JP2003235249A - 電源制御装置および方法 - Google Patents

電源制御装置および方法

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JP2003235249A
JP2003235249A JP2002029071A JP2002029071A JP2003235249A JP 2003235249 A JP2003235249 A JP 2003235249A JP 2002029071 A JP2002029071 A JP 2002029071A JP 2002029071 A JP2002029071 A JP 2002029071A JP 2003235249 A JP2003235249 A JP 2003235249A
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power
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JP2002029071A
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Tsutomu Hibino
勉 日比野
Makoto Ishii
眞 石井
Yoshinori Taniwaki
吉典 谷脇
Tetsuya Narita
哲也 成田
Yuka Yamamoto
祐歌 山本
Keiko Sugiyama
恵子 杉山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICなどのデバイスの能力に依存することな
く、無駄な消費電力を抑えるようにする。 【解決手段】 レギュレータ部14-1,14-3は、フィルタ
部11によってノイズ除去および整流され、フォワード
コンバータ部12で整流平滑された直流電圧を降圧し、
PWM制御部15-1,15-3の制御に基づいて、電子機器のメイ
ン基板用の電源出力系統21の1系にそれぞれ出力す
る。レギュレータ部14-2,14-4および14-5は、入力され
た直流電圧を降圧し、PWM制御部15-2,15-4および15-5の
制御に基づいて、出力制御部16-1乃至16-3にそれぞれ出
力する。出力制御部16-1乃至16-3は、電子機器から制御
入力系統22を介してオンの制御信号が供給されたと
き、レギュレータ14-2,14-4および14-5から供給された
電圧を電源出力系統21の2系に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源制御装置およ
び方法に関し、特に、電子機器の消費電力を極力低減す
るようにした電源制御装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機やVTR(Video
Tape Recorder)などにおける待機電力モードは、その
電子機器の基板内で作られる電圧の電源オン(通電)状
態または待機状態を制御したり、あるいは、IC(integr
ated circuit)の端子を制御したりするなどの手法が用
いられている。
【0003】また、ノートブック型のパーソナルコンピ
ュータなどでは、未使用状態が続くとクロックの供給を
中断するなどして、ICの消費電力を抑える手法が用いら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
消費電力を抑える方法の場合、ICそのものには電圧が供
給されていることが多く、それぞれのICがフルパワーで
動作していないだけか、あるいは、ICに供給する電圧自
体を低電圧化することによって消費電力を抑えるという
ものであり、ICの能力に頼らざるを得なかった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ICなどのデバイスの能力に依存することな
く、無駄な消費電力を抑えることができるようにするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電源制御装置
は、複数の回路のうち、第1の回路に対する第1の電力
を供給する第1の供給手段と、第1の回路から、制御信
号の入力を制御する入力制御手段と、入力制御手段によ
り入力が制御された制御信号に基づいて、複数の回路の
うち、第2の回路に対する第2の電力を供給する第2の
供給手段とを備えることを特徴とする。
【0007】第2の供給手段には、制御信号がオンの場
合、第2の電力を供給させ、制御信号がオフの場合、第
2の電力の供給を停止させるようにすることができる。
【0008】本発明の電源制御方法は、複数の回路のう
ち、第1の回路に対する第1の電力の供給を制御する第
