JP2003235203A - スピンドルモータ及び記録ディスク駆動装置 - Google Patents

スピンドルモータ及び記録ディスク駆動装置

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JP2003235203A
JP2003235203A JP2002025984A JP2002025984A JP2003235203A JP 2003235203 A JP2003235203 A JP 2003235203A JP 2002025984 A JP2002025984 A JP 2002025984A JP 2002025984 A JP2002025984 A JP 2002025984A JP 2003235203 A JP2003235203 A JP 2003235203A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハブの中心孔に締結された回転シャフトの一
端の端面にディスク用クランプをたわませるためのねじ
が螺合するためのねじ孔が形成されたスピンドルモータ
において、ハブに作用するクランプ力によるハブ/シャ
フト締結部の不具合を適切に解消する。 【解決手段】 スピンドルモータ1においていて、中空
円筒状のスリーブ11に対して、ハブ14とシャフト1
5が回転自在に支持されている。ハブ14は、中心孔が
形成された円板状部31と、その内周縁から軸線方向に
突出する筒状部33とを有する。シャフト15は、スリ
ーブ11の内周面の半径方向内側に配置された部材であ
って、一端が筒状部33の内周面38に嵌合されてい
る。シャフト15の一端の端面には、ディスク用クラン
プ88をたわませるためのねじ部材89が螺合するねじ
孔49が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピンドルモー
タ、特に、ハブとその中心孔内に嵌合されたシャフトと
から構成される回転部材を有するスピンドルモータに関
する。本発明は、さらに、前記スピンドルモータが採用
された記録ディスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク等の記録ディスク駆動装
置は、記録ディスクと同心に配置された回転駆動用のス
ピンドルモータを装置内に有している。このスピンドル
モータは、主に、電機子コイルを有する静止部材と、コ
イルに対向するロータマグネットを有する回転部材と、
回転部材を静止部材に回転自在に支持する軸受機構とか
ら構成されている。
【0003】このようなスピンドルモータの一例とし
て、シャフト回転型のスピンドルモータが知られてい
る。このスピンドルモータでは、回転部材はハブとその
中心孔内に一端が嵌合されたシャフトを有しており、静
止部材は回転部材のシャフトを内周側に収容する中空円
筒状のスリーブを有している。ハブは、概ね、円板形状
の部材であり、外周縁に軸線方向に延びる筒状部が形成
されている。筒状部の内周側にはステータコイルが設け
られ、外周側の鍔部には複数の記録ディスクが固定され
ている。記録ディスクの固定手段としては、記録ディス
クを鍔部端面にクランプするためのクランプ部材と、そ
れをハブに固定するためのねじ部材とから構成されてい
る。このため、回転部材にはねじ部材が螺合するための
ねじ孔が形成されていることになる。また、軸受機構と
しては、スリーブとシャフトとの間に例えば流体動圧軸
受が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】昨今の記録ディスク駆
動装置が搭載されるパーソナルコンピュータ等の機器の
小型化及び薄型化の傾向並びに記録ディスク駆動装置の
ディジタルカメラ等小型機器への応用等使用される製品
の多様化によって、記録ディスクを回転駆動するスピン
ドルモータ自体も小型化並びに薄型化することが要求さ
れている。したがって、スピンドルモータにおいては、
回転部材であるハブの薄肉化が進んでいる。
【0005】ハブの薄肉化が進むと、ディスク用クラン
プを回転部材に固定するためのネジ孔は、ハブに形成す
ることができず、シャフトの端面に形成されるようにな
っている。そして、ディスク用クランプは、ねじ部材に
よって中心部分がたわまされることによって、その外周
部からたわみ反力を記録ディスクの内周部に与えてい
る。したがって、ハブの外周部は、常に、ディスク用ク
