JPH11276627A - スプリンクラヘッド保護具 - Google Patents

スプリンクラヘッド保護具

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Publication number
JPH11276627A
JPH11276627A JP8428398A JP8428398A JPH11276627A JP H11276627 A JPH11276627 A JP H11276627A JP 8428398 A JP8428398 A JP 8428398A JP 8428398 A JP8428398 A JP 8428398A JP H11276627 A JPH11276627 A JP H11276627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sprinkler head
guard
cover body
exterior cover
thermosensitive decomposition
Prior art date
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Pending
Application number
JP8428398A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Shimizu
良和 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP8428398A priority Critical patent/JPH11276627A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプリンクラヘッドの感熱分解部を外力から
確実に保護することができるとともに、感熱分解部に塵
埃等が侵入することを防止することのできるスプリンク
ラヘッド保護具を提供することを目的とする。 【解決手段】 ガード支柱21に保持されたガードリン
グ22に、感熱分解部17の周囲をガード支柱21の外
側から覆う碗状の外装カバー体23を離脱可能に取り付
けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプリンクラ消火
設備のスプリンクラヘッドを保護するスプリンクラヘッ
ド保護具に関し、特にスプリンクラヘッドの感熱分解部
を外力から保護するスプリンクラヘッド保護具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スプリンクラ消火設備のスプリンクラヘ
ッドは、一般に、その感熱分解部を天井面から露出させ
て設けられているため、感熱分解部に強い衝撃力が外部
から加わると、感熱分解部が破損し、所期の性能を十分
に発揮できなくなる惧れがある。そこで、スプリンクラ
ヘッドの感熱分解部を外部の衝撃力から保護するため
に、感熱分解部の周囲を金属製の保護カバー体で覆った
もの(実公昭58−18913号)や感熱分解部の周囲
を複数本の剛性アーム体で取り囲んだもの(実公昭55
−8596号)などが考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公昭
58−18913号に開示された保護具は、保護カバー
体が薄肉の金属板をプレス成形して形成されているた
め、保護カバー体に強い衝撃力が加わり、これにより保
護カバー体が大きく変形した場合には、スプリンクラヘ
ッドの作動時に保護カバー体がスプリンクラヘッドから
離脱しなくなる惧れがあった。一方、実公昭55−85
96号に開示された保護具は、上記のような問題が生じ
ることはないが、剛性アーム体の間から塵埃が感熱分解
部の内部に侵入し、スプリンクラヘッドの機能を低下さ
せる惧れがあった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、スプリンクラヘッドの感熱分解部を外力から確実に
保護することができるとともに、感熱分解部に塵埃等が
侵入することを防止することのできるスプリンクラヘッ
ド保護具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、スプリンクラヘッドの周
囲に設けられる複数本のガード支柱と、前記ガード支柱
の外側に設けられ、前記感熱分解部への塵埃の侵入を防
止する外装カバー体とを備えてなることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のスプリンクラヘ
ッド保護具において、外装カバー体がガード支柱に保持
されて感熱分解部の下部に設けられたガードリングに離
脱可能に取り付けられていることを特徴とする。請求項
3に係る発明は、請求項3記載のスプリンクラヘッド保
護具において、外装カバー体がガードリングに弾性係止
する複数個の係止金具を有し、これらの係止金具によっ
てガードリングに離脱可能に取り付けられていることを
特徴とする。請求項4に係る発明は、請求項2又は請求
項3記載のスプリンクラヘッド保護具において、外装カ
バー体がガードリングの下側に熱気流を取り入れるため
の開口を有することを特徴とする。請求項5に係る発明
は、請求項3記載のスプリンクラヘッド保護具におい
て、係止金具がスプリンクラヘッドの作動温度より融点
の低い低融点金属によって外装カバー体に固定されてい
ることを特徴とする。請求項6に係る発明は、請求項1
