JP2003236485A - パレット洗浄方法及び装置 - Google Patents

パレット洗浄方法及び装置

Info

Publication number
JP2003236485A
JP2003236485A JP2002033713A JP2002033713A JP2003236485A JP 2003236485 A JP2003236485 A JP 2003236485A JP 2002033713 A JP2002033713 A JP 2002033713A JP 2002033713 A JP2002033713 A JP 2002033713A JP 2003236485 A JP2003236485 A JP 2003236485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
cleaning
state
transfer mechanism
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002033713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4009316B2 (ja
Inventor
Kazuo Kishimoto
一夫 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Machinery Co Ltd filed Critical Shibuya Machinery Co Ltd
Priority to JP2002033713A priority Critical patent/JP4009316B2/ja
Priority to KR1020020044049A priority patent/KR101005631B1/ko
Priority to US10/205,392 priority patent/US6658761B2/en
Publication of JP2003236485A publication Critical patent/JP2003236485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4009316B2 publication Critical patent/JP4009316B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】パレットの遠心脱水時における重心のずれを容
易かつ的確に抑えることができ、しかもサイズや縦横比
の異なるパレットに対する兼用が可能であるとともに、
洗浄工程と液滴の除去工程とを含むパレットの洗浄シス
テムとしての流れを改良したパレット洗浄技術を提供す
る。 【解決手段】パレット1に洗浄液を吹付けて洗浄した
後、そのパレット1に付着した液滴を除去するパレット
洗浄において、パレット1に対して、その一辺が底部に
なるように起立した状態において洗浄を実施し、その洗
浄後、パレット1を1つの角部が底部になるように傾斜
させ、その傾斜状態において遠心脱水を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレットやこれに
類似したトレイ・コンテナなどの矩形状等のワーク(以
下、単にパレットという)を洗浄するとともに洗浄後に
付着した液滴を遠心力の作用によって除去するパレット
の洗浄システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂等からなるパレットを遠心脱
水する場合には、コンベヤ上の搬送状態のまま、水平状
態で遠心脱水するのが一般的であった。しかしながら、
パレットのフォーク差込孔に面する部分など、パレット
の内部には、強度を上げるために多数のリブが設けられ
ており、それらのリブによって形成される多数の凹部に
溜まった洗浄液は、遠心脱水してもなかなか除去できな
いのが実状であった。そこで、パレットの遠心脱水に関
して、パレットを起立させた状態で回転させるものも開
示されている(実開平6−52973号公報)。この場
合には、凹部に残留する洗浄液を効率よく除去すること
ができる。しかしながら、この従来技術の場合には、パ
レットを保持する際に回転中心がずれやすいため、その
まま回転させると、アンバランスによる危険も大きいと
いう技術的な問題があった。このような事情から、パレ
ットをしっかり保持する必要上、ホルダが複雑で大型化
する傾向にあった。また、パレットの種類は非常に多
く、サイズや矩形を構成する縦横比の異なるパレットを
同じ装置で兼用することも難しかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な従来技術の問題点を解決するためになされたもので、
パレットの遠心脱水時における重心のずれを容易かつ的
確に抑えることができ、しかもサイズや縦横比の異なる
パレットに対する兼用が可能であるとともに、洗浄工程
と液滴の除去工程とを含むパレットの洗浄システムとし
ての流れを改良したパレット洗浄技術を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1及び請求項2の発明では、パレットに洗浄
液を吹付けて洗浄した後、そのパレットに付着した液滴
を除去するパレット洗浄において、前記パレットに対し
て、その一辺が底部になるように起立した状態において
洗浄を実施し、洗浄後、前記パレットを1つの角部が底
部になるように傾斜させ、その傾斜状態において遠心脱
水を実施するという技術手段を採用した。これに伴い、
請求項3の発明ではパレットを水平状態から一辺が底部
になるように起立した状態に起す起立手段、請求項4の
発明ではパレットを一辺が底部になるように起立した状
