JP2003234655A - D/a変換回路およびこれを用いる有機el駆動回路 - Google Patents

D/a変換回路およびこれを用いる有機el駆動回路

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JP2003234655A JP2002033719A JP2002033719A JP2003234655A JP 2003234655 A JP2003234655 A JP 2003234655A JP 2002033719 A JP2002033719 A JP 2002033719A JP 2002033719 A JP2002033719 A JP 2002033719A JP 2003234655 A JP2003234655 A JP 2003234655A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リーク電流を低減することができ、精度の高い
D/Aおよびこれを用いる有機EL駆動回路を提供す
る。 【解決手段】この発明は、複数の出力側トランジスタが
パラレルにカレントミラー接続され入力側トランジスタ
に所定の駆動電流を受けるカレントミラー回路と、入力
側トランジスタのベースあるいはゲートと出力側トラン
ジスタとのベースあるはゲートとが共通に接続された接
続ラインに駆動電流を供給する駆動電流供給回路とを有
しこの駆動電流供給回路が、入力側トランジスタにカレ
ントミラー接続されたダイオード接続の第1のトランジ
スタとこの第1のトランジスタの出力側に対して出力側
が所定のバイアスラインとグランドとの間に縦方向に従
属接続された第2のトランジスタとを有しこの第2のト
ランジスタのベースあるいはゲートが入力側トランジス
タの入力側に接続され入力側トランジスタがダイオード
接続されていない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、D/A変換回路
およびこれを用いる有機EL駆動回路に関し、詳しく
は、カレントミラー回路を利用して入力デジタル値に対
応する電流値を生成して有機ELパネルのピン駆動電流
を発生するカラムライン(陽極側ドライブライン、以下
同じ)の電流駆動回路において、リーク電流を低減する
ことができかつ高い精度でD/A変換して駆動電流を生
成することができるD/A変換回路およびこれを用いる
有機EL駆動回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】有機EL表示装置は、自発光による高輝
度表示が可能であることから、小画面での表示に適し、
携帯電話機、DVDプレーヤ、PDA(携帯端末装置)
等に搭載される次世代表示装置として現在注目されてい
る。この有機EL表示装置には、液晶表示装置のように
電圧駆動を行うと、輝度ばらつきが大きくなり、かつ、
R(赤),G(緑),B(青)に感度差があることから
制御が難しくなる問題点がある。そこで、最近では、電
流駆動のドライバを用いた有機EL表示装置が提案され
ている。例えば、特開平10−112391号などで
は、電流駆動により輝度ばらつきの問題を解決する技術
が記載されている。
【0003】携帯電話機用の有機EL表示装置の有機E
L表示パネルでは、カラムラインの数が396個(13
2×3)の端子ピン(以下ピン)、ローラインが162
個のピンを持つものが提案され、カラムライン、ローラ
インのピンはこれ以上に増加する傾向にある。このよう
なピン数の増加により、特に、カラムライン側では複数
のカラムICドライバがフルカラーでR,G,B各44
ピンの132ピンとなり、それが2ドライバ必要にな
る。そのためカラムICドライバ相互間の特性のばらつ
きにより輝度むらが発生する問題がある。そこで、この
ような問題を解決する発明として、この出願人は、すで
に特願2001−86967号「有機EL駆動回路およ
びこれを用いる有機EL表示装置」を出願している。ま
た、この種の問題を解決する技術として特開2001−
42827号「ディスプレイ装置及びディスプレイパネ
ルの駆動回路」を挙げることができる。
【0004】図3は、後者のカラムドライバの説明図で
あって、10は、IC化されたカラムライン電流駆動回
路である。内部にD/A変換回路を有する基準電圧発生
回路11で入力されたデジタル値に対応する基準電圧を
