JP2003236603A - 金属箔の冷間圧延方法 - Google Patents
金属箔の冷間圧延方法Info
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- JP2003236603A JP2003236603A JP2002040465A JP2002040465A JP2003236603A JP 2003236603 A JP2003236603 A JP 2003236603A JP 2002040465 A JP2002040465 A JP 2002040465A JP 2002040465 A JP2002040465 A JP 2002040465A JP 2003236603 A JP2003236603 A JP 2003236603A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 荷重制限によらず「ペコ」「チリメンシワ」
の発生を安定的に防止しうる金属箔の冷間圧延方法を提
供する。 【解決手段】 金属箔を板厚0.10mm以下まで冷間圧延す
るにあたり、最終パスの圧下率α(%) を圧延油の粘度
η(m2/s)から次式(1) αC =2.4 ×106 ×η−15 ‥‥‥(1) で計算されるαC (%)以下として圧延する。
の発生を安定的に防止しうる金属箔の冷間圧延方法を提
供する。 【解決手段】 金属箔を板厚0.10mm以下まで冷間圧延す
るにあたり、最終パスの圧下率α(%) を圧延油の粘度
η(m2/s)から次式(1) αC =2.4 ×106 ×η−15 ‥‥‥(1) で計算されるαC (%)以下として圧延する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属箔の冷間圧延方法
に関する。 【0002】 【従来の技術】板厚0.10mm以下、とくに0.05mm以下の金
属箔を冷間圧延により製造する場合、図2に示すような
「クロスバックル」と呼ばれる縦スジ3の中に小さな腹
伸び4が存在する形状不良の発生が問題となる場合があ
る。この「クロスバックル」は、腹伸びとはいってもそ
の形状急峻度は測定できないほど小さいが、金属箔を光
に当ててみるとはっきりと光沢のムラがわかるため、生
産現場では、「ペコ」または「チリメンシワ」と呼ばれ
ているので、以下、「ペコ」「チリメンシワ」とと称す
ることにすると、「ペコ」「チリメンシワ」は、冷間圧
延後焼鈍することにより完全に消えていたが、近年コス
トダウンを目的として焼鈍工程を省略したハード材(圧
延まま材)で出荷するケースもあり、ハード材の場合に
形状不良の主因となって合格率が低下したりする。 【0003】この「ペコ」「チリメンシワ」の発生を防
止するために、たとえば特開2001-239304 号公報や特開
2001-179307 号公報に記載されているように、圧延荷重
と圧延張力を制限する方法や、特開2001-58204号公報に
記載されたように、ワークロールのヤング率を制限する
方法などがある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】特開2001-239304 号公
報や特開2001-179307 号公報では、圧延荷重と圧延張力
の制限で「ペコ」「チリメンシワ」の発生を防止する方
法がとられているが、箔圧延時はワークロールがキスロ
ールしている場合が多い。キスロールしている場合、圧
延機が機械的に付与する荷重と被圧延材が実際に受ける
荷重との間には、「被圧延材が受ける荷重」=「圧延機
が機械的に付与する荷重」−「キスロール荷重」の関係
があるが、実際制御できる荷重は、圧延機が機械的に付
与する荷重のみである。そのため、圧延荷重の制限を行
っても、ワークロール形状・ワークロール径の変化など
によりキスロール荷重が変化する場合は、荷重制限は意
味が薄れる。 【0005】上記従来技術の問題に鑑み、本発明は、荷
重制限によらず「ペコ」「チリメンシワ」の発生を安定
的に防止しうる金属箔の冷間圧延方法を提供することを
目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】発明者は、「ペコ」「チ
リメンシワ」の発生を防止する条件として、圧下率と圧
延張力の制御が重要であり、かつ、圧延油の粘度により
圧下率条件が変化することを突き止めた。圧延油はワー
クロールと被圧延材の摩擦力を減少させ、圧延動力を軽
減する役割を果たす。圧延油の粘度が上がると摩擦係数
が減少し同一圧延荷重においても圧下率を大きくとるこ
とができる〔板圧延の理論と実際:鉄鋼協会編(1984)p2
05〕。つまり、これは圧延油の粘度を上げれば、圧下率
を上げても「ペコ」「チリメンシワ」の発生を防止でき
ることを意味する。本発明は、この考えに基づいて、さ
らに検討を重ねてなされたものである。 【0007】すなわち、本発明は、金属箔を板厚0.10mm
以下まで冷間圧延するにあたり、最終パスの圧下率α
(%) を圧延油の粘度η(m2/s)から次式(1) αC =2.4 ×106 ×η−15 ‥‥‥(1) で計算されるαC (%)以下として圧延することを特徴
とする金属箔の冷間圧延方法である。 【0008】 【発明の実施の形態】20段圧延機を用いて板厚0.10mm×
板幅900mm のフェライト系ステンレス鋼を複数パス冷間
圧延して板厚0.05mmの箔に仕上げる際に、粘度ηの異な
る圧延油を用意し、該圧延油の適用下で最終パスの圧下
率αを変えて圧延して、得られた金属箔の形状を調査す
る実験を行い、結果を整理すると図1のようになった。