乃至請求項5のいずれかに記載のスプリンクラヘッド保
護具において、スプリンクラヘッドから特定方向に散水
される消火液の散水距離を規制する規制体がガード支柱
間に設けられていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1乃至図6は本発明の一実施形態
を示しており、図1は本発明の一実施形態に係るスプリ
ンクラヘッド保護具の側面図である。また、図2は同実
施形態に係るスプリンクラヘッド保護具の縦断面図であ
り、図中11は感熱型のスプリンクラヘッドを示してい
る。このスプリンクラヘッド11は天井部12の上部に
配設された給水管(図示せず)のソケット13にねじ込
み接続されるヘッド本体14を有しており、このヘッド
本体14の下面中央には、上記給水管からの消火用水を
放出するための放水口(図示せず)が形成されている。
【0007】また、スプリンクラヘッド11は上記放水
口を図示しない弁体により閉止するための弁押え部15
を有しており、この弁押え部15の下部には、ヘッド本
体14の放水口から放出された消火用水を水平方向に且
つ放射状に散水するためのデフレクタ16が設けられて
いる。さらに、スプリンクラヘッド11はデフレクタ1
6の下部に感熱分解部17を有しており、この感熱分解
部17は本発明の一実施形態に係るスプリンクラヘッド
保護具18によって外部の衝撃力から保護されている。
【0008】上記スプリンクラヘッド保護具18はスプ
リンクラヘッド11のヘッド本体14に外嵌する保護具
本体19を備えており、この保護具本体19の内周面に
は、ヘッド本体14の外周面に螺嵌するねじ部20が刻
設されている。また、スプリンクラヘッド保護具18は
保護具本体19の下端部に複数本(例えば6本)のガー
ド支柱21を有しており、これらのガード支柱21によ
ってスプリンクラヘッド11の感熱分解部17は横方向
の衝撃力から保護されている。さらに、スプリンクラヘ
ッド保護具18はガード支柱21に保持されたガードリ
ング22を感熱分解部17の下部に備えており、このガ
ードリング21には碗状の外装カバー体23が離脱可能
に取り付けられている。
【0009】上記外装カバー体23は金属で形成されて
おり、スプリンクラヘッド11の感熱分解部17は外装
カバー体23によってガード支柱21の外側から覆い隠
されている。また、外装カバー体23はガードリング2
2に弾性係止する複数個の係止金具24(図3及び図4
参照)を有しており、これらの係止金具24はスプリン
クラヘッド11の作動温度(70℃前後)より融点の低
い低融点金属によって外装カバー体23の底面にハンダ
付け固定されている。さらに、外装カバー体23はガー
ドリング22の下側に開口25(図3参照)を有してお
り、この開口25から外装カバー体23の内側に熱気流
が取り込まれるようになっている。なお、開口25は必
要に応じて外装カバー体23に設けられるもので、特に
設けなくても構わない。また、開口25の大きさはスプ
リンクラヘッド11の下部に設けられる感熱板と同じ大
きさか、若しくはそれよりも僅かに小さいものが好まし
い。
【0010】上記ガード支柱21は例えば樹脂で形成さ
れており、これらのガード支柱21間の1つには規制体
26(図5参照)が必要に応じて設けられている。この
規制体26は、スプリンクラヘッド11のデフレクタ1
6から特定方向(当該スプリンクラヘッド11と隣接す
るスプリンクラヘッドの方向)に散水される消火用水の
散水距離を規制するものであり、消火用水の散水方向を
水平方向から斜め下方に切り換える複数の方向切換え板
27(図6参照)を備えて構成されている。
【0011】上記のような構成のスプリンクラヘッド保
護具においては、スプリンクラヘッド11の感熱分解部
17が複数本のガード支柱21によって取り囲まれてい
るため、感熱分解部17を外部の衝撃力から保護するこ
とができ、感熱分解部17の破損を防止することができ
る。また、スプリンクラヘッド11の感熱分解部17が
外装カバー体23によってガード支柱21の外側から覆
い隠されているため、塵埃等がガード支柱21の間を通
って感熱分解部17に侵入することを防止できるととも
に、スプリンクラヘッド11と隣接するスプリンクラヘ
ッドからの消火用水により感熱分解部17が被水するこ
とを防止できる。
【0012】また、上述した実施形態ではガードリング
22に弾性係止する係止金具24がスプリンクラヘッド
11の作動温度より融点の低い低融点金属によって外装
カバー体23にハンダ付け固定されているため、外装カ
バー体23の温度が低融点金属の融点を越えると、外装
カバー体23が係止金具24から離脱し、これに伴って
外装カバー体23がガードリング22から離脱する。し
たがって、火災発生時の熱気流によって外装カバー体2
3をガードリング22から離脱させることができ、スプ
リンクラヘッド11から散水される消火用水に悪影響を
与えることもない。
【0013】また、上述した実施形態では外装カバー体
23がガードリング22の下側に開口25を有している
ため、火災発生時に熱気流を外装カバー体23の内側に
取り込むことができ、外装カバー体23の内側に取り込
まれた熱気流によってスプリンクラヘッド11の感熱分
解部17を早期にかつ確実に作動させることができる。
【0014】さらに、上述した実施形態では外装カバー
体23に設けられた複数個の係止金具24により外装カ
バー体23がガードリング22に弾性係止されているた