発生して、これをオペアンプ(OP)を有する定電流回
路で構成される基準電流発生回路12で基準電流IREF
に変換する。基準電流発生回路12で出力される基準電
流IREFをカレントミラー電流出力回路13で受ける。
カレントミラー電流出力回路13は、1個の入力側トラ
ンジスタQpと出力ピンに対応するn個の出力側トラン
ジスタQ1〜Qmを有するカレントミラー回路13aと、
出力側トランジスタQ1〜Qmの出力を受ける各スイッチ
S1〜SmからなるスイッチブロックSBとを有してい
る。各ドライバのトランジスタQ1〜Qmの出力は、カラ
ム側のピンに対する駆動電流としてスイッチS1〜Sm,
出力端子X1〜Xmを介して出力される。なお、GA1〜
GAmは、スイッチブロックSBの各スイッチS1〜Sm
のON/OFFを制御する制御信号である。また、基準
電圧発生回路11のD/A変換回路は、CPU,MPU
等のプロセッサから表示輝度に応じた表示データがレジ
スタ等を介して入力され、そのデジタル値を受けて基準
電圧に対応する信号を発生する。
【0005】さらに、スイッチブロックSBの位置に
は、ピン対応に入力側トランジスタを設け、出力側トラ
ンジスタをピンに接続した一対のカレントミラー電流出
力回路を設けて、GA1〜GAmに応じてこの回路をスイ
ッチング制御する構成の電流駆動回路がある。この場合
には、前記のカレントミラー電流出力回路13aは、手
前の入力段となる基準電流発生回路から基準電流を受け
てピン対応に多数のミラー電流を生成するカレントミラ
ーのドライブ段、あるいは基準電流をk倍(kは2以上
の整数)の電流に増幅するカレントミラーの電流ドライ
ブ段となって、ピン対応に設けられた前記の入力側トラ
ンジスタを駆動することになる。先の特願2001−8
6967号のカラムラインの電流駆動回路はこのような
回路構成を採っている。このように、複数の出力側トラ
ンジスタをパラレルに駆動するカレントミラー回路をド
ライブ段(特願2001−86967号)、あるいは出
力段(図3の回路)に用いる電流駆動回路があるが、フ
ルカラー表示で高画質表示を確保するための回路とし
て、特願2001−86967号のようにパラレル駆動
のカレントミラー回路をドライブ段とした場合には、G
A1〜GAmによる制御をせずに、このドライブ段の後に
ピン対応にD/A変換回路を設けて、カラム側のピン対
応にD/A変換回路が表示データを受けてこの表示デー
タをピン対応にD/A変換して1ライン分の駆動電流を
同時に生成する電流駆動回路がある。なお、この場合の
D/A変換回路は、基準電圧発生回路11側に設けられ
ているD/A変換回路をこのドライブ段に移動させたも
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4は、そのD/A変
換回路14の一例である。D0〜Dn-1がデジタル値の入
力であり、表示データがレジスタ等を介して設定され
る。そして、図3の各ドライバのトランジスタQ1〜Qm
の出力をこれのドライブ段とする。このドライブ段それ
ぞれの1ピン分の駆動回路を簡略化して定電流源14a
として示すと、このD/A変換回路14は、この定電流
源14aからの電流Iをコレクタに受けるダイオード接
続の入力側npn型バイポーラトランジスタQaとを有し、
これにカレントミラー接続された出力側npn型バイポー
ラトランジスタQb〜Qn-1、各出力側トランジスタQb
〜Qn-1のエミッタとグランドGND間にスイッチ回路
として接続されたNチャネルMOSFETトランジスタ
Trb〜Trn-1が設けられている。そして、トランジスタ
Trb〜Trn-1のゲートがそれぞれD0〜Dn-1の各入力端
子に接続されている。出力側トランジスタQb〜Qn-1
は、それぞれのコレクタが出力端子14bに接続され、
トランジスタQaのエミッタ面積に対してそれぞれのト
ランジスタが×1,×2,×3,…×nの倍数のエミッ
タ面積比を持っている。なお、入力側トランジスタQa
のエミッタはグランドGNDに接続されている。このよ
うなD/A変換回路14にあっては、出力電流が大きく
なると、その分カレントミラーのベース駆動電流が大き
くなるが、そのベース駆動電流が入力側トランジスタQ
aの駆動電流から分流されるために、出力電流が大きく
なるにつれてビット変換精度が悪くなる問題がある。
【0007】このような問題を解決するために図5のよ
