JP2000175401A - ディスク駆動装置およびハードディスク駆動装置、ディスク駆動装置の製造方法 - Google Patents

ディスク駆動装置およびハードディスク駆動装置、ディスク駆動装置の製造方法

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JP2000175401A
JP2000175401A JP10348717A JP34871798A JP2000175401A JP 2000175401 A JP2000175401 A JP 2000175401A JP 10348717 A JP10348717 A JP 10348717A JP 34871798 A JP34871798 A JP 34871798A JP 2000175401 A JP2000175401 A JP 2000175401A
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Yoichi Mori
洋一 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度にかつ容易に組み立てる。 【解決手段】 回転軸5が滑り軸受の含油軸受4によっ
て回転支持されており、回転軸5の抜止め用部材8が滑
り軸受または滑り軸受保持部材3の外方から回転軸5に
向けて挿入するだけで装着されるため、従来のような回
転軸へのEリング装着のように滑り軸受や回転軸の潤滑
油が付着することがなく、組立作業性を良好なものとす
ることができる。また、ハードディスク駆動装置1で
は、ベース基準面とディスク載置面との位置決め精度が
厳しいため、組立体Xの回転軸5を組立体Yの含油軸受
4に挿入して取り付けた状態で抜止め用部材8を装着し
た組立体XYと組立体Zを一体化するときに、ベース基
準面とディスク載置面との間に位置決め治具を介在させ
て位置決めすることで、誤差がこのときに発生するのみ
で高精度に組立を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば記録ディス
クなどの記録媒体を回転駆動するために用いられるディ
スク駆動用スピンドルモータなどのディスク駆動装置お
よび、特に、ハードディスクを回転駆動させるハードデ
ィスク駆動装置、ディスク駆動装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ハードディスク駆動装置は、外周
部にハードディスクを搭載して回転する回転体としての
ロータハブが、軸受手段として転がり軸受を使用して軸
に対して、または軸と共に回転自在に支持されている。
一方で、同装置のコスト削減のために軸受手段として潤
滑油を含侵させた滑り軸受を使用したものもある。この
滑り軸受は、円柱体の軸を円筒体内に嵌合させて相対回
転自在に支持する構成であって、円筒体が固定で軸が回
転する場合には軸にロータハブが固定され、また、円筒
体が回転し軸が固定される場合には円筒体がロータハブ
と一体に構成されている。
【0003】何れにしても、円柱体の軸を円筒体内に回
転自在に嵌合させているだけであれば軸は抜けるため、
軸と円筒体との抜止め構造を有している。特開平6−1
86491号公報では、モータのベース板上に2本の主
柱をモータを挾むように立設し、モータ上方位置で2本
の主柱上に抜止め板を掛け渡すことで、ロータハブの抜
止め用にモータの高さ方向を規制する構成となってい
た。また、特開平6−284637号公報のファン装置
では、ロータハブの中心孔に軸の先端部が固着され、こ
の軸は、滑り軸受を介して円筒部の内周面に回転自在に
枢支され、その軸の基端部には円筒部からの抜止用リン
グが取付けられていた。さらに、特開平10−2106
99号公報の電動機では、ロータフレームの上板内周側
の等中心角毎の4個所に、下端部に径方向内方に突起し
たカギ状の回転抜け止め部材を設けている。また、この
カギ状の回転抜け止め部材に、ステータコアの上面内周
部に固定された固定抜け止め部材が、ロータフレームが
抜ける方向に移動したときに係合して抜け止めの作用を
するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
特開平6−186491号公報において、ロータハブの
外周部には記録ディスクが載置されているので、装置を
