JP2003233556A - コミュニケーション方法、これを用いたコミュニケーションシステム、コミュニケーションシステム用のプログラム及びコミュニケーションシステム用のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
コミュニケーション方法、これを用いたコミュニケーションシステム、コミュニケーションシステム用のプログラム及びコミュニケーションシステム用のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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Abstract
ュニケーション経過や内容をより理解しやすくし、また
ネットワーク上のコミュニティにおけるコミュニケーシ
ョンをより円滑に進めるためのコミュニケーション方法
またはコミュニケーションシステムを提供する。 【解決手段】 コミュニケーションにおける情報単位を
多層構造にし、一つの情報単位または複数の情報単位の
組み合わせにより、コミュニケーションの経過や内容の
表示、集計、コミュニケーションの目的や段階に応じた
コミュニケーション機能の提供を行う。
Description
けるコミュニケーション方法、これを用いたコミュニケ
ーションシステム、コミュニケーションシステム用のプ
ログラム及びコミュニケーションシステム用のプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関
するものである。
C・モバイル端末の普及が進む中、ネットワーク上のコ
ミュニケーションシステムを利用する人が増えてきてい
る。既存のコミュニケーションシステムとしては、メー
ル、メーリングリスト、掲示板、チャット、電子会議シ
ステムなどがあり、このようなシステムの活用によりネ
ットワークを媒体とした多様なコミュニティが生まれ、
様々な活動の源になっている。このような動きの中、ネ
ットワーク上のコミュニティへの参加やコミュニケーシ
ョンの阻害要因を解消する技術が重要になってきてい
る。ネットワーク上のコミュニティにおけるコミュニケ
ーションへの参加を阻害する要因としては、(1)発言
の量が多すぎ、メッセージそのものを読みこなすことが
困難である、(2)会話の流れ(複数の話題の道筋)が
複雑で追い難いといった点が挙げられている(池田謙一
「ネットワーキング・コミュニティ」1997東京大
学出版会)。この解決法としては、例えば特開平9−2
31040号公報(以下、公知例1とも称す)の電子掲
示板システム及びその議論管理方法がある。これは発言
に賛成、反対、補足、代案などの属性を発言者が選択し
て付与し、記事の引用関係を階層表示することで、電子
メールによる議論の経緯を容易にするものである。
分析を行うという観点ではKJ法が知られており、KJ
法をベースとした発想支援ツールが実現されている。こ
のカードとその土台となるボードというメタファを用い
てコミュニケーションを支援するシステムとして検討し
たのが弊社で研究した蓄積型コミュニケーションシステ
ム(P156〜P157 日本認知科学学会第18回大
会論文集)(以下、公知例2とも称す)である。これは
情報の編集、共有、蓄積の土台となるボードと1つの情
報を表すカードを用いるもので、コミュニティの参加者
は発言したい情報をカードに記述し、ネットワークを介
してそのカードをボード上の任意の位置に貼り付けるこ
とができるものである。
テーマと投稿記事との関連や投稿記事間の関連は明示で
きるが、複数のテーマと投稿記事との関連や複数の投稿
記事間のn対nの関連性やその経過は明示しにくい。一
方、公知例2では、コミュニケーションの前提情報を示
すボード、カード、カード間及びカード・ボード間の関
連を示すリンク線を用いることで公知例1の課題は解決
できるが、ボード上の複雑なカード間及びカード・ボー
ド間の関連全体を表示するだけでは利用者がコミュニケ
ーション状況を容易に理解することは難しいし、関心の
あるコメント内容を探して読みこむことも容易ではな
い。また公知例2では、カードごとの蓄積が可能なの
で、コミュニケーションの内容の整理・分析が容易とな
るが、ボード背景の情報は蓄積する情報の対象にしてい
