JP2005192292A - スピンドルモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 スピンドルモータを薄型化できながら、ハブなどの回転部材とシャフトとの締結強度を良好に維持でき、かつ、ラジアル軸受部の軸受剛性が小さくなることもないスピンドルモータを提供する。
【解決手段】 ハブ9におけるシャフト3への圧入部9cが、スリーブ2の開口部側端面2aに臨む箇所よりもラジアル軸受部5側に延ばされて形成され、ハブ9の圧入部9cの内周直径が、ラジアル軸受部5のシャフト3の直径よりも小さく形成され、ハブ9の圧入部9cの外周直径が、スリーブ2の開口部側端面2aに臨む箇所の開口部直径よりも小さく形成されている。この構成によれば、スリーブ2の軸方向長さを短くすることなく、ハブ9における圧入部9cを、スリーブ2の開口部側端面2aよりもさらにラジアル軸受部5側に延ばして圧入部9cとシャフト3との接触面積を増加でき、ハブ9とシャフト3との締結強度を良好に維持できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流体軸受を有するスピンドルモータに関する。
近年のハードディスク装置の高容量化に伴い、ハードディスク装置に内蔵されているスピンドルモータに用いられている軸受として、従来用いられていた玉軸受に代わって、玉軸受よりも回転精度が優れ、しかも静音性にも優れている流体軸受への置き換えが進んでいる。
この種の従来のスピンドルモータは、図5に概略的に示すように、ベース1に固定され中央部に挿通孔を有するスリーブ2に、シャフト3を所定隙間あけた姿勢で挿入させ、シャフト3とスリーブ2との間の隙間に、作動流体としての潤滑油4を充填させている。また、シャフト3の外周面とスリーブ2の内周面との互いに対向する面における少なくとも一方にヘリングボーン形状などの動圧発生溝を形成してラジアル軸受部5を構成しており、このラジアル軸受部5の箇所を含めて潤滑油4が充填されている。なお、図5に示すスピンドルモータにおいては、シャフト3とスリーブ2との間における奥側寄り箇所と開口部寄り箇所との2箇所にそれぞれラジアル軸受部5を設けている。
また、シャフト3の奥端部にはシャフト3よりも太径のスラストフランジ6が取り付けられ、スラストフランジ6の円形平面部に対向するようにスラストプレート7を配設させてスリーブ2に固定しており、スラストフランジ6とスラストプレート7との間の隙間にかけても潤滑油4を充填させている。また、スラストフランジ6とスラストプレート7との対向面における少なくとも一方の面に動圧発生溝を形成してスラスト軸受部8を構成し、さらに、シャフト3の端部に隣接するスラストフランジ6の面とこの面に対向するスリーブ2の面とにおける少なくとも一方にも動圧発生溝を形成してスラスト軸受部8を構成している。
シャフト3におけるスリーブ2から突出している突出側端部3aには、その外周に磁気記録ディスクが固定される回転部材としてのハブ9が圧入状態で外嵌されている。ベース1におけるスリーブ2を内側に挿入している筒状部1aの外周にはステータコア10が取り付けられている。また、9aは、その外周に磁気ディスクが取り付けられるハブ9の筒状部で、このハブ9の筒状部9aの内周において、前記ステータコア10に対向するようにロータマグネット11が取り付けられ、このロータマグネット11とステータコア10によりモータ駆動部が構成されている。
前記モータ駆動部によりハブ9やシャフト3、スラストフランジ6が回転駆動されると、ラジアル方向はラジアル軸受部5の動圧発生溝によって、スラスト方向はスラスト軸受部8の動圧発生溝によって、それぞれの箇所の潤滑油4に動圧が発生し、これらの流体軸受(ラジアル軸受部5およびスラスト軸受部8)によりスリーブ2およびスラストプレート7に対してシャフト3とスラストフランジ6とが非接触で回転支持される。
ここで、図5に示すように、流体軸受を有する従来のスピンドルモータでは、ハブ9におけるシャフト3への圧入部9cを含めた円盤状部9bはほぼ均一な厚みで形成されている。