め、スプリンクラヘッド11から散水される消火用水の
水圧によっても外装カバー体23をガードリング22か
ら離脱させることが可能である。
【0015】また、上述した実施形態ではスプリンクラ
ヘッド11から特定方向に放水された消火用水はガード
支柱21間に設けられた規制体26によって放水距離が
規制されるため、当該スプリンクラヘッド11と隣接す
るスプリンクラヘッドの感熱分解部に消火用水が飛着す
ることを規制体26によって防止することができる。ま
た、外装カバー体23に強い外力が加わっても外装カバ
ー体23はガード支柱21に対し接するか、又はわずか
な距離をおいて設けられているので、外装カバー体23
が大きく変形することがない。よって、スプリンクラヘ
ッド11の動作時には、外装カバー体23がスプリンク
ラヘッド11から確実に離脱する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スプリンクラヘッドの感熱分解部を外力から確実に保護
することができるとともに、感熱分解部に塵埃等が侵入
することを防止することができる。また、隣接するスプ
リンクラヘッドからの消火用水により感熱分解部が被水
することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るスプリンクラヘッド
保護具の側面図である。
【図2】同実施形態に係るスプリンクラヘッド保護具の
縦断面図である。
【図3】図1に示す外装カバー体の平面図である。
【図4】図2に示すA部の詳細を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るスプリンクラヘッド
保護具から外装カバー体を取り外した状態を示す図であ
る。
【図6】図5に示す規制体の断面を示す図である。
【符号の説明】
11 スプリンクラヘッド 14 ヘッド本
体 16 デフレクタ 17 感熱分解
部 18 スプリンクラヘッド保護具 19 保護具本
体 21 ガード支柱 22 ガードリ
ング 23 外装カバー体 24 係止金具 25 開口 26 規制体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリンクラヘッドの感熱分解部を外力
    から保護するものであって、 前記スプリンクラヘッドの周囲に設けられる複数本のガ
    ード支柱と、 前記ガード支柱の外側に設けられ、前記感熱分解部への
    塵埃の侵入を防止する外装カバー体とを備えてなること
    を特徴とするスプリンクラヘッド保護具。
  2. 【請求項2】 前記外装カバー体は、前記ガード支柱に
    保持されて前記感熱分解部の下部に設けられたガードリ
    ングに離脱可能に取り付けられていることを特徴とする
    請求項1記載のスプリンクラヘッド保護具。
  3. 【請求項3】 前記外装カバー体は、前記ガードリング
    に弾性係止する複数個の係止金具を有し、これらの係止
    金具によって前記ガードリングに離脱可能に取り付けら
    れていることを特徴とする請求項2記載のスプリンクラ
    ヘッド保護具。
  4. 【請求項4】 前記外装カバー体は、前記ガードリング
    の下側に熱気流を取り入れるための開口を有することを
    特徴とする請求項2又は請求項3記載のスプリンクラヘ
    ッド保護具。
  5. 【請求項5】 前記係止金具は、前記スプリンクラヘッ
    ドの作動温度より融点の低い低融点金属によって前記外
    装カバー体に固定されていことを特徴とする請求項3記
    載のスプリンクラヘッド保護具。
  6. 【請求項6】 前記ガード支柱間には、前記スプリンク
    ラヘッドから特定方向に散水される消火用水の散水距離
    を規制する規制体が設けられていることを特徴とする請
    求項1乃至請求項5のいずれかに記載のスプリンクラヘ
    ッド保護具。
JP8428398A 1998-03-30 1998-03-30 スプリンクラヘッド保護具 Pending JPH11276627A (ja)

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JP8428398A JPH11276627A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 スプリンクラヘッド保護具

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JP (1) JPH11276627A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101197675B1 (ko) 2010-12-30 2012-11-07 주식회사 동양플랙스 반도체 흄 덕트용 스프링클러의 헤드 보호구조
JP2016533806A (ja) * 2013-10-21 2016-11-04 クレイプル ミリアムKREIPL, Myriam スプリンクラー保護装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040810

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Effective date: 20041207

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