ないためコミュニケーション内容の整理・分析に必要な
情報を十分に活用できているとはいえない。ネットワー
ク上の任意のコミュニティにおけるコミュニケーション
では、多様なメンバーが随時コミュニケーションに参加
するので、コミュニケーション内容や経過をより理解し
やすいように表示することが大きな課題だといえる。ま
た、公知例1、2ではともに、コミュニケーションを支
援する機能はコミュニケーションのプロセスに関係なく
終始一定である。しかし、例えばコミュニケーションの
最初の段階ではなるべく自由な発言をしやすくする機能
が求められるが、コミュニケーションが進んだ段階では
議論の集約を支援する機能が求められるように、コミュ
ニケーションの経過に応じて求められる機能は異なる。
公知例1、2ではコミュニケーションの目的や経過に応
じて段階的にコミュニケーションを支援する機能を提供
することはできないといえ、コミュニケーションをうま
く進められるかどうは管理者側の運用次第となる。ネッ
トワーク上のコミュニティにおけるコミュニケーション
の場の運用は負荷が大きいので、コミュニケーションが
より円滑に進むような機能を提供して、コミュニケーシ
ョンの場の管理者をサポートすることも重要な課題だと
いえる。
ションの経過や内容を理解しやすいように情報を表示、
集計し、ネットワーク上のコミュニティにおけるコミュ
ニケーションをより円滑に進めるための機能を提供する
コミュニケーション方法及びコミュニケーションシステ
ムを実現することを主たる目的とする。
クを介してコミュニケーションの前提情報やコミュニケ
ーションの土台となる情報単位を受発信、生成、表示、
蓄積する手段と、コミュニケーションの内容となる情報
単位を受発信、生成、表示、蓄積する手段を備えたコミ
ュニケーションシステムにおけるコミュニケーション方
法であって、利用者端末からコミュニケーションの経過
や内容の表示を指示された際に、あるいはコミュニケー
ションの内容の集計を指示された際に、あるいはコミュ
ニケーションの場の管理者端末からコミュニケーション
の目的や段階に応じたコミュニケーション機能の提供を
指示された際に、前記情報単位の一つあるいは前記情報
単位の組み合わせにより前記指示に対応した処置をする
コミュニケーション方法により、前記課題を解決する。
ここで、コミュニケーションの内容となる情報単位の例
としては、カードがあり、コミュニケーションの前提情
報やコミュニケーションの土台となる情報単位の例とし
てはボードがある。
ドの識別子及び図4に示すようなカードとの関係などの
ボードの機能を特定する属性情報を備えている。また、
コミュニケーションの目的や段階に応じたコミュニケー
ション機能を提供するために、目的や段階に対応したテ
ンプレートを備え、管理者が選択することによりテンプ
レートを利用できるようにする。さらに、本発明では、
コミュニケーションシステムにかかるプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、およびプロ
グラムについても特徴を備える。
施形態を説明する。なお、これにより本発明が限定され
るものではない。本実施形態では、コミュニケーション
における情報単位をボードとカードという2層構造とす
るWeb上のコミュニケーションシステムを用いて説明
する。ここで、ボードとはコミュニケーションの前提と
なる情報を表示し、カードを貼付する土台となる情報単
位であり、カードとはコミュニケーションにおけるコメ
ント内容や発言者情報を表示する情報単位である。な
お、本実施形態では2層構造の例を説明するが、ボード
とカードとカードに貼付する付箋というように3層以上
の構造にしてもよい。また、本実施形態では、カードは
四角い形状でテキストを表示する情報単位であるが、カ
ードの形状はアイコンやマークなど、視認性を備えたも
のであればよく、表示内容も画像や動画、音声などマル
チメディアデータ全般を対象とする。またインターネッ
トやイントラネットに限定するものではない。
システムの概略構成を示したものである。本実施形態の
コミュニケーションシステムは、コミュニケーションシ
ステムを管理するコミュニティ管理者100と、コミュ
ニケーションシステムを利用する利用者1101〜11