うなウイルソン型カレントミラーを用いたD/A変換回
路がD/A変換回路14として利用される。図5は、カ
レントミラー接続されたベース駆動電流を出力側から補
うものである。そのためにnpn型バイポーラトランジス
タQqが出力側トランジスタQbのコレクタと出力端子1
4bとの間に設けられている。そして、トランジスタQ
qのエミッタとトランジスタQbのコレクタとが接続さ
れ、そのエミッタがカレントミラーの共通のベースライ
ンに接続されている。そのベースは、トランジスタQa
のコレクタに接続され、ベース駆動電流供給回路14c
が設けらている。これにより入力側トランジスタQaの
駆動電流からベース駆動電流が分流されないのでビット
変換精度は低下しないで済む。しかし、D/A変換して
いないときにあっても、すなわち、D0〜Dn-1が”00
0…0”のときであっても、出力端子14aからトラン
ジスタQqのコレクタ−エミッタ,トランジスタQaのベ
ース−エミッタを介してグランドGNDへとリーク電流
が流れる。このリーク電流は、トランジスタQaのベー
ス駆動電流のほかに、図示するように出力端子14bか
らグランドGNDへと流れ、その電流値は数百nAにも
なる。このリーク電流を持つD/A変換回路14は、ピ
ン数分だけ設けられるので、その分無駄な消費電力が増
加することになる。この発明の目的は、このような従来
技術の問題点を解決するものであって、リーク電流を低
減することができかつ高い精度でD/A変換して駆動電
流を生成することができるD/A変換回路およびこれを
用いる有機EL駆動回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明のD/A変換回路およびこれを用いる
有機EL駆動回路の特徴は、複数の出力側トランジスタ
がパラレルにカレントミラー接続され入力側トランジス
タに所定の駆動電流を受けるカレントミラー回路と、入
力側トランジスタのベースあるいはゲートと出力側トラ
ンジスタとのベースあるいはゲートとが共通に接続され
た接続ラインに駆動電流を供給する駆動電流供給回路と
を有し、この駆動電流供給回路が、入力側トランジスタ
にカレントミラー接続されたダイオード接続の第1のト
ランジスタとこの第1のトランジスタの出力側に対して
出力側が所定のバイアスラインとグランドとの間に縦方
向に従属接続された第2のトランジスタとを有し、この
第2のトランジスタのベースあるいはゲートが入力側ト
ランジスタの入力側に接続され、入力側トランジスタが
ダイオード接続されていないものである。
【0009】
【発明の実施の形態】このように、この発明にあって
は、出力端子とは異なる所定のバイアスラインから電流
が供給されてベースあるはゲートへ駆動電流を供給する
駆動電流供給回路を設け、この駆動電流供給回路からD
/A変換のカレントミラー回路のベースあるはゲートの
接続ラインに電流を供給するようにしているので、出力
端子側からのリーク電流が発生することなく、カレント
ミラー接続のベースあるはゲートへ駆動電流を供給する
ことができる。その結果、リーク電流を低減することが
でき、精度の高いD/A変換回路およびこれを用いる有
機EL駆動回路を実現することができる。
【0010】
【実施例】図1は、この発明の有機EL駆動回路を適用
した一実施例のカラムドライバを中心とするブロック
図、図2は、他の実施例のカラムドライバを中心とする
ブロック図である。なお、図3,図4と同一の構成要素
は同一の符号で示す。図1において、1は、有機EL駆
動回路のカラムドライバであって、2は、そのD/A変
換回路、3は、そのカレントミラー電流出力回路であ
る。D/A変換回路2は、図4のD/A変換回路14に
対応しているが、トランジスタQqは削除されている。
出力側トランジスタQbのコレクタは、図4と同様に出
力端子2bに接続されている。削除されたトランジスタ
Qqに換えてベース駆動電流供給回路4が設けられてい
る。このベース駆動電流供給回路4は、トランジスタQ
aにカレントミラー接続されたダイオード接続のバイポ
ーラトランジスタQrと、これの上流に設けられたNチ
ャネル型のMOSFETトランジスタTrr、そして、バ
イポーラトランジスタQrの下流でグランドGNDとの
間に設けられた抵抗RrとNチャネル型のMOSFET
トランジスタTrraの直列回路とからなる。なお、図