ランプからのクランプ力によって、クランプ部材と反対
側に押されている。
【0006】このようにクランプ力が作用すると、ハブ
がたわみ変形してしまう。そのため、ハブ/シャフト間
の精度(直角度)に狂いが生じRRO(Repeatable Run-
Out:繰り返し振れ)が悪化したり、あるいはハブ/シ
ャフト間の締結が外れたりするという問題が生じる。特
に、ハブの薄肉化が進むと、ハブ/シャフトの締結区間
が短くなるため、シャフトとハブの締結強度が十分に得
られなくなる。そのため、前記問題がより顕著になるこ
とが考えられる。
【0007】以上に述べたシャフトとハブの締結強度低
下の問題については、様々な対策が考えられるが、各対
策はそれぞれ問題を包含している。例えば、ハブ/シャ
フトの圧入時の締め代を大きくする方法では、ハブ/シ
ャフトへの負担(締結の残留応力等)が大きくなり、塑
性変形が生じることで、かえって回転精度を悪化させる
懸念がある。また、クランプ力を小さくする方法では、
記録ディスクのズレ,飛散が懸念される。
【0008】本発明の課題は、ハブの中心孔に締結され
た回転シャフトの一端の端面にディスク用クランプをた
わませるためのねじが螺合するためのねじ孔が形成され
たスピンドルモータにおいて、ハブに作用するクランプ
力によるハブ/シャフト締結部の不具合を適切に解消す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のスピン
ドルモータは、静止部材と、ハブと、シャフトと、ステ
ータコイルと、ロータマグネットとを備えている。静止
部材は中空円筒状のスリーブを有する。ハブは、中心孔
が形成された円板状部と、円板状部の内周縁から軸線方
向に突出する筒状部とを有する。シャフトは、スリーブ
の内周面の半径方向内側に配置された部材であって、一
端が筒状部の内周面に嵌合されている。シャフトの一端
の端面には、ディスク用クランプをたわませるためのね
じ部材が螺合するねじ孔が形成されている。軸受機構
は、ハブ及びシャフトを静止部材に対して回転自在に支
持するための機構である。ステータコイルは静止部材に
固定されている。ロータマグネットは、ステータコイル
に対向するようにハブに固定され、ステータコイルと協
働して回転磁界を発生する。
【0010】このスピンドルモータでは、記録ディスク
駆動装置において、ねじ部材はシャフトのねじ孔に螺合
することで、ディスク用クランプをたわませている。こ
のため、ディスク用クランプは記録ディスクをハブとの
間で挟みつけている。シャフトにねじ孔を形成すること
で、ハブの円板状部を薄肉化することができるが、その
一方でこの構成によってハブに対するクランプ力がハブ
の外周部を軸線方向片側に押し付けるように作用してい
る。そのため、クランプによってハブはたわみ変形し、
ハブがシャフトに対して嵌合部において傾き、嵌合部の
軸線方向先端側で締結が外れるという事態が起こりやす
いと考えられる。
【0011】しかし、このスピンドルモータでは、ハブ
の筒状部がシャフトに締結されることで、ハブ/シャフ
ト間の接触面積を十分に確保することができ、十分なハ
ブ/シャフト締結強度を得ることができる。したがっ
て、クランプ力が作用したときにハブとシャフトの締結
が外れにくくなっている。請求項2記載のスピンドルモ
ータでは、請求項1において、軸受機構は、筒状部の外
周面とスリーブのラジアル内周面との間に潤滑流体を保
持すると共に、前記潤滑流体に動圧を誘起する動圧発生
用溝を設けることで構成された第1ラジアル軸受部を含
んでいる。
【0012】このスピンドルモータでは、第1ラジアル
軸受部は、ハブの筒状部の外周面において形成されてい
るため、ラジアル軸受部の径が従来に比べて大きくなっ
ている。このため、ラジアル軸受部において周速が増
し、発生する動圧が大きくなる。また、ハブとシャフト
の締結強度を向上させるために締結区間を単に長く設定
するだけでは、ハブ/シャフトの締結部の近傍に設けら
れたラジアル軸受部の寸法が制限されることになり、そ
の結果軸受剛性等必要な回転支持力を確保することが困
難になってしまう。それに対してこのスピンドルモータ
の構成では、第1ラジアル軸受部はハブの筒状部の外周
面において形成されているため、十分な軸受剛性を確保
することができる。
【0013】請求項3に記載のスピンドルモータでは、
請求項2において、軸受機構は、シャフトの外周面にお
いてハブの筒状部に覆われていない部分とスリーブのラ
