JP2003234287A - リソグラフィ投影装置、デバイス製造方法およびそれにより製造された装置 - Google Patents

リソグラフィ投影装置、デバイス製造方法およびそれにより製造された装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リソグラフィ投影装置で使う光学要素を不安
定な材料を使わずに効率的且つ効果的にクリーニングす
る方法を提供すること。 【解決手段】 リソグラフィ投影装置で使う光学要素3
が入っているスペース2にガス供給源4から分子酸素を
少量含むパージガスを供給する。マスクパターン投影用
の線源LAからの、またはパージ専用線源7からのUV
放射線ビームをこの光学要素に照射するので、この放射
線が酸素を分解して酸素ラジカルを作り、それらが非常
に効果的に光学要素をクリーニングする。上記パージガ
スが含む分子酸素の分圧が1×10-4Paから1Paで
あれば、十分なクリーニングを短時間に行うことができ
る。この方法は、オゾンのような不安定な材料を使わな
いのでパージガス準備の余分な作業がなく、基板の露出
と同時に光学要素をクリーニングでき、従って光学要素
をリソグラフィ装置から取外す必要もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リソグラフィ投影
装置であって: − 波長250nm以下の電磁放射線の投影ビームを
供給するための放射線システム; − 所望のパターンに従ってこの投影ビームをパター
ン化するのに役立つパターニング手段を支持するための
支持構造体; − 基板を保持するるための基板テーブル;および − このパターン化したビームをこの基板の目標部分
上に投影するための投影システムを含む投影装置に関す
る。
【0002】ここで使う“パターニング手段”という用
語は、入射放射線ビームに、この基板の目標部分に創成
すべきパターンに対応する、パターン化した断面を与え
るために使うことができる手段を指すと広く解釈すべき
であり;“光バルブ”という用語もこのような関係で使
うことができる。一般的に、上記パターンは、集積回路
またはその他のデバイス(以下参照)のような、この目
標部分に創るデバイスの特別の機能層に対応するだろ
う。そのようなパターニング手段の例には次のようなも
のがある; − マスク。マスクの概念は、リソグラフィでよく知
られ、二値、交互位相シフト、および減衰位相シフトの
ようなマスク型、並びに種々のハイブリッドマスク型を
含む。そのようなマスクを放射線ビーム中に置くと、こ
のマスク上のパターンに従って、このマスクに入射する
放射線の選択透過(透過性マスクの場合)または選択反
射(反射性マスクの場合)を生ずる。マスクの場合、こ
の支持構造体は、一般的にマスクテーブルであり、それ
がこのマスクを入射放射線ビームの中の所望の位置に保
持できること、およびもし望むなら、それをこのビーム
に対して動かせることを保証する。 − プログラム可能ミラーアレイ。そのような装置の
一例は、粘弾性制御層および反射面を有するマトリック
スアドレス可能面である。そのような装置の背後の基本
原理は、(例えば)この反射面のアドレス指定された領
域が入射光を回折光として反射し、一方アドレス指定さ
れない領域は入射光を未回折光として反射するというこ
とである。適当なフィルタを使って、上記未回折光を反
射ビームから濾過して取除き、回折光だけを後に残すこ
とができ;この様にして、このビームがマトリックスア
ドレス可能面のアドレス指定パターンに従ってパターン
化されるようになる。必要なアドレス指定は、適当な電
子手段を使って行える。そのようなミラーアレイについ
ての更なる情報は、例えば、米国特許US5,296,
891およびUS5,523,193から集めることが
