JP5002129B2 - ノズル組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえばガス消火設備などに設けられるノズル組立体に関する。
建築物、車両等には、火災が発生した場合に備えて消火設備が設けられる。一般的な火災に対しては水もしくは化学消火剤を火元に対して散布する、たとえばスプリンクラーなどが消火設備として設けられている。しかしながら、火災の種類または消火対象物によっては、水または化学消火剤を散布することができない場合がある。たとえば、火災の発生した場所が、変電設備などの電気設備が設けられた部屋、大型コンピュータもしくはサーバなどが設けられた部屋の場合、水または化学消火剤等を散布することによって、上記設備の電気的絶縁が破られるので、その復旧に多大な費用と時間とを要するという問題がある。
このような水または化学消火剤を用いることができない空間の消火には、不活性ガスまたは不燃性ガス、たとえば、窒素ガス、二酸化炭素ガス、ハロゲンガスなどのガス系消火剤を、消火対象とする前記空間(ここでは、この空間を防護区画と呼ぶことにする)に充満させる方法がとられている。
ガス系消火剤を防護区画に充満させて消火する場合、その消火効果を高めるために、たとえばガス系消火剤である窒素ガスを放出開始後1分間の間に、防護区画に対する必要ガス量(以後、所要量と呼ぶ)の90%の窒素ガスを放出できることとされている。
このように短時間に所要量のガス系消火剤を防護区画内に充満させるために、従来、ガス系消火剤の流路である配管を、防護区画内全域に行き渡るように敷設し、該配管の途中および末端に多数のノズル部材を設け、多数のノズル部材から一気にガス系消火剤を放出する方法が採られている(たとえば、非特許文献1参照)。
図5は、従来のガス系消火剤放出ノズル部材の設置事例を示す配置図である。図5では、不図示のたとえば大型コンピュータが設置された防護区画1に多数のノズル部材7が設置される事例について示す。
図5では、ガス供給源2に連なるガス系消火剤のガス供給配管3が、防護区画1内に引き込まれた所で2つに分岐され、2つに分岐された第1および第2配管4,5が、防護区画1の壁際に設けられる多数の柱部材6に取付けられるようにして防護区画1の壁長さのほぼ全長にわたって敷設される。
第1および第2配管4,5には、その途中および末端に複数個(図5の事例では合計12個)の単孔ノズル部材7が装着される。この消火設備によれば、火災検知機によって火災の発生が検知されるとき、検知出力がガス供給源2に与えられ、ガス供給源2が、ガス供給配管3、第1および第2配管4,5を通じて単孔ノズル部材7までガス系消火剤を供給し、複数の単孔ノズル部材7が同時にガス系消火剤を放出する。複数の単孔ノズル部材7が、防護区画1内の隅々にまで配されているので、複数の単孔ノズル部材7を介することによって、短時間の間に所要量のガス系消火剤を防護区画1内に充満させることができる。
しかしながら、図5に示すような従来の消火設備では、第1および第2配管4,5を、防護区画1の壁に沿って長く敷設しなければならない。したがって、第1および第2配管4,5をそれぞれ柱部材6に取付ける取付工事、また複数の単孔ノズル部材7の装着に多大な作業時間を要し、また配管材料、配管を柱部材に取付ける取付部材などの諸資材を大量に必要とするので、作業効率と資材コストとの面において解決するべき課題を有する。
さらに、第1および第2配管4,5の敷設距離が長いので、配管距離の増加に伴うガス系消火剤の供給圧力損失が生じ、単孔ノズル部材7の設置個数が多いにも関らず、配管の末端では充分な量のガス系消火剤を放出できないという問題もある。
消防設備士講習用テキスト消火設備編、財団法人日本消防設備安全センター、平成15年5月30日、第12版、p128
本発明の目的は、長大な配管を必要とすることなく、短時間で必要量のガス系消火剤を防護区画内へ充満させることのできるノズル組立体を提供することである。