ジアル内周面との間に潤滑油を保持すると共に、潤滑流
体に動圧を誘起する動圧発生用溝を設けることで構成さ
れた第2ラジアル軸受部をさらに含んでいる。このスピ
ンドルモータでは、第2ラジアル軸受部の径は第1ラジ
アル軸受部の径より小さく従来と同等であるが、軸受機
構全体ではラジアル動圧は大きくなっている。
【0014】請求項4に記載のスピンドルモータでは、
請求項1において、軸受機構は、筒状部の外周面とスリ
ーブの2つのラジアル内周面との間に潤滑流体を保持す
ると共に、潤滑流体に動圧を誘起する動圧発生用溝を設
けることで構成された第1及び第2ラジアル軸受部を含
んでいる。このスピンドルモータでは、第1及び第2ラ
ジアル軸受部は筒状部の外周面に形成されているため、
ラジアル軸受部の径が従来に比べて大きくなっている。
このため、ラジアル軸受部において周速が増し、発生す
る動圧が大きくなる。
【0015】請求項5に記載のスピンドルモータでは、
請求項4において、筒状部の外周面において第1及び第
2ラジアル軸受を構成する部分の外径は同一であり、ス
リーブの2つのラジアル内周面の内径は同一である。こ
のスピンドルモータでは、2つのラジアル軸受部の同軸
度が向上している。請求項6に記載のスピンドルモータ
では、請求項1〜5のいずれかにおいて、軸受機構は、
シャフトのスラスト面とスリーブのスラスト面との間に
潤滑流体を保持すると共に、潤滑流体に動圧を誘起する
動圧発生用溝を設けることで構成されたスラスト軸受部
をさらに含んでいる。
【0016】このスピンドルモータでは、スラスト軸受
部によってスラスト動圧を得ることができる。請求項7
に記載の記録ディスク駆動装置は、ハウジングと、ハウ
ジングの内部に固定された請求項1〜6のいずれかに記
載の前記スピンドルモータと、ハブの円板状部に固定さ
れた情報を記録できる円板状記録媒体と、記録媒体の所
要の位置に情報を書込又は読み出すための情報アクセス
手段とを備えている。
【0017】この記録ディスク駆動装置では、前述のシ
ャフトとハブの締結強度が向上したスピンドルモータ備
えていることによって、記録媒体を安定して回転させる
ことができる。請求項8に記載の記録ディスク駆動装置
は、請求項7において、シャフトのねじ孔に螺合するね
じ部材と、ねじ部材によってたわまされ記録媒体をハブ
にクランプするディスク用クランプとをさらに備えてい
る。
【0018】この記録ディスク駆動装置では、前述のシ
ャフトとハブの締結強度が向上したスピンドルモータ備
えていることによって、記録媒体を安定して回転させる
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】1.第1実施形態 (1)スピンドルモータ全体の構成 図1は本発明の一実施形態としてのスピンドルモータ1
の概略構成を模式的に示す縦断面図である。このスピン
ドルモータ1は記録ディスク駆動用スピンドルモータで
あり、ハードディスク等の記録ディスク駆動装置の一部
を構成している。
【0020】なお、図1に示すO−Oがスピンドルモー
タ1の回転軸線である。また、本実施形態の説明では便
宜上図1の上下方向を「軸線上下方向」とするが、スピ
ンドルモータ1の実際の取付状態における方向を限定す
るものではない。図1において、このスピンドルモータ
1は、主に、静止部材2と、回転部材3と、回転部材3
を静止部材2に回転自在に支持するための軸受機構4と
を備えている。スピンドルモータ1は、さらに、静止部
材2に固定されたステータ6と、回転部材3に固定され
たロータマグネット7を備えており、両部材によって、
回転部材3に対して回転力を与えるための磁気回路部が
構成されている。
【0021】(2)静止部材 静止部材2は、ブラケット10と、このブラケット10
の中央開口内に固定されたスリーブ11とから構成され
ている。より詳細には、ブラケット10の中央開口縁に
は軸線方向上側に延びる筒部10aが形成されており、
その内周面にスリーブ11の外周面が嵌合されている。
また、ステータ6は筒部10aの外周面に固定されてい
る。
【0022】スリーブ11は、中空円筒状の部材であ
り、その略中央部には、軸線方向に貫通する貫通孔51
が形成されている。スリーブ11の貫通孔51の内周面
は、軸線方向上側から下側に向かって以下の順番で並ん
だ、第1ラジアル内周面53、第2ラジアル内周面54
及び下部内周面55を有している。第1及び第2ラジア
ル内周面53,54は、軸受機構4の各ラジアル軸受部