でき、それらを参考までにここに援用する。プログラム
可能ミラーアレイの場合、上記支持構造体は、例えば、
必要に応じて固定または可動でもよい、フレームまたは
テーブルとして具体化してもよい。 − プログラム可能LCDアレイ。そのような構成の
例は、米国特許US5,229,872で与えられ、そ
れを参考までにここに援用する。上記のように、この場
合の支持構造体は、例えば、必要に応じて固定または可
動でもよい、フレームまたはテーブルとして具体化して
もよい。
【0003】簡単のために、この本文の残りは、ある場
所で、マスクおよびマスクテーブルを伴う例を具体的に
指向するかも知れないが;しかし、そのような場合に議
論する一般原理は、上に示すようなパターニング手段の
広い文脈で見るべきである。
【0004】
【従来の技術】リソグラフィ投影装置は、例えば、集積
回路(IC)の製造に使うことができる。そのような場
合、パターニング手段がこのICの個々の層に対応する
回路パターンを創成してもよく、このパターンを、放射
線感応性材料(レジスト)の層で塗被した基板(シリコ
ンウエハ)の目標部分(例えば、一つ以上のダイを含
む)上に結像することができる。一般的に、単一ウエハ
が隣接する目標部分の全ネットワークを含み、それらを
この投影システムを介して、一度に一つずつ、順次照射
する。マスクテーブル上のマスクによるパターニングを
使う現在の装置では、機械の二つの異なる種類を区別す
ることができる。一つの種類のリソグラフィ投影装置で
は、全マスクパターンをこの目標部分上に一度に露出す
ることによって各目標部分を照射し;そのような装置を
普通ウエハステッパと呼ぶ。代替装置 ― 普通ステップ・アンド・スキャン装置と呼ぶ ― で
は、このマスクパターンを投影ビームの下で与えられた
基準方向(“走査”方向)に順次走査し、一方、一般的
に、この投影システムが倍率M(一般的に<1)であ
り、この基板テーブルを走査する速度Vが、倍率M掛け
るマスクテーブルを走査する速度であるので、この基板
テーブルをこの方向に平行または逆平行に同期して走査
することによって各目標部分を照射する。ここに説明し
たようなリソグラフィ装置に関する更なる情報は、例え
ば、US6,046,792から収集することができ、
それを参考までにここに援用する。
【0005】リソグラフィ投影装置を使う製造プロセス
では、パターン(例えば、マスクの中の)を、少なくと
も部分的に放射線感応材料(レジスト)の層で覆われた
基板上に結像する。この結像工程の前に、この基板は、
例えば、下塗り、レジスト塗布およびソフトベークのよ
うな、種々の処理を受けるかも知れない。露出後、基板
は、例えば、露出後ベーク(PEB)、現像、ハードベ
ークおよび結像形態の測定/検査のような、他の処理を
受けるかも知れない。この一連の処理は、デバイス、例
えばICの個々の層をパターン化するための基礎として
使用する。そのようにパターン化した層は、次に、エッ
チング、イオン注入(ドーピング)、金属化処理、酸化
処理、化学・機械的研磨等のような、全て個々の層の仕
上げを意図した種々の処理を受けるかも知れない。も
し、幾つかの層が必要ならば、全処理またはその変形を
各新しい層に反復しなければならないだろう。結局、デ
バイスのアレイが基板(ウエハ)上にできる。次に、こ
れらのデバイスをダイシングまたは鋸引のような手法に
よって互いから分離し、そこから個々のデバイスをキャ
リヤに取付け、ピンに接続し等できる。そのようなプロ
セスに関する更なる情報は、例えば、ピータ・バン・ザ
ントの“マイクロチップの製作:半導体加工の実用ガイ
ド”、第3版、マグロウヒル出版社、1997年、ISBN0-07
-067250-4という本から得ることができ、それを参考ま
でにここに援用する。