大型化することなくロータハブの外部から抜止め板を掛
け渡すことは困難であった。
【0005】また、特開平6−284637号公報のフ
ァン装置では、抜止用リングは、滑り軸受に嵌合後に軸
の基端部の環状溝内に外嵌させて装着するので、この嵌
合時には軸の基端部には潤滑油が付着しており、指先が
汚れたり滑ったりしてその作業がやりにくい。また、抜
止用リングの装着後に、スラスト部材を嵌め込んで軸の
基端部と当接させて押圧しつつ蓋をするので、このと
き、ロータハブが軸方向に移動する虞があってロータハ
ブの軸方向の位置精度がよくない。
【0006】さらに、特開平10−210699号公報
の電動機では、プレス成型されているロータフレームの
カギ状の回転抜止め部材を、切削により成型されたロー
タハブに構成することは困難であった。
【0007】以上のような抜け止め構造では、部品点数
が増加したり組立作業性が悪化したりすると共に、組立
精度が要求されるハードディスク駆動用スピンドルモー
タではベース基準面に対するロータハブのディスク載置
面の位置決め精度が厳しく必要精度を満足することがで
きなかった。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、装置の大型化をきたすことなく、高精度にかつ容易
に組み立てることができるディスク駆動装置およびハー
ドディスク駆動装置、ディスク駆動装置の製造方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク駆動装
置は、軸と、軸受手段を介して軸と相対的に回転自在な
円筒体と、軸に対して同心状に配置されたステータと、
記録ディスクの中心孔に嵌装されて記録ディスクを保持
するディスク保持面を有し軸および円筒体の何れかと連
結されたロータハブと、このロータハブに一体的に設け
られステータの外周側に設けられたロータとを備え、ロ
ータを回転駆動させるディスク駆動装置において、円筒
体に保持孔が設けられ、保持孔の内側に対向する、円筒
体と相対回転する部材の外周部に環状に抜止め用係合部
が設けられ、保持孔から前記抜止め用係合部内に先端部
が挿入された抜止め用部材が前記保持孔に保持されて設
けられたことを特徴とするものである。本発明のディス
ク駆動装置は軸固定タイプと軸回転タイプとが存在する
が、回転バランスや、滑り軸受からのオイル滲みの点で
軸回転タイプの方が有利である。この軸回転タイプとし
て、本発明のディスク駆動装置は、円筒体と、滑り軸受
を介して円筒体と相対的に回転自在な回転軸と、円筒体
に対して同心状に配置されたステータと、記録ディスク
の中心孔に嵌装されて記録ディスクを保持するディスク
保持面を有し回転軸に連結されたロータハブと、このロ
ータハブに一体的に設けられステータの外周側に設けら
れたロータマグネットとを備えたディスク駆動装置にお
いて、円筒体にその側面を貫通する保持孔が設けられ、
保持孔の内側に対向する、円筒体と相対回転する部材の
外周部に環状に抜止め用係合部が設けられ、保持孔から
抜止め用係合部内に先端部が挿入された抜止め用部材が
保持孔に保持されて設けられたことを特徴とするもので
ある。また、上記円筒体と相対回転する部材として軸の
場合、本発明のディスク駆動装置は、軸の外周部に環状
に抜止め用係合部が設けられ、この抜止め用係合部に対
向する円筒体の位置に保持孔が設けられ、保持孔から抜
止め用係合部内に先端部が挿入された抜止め用部材が保
持孔に保持されて設けられている。また、上記構成に代
えて、円筒体と相対回転する部材としてロータハブの筒
状部の場合、本発明のディスク駆動装置は、軸が挿入さ
れるロータハブの筒状部の外周部に環状に抜止め用係合
部が設けられ、この抜止め用係合部に対向する円筒体の
位置に保持孔が設けられ、保持孔から抜止め用係合部内
に先端部が挿入された抜止め用部材が保持孔に保持され
て設けられている。
【0010】また、本発明のディスク駆動装置の製造方
法は、滑り軸受を有した円筒体の一方開放端を蓋で覆っ
た第1組立体の他方開放端から、ロータマグネットが設
けられたロータハブに回転軸を取り付けた第2組立体の
回転軸を挿入する第1工程と、回転軸が挿入されたロー
タハブの筒状部および回転軸の少なくとも何れかの外周
部に環状に設けられた抜止め用係合部に対向する円筒体
の保持孔から抜止め用部材を抜止め用係合部内に先端部