を構成している(後述)。スリーブ11の貫通孔51の
下端は、スラストカバー12によって閉じられている。
【0023】(3)回転部材 回転部材3は、軸受機構4を介してスリーブ11に回転
自在に支持された部材であって、外周部に記録ディスク
83が載置されるロータハブ14と、ロータハブ14の
内周側に位置し、軸受機構4を介してスリーブ11に軸
支されるシャフト15とを備えている。
【0024】ロータハブ14は、概ね円板状の部材であ
り、静止部材2やステータ6の上方に近接して配置され
ている。さらに詳細には、ロータハブ14は、主に、円
板状部31と、円板状部31の外周縁から軸線方向下側
に延びる筒状部32と、円板状部31の内周縁から軸線
方向下側に延びる筒状部33とから構成されている。筒
状部32,33はともに円筒状である。
【0025】筒状部32の内周面には接着等の手段によ
ってロータマグネット7が固定されている。ロータマグ
ネット7は、ステータ6に半径方向に微小間隙をもって
対向して配置され、ステータ6と協働して回転磁界を発
生する。つまり、ステータ6のコイルに通電することに
より、ステータ6とロータマグネット7との電磁相互作
用により、回転部材3にトルクが作用する。
【0026】筒状部32の先端部には外周側に延びる鍔
部34が形成されている。この鍔部34は、後述するデ
ィスク用クランプ88からのクランプ力を受けるための
軸線方向上側端面35を有している。 (4)ハブとシャフトの締結構造 ハブ14とシャフト15は、シャフト15の上端がハブ
14の中心孔すなわちその内周面に嵌合することで互い
に締結されている。より具体的には、図2に示すよう
に、シャフト15の上側部41の外周面42が筒状部3
3の内周面38に圧入されている。なお、両周面間には
締結強度向上のため接着剤が供給されていてもよい。
【0027】シャフト15の上側部41の先端外周側に
は、段差部43が形成されている。段差部43は、軸線
方向上側端面44と、外周面45とを有し、このため段
差部43が形成された部分は、半径方向の肉厚が他の部
分により短い筒状部分となっている。ハブ14の内周縁
の軸線方向上側部分には、段差部43に対応して内周側
突出部36が形成されている。突出部36は段差部43
に当接しており、これによりハブ14とシャフト15と
の軸線方向位置決めがなされ、さらにシャフト15がハ
ブ14に対して軸線方向上側に抜け出るのが防止されて
いる。
【0028】以上に述べた締結構造をさらに詳細に説明
すると、筒状部33とは、円板状部31の軸線方向下側
端面より突出した部分であり、その内周面全てがシャフ
ト15の外周面42と密着している。以上に述べた締結
構造において、ハブ14の筒状部33に対してシャフト
15が嵌合しているため、従来に比べて締結区間・接触
面積が大きくなり、締結強度が向上している。また、ハ
ブ14の筒状部33はシャフト15の肉厚の大きな部分
(上側部41)に締結されているため、段差部43が形
成された薄肉部分に締結されていた従来例に比べて、締
め代を大きくすることができる。つまり、ハブ14とシ
ャフト15の締結強度をさらに向上させることができ
る。
【0029】このように、ハブ14とシャフト15の締
結強度が向上するため、半径方向の衝撃がハブ14に加
えられた場合でも、ハブ/シャフト間の精度(直角度)
に狂いが生じにくい。 (5)軸受機構 軸受機構4は、回転部材3を静止部材2に対して、より
具体的には、ハブ14及びシャフト15をスリーブ11
に対して潤滑流体を介して回転自在に支持するための動
圧流体軸受機構である。軸受機構4は、第1及び第2ラ
ジアル軸受部21,22と、第1及び第2スラスト軸受
部23,24とを有している。以下、スリーブ11,ハ
ブ14及びシャフト15の構造に触れながら、各軸受部
21〜24の構造を説明していく。
【0030】ラジアル軸受部 スリーブ11の第1ラジアル内周面53は、図2に示す
ように、筒状部33の外周面37との間に潤滑流体8が
保持されるラジアル微小間隙を確保するように対向して
いる。第1ラジアル内周面53には、潤滑流体8中に動
圧を発生するためのヘリングボーン状動圧発生用溝が形
成されている。このように、スリーブ11の第1ラジア
ル内周面53と、筒状部33の外周面37と、その間の
潤滑流体8とによって、第1ラジアル軸受部21が構成
されている。
【0031】スリーブ11の第2ラジアル内周面54
は、第1ラジアル内周面53より小径であり、シャフト