本発明は、ガス系消火剤を流過させる配管が設置される消火対象区画である防護区画内の天井板であって、開口部が形成され、当該開口部は、開口部に対応する寸法に形成される天井蓋部材によって塞がれる天井板の内方の空間に収容され、前記開口部を通過可能なノズル組立体において、
前記開口部は、前記天井板の前記ノズル組立体の下方にあたる部位に形成され、
ガス系消火剤を放出するためのノズル孔が形成されるノズルキャップと、円筒状の短管として形成され、前記ノズルキャップが装着されるノズル部材本体とを含んで構成される複数のノズル部材と、
前記配管に設けられ、有底円筒状に形成されるノズルヘッドであって、ガス系消火剤を流過させる配管に対して伸縮自在に形成され、前記複数のノズル部材が装着される1つのノズルヘッドと、
前記ガス系消火剤の供給源であって、前記ノズル部材のノズル孔からガス系消火剤を放出するとき、前記ノズルヘッドが前記配管に対して伸長するように駆動させる駆動手段とを含み、
前記複数のノズル部材は、前記ノズルヘッドの軸線に垂直な平面上に装着され、
前記ノズルヘッドの一端部側には、外周端部にシール部材が嵌め込まれる凹所が形成されるフランジ部が形成され、
前記フランジ部の外径は、前記配管の内径と等しいか、前記配管の内径よりもわずかに小さく形成され、
前記ノズルヘッドは、前記フランジ部側が前記配管に内装され、前記フランジ部が前記シール部材によって前記配管の内壁に摺接し、
前記配管の末端部は、前記フランジ部の外径よりも小さくなるように形成され
前記配管の末端部の外面部には、前記配管内のガス系消火剤の供給圧力によって、伸長または切断するリング保持部材が前記ノズル部材を周回して設けられ、
前記ノズルヘッドは、前記リング保持部材によって保持され、
前記ノズルヘッドの他端部側には、封止板が固着され、
前記天井蓋部材は、前記天井内方に臨む側の面が、前記封止板の外面と連結部材によって連結されることを特徴とするノズル組立体である。
また本発明は、1つのノズルヘッドには、複数のノズル部材が放射状に配置されて装着されることを特徴とする。
本発明によれば、ノズル組立体は、複数のノズル部材と、ノズルヘッドとを含む。ノズル部材は、ガス系消火剤を放出するためのノズル孔が形成されるノズルキャップと、円筒状の短管として形成され、ノズルキャップが装着されるノズル部材本体とを含んで構成される。ノズルヘッドは、ガス系消火剤を流過させる配管に設けられ、有底円筒状に形成される。ノズルヘッドには、ノズルヘッドの軸線に垂直な平面上に、複数のノズル部材が装着される。このノズル組立体が、ガス系消火剤を流過させる配管に設けられると、1つのノズル組立体から多量のガス系消火剤を放出することが可能になる。したがって、消火するべき防護区画内の隅々にまで敷設するような長大な配管を必要とすることなく、距離の短い配管であっても該配管に本発明のノズル組立体を装着することによって、該ノズル組立体から短時間で必要量のガス系消火剤を防護区画内へ充満させることが可能になる。
また、ノズルヘッドが配管に対して伸縮自在に形成され、ノズル部材のノズル孔からガス系消火剤を放出するときにのみ、駆動手段はノズルヘッドが伸長するように駆動させる。したがって、火災が発生しないとき、ノズル組立体を、たとえば装着されている天井板の内方に収容しておき、火災が発生して消火のためにガス系消火剤を放出するときにのみ、ノズル組立体を伸長させて天井板から外方へ突出させることができる。このことによって、ガス系消火剤を放出するとき以外のノズル組立体が装着される部分の美観を向上することができる。
また、ガス系消火剤をノズル部材のノズル孔から放出しないとき、すなわち火災が発生しておらず、消火動作を行わないとき、ノズル組立体は、ノズル部材を周回し配管の末端部に装着されるリング保持部材によって保持され、重力方向に移動しないように、すなわち下方へ落ちないように装着状態を保つことができる。
また、消火動作を行わないとき、天井蓋部材は、連結部材によってノズル組立体に保持され、天井板の開口部を塞ぎ、ノズル組立体が防護区画の内部空間に露出しないようにするので、美観を向上することができる。