が位置するように挿入する第2工程と、ベースの円筒状
部の外周側にステータを固定した第3組立体の円筒部内
に、円筒体を挿入して第1組立体および第2組立体を配
置するに際して、記録ディスクの中心孔に嵌装されて記
録ディスクを保持するロータハブのディスク保持面と、
ベースの基準面とを高さ方向に所定距離となるように位
置させる第3工程とを有したことを特徴とするものであ
る。
【0011】この構成により、抜止め用部材を円筒体の
保持孔の外方から軸側に向けて抜止め用係合部内に挿入
するだけで装着されて抜止め構造となるので、従来のよ
うな回転軸へのリング装着などのように、滑り軸受や回
転軸の潤滑油が軸に付着して作業がやりにくいようなこ
とがなく、また、細い装着溝内にリングを嵌め込んで装
着させたりするようなこともなく、組立作業性が良好な
ものとなる。また、この抜止め構造を有する組立体をベ
ースと一体化するときに、ベース基準面とディスク載置
面との間が所定高さとなるように位置決めすれば、誤差
がこのときに発生するのみで高精度に組立を行うことが
可能となる。したがって、本発明の抜止め構造によっ
て、装置の大型化をきたすことなく、高精度にかつ容易
に組み立てることが可能となる。
【0012】また、好ましくは、本発明のディスク駆動
装置における抜止め用部材の先端部が、軸方向に弾性を
持つ弾性材で構成されていると共に、抜止め用部材の長
手方向にテーパを持って先端ほど細く構成されている。
【0013】この構成により、抜止め用部材は容易に弾
性変形して先端部のテーパで抜止め用係合部内に容易に
挿入され得る。このことは、抜止め用係合部内への抜止
め用部材の挿入が容易であるということだけではなく、
抜止め用部材の装着後に軸を挿入しても抜止め用部材の
弾性変形で先端部が抜止め用係合部内に容易に挿入され
得ることを示している。
【0014】さらに、好ましくは、本発明のディスク駆
動装置における抜止め用部材はE字形状に構成され、軸
に形成された抜止め用係合部内に中央の先端部が挿入可
能で、両端の各先端部が円筒体の保持孔を含む両側に形
成された保持溝内に嵌合されて両側から円筒体を挟持可
能に構成している。
【0015】この構成により、抜止め用部材の中央の先
端部は軸と円筒体との抜止めに作用し、抜止め用部材の
両端の各先端部は、円筒体の保持溝内に挿入されて抜止
め用部材の固定に作用すると共に、抜止め用部材の中央
の先端部の抜止め用溝部内への挿入量を一定化してい
る。
【0016】さらに、好ましくは、本発明のハードディ
スク駆動装置における抜止め用係合部は、滑り軸受の上
方に設けられている。
【0017】この構成により、抜止め用係合部は、抜止
め用部材が挿入されることによる抜止め構造を構成する
と共に、滑り軸受と回転軸との当接面から滲み出た潤滑
油が、その係合部内に捕捉されるので、それ以上移動す
ることが抑制され滑り軸受外部への漏洩を防止できる。
【0018】さらに、好ましくは、本発明のハードディ
スク駆動装置は、請求項1〜4の何れかに記載の抜止め
防止構造を有している。
【0019】この構成により、ハードディスク駆動装置
では、ベース基準面とディスク載置面との位置決め精度
が厳しいので、高精度に組み立て得る本発明の抜止め構
造はハードディスク駆動装置に最適である。即ち、同装
置の軸受手段が、転がり軸受を使用した場合に比べて、
安価になり、装置全体を安価に製造することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るディスク駆動
装置の実施形態について図面を参照して説明するが、本
発明は以下に示す各実施形態に限定されるものではな
い。
【0021】(実施形態1)図1は本発明の実施形態1
を示すハードディスク駆動装置の縦断面図である。図1
において、ハードディスク駆動装置1は、図示しない固
定フレームにベース基準面2aで取り付けられ中央に筒
状部2bを有したアルミニウム製の固定部材としてのベ
ース(モータブラケット)2と、この筒状部2b内に固
定されて収容された円筒状の軸受保持部材としてのスリ
ーブ部材3と、このスリーブ部材3内に固定されて収容
され多孔質材料に潤滑油が含油された円筒状の上下2つ
の含油軸受4と、下方一端部に抜止め用係合部としての
環状凹部5aが外周に渡って形成され先端部が下方から
露出した状態で円筒状の含油軸受4内に回転自在に軸支