態から1つの角部が底部になるように傾斜させる傾斜手
段、請求項5の発明ではパレットを1つの角部が底部に
なるように傾斜した状態から一辺が底部になるように起
立した状態に戻す傾斜戻し手段、請求項6の発明ではパ
レットを一辺が底部になるように起立した状態から水平
状態に倒す転倒手段を備えた。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、正方形や長方形のパレ
ットの洗浄に広く適用できる。一般的に、樹脂製のパレ
ットの場合には、10〜30Kg程度の重量で、厚さが
130mm〜150mm程度のものが使用されている
が、これらの形態に限らず広く適用できる。また、フォ
ークの挿入形態に関しても、2方差しのパレットと4方
差しのパレットがあるが、両形態に適用できることはい
うまでもない。前記洗浄液に関しても特段の限定はな
く、水道水等の水だけを使用する形態や、洗剤を加えた
ものなど、適宜の液体の使用が可能である。適宜の液体
に気体を混入した気液混合流の使用も可能である。さら
に、汚れがひどい場合には、洗浄液を加熱したり粉粒体
メディアを混入したものでもよい。また、洗剤による洗
浄の後にすすぎ洗浄を加えた洗浄形態でもよい。なお、
洗浄液の吹付けによる洗浄の前に、洗浄液槽にパレット
を浸漬する浸漬洗浄を組込んでもよい。遠心脱水の後に
熱風あるいは高圧エアの吹付けによる乾燥工程を組込ん
でもよい。遠心脱水の前あるいは後に衝撃や振動による
水切り工程を組込んでもよい。因みに、遠心脱水に際し
てパレットの回転方向を正逆切替えることは非常に有効
である。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例に関して
説明する。図1は本発明に係る一実施例の要部に関する
レイアウトを示した概略配置図である。パレット1はマ
ガジン2に水平に複数積重ねた状態に収納され、排出コ
ンベヤ3を介して一枚ずつ起立手段4に搬送される。起
立手段4に搬送されたパレット1は、その一辺を底部と
して載置面が垂直になるように起され、搬入コンベヤ5
上に起立状態で載置される。搬入コンベヤ5上に載置さ
れたパレット1は起立状態のまま洗浄室6に搬送され、
その洗浄室6の両側に移動可能に配設された洗浄手段と
しての洗浄ノズル7,8から洗浄液を表裏両面に吹付け
ることにより、パレット1に対する洗浄が実施される。
また、パレット1の各側面も、洗浄ノズル7,8や図示
しない別の洗浄ノズルを用いて洗浄される。なお、パレ
ット1の洗浄室6への搬送は、そのサイズや形状いかん
に関わらず、パレット1の最前部が基準位置に一致する
ように停止させ、前記基準位置を基準にして洗浄ノズル
7,8を例えば前後に往復移動させながら上辺部から下
降させることにより洗浄処理が実施される。さらに、パ
レット1を停止させずに、搬入コンベヤ5により搬送し
ながら洗浄ノズル7,8を上下に移動させて洗浄する形
態も可能である。洗浄液としては、水道水や、洗剤を加
えたもの、更には液体に気体を混入した気液混合流や、
汚れがひどい場合には、洗浄液を加熱したり粉粒体メデ
ィアを混入したものなどの使用が可能である。また、洗
剤による洗浄の後にすすぎ洗浄を加えた形態でもよい。
洗浄後、洗浄済みのパレット1は起立状態のまま脱水室
9に搬送される。脱水室9に搬送されたパレット1は、
搬入コンベヤ5から持上げられる際に後述の傾斜手段に
より1つの角部を底部として傾斜され、その傾斜状態の
まま遠心脱水手段10まで移送され、パレット1に付着
した液滴が遠心脱水される。遠心脱水処理の終了したパ
レット1は、傾斜状態のまま搬出コンベヤ11まで搬送
され、その傾斜状態を一辺を底部とする起立状態に戻し
て搬出コンベヤ11上に載置される。搬出コンベヤ11
上に載置された脱水済みのパレット1は、起立状態のま
ま転倒手段12まで搬送され、その転倒手段12におい
て水平状態に転倒された上、パレットストッカー13等
を経由して積重ねた状態あるいは1枚ずつ搬出されるこ
とになる。なお、起立手段4と転倒手段12とは、その
使用形態に関して、水平状態のパレット1を起立させる
か、あるいは起立状態のパレット1を水平状態に倒すか
で相違するが、反転機構としては同様の機構が使用され
る。
【0007】次に、以上の各構成部分に関して説明す
る。先ず、前記起立手段4に関して説明する。図2は起
立手段4の部分を示した正面図であり、図3はその平面
図、図4は左側面図、図5は部分拡大図である。起立手
段4は、パレット1の下面を支持する平行に離間した下
部支持部材14,15と、該下部支持部材14,15と
直交する方向に平行に離間した上部支持部材16,17
を主要素として構成し、それらの下部支持部材14,1
5と上部支持部材16,17との間にマガジン2から1
枚ずつ搬送されるパレット1を挿入して起立するように
構成した。上部支持部材16,17は、連結部材18,
19を介してパレット1を挿入し得る間隔をあけて下部
支持部材14,15側に連結固定した。上部支持部材1
6,17の相互間は、連結部材20,21により連結し
た。また、上部支持部材17に係止板22を取付け、そ
の係止板22の下端を図4に示したようにパレット1の
挿入空間に張出すように設定して、パレット1の端面が
係止するようにした。図3に示したように、下部支持部
材14,15は、それぞれ支持板23,24を介して支
軸25に回転可能に枢着した。また、下部支持部材1
4,15相互間は連結部材26により連結固定し、それ
らの下部支持部材14,15あるいは連結部材26の適
宜部位に駆動用のシリンダ27,28を設置した。な
お、図4中の29は連結部材18,19と上部支持部材
16,17との間に設置した補強板である。
【0008】図3に示したように、排出コンベヤ3は起
立手段4の下方まで延設し、下部支持部材14,15の
間に位置するように配設した。しかして、その排出コン