また本発明によれば、1つのノズルヘッドには、複数のノズル部材が放射状に配置されて装着される。このように形成されるノズル組立体を、防護区画の平面図上でほぼ中央付近に配することによって、ノズル組立体から放出されるガス系消火剤を、防護区画内に短時間でほぼ均一に充満させることができる。
図1は本発明の実施の第1形態であるノズル組立体10の上面図であり、図2は図1の切断面線II−IIから見た断面図である。
ノズル組立体10は、ガス系消火剤を放出するためのノズル孔11が形成されるノズル部材12と、ガス系消火剤を流過させる配管に設けられ、複数(本実施の形態では6個)のノズル部材12が装着される1つのノズルヘッド13と、覆い部材14とを含んで構成される。ノズル組立体10は、ガス消火設備に設けられる。なお、6個設けられるノズル部材12については、総称する場合数字のみの参照符で表し、個々についてはフルファベットa〜fを付して表す。
ノズルヘッド13は、有底円筒状の形状を有し、金属製、たとえば日本工業規格(JIS)G3454に規定される圧力配管用炭素鋼鋼管STPG370などが素材として用いられる。ノズルヘッド13の寸法は、特に限定されるものではなく、ノズル組立体10が設置される消火対象区画である防護区画の容積に応じ、設計値として適宜定められる。
ノズルヘッド13の一端部13a側には、封止板15が固着されて前述の底が形成される。ノズルヘッド13の長さ方向における略中央もしくは一端部13aから1/3長さの付近には、ノズルヘッド13の内部空間と、ノズルヘッド13に装着されるノズル部材12の内部空間とを連通させるためのノズル連結孔16が、ノズルヘッド13の筒壁を貫通して形成される。ノズル連結孔16は、装着されるべきノズル部材12に合わせて6個が、円筒状のノズルヘッド13の軸線に垂直な1仮想平面17上において、孔の中心が等角度(60°)間隔になるように放射状に配置されて形成される。
ノズルヘッド13の他端部13b側は、開口状態であり、他端部13b付近の外周面には、雄ねじが刻設されて雄ねじ部18が形成される。ノズルヘッド13は、内面側に雌ねじ部の形成された円筒状の継手部材であるソケット19によって、後述するガス系消火剤の流路を構成する配管24に接続される。
ノズル部材12は、円筒状の短管であるノズル部材本体21と、ノズル部材本体21の一端部に着脱自在に装着され、ノズル孔11を有するノズルキャップ22とを含んで構成される。ノズル部材本体21は、金属製であり、ノズルヘッド13と同様に、たとえばSTPG370などが素材として用いられる。ノズルキャップ22は、長さが短い有底円筒状の部材であり、底部のほぼ中央に、底部を貫通してノズル孔11が形成される。ノズルキャップ22は、金属、たとえば鋼、ステンレス鋼、銅合金などを素材として用いることができる。
ノズル部材本体21の一端部側外周面には、雄ねじが刻設されて雄ねじ部が形成され、ノズルキャップ22のノズル孔11が形成されるのと反対側の開口部の側には、雌ねじが刻設されて雌ねじ部が形成される。ノズル部材本体21の雄ねじ部と、ノズルキャップ22の雌ねじ部とが螺合されることによって、ノズルキャップ22が着脱自在にノズル部材本体21に装着される。ノズル部材12は、ノズル部材本体21の他端部が、ノズルヘッド13に形成されるノズル連結孔16に位置合わせされた状態で、ノズルヘッド13に溶接接合にて装着される。前述のようにノズル連結孔16は、1仮想平面17上で60°間隔で放射状に形成されるので、ノズル連結孔16に位置合わせされて装着されるノズル部材12も、1仮想平面17上で、放射状に配置されてノズルヘッド13に装着される。
このように構成されるノズル組立体10では、配管24を通してノズルヘッド13の内部空間に供給されるガス系消火剤が、ノズルヘッド13からノズル連結孔16を流過し、さらにノズル部材本体21の内部空間を通ってノズルキャップ22のノズル孔11から外部空間に向って放射される。このとき、1つのノズルヘッド13に6個のノズル部材12が集中して装着されているので、1つのノズル組立体10から、短時間に多量のガス系消火剤を放出することが可能になる。
