JP2003235554A - 固定化微生物担体及びその製造方法 - Google Patents
固定化微生物担体及びその製造方法Info
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Abstract
滅を顕著に低減できると共に、実用に十分耐えうる強度
をもった固定化微生物担体を得る。 【解決手段】微生物と粉末活性炭とゲル化材料とを混合
する順番を、先ず微生物と粉末活性炭とを混合した後
で、ゲル化材料を混合してゲル化させるようにし、且つ
粉末活性炭の濃度を固定化微生物担体に対して0.5〜
5%の範囲にし、ゲル化材料の濃度を固定化微生物担体
に対して7.5〜20%の範囲にする。
Description
及びその製造方法に係り、特に、排水中の窒素及び有機
汚濁成分の除去を目的として使用されている固定化微生
物担体における微生物の高濃度固定技術に関する。
には、生物反応槽内に水質浄化に有用な微生物を高濃度
に保持する必要がある。しかし、他の微生物より増殖速
度が遅い、例えばアンモニア性窒素を酸化する硝化細菌
等は十分に増殖できないうちに、生物反応槽外に流出し
てしまい、処理水の水質が悪化する要因になる。
を予め培養し、培養した微生物をゲル化材料内に閉じ込
めて固定化する包括固定化法が有効である。固定化微生
物担体は、数mm程度の形状に成形されて生物反応槽に
投入されて使用され、既成の生物反応槽に固定化微生物
担体を投入するだけで処理水の水質向上を図ることが可
能であり、極めて有用な方法である。
化材料としては、高分子モノマー、プレポリマー、オリ
ゴマー等が挙げられ、寒天やアルギン酸等の天然の材料
と、ポリエチレングリコールやポリビニルアルコールや
ポリアクリルアミド等の人工の材料とがある。天然の材
料は、固定化微生物担体のゲル自体が生物分解し、長時
間の使用に耐えられないことや、担体強度がないことか
ら排水処理に使用することは困難である。これにより、
十分な強度を有し、生物分解されない人工の材料が使用
されることが多い。
生物担体の製造方法としては、微生物とゲル化材料とを
混合した後、重合反応或いは凍結・解凍処理等のゲル化
処理によりゲル化させ、ゲル担体内に微生物を包括固定
化する。
固定化微生物担体の製造方法は、ゲル化処理の工程によ
り固定化しようとする微生物の一部が失活又は死滅する
という問題がある。微生物の一部が失活又は死滅する原
因は定かではないが、ゲル化処理により微生物が潰され
たり、重合や凍結・解凍等のゲル化処理における温度変
化が考えられる。
定化微生物担体を製造するためには、ゲル化処理の工程
での微生物の失活や死滅を低減することが重要である。
この為の一方法として、担体の製造過程で所定量の活性
炭を混合することが考えられる。しかしながら、活性炭
を混合すると、微生物の濃度は上昇するが、担体の強度
が低下するという新たな問題が発生することが判明し
た。
もので、ゲル化処理の工程において、微生物の失活や死
滅を顕著に低減できると共に、実用に十分耐えうる強度
を持った固定化微生物担体を得ることができる製造方法
及びその製造方法で製造された固定化微生物担体を提供
することを目的とする。
固定化微生物担体の製造方法は前記目的を達成するため
に、微生物と粉末活性炭とを混合した後で、ゲル化材料
を混合してゲル化させることにより固定化微生物担体を
製造すると共に、前記粉末活性炭の濃度は前記固定化微
生物担体に対して0.5〜5%の範囲であり、前記ゲル
化材料の濃度は前記固定化微生物担体に対して7.5〜
20%の範囲であることを特徴とする。
活性炭とゲル化材料とを混合する順番を、先ず微生物と
粉末活性炭とを混合した後で、微生物や粉末活性炭を固
定化するゲル化材料を混合してゲル化させるようにし、
且つ粉末活性炭の濃度を固定化微生物担体に対して0.