ベヤ3を介してマガジン2に収納されたパレット1が1
枚ずつ起立手段4に搬送されると、パレット1は下部支
持部材14,15と上部支持部材16,17との間に挿
入され、その進行方向の端部が係止板22に係止して定
位置に停止する。しかる後、図5の部分拡大図に示した
ように、シリンダ27,28を駆動して出力軸30を突
出させると、連結ピン31を介して下部支持部材14,
15が支軸25を中心に上方に回動する。これにより、
下部支持部材14,15と上部支持部材16,17との
間に挿入されたパレット1は、係止板22に係止した側
の一辺を底部にして搬入コンベヤ5上に起立する。そし
て、搬入コンベヤ5上に起立状態に載置されたパレット
1は、図4に示したように上部支持部材16,17の先
端部に形成された間隙部32から抜出して、起立状態の
まま前記洗浄室6に搬送され、その洗浄室6において両
側に移動可能に配設された洗浄ノズル7,8から洗浄液
が表裏両面に吹付けられて洗浄が実施される。しかる
後、洗浄室6から起立状態のまま脱水室9に搬送される
ことになる。この搬送の際には、下部支持部材14,1
5と上部支持部材16,17はガイドとして機能し、パ
レット1の傾倒を防止する。また、上部支持部材16,
17と下部支持部材14,15との間に形成されるパレ
ット挿入間隔は、パレット1のサイズに対する兼用化が
図られており、対象とする全てのパレットに対して起立
が可能である。なお、洗浄室6の入口及び出口には必要
に応じて洗浄液が外部へ飛散しないようにシール手段を
施す。
【0009】次に、脱水室9に搬送されたパレット1を
搬入コンベヤ5から持上げる際に1つの角部を底部とし
て傾斜させる傾斜手段、さらにパレット1を傾斜状態の
まま遠心脱水手段10まで移送する第1移送機構、及び
脱水後のパレット1を遠心脱水手段10から傾斜状態の
まま搬出用の搬出コンベヤ11まで移送する第2移送機
構に関して説明する。図6はパレット1の傾斜手段を示
した正面図であり、図7はその部分拡大側面図である。
図6に示したように、搬入コンベヤ5を構成するスプロ
ケット34,35間に例えば2列に並設して掛渡したチ
ェーンコンベヤ36の搬送面上の所定位置に、そのチェ
ーンコンベヤ36によって搬送されるパレット1の前端
部が係止する係止部37と、該係止部37に対して垂直
方向に一体的に形成され、パレット1の下辺を支持する
下辺支持部38とを備えた傾斜手段39を配設した。こ
の傾斜手段39は、チェーンコンベヤ36の動作と干渉
しないように支軸40によって回動可能に支持するとと
もに、その駆動アーム41の先端部を連結ピンを介して
駆動用のシリンダ42の出力軸43と回転自在に連結し
た。しかして、チェーンコンベヤ36の搬送面上を搬送
されるパレット1が傾斜手段39の部分に差掛かると、
先ずその前端部が2点鎖線で示した係止部37に係止し
て停止する。しかる後、適宜のタイミングでシリンダ4
2を駆動して出力軸43を前進させ、傾斜手段39を支
軸40を中心に回動することにより、パレット1を実線
で示したように傾斜させることができる。この傾斜時に
はパレット1に付着する洗浄液が滴下する。また、この
傾斜手段39によりパレット1の1つの角部を支持する
ことから、パレット1のサイズ等の形状変更による型替
えは不要であり兼用化が図れる。なお、以上において、
パレット1が係止部37に近づいた時点で適宜センサに
より検出してチェーンコンベヤ36を減速するようにし
てもよい。また、パレット1が係止部37に係止して停
止する時点に合わせてチェーンコンベヤ36を停止する
ようにしてもよい。あるいは、傾斜機構39の回動後に
チェーンコンベヤ36を停止するようにしてもよいし、
次のパレット1の搬送のために常時駆動させたままの状
態にしてもよい。図中、44はチェーンコンベヤ36の
駆動モータ、45はシリンダ42を回動自在に支持した
支持部である。
【0010】図8は脱水室9内の内部機構を示した正面
図、図9は脱水室9の中央からみた場合の内部機構を示
した側面図である。本実施例では、図8に示したよう
に、脱水室9の手前側の両側部に、前記傾斜手段39上
に載置された傾斜状態にあるパレット1を持上げて傾斜
状態のまま遠心脱水手段10まで移送する第1移送機構
を構成する一対の移送機構46,47を設置した。ま
た、図9に示したように、脱水室9の後方の両側部に、
遠心脱水手段10による脱水処理が終了した傾斜状態に
あるパレット1を持上げて傾斜状態のまま、搬出コンベ
ヤ11側に設置されたパレット1を傾斜状態から水平状
態に戻すための傾斜戻し手段まで移送する第2移送機構
を構成する一対の移送機構48,49を設置した。な
お、それらの第1移送機構を構成する移送機構46,4
7及び第2移送機構を構成する移送機構48,49は、
それぞれ両側部に水平に設置した上下のレール50〜5
3により支持案内しながら移動するように構成した。ま
た、図8に示したように、それぞれ一方の移送機構46
ないし移送機構48の設置高さを、他方の移送機構47
ないし移送機構49の設置高さより高く設定した。
【0011】図10〜図12は第1移送機構を構成する
一方の移送機構46を拡大して示したもので、それぞれ
図10は正面図、図11は平面図、図12は側面図であ
る。また、図13及び図14は移送機構46の他の動作
状態を示した正面図である。図10に示したように、移
送機構46は、前記レール50,51に対して摺動可能
に嵌合する嵌合部材54,55を介してそれらのレール
50,51に沿って水平方向に移動可能に構成した角パ
イプ状の取付部材56を備える。この取付部材56に
は、上下方向にレール57を設置し、該レール57に対
して摺動可能に嵌合する嵌合部材58,59を介して昇
降可能に昇降板60を設置した。この昇降板60は、取
付部材56に設置したシリンダ61の出力軸62に連結