1の供給制御ステップと、第1の回路から、制御信号の
入力を制御する入力制御ステップと、入力制御ステップ
の処理により入力が制御された制御信号に基づいて、複
数の回路のうち、第2の回路に対する第2の電力の供給
を制御する第2の供給制御ステップとを含むことを特徴
とする。
【0009】本発明の電源制御装置および方法において
は、複数の回路のうち、第1の回路に対する第1の電力
が供給され、第1の回路から入力された制御信号に基づ
いて、複数の回路のうち、第2の回路に対する第2の電
力が供給される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0011】図1は、本発明を適用した電子機器と電源
モジュールの接続例を示す図である。同図に示されるよ
うに、電源モジュール2は、AC(Alternating Curren
t)プラグ1を介して図示せぬ電源に接続され、電源か
らACプラグ1を介して供給される電源電圧を効率よく電
子機器3に供給するように制御する。すなわち、電子機
器3が無駄な消費電力を消費しないように、電力の供給
を制御する(その詳細は後述する)。
【0012】図2は、電源モジュール2の構成例を示す
概略図である。
【0013】フィルタ部11は、ACプラグ1を介して入
力された交流電圧のノイズを除去するとともに整流した
後、フォワードコンバータ部12に供給する。フォワー
ドコンバータ部12は、フィルタ部11から供給された
交流電圧を整流および平滑し、PWM(Pulse Width Modul
ation)制御部13のオンまたはオフの制御に基づい
て、直流電圧をレギュレータ部14に供給する。
【0014】PWM制御部13は、周期は一定であり、入
力信号(DC(Direct Current)レベル)の大きさに応じ
て、パルス幅のH(High)とL(Low)の比を変更して
フォワードコンバータ部12に対して、スイッチングす
る(オンまたはオフする)領域を保持する。これによ
り、フォワードコンバータ部12には、オンとオフの比
がコントロールされた電圧が印加される。
【0015】レギュレータ部14は、フォワードコンバ
ータ部12から供給された直流電圧を一定レベルの出力
電圧に制御し、PWM制御部15のオンまたはオフの制御
に基づいて、定電圧を出力制御部16に供給する。この
レギュレータ部14は、入力電圧よりも低い出力電圧を
得ることができるように制御する降圧回路である。
【0016】PWM制御部15は、周期は一定であり、入
力信号(DCレベル)の大きさに応じて、パルス幅のHと
Lの比を変更して、レギュレータ部14に対して、スイ
ッチングする領域を保持する。これにより、レギュレー
タ部14には、オンとオフの比がコントロールされた電
圧が印加される。
【0017】出力制御部16は、レギュレータ部14か
ら供給された一定レベルの直流電圧を電子機器3に出力
したり、あるいは出力を停止したりするように制御す
る。
【0018】図3は、電源モジュール2の詳細な構成例
を示す図である。
【0019】レギュレータ部14は、レギュレータ部1
4−1乃至14−5で構成され、PWM制御部15も各レ
ギュレータ部14−1乃至14−5に対応して、PWM制
御部15−1乃至15−5で構成されている。なお、図
3の例では、レギュレータ部14およびPWM制御部15
は、それぞれ5つのブロックから構成されているが、こ
の数は任意である。
【0020】レギュレータ部14−1は、フォワードコ
ンバータ部12から出力された直流電圧を降圧して一定
レベルの電圧(例えば、3.3v)にし、PWM制御部1
5−1のオンまたはオフの制御に基づいて、電子機器3
のメイン基板用の電源出力系統21(CN1)に出力す
る。レギュレータ部14−2は、フォワードコンバータ
部12から出力された直流電圧を降圧して一定レベルの
電圧(例えば、3.3v)にし、PWM制御部15−2の
オンまたはオフの制御に基づいて、出力制御部16−1
に出力する。レギュレータ部14−3は、フォワードコ
ンバータ部12から出力された電圧を降圧して一定レベ
ルの電圧(例えば、5v)にし、PWM制御部15−3の
オンまたはオフの制御に基づいて、電源出力系統21に
出力する。
【0021】レギュレータ部14−4は、フォワードコ
ンバータ部12から出力された電圧を降圧して一定レベ
ルの電圧(例えば、5v)にし、PWM制御部15−4の
オンまたはオフの制御に基づいて、出力制御部16−2
に出力する。レギュレータ部14−5は、フォワードコ
ンバータ部12から出力された電圧を降圧して一定レベ
ルの電圧(例えば、12v)にし、PWM制御部15−5
のオンまたはオフの制御に基づいて、出力制御部16−
3に出力する。
【0022】PWM制御部15−1乃至15−5は、レギ
ュレータ部14−1乃至14−5のFET(電界効果トラ
