JP2003234930A - ネットワーク対応型カムコーダ - Google Patents

ネットワーク対応型カムコーダ

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JP2003234930A JP2002031513A JP2002031513A JP2003234930A JP 2003234930 A JP2003234930 A JP 2003234930A JP 2002031513 A JP2002031513 A JP 2002031513A JP 2002031513 A JP2002031513 A JP 2002031513A JP 2003234930 A JP2003234930 A JP 2003234930A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置で撮像した映像を記録メディアに記
録することができ、撮像した映像または記録メディアよ
り再生した映像をネットワーク上に送信することができ
るネットワーク対応型カムコーダを提供する。 【解決手段】 カムコーダ本体30は、撮像部3と、こ
の撮像部で撮像された映像を記録再生する記録再生部と
してのDVCレコーダ13を有する。ネットワークアダ
プタ50は、カムコーダ本体30に着脱自在とされ、撮
像部3で撮像した映像またはDVCレコーダ13で再生
した映像をネットワーク21上に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置(カメ
ラ)と記録再生装置(VTR)とを一体化したカムコー
ダに係り、特に、カムコーダにて記録した映像をテープ
カセットのような記録メディアに記録できるのは勿論の
こと、取得した映像をネットワーク上に送信して特定ま
たは不特定の視聴者端末に提供することを可能としたネ
ットワーク対応型カムコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LANやインターネット等のネッ
トワークを用いた情報網が急速に普及し、映像や音声等
のほとんどの情報がデジタル化されてきている。カムコ
ーダ等の映像機器においては、記録メディアにデジタル
映像を記録することにより、画質の劣化のない高品位な
映像を貯蔵できる。一方、MPEGのような圧縮技術を
用いて情報を所定の形態に圧縮することにより、ネット
ワーク上では負荷を軽減して流し、遠隔地よりリアルタ
イムの映像を監視したり入手することが極めて簡単にな
ってきている。このようなデジタル技術は、ウェブ上で
の教育(通信教育等)及びビジネス分野にも多く採用さ
れている。
【0003】従来は、各々の機器がそれぞれ個別に対応
して作用していたのに対して、近年では、複数個の電器
機器を有機的に統合して、所定のフォーマットで形成さ
れた情報を各種のアプリケーション上でも共有すること
が可能となるばかりか、同一の情報を同じ伝送路上で同
時に扱うことでシステム化を図るようになってきた。
【0004】デジタル化された情報を処理する機器は、
単に機器を動作させるに必要な情報のやり取りだけを必
要とするものから、音声情報、高品位な音楽情報、静止
画情報やさらには動画像情報をリアルタイムに伝送する
等、多種多様に渡っている。これらの情報を1つの伝送
路上に流すには、必要とされる伝送レートを考慮したシ
ステムが必要であり、また非常に高速の伝送が必要な種
類の情報もあり、こうしたニーズに対してIEEE1394方式
が規格化され実用化されている。このIEEE1394方式の伝
送はアイソクロナス伝送(同期伝送)を可能にしてお
り、文字情報や音声情報に比較して情報量の多いビデオ
画像の伝送に好適である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、従来のデジタルカムコーダは、画像や音声等の記録
信号は高品位なものが得られ、記録メディアに記録した
後も画質の劣化がなく取り扱いも極めて容易なものであ
った。しかしながら、撮影した映像をVTRに記録しな
がら他の記録メディアに同時に記録し、または伝送した
いという要求に対しては、これまでのカムコーダは対応
していないばかりか、送信を実現しようとすると複雑な
構成及び設備を余儀なくされていた。これに加えて、各
種機能を備えた従来のカムコーダでは、操作モードが非
常に煩雑となっている。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、撮像装置で撮像した映像を記録メディアに
記録することができ、撮像した映像または記録メディア
より再生した映像をネットワーク上に送信することがで
きるネットワーク対応型カムコーダを提供することを目
的とする。また、操作性に優れたネットワーク対応型カ