【0006】簡単のために、この投影システムを、以後
“レンズ”と呼ぶかも知れないが;この用語は、例え
ば、屈折性光学素子、反射性光学素子、および反射屈折
性光学素子を含む、種々の型式の投影システムを包含す
るように広く解釈すべきである。この放射線システムも
この放射線の投影ビームを指向し、成形しまたは制御す
るためにこれらの設計形式の何れかに従って作用する部
品を含んでもよく、そのような部品も以下で集合的また
は単独に“レンズ”と呼ぶかも知れない。更に、このリ
ソグラフィ装置は、二つ以上の基板テーブル(および/
または二つ以上のマスクテーブル)を有する型式でもよ
い。そのような“多段”装置では、追加のテーブルを並
列に使ってもよく、または準備工程を一つ以上のテーブ
ルで行い、一方他の一つ以上のテーブルを露出に使って
もよい。二段階リソグラフィ装置は、例えば、US5,
969,441およびWO98/40791に記載して
あり、それらを参考までにここに援用する。
【0007】リソグラフィ投影装置を使って結像できる
形態のサイズを低減するには、照明放射線の波長を減少
することが望ましい。従って、約200nm未満、例え
ば193nm、157nmまたは126nmの波長が企
図されている。また、50nm未満、例えば、13.5
nmの波長の超紫外線EUVも企図されている。適当な
UV放射線源には、水銀灯およびエキシマレーザがあ
る。企図するEUV源には、レーザ励起プラズマ源、放
電源、および貯蔵リングまたはシンクロトロンの電子ビ
ームの経路の周りに設けたアンジュレータまたはウィグ
ラがある。
【0008】EUV放射線の場合、この投影システム
は、一般的にミラーのアレイから成り、マスクは反射型
であろう;例えば、WO99/57596に議論してあ
る装置を参照し、それを参考までにここに援用する。
【0009】そのような低波長で作動する装置は、光波
長で作動するものより汚染物質粒子の存在にかなり敏感
である。炭化水素分子および水蒸気のような汚染物質粒
子は、外部源からこのシステムに持込まれるかも知れ
ず、またはそれらがこのリソグラフィ装置それ自体の中
で発生するかも知れない。例えば、これらの汚染物質粒
子には、例えばEUV放射線によって、基板から遊離し
たくずおよび副産物、またはこの装置で使うプラスチッ
ク、接着剤および潤滑剤の蒸発によってできた分子があ
るかも知れない。
【0010】これらの汚染物質は、このシステムの光学
要素に吸着する傾向があり、放射線ビームの伝達に損失
を生ずる。例えば、157nmの放射線を使うとき、各
光学面に汚染物質粒子の二、三以下の単層ができるだけ
で、約1%の伝達の損失が観察される。そのような伝達
の損失は、高くて容認しがたい。更に、そのようなシス
テムに対する投影ビーム強度についての均一性要件は、
一般的に0.2%未満である。光学要素の局所化した汚
染がこの要件を満たさなくすることがある。
【0011】光学要素をクリーニングするための以前の
方法には、例えば、クリーニング材料としてオゾンを使
うことがある。しかし、オゾンは、非常に不安定な材料
で、その生成後ほんの二、三時間で劣化する。もし、光
学面をクリーニングするためにオゾンを使うべきなら、
従ってそれを現場か、またはクリーニングの直前に作る
ことが必要である。しかし、オゾンそれ自体を作るとい
う余分な工程が非常に不便であり、より安定したクリー
ニング材料に依存する代替クリーニング方法が望まれ
る。
【0012】クリーニング目的でUV放射線と組合せて
より安定した分子酸素を使うことは、ブルームシュタイ
ン外が企図した(T.M.ブルームシュタイン、M.ロ
スチャイルド、V.リーベルマン、D.ハーディ、N.
N.レーモフ・ジュニアおよびS.T.パルマッチ、S
PIE(光学式マイクロリソグラフィXIII、Ed.