15の外周面42の軸線方向下側部分(ハブ14の筒状
部33に覆われていない部分)との間に潤滑流体8が保
持されるラジアル微小間隙を確保するように対向してい
る。第2ラジアル内周面54には、潤滑流体8中に動圧
を発生するためのヘリングボーン状動圧発生用溝が形成
されている。このように、スリーブ11の第2ラジアル
内周面54と、シャフト15の外周面42と、その間の
潤滑流体8とによって、第2ラジアル軸受部22が構成
されている。
【0032】以上に述べたように、第1ラジアル軸受部
21がハブ14の筒状部33の外周面において形成され
ているため、第1ラジアル軸受部21の半径r1が第2
ラジアル軸受部22の半径r2に比べて大きくなってい
る。したがって、第1ラジアル軸受部21では、周速が
増し、発生する動圧が大きくなる。また、発生する動圧
に余裕がある場合は、筒状部・スリーブ間の隙間寸法を
大きくすることができるので、加工に対する要求精度が
緩和され、歩留まりの改善や、加工コストの削減等、モ
ータの低コスト化に寄与することができる。
【0033】なお、第2ラジアル軸受部22の半径r2
は、シャフト15の外周面42と等しいため、従来と同
じ大きさであるが、第1ラジアル軸受部21の半径r1
が大きくなっているため、軸受機構4全体ではラジアル
動圧は大きくなっている。また、ハブとシャフトの締結
強度を向上させるために締結区間を単に長く設定するだ
けでは、ラジアル軸受部がハブ/シャフトの締結部の近
傍に設けられているため、寸法が制限されることにな
り、その結果ラジアル軸受部において軸受剛性等必要な
回転支持力を確保することが困難になってしまう。それ
に対してこのスピンドルモータ1の構成では、第1ラジ
アル軸受部21はハブ14の筒状部33の外周面におい
て形成されているため、締結区間を十分に確保した上で
十分な軸受剛性を確保することができる。
【0034】スラスト軸受部 スリーブ11の下部内周面55は、貫通孔51の下端に
おいて第1及び第2ラジアル内周面53,54より大径
の段部52を形成している。すなわち、段部52は、貫
通孔51回りで軸線方向下方を向くスラスト面56と、
前述の下部内周面55とを有している。
【0035】シャフト15の下端には、スラストフラン
ジ46が形成されている。スラストフランジ46は、シ
ャフト15の下端から半径方向外側に突設された円板状
の部分であり、段部52内においてスラスト面56に近
接して配置されている。スラストフランジ46は、スリ
ーブ11のスラスト面56に対して対向する第1スラス
ト面47と、その反対側すなわちスラストカバー12の
スラスト面12a側を向く第2スラスト面48とを有し
ている。
【0036】スラストフランジ46の第1スラスト面4
7及び第2スラスト面48には、それぞれ、シャフト1
5の回転にともない潤滑流体中に動圧を発生するための
ヘリングボーン状動圧発生用溝がそれぞれ形成されてい
る。このように、スリーブ11のスラスト面56とスラ
ストフランジ46の第1スラスト面47とその間の潤滑
流体8とによって、第1スラスト軸受部23が形成され
ている。さらに、スラストフランジ46の第2スラスト
面48とスラストカバー12のスラスト面12aとその
間の潤滑流体8とによって、第2スラスト軸受部24が
構成されている。
【0037】(6)ハードディスク装置の構成 以上、本発明に従う記録ディスク駆動用スピンドルモー
タ1の一実施形態について説明したが、本発明に従うこ
のスピンドルモータ1を備えた記録ディスク駆動装置と
してのハードディスク装置を例に説明する。図5に、一
般的なハードディスク装置80の内部構成を模式図とし
て示す。ハウジング81の内部は塵・埃等が極度に少な
いクリーンな空間を形成しており、その内部に情報を記
憶する円板状の記録ディスク83が装着された前述のス
ピンドルモータ1が設置されている。加えてハウジング
81の内部には、記録ディスク83に対して情報を読み
書きする磁気ヘッド移動機構87が配置され、この磁気
ヘッド移動機構87は、記録ディスク上の情報を読み書
きするヘッド86、このヘッドを支えるアーム85、お
よびヘッドおよびアームをディスク上の所要の位置に移
動させるアクチュエータ部84により構成される。
【0038】(7)クランプ構造 記録ディスク83は、図1に示すように、ディスク用ク
ランプ88及びクランプねじ89によってスピンドルモ
ータ1に取り付けられている。記録ディスク83は、軸
線方向に並んで配置された3枚の部材であり、内周面が