ムコーダを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、ネットワーク対応型カム
コーダにおいて、撮像部と、この撮像部で撮像された映
像を記録再生する記録再生部とを有するカムコーダ本体
と、前記カムコーダ本体に着脱自在とされ、前記撮像部
で撮像した映像または前記記録再生部で再生した映像を
ネットワーク上に送信するネットワークアダプタとを備
えて構成したことを特徴とするネットワーク対応型カム
コーダを提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のネットワーク対応
型カムコーダについて、添付図面を参照して説明する。
図1は本発明のネットワーク対応型カムコーダの一実施
形態を示すブロック図、図2は本発明のネットワーク対
応型カムコーダで用いるネットワークアダプタの一実施
形態を示すブロック図、図3は本発明のネットワーク対
応型カムコーダによるネットワーク送信を説明するため
のブロック図、図4は本発明のネットワーク対応型カム
コーダの一実施形態を示す外観斜視図、図5は本発明の
ネットワーク対応型カムコーダの操作メニュー画面の一
例を示す図、図6は本発明のネットワーク対応型カムコ
ーダの動作を説明するための図である。
【0009】図1に示すように、本発明のネットワーク
対応型カムコーダは、カムコーダ本体30と、このカム
コーダ本体30に着脱自在のネットワークアダプタ50
とよりなる。まず、カムコーダ本体30の構成について
説明する。図1において、MPU(マイクロプロセシン
グ・ユニット)10は、カムコーダ本体30及びネット
ワークアダプタ50の全体を制御する。
【0010】撮像光学系1及び撮像素子(CCD)2か
らなる撮像部3から出力された映像信号は、DSP(デ
ジタル・シグナル・プロセッサ)4にて、デジタル信号
に変換されると共に、3原色信号からY,U,V信号へ
の変換処理等の各種のデジタル信号処理が施されて、シ
ステムバスSB1に送出される。マイクロフォン5にて
集音した外部の音声信号は、A/D変換器6にてデジタ
ル信号に変換され、システムバスSB1に送出される。
【0011】そして、映像信号と音声信号は両者の同期
がとられ、DMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)7
を介してDRAM8に一時的に記憶された後、DMA7
にてDRAM8より読み出される。DRAM8より読み
出された映像信号と音声信号は、システムバスSB1を
介してDVCエンコーダ12に入力され、DVフォーマ
ットに圧縮(1/5)される。DVフォーマットに圧縮
された信号は、DVCレコーダ13のテープカセット1
3cに記録される。なお、マイクロホン5から入力され
る音声信号をDSP4に入力して、DSP4にて映像信
号と音声信号とを同期させて、システムバスSB1に送
出するようにしてもよい。
【0012】本実施形態では、記録再生装置の一例とし
て、DVフォーマットの信号を記録再生するDVCレコ
ーダ13を用いているが、これに限定されるものではな
く、テープカセットではなく、ディスクを用いた記録再
生装置であってもよい。
【0013】DVCレコーダ13のテープカセット13
cに記録された映像信号と音声信号は、DVCデコーダ
14にて復調され、システムバスSB1を介してDBE
(デジタル・バックエンド・プロセッサ)16に入力さ
れる。DBE16は、入力された映像信号と音声信号を
D/A変換してアナログ信号とし、内蔵のマルチプレク
サのスイッチゲートを介して、ビューフアインダ17と
LCDモニタ18の一方または双方に出力する。
【0014】また、このDBE16内のスイッチゲート
は、後述するネットワークアダプタ50内の記録メディ
アである記憶素子CF(一例として、コンパクトフラッ
シュ:登録商標)に記憶された映像を読み出したとき、
その読み出した映像をアナログ信号に変換して、ビュー
フアインダ17やLCDモニタ18に出力することがで
きる。出力端子19は、DBE16より出力されたアナ
ログ信号を外部に出力するためのものである。なお、当
然のことながら、撮像部3にて撮像された映像をDSP
4及びシステムバスSB1を介して直接DBE16に伝
送することによって、撮影時の信号をモニタすることも
できる。
【0015】さらに、フラッシュROM11は、装置の
電源投入時に、システムをイニシャライズしたり、シス
テムのバージョンを管理する。フラッシュROM11
は、また、後述する操作メニューを表示するためのオン
スクリーン信号を発生する。
【0016】そして、本実施形態では、カムコーダ本体
30にて得た映像信号,音声信号を、ネットワークアダ
プタ50を介して中継装置(送信端末)20より、LA
Nやイーサネット(登録商標)またはインターネット等
のネットトワーク21上に送信することができる。カム