なお、本実施の形態では、ノズル部材12をノズルヘッド13に溶接にて装着しているけれども、ノズル部材12とノズルヘッド13とがねじの螺合によって装着されても良く、また接合形態をとることなく、たとえば薄肉鋳造でノズルヘッド13のノズル部材本体21とを一体成形し、該一体物にノズルキャップ22を装着するようにしても良い。
ノズル組立体10には、さらにノズルヘッド13の封止板15に覆い部材14が設けられる。覆い部材14は、ノズルヘッド13の一端部13a側、すなわち封止板15が設けられる側からノズルヘッド13の一端部13aに対向する前記1仮想平面17に対して形状を投影するとき、6個のノズル部材12を覆い隠すことができるように、その寸法/形状が定められて、本実施の形態では封止板15に設けられる。
すなわち、覆い部材14は、覆い部材14の設けられる側から、矢符23で示すように覆い部材14に対して垂直方向にノズル組立体10を見るとき、ノズルヘッド13およびノズル部材12を隠すことを目的として設けられる。このように、覆い部材14は矢符23方向から見た場合の美観向上を目的として設けられるので、覆い部材14を化粧板と呼ぶことがある。
覆い部材14である化粧板は、縁部分が曲率を有するようにカールさせた略円板形状を有し、金属製、たとえばJIS−G3141に規定されるSPCCなどが素材として用いられる。なお、化粧板14は、一層の美観向上のためにSPCCに代えて塗装鋼板などが用いられても良い。
図3は、ノズル組立体10を防護区画1に設置した状態を示す図である。図3では、前述の図5に示すのと同じ防護区画1に2つのノズル組立体10a,10bを設置した例を示す。図3に示す配置例では、防護区画1の長手方向における略1/3長さ、2/3長さ、かつ短手方向における略中央部に、第1および第2ノズル組立体10a,10bを配置し、防護区画1の天井部に設置する。
ノズル組立体10a,10bは、前述のように、1つについて6個のノズル部材12が集中して装着されているので、ガス系消火剤の放出能が高く、1つのノズル組立体から短時間で多量のガス系消火剤を放出することができる。したがって、ガス流過容量が大きい太径の配管24を敷設し、該配管24をそれぞれのノズル組立体10a,10bに接続することによって、防護区画1内に多数の単孔ノズル部材を配置することなく、所要量のガス系消火剤を防護区画1内に充満させることができる。
またノズル組立体10a,10bは、それぞれ1つのノズルヘッド13に放射状に6個のノズル部材12が装着され、6個のノズル部材12のすべてから一気にガス系消火剤を放出することができる。したがって、ノズル組立体10a,10bを防護区画1の平面図上でほぼ中央に該当する位置に設置することによって、ノズル組立体10a,10bから放出されるガス系消火剤を、防護区画1の内部空間に短時間でほぼ均一に充満させることが可能になる。
このように、防護区画1内の多くの箇所にノズル部材を配置する必要がなくなり、防護区画1の略中央部の2箇所にノズル組立体10a,10bを設置するだけで良いので、ガス供給管3に連なって敷設される配管24も、その敷設距離が著しく短縮される。配管24の敷設距離が、多数の単孔ノズル部材を用いる場合に比べて短くなるので、配管24の敷設工事およびノズル部材10a,10bの装着に要する作業時間を削減するとともに、配管材料、取付部材などの諸資材の節減が実現される。また配管24の敷設距離が短く、かつ太径の管材が用いられるので、供給されるガス系消火剤の圧力損失も低減される。
図4は、本発明の実施の第2形態であるノズル組立体30の構成を簡略化して示す図である。本実施形態のノズル組立体30は、実施の第1形態のノズル組立体10に類似し、対応する部分については、同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施形態のノズル組立体30において注目すべきは、ノズルヘッド31がガス系消火剤を流過させる配管24に対して伸縮自在に形成され、ノズル部材12のノズル孔11からガス系消火剤を放出するとき、ノズルヘッド31が前記配管24に対して伸長するように駆動することである。