ハブ14の筒状部32の外周面に嵌合している。また、
最下部の記録ディスク83はハブ14の鍔部34の軸線
方向上側端面35に当接しており、各記録ディスク83
の内周端間にはスペーサ90がそれぞれ配置されてい
る。
【0039】ディスク用クランプ88は、例えばステン
レスからなる円盤状の板ばね部材であり、自由状態では
中央部が軸線方向上側に突出する湾曲形状になってい
る。ディスク用クランプ88はハブ14の軸線方向上側
に近接して配置されている。ディスク用クランプ88の
中心部には中心孔88aが形成され、その内周縁は軸線
方向上側に開いたテーパ面88bとなっている。また、
ディスク用クランプ88の外周縁には、軸線方向下側に
延び最上部の記録ディスク83の側面に当接している突
出部88cが形成されている。
【0040】シャフト15の上端面には、軸線方向に延
びるようにねじ孔49が形成されている。クランプねじ
89はねじ孔49内に螺合しており、頭部89aがディ
スク用クランプ88のテーパ面88bに相補的に当接し
ている。このように、ディスク用クランプ88は、中央
部がクランプねじ89によってシャフト15に対して軸
線方向下側に付勢されて平板状になるようにたわみ、デ
ィスク用クランプ88はそのたわみ反力を記録ディスク
83に与えている。言い換えると、突出部88cが各記
録ディスク83の内周部をハブ14の鍔部34に対して
強く押し付けている。
【0041】以上に述べたようにディスク用クランプ8
8を固定するクランプねじ89はシャフト15に固定さ
れているため、ハブ14に固定されている場合に比べ
て、クランプ力はハブ14をたわませて変形させるよう
に働く。具体的には、ハブ14の外周部が軸線方向下側
に移動することでハブ14はシャフト15に対して傾
き、ハブ14の締結内周面の上部がシャフト15の外周
面から離れるように変形するようになっている。しか
し、この実施形態では、ハブ14の筒状部33によって
両者の締結強度が向上しているため、クランプ力による
不具合は生じにくい。具体的には、RROの悪化やハブ
/シャフト間の締結外れが生じにくい。
【0042】2.第2実施形態 この実施形態では、スピンドルモータ1の基本的な構造
は前記実施形態と同様である。したがって、ここでは異
なる構造の部分のみを説明する。図3に示すように、ハ
ブ14の内周縁に内周側突出部39を設け、それに対し
てシャフト15の上側端面を当接させることで、ハブ1
4とシャフト15の軸線方向位置決めを行っている。
【0043】この実施形態では、ハブ14の円板状部3
1の内周面及び筒状部33の内周面の軸線方向上側部分
が、シャフト15の上側部41の外周面42に対して締
結される締結内周面38Aを形成している。つまり、筒
状部33の内周面の下側部分38Bの径はシャフト15
の上側部41の外径より大きくなっており、内周面下側
部分38Bと外周面42との間に微小な間隙が確保され
ている。以上に述べたように、筒状部33は、前記実施
形態とは異なり、その一部のみがシャフト15の外周面
42に密着している。
【0044】3.第3実施形態 この実施形態では、スピンドルモータ1の基本的な構造
は前記実施形態と同様である。したがって、ここでは異
なる構造の部分のみを説明する。図4に示すように、ハ
ブ114の筒状部133の配置をシャフト115の外周
面全体を覆うようにしている。この結果、第1ラジアル
軸受部121と第2ラジアル軸受部122は、筒状部1
33の外周面137によって形成されている。
【0045】以上に述べたように、第1及び第2ラジア
ル軸受部121,122がハブ114の筒状部133の
外周面において形成されているため、シャフト115の
外径が従来と同等であるとすると、第1及び第2ラジア
ル軸受部121,122の半径r1が従来のラジアル軸
受部の半径r2に比べて大きくなっている。したがっ
て、第1及び第2ラジアル軸受部121,122では、
周速が増し、発生する動圧が大きくなる。また、発生す
る動圧に余裕がある場合は、筒状部・スリーブ間の隙間
寸法を大きくすることができるので、加工に対する要求
精度が緩和され、歩留まりの改善や、加工コストの削減
等、モータの低コスト化に寄与することができる。
【0046】さらに、筒状部133の外周面137とス
リーブ111の内周面153は、第1ラジアル軸受部1
21と第2ラジアル軸受部122を形成する部分がそれ
ぞれ同径であるため、第1ラジアル軸受部121と第2