部63を介して連結し、シリンダ61の駆動により昇降
可能に構成した。昇降板60の外面には、図11に示し
たように軸受64を介してパレット1を支持するための
支持アーム65を回動可能に取付けた。この支持アーム
65は、同図に示したように軸受64に沿って水平に張
出した張出し部66を介在させた後、直角に屈曲して水
平に延びる回転アーム部67を形成し、更に図10に示
したように上方に屈曲した構成からなり、その先端部に
は傾斜状態のパレット1の辺部を支持する支持部68を
設けた。なお、張出し部66は、パレット1の持上げ時
に、支持部68を搬入コンベヤ5に配設した傾斜手段3
9上に載置されたパレット1の下方まで張出すためのも
のである。支持部68はコ字状に形成され、傾斜したパ
レット1の辺部に当接する傾斜面69と、その傾斜面6
9の両側に図12に示したように支持片70,71を備
える。この支持片70,71間の内幅は、パレット1の
厚さより広く設定してあるので、それらの支持片70,
71の間にパレット1を挿入するだけで支持が可能であ
り、他のパレットに対する兼用も可能である。なお、移
送機構によるパレット1の辺部の支持に関しては、なる
べく中心から離れた位置を支持することにより安定した
移送が可能になる。また、傾斜面69を摩擦抵抗や付着
力の低減可能な樹脂等によって被覆すれば、双方の移動
機構46,47により持上げ時期をずらしながらパレッ
ト1を支持する際に、スムーズに支持状態に移行するこ
とができるとともに、パレット1を所定位置に載置して
離れる際に、傾斜面69とパレット1の辺部との引離し
がよりスムーズに行える。
【0012】前記昇降板60の外面には、更に支軸72
を介してくの字状の駆動アーム73を回動可能に取付
け、その駆動アーム73の先端部を、昇降板60の外面
に固着した取付板74に取付部材75を介して回動可能
に設置したシリンダ76の出力軸77に連結ピン78を
介して回転可能に連結した。さらに、駆動アーム73の
中央部の屈曲部には、前記支持アーム65を構成する回
転アーム部67の途中に連結ピン79を介して回転可能
に取付けた連結部材80の他端部を連結ピン81を介し
て回転可能に連結した。なお、前記取付部材56の裏面
に、サーボモータ82により回転駆動される送りネジ軸
83に螺合する雌ネジ部材84を設置し、サーボモータ
82により取付部材56を介して移送機構46の水平移
動を行うように構成した。
【0013】以上のように構成した移送機構46は、図
10の状態から図13に示したように、シリンダ61を
駆動して出力軸62を下方へ突出すると、連結部63を
介して出力軸62に連結された昇降板60が、取付部材
56に設置したレール57と嵌合部材58,59との嵌
合に誘導されて下降し、パレット1に対する支持部68
を下方へ移動する。その状態で、図14に示したよう
に、今度はシリンダ76を駆動して出力軸77を引込め
ると、その出力軸77に連結ピン78を介して連結した
くの字状の駆動アーム73が支軸72を中心に下方へ回
動する。これに伴い、前記駆動アーム73の中央部の屈
曲部に連結ピン81により連結された連結部材80を介
して、支持アーム65を構成する回転アーム部67が軸
受64を中心に下方へ回動し、前記支持部68を図示の
ように下方位置へ回動する。以上のように、シリンダ6
1を駆動することにより昇降板60を介して支持部68
を上下することができる。また、シリンダ76を駆動す
ることにより支持アーム65を介して支持部68を軸受
64を中心に水平位置と下方位置との間を回動すること
ができる。
【0014】図15は第1移送機構を構成する他方の移
送機構47を拡大して示した正面図であり、図16はそ
の平面図である。図示のように、この他方の移送機構4
7は、殆どの部分を前記移送機構46と対称的に構成し
た。すなわち、この移送機構47の場合には、図8に示
したように、パレット1の辺部を前記移送機構46に比
べて低い位置で支持する関係から、レール52,53の
設置位置が低い点と、パレット1を支持するための支持
アーム85及びその先端部に設置した支持部86の形状
が異なるだけである。その他の部分に関しては、前記移
送機構46と対称的な構成を採用しており、各機能にお
いて基本的な差異はないことから、同じ符号を付して説
明は省略する。なお、支持アーム85は、図16に示し
たように軸受64に沿って水平に張出した張出し部87
を介在させた後、直角に屈曲して水平に延びる回転アー
ム部88を形成し、その回転アーム部88の先端部に直
接的に傾斜状態のパレット1の辺部を支持する前記支持
部86を設けた。支持部86は、傾斜したパレット1の
他の辺部に当接する逆向きの傾斜面89を備え、その傾
斜面89の両側には支持片90,91を備える。図15
に示したように、取付部材56の裏面には、サーボモー
タ92により回転駆動される送りネジ軸93に螺合する
雌ネジ部材94を設置し、サーボモータ92により移送
機構47の水平移動を行うように構成した。
【0015】しかして、第1移送機構を構成する移送機
構46,47の水平方向の移動及び位置決めは、サーボ
モータ82,92の駆動制御を介して実行することにな
る。因みに、洗浄済みのパレット1を搬入コンベヤ5に
配設した傾斜手段39上に搬入する際には、そのパレッ
ト1の搬入動作と干渉しない位置に移送機構46,47
を退避させておく。パレット1が傾斜手段39上に載置
され、前記シリンダ42により所定角に傾斜されること
を見計らって、サーボモータ82,92により移送機構
46,47を水平移動して、支持部68,86をパレッ
ト1の下方まで張出す。この場合には、移送機構46,
47の双方のシリンダ61の出力軸62を突出させて昇
降板60を下降位置にセットするとともに、必要に応じ
て移送機構46,47の双方あるいは一方のシリンダ7
6の出力軸77を引込めて、くの字状の駆動アーム73