された回転軸5と、含油軸受4の上面をカバーするキャ
ップ6と、スリーブ部材3と共に内部を塞ぐスラスト板
7と、スリーブ部材3の側壁に装着され先端が環状凹部
5a内に挿入されて回転軸5の抜止めとする抜止め用部
材8と、回転軸5の上方他端部が固定され記録ディスク
9を載置可能なディスク載置面10aを有したロータハ
ブ10と、筒状部2bの外周壁に取り付けられ回転軸5
に対して環状に構成されたステータ11と、ステータ1
1の外周側に対向しロータハブ10の下部内側に環状に
一体的に設けられた環状のロータマグネット12とを備
えている。
【0022】このスリーブ部材3は鉄製の円筒形状に構
成され、その下方部分は外径が小さく構成されており、
環状凹部5aに対向する外径小部の側壁に抜止め用部材
8の中央の先端部を貫通するための保持孔3aを形成し
ていると共に、保持孔3aを含む両側に抜止め用部材8
を留める保持溝(図示せず)が直線状に形成されてい
る。また、スリーブ部材3の外周面と筒状部2bの内周
面とは接着剤で接着させるべく、筒状部2bの内周面側
には接着溝2cが形成されている。
【0023】また、回転軸5はステンレス製の円柱形状
に構成されており、下方一端部外周に渡って所定幅の抜
止め用溝部である環状凹部5aが形成され、下方一端部
先端頭部が円弧状部に形成されている。
【0024】さらに、キャップ6は環状に構成されその
中央孔を介して回転軸5を貫通した状態で、スリーブ部
材3の上面に形成された嵌合凹部3bに嵌合してスリー
ブ部材3と共に含油軸受4からの潤滑油の漏れを防止す
るように含油軸受4の上面をカバーするようになってい
る。
【0025】さらに、スラスト板7は樹脂またはセラミ
ック製の円盤形状に構成されており、スリーブ部材3の
下面に形成された嵌合凹部3cに下方から嵌合してスリ
ーブ部材3と共に内部を塞ぎ、かつ回転軸5との摩擦軽
減のために摩擦の少ない材料を用い、回転軸5の下方先
端の円弧状部と1点で当接するようになっている。
【0026】さらに、抜止め用部材8は、図2に示すよ
うに樹脂製のE字形状に構成されており、スリーブ部材
3の保持孔3aを貫通して環状凹部5a内に中央の先端
部8aが挿入され、その両端の各先端部8bがスリーブ
部材3の保持溝3d内に円筒体をだき抱えるようにワン
タッチで圧入される構成となっている。この抜止め用部
材8はその両先端部3bの挟持力によって保持可能であ
るが、接着剤で固定すれば、抜止め用部材8を保持孔3
aおよび保持溝に、より強固に固定することができる。
また、抜止め用部材8は弾性材(ポリウレタンなどの樹
脂材料や、ばね性のあるばね鋼などの金属材料など)で
構成され、抜止め用部材8は保持孔3aおよび保持溝に
装着した状態で回転軸5の軸方向に可撓性を持つように
構成されると共に、その先端形状は回転軸5の軸方向と
直交する方向(長手方向)にテーパ8cを持つように先
端ほど細く構成されている。
【0027】さらに、ステータ11およびロータマグネ
ット12により、ロータハブ10を回転駆動させるため
の磁気駆動回路が構成されており、ステータ11の軸線
方向の中心位置Aに対してロータマグネット12のその
中心位置Bを上方に位置させて互いの磁気吸引力が矢印
方向Cに示すように内方に向けて下方に傾斜するように
構成してロータハブ10と共に回転軸5が脱落するのを
防止するようにしている。
【0028】ここで、以下に、上記ハードディスク駆動
装置1の組立方法について説明する。まず、環状のロー
タマグネット12が取り付けられたロータハブ10の中
央孔に回転軸5が挿入されて固定された組立体Xを得
る。さらに、スリーブ部材3内に含油軸受4が挿入固定
され、スリーブ部材3の上面にキャップ6が嵌合および
接着剤で固定され、スリーブ部材3の下面にスラスト板
7が嵌合および接着剤で固定された組立体Yを得る。
【0029】次に、組立体Xを組立体Yに潤滑油を充填
しつつ組込を行う。つまり、回転軸5の下方先端部を含
油軸受4内に潤滑油を充填しつつ挿入する。その後、ス
リーブ部材3の保持孔3aからE形状の抜止め用部材8
を挿入して回転軸5の環状凹部5a内に中央の先端部8
aを挿入すると共にその両端の各先端部8bを保持溝3
d内に円筒体を挟持するように圧入して組立体XYとす
る。この保持溝がストッパーとなって抜止め用部材8の
挿入距離が一定化される。
【0030】さらに、ベース2の筒状部2bの外周側に