ラジアル軸受部122は同一半径方向位置に配置されて
いる。この結果、第1ラジアル軸受部121と第2ラジ
アル軸受部122の同軸度が向上している。
【0047】4.他の実施形態 本発明はかかる上記実施形態に限定されるものではな
く、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修
正が可能である。具体的には、本発明は、前記実施形態
に示された動圧軸受、スピンドルモータ又は記録ディス
ク駆動装置に限定されるものではない。
【0048】また、潤滑流体としては、潤滑油以外に空
気を用いてもよい。さらに、動圧軸受のラジアル・スラ
スト軸受部を構成する動圧発生溝の形状や形成位置は、
前記実施形態に限定されない。
【0049】
【発明の効果】請求項1に記載のスピンドルモータで
は、記録ディスク装置において、ねじ部材はシャフトの
ねじ孔に螺合することで、ディスク用クランプをたわま
せている。このため、ディスク用クランプは記録ディス
クをハブとの間で挟みつけている。
【0050】シャフトにねじ孔を形成することで、ハブ
の円板状部を薄肉化することができるが、その一方でこ
の構成によってハブに対するクランプ力がハブの外周部
を軸線方向片側に押し付けるように作用している。その
ため、クランプによってハブはたわみ変形し、ハブがシ
ャフトに対して嵌合部において傾き、嵌合部の軸線方向
先端側で締結が外れるという事態が起こりやすいと考え
られる。
【0051】しかし、この記録ディスク装置では、ハブ
の筒状部がシャフトに締結されることで、ハブ/シャフ
ト間の接触面積を十分に確保することができ、十分なハ
ブ/シャフト締結強度を得ることができる。したがっ
て、クランプ力が作用したときにハブとシャフトの締結
が外れにくくなっている。請求項2記載のスピンドルモ
ータでは、請求項1において、第1ラジアル軸受部は、
ハブの筒状部の外周面において形成されているため、ラ
ジアル軸受部の径が従来に比べて大きくなっている。こ
のため、ラジアル軸受部において周速が増し、発生する
動圧が大きくなる。
【0052】また、ハブとシャフトの締結強度を向上さ
せるために締結区間を単に長く設定するだけでは、ハブ
/シャフトの締結部の近傍に設けられたラジアル軸受部
の寸法が制限されることになり、その結果軸受剛性等必
要な回転支持力を確保することが困難になってしまう。
それに対してこのスピンドルモータの構成では、第1ラ
ジアル軸受部はハブの筒状部の外周面において形成され
ているため、十分な軸受剛性を確保することができる。
【0053】請求項3に記載のスピンドルモータでは、
請求項2において、第2ラジアル軸受部の径は第1ラジ
アル軸受部の径より小さく従来と同等であるが、軸受機
構全体ではラジアル動圧は大きくなっている。請求項4
に記載のスピンドルモータでは、請求項1において、第
1及び第2ラジアル軸受部は筒状部の外周面に形成され
ているため、ラジアル軸受部の径が従来に比べて大きく
なっている。このため、ラジアル軸受部において周速が
増し、発生する動圧が大きくなる。
【0054】請求項5に記載のスピンドルモータでは、
請求項4において、筒状部の外周面において第1及び第
2ラジアル軸受を構成する部分の外径は同一であり、ス
リーブの2つのラジアル内周面の内径は同一であるた
め、2つのラジアル軸受部の同軸度が向上している。請
求項6に記載のスピンドルモータでは、請求項1〜5の
いずれかにおいて、軸受機構は、シャフトのスラスト面
とスリーブのスラスト面との間にスラスト軸受部をさら
に有しているため、スラスト軸受部によってスラスト動
圧を発生することができる。
【0055】請求項7に記載の記録ディスク駆動装置で
は、前述のシャフトとハブの締結強度が向上したスピン
ドルモータ備えていることによって、記録媒体を安定し
て回転させることができる。請求項8に記載の記録ディ
スク駆動装置では、前述のシャフトとハブの締結強度が
向上したスピンドルモータ備えていることによって、記
録媒体を安定して回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としてのスピンドルモー
タの縦断面概略図。
【図2】ハブとシャフトの締結部及び第1ラジアル軸受
部の縦断面概略図であり、図1の部分拡大図。
【図3】第2実施形態におけるハブとシャフトの締結部
及び第1ラジアル軸受部の縦断面概略図。
【図4】第3実施形態としてのスピンドルモータの縦断
面概略図。