ンジスタ:Field Effect Transistor)32(図4)の
オンまたはオフをそれぞれ連続的に行っている。
【0023】出力制御部16−1は、FETで構成され、
電子機器3のメイン基板から制御入力系統22(CN2)
を介してゲートに供給されるオンまたはオフの制御信号
に基づいて、レギュレータ部14−2から供給された電
圧(3.3v)を電源出力系統21に出力したり、ある
いは、その出力を停止したりするように制御する。
【0024】出力制御部16−2は、FETで構成され、
電子機器3のメイン基板から制御入力系統22を介して
ゲートに供給されるオンまたはオフの制御信号に基づい
て、レギュレータ部14−4から供給された電圧(5
v)を電源出力系統21およびハードディスクドライブ
(HDD)用の電源出力系統23(CN3)に出力したり、あ
るいは、その出力を停止したりするように制御する。
【0025】出力制御部16−3は、FETで構成され、
電子機器3のメイン基板から制御入力系統22を介して
ゲートに供給されるオンまたはオフの制御信号に基づい
て、レギュレータ部14−5から供給された電圧(12
v)を電源出力系統21および電源出力系統23に出力
したり、あるいは、その出力を停止したりするように制
御する。
【0026】電源出力系統21(CN1)は、電子機器3
のメイン基板用の電圧供給ラインであり、出力電圧を2
種類に分けている。図3の例の場合、レギュレータ部1
4−1および14−3からそれぞれ出力される3.3v
と5vの電圧が、1系の電圧供給ラインを介してメイン
基板に供給され、レギュレータ部14−2,14−4お
よび14−5から出力制御部16−1乃至16−3を介
してそれぞれ出力される3.3v、5v、および12v
の電圧が、2系の電圧供給ラインを介してメイン基板に
供給される。
【0027】制御入力系統22(CN2)は、電子機器3
のメイン基板からの制御信号入力ラインであり、メイン
基板から入力されたオンまたはオフの制御信号を出力制
御部16−1乃至16−3のゲートにそれぞれ供給す
る。
【0028】電源出力系統23は、電子機器3のハード
ディスクドライブ用の電圧供給ラインであり、レギュレ
ータ部14−4および14−5から出力制御部16−2
および16−3を介してそれぞれ出力される5vおよび
12vの電圧を、ハードディスクドライブ55(図6)
に供給する。
【0029】以下、レギュレータ部14−1乃至14−
5を個々に区別する必要がない場合、単にレギュレータ
部14と称し、PWM制御部15−1乃至15−5を個々
に区別する必要がない場合、単にPWM制御部15と称
し、出力制御部16−1乃至16−3を個々に区別する
必要がない場合、単に出力制御部16と称する。
【0030】図4は、フォーワードコンバータ部12の
内部の電気的構成例を示す図である。
【0031】フォワードコンバータ部12は、一次巻線
と二次巻線が巻かれた絶縁トランス31、フィルタ部1
1からの入力電圧をスイッチングして絶縁トランス31
の一次巻線に印加するFET32、絶縁トランス31の二
次巻線に誘起する交流電圧を整流するダイオード33,
34、および整流された電圧を平滑化するコイル35と
コンデンサ36で構成される。
【0032】絶縁トランス31の一次巻線には、フィル
タ部11から供給されるノイズ除去および整流された交
流電圧が印加されるとともに、FET32のスイッチング
動作により二次巻線に交流電力が誘起される。すなわ
ち、FET32がオンしている時、絶縁トランス31の一
次巻線に印加される電圧に応じて、二次巻線に電圧が誘
起される。
【0033】FET32は、ドレインとソースが絶縁トラ
ンス31の一次巻線に直列に接続され、ゲートに供給さ
れるPWM制御部13からのオンまたはオフの制御信号に
基づいて、スイッチング動作する。
【0034】ダイオード33,34は、絶縁トランス3
1の二次巻線に誘起された交流電圧を整流する。コイル
35とコンデンサ36は、ダイオード33,34で整流
された交流電圧を平滑化し、直流電圧に変換し、レギュ
レータ部13に供給する。
【0035】図5は、レギュレータ部13の内部の電気
的構成例を示す図である。
【0036】レギュレータ部13は、フォワードコンバ
ータ部12からの入力電圧をスイッチングするFET4
1、入力電圧を降圧するダイオード42とコイル43で
構成される。
【0037】FET41は、ドレインとソースがコイル4
3に直列に接続され、ゲートに供給されるPWM制御部1
4からのオンまたはオフの制御信号に基づいて、スイッ
チング動作する。すなわち、レギュレータ部13は、入
力電圧よりも低い出力電圧を得るためにFET41によっ
てスイッチングされる。
【0038】ダイオード42は、FET41がオンしてい