ノズルヘッド31の他端部31b側には、フランジ部32が形成される。このフランジ部32は、その外径d1が、配管24の内径d2と等しいか、または配管24の内径d2よりもわずかに小さく形成され、フランジ部32の外周端部には凹所が形成され、該凹所にはシール部材33が嵌め込まれる。ノズルヘッド31は、フランジ部32の側が配管24に内装され、フランジ部32がシール部材33によって配管24の内壁に摺接する。配管24の末端部34が、フランジ部32の径d1よりも小さくなるように絞られて形成されるので、配管24に内装されるノズルヘッド31は、フランジ部32によって配管24から抜け落ちることなく、保持される。また、フランジ32と、配管24の内壁と、ノズルヘッド31の外周面と、配管24の末端部34の絞られて形成される部位とにおいて、可変空間34が形成される。
また本実施形態のノズル組立体30の特徴は、配管24に内装されるノズルヘッド31が、配管24の末端部34の外面部にノズル部材12を周回して設けられるリング保持部材36によって保持されることである。図4(a)に示すように、ガス系消火剤をノズル部材12のノズル孔11から放出しないとき、すなわち火災が発生しておらず、消火動作を行わないとき、ノズル組立体30は、ノズル部材12を周回し配管24の末端部34に装着されるリング保持部材36によって保持され、重力方向に移動しないように、すなわち下方へ落ちないように装着状態が保たれる。なお、リング保持部材36は、所定の力が付加された場合には伸長または切断されるような、たとえばばねまたははんだワイヤなどを素材として形成される。
さらに、消火動作を行わないとき、化粧板を備えないノズル組立体30は、配管24が敷設される保護区画の天井板37の内方の空間に収容されるようにして、配管24に装着される。天井板37には、ノズル組立体30が配管24に装着される位置に対応し、その下方にあたる部位に、ノズル組立体30が通過可能な寸法に開口部39が形成される。該開口部39は、開口部39に対応する寸法に形成される天井蓋部材38によって塞がれる。この天井蓋部材38は、その天井内方に臨む側の面38aが、ノズル組立体30の封止板15の外面15aと、たとえば金属製のワイヤなどから成る連結部材40によって連結される。すなわち、消火動作を行わないとき、天井蓋部材38は、連結部材40によってノズル組立体30に保持され、天井板37の開口部39を塞ぎ、ノズル組立体30が防護区画の内部空間に露出しないようにして、美観を向上する。
防護区画内において火災が発生し、その火災が火災検知器によって検出され、検出出力がガス供給源に与えられると、ガス供給源からガス系消火剤、たとえば窒素ガスが配管24を通してノズル組立体30に供給される。図4(b)は、上記のようにして窒素ガスがノズル組立体30に供給され、ノズル部材12のノズル孔11から放出される状態を示す。
配管24を通してノズル組立体30に供給される窒素ガスは、供給圧力を有し、その窒素ガスの圧力が、ノズルヘッド31のフランジ部32にも負荷される。このフランジ部32に負荷される圧力は、重力方向の下向きに作用するので、該圧力によって前述の可変空間35が圧縮される。すなわち、ノズル組立体30全体が下方へ移動するように力を受ける。ノズル組立体30を配管24の末端部34に保持するリング保持部材36は、所定の力が付加された場合には伸長または切断されるので、窒素ガスの供給圧力の作用によって伸長または切断され、ノズル組立体30の保持状態が解除され、ノズルヘッド31が配管24に対して伸長するようにして下方に向かって移動する。このことによって、ノズル組立体30は、連結部材40で連結される天井蓋部材38とともに、矢府41方向へ移動し、天井板37から防護区画の内部空間へと突出し、防護区画の内部空間に窒素ガスを放出することができる。
