JP2003237349A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2003237349A JP2002039618A JP2002039618A JP2003237349A JP 2003237349 A JP2003237349 A JP 2003237349A JP 2002039618 A JP2002039618 A JP 2002039618A JP 2002039618 A JP2002039618 A JP 2002039618A JP 2003237349 A JP2003237349 A JP 2003237349A
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忠 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エバポレータ及びヒータコアを1つの空調ユ
ニット2に集約して車両のインストルメントパネル内の
略中央に配置するようにした車両用空調装置1におい
て、車両のフロアに敷設したフロアマット30の側縁部
31a,32aを容易に固定できるようにし、且つコス
トの低減を図る。 【解決手段】 車両のダッシュパネル13下側の傾斜壁
部13bには車幅方向の略中央で前後方向に延びるフロ
アトンネル28が形成されている。フロアマット30は
フロアトンネル28を境に左右両側に分割されている。
空調ユニット2のケーシング4の底部には、フロアトン
ネル28の上面28aに掛かるフロアマット30の左右
両側の被分割部31,32の各側縁部31a,32aを
それぞれ上方から押さえるように、左右一対の押さえリ
ブ33,34を一体に形成する。押さえリブ33,34
を各々前後2つの部分に分割し、その間に作業者の指が
入る程度の間隔を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの空調ユニッ
トの内部に冷却用及び加熱用熱交換器をそれぞれ備え、
この空調ユニットを車両のインストルメントパネル内で
車幅方向の略中央に配置した車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の車両用空調装置とし
て、例えば、特開平9−123748号公報や特開平1
0−244820号公報に開示されるように、1つの室
内ユニットの内部にエバポレータ(冷却用熱交換器)と
ヒータコア(加熱用熱交換器)とを配設し、これを自動
車のインストルメントパネル内の車幅方向略中央に配置
するようにして、装置全体のコンパクト化を図るように
したものがある。
【0003】また、最近では、予めインストルメントパ
ネルに空調装置の室内ユニットや種々の部品を取付固定
してモジュール化しておき、このモジュール(インパネ
モジュール)を車体に取り付けるようにすることが提案
されている。
【0004】ところで、自動車のフロアには一般的にフ
ロアマットが敷設されているが、これを車体中央のフロ
アトンネルの左右に分割することがある。こうしたとき
には、乗員の動作に伴いフロアマットが動いても、この
フロアマットのうちのフロアトンネル上に掛かる部分が
めくれたり、裏返ったりすることがないように、クリッ
プやマジックテープ(R)によってフロアマットの側縁
部を車体フロアや空調装置のユニット等に留めるように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の提案
のように空調装置のユニットをインストルメントパネル
とモジュール化した場合、このモジュールの略中央に空
調装置のユニットが大きく張り出すことになるので、こ
れを車体に取り付ける際に邪魔にならないよう、左右に
分割したフロアマットの被分割部はいずれも外側に折り
畳んでおくことが好ましい。そして、インパネモジュー
ルを車体に対して取り付けた後に、前記フロアマットの
被分割部を延ばしてその側縁部をそれぞれクリップ等に
よって車体フロアや空調ユニットに留めるようにすれば
よい。
【0006】しかし、前記従来例(特開平10−244
820号公報等)のように冷却用及び加熱用の熱交換器
を集約した空調ユニットは、単体の室内ユニットとして