0n(以下、単に利用者110とも称する)と、任意の
コミュニティにおけるコミュニケーションの場となるコ
ミュニケーションシステムのボードを管理するボード管
理者1201〜120n(以下、単にボード管理者12
0とも称する)とが利用するシステムである。なお、こ
こでコミュニティとは特定の目的や条件にもとづいて集
まる個人あるいは組織の集合を称し、例えば、地域コミ
ュニティとは、自治体職員、住民、地元事業者、学生、
NPOなどのある地域に属するメンバーの集合を指す。
バ101と、利用者端末1111〜111n(以下、単
に利用者端末111とも称する)と、ボード管理者端末
1211〜121n(以下、単にボード管理者端末12
1ともいう)とが、インターネットやイントラネットな
どの通信網130を介して、互いに接続されて構成され
ている。なお、コミュニティ管理者100とは異なるコ
ミュニケーションシステム提供者がコミュニケーション
システム管理サーバを用いてコミュニティ管理者100
にコミュニケーションシステムを提供してもよい。ま
た、通信網130を介さずに、無線を用いてもよい。
ニティ管理者100が管理する、コミュニケーションの
運用や管理を行うサーバである。コミュニティ管理サー
バ101は、利用者110からの要求に応じてカードま
たはボードの編集や表示を行い、またカードデータ、ボ
ードデータ、ユーザーデータの管理を行う。利用者端末
111は利用者110が利用する端末である。利用者1
10は利用者端末111を用いて、コミュニケーション
の利用者登録、参照、ログイン、カード編集などの要求
をコミュニティ管理サーバ101に送信する。図1の画
面例112は利用者端末111を用いて利用者110が
本実施形態のコミュニケーションシステムを利用する際
の画面イメージ例である。ここでは左のフレームにメニ
ューを表示し、右の画面にボードとカードを表示してい
るが、全画面にボードとカードを表示してメニューは画
面上部に表示してもよいし、別画面にメニューを表示し
てもよい。またここではメニューにボード一覧を表示
し、ボード一欄から各ボードにアクセスする場合を示し
ているが、一般のHTML画面から直接関連するボード
にアクセスできるようにしてもよい。
20が利用する端末である。ボード管理者120はボー
ド管理者端末121を用いて、ボードの登録やボード管
理情報の更新や削除などの要求をコミュニティ管理サー
バ101に送信する。なお、ボード管理者120が利用
者110を兼ねてもよいし、コミュニティ管理者100
を兼ねてもよい。
サーバ101におけるコミュニケーションシステムのブ
ロック構成を示したものである。
1やボード管理者端末121からの要求を受信したり、
要求に応じた処理内容を利用者端末111やボード管理
者端末121に送信したり、利用者110のログイン時
のセッション管理を行うものである。
送受信部200から送られた利用者端末111やボード
管理者端末121からの要求に応じて適切な処理部に処
理を依頼することにより、コミュニケーションシステム
全体の流れを制御する。
スワードなどのユーザー情報を格納するユーザーデータ
ベース212を管理し、利用者端末111から利用者登
録要求があった際はユーザー情報を作成してユーザーデ
ータベース212に登録し、ユーザー情報の更新や削除
の要求があった際はユーザーIDとパスワードを認証
し、正しければユーザーデータベース212の更新を行
う。また、利用者端末111からログイン要求があった
際はユーザーIDとパスワードを認証し、正しい場合は
ログインOKのメッセージとユーザーIDを、正しくな
い場合はエラーメッセージをコミュニケーション制御部
210に渡す。
タとしてボードID、ボードタイトル、ボード管理者I
Dなどを格納するボードデータベース214を管理し、
利用者端末111からボード一覧表示要求があった際は
ボードデータベース214によりボードタイトル一覧を
生成し、コミュニケーション制御部210に渡す。また
利用者端末111から個別のボードの参照要求があった
際は、ボードデータベース214により生成したボード
画面をコミュニケーション制御部210に渡す。ここで
特定の利用者のみ参照できるボードの参照要求があった