4,図5では示していないが、トランジスタQaの下流
にもグランドGNDとの間に抵抗RaとNチャネル型の
MOSFETトランジスタTraの直列回路が同様に設け
られている。これら下流に設けられる直列回路は、D/
A変換回路の出力側カレントミラーとの電流バランスを
採るためのものであり、これにより変換精度を確保する
役割を持つ。それぞれの直列回路のトランジスタTraと
トランジスタTrraのゲートは、それぞれ電源ライン+
VDDにプルアップされている。ここで、2aは、D/A
変換回路2の入力端子であり、図3の各ドライバのトラ
ンジスタQ1〜Qmの出力をこれのドライブ段とし、この
ドライブ段のそれぞれの1ピン分の駆動回路を簡略化し
て定電流源14aから駆動電流を受ける。トランジスタ
Trrのゲートは、トランジスタQaのコレクタに接続さ
れ、ソースがトランジスタQrのコレクタに接続され、
さらにトランジスタQaのベースに接続されている。そ
のドレインは、電源ライン+VDDラインに接続されてい
る。また、トランジスタQrのエミッタはグランドGN
Dに接続されている。これにより、各出力側トランジス
タQb〜Qn-1のベース駆動電流がトランジスタTrrを介
して電源ライン+VDDから供給される。なお、トランジ
スタTrrのドレインは、電源ライン+VDDではなく、所
定のバイアスラインに接続されていてもよい。その結
果、図5の場合と同様にこのA/D変換回路2は、精度
の高いビット変換が可能である。なお、以上の場合、入
力側バイポーラトランジスタQaは、ダイオード接続さ
れていない。
【0011】さらに、ここでは、出力端子2bからトラ
ンジスタQaのベースが切り離されているので、D/A
変換していないときであっても、すなわち、D0〜Dn-1
が”000…0”のときにも、出力端子2bからのリー
ク電流はなくなる。このときの駆動電流は、MOSFE
TトランジスタTrrを介してトランジスタQa,Qrのベ
ースに流す駆動電流とトランジスタQrのコレクタ−エ
ミッタ間に流れる電流だけになる。トランジスタQrと
トランジスタTrrとからなるベース駆動電流供給回路4
は、ベース電流駆動のための電流を補給する回路であ
る。この回路から供給される電流は、上流のMOSFE
TトランジスタTrrのドレイン−ソース間の高抵抗値を
介して流す数百nAオーダ程度のもので済む。ここで、
トランジスタQaとトランジスタQrのエミッタ面積比を
10:1とすれば、トランジスタQaの動作電流とし
て、例えば、900nA流すと、トランジスタQr側に
90nA流すことになる。このような回路において、リ
ーク電流が図5のリーク電流と同様にたとえ数百nAあ
ったとしても、このリーク電流は、有機ELパネルの出
力側(ピン9側)とは切り離されているので、ここでの
リーク電流が出力側に影響することはない。そのため、
リーク電流による出力側への影響が排除され、その影響
による電力消費分が低減される。図5においてリーク電
流が影響する出力側の電圧は、15V乃至20Vの電圧
の電源ライン+Vccになるので、リーク電流に対する消
費電力への影響は大きいが、前記のベース駆動電流供給
回路4は、たとえリーク電流があっても5V乃至これ以
下の電圧の電源ライン+VDDになっているので、トータ
ルとしての消費電力の低減につながる。しかも、上流側
にMOSFETトランジスタを設けているので、ゲート
電流はほとんど流れずに済み、トランジスタQaに流れ
る電流精度は向上する。これによりD/A変換精度を向
上させることができる。なお、抵抗Rb〜Rn-1は、出力
側トランジスタQb〜Qn-1のエミッタとトランジスタT
rb〜Trn-1のドレインとの間に挿入されたエミッタ抵抗
である。これによりソース−ドレイン間の寄生容量との
関係で所定の時定数を確保できるが、これらのエミッタ
抵抗は必ず必要なものではない。
【0012】カレントミラー電流出力回路3は、ドライ
ブ段カレントミラー回路3aと出力段カレントミラー回
路3bとからなる。カレントミラー回路3aは、ピーク
電流生成回路であって、ダイオード接続された入力側ト
ランジスタQsと出力側トランジスタQtとからなり、そ
れぞれのエミッタ側がPチャネルMOSFETトランジ
スタTrs,NチャネルMOSFETトランジスタTrtを
介して出力段カレントミラー回路3bの入力端子3cに
接続されている。入力側トランジスタQsのコレクタ