実験に使用した圧延油は鉱物油であり、それぞれ粘度η
=9.3 ×10-6、12×10-6、15×10-6(m2/s)の圧延油をス
トレートで使用した。 【0009】図1は、圧延油の粘度η(m2/s)を横軸に
とり、最終パスの圧下率α(%)を縦軸にとった座標平
面上に、「ペコ」「チリメンシワ」の発生の有無で層別
した実験点をプロットしたものであり、この図から、
「ペコ」「チリメンシワ」が発生しない領域の境界がほ
ぼ直線Lで表され、該直線Lに対応する圧下率α
C (%)が、次式(1) αC =2.4 ×106 ×η−15 ‥‥‥(1) でよく表され、圧延油の粘度ηに応じて、α≦αC を満
足するように最終パスの圧下率αを設定することによ
り、「ペコ」「チリメンシワ」の発生を防止できること
がわかる。 【0010】 【実施例】転炉で溶製し、連続鋳造で260mm 厚のスラブ
としたSUS430相当鋼を、熱間圧延して2.0mm 厚の鋼板と
し、焼鈍・酸洗後、20段センジミア圧延機で冷間圧延し
て0.30mm厚の薄板とし、これに軟質化焼鈍を施して、箔
圧延用素材とした。この素材を、20段センジミア圧延機
にて圧延油を適用して表1に示す各条件で冷間圧延し
て、0.05mm厚のSUS430ステンレス鋼箔製品に仕上げ、該
製品の「ペコ」「チリメンシワ」発生状況を調査した。
圧延油には鉱物油を使用した。その結果を表1に示す。 【0011】 【表1】 【0012】表1より、最終パスの圧下率αを式(1) で
計算されるαC 以下とした本発明例では「ペコ」「チリ
メンシワ」の発生を防止できたが、α>αC とした比較
例では「ペコ」「チリメンシワ」が発生した。なお、本
発明では、表1の条件1と条件6の比較からわかるよう
に、圧延油の粘度を上げて最終パス圧下率を大きくし、
圧延パス回数を削減することができる。 【0013】 【発明の効果】本発明によれば、冷間圧延後、焼鈍せず
にそのまま商品化する金属箔において「ペコ」「チリメン
シワ」 の発生がなくなり、合格率が100 %になるという
効果を奏する。
に関する。 【0002】 【従来の技術】板厚0.10mm以下、とくに0.05mm以下の金
属箔を冷間圧延により製造する場合、図2に示すような
「クロスバックル」と呼ばれる縦スジ3の中に小さな腹
伸び4が存在する形状不良の発生が問題となる場合があ
る。この「クロスバックル」は、腹伸びとはいってもそ
の形状急峻度は測定できないほど小さいが、金属箔を光
に当ててみるとはっきりと光沢のムラがわかるため、生
産現場では、「ペコ」または「チリメンシワ」と呼ばれ
ているので、以下、「ペコ」「チリメンシワ」とと称す
ることにすると、「ペコ」「チリメンシワ」は、冷間圧
延後焼鈍することにより完全に消えていたが、近年コス
トダウンを目的として焼鈍工程を省略したハード材(圧
延まま材)で出荷するケースもあり、ハード材の場合に
形状不良の主因となって合格率が低下したりする。 【0003】この「ペコ」「チリメンシワ」の発生を防
止するために、たとえば特開2001-239304 号公報や特開
2001-179307 号公報に記載されているように、圧延荷重
と圧延張力を制限する方法や、特開2001-58204号公報に
記載されたように、ワークロールのヤング率を制限する
方法などがある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】特開2001-239304 号公
報や特開2001-179307 号公報では、圧延荷重と圧延張力
の制限で「ペコ」「チリメンシワ」の発生を防止する方
法がとられているが、箔圧延時はワークロールがキスロ
ールしている場合が多い。キスロールしている場合、圧
延機が機械的に付与する荷重と被圧延材が実際に受ける
荷重との間には、「被圧延材が受ける荷重」=「圧延機
が機械的に付与する荷重」−「キスロール荷重」の関係
があるが、実際制御できる荷重は、圧延機が機械的に付
与する荷重のみである。そのため、圧延荷重の制限を行
っても、ワークロール形状・ワークロール径の変化など
によりキスロール荷重が変化する場合は、荷重制限は意
味が薄れる。 【0005】上記従来技術の問題に鑑み、本発明は、荷
重制限によらず「ペコ」「チリメンシワ」の発生を安定
的に防止しうる金属箔の冷間圧延方法を提供することを
目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】発明者は、「ペコ」「チ
リメンシワ」の発生を防止する条件として、圧下率と圧
延張力の制御が重要であり、かつ、圧延油の粘度により
圧下率条件が変化することを突き止めた。圧延油はワー
クロールと被圧延材の摩擦力を減少させ、圧延動力を軽
減する役割を果たす。圧延油の粘度が上がると摩擦係数
が減少し同一圧延荷重においても圧下率を大きくとるこ
とができる〔板圧延の理論と実際:鉄鋼協会編(1984)p2
05〕。つまり、これは圧延油の粘度を上げれば、圧下率
を上げても「ペコ」「チリメンシワ」の発生を防止でき
ることを意味する。本発明は、この考えに基づいて、さ
らに検討を重ねてなされたものである。 【0007】すなわち、本発明は、金属箔を板厚0.10mm
以下まで冷間圧延するにあたり、最終パスの圧下率α
(%) を圧延油の粘度η(m2/s)から次式(1) αC =2.4 ×106 ×η−15 ‥‥‥(1) で計算されるαC (%)以下として圧延することを特徴
とする金属箔の冷間圧延方法である。 【0008】 【発明の実施の形態】20段圧延機を用いて板厚0.10mm×
板幅900mm のフェライト系ステンレス鋼を複数パス冷間
圧延して板厚0.05mmの箔に仕上げる際に、粘度ηの異な
る圧延油を用意し、該圧延油の適用下で最終パスの圧下
率αを変えて圧延して、得られた金属箔の形状を調査す
る実験を行い、結果を整理すると図1のようになった。
実験に使用した圧延油は鉱物油であり、それぞれ粘度η
=9.3 ×10-6、12×10-6、15×10-6(m2/s)の圧延油をス
トレートで使用した。 【0009】図1は、圧延油の粘度η(m2/s)を横軸に
とり、最終パスの圧下率α(%)を縦軸にとった座標平
面上に、「ペコ」「チリメンシワ」の発生の有無で層別
した実験点をプロットしたものであり、この図から、
「ペコ」「チリメンシワ」が発生しない領域の境界がほ
ぼ直線Lで表され、該直線Lに対応する圧下率α
C (%)が、次式(1) αC =2.4 ×106 ×η−15 ‥‥‥(1) でよく表され、圧延油の粘度ηに応じて、α≦αC を満
足するように最終パスの圧下率αを設定することによ
り、「ペコ」「チリメンシワ」の発生を防止できること
がわかる。 【0010】 【実施例】転炉で溶製し、連続鋳造で260mm 厚のスラブ
としたSUS430相当鋼を、熱間圧延して2.0mm 厚の鋼板と
し、焼鈍・酸洗後、20段センジミア圧延機で冷間圧延し
て0.30mm厚の薄板とし、これに軟質化焼鈍を施して、箔
圧延用素材とした。この素材を、20段センジミア圧延機
にて圧延油を適用して表1に示す各条件で冷間圧延し
て、0.05mm厚のSUS430ステンレス鋼箔製品に仕上げ、該
製品の「ペコ」「チリメンシワ」発生状況を調査した。
圧延油には鉱物油を使用した。その結果を表1に示す。 【0011】 【表1】 【0012】表1より、最終パスの圧下率αを式(1) で
計算されるαC 以下とした本発明例では「ペコ」「チリ
メンシワ」の発生を防止できたが、α>αC とした比較
例では「ペコ」「チリメンシワ」が発生した。なお、本
発明では、表1の条件1と条件6の比較からわかるよう
に、圧延油の粘度を上げて最終パス圧下率を大きくし、
圧延パス回数を削減することができる。 【0013】 【発明の効果】本発明によれば、冷間圧延後、焼鈍せず
にそのまま商品化する金属箔において「ペコ」「チリメン
シワ」 の発生がなくなり、合格率が100 %になるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】「ペコ」「チリメンシワ」の発生限界となる圧
延油の粘度ηと最終パスの圧下率αの関係を示すグラフ
である。 【図2】「ペコ」「チリメンシワ」の外観を示す模式図
である。 【符号の説明】 1 ワークロール 2 搬送方向 3 縦スジ 4 腹伸び
延油の粘度ηと最終パスの圧下率αの関係を示すグラフ
である。 【図2】「ペコ」「チリメンシワ」の外観を示す模式図
である。 【符号の説明】 1 ワークロール 2 搬送方向 3 縦スジ 4 腹伸び
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 金属箔を板厚0.10mm以下まで冷間圧延す
るにあたり、最終パスの圧下率α(%) を圧延油の粘度
η(m2/s)から次式(1) αC =2.4 ×106 ×η−15 ‥‥‥(1) で計算されるαC (%)以下として圧延することを特徴
とする金属箔の冷間圧延方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002040465A JP2003236603A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | 金属箔の冷間圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002040465A JP2003236603A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | 金属箔の冷間圧延方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003236603A true JP2003236603A (ja) | 2003-08-26 |
Family
ID=27781202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002040465A Pending JP2003236603A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | 金属箔の冷間圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003236603A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015167953A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-28 | 日立金属株式会社 | ステンレス箔の製造方法 |
-
2002
- 2002-02-18 JP JP2002040465A patent/JP2003236603A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015167953A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-28 | 日立金属株式会社 | ステンレス箔の製造方法 |
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