5〜5%の範囲にし、ゲル化材料の濃度を前記固定化微
生物担体に対して7.5〜20%の範囲にしたので、ゲ
ル化処理の工程での微生物の失活や死滅を顕著に低減す
ることができると共に、固定化微生物担体自体の強度も
実用に耐えうる強度にすることができる。これにより、
従来の固定化微生物担体よりも一層高濃度な微生物を保
持した実用性の高い固定化微生物担体を提供することが
可能となる。
離された微生物の他に、下水処理場の活性汚泥、湖沼、
河川や海の汚泥、土壌などの各種の微生物を含む微生物
含有物も含まれる。ゲル化処理としては、重合反応によ
りゲル化材料をゲル化する重合法が一般的である。但
し、ポリビニルアルコール(PVA)をゲル化材料とし
て用いる場合には、PVAと微生物を混合した後、凍結
と解凍を繰り返すことによりゲル化反応させるPVA冷
凍法、あるいはPVAと微生物を混合した後、ホウ酸と
混合させてゲル化反応させるPVAホウ酸法の何れでも
良い。
の製造方法は、請求項1において、ゲル化材料は、高分
子モノマー、プレポリマー、オリゴマーの何れか1つで
あり、その分子構造の末端の少なくとも一方に結合基を
有し、その結合基がアクリレート基、メタアクリレート
基の何れかであることを特徴とするものであり、これに
より固定化微生物担体の強度を大きくすることができ
る。
係る固定化微生物担体及びその製造方法の好ましい実施
の形態について詳説する。
方法の操作手順を説明する説明図であり、重合法により
ゲル化処理を行う例で説明する。
物と粉末活性炭を混合した後、さらにゲル化材料を混合
して良く攪拌する。この場合、ゲル化材料には、水や反
応調整剤としての希硫酸が加えられる。次に、過硫酸カ
リウム等の重合開始剤により重合反応を起させてゲル化
材料をゲル化し、微生物をゲル化材料がゲル化したゲル
担体内に包括固定化する。これにより、従来の固定化微
生物担体よりも一層高濃度な微生物を保持し且つ強度の
大きな包括型の固定化微生物担体を得ることができる。
ゲル化材料を混合する順番を変えた場合、例えば、活性
炭とゲル化材料とを混合した後、微生物を混合して重合
開始剤により重合反応を起させてゲル化した場合、或い
は微生物とゲル化材料とを混合した後、活性炭と重合開
始剤とを混合して重合反応を起させてゲル化した場合、
には微生物が高濃度で且つ強度の大きな良好な固定化微
生物担体が得ることができない。これは、活性炭の吸着
効果により、ゲル化材料の一部が吸着されたり、重合開
始剤の働きを阻害することが考えられる。
去を目的とした硝化細菌や、ダイオキシン類などの特定
の有害化学物質を分解する能力をもった微生物が好適な
例として挙げられる。特に、本発明は、硝化細菌の固定
化微生物担体には効果的であり、硝化細菌を包括固定化
した本発明の固定化微生物担体を使用してアンモニア性
窒素排水の硝化処理を行った結果、立ち上げわずか1週
間で良好な硝化反応を行うようになった。また、微生物
とは、培養等により濃縮分離された微生物の他に、下水
処理場の活性汚泥、湖沼、河川や海の汚泥、土壌などの
各種の微生物を含む微生物含有物も含まれる。
が良い。粒状や破砕状の活性炭はゲル化反応中に下方に
沈殿し易く、製造された固定化微生物担体の強度が部分
的に相違し易く、結果的に十分な強度の固定化微生物担
体が得られにくい。粉末活性炭のサイズとしては、平均
粒径が50μm以下であることが好ましい。50μmを
超えると、活性炭が微生物と分離し易くなり、均一な固
定化微生物担体が製造されにくい。
物担体において、微生物として下水処理場の活性汚泥を
用い、活性炭の濃度と製造された固定化微生物担体に保
持される菌数との関係を調べたものである。図2の横軸
は、固定化微生物担体100gに含有される活性炭量g
を示し、縦軸は固定化微生物担体1g当たりに保持され
る微生物の菌数(cells/g-pellet) を示す。尚、横軸の
ACはActive Carbonの略である。ゲル化材料として
は、ポリエチレングリコール系のゲル化材料を用い、ゲ
ル化材料の濃度(以下、ゲル濃度という)が10%の一
定条件下で活性炭量を変化させた。活性炭量は、固定化
微生物担体100gに含有される活性炭量0.1g
(0.1%)から固定化微生物担体100gに含有され
る活性炭量8g(8%)まで変化させた。また、微生物
としては、一般細菌、硝化細菌、Pseudomonas spの3種
類の細菌及び細菌群を計測した。
物の場合にも、活性炭量0.5g(0.5%)まで固定
化微生物担体内の菌数は急激に増加し、活性炭量1g
(1%)で菌数が略最高状態に達し、その後、活性炭量
5g(5%)まで同様の菌数で推移した。図2に活性炭
量5g(5%)以上をプロットしていないが、これは活
性炭量5g(5%)を超えると、重合反応が阻害されて
ゲル化しにくくなり、満足な固定化微生物担体が形成さ
れにくくなるためで、活性炭量7g(7%)で固定化微
生物担体が完全に形成されなくなった。活性炭量5g
(5%)を超えると、なぜ重合反応が阻害されるかは明
確ではないが、固定化微生物担体における活性炭の表面
ではゲル化反応が十分に行われず、局部的な重合阻害を