C.J.プログラ)、4000巻、1537−154
5)。ブルームシュタイン外によれば、酸素の実用レベ
ルは、157nm放射線の吸収のために10ないし10
00ppmの範囲に限定される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、一
つ以上の光学要素の効率的且つ効果的クリーニングをす
るリソグラフィ投影装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】これおよびその他の目的
は、この発明によれば、冒頭の段落で指定するリソグラ
フィ装置であって、更に上記装置の中のスペースにパー
ジガスを供給するためのガス供給源を含み、上記スペー
スがこの投影ビームと関係するように配置した光学要素
を含み、上記パージガスが分子酸素を1×10-4Paか
ら1Paの分圧で含む装置で達成される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明者は、リソグラフィ投影装
置で投影ビームが通過するスペースに供給するパージガ
スに比較的低分圧の安定な分子酸素を加えることによっ
て光学要素のクリーニングを実施できることを発見し
た。分子酸素それ自体はクリーニング剤として有効では
ないので、それをUV放射線と組合わせて使用する。こ
のUV放射線が酸素を分解して酸素ラジカルを作り、そ
れらが非常に有効なクリーニング剤である。パージガス
に上記低濃度のクリーニング剤を入れることによって、
酸素によるUV放射線の吸収による伝達損失が許容でき
るレベルでマスクパターンを目標部分上に投影しなが
ら、光学要素をクリーニングできる。
【0016】
【発明の効果】この発明によるクリーニング後、放射線
ビームの透過率または反射率が増大し、均一性も向上す
るかも知れない。従って、この発明は、リソグラフィ投
影装置で光学要素をクリーニングする非常に有効な方法
を提供する。それは、オゾンのような不安定な材料を使
用しない。何よりも、それは、光学要素(例えば、レン
ズ素子)を別のクリーニングユニットでクリーニングす
るためにリソグラフィ投影装置から取外すという非常に
時間の掛る作業を免れる。
【0017】この発明の更なる態様によれば、デバイス
製造方法で: − 少なくとも部分的に放射線感応性材料の層で覆わ
れた基板を用意する工程; − 波長が250nm以下の電磁放射線の投影ビーム
を用意する工程; − この投影ビームの断面にパターンを付けるために
パターニング手段を使う工程; − この放射線のパターン化したビームをこの放射線
感応性材料の層の目標部分上に投影する工程;および − この装置で使うための光学要素を、この投影ビー
ムと関係するように配置した上記光学要素を含むスペー
スを上記投影ビームで照射し、上記スペースに1×10
-4Paから1Paの全分圧で分子酸素を含むパージガス
を供給することによって、クリーニングする工程を含む
方法が提供される。
【0018】この本文では、ICの製造に於けるこの発
明による装置の使用を具体的に参照してもよいが、その
ような装置は、他の多くの可能な用途があることを明確
に理解すべきである。例えば、それを集積光学システ
ム、磁区メモリ用誘導検出パターン、液晶ディスプレイ
パネル、薄膜磁気ヘッド等の製造に使ってもよい。当業
者は、そのような代替用途の関係では、この本文で使う
“レチクル”、“ウエハ”または“ダイ”という用語の
どれも、それぞれ、より一般的な用語“マスク”、“基
板”および“目標部分”で置換えられると考えるべきで
あることが分るだろう。
【0019】本文書では、“放射線”および“ビーム”
という用語を紫外(UV)放射線(例えば、365、2
48、193、157または126nmの波長の)およ
び超紫外(EUVまたはXUV)放射線(例えば、1
2.5nmのような、5〜20nmの範囲の波長を有す
る)またはソフトX線、並びにイオンビームまたは電子
ビームのような、粒子ビームを含むあらゆる種類の電磁
放射線を包含するために使用する。
【0020】この発明およびそれに付随する利点を以下
に実施例および添付の概略図を参照して更に説明する。