コーダ本体30の側面には、一例としてIEEE1394のイン
タフェース(I/F)15が設けられており、このI/
F15はパソコンのような編集機と接続して映像信号,
音声信号を編集することができる。即ち、I/F15
は、DVCエンコーダ12からの送出された信号を外部
へ取り出す一方、外部からの信号を取込むことができ
る。
【0017】また、カムコーダ本体30の操作パネル9
のキー操作により、後述するような記録,再生,転送等
の各種の操作モードを実行することができる。
【0018】ここで、図2及び図4を用いて、カムコー
ダ本体30に接続されるネットワークアダプタ50の具
体的構成及び動作について説明する。まず、図4におい
て、(A)はカムコーダ本体30とネットワークアダプ
タ50とを分離した状態、(B)はカムコーダ本体30
とネットワークアダプタ50とを一体化した状態を示し
ている。ネットワークアダプタ50の爪501,502
をカムコーダ本体30の溝301,302に係合させる
ことにより、ネットワークアダプタ50はカムコーダ本
体30の底面部に装着(ロック)される。
【0019】この状態で、ネットワークアダプタ50に
設けた突状の電気的端子503がカムコーダ本体30の
溝状の電気的端子303に嵌合する。これによって、ネ
ットワークアダプタ50はカムコーダ本体30に機械的
及び電気的に接続され、ネットワークアダプタ50を使
用に供することができる。ネットワークアダプタ50の
リリースボタン504を操作することによって、カムコ
ーダ本体30とネットワークアダプタ50との結合を解
除することができる。
【0020】図2に示すように、ネットワークアダプタ
50は、記憶素子CFであるメモリカード57と、送信
端末20を介してネットワーク21に接続するためのネ
ットワークカード(LANカード)58を挿脱自在なス
ロット50sを有している。スロット50sは、メモリ
カード57とネットワークカード58の双方を挿入する
ことができる2スロットであってもよく、メモリカード
57とネットワークカード58のいずれか一方のみ挿入
することができる1スロットであってもよい。
【0021】本実施形態では、メモリカード57とネッ
トワークカード58をスロット50sに選択的に挿入す
る構成について説明する。使用目的に合わせて適宜にス
ロット50sにメモリカード57とネットワークカード
58のいずれかを装着することによって、ネットワーク
アダプタ50やカムコーダ本体30の利用範囲が拡大す
る。
【0022】ネットワークアダプタ50には、カムコー
ダ本体30との接続によってカムコーダ本体30から電
源が供給される。そして、カムコーダ本体30にネット
ワークアダプタ50を装着すると、相互情報を通信する
ラインと、映像信号及び音声信号を送信するラインと、
メモリカード57(記憶素子CF)に映像を記録した
り、記録された映像を再生してカムコーダ本体30に送
出するライン、または、ネットワーク21上に映像信号
及び音声信号を送信するライン等の各種の情報ラインが
接続される。
【0023】メモリカード57とネットワークカード5
8とは、スロット50sに対する情報ライン(接続端
子)の位置が少なくとも一部で異なっているので、ネッ
トワークアダプタ50は、メモリカード57とネットワ
ークカード58のいずれがスロット50sに装着された
かを識別することができる。スロット50sにネットワ
ークカード58が装着された場合には、ネットワークア
ダプタ50が装着されたカムコーダ本体30は、ネット
ワーク対応型カムコーダとして機能することとなる。
【0024】図2において、CPU51は、ネットワー
クアダプタ50全体のシステムを制御したり、ネットワ
ークカード58にTCP/IPプロトコルを付与して映
像信号や音声信号を送信するものである。フラッシュR
OM59は、システムをイニシャライズしたり、システ
ムプロクラムを書き換える。フラッシュROM59は、
また、後述する操作メニューを表示するためのオンスク
リーン信号を発生する。本実施形態においては、カムコ
ーダ本体30がオンスクリーン信号発生部であるフラッ
シュROM11を有すると共に、ネットワークアダプタ
50もオンスクリーン信号発生部であるフラッシュRO
M59を有している。
【0025】赤外線受光素子(IrDA)60は、リモ
コン送信機(図示せず)からのリモコン信号を受光し、
リモコン送信機によってカムコーダ本体30やネットワ
ークアダプタ50を制御することができる。
【0026】カムコーダ本体30から同期がとられてネ
ットワークアダプタ50に供給された映像信号は、ビデ
オエンコーダ53が適切に圧縮処理できるよう、PLD
(プログラム・ロジック・デバイス)52にて適切なデ
ータ配列に変換される。ビデオエンコーダ53で圧縮さ
れた映像信号は再度PLD52に送られる。このPLD
52から出力された映像信号は、SDRAM54にキャ
