワイヤで
懸吊して、これを最下段の燃料容器ユニット77上に配
置した後、支柱105に連結,固定し、最後に最上段に
取り付ける燃料容器ユニット77をワイヤで懸吊して、
これを中段の燃料容器ユニット77上に配置した後、支
柱105に連結,固定することで3つの燃料容器3が取
り付くこととなり、この作業中に、ワイヤ45,47を
外したり再び連結しなければならないといった図18以
下で既述した従来の煩わしさがない。
【0035】従って、本実施形態によっても、図7の実
施形態と同様、従来に比し燃料容器3の取付作業性が飛
躍的に向上する利点を有する。尚、燃料容器ユニット7
7は上述した各実施形態の如く上下方向に積層する構成
の他、図10の如く既述したブラケット81によって複
数の燃料容器ユニット77を車両95の前後方向に連
結,固定して、両燃料容器ユニット77を既述したブラ
ケット83を用いて左右のサイドメンバ15に連結,固
定してもよく、燃料容器ユニット77の配置パターンは
上述した実施形態に限定されるものではない。
【0036】而して、この図10に示す実施形態にあっ
ても、図7の実施形態と同様、所期の目的を達成するこ
とが可能で、従来に比し燃料容器3の取付作業性が飛躍
的に向上する利点を有する。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、各請求項に係る燃料
容器の取付装置によれば、CNG車両に燃料容器を装着
するに当たり、燃料容器を懸吊しているワイヤを外した
り再び連結しなければならないといった従来の煩わしさ
がなくなり、従来に比し燃料容器の取付作業性が飛躍的
に向上することとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の一実施形態に係る取付装置の全体斜
視図である。
【図2】図1に示す取付装置の側面図である。
【図3】図1に示す取付装置の背面図である。
【図4】図1に示す取付装置への燃料容器の取付方法を
示す説明図である。
【図5】図1に示す取付装置への燃料容器の取付方法を
示す説明図である。
【図6】図1に示す取付装置への燃料容器の取付方法を
示す説明図である。
【図7】請求項2及び請求項3の第一実施形態に係る取
付装置の分解斜視図である。
【図8】請求項2及び請求項3の第一実施形態に係る取
付装置を装着した車両の斜視図である。
【図9】請求項2及び請求項3の第二実施形態に係る取
付装置を装着した車両の斜視図である。
【図10】請求項2及び請求項3の第三実施形態に係る
取付装置を装着した車両の斜視図である。
【図11】カーゴ系のCNG中普通型トラックの全体斜
視図である。
【図12】塵芥車系のCNG中普通型トラックの全体斜
視図である。
【図13】従来の燃料容器の取付装置の全体斜視図であ
る。
【図14】図13に示す取付装置の側面図である。
【図15】図13に示す取付装置の背面図である。
【図16】図13に示す取付装置の平面図である。
【図17】図13に示す取付装置への燃料容器の取付方
法を示す説明図である。
【図18】図13に示す取付装置への燃料容器の取付方
法を示す説明図である。
【図19】図13に示す取付装置への燃料容器の取付方
法を示す説明図である。
【図20】図13に示す取付装置への燃料容器の取付方
法を示す説明図である。
【符号の説明】
3 燃料容器 5 キャブ 7 フレーム 15 サイドメンバ 17,19 フレーム枠体 33 固定用台座 51,53 メインブラケット 57 支持マウント 65,79,111 取付装置 67 矩形状フレーム 77 燃料容器ユニット 81,83 ブラケット 97,99 カバー 105 支柱

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブ後方のフレームの左右のサイドメ
    ンバに、夫々、2本の支柱状のメインブラケットを当該
    サイドメンバの前後に立設し、前方側に立設したメイン
    ブラケットと後方側に立設したメインブラケット間に、
    夫々、装着する圧縮天然ガス燃料容器の数に応じた支持
    マウントをサイドメンバに沿って架設して、圧縮天然ガ
    ス燃料容器を当該支持マウントを介して車両の左右方向
    へ上下複数段に装着可能とした圧縮天然ガス燃料容器の
    取付装置であって、上記支持マウントを、各メインブラ
    ケットに対し着脱自在としたことを特徴とするCNG車
    両の圧縮天然ガス燃料容器の取付装置。
  2. 【請求項2】 間隔を開けて並列配置した一対の矩形状
    フレーム内に、1本の圧縮天然ガス燃料容器を載置して
    燃料容器ユニットを形成し、当該燃料容器ユニットを連
    結部材を介して複数連結可能とすると共に、キャブ後方
    のフレームの左右のサイドメンバに、上記燃料容器ユニ
    ットを連結部材を介して連結可能としたことを特徴とす
    るCNG車両の圧縮天然ガス燃料容器の取付装置。
  3. 【請求項3】 燃料容器ユニットは、圧縮天然ガス燃料
    容器を囲繞する複数のプレート状のカバーが取り付くこ
    とを特徴とする請求項2記載のCNG車両の圧縮天然ガ
    ス燃料容器の取付装置。
JP2002034352A 2002-02-12 2002-02-12 Cng車両の圧縮天然ガス燃料容器の取付装置 Expired - Fee Related JP4044768B2 (ja)

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