は、D/A変換回路2の出力端子2bに接続され、出力
側トランジスタQtのコレクタは、グランドGNDに接
続されている。トランジスタQsとトランジスタQtのエ
ミッタ面積比は1:xである。ここで、D/A変換回路
2の出力電流をIaとすると、これに対して入力端子3c
に(x+1)Iaの駆動電流を発生することができる。
【0013】カレントミラー回路3aは、トランジスタ
TrtがONしているときには、(1+x)倍の駆動電流
を生成する。トランジスタTrsは、トランジスタTrtに
対応して設けられた負荷トランジスタであって、そのゲ
ートはグランドGNDに接続されていて、駆動ラインを
バランスさせるために挿入されている。なお、トランジ
スタTrtは、駆動初期の一定期間だけコントロール信号
CONTを受けてONになる。これにより出力段カレントミ
ラー回路3bの入力側トランジスタQxがベース電流補
正駆動用のカレントミラートランジスタQu,Qwを介し
て駆動される。その結果、入力側トランジスタQxによ
りトランジスタTrtがONしたピーク駆動時の一定期間
には(1+x)Iaの電流が流れる。その後に通常駆動
電流として駆動電流Iaが出力される。それらが出力段
カレントミラー回路3bの出力側トランジスタQyでさ
らにN倍に電流増幅されて、有機ELパネルのピン9に
出力される。なお、出力段カレントミラー回路3bのト
ランジスタQxとトランジスタQyのエミッタ面積比は
1:Nであり、これらトランジスタのエミッタは、電源
ライン+VDDではなく、これより高い電圧、例えば、+
15V乃至+20V程度の電源ライン+Vccに接続さ
れ、出力側トランジスタQyのコレクタは、カラム側の
ピン9に接続されている。そこで、ピーク時にはN×
(1+x)Iaの駆動電流を流してピン9を駆動する。
これにより容量性負荷となる特性を持つ有機EL素子が
ピーク電流で初期充電されて電流駆動される。ところ
で、ピーク電流生成回路であるカレントミラー回路3a
を前記したようにD/A変換回路2と出力段カレントミ
ラー回路3bとの間に設けることにより消費電力の低減
を図ることができる。それは、通常、ピーク電流生成回
路が図3に示す 基準電圧発生回路11に設けられるか
らである。この場合には、ドライブ段となるカレントミ
ラー電流出力回路13を経てカレントミラー電流出力回
路3に至るまでにピーク電流信号が多数のステージを経
てそれぞれのステージに流れることになる。そのために
各ステージを構成するトランジスタでピーク電流分の電
力が消費される。しかし、この実施例のように最終段に
近い位置にピーク電流生成回路を配置することで、その
分無駄な電力消費が抑えられる。
【0014】図2は、他の実施例であって、入力デジタ
ル値をDo〜D4の5ビットとして16倍までの電流を発
生する例である。出力側トランジスタは、Qb〜Qfであ
り、スイッチ回路としてのトランジスタは、Trb〜Trf
である。なお、出力側トランジスタQb〜Qfのエミッタ
とトランジスタTrb〜Trfのドレインとの間に挿入され
た図1に示す抵抗Rb〜Rfは、省略してある。同様に、
トランジスタQa,Qrの下流の抵抗Ra,Rrも省略して
ある。この実施例では、D/A変換回路2の、×8,×
16の倍数の桁位置のビットに対するカレントミラーの
出力側のトランジスタを×4倍として、これに対して縦
にカレントミラー回路を積上げて従属接続し、電流増幅
する回路としたD/A変換回路20である。すなわち、
8倍の桁位置のカレントミラー回路5は、×4の倍数の
カレントミラーの出力側トランジスタQeの上流にカレ
ントミラー回路6が設けられ、合計で8倍の電流値8I
を出力端子2bから引き込む。16倍の桁位置のカレン
トミラー回路7は、×4の倍数のカレントミラーの出力
側トランジスタQfの上流にカレントミラー回路8が設
けられ、合計で16倍の電流値16Iを出力端子2bか
ら引き込む。カレントミラー回路6は、出力側トランジ
スタQeのコレクタにコレクタが接続され、エミッタが
出力端子2bに接続された入力側トランジスタQgと、コ
レクタがグランドGNDに接続され、エミッタが出力端
子2bに接続された出力側トランジスタQhからなる。
トランジスタQgとトランジスタQhとのエミッタ面積比
は1:1であって、トランジスタQgは、トランジスタ
Qa,Qbと同様なエミッタ面積を持っている。したがっ
て、カレントミラー回路5は、トランジスタQaに対し