を支軸72を中心に下方へ回動し、更に連結部材80を
介して支持アーム65,85を軸受64を中心に下方へ
回動する。以上により、パレット1を支持する支持部6
8,86は、それぞれ下方位置にセットされた状態で傾
斜手段39上に載置されたパレット1の下方に張出すこ
とになる。
【0016】次に、支持部68,86が傾斜手段39上
に載置されたパレット1の下方に張出した状態におい
て、シリンダ76の出力軸77を突出させ、双方の支持
アーム65,85を軸受64を中心に上方へ回動して水
平状態に戻すとともに、移送機構46,47の双方のシ
リンダ61の出力軸62を引込めて昇降板60を上昇さ
せる。なお、それらのシリンダ76,61の駆動タイミ
ングは、同時でも時間差を設けてもよい。以上のように
して支持部68,86が上昇されると、パレット1の下
方の2辺部がそれぞれ支持片70,71間あるいは支持
片90,91間に挿入されて傾斜面69,89に当接し
た上、傾斜状態を維持しながらパレット1を傾斜手段3
9から上方へ持上げる。しかる後、双方のサーボモータ
82,92を駆動して、第1移送機構を構成する双方の
移送機構46,47を水平移動させて、パレット1を傾
斜状態のまま、後述の遠心脱水手段10の下方保持手段
の上方まで移送する。そして、移送機構46,47の双
方のシリンダ61の出力軸62を突出させて昇降板60
を下降させ、パレット1を遠心脱水手段10の下方保持
手段に傾斜状態のまま載置し、必要に応じて移送機構4
6,47の双方あるいは一方のシリンダ76の出力軸7
7を引込めて、駆動アーム73を支軸72を中心に下方
へ回動し、更に連結部材80を介して支持アーム65,
85を軸受64を中心に下方へ回動して支持部68,8
6を邪魔にならないように退避させるとともに、前記パ
レット1の上部を上方保持手段により支持する。しかる
後、双方のサーボモータ82,92を駆動し、双方の移
送機構46,47を水平移動して遠心脱水手段10によ
る脱水動作と干渉しない位置に退避させ、次の動作まで
待機させることになる。
【0017】次に、脱水後のパレット1を遠心脱水手段
10から傾斜状態のまま搬出コンベヤ11まで移送する
第2移送機構に関して説明する。図17及び図18は第
2移送機構を示したもので、図17はその第2移送機構
を構成する一方の移送機構48を拡大して示した平面図
であり、図18は他方の移送機構49を拡大して示した
平面図である。これらの第2移送機構を構成する移送機
構48,49は、図9に示したように、前記レール50
〜53上を前記第1移送機構を構成する移送機構46,
47とは反対の方向に水平移動して、前記傾斜手段39
と同様の機構からなり、パレット1を傾斜状態で受取っ
て起立状態に戻して搬出コンベヤ11上に載置する傾斜
戻し手段95に脱水処理済みのパレット1を受渡すこと
になる。したがって、移送機構48,49におけるパレ
ット1の支持部は、傾斜戻し手段95に脱水処理済みの
パレット1を受渡す際に、前記第1移送機構を構成する
移送機構46,47とは逆の方向に張出す必要がある。
このため、図17及び図18に示したように、移送機構
48,49の支持アーム96,97は、軸受98,99
に沿って、前記移送機構46,47の場合とは逆の方向
に水平に張出した張出し部100,101を介在させた
後、直角に屈曲して水平に延びる回転アーム部102,
103を形成し、更にそれらの先端部に傾斜状態のパレ
ット1の辺部を支持する支持部104,105を設け
た。なお、第2移送機構を構成する移送機構48,49
は、以上の支持部104,105の張出す方向が異なる
点と、第1移送機構を構成する移送機構46,47の場
合には、パレット1が洗浄液に濡れた状態にあることか
ら、パレット1の辺部との当接部が単なる傾斜面69,
89であっても、支持部68,86をパレット1から引
離す場合に容易に引離すことができるのに対して、第2
移送機構の場合には、パレット1の表面から液分が除去
されており、引離しが困難なことから、支持部104,
105の場合のパレット1の辺部との当接部には、図示
のようにローラ等を設置して引離し時に摩擦力がかから
ないように工夫する必要がある点で相違するものの、他
の基本的な構成においては第1移送機構を構成する移送
機構46,47の場合と異なるところはなく、同様の機
能を有する。なお、図10中に示した106は、以上の
第2移送機構を構成する一方の移送機構48を駆動する
ためのサーボモータであり、該サーボモータ106によ
り回転駆動される送りネジ軸107及び雌ネジ部材10
8を介して移送機構48を水平移動するように構成し
た。また、図15中に示した109は、第2移送機構を
構成する他方の移送機構49を駆動するためのサーボモ
ータであり、該サーボモータ109により回転駆動され
る送りネジ軸110及び雌ネジ部材111を介して移送
機構49を水平移動するように構成した。
【0018】次に、前記遠心脱水手段10に関して説明
する。図9に示したように、遠心脱水手段10は、脱水
室9のほぼ中央部に配設した。図19はこの遠心脱水手
段10の部分を示した正面図である。図示のように、遠
心脱水手段10は、パレット1の対角線上の角部を支持
する下方保持手段112と上方保持手段113を備え、
それらの両保持手段112,113によりパレット1を
傾斜状態で支持しながら回転することにより遠心脱水処
理を行う。図20は下方保持手段112を拡大して示し
た縦断面図であり、図21はそのA−A断面図である。
図示のように、下方保持手段112は、ベアリング等の
軸受114を介して機枠115側に対して回転可能に支
持した回転軸116と、その回転軸116の上部に設置
した2枚の側板117,118からなり、それらの側板
117,118の間にパレット1の角部が挿入可能な収
納空間119を形成した角部保持部120から構成し