引き起こすことが推察される。それを裏付けるものとし
て図3について説明する。
微生物担体の強度との関係を調べたものである。図3の
横軸は、固定化微生物担体100gに含有される活性炭
量gを示し、縦軸は固定化微生物担体の圧縮強度(kg
/cm2 )を示す。ゲル化材料としては、ポリエチレン
グリコール系のゲル化材料を用い、ゲル濃度が10%の
一定条件下で活性炭量を変化させた。
増やしていくと、固定化微生物担体の圧縮強度が小さく
なり、活性炭量5g(5%)を超えると、固定化微生物
担体の圧縮強度が2(kg/cm2 )を下回り強度的に
十分でなくなる。また、活性炭量7g(7%)では、前
記したように、ゲル化材料が完全に重合せずにゲル形成
が不可能であった。
定化微生物担体の製造方法における活性炭量の好適な範
囲としては、固定化微生物担体に対して0.5〜5%の
範囲の含有量であることが好ましい。
定化微生物担体に保持される菌数との関係を、活性炭濃
度を変化させた複数の試験区について調べたものであ
る。ゲル化材料としては、図2及び図3での試験と同様
に、ポリエチレングリコール系のゲル化材料をを用い
た。
ゲル化材料の重量濃度を示し、縦軸は固定化微生物担体
1g当たりに保持される一般細菌の菌数(cells/g-pell
et)を示す。また、活性炭濃度の試験区は、活性炭な
し、0.1%、0.5%、1.0%、3.0%、5.0
%の6試験区で行った。活性炭濃度5.0%以上は前記
したように固定化微生物担体が形成されにくくなること
から、固定化微生物担体が良好に形成される5.0%を
上限値とした。
が何れの試験区においても、ゲル濃度を上げていくと菌
数が減少していくと共に、活性炭濃度が高い方が菌数が
高くなる。そして、ゲル濃度が20%を超えると、菌数
が急激に低下すると共に、活性炭の添加効果も小さくな
る。例えば、菌数の高い活性炭濃度5.0%であって
も、ゲル濃度が28%程度に上昇すると、菌数の低い活
性炭なしにおけるゲル濃度20%と同程度の菌数とな
り、活性炭を入れる意味がなくなる。これは、ゲル濃度
の上昇により、重合反応による微生物への悪影響が大き
くなったためと考えられる。一方、ゲル濃度が7.5%
を下回ると、強度が顕著に小さくなり固定化微生物担体
としての実用に耐えられなくなる。このことから、本発
明の固定化微生物担体の製造方法におけるゲル濃度の好
適な範囲としては、固定化微生物担体に対して7.5〜
20%の範囲である。
ール系の高分子ポリマーの例で説明したが、ポリアクリ
ルアミド系、ポリビニルアルコール系の場合も同様の結
果であった。その中でも特に、強度があり、微生物や活
性炭を固定化する効果の大きかったゲル化材料は、ポリ
エチレングリコール系であった。その基本的な構造を図
5に示すが、主鎖(ポリエチレングリコール)の末端の
少なくとも一方に、結合基を有し、その結合基がアクリ
レート基、メタアクリレート基であるものが良い結果で
あった。これは、活性炭と微生物とを混合した後、ゲル
化材料を混合し、重合反応を起こさせるわけであるが、
上記のような結合基をもつゲル化材料は、活性炭により
生じる重合阻害の程度が、強度を低下させるほどではな
く、且つ微生物の失活や死滅を引き起こさないような十
分な重合環境を形成するためと推察される。
混合した後で、ゲル化材料を混合してゲル化させる操作
手順に加え、粉末活性炭濃度を固定化微生物担体に対し
て0.5〜5%の範囲にし、ゲル濃度を固定化微生物担
体に対して7.5〜20%の範囲にすることにより、菌
数を高濃度に保持でき、且つ実用に耐えうる十分な強度
を有する固定化微生物担体を得ることができる。
定化微生物担体(本発明)と、従来の製造方法で製造し
た固定化微生物担体(従来法)とについて、製造された
固定化微生物担体内の菌数を比較した。 試験に供した細菌 本発明、従来法ともに下水処理場から採取した活性汚泥
を使用した。活性汚泥に含有される微生物の菌数は、硝
化細菌が2×108 cells/mL、一般細菌が1×109 ce
lls/mLであった。 包括固定化条件 本発明は、先ず活性汚泥50gと粉末活性炭1gとを混
合した後、ポリエチレングリコールジメタアクリレート
10gと水29gと反応調整剤としての希硫酸5gとを
混合し、重合開始剤である過硫酸カリウム溶液5gを添
加して重合反応を起させてゲル化材料をゲル化した。こ
れにより本発明の固定化微生物担体を製造した。
グリコールジメタアクリレート10gと水30gと反応
調整剤としての希硫酸5gとを混合し、重合開始剤であ
る過硫酸カリウム溶液5gを添加して重合反応を起させ
てゲル化材料をゲル化した。これにより、従来法の固定
化微生物担体を製造した。
造方法によって得られた固定化微生物担体の硝化細菌数
は4.5×107 (cells/g-pellet) であるのに対し、
従来法で得られた固定化微生物担体の硝化細菌数は3×
106 (cells/g-pellet) であった。また、本発明の製
造方法によって得られた固定化微生物担体の一般細菌数
は8.5×107 (cells/g-pellet) であるのに対し、
従来法で得られた固定化微生物担体の一般細菌数は1.