これらの図で、類似の部品は、類似の参照記号によって
示す。
【0021】
【実施例】図1は、この発明の特別の実施例によるリソ
グラフィ投影装置を概略的に描く。この装置は: − UVまたはEUV放射線の投影ビームPBを供給
するための放射線システムLA、IL; − マスクMA(例えば、レチクル)を保持するため
の、およびこのマスクを部材PLに関して正確に位置決
めするために第1位置決め手段に結合された第1物体テ
ーブル(マスクテーブル)MT; − 基板W(例えば、レジストを塗被したシリコンウ
エハ)を保持するための、およびこの基板を部材PLに
関して正確に位置決めするために第2位置決め手段に結
合された第2物体テーブル(基板またはウエハテーブ
ル)WT; − マスクMAの被照射部分を基板テーブルWT上に
保持された基板Wの露出領域C上に結像するための、投
影システム(“レンズ”)PL(例えば、ミラーグルー
プ)を含む。 ここに描くように、この装置は、反射型である(即ち、
反射性のマスクを有する)。しかし、一般的に、それ
は、例えば、透過型でもよい。
【0022】この放射線システムは、UVまたはEUV
放射線のビームを作る線源LA(例えば、水銀灯、エキ
シマレーザ、レーザ励起プラズマ源、放電プラズマ源ま
たは貯蔵リング若しくはシンクロトロンの電子ビームの
経路の周りに設けたアンジュレータ若しくはウィグラ)
を含む。このビームは、放射線システムにも含まれる照
明システムILに含まれる種々の光学要素 − 例えば、
ビーム成形光学素子、積分器およびコンデンサ − を通
され、出来たビームPBがその断面に所望の形状および
強度を有する。
【0023】ビームPBは、次に、マスクテーブルMT
上に保持されたマスクMAと交差する。マスクMAによ
って選択的に反射されてから、ビームPBは、レンズP
Lを通過し、それがこのビームを基板Wの露出領域C上
に集束する。干渉計式変位測定手段IFを使って、基板
テーブルWTをこの第2位置決め手段によって、例え
ば、異なる露出領域CをビームPBの経路に配置するよ
うに、正確に動かすことができる。同様に、第1位置決
め手段を使ってマスクMAをビームPBの経路に関して
正確に配置することができる。一般的に、物体テーブル
MT、WTの移動は、図1にはっきりは示さないが、長
ストロークモジュール(粗位置決め)および短ストロー
クモジュール(微細位置決め)を使って実現する。しか
し、ウエハステッパの場合は(ステップアンドスキャン
装置と違って)、マスクテーブルMTは、マスク方向決
めおよび位置決めで微細調整をするために、短ストロー
ク位置決め装置にだけ結合してもよく、またはそれを単
純に固定してもよい。
【0024】図示する装置は、二つの異なるモードで使
うことができる: 1.ステップアンドリピート(ステップ)モードでは、
マスクテーブルMTを本質的に固定して保持し、全マス
ク像を露出領域C上に一度に(即ち、単一“フラッシ
ュ”で)投影する。次に基板テーブルWTをXおよび/
またはY方向に移動して異なる露出領域CをビームPB
で照射できるようにする; 2.ステップアンドスキャン(スキャン)モードでは、
与えられた露出領域Cを単一“フラッシュ”では露出し
ないことを除いて、本質的に同じシナリオを適用する。
その代りに、マスクテーブルMTが与えられた方向(所
謂“走査方向”、例えば、Y方向)に速度vで動き得
て、それで投影ビームPBがマスク像の上を走査させら
れ;同時に、基板テーブルWTが同じまたは反対方向に
速度V=Mvで動かされ、このMはレンズPLの倍率
(典型的には、M=1/4または1/5)である。この
様にして、比較的大きい露出領域Cを、解像度について
妥協する必要なく、露出できる。
【0025】本発明の実施例では、クリーニングすべき
光学要素が照明システム内の光学要素である。しかし、
本発明は、このシステムの任意の光学要素、例えばマス
クまたは投影システムに含まれる光学要素から汚染物質
を除去するために使ってもよい。本発明は、一つ以上の
光学要素に同時か別々に適用することができる。
【0026】図2は、この発明の特定の実施例である照