したがって、ガス系消火剤である窒素ガスの供給圧力が、ノズル組立体30を駆動させる駆動源として作用するので、ガス系消火剤ひいてはガス供給源が、ノズルヘッド31を伸長移動させる駆動手段を構成する。なお、ノズルヘッド31の退縮移動は、リング保持部材36がばねであるときはばね力によって復帰させることが可能であり、リング保持部材36がたとえばはんだワイヤであるときは、より安価とするために消火終了後人力で退縮させて、リング保持部材36を新しい非破断のものに更新することによって、ノズル組立体30の配管24に対する保持状態へと復帰させる。
なお、ノズル組立体30を移動させる駆動手段は、ガス系消火剤の供給圧力に限定されることなく、たとえばノズルヘッド31にラックを設け、該ラックを駆動させるピニオンを出力軸に装着するモータおよびその駆動電源などで構成されても良い。
以上に述べたように、本実施の形態では、1つのノズルヘッドに6個のノズル部材が装着されるけれども、ノズル部材の数は6個に限定されるものではなく、防護区画の容積に応じて、2個以上の数で適宜設定されて良い。
本発明の実施の第1形態であるノズル組立体10の上面図である。 図1の切断面線II−IIから見た断面図である。 ノズル組立体10を防護区画1に設置した状態を示す配置図である。 本発明の実施の第2形態であるノズル組立体30の構成を簡略化して示す図である。 従来のガス系消火剤放出ノズル部材の設置事例を示す配置図である。
符号の説明
10,30 ノズル組立体
11 ノズル孔
12 ノズル部材
13,31 ノズルヘッド
14 覆い部材

Claims (2)

  1. ガス系消火剤を流過させる配管が設置される消火対象区画である防護区画内の天井板であって、開口部が形成され、当該開口部は、開口部に対応する寸法に形成される天井蓋部材によって塞がれる天井板の内方の空間に収容され、前記開口部を通過可能なノズル組立体において、
    前記開口部は、前記天井板の前記ノズル組立体の下方にあたる部位に形成され、
    ガス系消火剤を放出するためのノズル孔が形成されるノズルキャップと、円筒状の短管として形成され、前記ノズルキャップが装着されるノズル部材本体とを含んで構成される複数のノズル部材と、
    前記配管に設けられ、有底円筒状に形成されるノズルヘッドであって、ガス系消火剤を流過させる配管に対して伸縮自在に形成され、前記複数のノズル部材が装着される1つのノズルヘッドと、
    前記ガス系消火剤の供給源であって、前記ノズル部材のノズル孔からガス系消火剤を放出するとき、前記ノズルヘッドが前記配管に対して伸長するように駆動させる駆動手段とを含み、
    前記複数のノズル部材は、前記ノズルヘッドの軸線に垂直な平面上に装着され、
    前記ノズルヘッドの一端部側には、外周端部にシール部材が嵌め込まれる凹所が形成されるフランジ部が形成され、
    前記フランジ部の外径は、前記配管の内径と等しいか、前記配管の内径よりもわずかに小さく形成され、
    前記ノズルヘッドは、前記フランジ部側が前記配管に内装され、前記フランジ部が前記シール部材によって前記配管の内壁に摺接し、
    前記配管の末端部は、前記フランジ部の外径よりも小さくなるように形成され
    前記配管の末端部の外面部には、前記配管内のガス系消火剤の供給圧力によって、伸長または切断するリング保持部材が前記ノズル部材を周回して設けられ、
    前記ノズルヘッドは、前記リング保持部材によって保持され、
    前記ノズルヘッドの他端部側には、封止板が固着され、
    前記天井蓋部材は、前記天井内方に臨む側の面が、前記封止板の外面と連結部材によって連結されることを特徴とするノズル組立体。
  2. 1つのノズルヘッドには、
    複数のノズル部材が放射状に配置されて装着されることを特徴とする請求項1記載のノズル組立体。
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