はかなり大きな寸法となり、この空調ユニットと車体フ
ロアとの間の間隔が狭くなるから、その間の狭いスペー
スにおいてフロアマットをクリップ等により留めるとい
う作業は、非常に困難なものとなる。
【0007】また、フロアマットの側縁部を留めるため
だけにクリップ等の専用の固定部品を使用しているの
で、その分、部品コストが高くついてしまい、しかも、
前記の如く作業が非常に困難で効率が悪いことから、製
造コストの低減も図り難い。
【0008】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、冷却用及び加熱用の
熱交換器を1つの空調ユニットに集約してインストルメ
ントパネル内の略中央に配置するようにした車両用空調
装置において、その空調ユニットの底部の構造に工夫を
凝らすことで、車両のフロアマットの固定を容易に行え
るようにし、且つコストの低減を図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本願の請求項1の発明では、冷却用熱交換器及び
加熱用熱交換器を備えた1つの空調ユニットが車両のイ
ンストルメントパネル内で車幅方向の略中央に配置され
た車両用空調装置において、前記空調ユニットのケーシ
ングの底部に、車両のフロアに敷設されたフロアマット
を上方から押さえるように突出する押さえリブを一体に
設ける構成とする。
【0010】前記の構成により、空調ユニットが車両の
インストルメントパネル内で車幅方向の略中央に配置さ
れた状態で、該空調ユニットのケーシングの底部に設け
られた押さえリブによってフロアマットが車両のフロア
に対し上方から押さえ付けられることになるので、フロ
アマットの位置ずれによって見栄えが悪化することを防
止できる。しかも、フロアマットを押さえリブによって
押さえるという簡単な構造なので、クリップ等の固定部
品が不要になるし、面倒な作業もなくなるから、コスト
を低減することができる。尚、空調ユニットのケーシン
グは樹脂製であることが多いので、押さえリブはこのケ
ーシングの部材と一体成形すればよい。
【0011】請求項2の発明では、車両のフロアに車幅
方向の略中央部から上向きに膨出するトンネル部が車両
の前後方向に長く形成され、フロアマットが前記トンネ
ル部を境にフロアの左右両側に分割されている場合に、
前記トンネル部の上部に掛かるフロアマット左右両側の
被分割部の各側縁部をそれぞれ押さえるように、左右一
対の押さえリブを各々車両の前後方向に長く形成するも
のとする。
【0012】このことで、フロアマットの左右両側の被
分割部の各側縁部を、それぞれ、空調ユニットケーシン
グの押さえリブとフロアのトンネル部との間に挟み込ん
で押さえることにより、該トンネル部の上部に掛かるフ
ロアマットの側縁部がめくれたり、裏返ったりすること
を防止できる。また、車両の前後方向に長い左右一対の
押さえリブによってフロアマットの側縁部をより確実に
押さえることができる。
【0013】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
けるフロアのトンネル部を、下方に開口する略コ字状の
断面を有するものとし、一対の押さえリブは、それぞ
れ、前記トンネル部の上面における左右両側の部分に対
応するように配置するものとする。こうすることで、フ
ロアマット左右両側の被分割部の各側縁部を一対の押さ
えリブとトンネル部の上面との間に挟持させて、安定的
に保持できる。
【0014】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
けるフロアのトンネル部の上面が、車両の前方に向かっ
て徐々に高くなるように傾斜するものである場合に、押
さえリブの下端縁部を前記トンネル部上面の傾斜に沿う
ように傾斜させるものとする。こうすることで、車両フ
ロアのトンネル部が傾斜する形状であっても、フロアマ
ットの側縁部を押さえリブとトンネル部上面との間に挟
持させることができる。
【0015】尚、前記押さえリブの下端面をトンネル部
上面と平行にする必要はない。むしろ、押さえリブの形
状としては、その下端面が車両の後側に向かって徐々に
トンネル部の上面から離れるようにするのが好ましい。