ステータ11を取り付けた組立体Zに組立体XYを組み
込む。つまり、組立体Zの筒状部2bの内周面と組立体
XYのスリーブ部材3の外周面に接着剤を塗布し、筒状
部2b内にスリーブ部材3を挿入して組み合わせる。こ
のとき、ディスク載置面10aとベース基準面2aとを
位置決め治具で所定高さに一致させつつ組立体Zと組立
体XYを組み合わせる。このようにして、上記ハードデ
ィスク駆動装置1の組立が完了する。
【0031】上記構成により、以下、その回転軸5の抜
止め機構を説明する。まず、ステータ11のコイルへの
通電による磁気回路部の駆動で、滑り軸受の含油軸受4
を介して回転軸5が軸支されて回転軸5およびロータハ
ブ10が記録ディスク9と共に軸心CLを中心として回
転駆動する。
【0032】このような通常の回転では、ステータ11
とロータマグネット12との間の磁気吸引力が軸線方向
下方に作用していることと自重とで、抜止め用部材8が
なくても記録ディスク9を載置したロータハブ10は所
定の回転軌道面を崩すことはないが、その磁気吸引力お
よび自重以上の衝撃力、例えば携帯型パーソナルコンピ
ュータの携帯中やディスクトップ型パーソナルコンピュ
ータの運搬中などの衝撃力が外部から加わったときに
も、軸線方向上方に規制する手段(抜止め用部材8)に
より、回転軸5が抜けて脱落し記録ディスク9とデータ
の読み書きを行う磁気ヘッドとが異常接触して、以後、
データの読み書きが不能になるようなことを防止でき、
モータおよび同装置に支障を及ぼさないようにしてい
る。
【0033】(実施形態2)上記実施形態1では抜止め
用部材8が回転軸5の下方位置に配置されている場合に
ついて説明したが、本実施形態2では、抜止め用部材が
回転軸の上方位置に配置されている場合であり、上記実
施形態1と同様の作用効果を奏する部材には同一の符号
を付してその説明を省略する。
【0034】図3は本発明の実施形態2におけるディス
ク駆動装置の左半分を示す縦断面図である。図3におい
て、抜止め用部材21はピン状に構成され、回転軸22
およびスリーブ部材23の上方位置に接着剤などで留め
れて配置されている。スリーブ部材23には保持孔23
aが設けられ、保持孔23aから挿入された抜止め用部
材21の先端部に対向する回転軸22には抜止め用溝部
としての環状凹部22aが設けられている。抜止め用部
材21の先端部は環状凹部22a内に非接触状態で挿入
されている。この場合、滑り軸受の含油軸受4から滲み
出た潤滑油をその環状凹部22a内に保持でき、潤滑油
の外部への漏出をより低減させることができる。
【0035】なお、本実施形態2では、抜止め用部材2
1を一つ用いたが、抜止め用部材21を複数用いて滑り
軸受の上面を覆うようにすると、潤滑油の上面からの蒸
発および漏出をより低減させることができる。
【0036】(実施形態3)上記実施形態1では抜止め
用部材8が回転軸5の下方に配置されている場合につい
て説明したが、本実施形態3では、抜止め用部材が回転
軸の上方位置に配置され、抜止め用部材がロータハブ側
の環状凹部に挿入されて抜け止めに作用する場合であ
り、上記実施形態1と同様の作用効果を奏する部材には
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0037】図4は本発明の実施形態3におけるディス
ク駆動装置の右半分を示す縦断面図である。図4におい
て、抜止め用部材31はピン状に構成され、回転軸32
およびスリーブ部材33の上方位置に接着剤などで留め
れて配置されている。スリーブ部材33には保持孔33
aが設けられ、ロータハブ34の回転軸32を固定する
中央孔部分が垂下した筒状部34bが設けられ、この筒
状部34bには抜止め用溝部としての環状凹部34cが
設けられている。抜止め用部材31の先端部は環状凹部
34c内に非接触状態で挿入されており、ロータハブ3
4の環状凹部34cが抜け止めに作用している。
【0038】このように、筒状部34bは図4では断面
L字突部として表現されており、このL字突部に形成さ
れた環状凹部34cによって潤滑油の滲み出しによる漏
出を低減できる。さらに、ロータハブ34の内面と滑り
軸受上面とが近接するのでラビリンスシール効果が得ら
れる。
【0039】(実施形態4)上記実施形態1では抜止め
用部材8が回転軸5の下方に配置されている場合につい
て説明したが、本実施形態4では、抜止め用部材が回転