際は、あらかじめ特定の利用者にのみに知らされている
パスワードの入力を要求するメッセージをコミュニケー
ション制御部210に渡し、利用者端末111からパス
ワードが送信されたらボードデータベース214のデー
タと照合し、正しい場合はボードデータベース214に
より生成したボード画面を、正しくない場合はエラーメ
ッセージをコミュニケーション制御部210に渡す。な
お認証の際はメンバーIDを用いてもよい。また、ボー
ド管理者端末121からボードデータの更新や削除の要
求があった際は、ボードデータベース214によりログ
インされたユーザーIDと管理者IDを照合し、正しい
場合はボードデータ管理画面を、正しくない場合はエラ
ーメッセージをコミュニケーション制御部210に渡
す。
ドID、カードが貼付されているボードID、ユーザー
IDなどを格納するカードデータベース216を管理
し、利用者端末111からコメント表示の要求があった
際は、ボードデータベース214により生成したボード
上にカードデータベース216によりカードを表示した
画面を、コミュニケーション制御部210に渡す。また
利用者端末111からコメント内容表示の要求があった
際は、カードデータベース216により生成したコメン
ト内容表示画面をコミュニケーション制御部210に渡
す。また利用者端末111からカード追加の要求があっ
た際は、ログインしているかどうかを確認し、ログイン
がまだである場合はログイン画面を、ログイン済みの場
合はコメント入力画面をコミュニケーション制御部21
0に渡す。また、カード削除、リンク追加、リンク削
除、カード位置変更などの要求があった際は、ログイン
しているかどうかを確認し、ログインがまだである場合
はログイン画面をコミュニケーション制御部210に渡
し、ログイン済みの場合はログインしたユーザーIDと
カードのユーザーIDを照合し、正しければ各処理に進
み、正しくない場合はエラーメッセージをコミュニケー
ション制御部210に渡す。
ド情報やボード情報の集計結果情報を格納する集計デー
タベース218を管理し、コミュニティ管理者100や
ボード管理者120の集計要求があった際は、管理者I
Dを照合し、正しい場合は集計画面を、正しくない場合
はエラーメッセージをコミュニケーション制御部210
に渡す。
ュニケーションの目的や段階に応じたボード背景とカー
ド機能のセットであるテンプレートデータを格納するテ
ンプレートデータベース220を管理し、ボード管理者
端末121からテンプレートメニューの要求があった際
はテンプレートデータベース220よりテンプレートメ
ニューをコミュニケーション制御部210に渡し、テン
プレート利用要求があった際はテンプレートデータベー
ス220より生成したボード画面をコミュニケーション
制御部210に渡す。なお、上記のような処理をWeb
ブラウザ上で実現するための実装技術としてJava
(R)技術がある。「JAVA PRESS VoL.
14」(P38〜P43 技術評論社 2000年10
月発行)によれば、サーバサイドJAVA(R)として
はサーブレッド、JSPなどがあり、これらを組み合わ
せることで、様々なWebページを動的に生成すること
ができる。また、Web画面上でのイベント制御やプル
ダウンメニュー表示などはJAVA(R)アプレットに
よる実装が一般的である。ユーザーデータベース21
2、ボードデータベース214、カードデータベース2
16、集計データベース218、テンプレートデータベ
ース220は、それぞれのデータを記録する手段である
が、データをファイルやフォルダといった形式で記録す
る手段であってもよい。
タベース212に格納されるユーザーデータの構成の一
例を示す図である。ユーザーデータ300は、タグ形式
でユーザー管理と発言者情報表示に必要なデータを記述
したデータである。ユーザーIDタグではさまれた情報
はユーザーID301を表し、パスワードタグではさま
れた情報はパスワード302を表す。ユーザーID30
1とパスワード302はログイン時に入力するデータで
あり、カード削除、リンク追加、リンク削除、カード位
置変更などの要求時に発言者本人かどうかの認証を行う
ために必要である。また、カードの発言者についての情
報はカード内容を理解するのに役立つといえるが、発言