た。回転軸116の下部にはギヤ等の駆動輪121を固
着し、図19に示したように歯付きベルト122等を介
してブレーキ付きモータ123により回転駆動するよう
に構成した。因みに、遠心脱水に際して、回転軸116
の回転方向を正逆切替えてパレット1の回転方向を切替
えるようにすれば、脱水効果上、非常に有効である。
【0019】図20及び図21に示したように、回転軸
116の上部に該回転軸116と一体的に形成した端板
124を介して略U字状の連結部材125を固着し、そ
の連結部材125に対して両側の連結ピン126,12
7を介して角部保持部120を回転可能に連結するとと
もに、角部保持部120を貫通した支軸128,129
に回転可能に枢着したロッド130,131に外嵌した
状態に、角部保持部120と連結部材125側に取付け
た支持板132との間にスプリング等の弾性部材13
3,134を配設することにより、角部保持部120を
常に図21に示した水平状態に復帰するように付勢し
た。なお、本実施例では、以上のように角部保持部12
0を両側の連結ピン126,127を用いて前記略U字
状の連結部材125に対して回動可能に連結することに
より、それらの連結ピン126,127の間にパレット
1の角部を挿入し得る空間を形成して、前記角部の頂点
を角部保持部120の回転中心と一致できるように構成
したが、図20において2点鎖線で示したように、1本
の支軸を用いて、その支軸の中間部を半円状に切欠くこ
とにより角部の頂点を角部保持部120の回転中心と一
致できるように構成することも可能である。さらに、角
部保持部120には、円筒ローラ135〜138を回転
可能に外嵌した支軸139〜142を貫通設置してそれ
ぞれナットにより固定した。因みに、パレット1が当接
する円筒ローラ135,136の当接部を結んだ平面と
円筒ローラ137,138の当接部を結んだ平面との交
差部が、連結ピン126,127の中心に一致するよう
に支軸139〜142を位置決めする。すなわち、円筒
ローラ135〜138によりパレット1を支持した場合
に、パレット1の角部の頂点が連結ピン126,127
の中心と一致するように支軸139〜142を位置決め
する。なお、角部保持部120の内方には、図20に示
したように、パレット1の厚さの変化に対応するため、
弾性を有する挟持手段としての押圧支持部材143を設
け、厚さ方向にぐらつかないようにした。
【0020】図22はパレット1の上方の角部を保持す
る上方保持手段113を拡大して示した縦断面図であ
る。図示のように、上方保持手段113は、パレット1
を誘導するためのガイド板144,145を設けた点
と、回転軸146をパレット1の回転に応じて回転し得
るように軸受147に支持した点以外は、前記下方保持
手段112と同様の構成を採用していることから、同じ
符号を付して説明は省略する。因みに、ガイド板14
4,145は、特に下方保持手段112上に載置された
サイズや縦横比の異なるパレット1の上方の角部を上方
保持手段113内へ誘導して保持する際などに有効であ
る。
【0021】しかして、第1移送機構を構成する移送機
構46,47により傾斜した状態で下方保持手段112
の上方へ移送されたパレット1は、下方の角部を角部保
持部120内に挿入して傾斜したまま載置される。この
時点では、前記弾性部材133,134の弾性作用によ
り角部保持部120はほぼ水平状態を維持する。しかる
後、支持フレーム148あるいは回転軸116部分を適
宜の方法で下降させ、上方保持手段113を下降させる
と、パレット1の上方部の角部がガイド板144,14
5により角部保持部120内へ誘導される。この場合、
パレット1が正方形の場合には、ほぼそのままの傾斜状
態で上方の角部が角部保持部120内へ誘導されるが、
長方形の場合には、上下方向の対角線が下方保持手段1
12と上方保持手段113とを結ぶ回転中心に近づくよ
うに傾斜状態を徐々に変えて、上方の角部が角部保持部
120内へ誘導されることになる。さらに、上方保持手
段113を下降させると、パレット1の辺部と円筒ロー
ラ135,136との当接により、下方保持手段112
及び上方保持手段113の双方の角部保持部120が、
弾性部材133,134の弾性力に打勝って、パレット
1の辺部と円筒ローラ135,136とが密着できるよ
うに傾斜する。これにより、パレット1の対角線が回転
軸116上にセットされ、振れの少ない安定した遠心脱
水が可能になる。以上のように、本パレット洗浄装置の
各構成部分において、装置の兼用化が可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は、パレットを1つの角部が底部
になるように傾斜させ、その傾斜状態において遠心脱水
を実施するようにしたので、遠心脱水時におけるパレッ
トの重心のずれを容易かつ的確に抑えることができ、し
かもサイズや縦横比の異なるパレットに対する兼用が可
能であるとともに、パレットの一辺が底部になるように
起立した状態において実施する洗浄工程と組合わせたの
で、洗浄工程を終了した濡れたパレットを載置面に沿っ
て傾斜することにより簡便に次の液滴の除去工程に移行
できることから、洗浄システムとしての洗浄工程と液滴
の除去工程との連係が改良され、両作業工程間の流れが
改善される結果、洗浄システムとしての作業性を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施例の要部に関するレイア
ウトを示した概略配置図である。
【図2】 パレットの起立手段の部分を示した正面図で
ある。
【図3】 同起立手段の部分を示した平面図である。
【図4】 同起立手段の部分を示した左側面図である。
【図5】 同起立手段を示した部分拡大図である。
【図6】 パレットの傾斜手段の部分を示した正面図で
ある。
【図7】 同傾斜手段を示した部分拡大側面図である。