て×8の倍数のエミッタ面積を持つ図1の場合の×8の
トランジスタを設けるよりも×1の倍数のトランジスタ
が2個と×4の倍数のトランジスタ1個で済む。その結
果、トランジスタの専有面積が全体として小さくなる。
【0015】なお、ここで各トランジスタに流れる電流
値は、μAオーダの微少電流であるので、セル化されて
形成された1個のトランジスタにおいてエミッタ面積比
が×1のものであっても、4倍の電流値4Iを十分に流
せる能力がある。また、微少な電流を生成する場合に×
nのエミッタ面積比のカレントミラー回路の出力側トラ
ンジスタQは、通常、セルとして形成されたトランジス
タQをn個パラレルに接続することで形成される。そこ
で、前記の場合には、×1のトランジスタが6個とな
り、図1の実施例では、×8の倍数の場合、×1のトラ
ンジスタを8個用いることになるので、この場合よりも
トランジスタの数が2個少なくて済む。16倍の桁位置
のカレントミラー回路7も同様な形態を採っていて、カ
レントミラー回路8は、入力側トランジスタQiと出力
側トランジスタQjからなる。ここで、トランジスタQi
とトランジスタQjとのエミッタ面積比は1:3であっ
て、る。全体として16Iの電流を出力端子2bからシ
ンクすることができる。この場合には、×1のトランジ
スタが8個となり、×1のトランジスタを16個用いる
図1の×16の倍数の出力トランジスタの場合の半分と
なる。
【0016】以上説明してきたが、実施例では、入力側
のトランジスタQaにカレントミラー接続されたバイポ
ーラトランジスタQrと、これの上流に設けられたNチ
ャネルのMOSFETトランジスタTrrとからなるベー
ス駆動電流供給回路4を設けているが、トランジスタT
rrは、抵抗とバイポーラトランジスタの直列回路であっ
てもよい。この場合には、少し電流が増加するが、それ
でもD/A変換していないときの駆動電流については、
図5の場合のリーク電流値よりも小さくすることができ
る。また、実施例のnpn型トランジスタは、pnpト
ランジスタに、pnp型トランジスタは、npnトラン
ジスタに置き換えることができる。この場合には、電源
電圧は負となり、上流に設けたトランジスタは下流に設
けることになる。さらに、実施例のD/A変換回路は、
バイポーラトランジスタを主体として構成しているが、
MOSFETトランジスタを主体として構成してもよい
ことはもちろんである。この場合、カレントミラー回路
の入力側トランジスタと出力側トランジスタとは、ゲー
トが共通に接続されることになる。
【0017】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明にあ
っては、出力端子とは異なる所定のバイアスラインから
電流が供給されてベースあるはゲートへ駆動電流を供給
する駆動電流供給回路を設け、この駆動電流供給回路か
らD/A変換のカレントミラー回路のベースあるはゲー
トの接続ラインに電流を供給するようにしているので、
出力端子側からのリーク電流が発生することなく、カレ
ントミラー接続のベースあるはゲートへ駆動電流を供給
することができる。その結果、リーク電流を低減するこ
とができ、精度の高いD/A変換回路およびこれを用い
る有機EL駆動回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の有機EL駆動回路を適用し
た一実施例のカラムドライバを中心とするブロック図で
ある。
【図2】図2は、他の実施例のカラムドライバを中心と
するブロック図である。
【図3】図3は、従来のカラムドライバの一例の説明図
である。
【図4】図4は、従来の有機EL駆動回路のD/A変換
回路の一例の説明図である。
【図5】図5は、従来の有機EL駆動回路のD/A変換
回路の他の一例の説明図である。
【符号の説明】
1…カラムドライバ、2,14…D/A変換回路、2a
…入力端子、2b…出力端子、3,13…カレントミラ
ー電流出力回路、3a…ドライブ段カレントミラー回
路、3b…出力段カレントミラー回路、4,11c…ベー
ス駆動電流供給回路、5,6,7,8…カレントミラー
回路、9…ピン、10…カラムライン電流駆動回路、Q