これは、押さえリブとトンネル部上面との間にフロアマ
ットを挟むときに、作業者がフロアマットを車両の後側
から差し込むことになるので、この作業者にとっての手
前側で押さえリブとトンネル部上面との間隔がやや広い
方が作業が容易になるからである。
【0016】請求項5の発明では、請求項4の発明にお
いて、押さえリブの下端面とこれに対向するフロアのト
ンネル部上面との間の間隙を所定値未満とし、且つ、前
記押さえリブを各々複数の部分に分割して、この複数の
部分の相互の間隔を前記所定値以上とするものとする。
【0017】このことで、押さえリブの下端面とこれに
対向するトンネル部上面との間の間隙が、例えば作業者
の指が入らない程度の所定値未満であれば、この間隙に
差し入れたフロアマットの側縁部をより確実に挟持させ
ることができる。一方、そうした場合には、前記の間隙
にフロアマットを皺にならないように差し入れることが
難しくなるので、この発明では、押さえリブを複数の部
分に分割して、その間に前記所定値以上の間隔、即ち作
業者の指が入る程度の間隔を確保することにより、フロ
アマットの側縁部を押さえリブの下端面とトンネル部上
面との間に奥まで皺にならないように差し入れることが
容易になる。
【0018】請求項6の発明では、請求項3〜5のいず
れか1つの発明において、フロアのトンネル部の上面に
開口するように貫通孔を形成する一方、空調ユニットの
ケーシングの底部には凝縮水の排水通路を有するドレン
部を下方に突出させて形成し、このドレン部の下面には
前記排水通路の下流端側を囲んで前記トンネル部の貫通
孔周縁部に液密に当接するシール面を形成する構成とす
る。
【0019】この構成では、空調ユニットの熱交換機で
生成した凝縮水がケーシング底部の排水通路とフロアの
貫通孔とを介して車両のフロア下に排出される。また、
そのフロアの貫通孔と排水通路とがドレン部のシール面
により液密に連通されているので、凝縮水の漏れや外部
からの水や埃の侵入が阻止される。その反面、確実なシ
ールのためにはフロアマットが邪魔になるので、トンネ
ル部でフロアマットを左右に分割する必要性が高くな
り、従って、このような場合に本願発明の作用効果がよ
り有効なものとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0021】図1は、本発明の実施形態に係る車両用空
調装置1の外観を示す。この空調装置1は、図示しない
が、自動車(車両)の車室内の最前部に位置するインス
トルメントパネルの内部に配設されるものであり、空調
ユニット2と、この空調ユニット2へ空気を送る送風ユ
ニット3とを備えている。前記空調ユニット2がインス
トルメントパネル内において車幅方向の略中央に位置す
る一方、送風ユニット3は、空調ユニット2の車体左側
に隣接するようにして、助手席前方のやや中央寄りに配
置される。尚、以下、この明細書では、車両の前側、後
側、左側及び右側をそれぞれ単に前側、後側、左側及び
右側という。
【0022】前記空調ユニット2は、詳細は図示しない
が、樹脂製ケーシング4の内部にエバポレータ(冷却用
熱交換器)及びヒータコア(加熱用熱交換器)が配設さ
れたものであり、送風ユニット3から送給される空調用
の空気をエバポレータにより冷却し、その後、必要に応
じてヒータコアにより加熱して、所要の温度及び湿度状
態の調和空気を生成するものである。また、前記送風ユ
ニット3についても詳細は図示しないが、この送風ユニ
ット3は、ケーシング5の内部に配設された送風ファン
の回転により、内気取入口6や外気取入ダクト7を介し
てケーシング5内に空気を取り入れ、この空気をエアフ
ィルタにより濾過した後に空調ユニット2へ送給するも
のである。
【0023】すなわち、前記送風ユニットケーシング5
の右側面の車両前部には吹出口が設けられており、一
方、空調ユニットケーシング4の左側面の車両前部には
空気の導入口8(図3参照)が設けられていて、これら
送風ユニット3の吹出口と空調ユニット2の導入口とが
接続されている。そして、その導入口より空調ユニット
2内に導入された空気は、エバポレータを通過すること
により冷却され、この冷却された空気の一部がヒータコ