【図5】一般的なハードディスク装置の概略構成図。
【符号の説明】
1 スピンドルモータ 11 スリーブ 14 ハブ 15 シャフト 21 第1ラジアル軸受部 33 筒状部 38 内周面 41 上側部 42 外周面 49 ねじ孔 88 ディスク用クランプ(クランプ部材) 89 ねじ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 5/16 H02K 5/16 Z 5/24 5/24 A Fターム(参考) 3J011 AA04 BA06 CA02 DA02 5D109 BA14 BA17 BA20 BB02 BB12 BB18 BB21 BB22 5D138 UA03 UA11 UA27 5H605 AA04 BB05 BB19 CC03 CC04 EA06 EB01 EB06 5H607 AA04 BB01 BB14 BB17 CC01 DD03 GG01 GG09 GG12 GG15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録ディスク駆動装置に用いられるスピン
    ドルモータであって、 中空円筒状のスリーブを有する静止部材と、 中心孔が形成された円板状部と、前記円板状部の内周縁
    から軸線方向に突出する筒状部とを有するハブと、 前記スリーブの半径方向内側に配置された部材であっ
    て、一端が前記筒状部の内周面に嵌合され、前記一端の
    端面にはディスク用クランプをたわませるためにねじ部
    材が螺合するねじ孔が形成されたシャフトと、 前記ハブ及びシャフトを前記静止部材に対して回転自在
    に支持するための軸受機構と、 前記静止部材に固定されたステータコイルと、 前記ステータコイルに対向するように前記ハブに固定さ
    れ、前記ステータコイルと協働して回転磁界を発生する
    ためのロータマグネットと、を備えたスピンドルモー
    タ。
  2. 【請求項2】前記軸受機構は、前記筒状部の外周面と前
    記スリーブのラジアル内周面との間に潤滑流体を保持す
    ると共に、前記潤滑流体に動圧を誘起する動圧発生用溝
    を設けることで構成された第1ラジアル軸受部を含んで
    いる、請求項1に記載のスピンドルモータ。
  3. 【請求項3】前記軸受機構は、前記シャフトの外周面に
    おいて前記ハブの筒状部に覆われていない部分と前記ス
    リーブのラジアル内周面との間に潤滑油を保持すると共
    に、前記潤滑流体に動圧を誘起する動圧発生用溝を設け
    ることで構成された第2ラジアル軸受部をさらに含んで
    いる、請求項2に記載のスピンドルモータ。
  4. 【請求項4】前記軸受機構は、前記筒状部の外周面と前
    記スリーブの2つのラジアル内周面との間に潤滑流体を
    保持すると共に、前記潤滑流体に動圧を誘起する動圧発
    生用溝を設けることで構成された第1及び第2ラジアル
    軸受部を含んでいる、請求項1に記載のスピンドルモー
    タ。
  5. 【請求項5】前記筒状部の前記外周面において前記第1
    及び第2ラジアル軸受部を構成する部分の外径は同一で
    あり、 前記スリーブの前記2つのラジアル内周面の内径は同一
    である、請求項4に記載のスピンドルモータ。
  6. 【請求項6】前記軸受機構は、前記シャフトのスラスト
    面と前記スリーブのスラスト面との間に潤滑流体を保持
    すると共に、前記潤滑流体に動圧を誘起する動圧発生用
    溝を設けることで構成されたスラスト軸受部をさらに含
    んでいる、請求項1〜5のいずれかに記載のスピンドル
    モータ。
  7. 【請求項7】ハウジングと、 前記ハウジングの内部に固定された、請求項1〜6のい
    ずれかに記載の前記スピンドルモータと、 前記ハブの前記円板状部に固定された、情報を記録でき
    る円板状記録媒体と、 前記記録媒体の所要の位置に情報を書込又は読み出すた
    めの情報アクセス手段と、を備えた記録ディスク駆動装
    置。
  8. 【請求項8】前記シャフトの前記ねじ孔に螺合するねじ
    部材と、 前記ねじ部材によってたわまされ、前記記録媒体を前記
    ハブにクランプするディスク用クランプと、をさらに備
    えている、請求項7に記載の記録ディスク駆動装置。
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