ッシュされた後、システムバスSB2に供給される。一
方、カムコーダ本体30より入力された音声信号は、同
様にして、PLD52を介してDSP56にて受信でき
るようフォーマット変換された後、システムバスSB2
に供給される。
【0027】そして、映像信号と音声信号は互いに同期
がとられてSDRAM55に一時的に記憶され、DSP
32にて所定の形態(MPEG4)に圧縮された後、パ
ケット化されてCPU51に供給される。スロット50
sにメモリカード57が装着されている場合、CPU5
1に供給されたパケット化された信号は、メモリカード
57に記憶される。
【0028】また、メモリカード57に記憶された映像
信号や音声信号は、CPU51によって読み出され、D
SP56にてデコードされることによって再生される。
そして、このデコードされた信号は、システムバスSB
2を経て、PLD52及びビデオエンコーダ53を介し
てカムコーダ本体30のシステムバスSB1に供給され
る。システムバスSB1に供給された映像信号は、上記
と同様、DBE13にてアナログ信号に変換され、内部
のスイッチゲートを介してビューフアインダ17または
LCDモニタ18に適宜に出力することができる。
【0029】前述のように、スロット50sにネットワ
ークカード58を装着することによって、カムコーダ本
体30にて取得した情報(撮像部3からの映像やDVC
レコーダ13からの再生信号等)をネットワーク21に
接続された適宜の受信端末(視聴者端末)に送信するこ
とが可能となる。図3は、ネットワーク送信を概略的に
示している。図3において、ネットワーク21には配信
サーバ70が接続されており、カムコーダ本体30にて
取得した情報を、ネットワークカード58及び外部の送
信端末20を介して、ネットワーク21に接続された視
聴者端末61,62に送信することができる。これによ
って、視聴者端末61,62にて、配信サーバ70にて
管理運営された映像及び音声を視聴することができる。
【0030】さらに、本発明のネットワーク対応型カム
コーダにおいては、プロバイダがネットワーク21に接
続された端末に対して動的IPアドレスを付与し、配信
サーバ70が視聴者端末に対しての配信予約を受け付け
て映像信号や音声信号を提供することもできる。
【0031】ここで、カムコーダ本体30にネットワー
クアダプタ50を装着した場合の操作メニューについて
詳細に説明する。図4にて説明したように、ネットワー
クアダプタ50がカムコーダ本体30の底部に機械的に
接続されると、カムコーダ本体30の電源よりネットワ
ークアダプタ50に給電され、ネットワークアダプタ5
0はイニシャル状態となる。
【0032】図5は、カムコーダ本体30のビューフア
インダ17またはLCDモニタ18に表示されるメニュ
ー画面の一例を示している。図5において、(A)はカ
メラ設定時のメニューであり、このメニューは、フラッ
シュROM11からのオンスクリーン信号によって表示
される。ネットワークアダプタ50をカムコーダ本体3
0に装着しているので、図5(A)のメニューには、通
常のカムコーダ本体30を操作する際のメニューにはな
いモードNETWORK PACK CONFIGが追加されている。
【0033】また、図5において、(B)はVTR設定
時のメニューであり、通常のカムコーダ本体30を操作
する際のメニューの他、NETWORK PACK CONFIGとMOVIE
CLIPがそれぞれ追加されている。本実施形態では、ネッ
トワークアダプタ50の操作に関するメニューは、ネッ
トワークアダプタ50のフラッシュROM59からのオ
ンスクリーン信号によって表示される。従って、本実施
形態では、ネットワークアダプタ50を装着していない
ときに、ネットワークアダプタ50の操作に関するメニ
ューが表示されないので、操作メニューが複雑化するこ
となく、また、誤ったメニューを選択することもなくな
る。よって、非常に使い勝手がよい。
【0034】図5(A),(B)いずれの場合でも、モ
ードNETWORK PACK CONFIGで操作パネル9のキー(図示
せず)を押下すると、図5(C)に示すメニュー画面に
移る。図5(C)では、NETWORK SET,ENCORD SET,MPE
G REC SPEED TRG,MOVIE CLIP SETのネットワークアダ
プタ50の各メニューが表示される。このメニューの主
要モードを以下に示す。
【0035】 NETWORK SETモード:図5(G)に示す
ように、DHCP(ダイナミック・ホスト・コンフィグ
レーション・プロトコル),サブネットマスク等のネッ
トワーク関連の設定をするためのメニュー画面である。
例えば、ホスト名,ドメイン名,DHCP,IPアドレ
ス,ネットマスク,ゲートウエイ,WLAN(無線LA
N),パスワード等を設定することができる。 ENCORD SETモード:図5(F)に示すように、ピク