明システムの一部を更に詳しく示す。この照明システム
内にあり、且つ光学要素3を含むスペース2に、ガス体
または液体のパージガスが入った高圧容器でもよい、パ
ージガス供給源4からパージガスを供給する。分子酸素
を含むこのパージガスをスペース2に、弁を含んでもよ
い入口5を介して供給する。次に、今度は酸素を含むス
ペース2を、線源LAによって作ったUVまたはEUV
放射線で照射する。この実施例では、この照射工程を露
出と同時に実施する、即ち、投影ビームPBを使って酸
素を分解する。
【0027】波長が約250nm以下のUVまたはEU
V放射線で照射したとき、このスペース内の分子酸素
は、分解し、酸素ラジカルを生成する。これらの生成し
た酸素ラジカルは、高効率のクリーニング剤として作用
し、光学要素の表面から炭化水素およびその他の汚染物
質粒子を除去する。
【0028】本発明の一実施例では、クリーニングすべ
き光学要素を含むスペースを実質的不活性ガスで浄化す
る。この場合、分子酸素がパージガス中に少量存在す
る。このパージガスは、酸素と共に、リソグラフィ装置
で使うのに適したどんなガス成分を含んでもよい。典型
的パージガスは、分子酸素と共に、希ガス若しくは窒素
のような不活性ガスの一つまたは混合物を含む。最好適
不活性ガスは、アルゴン、ヘリウムおよび窒素、例えば
超高純度窒素である。
【0029】この発明の最好適パージガス組成は、一つ
以上の不活性ガスおよび酸素だけから成る。従って、こ
のガスから他の汚染物質を除去するのが好ましい。典型
的には、清浄器を使ってこのパージガスから炭化水素を
除去する。本発明で、殆どの炭化水素は除去するが酸素
の存在に影響しない清浄器を使うことが可能である。
【0030】パージガスの中にある分子酸素の全量は、
典型的には容量で約1ppbから約10ppmである。
大気圧環境で、これらの量は、それぞれ、分圧1×10
-4Paおよび1Paに等しい。もし、酸素の量が容量で
約1ppb未満であれば、光学要素から除去する汚染物
質の量は、それ自体好ましくはないがクリーニングを数
時間に亘って実施するのでなければ、不十分かも知れな
い。更に、約1ppb以下の濃度は、検出が非常に困難
である。
【0031】その代り、もし酸素濃度が容量で約10p
pm以上であれば、分子酸素による投影ビームの吸収
は、一般的に非常に高く、伝達が許容レベル以下に低下
する。この投影ビームの吸収による伝達損失のレベル
は、クリーニングすべき光学システムの光路長に依る。
例えば、ビーム投射システムは、一般的に光路長が照明
システムより遥かに長く、それで分子酸素の濃度が同じ
だとすれば、ビーム投射システムでのUV吸収による1
0%の伝達減少は、照明システムでのたった1%ぐらい
の減少に等しいかも知れない。従って、1ppmぐらい
の濃度が照明システムでは許容できるかも知れないが、
光路長の長いシステムでは300または400ppbの
ような低濃度が必要かも知れない。
【0032】本発明の第1実施例の変形では、クリーニ
ングすべき光学要素を含むスペースが真空になってい
る。この実施例では、含酸素種または酸素の混合物がパ
ージガスの実質的に唯一の成分であるのが好ましい。こ
のパージガスをこのスペースに低分圧で導入する。この
スペース内の分子酸素の圧力は、汚染物質を光学要素か
ら妥当な時間内に効果的にクリーニングできるに十分高
いが、投影ビームの伝達が許容レベル以下に減少しない
ように十分低くなければならない。典型的には、存在す
る酸素の全分圧が約1×10-4Paから約1Paであ
る。もし、この圧力が約1×10-4Pa以下であれば、
十分な量の汚染物質を除去するためにはクリーニングを
数時間に亘って行わねばならない。逆に、もし圧力が約
1Pa以上であれば、分子酸素による(E)UV放射線
の吸収が高く、伝達に許容できない損失を生ずる。上記
のように、使用する酸素の最大許容量は、クリーニング
すべきシステムの光路長によって変るかも知れない。
【0033】もし望むなら、汚染の程度をセンサ6を使
って監視してもよい。センサ6は、クリーニングすべき
光学要素による(E)UV放射線の反射率または透過率