また、特許文献1等にも、図6や図7に示すようなラジアル軸受部31、32およびスラスト軸受部33、34を有するスピンドルモータが開示されている。なお、図6、図7における35、36は回転部材としてのハブ、37、38はシャフト、39,40はスリーブである。
これらの図に示すように、ハブ35、36の円盤状部35a、36aは、シャフト37、38への圧入部35b、36bを含めた円盤状部35a、36a全体(図7に示す場合には、円盤状部36aにおけるスリーブ40のスラスト軸受部34が設けられている箇所と、圧入部36bと)がほぼ均一な厚みに形成されている。
このように流体軸受を有するスピンドルモータが用いられているハードディスク装置では、より小さいスペースに収納できるような小型のものが望まれており、この要望に応じて、スピンドルモータを薄型化することが要求されている。
この種のスピンドルモータを薄型化する手段の1つとしては、図8に示すように、ハブ9におけるシャフト3への圧入部9cを含めた円盤状部9bの厚み(寸法t)を、図5に示すスピンドルモータにおけるハブ9の円盤状部9bの厚み(寸法t)よりも全体的に薄くすることが考えられ、この構成によれば、スピンドルモータの厚みT1を、図5に示すスピンドルモータの厚みT0よりも小さくできて薄型化できる。しかし、この図8に示す構成によれば、シャフト3とハブ9の圧入部9cとの接触している箇所の寸法tが図5に示すスピンドルモータのハブ9の圧入部9c寸法tに比較して、小さくなるので、接触面積も小さくなり、ハブ9のシャフト3に対する締結強度が弱くなる。
図8に示すようなスピンドルモータと同等に薄型化しながら、ハブ9のシャフト3に対する締結強度の低下を抑える手段としては、ハブ9における円盤状部9bの厚みを全体的に小さくする一方で、図9に示すように、ハブ9におけるシャフト3への圧入部9cをスリーブ2の開口部2cの近傍まで延設させたり、図10に示すように、スリーブ2の軸方向長さを短くし、かつ、ハブ9におけるシャフト3への圧入部9cをスリーブ2の開口部2cの近傍まで延設させたりすることが考えられる。
しかしながら、図9に示すように、単に、ハブ9の圧入部9cをスリーブ2の開口部側端面2aの近傍まで延設させる構造では、ハブ9の圧入部9cがスリーブ2の開口部側端面2aに当接することのない短めの寸法bしか増やせないので、ハブ9のシャフト3に対する締結強度が不十分となるおそれがある。
これに対して、図10に示すように、スリーブ2の軸方向長さを短くして、ハブ9におけるシャフト3への圧入部9cをスリーブ2の開口部2cの近傍まで延設させた場合には、ハブ9の圧入部9cの軸方向寸法を十分に増加させることができるので、ハブ9のシャフト3に対する締結強度は十分得られる。しかし、スリーブ2の軸方向長さを短くすることに伴って、ラジアル軸受部5で支持する軸受寸法L1が、図8などに示すスピンドルモータのラジアル軸受部5の軸受寸法L0より小さくなるので、軸受剛性が小さくなってしまうという課題を生じてしまう。
特開2000−215589号公報(図3、図2)
上記したように、従来のスピンドルモータの構成では、薄型化すべく、ハブ9における円盤状部9bの厚みを全体的に小さくした場合に、シャフト3とハブ9との締結強度が弱くなったり、ラジアル軸受部5の軸受剛性が小さくなったりする課題を生じる。
本発明は上記課題を解決するもので、スピンドルモータを薄型化できながら、ハブなどの回転部材とシャフトとの締結強度を良好に維持でき、かつ、ラジアル軸受部の軸受剛性が小さくなることも防止できるスピンドルモータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の請求項1に記載のスピンドルモータは、シャフトに回転部材が圧入状態で外嵌され、作動流体が充填されたラジアル軸受部を介してスリーブにシャフトが回転自在に支持され、回転部材におけるシャフトへの圧入部が、回転部材におけるスリーブの開口部側端面に臨む箇所よりもラジアル軸受部側に延ばされて形成され、回転部材の圧入部の内周直径が、ラジアル軸受部のシャフトの直径よりも小さく形成され、回転部材の圧入部の外周直径が、スリーブの開口部側端面に臨む箇所の開口部直径よりも小さく形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、スリーブの軸方向長さを短くすることなく、回転部材における圧入部を、スリーブの開口部側端面よりもさらにラジアル軸受部側に延ばして回転部材の圧入部とシャフトとの接触面積を増加させることが可能となり、この結果、スピンドルモータを薄型化できながら、回転部材とシャフトとの締結強度を良好に維持でき、かつ、ラジアル軸受部の軸受剛性が小さくなることも防止できる。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のスピンドルモータにおいて、回転部材の圧入部外周の直径が、ラジアル軸受部のシャフトの直径と略同一に形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載のスピンドルモータにおいて、スリーブにおける開口部側端面に続く内周側箇所に、ラジアル軸受部の部分よりも大きい隙間をシャフトとの間に有して、この隙間部分に作動流体が溜められるシール面部が形成され、回転部材の圧入部の端部が前記シール面部に臨む箇所まで延設されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1または2に記載のスピンドルモータにおいて、回転部材の圧入部の端部がラジアル軸受部の箇所まで延設されていることを特徴とする。
これらの構成によれば、回転部材における圧入部を、スリーブのシール面部に臨む箇所まで延設させたり、ラジアル軸受部の箇所まで延設させたりすることができ、回転部材の圧入部とシャフトとの接触面積を一層増加させることが可能となり、回転部材とシャフトとの締結強度をさらに良好に維持できる。
以上のように、本発明によれば、回転部材におけるシャフトへの圧入部が、回転部材におけるスリーブの開口部側端面に臨む箇所よりもラジアル軸受部側に延ばされて形成され、回転部材の圧入部の内周直径が、ラジアル軸受部のシャフトの直径よりも小さく形成され、回転部材の圧入部の外周直径が、スリーブの開口部側端面に臨む箇所の開口部直径よりも小さく形成されていることにより、スリーブの軸方向長さを短くすることなく、回転部材における圧入部を、スリーブの開口部よりもさらにラジアル軸受部側に延ばして回転部材の圧入部とシャフトとの接触面積を増加させることができ、この結果、スピンドルモータを薄型化できながら、回転部材とシャフトとの締結強度を良好に維持でき、信頼性が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態に係るスピンドルモータの縦断面図、図2は同スピンドルモータの要部拡大縦断面図である。このスピンドルモータはハードディスク装置のスピンドルモータに用いられている。なお、従来のスピンドルモータと同様な構成要素には同じ符号を付してその説明は省略する。
図1、図2に示すように、このスピンドルモータでは、ハブ9における円盤状部9bの厚みt(図8〜図10に示す円盤状部9bの厚みtと同等)が全体的に薄く形成されて、スピンドルモータとして薄型化(スピンドルモータの厚みT1)されている。そして、回転部材としてのハブ9におけるシャフト3への圧入部9cが、スリーブ2の開口部側端面2aに臨む円盤状部9bの箇所(9b’)よりもラジアル軸受部5側に延ばされて形成されている。また、ハブ9の圧入部9cの内周直径D1がラジアル軸受部5のシャフト3の直径D2よりも小さく形成され、ハブ9の圧入部9cの外周直径D3がラジアル軸受部5のシャフト3の直径D2と略同一に形成されている。なお、ハブ9の圧入部9cの内周直径D1に対応させて、ハブ9の圧入部9cが外嵌されるシャフト3の突出側端部3aの直径も従来のものより細径(直径D1と同等のもの)に形成されている。
また、スリーブ2における開口部側端面2aに続く内周側箇所(開口部2cに臨む箇所)が、ラジアル軸受部5の部分よりも大きい隙間を有するように形成され、シャフト3の外周面との隙間部分に作動流体としての潤滑油4が充填されるシール面部2bが形成されている。そして、ハブ9の圧入部9cの端部がスリーブ2のシール面部2bに臨む箇所まで延設されている。なお、この実施の形態では、シール面部2bが円錐形状に傾斜されて形成されているが、これに限るものではない。また、図2における4aは潤滑油4の液面である。
この構成によれば、スピンドルモータを薄型化しながら、ハブ9の圧入部9cを、スリーブ2の開口部側端面2aよりもさらにラジアル軸受部5側位置である、シール面部2bに臨む箇所まで延ばして、ハブ9の圧入部9cとシャフト3の突出側端部3aとが大きい寸法tで接触するように構成したので、回転部材9の圧入部9cとシャフト3との接触面積を増加させることが可能となり、この結果、スピンドルモータを、その厚みがT1となるように薄型化できながら、ハブ9とシャフト3との締結強度を良好に維持できる。
また、ハブ9の圧入部9cの内周直径D1がラジアル軸受部5のシャフト3の直径D2よりも小さく形成され、ハブ9の圧入部9cの外周直径D3がラジアル軸受部5のシャフト3の直径D2と略同一に形成されているので、ハブ9の圧入部9cをスリーブ2のシール面部2bに臨む箇所まで延ばしても、潤滑油4の流れなどを妨げることがなく、何ら支障をきたさない。また、スリーブ2の軸方向長さを、従来のスピンドルモータ(図8参照)と比較した場合でも、短くしていないので、ラジアル軸受部5の軸受剛性が小さくなることはなく、良好な軸受剛性が維持される。
なお、この実施の形態では、ハブ9のシャフト3への圧入部9cは、例えば、図5に示すようなスピンドルモータとして薄型化していない構成の円盤状部9bの厚みtと同等の寸法tとなるようにラジアル軸受部5側に延ばされて形成されており、十分な締結強度を良好に得られるように構成されているが、これに限るものではなく、十分な締結強度を維持できるような寸法以上であればよい。
(実施の形態2)
図3は本発明の第2の実施の形態に係るスピンドルモータの要部拡大縦断面図である。
図3に示すように、このスピンドルモータでは、ハブ9におけるシャフト3への圧入部9cが、スリーブ2の開口部2c箇所までラジアル軸受部5側に延ばされて形成されている。また、ハブ9の圧入部9cの内周直径D1が、ラジアル軸受部5のシャフト3の直径D2よりも小さく形成され、ハブ9の圧入部9cの外周直径D4が、スリーブ2の開口部側端面2a位置での開口部2cの直径D5よりも小さく、かつラジアル軸受部5のシャフト3の直径D2よりも大きく形成されている。なお、この実施の形態では、ハブ9の圧入部9cは、潤滑油4の液面4aよりは上方となる位置までラジアル軸受部5側に延ばされて形成されている。
この構成によっても、スピンドルモータを薄型化できながら、ハブ9の圧入部9cが、スリーブ2の開口部2c箇所までラジアル軸受部5側に延ばされて形成されているので、図8に示すように、ハブ9におけるシャフト3への圧入部9cを含めた円盤状部9bの厚みを全体的に薄くしたものに比較すると、ハブ9の圧入部9cの軸方向寸法(シャフト3の軸心Xに沿う方向の寸法)を大きくできる。また、ハブ9の圧入部9cの外周直径D4が、スリーブ2の開口部側端面2a位置での開口部2c直径D5よりも小さく形成されているので、ハブ9の圧入部9cを、スリーブ2の開口部2c箇所(スリーブ2の開口部側端面2aの延長線に達する位置やその近傍位置)まで延ばしても、ハブ9の圧入部9cがスリーブ2の開口部側端面2aに当接することがなく、支障をきたさない。
さらに、ハブ9の圧入部9cの内周直径D1が、ラジアル軸受部5のシャフト3の直径D2よりも大きく形成されているので、ハブ9の圧入部9cにより、スリーブ2の開口部2c箇所におけるシャフト3寄り部分を覆うこととなり、潤滑油4が、シャフト3の外周面を伝わって外部に洩れることを防止できる利点もある。
(実施の形態3)
図4は本発明の第3の実施の形態に係るスピンドルモータの要部拡大縦断面図である。
図4に示すように、このスピンドルモータでは、ハブ9におけるシャフト3への圧入部3cの端部が、ラジアル軸受部5が設けられている箇所まで延設されている。また、ハブ9の圧入部9cの内周直径D1がラジアル軸受部5のシャフト3の直径D2よりも小さく形成され、ハブ9の圧入部9cの外周直径D3がラジアル軸受部5のシャフト3の直径D2と同一に形成されている。
この構成によれば、スピンドルモータを薄型化できながら、ハブ9の圧入部9cを、ラジアル軸受部5が設けられている箇所まで延ばした形状に形成したので、図1、図2に示すように、ハブ9の圧入部9cを、ハブ9の圧入部9cをスリーブ2のシール面部2bに臨む箇所まで延設させた場合よりも、ハブ9の圧入部9cの軸方向寸法tを一層大きくできて、回転部材9の圧入部9cとシャフト3との接触面積をさらに増加させることが可能となり、この結果、ハブ9とシャフト3との締結強度をさらに高めることができる。
なお、この構成の場合、ラジアル軸受部5が設けられている、シャフト3の外周面およびハブ9の圧入部9cの外周面とスリーブ2の内周面との互いに対向する面における少なくとも一方にヘリングボーン形状などの動圧発生溝が形成されるが、シャフト3の外周面だけでなくハブ9の圧入部9cの外周面にもラジアル軸受部5の動圧発生溝を形成する場合には、ハブ9の圧入部9cの外周面に形成した動圧発生溝が、シャフト3の外周面に形成した動圧発生溝と良好に連続するようにシャフト3とハブ9との相対位置を一致させて組付ける必要がある。
また、上記実施の形態1〜3では、シャフト3とスリーブ2との間における奥側箇所と開口部寄り箇所との2箇所にそれぞれラジアル軸受部5を設けている場合を図示したが、これに限るものではなく、シャフト3とスリーブ2との間における奥側寄り箇所から開口部寄り箇所まで、1つのラジアル軸受部5を連続させて形成してもよい。
本発明のスピンドルモータは、ハードディスク装置用として特に適しているが、これに限るものではなく、この他、光ディスク駆動装置、ビデオテープレコーダ等の各種のスピンドルモータなどにも適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るスピンドルモータの縦断面図 同スピンドルモータの要部拡大縦断面図 本発明の第2の実施の形態に係るスピンドルモータの縦断面図 本発明の第3の実施の形態に係るスピンドルモータの縦断面図 従来のスピンドルモータの縦断面図 他の従来のスピンドルモータの縦断面図 その他の従来のスピンドルモータの縦断面図 その他の従来のスピンドルモータの縦断面図 さらに他の従来のスピンドルモータの縦断面図 さらに他の従来のスピンドルモータの縦断面図
符号の説明
1 ベース
2 スリーブ
2a 開口部側端面
2b シール面部
2c 開口部
3 シャフト
3a 突出側端部
4 潤滑油(作動流体)
4a 液面
5 ラジアル軸受部
8 スラスト軸受部
9 ハブ(回転部材)
9a 筒状部
9b 円盤状部
9c 圧入部
10 ステータコア(モータ駆動部)
11 ロータマグネット(モータ駆動部)

Claims (4)

  1. シャフトに回転部材が圧入状態で外嵌され、
    作動流体が充填されたラジアル軸受部を介してスリーブにシャフトが回転自在に支持され、
    回転部材におけるシャフトへの圧入部が、回転部材におけるスリーブの開口部側端面に臨む箇所よりもラジアル軸受部側に延ばされて形成され、
    回転部材の圧入部の内周直径が、ラジアル軸受部のシャフトの直径よりも小さく形成され、
    回転部材の圧入部の外周直径が、スリーブの開口部側端面に臨む箇所の開口部直径よりも小さく形成されているスピンドルモータ。
  2. 回転部材の圧入部外周の直径が、ラジアル軸受部のシャフトの直径と略同一に形成されている請求項1に記載のスピンドルモータ。
  3. スリーブにおける開口部側端面に続く内周側箇所に、ラジアル軸受部の部分よりも大きい隙間をシャフトとの間に有して、この隙間部分に作動流体が溜められるシール面部が形成され、
    回転部材の圧入部の端部が前記シール面部に臨む箇所まで延設されている請求項1または2に記載のスピンドルモータ。
  4. 回転部材の圧入部の端部がラジアル軸受部の箇所まで延設されている請求項1または2に記載のスピンドルモータ。
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