アを通過することにより加熱される一方、残りの空気が
ヒータコアをバイパスして流れ、両者が混合されること
によって所望の温度の調和空気となる。
【0024】そして、前記のようにして生成された調和
空気は、自動車の乗員により設定される吹出モードに応
じて、空調ユニット2の上面の車両前部に設けられ且つ
デフロスタとダクトを介して接続されたデフロスタ導出
口9、空調ユニット2の上面の車両後部に設けられ且つ
ベンチレータとダクトを介して接続されたベント導出口
10、及び、空調ユニット2の下部に設けられ且つ後部
車室に調和空気を送給するためのダクトに接続されたリ
ヤ導出口11から選択的に吹き出すようになっている。
【0025】前記空調ユニット2及び送風ユニット3
は、後述の如くインストルメントパネルに取り付けてモ
ジュール化した状態(インパネモジュール)で車体に組
み付けられる。すなわち、そのようにして車体に組み付
けられた状態を図2に示すと、空調ユニット2及び送風
ユニット3は、車幅方向に並設された状態でそれぞれイ
ンストルメントパネルメンバー12に取り付けられると
ともに、自動車前部のエンジンルームと車室とを仕切る
ダッシュパネル13にも取り付けられている。
【0026】前記ダッシュパネル13の上部は、略鉛直
に上下方向に延びる鉛直壁部13aであり、この鉛直壁
部13aの下端部に連続してそこから後方に向かい徐々
に低くなるように傾斜する傾斜壁部13bが設けられて
いる。そして、この傾斜壁部13bの後端部に図示しな
いフロアパネルが連続しており、換言すれば、ダッシュ
パネル13の傾斜壁部13bが車両のフロアの一部分を
構成している。また、前記インストルメントパネルメン
バー12は、断面略円形状の鋼製パイプ部材からなり、
その両端部が図示しないブラケットを介して前記ダッシ
ュパネル13の鉛直壁部13aに固定されている。
【0027】前記インストルメントパネルメンバー12
の車幅方向略中央部には、車幅方向に相対向して下方向
に延びる左右2つのステー14,14が溶接により固定
されていて、この両ステー14,14の下端部同士が連
結部材15により連結固定されている。このステー14
は、インストルメントパネルのコンソール部の左右両端
部にそれぞれ位置していて、該コンソール部に配設され
るオーディオや、乗員が前記吹出モード及び空調温度を
設定するためのコントロール部等を保持するために設け
られている。
【0028】前記空調ユニット2の取り付けについて詳
しくは、空調ユニット2のケーシング4の左右両側面の
上部には、それぞれ左右に突出する突出部17,18が
形成されており(左側の突出部17は、図1にのみ示
す)、この両突出部17,18がインストルメントパネ
ルメンバー12に取り付けられた左右2つのブラケット
19,20にボルト及びナットを介してそれぞれ固定さ
れている。一方、空調ユニットケーシング4の下部は前
記両ステー14,14の間に位置していて該両ステー1
4,14の下端部にボルトにより固定されている。ま
た、前記空調ユニットケーシング4の下部の車両前部に
は、左側に突出する車体固定部21が形成されており、
この車体固定部21が、送風ユニット3の右側の車体固
定部25(後述)とともにダッシュパネル13に固定さ
れている。
【0029】また、前記送風ユニット3の取り付けにつ
いて、該送風ユニット3のケーシング5右側面の上部に
は、右側に突出する突出部22が形成されており(図1
にのみ示す)、この突出部22は、前記空調ユニット2
の左側の突出部17の下側に重なって、該左側の突出部
17とともにインストルメントパネルメンバー12の左
側のブラケット19の先端部に共締め固定されている。
また、送風ユニットケーシング5の左側面の上部にはメ
ンバー固定部23が形成されている。このメンバー固定
部23の上部には略円弧上に凹陥した当接面が形成され
ていて、この当接面をインストルメントパネルメンバー
12に対し直に当接した状態でボルト及びナットにより
固定されている。
【0030】一方、前記送風ユニット3のケーシング5
の下部における車両前部には、左右2つの車体固定部2
4,25が設けられており、この各車体固定部24,2
5の貫通孔にダッシュパネル13から延びるボルトが挿
通されていて、このボルトにナットが締め付けられるこ