を測定することによって作用する。図2に示すように、
この光学要素は、反射型でもよく、従って、このセンサ
は(E)UV放射線の反射率を測定するだろう。しか
し、もしこの光学要素が透過型であれば、このセンサ
は、それがこの光学要素を通る透過率の程度を測定する
ように配置されるだろう。
【0034】(E)UV放射線の吸収程度を使って、汚
染物質による光学要素の被覆程度を示すことができる。
この実施例では、このシステムから一般的に、濃度が知
られ且つ一定に保つのが好ましい分子酸素を除いて、全
ての(E)UV吸収作用物質を一掃する。従って、酸素
の存在に帰することができるものを除いて、観察される
あらゆる(E)UV吸収は、汚染物質の存在による。こ
の様にして、センサを使って光学システムの汚染レベ
ル、および汚染レベルの変化を監視できる。
【0035】このセンサをクリーニングの前および/ま
たは後に使って、問題の光学要素が露出を行うために十
分清浄かどうか、または更なるクリーニングが必要かど
うかを示してもよい。光学要素がクリーニングを必要と
するときを決められるように、この検出過程を定期的に
使うことが望ましかろう。センサをこのクリーニング過
程中にも使ってよい。クリーニングを上記のように行
い、放射線照射を行いながら、上記放射線の吸収をセン
サ6を使って監視する。このセンサが、吸収レベルが十
分なレベル以下に低下し、従ってこの光学要素の汚染レ
ベルが許容できることを示すとき、このクリーニング過
程を停止してもよい。
【0036】図3は、この発明の第3実施例を示し、そ
れは以下に説明することを除いて第2実施例と同じであ
る。この実施例では、更なるUVまたはEUV放射線源
7を備える。線源7は、250nm以下の波長の放射線
を出す。そのような放射線の適当な線源は、上に線源L
Aを参照して説明したものと同じである。
【0037】この実施例では、光学要素3を、EUV放
射線のパターン化したビームを同時に投影しながら、2
50nmより短い波長のUEVかUVの放射線で照射す
る。分子酸素をEUV放射線より十分に選択的に分離で
きるUV放射線を使うのが好ましい。例えば、酸素の場
合、波長約157nmのUV放射線を使うのが好まし
い。この様にして、中の酸素濃度が比較的低いパージガ
スを使って、クリーニング剤によるEUV放射線の吸収
が比較的低いことを保証できる。それで、ウエハを露出
しながら、許容可能な伝達損失で、光学要素3を清浄化
できる。
【0038】更に、スペース2の中にある光学要素3を
線源7から供給するUVまたはEUV放射線を使って、
投影ビームPBによる露出の前か後に照射することを意
図する。照射を露出の前に行うのが好ましく、それによ
って清浄化した光学要素をもたらし、それが露出中の伝
達および均一性レベルを改善する。この実施例では、線
源7がもたらす放射線を光学要素3に向けてあるように
描く。しかし、この放射線を直接光学要素にではなく、
例えばこの光学要素を横切って導くことも可能である。
もし望むなら、センサ6を使って上に説明したように汚
染レベルを監視してもよい。
【0039】上に説明した実施例では、マスクまたはレ
チクルを説明し、それがペリクルも含んでよい。このマ
スクとペリクルの間のスペースに、上記スペースから上
に説明したクリーニング過程に従って汚染物質を除去す
るために、分子酸素を含むパージガスを供給できる。
【0040】この発明の特定の実施例を上に説明した
が、この発明を説明したのと別の方法で実施してもよい
ことが分るだろう。この説明は、この発明を制限するこ
とを意図しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例によるリソグラフィ投影装置
を描く。
【図2】この発明の実施例による照明システムの一部を
描く。
【図3】この発明の更なる実施例による照明システムの
一部を描く。
【符号の説明】