る時にコイル43に蓄積されたエネルギーを、FET41
がオフしている時に出力制御部16に出力する。
【0039】図6は、電子機器3の内部の構成例を示す
図である。同図に示されるように、CPU(Central Proce
ssing Unit)52、ブリッジ53、メモリ54、および
ハードディスクドライブ55は、ローカルバスを介して
相互に接続されているとともに、ブリッジ53は、PCI
(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス
などの外部バスを介してIC56乃至58に接続されてい
る。
【0040】リセットIC51は、電源出力系統21(CN
1)の1系から供給された電圧により動作し、CPU52お
よびブリッジ53にリセット信号#Resetを供給する。
【0041】CPU52は、電源出力系統21(CN1)の1
系から供給された電圧により動作し、リセットIC51か
ら供給されたリセット信号#Resetによってリセット状
態が解除される。CPU52は、メモリ54やハードディ
スクドライブ55に記憶されているプログラムに従って
各種の処理を実行する。
【0042】ブリッジ53は、電源出力系統21(CN
1)の1系から供給された電圧により動作し、CPU52か
ら供給されたデータを、PCIバスを介して、所定の処理
を施すIC56乃至IC58に出力し、あるいは、PCIバス
を介してIC56乃至IC58からの処理結果を受信し、ロ
ーカルバスを介してCPU52に出力する。ブリッジ53
は、電源出力系統21(CN1)の1系から供給された電
圧により動作可能になると、制御入力系統22(CN2)
を介して電源モジュール2の出力制御部16のFETのゲ
ートをオンする制御信号を供給するとともに、電源出力
系統21(CN1)の2系のスイッチ59をオンする制御
信号を供給する。ブリッジ53は、電源出力系統21
(CN1)の1系および2系、並びに電源出力系統23(C
N3)の電圧が供給された後、IC56乃至58にリセット
信号#Reset-PCI_Devを供給する。
【0043】メモリ54は、ROM(Read Only Memory)
やRAM(Random Access Memory)などで構成され、電源
出力系統21(CN1)の1系から供給された電圧により
動作し、CPU52が各種の処理を実行するためのプログ
ラムや、その実行において適宜変化するパラメータを格
納する。ハードディスクドライブ55は、電源出力系統
21(CN1)の2系から供給された電圧によりハードデ
ィスクを駆動し、CPU52によって実行するプログラム
や情報を記録または再生させる。
【0044】IC56乃至58は、電源出力系統21(CN
1)の2系からスイッチ59を介して供給された電圧に
よりそれぞれ動作し、ブリッジ53から供給されたリセ
ット信号#Reset-PCI_Devによって、所定の期間だけリ
セットをかける。IC56乃至58は、PCIバスを介して
ブリッジ53から供給されたデータに対して所定の処理
を施し、処理結果を、PCIバスを介してブリッジ53に
供給する。
【0045】次に、図7のタイムチャートを参照して、
その動作について説明する。
【0046】電源モジュール2のフィルタ部11は、電
源モジュール2がACプラグ1を介して図示せぬ電源に接
続されると、その電源からACプラグ1を介して供給され
る交流電圧をノイズ除去するとともに整流する。フォワ
ードコンバータ部12は、フィルタ部11からの入力電
圧(交流電圧)を整流および平滑して直流電圧に変換
し、PWM制御部13からオンの制御信号が供給されてい
るとき、直流電圧をレギュレータ部14−1乃至14−
5にそれぞれ供給する。
【0047】レギュレータ部14−1,14−3は、フ
ォワードコンバータ部12から出力された直流電圧を降
圧して一定レベルの電圧(例えば、3.3vおよび5
v)にし、PWM制御部15−1,15−3のオンまたは
オフの制御に基づいて、電子機器3のメイン基板用の電
源出力系統21(CN1)の1系にそれぞれ出力する。こ
れにより、図7Aに示されるように、例えば時刻t1に
おいて、電源出力系統21の1系がオンされ、電子機器
3のリセットIC51、CPU52、ブリッジ53、および
メモリ54に電圧がそれぞれ供給される。
【0048】レギュレータ部14−2,14−4、およ
び14−5は、フォワードコンバータ部12から出力さ
れた直流電圧を降圧して一定レベルの電圧(例えば、
3.3v、5v、および12v)にし、PWM制御部15
−2,15−4および15−5のオンまたはオフの制御
に基づいて、出力制御部16−1乃至16−3にそれぞ
れ出力する。
【0049】リセットIC51は、電源出力系統21の1
系から供給された電圧により動作し、図7Bに示される
