JP2003236011A - 側壁型スプリンクラーヘッド - Google Patents
側壁型スプリンクラーヘッドInfo
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- JP2003236011A JP2003236011A JP2002241894A JP2002241894A JP2003236011A JP 2003236011 A JP2003236011 A JP 2003236011A JP 2002241894 A JP2002241894 A JP 2002241894A JP 2002241894 A JP2002241894 A JP 2002241894A JP 2003236011 A JP2003236011 A JP 2003236011A
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- sprinkler head
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Abstract
レーム内部には溝が刻設されており、前記溝と摺動自在
に嵌合されるアームを有するガイドリングが設置され、
ガイドリングにはデフレクターと摺動可能なピンが設置
されており、常時はフレーム内にデフレクターが収納さ
れ、火災時に感熱分解機構の分解によってデフレクター
がフレーム外部に突出する構造の側壁型スプリンクラー
ヘッドにおいて、散水範囲の壁面側コーナー部分への散
水量を増加させ、より広範囲に消火水を散布可能にす
る。 【解決手段】 側壁型スプリンクラーヘッドのガイドリ
ングのアームの先端部分を中間部分よりも太くして段差
を形成した。また中間部分と先端部分の間を傾斜あるい
は曲線形状としたり、中間部分に対して先端部分の段差
が上側または下側に偏って形成しても良い。
Description
プリンクラーヘッドに関するものである。
壁面等から垂直に突出した状態で設置され、作動時には
消火水を矩形に散布するものあり、図9に側壁型スプリ
ンクラーヘッドの一例を示し、図8に図9の側壁型スプ
リンクラーヘッドの床面における散水分布形状を示す。
の作動時の斜視図であり、側壁型スプリンクラーヘッド
の機構・作用の詳細については特開平11−16490
6号公報に記載されている。
壁面に補助デフレクター1が上側で水平状態になるよう
図示しない配管に取付られており、またフレーム2の内
部に刻設された水平溝と、デフレクター3と係合してい
るガイドリングのアーム4が摺動自在に嵌合され、フレ
ーム2の内部でデフレクター3が回転しないように組立
てられている。ガイドリングのアーム構造の詳細につい
ては、実公平4−51821号公報に記載されている。
が発生すると、火災の熱によって図示しない感熱分解機
構が分解・落下し、フレーム2内からデフレクター3が
水圧によって突出し、図示しない配管より送水される消
火水が該デフレクター3及び該デフレクター上部に設置
された補助デフレクター1に衝突して室内に消火水を矩
形に散布し消火を行うものである。
クラーヘッドにおいて、散布形状に大きな影響を与える
のは前述のデフレクターと補助デフレクターの形状であ
るが、より広範囲に消火水を分布するためには、図8に
示す散水範囲のコーナー部分の散水量が少なく、散布範
囲の拡大が難しい状態にある。その一因としてガイドリ
ングのアームが障害物となって消火水を遮っていること
が考えられる。
あり、より広範囲に消火水を散布可能な側壁型スプリン
クラーヘッドの提供を目的としている。
めに、本発明者はガイドリングのアームを細くすること
で壁面側のコーナー部分の散水量を増加させようと試み
た。その結果アームを細く形成するとともに、アームの
先端部分を幅広に形成することで、壁面側コーナー部分
の散水量が増加することがわかった。
水平方向に取付けられ、フレーム内部には溝が刻設され
ており、前記溝と摺動自在に嵌合されるアームを有する
ガイドリングが設置され、ガイドリングにはデフレクタ
ーと摺動可能なピンが設置されており、常時はフレーム
内にデフレクターが収納され、火災時に感熱分解機構の
分解によってデフレクターがフレーム外部に突出する構
造の側壁型スプリンクラーヘッドにおいて、ガイドリン
グのアームの先端部分を中間部分よりも太くして段差を
形成したものである。
に示すような先端部分と中間部分の間が傾斜になってい
るものや、同図(b)、(c)に示す先端部分と中間部
分の間が曲線形状のものや、あるいは同図(d)、
(e)に示すような先端部分の段差が上側または下側に
偏って形成されているものが考えられる。
ンクラーヘッドの作動時には、図6に示すようにデフレ
クターに衝突してアーム側に飛散された消火水が、アー
ムの先端部分に衝突することで四方に拡散され、その結
果、壁面側の散水範囲への散水量が増えるものである。
から図5を参照して説明する。図1は本発明の側壁型ス
プリンクラーヘッドの外観図、図2は図1に示す線A−
Aの矢印方向から見た断面図、図3はデフレクター組立
の分解斜視図、図4はガイドリングとフレームとの摺動
状態説明図、図5はガイドリングの具体的形状を表す
図、図6はデフレクターおよびアーム部分の消火水の流
動状態図、図7は床面における散水分布形状である。
本体10、フレーム20、弁体30、デフレクター組立
40、補助デフレクター50、感熱分解機構60、等か
ら構成されている。
おり、端部は弁座12となっている、また本体10の外
周には牡ネジ13が螺設され、端部はフランジ14とな
っている。
フランジ21となっていて2箇所に溝22、22が刻設
されている。他端は前述本体10のフランジ14に螺合
している。
されており、平時、本体10の弁座12を水密状態に閉
塞している。弁体30は後述のデフレクター41の中心
部分に設置固定される。
に、デフレクター41、ガイドリング42、支柱43か
ら構成される。デフレクター41は円形の板状であり、
上部には中央が深くなった逆円弧形の凹み44が形成さ
れている。
数のスリット45・・・が形成されており、該スリット
で形成された部分が羽根46・・・となっている。羽根
46の一部あるいは全部がノズル11方向に少し傾斜し
た状態で屈曲している。
レクター50が離間して設置されている。補助デフレク
ター50は矩形板を水平と略等しく屈曲させて形成した