とによって、車体固定部24,25がそれぞれダッシュ
パネル13に固定されている。尚、前記送風ユニット3
の右側の車体固定部25は、前記空調ユニット2の車体
固定部21(ボルトの挿通される貫通孔を有する)の車
両後側に重なって位置していて、該車体固定部21と共
締めされている。
【0031】ところで、上述の如く、ダッシュパネル1
3の鉛直壁部13aに空調ユニット2や送風ユニット3
が取り付けられる一方、車両のフロアの前端部を構成す
るダッシュパネル13の傾斜壁部13bには、車幅方向
略中央部において、即ち前記空調ユニット2に対応する
部位で上向きに膨出して前後方向に延びるフロアトンネ
ル28が形成されている。このフロアトンネル28は、
下方に開口する略コ字状の断面を有し、その上面28a
が前方に向かって徐々に高くなるように傾斜している。
このフロアトンネル28の傾斜状態は傾斜壁部13bの
傾斜よりも緩やかなもので、傾斜壁部13bに対するフ
ロアトンネル28の膨出量は後側ほど大きくなってい
る。
【0032】また、前記フロアトンネル28の上面28
aには、空調ユニット2から外部に排出される凝縮水を
フロアの下方に排出するための貫通孔29(図5参照)
が開口されており、空調ユニット2のケーシング4の底
部から下方に突出するドレン部37(後述)の下面が前
記貫通孔29の周縁部に液密に当接されるようになって
いる。
【0033】そして、前記図2に仮想線で示すように、
ダッシュパネル13の傾斜壁部13bの上面にはフロア
マット30が敷設されている。このフロアマット30
は、図示しないフロアパネルの上面全体を覆うように敷
設されるものであるが、ダッシュパネル13の傾斜壁部
13bを覆う前側の部分ではフロアトンネル28を境に
して左右両側の部分31,32に分割されていて、その
左右両側の被分割部31,32の各側縁部31a,32
aがそれぞれフロアトンネル28の左右両側から上面2
8aに亘って掛けられている。
【0034】そして、本発明の特徴として、前記のよう
にフロアトンネル28の上面28aに至るフロアマット
30の被分割部31,32の各側縁部31a,32a
が、それぞれ、空調ユニット2のケーシング4の底部に
設けられた押さえリブ33,34によって上方から押さ
え付けられている。詳しくは、図3に示すように拡大し
て空調ユニット2の下部を左側から見ると、ケーシング
4の底部における左端には、フロアトンネル28の上面
28aに向かって略鉛直に延出する押さえリブ33が一
体に形成されている。この押さえリブ33は、全体とし
て前後方向に長い形状であって且つ前後に2つの部分3
3a,33bに分割されていて、その前側の部分33a
が後側の部分33bよりもやや左側に位置している。
【0035】また、前記押さえリブ33の下端縁部は、
前側の部分33aから後側の部分33bに亘り全体とし
て、フロアトンネル28上面28aの傾斜状態に沿って
後側ほど低くなるように傾斜している。このリブ33の
下端縁部の傾斜状態はフロアトンネル上面28aの傾斜
状態よりも緩やかなものであり、従って、押さえリブ3
3の下端面とこれに対向するフロアトンネル上面28a
との間の間隙は後側ほど大きくなっている。但し、その
間隔は、押さえリブ33の後側の部分33bの後端部、
即ち間隔の最も大きいところでも、人の手を差し入れる
ことが困難な程度の大きさ(所定値:例えば2〜3c
m)である。このことで、押さえリブ33とフロアトン
ネル28との間にフロアマット30の側縁部31aを差
し込むだけで、しっかりと挟持させることができる。
【0036】一方、前記押さえリブ33の前側の部分3
3aと後側の部分33bとの間の前後方向の間隔は前記
所定値以上とされており、このことで、フロアマット3
0の側縁部31aを押さえリブ33とフロアトンネル2
8との間に差し込むときに、作業者は、押さえリブ33
の前側部分33aと後側部分33bとの間に指を差し入
れて、フロアマット30の側縁部31aを奥まで皺にな
らないように容易に延ばすことができる。
【0037】反対に、空調ユニット2の下部を右側から
見ると、図4に示すように、ケーシング4の底部の右端
にも左端と同様に前後方向に長い押さえリブ34が一体