ように、時刻t1から、例えば期間Δt1の遅延後、時
刻t2において、CPU52およびブリッジ53にリセッ
ト信号#Resetを供給する。このリセット信号#Reset
は、LowActiveであり(すなわち、Lowのときリセット状
態であり)、この信号がLowからHighに遷移すると、リ
セット状態が解除される。
【0050】CPU52およびブリッジ53は、電源出力
系統21の1系から供給された電圧によりそれぞれ動作
し、リセットIC51から供給されたリセット信号#Rese
tによってリセット状態が解除される。
【0051】CPU52は、電子機器3内でIC56乃至5
8を必要とする(すなわち、電源出力系統21の2系の
供給電圧を必要とする)と判断した場合、ローカルバス
を介してブリッジ53に対して、電源出力系統21の2
系の供給電圧を必要とする旨を通知する。この通知を受
けたブリッジ53は、図7Cに示されるように、例えば
時刻t3において、制御入力系統22(CN2)を介して
電源モジュール2の出力制御部16のFETのゲートをオ
ンする制御信号#Pow_Cntlを供給する。この制御信号#
Pow_Cntlは、LowActiveであり、この信号がHighからLow
に遷移すると、制御オンの状態とされる(すなわち、制
御信号#Pow_CntlがLowの期間、制御オンの状態が保持
される)。
【0052】ブリッジ53はまた、CPU52から、電源
出力系統21の2系の供給電圧を必要とする旨の通知を
受けたとき、電源出力系統21(CN1)の2系のスイッ
チ59をオンする制御信号を供給する。
【0053】出力制御部16−1は、電子機器3のメイ
ン基板から制御入力系統22(CN2)を介してFETのゲー
トに供給されるオンの制御信号に基づいて、レギュレー
タ部14−2から供給された電圧(3.3v)を電源出
力系統21の2系に出力する。出力制御部16−2,1
6−3は、制御入力系統22を介してFETのゲートに供
給されるオンの制御信号に基づいて、レギュレータ部1
4−4,14−5から供給された電圧(5vおよび12
v)を、それぞれ電源出力系統21の2系に出力すると
ともに、ハードディスクドライブ用の電源出力系統23
に出力する。これにより、図7Dに示されるように、時
刻t3から、例えば期間Δt2の遅延後、時刻t4にお
いて、電源出力系統21の2系がオンされ、電子機器3
のハードディスクドライブ55、およびIC56乃至58
に電圧がそれぞれ供給される。
【0054】ブリッジ53は、電源出力系統21の1系
および2系、並びに電源出力系統23の電圧が供給され
た後、図7Eに示されるように、時刻t5乃至時刻t6
の期間Δt3だけ、IC56乃至58にリセット信号#Re
set-PCI_Devを供給する。このリセット信号#Reset-PCI
_Devは、LowActiveであり、この信号がLowの期間だけ、
IC56乃至58のリセットをかける。
【0055】IC56乃至58は、電源出力系統21(CN
1)の2系からスイッチ59を介して供給された電圧に
よりそれぞれ動作し、ブリッジ53から供給されたリセ
ット信号#Reset-PCI_Devによって、所定の期間だけリ
セットをかける。
【0056】以上のように、電源出力系統21(CN1)
の1系から供給される電圧(3.3vおよび5v)によ
り電子機器3のCPU52、ブリッジ53およびメモリ5
4などが動作し、ブリッジ53から制御入力系統22
(CN2)を介して電源モジュール2の出力制御部16−
1乃至16−3に、制御信号が供給されるまで(電圧供
給の命令が出されるまで)、電源モジュール2から、ハ
ードディスクドライブ55やIC56乃至IC58などには
電圧が供給されない。これにより、無駄な消費電力を極
力抑えることができる。
【0057】そして、出力制御部16−1乃至16−3
は、制御入力系統22からオンの制御信号が供給された
とき、電源出力系統21の2系を介して電子機器3のハ
ードディスクドライブ55やIC56乃至58などに電圧
(3.3v、5v、および12v)を供給することがで
きる。
【0058】また、CPU52は、電子機器3内で、IC5
6乃至58を必要としない(すなわち、電源出力系統2
1の2系の供給電圧を必要としない)と判断した場合、
ローカルバスを介してブリッジ53に対して、電源出力
系統21の2系の電圧を必要としない旨を通知する。こ
の通知を受けたブリッジ53は、制御入力系統22(CN
2)を介して電源モジュール2の出力制御部16−1乃
至16−3に、オフの制御信号を供給し、電源出力系統
21の2系からは電圧が供給されない。
【0059】従って、本発明では、電源モジュール2か
らの直流電圧の出力系統を複数設けることにより、ICの
特徴や仕様に依存することなく、省消費電力を達成する
ことができるとともに、電子機器3内に存在する、必要