軸の中央位置に配置された場合であり、上記実施形態1
と同様の作用効果を奏する部材には同一の符号を付して
その説明を省略する。
【0040】図5は本発明の実施形態4におけるディス
ク駆動装置の左半分を示す縦断面図である。図5におい
て、抜止め用部材41は弾性部材からなる板状片からな
っており、回転軸42およびスリーブ部材43の中央位
置に接着剤などで留めれて配置されている。スリーブ部
材43には保持孔43aが設けられ、保持孔43aから
挿入された抜止め用部材41の先端部に対向する回転軸
42には抜止め用溝部としての環状凹部42aが設けら
れている。抜止め用部材41の先端部は上下の含油軸受
4の隙間を通して、環状凹部42a内に非接触状態で挿
入されている。
【0041】なお、本実施形態4では、抜止め用部材4
1は板状片で構成したが、図6に示すように抜止め用部
材51を円柱状の丸ピンで構成してもよく、この場合に
は、加工が容易である。
【0042】(実施形態5)上記実施形態1では滑り軸
受構成(円筒体)をスリーブ部材3および含油軸受4の
複数部材で構成したが、これに限らず、本実施形態5で
は、これらを単数部材で構成した場合であり、上記実施
形態1と同様の作用効果を奏する部材には同一の符号を
付してその説明を省略する。
【0043】図7は本発明の実施形態5におけるディス
ク駆動装置の左半分を示す縦断面図である。図7おい
て、筒状部2b内に円筒状の含油軸受61が接着剤で固
定されて設けられており、含油軸受61の下方小径部に
設けられた保持孔61aには、ピン状の抜止め用部材6
2が貫通した状態で保持されている。抜止め用部材62
の先端部は回転軸5の環状凹部5a内に位置して抜止め
防止効果を奏するようになっている。なお、63は抜止
め用部材62を留めるための弾性部材または接着剤など
の固定部材である。
【0044】以上のように、上記実施形態1〜5によれ
ば、回転軸が滑り軸受によって回転支持されており、回
転軸の抜止め用部材が滑り軸受または滑り軸受保持部材
の外方から回転軸に向けて挿入するだけで装着されるた
め、従来のような回転軸へのEリング装着のように滑り
軸受や回転軸の潤滑油が付着することがなく、組立作業
性を良好なものとすることができる。
【0045】また、従来のような回転軸へのEリング装
着では、ロータとベースの部品交差にその蓋の取付交差
が加わるので精度よく組立をすることができなかった
が、本発明では、ユニット化されたものにユニット化さ
れたものを組み込むため、お互いの基準面を高精度に組
み立てることができる。つまり、ハードディスク駆動装
置では、ベース基準面とディスク載置面との位置決め精
度が厳しいため、組立体Xの回転軸を組立体Yの軸受部
分に挿入して取り付けた状態で抜止め用部材を装着した
組立体XYと組立体Zを一体化するときに、ベース基準
面とディスク載置面との間に位置決め治具を介在させて
位置決めすることで、誤差がこのときに発生するのみで
高精度に組立を行うことができる。
【0046】さらに、上記実施形態1によれば、抜止め
用部材8の中央の先端部8aは回転軸5の抜止めに作用
し、抜止め用部材8の両端の各先端部8bは、円筒体3
の保持溝3d内に挿入されて抜止め用部材8を固定化さ
せると共に、抜止め用部材8の中央の先端部8aの抜止
め用溝部5a内への挿入量を一定化させることができ
る。また、抜止め用部材8は容易に弾性変形して先端部
8aのテーパ8cで抜止め用溝部5a内に容易に挿入さ
れ得る。さらに、抜止め用部材8を弾性部材で構成し、
衝撃に対して抜止め用部材8が容易に弾性変形するよう
にしたため、モータに衝撃が加わった場合にも、回転部
に直接衝撃が伝わりにくくしている。
【0047】さらに、上記実施形態1〜5によれば、ハ
ードディスク駆動装置において、ベース基準面2aとデ
ィスク載置面10aとの位置決め精度が厳しいため、高
精度に組み立て得る本発明の抜止め構造はハードディス
ク駆動装置に最適である。
【0048】なお、上記実施形態1では、抜止め用部材
8はE形状に構成したが、これに限らず、C形状に構成
してもよい。この場合、スリーブ部材3の保持孔3aを
貫通して環状凹部5a内にC字形状の2個の先端部が挿
入された状態で保持孔3aに接着剤などで固定されてい
ればよい。
【0049】また、上記実施形態1では、E形状の抜止
め用部材8の両端の各先端部8bがスリーブ部材3の保