に形成されている。この押さえリブ34も前後に2つの
部分34a,34bに分割されていて、それらの下端縁
部が全体としてフロアトンネル28上面28aの傾斜状
態に沿うように傾斜している。また、押さえリブ34の
下端面とこれに対向するフロアトンネル上面28aとの
間の間隙が後側ほど大きくなっていて、その最大の間隔
が前記所定値未満とされ、一方、前側部分34aと後側
部分34bとの間の前後方向の間隔が前記所定値以上と
されている。尚、ケーシング4の底部を鉛直下方から見
ると、前記押さえリブ34の前側部分34aと後側部分
34bとは略直線上に並んでいる。
【0038】つまり、空調ユニット2のケーシング4の
底部には、その左右両端部において各々前後方向に延び
る左右一対の押さえリブ33,34が設けられていて、
これらがそれぞれフロアトンネル28の上面28aにお
ける左右両側部分に対応するように位置して、フロアマ
ット30の左右両側の被分割部31,32の各側縁部3
1a,32aを上方から押さえ付けるようになってい
る。尚、この実施形態では、前記一対の押さえリブ3
3,34の各後側部分33b,34bと一体にその後端
部に連続して後方に延びるように、TVチューナー等の
電装部品が取り付けられるブラケット35,36が設け
られている。
【0039】前記図3及び図5にも示すように、空調ユ
ニット2のケーシング4の底部には、左右の押さえリブ
33,34の中間から下方に突出して延びるドレン部3
7が形成されている。このドレン部37の内部には上下
方向に延びるように排水通路38が形成され、この排水
通路38の上端が、ケーシング4の内部でエバポレータ
の下方の空間に臨むドレンパンの最深部に開口し、一
方、排水通路38の下端側は、ドレン部37の下面から
さらに下方に延びる管状突出部39の内部に形成されて
いる。
【0040】また、前記ドレン部37の下面には、下方
に延びる管状突出部39の周囲を囲むようにシール面が
形成されており、後述の如くインパネモジュールを車体
に組み付ける際に、前記管状突出部39がフロアトンネ
ル28の上面28aに開口する貫通孔29に対し情報か
ら挿入されるとともに、該管状突出部39を囲むように
ドレン部37の下面に形成されたシール面が貫通孔29
の開口部周縁に液密に当接されるようになっている。
【0041】次に、前記空調装置1の自動車への組付手
順を説明する。先ず、インストルメントパネル内のイン
ストルメントパネルメンバー12に空調ユニット2及び
送風ユニット3を取り付けるとともに、他の必要な部品
を組み付けてインパネモジュールを完成させる。例え
ば、空調ユニット2底部のドレン部37のシール面に
は、インストルメントパネルメンバー12への取付前又
は後に、シール部材40(図5にのみ仮想線で示す)を
貼り付ける。
【0042】それから、前記インパネモジュールを車体
に組み付ける。このときには既に車体のフロアにフロア
マット30が敷設されているが、このフロアマット30
の左右両側の被分割部31,32の各側縁部31a,3
2aがフロアトンネル28に掛かっていると、これが空
調ユニット2の底部等に引っかかって組み付けの妨げに
なることがあるので、そうならないように、フロアマッ
ト30の被分割部31,32の各側縁部31a,32a
をそれぞれ裏返して、左右両側に折り畳んでおく(図5
参照)。
【0043】そして、図5に示すように、インパネモジ
ュールをダッシュパネル13の鉛直壁部13aに対して
その後側から徐々に近付けて正規の組み付け状態とし、
この状態でインストルメントパネルメンバー12をダッ
シュパネル13に固定するとともに、空調ユニット2の
車体固定部21及び送風ユニット3の左右2つの車体固
定部24,25をそれぞれダッシュパネル13の鉛直壁
部13aに締結して固定する。この際、空調ユニット2
の底部のドレン部37がフロアトンネル28の上面28
aにその後側上方から徐々に接近して、図に黒い矢印で
示すように、該ドレン部37の下面から下方に延びる管
状突出部39がフロアトンネル28の貫通孔29に挿入
される。
【0044】そのようにして、空調ユニット2をダッシ
ュパネル13に対し正規の組み付け状態で固定した後
に、先に畳んでおいたフロアマット30の被分割部3