5×107 (cells/g-pellet) であった。この結果から
分かるように、特に硝化細菌は重合反応等のゲル化処理
の工程において失活し易い菌であるが、本発明の製造方
法を行うことにより、従来法に比べて失活の度合いを1
オーダ以上小さくすることができた。同様に、一般細菌
についても本発明の製造方法を行うことにより従来法に
比べて失活の度合いを低減することができた。 (実施例2)実施例1で製造した本発明の固定化微生物
担体と従来法による固定化微生物担体と使用して、排水
中のアンモニア性窒素除去試験を行い、固定化微生物担
体の性能比較を行った。 試験に供した排水 無機合成排水(アンモニア性窒素40mg/L) 処理方法 本発明の固定化微生物担体が10%の充填率になるよう
に充填した曝気槽と、従来法の固定化微生物担体が10
%の充填率になるように充填した曝気槽とを並べ、上記
の無機合成排水をそれぞれの曝気槽に流入させて固定化
微生物担体と接触させた。無機合成排水の水温は20℃
で行い曝気槽での滞留時間を4時間とした。
定化微生物担体を使用した場合には、硝化反応が十分に
行えるまでの馴養期間に2週間要していたものが、本発
明の固定化微生物担体を使用することにより1週間に短
縮することができた。このように本発明の固定化微生物
担体の馴養期間が従来法の固定化微生物担体の半分にな
った理由としては、本発明の製造方法では製造の際の微
生物の失活や死滅を低減できるので、製造時点で既に硝
化細菌の菌数が多く保持している。これにより、図7か
ら分かるように運転開始直後からアンモニア性窒素の除
去性能が従来法の固定化微生物担体よりも良くなる。こ
の結果、増殖期間が短時間で済むことから短時間で十分
な硝化活性をもつことができたものと考えられる。
化微生物担体及びその製造方法によれば、ゲル化処理の
工程において、微生物の失活や死滅を顕著に低減できる
と共に、実用に十分に耐えうる強度をもった固定化微生
物担体を得ることができる。
順を説明する説明図
保持される菌数との関係を示すグラフ
強度との関係を示すグラフ
される菌数との関係を示すグラフ
生物担体との菌数を比較したグラフ
生物担体との排水試験結果を示すグラフ
Claims (3)
- 【請求項1】微生物と粉末活性炭とを混合した後で、ゲ
ル化材料を混合してゲル化させることにより固定化微生
物担体を製造すると共に、前記粉末活性炭の濃度は前記
固定化微生物担体に対して0.5〜5%の範囲であり、
前記ゲル化材料の濃度は前記固定化微生物担体に対して
7.5〜20%の範囲であることを特徴とする固定化微
生物担体の製造方法。 - 【請求項2】前記ゲル化材料は、高分子モノマー、プレ
ポリマー、オリゴマーの何れか1つであり、その分子構
造の末端の少なくとも一方に結合基を有し、その結合基
がアクリレート基、メタアクリレート基の何れかである
ことを特徴とする請求項1の固定化微生物担体の製造方
法。 - 【請求項3】請求項1又は2の何れか1に記載の固定化
微生物担体の製造方法によって製造されたことを特徴と
する固定化微生物担体。
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