持溝3d内に円筒体をだき抱えるように構成し、その両
先端部3dの挟持力によって抜止め用部材8を保持させ
るように構成したが、両端の各先端部8bはストッパー
機能のみを有するようにその長さを短く構成してもよ
く、この場合には、接着剤で保持孔3aおよび保持溝3
dに抜止め用部材8を固定させる必要がある。
【0050】さらに、上記実施形態1〜5では、抜止め
用部材は1個所に設けたが、複数個所もうけてもよい。
また、上記実施形態1〜5では、軸受手段としては含油
軸受4を用いたが、空気や潤滑油などを用いた流体動圧
軸受であってもよい。
【0051】さらに、上記実施形態1〜5では、円筒状
の含油軸受4内に回転軸を挿入後に抜止め用部材を挿入
して軸の抜止めとしたが、抜止め用部材を挿入してセッ
トした後に円筒状の含油軸受4内に回転軸を挿入するよ
うにしてもよく、この場合には、抜止め用部材に弾性と
テーパを持たせて、組立性よくワンタッチで環状凹部内
に抜止め用部材の先端部を位置させるようにすればよ
い。
【0052】さらに、上記実施形態1では、抜止め用部
材8は保持孔3aおよび保持溝に装着した状態で回転軸
5の軸方向に可撓性を持つように構成したが、これに限
らず、可撓性を持たないものでもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように請求項1,6によれば、回
転軸の抜止め用部材が円筒体の保持孔の外方から軸側に
向けて挿入するだけで装着されて抜止め構造となるた
め、従来のような軸へのリング装着のように滑り軸受か
ら軸に潤滑油が付着することがなく、組立作業性を良好
に行うことができる。また、この抜止め構造を有する組
立体をベースと一体化するときに、ベース基準面とディ
スク載置面との間が所定高さとなるように位置決めすれ
ば、誤差がこのときに発生するのみで高精度に組立を行
うことができる。したがって、本発明の抜止め構造によ
って、従来のように装置の大型化をきたすことなく、高
精度にかつ容易に組み立てることができる。
【0054】また、請求項2によれば、抜止め用部材は
容易に弾性変形して先端部のテーパで抜止め用係合部を
ひらってその内部に先端部を容易に挿入することができ
る。また、抜止め用部材の装着後に軸を挿入しても抜止
め用部材の弾性変形で先端部を抜止め用係合部内にワン
タッチで容易に挿入させることができる。
【0055】さらに、請求項3によれば、抜止め用部材
の中央の先端部は軸の抜止めに作用し、抜止め用部材の
両端の各先端部は、円筒体の保持溝内に挿入されて抜止
め用部材を固定化させると共に、抜止め用部材の中央の
先端部の抜止め用係合部内への挿入量を一定化させるこ
とができる。
【0056】さらに、請求項4によれば、抜止め用係合
部は、抜止め用部材が挿入されることによる抜止め構造
を構成すると共に、滑り軸受と回転軸との当接面から滲
み出た潤滑油が、その係合部内に捕捉されるので、それ
以上移動することが抑制され滑り軸受外部への漏洩を防
止できる。
【0057】さらに、請求項5によれば、ハードディス
ク駆動装置では、ベース基準面とディスク載置面との位
置決め精度が厳しいため、高精度に組み立て得る本発明
の抜止め構造はハードディスク駆動装置に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示すディスク駆動装置の
縦断面図である。
【図2】図1のスリーブ部材の保持孔への抜止め用部材
の挿入状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態2のディスク駆動装置の左半
分を示す縦断面図である。
【図4】本発明の実施形態3のディスク駆動装置の右半
分を示す縦断面図である。
【図5】本発明の実施形態4のディスク駆動装置の左半
分を示す縦断面図である。
【図6】図4のディスク駆動装置の変形例の右半分を示
す縦断面図である。
【図7】本発明の実施形態5のディスク駆動装置の左半
分を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ハードディスク駆動装置 2 ベース 2a 基準面 2b 筒状部 3,23,33 スリーブ部材 3a,23a,33a,43a,53a,61a 保
持孔 3d 保持溝 4,61 含油軸受 5,22,32,42,52 回転軸 5a,22a,34c,42a,52a 環状凹部 7 スラスト板 8,21,31,41,51,62 抜止め用部材 8a,8b 先端部 8c テーパ 9 記録ディスク 10,34 ロータハブ 10a,34a ディスク載置面 11 ステータ 12 ロータマグネット 34b 筒状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 19/20 G11B 19/20 E // G11B 17/028 601 17/028 601Z Fターム(参考) 3J011 AA02 AA04 BA02 BA10 CA01 CA02 DA02 JA02 KA02 KA03 MA12 MA24 5D038 BA04 5D109 BA02 BA14 BA18 BB03 BB12 BB14 BB23 5H605 AA08 BB05 CC02 CC04 EB38 GG04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒体と、滑り軸受を介して前記円筒体
    と相対的に回転自在な回転軸と、前記円筒体に対して同
    心状に配置されたステータと、記録ディスクの中心孔に
    嵌装されて前記記録ディスクを保持するディスク保持面
    を有し前記回転軸に連結されたロータハブと、該ロータ
    ハブに一体的に設けられ前記ステータの外周側に設けら
    れたロータマグネットとを備えたディスク駆動装置にお
    いて、 前記円筒体にその側面を貫通する保持孔が設けられ、前
    記保持孔の内側に対向する、前記円筒体と相対回転する
    部材の外周部に環状に抜止め用係合部が設けられ、前記
    保持孔から前記抜止め用係合部内に先端部が挿入された
    抜止め用部材が前記保持孔に保持されて設けられたこと
    を特徴とするディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記抜止め用部材の先端部が、前記軸方
    向に可撓性を持つ弾性材で構成されていると共に、前記
    抜止め用部材の長手方向にテーパを持って先端ほど細く
    構成されたことを特徴とする請求項1に記載のディスク
    駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記抜止め用部材はE字形状に構成さ
    れ、前記軸に形成された抜止め用係合部内に中央の先端
    部が挿入可能で、両端の各先端部が前記円筒体の保持孔
    を含む両側に形成された保持溝内に嵌合されて両側から
    前記円筒体を挟持可能に構成したことを特徴とする請求
    項1または2に記載のディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記抜止め用係合部は、前記滑り軸受の
    上方に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の
    何れかに記載のディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の抜止め防
    止構造を有するハードディスク駆動装置。
  6. 【請求項6】 滑り軸受を有した円筒体の一方開放端を
    蓋で覆った第1組立体の他方開放端から、ロータマグネ
    ットが設けられたロータハブに回転軸を取り付けた第2
    組立体の回転軸を挿入する第1工程と、 前記回転軸が挿入されたロータハブの筒状部および回転
    軸の少なくとも何れかの外周部に環状に設けられた抜止
    め用溝部に対向する前記円筒体の保持孔から抜止め用部
    材を前記抜止め用溝部内に先端部が位置するように挿入
    する第2工程と、 ベースの円筒状部の外周側にステータを固定した第3組
    立体の円筒部内に、前記円筒体を挿入して前記第1組立
    体および第2組立体を配置するに際して、記録ディスク
    の中心孔に嵌装されて前記記録ディスクを保持する前記
    ロータハブのディスク保持面と、前記ベースの基準面と
    を高さ方向に所定距離となるように位置させる第3工程
    とを有したことを特徴とするディスク駆動装置の製造方
    法。
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