セルサイズ,画像のストリーミング速度(32,64,
128,384[kbps]),音声のストリーミング速度
(16〜40[kbps])、1秒当たりに伝送するフレー
ム数等を設定することができる。 MOVIE CLIP SETモード:図5(E)に示すように、
メモリカード57に関する設定メニューであり、フアイ
ル管理,フォーマット等のモードを設定することができ
る。
【0036】ここで、ネットワークアダプタ50のスロ
ット50sにメモリカード57が装着され、メニューMO
VIE CLIPを操作した場合の態様について説明する。図5
(B)のメニューMOVIE CLIPで操作パネル9のキーを押
下すると、図5(D)に示すメニュー画面に移る。DV
Cレコーダ13にテープカセット13cを装填した状態
で、カムコーダ本体30を記録モードにし、操作パネル
9のスタート/ストップキー(図示せず)を押下するこ
とによって、テープカセット13c及びメモリカード5
7に映像信号が動画として記録されると共に、記録開始
時の映像が静止画(クリップ静止画)として記録され
る。
【0037】テープカセット13cには、DVフォーマ
ットにて映像信号が記録され、メモリカード57にはM
PEG4フォーマットにて映像信号が記録される。そし
て、スタート/ストップキーの操作により映像信号の記
録開始の動作が繰り返される毎に、メモリカード57に
は、図5(D)及び図6(A)に示すようにクリップリ
ストが登録される。
【0038】図6で説明すると、スタート/ストップキ
ーが押されて、記録が開始される毎に、複数個のクリッ
プリスト(MC0005,MC0006,…,MC0008)のよう
に、クリップ番号と対応させて日付と時刻が記録され
る。そして、この一のクリップをカーソル等により選択
すると、クリップ静止画が図6(B)に示す如く表示さ
れる。従って、このクリップ静止画を参照することによ
り何時頃どのようなシーンが記録されているのか撮影情
景の想定が容易となる。
【0039】このように記録された各シーンを含む映像
が記録されたメモリカード57をパソコン等に装填する
ことにより、サムネイル画像として各時間毎のシーンを
同時に認識でき、編集も可能となる。勿論、カムコーダ
本体30のビューフアインダ17またはLCDモニタ1
8にて静止画を確認してメモリカード57に記録された
動画像を再生することもできる。
【0040】メモリカード57内の一のシーン選択と同
期してテープカセット13cの再生を指示することによ
り、その選択したシーンに対応した一の映像の頭出し再
生を即座に行うことができる。メモリカード57に記録
された映像はMPEG4により圧縮されているため圧縮
率が大であり、テープカセット13cに記録されたDV
フォーマットに基づく映像に比較すると品位が低い。そ
こで、メモリカード57からの映像からテープカセット
13cに記録された映像へと再生を切り換えることによ
り、高品位な映像を即座に再生することができる。この
機能は、編集時にも有効である。
【0041】なお、各MOVIE CLIP毎にマーキングしてプ
ロテクト指示することができることは勿論であり、一の
クリップを削除することも当然可能である。また、クリ
ップを削除したときは必要に応じてテープカセット13
cへの編集情報として送信することも可能である。
【0042】次に、ネットワークアダプタ50のスロッ
ト50sにネットワークカード58が装着された場合の
態様について説明する。ネットワークカード58が装着
された状態で、上記のメニューNETWORK PACK CONFIGの
中のメニューENCORD SETによってMPEGを所定の状態
に設定することにより、撮像部3の映像をテープカセッ
ト13cに記録しながら、MPEG4フォーマットに圧
縮された映像信号をネットワーク21に送信することが
できる。撮像部3の映像をテープカセット13cに記録
することなく、ネットワーク21に送信することも可能
である。
【0043】テープカセット13cに記録されたDVフ
ォーマットの映像の送信について説明する。DVCレコ
ーダ13に記録された映像信号と音声信号はDVCデコ
ーダ14にて復調され、その出力はネットワークアダプ
タ50のPLD51に入力される。これによって、撮像
部3からの映像と同様に、ネットワーク21に送信する
ことができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のネ
ットワーク対応型カムコーダは、撮像部と、この撮像部
で撮像された映像を記録再生する記録再生部とを有する
カムコーダ本体と、このカムコーダ本体に着脱自在とさ
れ、撮像部で撮像した映像または記録再生部で再生した
映像をネットワーク上に送信するネットワークアダプタ
とを備えて構成したので、撮像した映像をカムコーダ本
体のテープカセットに記録できることは勿論のこと、映