としない(使用しない)ICの電力を全く消費しないで済
む。
【0060】また上述した図3の例では、電源出力系統
21(CN1)を2種類の電圧供給ラインに分けるように
したが、これに限らず、3種類またはそれ以上の電圧供
給ラインに分けるようにしても良い。
【0061】さらに電子機器3は、例えば、パーソナル
コンピュータ、デジタル携帯電話機、PDA(Personal Di
gital Assistant)、または、その他各種の電子機器に
広く適用することが可能である。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、ICなどのデバイスの能
力に依存することなく、無駄な消費電力を抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明本発明を適用した電子機器と電源モジュ
ールの接続例を示す図である。
【図2】電源モジュールの構成例を示す概略図である。
【図3】電源モジュールの詳細な構成例を示す図であ
る。
【図4】フォーワードコンバータ部の内部の電気的構成
例を示す図である。
【図5】レギュレータ部の内部の電気的構成例を示す図
である。
【図6】電子機器の内部の構成例を示す図である。
【図7】図6の電子機器の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 ACプラグ, 2 電源モジュール, 3 電子機
器, 11 フィルタ部, 12 フォワードコンバー
タ部12, 13 PWM制御部, 14−1乃至14−
5 レギュレータ部, 15−1乃至15−5 PWM制
御部, 16−1乃至16−3 出力制御部, 21
電源出力系統, 22 制御入力系統,23 電源出力
系統, 31 絶縁トランス, 32 FET, 33,
34 ダイオード, 35 コイル,36コンデンサ,
41 FET, 42 ダイオード, 43 コイル,
51 リセットIC, 52 CPU, 53 ブリッ
ジ,54 メモリ, 55 ハードディスクドライブ,
56乃至58 IC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷脇 吉典 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 成田 哲也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山本 祐歌 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 杉山 恵子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5H730 AA12 AA14 AA16 AS01 AS05 AS19 BB23 BB57 BB86 CC01 DD04 EE02 EE08 EE10 EE19 EE23 EE37 EE60 EE65 FG05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回路のうち、第1の回路に対する
    第1の電力を供給する第1の供給手段と、 前記第1の回路から、制御信号の入力を制御する入力制
    御手段と、 前記入力制御手段により入力が制御された前記制御信号
    に基づいて、前記複数の回路のうち、第2の回路に対す
    る第2の電力を供給する第2の供給手段とを備えること
    を特徴とする電源制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の供給手段は、前記制御信号が
    オンの場合、前記第2の電力を供給し、制御信号がオフ
    の場合、前記第2の電力の供給を停止することを特徴と
    する請求項1に記載の電源制御装置。
  3. 【請求項3】 複数の回路のうち、第1の回路に対する
    第1の電力の供給を制御する第1の供給制御ステップ
    と、 前記第1の回路から、制御信号の入力を制御する入力制
    御ステップと、 前記入力制御ステップの処理により入力が制御された前
    記制御信号に基づいて、前記複数の回路のうち、第2の
    回路に対する第2の電力の供給を制御する第2の供給制
    御ステップとを含むことを特徴とする電源制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180130251A (ko) * 2017-05-29 2018-12-07 엘지전자 주식회사 대기 전력 기능을 가지는 전원 장치 및 이를 포함하는 공기 조화기

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