【図8】 脱水室内の内部機構を示した正面図である。
【図9】 脱水室の中央からみた内部機構を示した側面
図である。
【図10】 第1移送機構を構成する一方の移送機構を
拡大して示した正面図である。
【図11】 同平面図である。
【図12】 同側面図である。
【図13】 同移送機構の他の動作状態を示した正面図
である。
【図14】 同移送機構のさらに他の動作状態を示した
正面図である。
【図15】 第1移送機構を構成する他方の移送機構を
拡大して示した正面図である。
【図16】 同平面図である。
【図17】 第2移送機構を構成する一方の移送機構を
拡大して示した平面図である。
【図18】 第2移送機構を構成する他方の移送機構を
拡大して示した平面図である。
【図19】 遠心脱水手段の部分を示した正面図であ
る。
【図20】 パレットの下方保持手段を拡大して示した
縦断面図である。
【図21】 図20のA−A断面図である。
【図22】 パレットの上方保持手段を拡大して示した
縦断面図である。
【符号の説明】
1…パレット、2…マガジン、3…排出コンベヤ、4…
起立手段、5…搬入コンベヤ、6…洗浄室、7,8…洗
浄ノズル、9…脱水室、10…遠心脱水手段、11…搬
出コンベヤ、12…転倒手段、14,15…下部支持部
材、16,17…上部支持部材、22…係止板、25…
支軸、27,28…シリンダ、37…係止部、38…下
辺支持部、39…傾斜手段、46〜49…移送機構、1
12…下方保持手段、113…上方保持手段、116…
回転軸、120…角部保持部、125…連結部材、12
6,127…連結ピン、130,131…ロッド、13
3,134…弾性部材、143…押圧支持部材、14
4,145…ガイド板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットに洗浄液を吹付けて洗浄した
    後、そのパレットに付着した液滴を除去するパレット洗
    浄方法において、前記パレットに対して、その一辺が底
    部になるように起立した状態において洗浄を実施し、洗
    浄後、前記パレットを1つの角部が底部になるように傾
    斜させ、その傾斜状態において遠心脱水を実施するよう
    にしたことを特徴とするパレット洗浄方法。
  2. 【請求項2】 パレットに洗浄液を吹付けて洗浄した
    後、そのパレットに付着した液滴を除去するパレット洗
    浄装置において、パレットをその一辺が底部になるよう
    に起立した状態において洗浄する洗浄手段と、前記パレ
    ットをその1つの角部が底部になるように傾斜した状態
    において遠心脱水する遠心脱水手段とを備えたことを特
    徴とするパレット洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記パレットを水平状態から一辺が底部
    になるように起立した状態に起す起立手段を備えた請求
    項2に記載のパレット洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記パレットを一辺が底部になるように
    起立した状態から1つの角部が底部になるように傾斜さ
    せる傾斜手段を備えた請求項2又は3に記載のパレット
    洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記パレットを1つの角部が底部になる
    ように傾斜した状態から一辺が底部になるように起立し
    た状態に戻す傾斜戻し手段を備えた請求項4に記載のパ
    レット洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記パレットを一辺が底部になるように
    起立した状態から水平状態に倒す転倒手段を備えた請求
    項2〜5のいずれか一項に記載のパレット洗浄装置。
JP2002033713A 2001-07-26 2002-02-12 パレット洗浄方法及び装置 Expired - Fee Related JP4009316B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002033713A JP4009316B2 (ja) 2002-02-12 2002-02-12 パレット洗浄方法及び装置
KR1020020044049A KR101005631B1 (ko) 2001-07-26 2002-07-26 워크피스를 원심 탈수하는 방법 및 장치
US10/205,392 US6658761B2 (en) 2001-07-26 2002-07-26 Method and apparatus for centrifugally dehydrating workpiece

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002033713A JP4009316B2 (ja) 2002-02-12 2002-02-12 パレット洗浄方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003236485A true JP2003236485A (ja) 2003-08-26
JP4009316B2 JP4009316B2 (ja) 2007-11-14

Family

ID=27776425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002033713A Expired - Fee Related JP4009316B2 (ja) 2001-07-26 2002-02-12 パレット洗浄方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4009316B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272298A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Shibuya Machinery Co Ltd 容器洗浄装置