C 目標部分 IL 照明システム LA 放射線源 MA マスク MT 支持構造体 PB 投影ビーム PL 投影システム W 基板 WT 基板テーブル 2 スペース 3 光学要素 4 ガス供給源 7 放射線供給源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス メイリング 追って補充致します。 (72)発明者 ノルベルトス ベネディクタス コスター 追って補充致します。 Fターム(参考) 2H087 KA21 NA04 TA01 TA03 2H097 BA02 BA04 CA13 CA15 LA10 5F046 AA22 AA28 BA03 CA07 DA11 DA27 DA30 DB03 DB14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リソグラフィ投影装置で:波長250n
    m以下の電磁放射線の投影ビーム(PB)を供給するた
    めの放射線システム(LA、IL);所望のパターンに
    従ってこの投影ビーム(PB)をパターン化するのに役
    立つパターニング手段(MA)を支持するための支持構
    造体(MT);基板(W)を保持するための基板テーブ
    ル(WT);およびこのパターン化したビームをこの基
    板(W)の目標部分(C)上に投影するための投影シス
    テム(PL);および上記装置の中のスペース(2)に
    パージガスを供給するためのガス供給源(4)を含み、
    上記スペース(2)がこの投影ビーム(PB)と関係す
    るように配置した光学要素(3)を含む投影装置に於い
    て、上記パージガスが分子酸素を1×10-4Paから1
    Paまでの分圧で含む装置。
  2. 【請求項2】 請求項1による装置に於いて、上記パー
    ジガスが更に不活性ガス、好ましくはヘリウム、アルゴ
    ン、窒素またはそれらの混合物を含み、上記パージガス
    中にある分子酸素の全量が容量で約1ppbから約10
    ppmまである装置。
  3. 【請求項3】 請求項1による装置に於いて、上記スペ
    ース(2)が実質的に真空になっている装置。
  4. 【請求項4】 請求項1による装置に於いて、上記装置
    が更に、波長250nm以下の電磁放射線の更なる供給
    源(7)で、そのような放射線を上記光学要素(3)上
    に供給するように配置してある供給源を含む装置。
  5. 【請求項5】 デバイス製造方法で:少なくとも部分的
    に放射線感応性材料の層で覆われた基板(W)を用意す
    る工程;波長が250nm以下の電磁放射線の投影ビー
    ム(PB)を用意する工程;この投影ビーム(PB)の
    横断面にパターンを付けるためにパターニング手段(M
    A)を使う工程;この放射線のパターン化したビームを
    この放射線感応性材料の層の目標部分(C)上に投影す
    る工程;およびこの装置で使うための光学要素(3)
    を、この投影ビームと関係するように配置した上記光学
    要素(3)を含むスペース(2)を上記投影ビーム(P
    B)で照射し、更に上記スペース(2)に1×10-4
    aから1Paまでの全分圧の分子酸素を含むパージガス
    を供給することによって、クリーニングする工程を含む
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項5による方法に於いて、このパー
    ジガスが更に不活性ガス、好ましくはヘリウム、アルゴ
    ン、窒素またはそれらの混合物を含み、上記パージガス
    中にある分子酸素の全量が容量で約1ppbから約10
    ppmまでである方法。
  7. 【請求項7】 請求項5による方法に於いて、上記スペ
    ース(2)が実質的に真空になっている方法。
  8. 【請求項8】 請求項5による方法であって、更に:波
    長250nm以下の電磁放射線の更なるビームを供給す
    る工程、および上記放射線のパターン化したビームを上
    記目標部分(C)上に投影しながら、上記光学要素
    (3)を上記電磁放射線の更なるビームで照射する工程
    を含む方法。
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