ものであり、立ち上がり部51をフレーム20のフラン
ジ側端面に固定している。
され、外周縁には二本のアーム47、47が円盤面から
垂直に立設されている。該アーム47はフレーム20の
溝22と嵌合し、水平方向に摺動自在に構成されてい
る。内周縁には中心方向に突出して設置された凸部4
8、48が設けられ、該凸部48に支柱の一端が嵌合さ
れる穴49、49が穿設されている。
り、図5に示す。この他に先端部分の長さL1を変化さ
せて用いることも可能であるし、先端部分と中間部分の
間の斜辺の長さL2を変化させて用いることも可能であ
る。
位置に設け、アーム47の先端に段差を形成したこと
で、消火水を飛散させる作用を持たせたものである。ア
ーム47が水平位置にあるとアーム47に衝突した消火
水は散水範囲の壁面側コーナー部分に散布される。
上側のアームから飛散した消火水は、散水範囲の壁面よ
り遠方側の中央部分に散布され、下側のアームから飛散
した消火水は、散水範囲の壁面側中央部分に散布され
る。
置にアームを設けると散水範囲の左右で散水量に偏りが
生じるので好ましくない。1本のアームを垂直位置に設
けることについては、散水範囲の壁面側か壁面より遠方
側に作用するだけなので実施可能である。
の一部に穿設された穴に挿通させた後、一端を前述のガ
イドリング42の穴49に嵌合固定する。支柱43の他
端はフランジ形状となっており、本発明の側壁型スプリ
ンクラーヘッドが作動した際にデフレクター41が係止
されるものである。
た部分に配設されており、ガイドポスト61を介して弁
体30を保持している。感熱分解機構に関しては一例と
して特公昭58−36985号公報により周知されてい
るので、ここでは詳細な説明は省略する。
における火災発生時の作動について説明する。
分解機構60が分解し、落下する。すると感熱分解機構
で保持されていたデフレクター41がフレーム20のフ
ランジ端方向に移動する。デフレクター41の移動に伴
いデフレクター41と係合されている支柱43、ガイド
リング42も同方向に移動する。
レーム20の溝22に沿って摺動し、デフレクター41
の上部の凹み44が常に補助デフレクター50側に位置
するようにしてある。ガイドリング42はフレーム20
の内側フランジ21で移動が停止され、このときデフレ
クター41と一体になった弁体30も移動するため、弁
座12が開かれる。
から噴出し、デフレクター41及び補助デフレクター5
0に衝突して室内に散布される。このとき側壁型スプリ
ンクラーヘッドの取付位置からより遠方の散布域に対し
ては補助デフレクター50によって散水分布が制御さ
れ、横方向や下方への散布はデフレクター41に形成さ
れたスリット45・・・や羽根46・・・によって所定
幅に散布される。
囲の左右側へ飛散された消火水の一部は、アーム47の
先端に衝突して四方へ飛散され、図7に示すように散水
範囲の壁面側コーナー部分への散水量が増える。
イドリングのアームの先端部分を太くして中間部分と段
差をつけたことにより、散水範囲の壁面側コーナー部分
への散布量が充分確保され、これにより散水範囲を拡大
できる効果を有する側壁型スプリンクラーヘッドであ
る。
状態図
おける散水分布形状
ける散水分布形状
斜視図
Claims (3)
- 【請求項1】壁面または壁際に水平方向に取付けられ、
フレーム内部には溝が刻設されており、前記溝と摺動自
在に嵌合されるアームを有するガイドリングが設置さ
れ、ガイドリングにはデフレクターと摺動可能なピンが
設置されており、常時はフレーム内にデフレクターが収
納され、火災時に感熱分解機構の分解によってデフレク
ターがフレーム外部に突出する構造の側壁型スプリンク
ラーヘッドにおいて、ガイドリングのアームの先端部分
を中間部分よりも太くして段差を形成したことを特徴と
する側壁型スプリンクラーヘッド。 - 【請求項2】請求項1記載のガイドリングのアームにお
いて、中間部分と先端部分の間が傾斜あるいは曲線形状
であることを特徴とする側壁型スプリンクラーヘッド。 - 【請求項3】請求項1記載のガイドリングのアームにお
いて、中間部分に対して先端部分の段差が上側または下
側に偏って形成されていることを特徴とする側壁型スプ
リンクラーヘッド。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002241894A JP3906127B2 (ja) | 2001-12-14 | 2002-08-22 | 側壁型スプリンクラーヘッド |
US10/317,102 US6799639B2 (en) | 2001-12-14 | 2002-12-12 | Horizontal sidewall sprinkler head |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-381288 | 2001-12-14 | ||
JP2001381288 | 2001-12-14 | ||
JP2002241894A JP3906127B2 (ja) | 2001-12-14 | 2002-08-22 | 側壁型スプリンクラーヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003236011A true JP2003236011A (ja) | 2003-08-26 |
JP3906127B2 JP3906127B2 (ja) | 2007-04-18 |
Family
ID=27790852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002241894A Expired - Lifetime JP3906127B2 (ja) | 2001-12-14 | 2002-08-22 | 側壁型スプリンクラーヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3906127B2 (ja) |
-
2002
- 2002-08-22 JP JP2002241894A patent/JP3906127B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3906127B2 (ja) | 2007-04-18 |
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