者情報の公開については発言者本人の同意が必要であ
る。この発言者情報の一例が発言者情報303であり、
例えば氏名、ニックネーム、住所、メールアドレス、及
び自己紹介などの一口コメントを発言者情報として利用
者110が登録する際に、発言者情報303をカード内
容と併せて公開表示するか、しないかも選択するように
する。発言者情報303で示したように、一口コメン
ト、氏名、ニックネーム、メールアドレスの公開タグで
はさまれた情報は公開是非情報を表し、trueは公開
する、falseは公開しないという選択を示す。な
お、本実施形態では、ニックネームを公開するというル
ールを設けた場合を示しており、公開する方の名前をカ
ードで表示するデータとして、後述の図5のようにカー
ドデータとして格納する。
ベース214に格納されるボードデータ400の構成の
一例を示す図である。ボードデータ400は、タグ形式
でボード管理とボード表示に必要なデータを記述したデ
ータで、ボード管理者120がボードを開設する際に登
録する。ボードIDタグではさまれた情報はボードID
401を表し、後述の図5で示すようにカードの貼付先
ボードを特定する情報である。ボードタイトルタグでは
さまれた情報はボードタイトル402、ボードコメント
タグではさまれた情報はボード管理者120によるボー
ド紹介文などのボードコメント404を表し、ボード一
覧画面で用いる。管理者IDタグではさまれた情報は管
理者ID403を表し、ボードデータの更新や削除の際
の認証に用いる。ボード画像ファイル名タグで挟まれた
情報は、ボード背景となるボード画像ファイル405を
表し、例えばJPEGファイルなどである。ボード領域
における画像の位置、ボードサイズ縦、ボードサイズ横
などのタグではさまれた情報は画像サイズ情報406で
ある。なお、ボード管理者120はボードを特定の利用
者110にのみ公開したい場合は、ステータス407を
設定する。ステータス407で示すように、ステータス
タグではさまれた情報は公開是非情報を表し、1は公開
する、2は特定の利用者110のみに公開するという選
択を示す。またカード種別情報408はボードで用いる
カードの設定に用い、カードで表示する文字のサイズや
フォントの情報などである。カードタイプタグではさま
れた情報はカードタイプ409を表し、そのボードで用
いるカードの種類を設定する。例えば、イメージ412
はカードに画像を添付できる機能、投票413はコメン
ト全文表示領域910に賛成、反対、分からないなどの
投票ボタンを追加できる機能、ジャンル414はカード
のジャンルを表示できる機能、カラー415はカードの
色を選択できる機能などである。またボード画像情報4
10はカードやボードの集計をする際に用いる情報で、
ボード画像の構造情報を表している。また、ボードタイ
プタグではさまれた情報はボードタイプ411を表し、
ボードの種類を設定する際に用いる。例えば、ボード背
景に画像を表示し、そのボード背景上でコミュニケーシ
ョンができるボードをcommunityboard、
ボード上のカードを時系列順に表示することができるボ
ードをcommunitycalendarといった設
定でボードタイプを選択する。
ベース216に格納されるカードデータ500の構成の
一例を示す図である。カードデータ500は、タグ形式
でカード編集・表示・管理に必要なデータを記述したデ
ータである。カードIDタグではさまれた情報はカード
ID501であり、カードを特定する情報である。ボー
ドIDタグではさまれた情報はボードID502であ
り、ボードデータ400のボードID401と対応して
カードの貼付先ボードを特定する。コメント内容タグで
はさまれた情報はコメント内容503であり、コメント
内容503の全文はコメント全文表示画面で表示する。
カード位置情報504は、カード位置X座標タグとカー
ド位置Y座標タグを用いて、ボード上におけるカード位
置を示す。ユーザーIDタグではさまれた情報はユーザ
ーID505で、ユーザーデータ300のユーザーID
301と対応してカードの発行者を特定する。リンク情
報506は、リンクカードIDではさまれた情報でリン
ク先のカードIDを示す。リンク線が複数ある場合はリ
ンクIDタグも複数設定される。リンク背景位置タグで