像をネットワーク上に送信することができる。ネットワ
ークアダプタはカムコーダ本体に着脱自在であるので、
ネットワーク送信が必要なときのみ装着すればよく、極
めて使い勝手がよい。
【0045】また、ネットワークアダプタにネットワー
クカードとメモリカードとを択一的に装着するスロット
を設けることにより、ネットワークアダプタを使用状況
に応じて使い分けることができ、ネットワーク対応型カ
ムコーダの利用範囲が拡大する。さらに、ネットワーク
アダプタを操作するための操作メニューを、ネットワー
クアダプタがカムコーダ本体に装着されたときに表示可
能と構成することにより、操作メニューが複雑化するこ
となく、使い勝手を向上させることができる。メモリカ
ードにカムコーダ本体による映像の記録開始時の静止画
を記録するよう構成することにより、映像の選択や編集
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明で用いるネットワークアダプタの一実施
形態を示すブロック図である。
【図3】本発明によるネットワーク送信を説明するため
のブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す外観斜視図である。
【図5】本発明の操作メニュー画面の一例を示す図であ
る。
【図6】本発明の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
3 撮像部 11,59 フラッシュROM 12 DVCエンコーダ 13 DVCレコーダ(記録再生部) 14 DVCデコーダ 21 ネットワーク 30 カムコーダ本体 50 ネットワークアダプタ 50s スロット 57 メモリカード 58 ネットワークカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南 純 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AC12 AC69 AC72 AC78 AC79

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク対応型カムコーダにおいて、 撮像部と、この撮像部で撮像された映像を記録再生する
    記録再生部とを有するカムコーダ本体と、 前記カムコーダ本体に着脱自在とされ、前記撮像部で撮
    像した映像または前記記録再生部で再生した映像をネッ
    トワーク上に送信するネットワークアダプタとを備えて
    構成したことを特徴とするネットワーク対応型カムコー
    ダ。
  2. 【請求項2】前記ネットワークアダプタは、前記撮像部
    で撮像した映像または前記記録再生部で再生した映像を
    ネットワーク上に送信するためのネットワークカードを
    装着するスロットを有することを特徴とする請求項1記
    載のネットワーク対応型カムコーダ。
  3. 【請求項3】前記スロットは、前記撮像部で撮像された
    映像を記録するメモリカードを、前記ネットワークカー
    ドに置き換えて装着可能とされていることを特徴とする
    請求項2記載のネットワーク対応型カムコーダ。
  4. 【請求項4】前記カムコーダ本体を操作するための第1
    の操作メニューを表す第1のオンスクリーン信号と、前
    記ネットワークアダプタを操作するための第2の操作メ
    ニューを表す第2のオンスクリーン信号を発生するオン
    スクリーン信号発生手段を有し、 前記第2の操作メニューは、前記ネットワークアダプタ
    が前記カムコーダ本体に装着されたときに表示可能とさ
    れていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載のネットワーク対応型カムコーダ。
  5. 【請求項5】前記オンスクリーン信号発生手段は、前記
    カムコーダ本体に設けた前記第1のオンスクリーン信号
    を発生する第1のオンスクリーン信号発生部と、前記ネ
    ットワークアダプタに設けた前記第2のオンスクリーン
    信号を発生する第2のオンスクリーン信号発生部とより
    なり、 前記ネットワークアダプタが前記カムコーダ本体に装着
    されたとき、前記第2のオンスクリーン信号が前記カム
    コーダ本体に供給されることを特徴とする請求項4記載
    のネットワーク対応型カムコーダ。
  6. 【請求項6】前記カムコーダ本体による映像の記録開始
    に伴って、その記録開始時の映像を静止画として前記メ
    モリカードに記録するよう構成したことを特徴とする請
    求項3ないし5のいずれかに記載のネットワーク対応型
    カムコーダ。
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