JP2008039323A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Shibuya Machinery Co Ltd パレット遠心脱水装置
JP2008045848A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Shibuya Machinery Co Ltd パレット遠心脱水装置
KR100990391B1 (ko) 2009-12-17 2010-10-29 물류와환경연구소(주) 파레트 세척장치
KR101253219B1 (ko) * 2011-05-12 2013-04-16 (주)클레슨 대형 상자용 자동 세척기 및 자동 세척기의 세척방법
CN107838149A (zh) * 2017-11-21 2018-03-27 扬州金威环保科技有限公司 一种可适应任意桶型的垃圾桶洗刷设备
CN117960679A (zh) * 2024-04-01 2024-05-03 常州捷佳创精密机械有限公司 一种硅片清洗设备

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272298A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Shibuya Machinery Co Ltd 容器洗浄装置
JP4491370B2 (ja) * 2005-03-30 2010-06-30 シブヤマシナリー株式会社 容器洗浄装置
JP2008039323A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Shibuya Machinery Co Ltd パレット遠心脱水装置
JP2008045848A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Shibuya Machinery Co Ltd パレット遠心脱水装置
KR100990391B1 (ko) 2009-12-17 2010-10-29 물류와환경연구소(주) 파레트 세척장치
KR101253219B1 (ko) * 2011-05-12 2013-04-16 (주)클레슨 대형 상자용 자동 세척기 및 자동 세척기의 세척방법
CN107838149A (zh) * 2017-11-21 2018-03-27 扬州金威环保科技有限公司 一种可适应任意桶型的垃圾桶洗刷设备
CN107838149B (zh) * 2017-11-21 2024-02-13 扬州金威环保科技有限公司 一种可适应任意桶型的垃圾桶洗刷设备
CN117960679A (zh) * 2024-04-01 2024-05-03 常州捷佳创精密机械有限公司 一种硅片清洗设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP4009316B2 (ja) 2007-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101246813B (zh) 基板处理装置
JP2002126661A (ja) 洗浄装置
CN206993489U (zh) 一种板料冲裁自动流水线
JP2003236485A (ja) パレット洗浄方法及び装置
KR100618918B1 (ko) 적층형 기판 이송장치
KR101065759B1 (ko) 자동 세척기용 팔레트 고정장치
US6658761B2 (en) Method and apparatus for centrifugally dehydrating workpiece
JP3999529B2 (ja) パレット洗浄装置
CN116259564B (zh) 一种光伏硅片的清洁系统
KR20060044780A (ko) 판재 가공 기계를 위한 판형 요소의 로딩 및 언로딩 장치
JP4383714B2 (ja) パレット移送方法及び装置
KR101161637B1 (ko) 튜브클리닝장치
JP3961988B2 (ja) パレット遠心脱水装置
KR100914378B1 (ko) 자세 변환 장치 및 기판 반송 장치
JP2003240433A (ja) パレット遠心脱水装置
JPH0652973U (ja) パレットなどの縦型洗浄装置
JP2852024B2 (ja) 容器洗浄装置
JP4386259B2 (ja) パレット遠心脱水装置におけるパレットの受渡し装置
CN106535479A (zh) 一种板料冲裁自动流水线
JP2006075770A (ja) シリンダヘッド洗浄装置
JP3064906U (ja) トレイ自動洗浄装置
KR101183291B1 (ko) 튜브클리닝장치
JP4515649B2 (ja) 基板の角度変換装置
CN215066204U (zh) 一种笔记本胶路检测装置
JP2941728B2 (ja) 板状部材洗浄機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070821

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070901

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4009316

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees