JP2003275336A - 側壁型スプリンクラーヘッド - Google Patents

側壁型スプリンクラーヘッド

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JP2003275336A
JP2003275336A JP2002080008A JP2002080008A JP2003275336A JP 2003275336 A JP2003275336 A JP 2003275336A JP 2002080008 A JP2002080008 A JP 2002080008A JP 2002080008 A JP2002080008 A JP 2002080008A JP 2003275336 A JP2003275336 A JP 2003275336A
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JP
Japan
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deflector
sprinkler head
side wall
type sprinkler
fire
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JP2002080008A
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English (en)
Inventor
Hiroki Ishikawa
広輝 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Senju Sprinkler Co Ltd
Original Assignee
Senju Sprinkler Co Ltd
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Publication date
Application filed by Senju Sprinkler Co Ltd filed Critical Senju Sprinkler Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 側壁型スプリンクラーヘッドの上部に設置さ
れる補助デフレクターが火災の熱気流を遮らないように
構成して感熱分解部に効率よく熱を伝え、火災発生から
スプリンクラーヘッドが作動するまでの時間が短縮でき
るようにする。 【解決手段】 デフレクターまたは補助デフレクターが
常時は折りたたまれた状態で設置され、ノズルから消火
水が放水される場合は拡張されるように構成した。また
フレームに沿って摺動するガイドリングに、デフレクタ
ーまたは補助デフレクターを設置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面や壁際に水平
に取付けられる側壁型スプリンクラーヘッドに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の側壁型スプリンクラーヘッドとし
ては、例えば特開平11−164907号公報に記載さ
れたものがある。上記公報に記載されている側壁型スプ
リンクラーヘッドは、矩形に消火水を散分させるもので
あり、図7に示すように壁面18に対して水平に取付け
られ、先端部分が壁面18から突出して設置されてい
る。
【0003】壁面18から突出して設置された部分は、
火災の熱を吸収するヒートコレクター7と、スプリンク
ラーヘッドのノズル11を閉塞している感熱分解部6で
あり、前記ヒートコレクター7が吸収した熱によって感
熱分解部6が分解し、ノズル11が開いて消火水が放出
され火災を抑制、消火するものである。
【0004】上記スプリンクラーヘッドの上部には、板
状の補助デフレクター5が設置されており、該補助デフ
レクター5は、前述のように矩形に消火水を散布させる
ために、側壁型スプリンクラーヘッドが設置された壁1
8から遠方の散布領域へ消火水を飛散させる役割を持っ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
側壁型スプリンクラーヘッドの補助デフレクターは、側
壁型スプリンクラーヘッドの上部に設置されおり、火災
が発生して熱が上昇し、天井面を漂い壁面に沿って熱気
流が降下して側壁型スプリンクラーヘッドに到達する際
に、補助デフレクターによって熱気流が遮断され、ヒー
トコレクターや感熱分解部に熱が効率よく伝わらない場
合が考えられる。
【0006】ヒートコレクターや感熱分解部に熱が効率
よく伝わらないと、側壁型スプリンクラーヘッドがなか
なか作動せずに火災を延焼させてしまうおそれがある。
特に火災が側壁型スプリンクラーヘッドの設置された壁
面よりも遠くで発生した場合にはその傾向がある。
【0007】そこで本発明は、ヒートコレクターや感熱
分解部に熱を効率よく伝えることによって火災が発生し
てからスプリンクラーヘッドが作動するまでの時間を短
縮した側壁型スプリンクラーヘッドの提供を目的として
いる。
【0008】
【課題を解するための手段】上記の目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、壁面や壁際に水平に取付けら
れる側壁型スプリンクラーヘッドにおいて、デフレクタ
ーまたは補助デフレクターが常時は折りたたまれた状態
で設置され、ノズルから消火水が放水される場合は拡張
されるように構成したものである。
【0009】請求項2記載の発明は、壁面や壁際に水平
に取付けられる側壁型スプリンクラーヘッドにおいて、
フレームに沿って摺動するガイドリングにデフレクター
または補助デフレクターを設置したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1実施形態を
図1から図3を参照して説明する。図1は第1実施形態
の設置状態の側面図、図2は図1の断面図、図3は補助
デフレクターの分解斜視図である。
【0011】第1実施形態の側壁型スプリンクラーヘッ
ドは、本体10、フレーム20、弁体30、デフレクタ
ー組立40、補助デフレクター50、感熱分解部60、
等から構成されている。
【0012】本体10は中央にノズル11が穿設されて
おり、端部は弁座12となっている、また本体10の外
周には牡ネジ13が螺設され、端部はフランジ14とな
っている。
【0013】フレーム20は円筒状であり、一端は内側
フランジ21となっていて2箇所に溝22、22が刻設
されている。他端は前述本体10のフランジ14に螺合
している。
【0014】弁体30は円盤上で一側にパッキンが被着
されており、平時、本体10の弁座12を水密状態に閉
塞している。弁体30は後述のデフレクター41の中心
部分に設置固定される。
【0015】デフレクター組立40はデフレクター4
1、ガイドリング42、支柱から構成される。デフレク
ター41は円形の板状で横方に複数のスリットや羽根が
形成されてあり、上部には中央が深くなった逆円弧形の
凹みが形成されている。
【0016】ガイドリング42はリング形状をしてお
り、外径はフレーム20の内径より僅かに小径である。
外周縁からは1対のアーム47、47が伸びており、該
アーム47はフレームの溝22に沿って摺動可能であ
る。
【0017】デフレクター41とガイドリング42は支
柱によって接続され、デフレクター41は支柱43に沿
って摺動可能である。デフレクター組立40の構成につ
いては、特開平11−164907号公報に記載されて
いるので詳細な説明は省略する。
【0018】デフレクター41の上方位置には補助デフ
レクター50が離間して設置されている。補助デフレク
ター50は図3に示すように、くの字型に屈曲されフレ
ーム20に固定される板51と、ヒンジピン52によっ
て板51と接続される板53から構成される。
【0019】各々の板51、53には、一辺をロール状
に屈曲させ形成した穴54、55があり、該穴54、5
5にヒンジピン52を貫通させることで板53が回動可
能な構成となる。
【0020】常時において、フレーム20に固定されて
いない方の板53は垂下した状態にあり、感熱分解部6
0の上面を覆うことはない。
【0021】板53のヒンジピン52が設置される辺に
はマグネット面56が設けられ、板53が回動した際
に、マグネット面56によって板51の上面に付着固定
させ、板53が水平状態を維持できるようにしている。
【0022】ヒンジピン52を用いる代わりに、2つの
板51、53の一面に薄板を貼り付けて回動自在に構成
することも可能である。
【0023】感熱分解部60は、フレーム20から出た
部分に配設されており、ガイドポスト61を介して弁体
30を保持している。感熱分解部に関しては一例として
特公昭58−36985号公報により周知されているの
で、ここでは詳細な説明は省略する。
【0024】次に第1実施形態の作動時の状態について
説明する。
【0025】第1実施形態の側壁型スプリンクラーヘッ
ドは図1に示す状態で、感熱分解部60が壁面から突出
した状態で設置されている。火災が発生すると、火災の
熱気流が上昇して天井下に漂い、壁面に沿って降下し側
壁型スプリンクラーヘッドの感熱分解部60に到達す
る。
【0026】火災の熱により感熱分解部60が分解・落
下し、弁体30の係止が解除されノズル11内の消火水
の圧力によって弁体30は前方に押し出され、弁体30
に係止されているデフレクター組立40もフレーム20
内を摺動し、ガイドリング42がフレームの内側フラン
ジ21に係止されてデフレクター41がフレーム20の
外部に突出した状態となる。
【0027】また、補助デフレクター50もノズル11
が開放されたことによる消火水の流出によって垂下状態
にあった板53が水流の勢いにより前方に回動し、マグ
ネット面56が板51の上面と付着して水平状態に固定
される。
【0028】ノズル11と接続している配管からは連続
して消火水が供給され、デフレクター41および補助デ
フレクター50により消火水は室内に散布され、火災を
鎮圧・消火する。
【0029】続いて第2実施形態を図4から図6によっ
て説明する。図4は第2実施形態の設置状態の側面図で
あり、図5は図4の断面図。図6は第2実施形態の作動
状態の側面図である。
【0030】第1実施形態と構成が同じ部分については
同符号を付して説明は省略する。第1実施形態との主な
相違点は、フレーム20の外周にガイドリング71を設
け、該ガイドリング71にデフレクター72、補助デフ
レクター73を設置したことである。
【0031】ガイドリング71の形状は、リング形状を
しており内径はフレーム20の外径より僅かに大きく、
フレーム端の外側フランジ径よりは小さい。ガイドリン
グ71の外周縁より1対のアーム74、74が伸びてお
り、該アーム74はフレーム20の溝22に沿って摺動
するものである。
【0032】アーム74、74の先端にはデフレクター
72が設置固定される。またアーム74、74の上部に
は補助デフレクター73がガイドリング71の外周縁か
ら伸びた状態で形成される。
【0033】補助デフレクター73は、第1実施形態の
補助デフレクターと同じように、先端部分がヒンジピン
75によって回動自在に形成することが可能であり、ヒ
ンジピン75によって回動自在に設置した板76は、常
時補助デフレクター73とフレーム20の外周との間に
折りたたまれた状態で設置されている。
【0034】ガイドリング71をフレーム20の外周に
設けたことで、デフレクター72と感熱分解部60の部
品形状が一部変更になるが、この構造のスプリンクラー
ヘッドについては実公平5−38760号公報に記載さ
れており、本発明の要旨でないことから説明は省略す
る。
【0035】次に第2実施形態の作動状態について説明
する。第2実施形態の側壁型スプリンクラーヘッドは、
図4に示すように感熱分解部60のみが壁面から突出し
た状態で設置される。火災が発生すると、火災の熱気流
が上昇して天井下に漂い、壁面に沿って降下して側壁型
スプリンクラーヘッドの感熱分解部60に到達する。
【0036】火災の熱により感熱分解部60が分解・落
下し、弁体30の係止が解除されたことによってノズル
11内の消火水の圧力によって弁体30は前方に押し出
され、デフレクター72に弁体30が係止される。
【0037】デフレクター72はガイドリング71に固
定されているので、ガイドリング71も弁体30に加わ
る消火水の放水圧力によって前方に摺動し、ガイドリン
グ71がフレーム20の外側フランジに係止される。
【0038】また、補助デフレクター73もガイドリン
グ71の摺動によって壁面から突出した状態となり、さ
らに消火水の水流の勢いにより回動自在な板76が前方
に回動して水平状態となる。
【0039】ノズル11と接続している配管からは連続
して消火水が供給され、デフレクター72および補助デ
フレクター73により消火水は室内に散布され、火災を
鎮圧・消火する。
【0040】第2実施形態においては、平常状態におい
て壁面から感熱分解部分60のみ突出しているので、補
助デフレクター73が火災の熱気流を遮るようなことは
無く、また室内の美観に配慮したものとなっている。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、側
壁型スプリンクラーヘッドの上部に設置される補助デフ
レクターが火災の熱気流を遮らないように構成したの
で、感熱分解部に効率よく熱が伝わり、火災発生からス
プリンクラーヘッドが作動するまでの時間が短縮できる
側壁型スプリンクラーヘッドである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の設置状態の側面図
【図2】図1の断面図
【図3】補助デフレクターの分解斜視図
【図4】第2実施形態の設置状態の側面図
【図5】図4の断面図
【図6】第2実施形態の作動状態の側面図
【図7】従来の側壁型スプリンクラーヘッドの斜視図
【符号の説明】 10 本体 11 ノズル 20 フレーム 21 内側フランジ 22 溝 30 弁体 40 デフレクター組立 41 デフレクター 42 ガイドリング 47 アーム 50 補助デフレクター 51 板 52 ヒンジピン 53 板 54、55 穴 56 マグネット 60 感熱分解部 71 ガイドリング 72 デフレクター 73 補助デフレクター 74 アーム 75 ヒンジピン 76 板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面や壁際に水平に取付けられる側壁型ス
    プリンクラーヘッドにおいて、デフレクターまたは補助
    デフレクターが常時は折りたたまれた状態で設置され、
    ノズルから消火水が放水される場合は拡張されることを
    特徴とした側壁型スプリンクラーヘッド。
  2. 【請求項2】壁面や壁際に水平に取付けられる側壁型ス
    プリンクラーヘッドにおいて、フレームに沿って摺動す
    るガイドリングにデフレクターまたは補助デフレクター
    を設置したことを特徴とした側壁型スプリンクラーヘッ
    ド。
JP2002080008A 2002-03-22 2002-03-22 側壁型スプリンクラーヘッド Pending JP2003275336A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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