1,32の各側縁部31a,32aをそれぞれフロアト
ンネル28側に戻して、該各側縁部31a,32aをケ
ーシング4底部の押さえリブ33,34とフロアトンネ
ル28上面28aとの間に差し込んで、挟持させる。
【0045】その際、作業者にとって手前側となる押さ
えリブ33,34の後側でフロアトンネル28との間の
間隔がやや広くなっているので、そこにフロアマット3
0の側縁部31a,32aを容易に差し込むことができ
る。また、前記押さえリブ33,34が各々前後の2つ
の部分に分割されていて、それらの間に作業者の指が入
る程度の間隔が空けられているから、フロアマット30
の側縁部31aを奥まで皺にならないように延ばして差
し入れることも容易になる。
【0046】したがって、この実施形態に係る車両用空
調装置によると、インストルメントパネル内で斜幅方向
の略中央に位置する空調ユニット2のケーシング4の底
部に左右一対の押さえリブ33,34を一体に設けたこ
とで、フロアとネル28を境に左右に分割したフロアマ
ット30の被分割部31,32の各側縁部31a,32
aをそれぞれフロアトンネル28の上面28aに対して
しっかり押しつけて安定的に保持することができ、これ
により、フロアマット30の側縁部31a,32aが裏
返ることは勿論、フロアマット30の位置ずれを防止す
ることができる。
【0047】しかも、押さえリブ33,34とフロアト
ンネル28との間にフロアマット30の側縁部31a,
32aを差し込むだけで、非常に容易にフロアマット3
0の位置規制が行える上に、クリップ等の専用の固定部
品が不要になるので、コストの低減が図られる。
【0048】特にこの実施形態の場合、空調ユニット2
の底部に設けたドレン部37の下面を直接、フロアトン
ネル28の上面28aに押しつけてシールするようにし
ているので、確実なシールのためにはフロアマット30
が邪魔になるから、フロアトンネル28を境にフロアマ
ット30を左右に分割する必要性が高く、従って、上述
した効果が有効なものとなる。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
に係る車両用空調装置によると、冷却用熱交換器及び加
熱用熱交換器を備えた1つの空調ユニットを車両のイン
ストルメントパネル内で車幅方向の略中央に配置する場
合に、その空調ユニットのケーシングの底部にフロアマ
ットを上方から押さえるように突出する押さえリブを一
体に設け、この押さえリブによってフロアマットを上方
から押さえ付けるようにしたので、極めて簡単な構造で
もってフロアマットの位置ずれを防止することができ
る。しかも、クリップ等の固定部品が不要になり、面倒
な作業もなくなることで、コストの低減が図られる。
【0050】請求項2の発明によると、フロアマットが
車両のフロアトンネルの左右両側に分割されていても、
それぞれ前後方向に長い左右一対の押さえリブによって
フロアマットの側縁部がめくれたりしないように、押さ
えることができる。
【0051】請求項3の発明によると、フロアマットの
被分割部の各側縁部を押さえリブの下面とトンネル部の
上面との間に挟持して、安定的に保持することができ
る。
【0052】請求項4の発明によると、フロアのトンネ
ル部の上面が傾斜面であっても、これに沿うように傾斜
する押さえリブの下端縁部とトンネル部上面との間にフ
ロアマットを安定的に挟持させることができる。
【0053】請求項5の発明によると、押さえリブの下
端面とトンネル部上面との間の間隙を小さくして、この
間に差し入れたフロアマットの側縁部をより確実に挟持
させることができるとともに、各押さえリブを分割した
複数の部分の間に作業者の指が入る程度の間隔を確保し
て、作業の容易性を向上できる。
【0054】請求項6の発明によると、空調ユニットの
ケーシングの底部にドレン部が形成されている場合に、
このドレン部とフロアのトンネル部との間のシールのた
めに邪魔になるフロアマットを左右に分割する必要性が
高くなるから、このような場合に本願発明の効果が特に
有効なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る空調装置の外観を示す
斜視図である。