1〜Qm,Qa〜Qn-1…トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤沢 雅憲 京都市右京区西院溝崎町21番地 ローム株 式会社内 Fターム(参考) 5C080 AA06 BB05 CC03 DD26 EE28 FF11 JJ03 5J022 AB04 BA01 CF04 CF07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の出力側トランジスタがパラレルにカ
    レントミラー接続され入力側トランジスタに所定の駆動
    電流を受けるカレントミラー回路を有し、それぞれ前記
    出力側トランジスタが入力データのビット桁位置対応に
    配置されて前記入力データに応じて選択的に駆動され、
    前記入力データに対応する変換アナログ電流を前記出力
    側トランジスタに流れる合計の電流値として出力端子に
    発生するD/A変換回路において、 前記入力側トランジスタのベースあるいはゲートと前記
    出力側トランジスタとのベースあるいはゲートとが共通
    に接続された接続ラインに駆動電流を供給する駆動電流
    供給回路を備え、この駆動電流供給回路は、前記入力側
    トランジスタにカレントミラー接続されたダイオード接
    続の第1のトランジスタとこの第1のトランジスタの出
    力側に対して出力側が所定のバイアスラインとグランド
    との間に縦方向に従属接続された第2のトランジスタと
    を有し、この第2のトランジスタのベースあるいはゲー
    トが前記入力側トランジスタの入力側に接続され、前記
    入力側トランジスタがダイオード接続されていないこと
    を特徴とするD/A変換回路。
  2. 【請求項2】前記第1のトランジスタと前記入力側トラ
    ンジスタおよび前記出力側トランジスタとは、バイポー
    ラトランジスタで構成され、前記第2のトランジスタ
    は、MOSFETトランジスタである請求項1記載のD
    /A変換回路。
  3. 【請求項3】前記第1、第2のトランジスタと前記入力
    側トランジスタおよび前記出力側トランジスタは、MO
    SFETトランジスタである請求項1記載のD/A変換
    回路。
  4. 【請求項4】表示データを受けてこれに対応する表示の
    ためのアナログの電流を発生するD/A変換回路と、 このD/A変換回路からの出力電流で駆動され有機EL
    表示パネルの端子ピンを駆動するカレントミラー電流出
    力回路とを備え、 前記D/A変換回路は、複数の出力側トランジスタがパ
    ラレルにカレントミラー接続され入力側トランジスタに
    所定の駆動電流を受けるカレントミラー回路と、前記入
    力側トランジスタのベースあるいはゲートと前記出力側
    トランジスタとのベースあるいはゲートとが共通に接続
    された接続ラインに駆動電流を供給する駆動電流供給回
    路とを有し、この駆動電流供給回路は、前記入力側トラ
    ンジスタにカレントミラー接続されたダイオード接続の
    第1のトランジスタとこの第1のトランジスタの出力側
    に対して出力側が所定のバイアスラインとグランドとの
    間に縦方向に従属接続された第2のトランジスタとを有
    し、この第2のトランジスタのベースあるいはゲートが
    前記入力側トランジスタの入力側に接続され、前記入力
    側トランジスタがダイオード接続されていないことを特
    徴とする有機EL駆動回路。
  5. 【請求項5】前記第1のトランジスタと前記入力側トラ
    ンジスタおよび前記出力側トランジスタとは、バイポー
    ラトランジスタで構成され、前記第2のトランジスタ
    は、MOSFETトランジスタである請求項4記載の有
    機EL駆動回路。
  6. 【請求項6】前記第1、第2のトランジスタと前記入力
    側トランジスタおよび前記出力側トランジスタは、MO
    SFETトランジスタである請求項4記載の有機EL駆
    動回路。
  7. 【請求項7】さらに、ピーク電流生成回路を有し、この
    ピーク電流生成回路は、前記D/A変換回路の前記出力
    電流を受けてその出力電流に応じたピーク電流を生成し
    前記カレントミラー電流出力回路を駆動する請求項4記
    載の有機EL駆動回路。
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