【図2】車両用空調装置のインストルメントパネルメン
バー及び車体への取付状体を示す斜視図である。
【図3】送風ユニットを省略して空調ユニットを左側か
ら見て、ケーシング底部の押さえリブとフロアマットと
の位置関係を示す拡大図である。
【図4】右側から見た図3相当図である。
【図5】インパネモジュールの組み付け時における空調
ユニットの底部とフロアトンネルとの位置関係を示す拡
大図である。
【符号の説明】
1 車両用空調装置 2 空調ユニット 4 ケーシング 13 ダッシュパネル 13b 傾斜壁部(フロア) 28 フロアトンネル(トンネル部) 28a フロアトンネル上面 29 貫通孔 30 フロアマット 31 左側の被分割部 31a 左側被分割部の右側縁部 32 右側の被分割部 32a 右側被分割部の左側縁部 33,34 押さえリブ 37 ドレン部 38 排水通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 忠 広島県東広島市吉川工業団地3番11号 株 式会社日本クライメイトシステムズ内 (72)発明者 米原 真司 広島県東広島市吉川工業団地3番11号 株 式会社日本クライメイトシステムズ内 (72)発明者 福岡 史成 広島県東広島市吉川工業団地3番11号 株 式会社日本クライメイトシステムズ内 Fターム(参考) 3L011 BR00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器を備
    えた1つの空調ユニットが車両のインストルメントパネ
    ル内で車幅方向の略中央に配置された車両用空調装置に
    おいて、 前記空調ユニットのケーシングの底部には、車両のフロ
    アに敷設されたフロアマットを上方から押さえるように
    突出する押さえリブが一体に設けられていることを特徴
    とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 車両のフロアには、車幅方向の略中央部から上向きに膨
    出するトンネル部が車両の前後方向に長く形成され、 フロアマットは、前記トンネル部を境にフロアの左右両
    側に分割されていて、 前記トンネル部の上部に掛かるフロアマット左右両側の
    被分割部の各側縁部をそれぞれ押さえるように、左右一
    対の押さえリブが各々車両の前後方向に長く形成されて
    いることを特徴とする車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 フロアのトンネル部は下方に開口する略コ字状の断面を
    有し、 一対の押さえリブは、それぞれ、前記トンネル部の上面
    における左右両側の部分に対応するように配置されてい
    ることを特徴とする車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 フロアのトンネル部の上面は、車両の前方に向かって徐
    々に高くなるように傾斜しており、 押さえリブの下端縁部は、前記トンネル部上面の傾斜に
    沿うように傾斜していることを特徴とする車両用空調装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 押さえリブの下端面とこれに対向するフロアのトンネル
    部上面との間の間隙が所定値未満とされ、 前記押さえリブが各々複数の部分に分割されていて、こ
    の複数の部分の相互の間隔が前記所定値以上とされてい
    ることを特徴とする車両用空調装置。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれか1つにおいて、 フロアのトンネル部の上面に開口するように貫通孔が形
    成され、 空調ユニットのケーシングの底部には、凝縮水の排水通
    路を有するドレン部が下方に突出して形成され、 前記ドレン部の下面には、前記排水通路の下流端側を囲
    んで前記トンネル部の貫通孔周縁部に液密に当接される
    シール面が形成されていることを特徴とする車両用空調
    装置。
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