はさまれる情報はリンク背景位置情報507である。本
実施形態ではボード背景画像にリンク線を貼っていない
カードの例なのでリンク背景位置情報507を表示して
いないが、ボード背景画像にリンク線を貼っている場合
のリンク背景位置情報507はXY座標などでリンク先
である背景画像の位置を特定する。イメージタグではさ
まれている情報はイメージ情報508である。本実施形
態では画像を添付していない例なのでイメージ画像50
8を表示していない。図4のイメージ412で画像添付
が選択されていて、カードに画像を添付している場合は
イメージ情報508は画像ファイル名などで添付ファイ
ルを特定する。投票タグではさまれた情報は投票情報5
09である。この実施形態では個人IDでログインした
場合とゲストでログインした場合のどちらも投票できる
場合を挙げている。投票情報509は賛成、反対、分か
らないの各票数を個人IDでログインした場合はID
で、ゲストでログインした場合は票数で表示している。
ジャンルタグではさまれた情報はジャンル情報510で
ある。ジャンル情報510はジャンル414で設定され
たジャンルから選択されたジャンル名を特定する。カラ
ータグではさまれた情報はカラー情報511である。カ
ラー415で設定されたカラーから選択されたカラー名
を特定する。
ョン経過を表示する画面の一例である。カード間、カー
ドとボード間の関連をボード上で全体表示するだけでは
分かりにくいが、その解決策の一つであるカードの貼付
履歴表示の画面遷移例を示したのが図6である。履歴表
示画面601において、履歴表示アイコン602の右向
きアイコンをクリックすると、履歴表示画面603を表
示する。以降履歴表示アイコン602の右向きのアイコ
ンをクリックし続けると、貼付されているカードを全て
表示した状態の履歴表示画面604まで順次画面が遷移
する。また履歴表示アイコン602の左向きアイコンを
クリックすると履歴表示画面604から履歴表示画面6
01まで画面が遷移する。カード同士を連結するリンク
線は、コミュニケーションの進行を一目で判断できるよ
う先端の矢印はカードを貼付した利用者110がその貼
付したカードと関連があると考える既存のカードに向い
ている。このため、利用者110はカードとリンク線の
貼付順をたどりながら、複雑なコミュニケーション状況
を整理できるので、例えばリンク線が集まっているカー
ドなどコミュニケーションの中心となっているカードを
探しやすいといえる。なお、履歴の画面遷移を操作する
履歴表示アイコン602は、図6のように常時表示して
もよいし、履歴表示画面601〜604などで背景をク
リックすると履歴表示メニューを表示するようにしても
よい。図6には示していないが、履歴表示画面601の
状態で履歴表示アイコン602の左向きアイコンをクリ
ックするとカードが全く表示されていない履歴表示画面
に移る。この状態の履歴表示画面は、ボードという単独
の情報単位のみを表示した状態となる。
ードを中心としたコミュニケーション状況を参照する場
合の情報参照フローの一例を示す図である。利用者端末
111は、利用者110により選択されたカードを認識
し(ステップS701)、認識したカード上にカードメ
ニューを表示する(ステップS702)。なお、カード
メニューの画面イメージの一例は後述の図8で示す。利
用者端末111が、利用者110により選択された情報
参照メニュー項目をコミュニティ管理サーバ101に送
信すると(ステップS703、ステップS704)、コ
ミュニティ管理サーバ101では、カード編集・表示・
管理部215がカードデータベース216によりカード
リンクとコメント全文の表示画面を生成し(ステップS
705)、そのデータをコミュニケーション制御部21
0に渡すと、データ送受信部200が利用者端末111
に送信する(ステップS706)。利用者端末111は
カードリンクとコメント全文の表示画面を受信し、表示
する(ステップS707)。なお、カードリンクとコメ
ント全文の表示画面の一例は後述の図9で示す。また、
利用者端末111が利用者110によりカードリンクの
中で選択されたコメントをコミュニティ管理サーバ10
1に送信する(ステップS708、ステップS70
9)。コミュニティ管理サーバ101ではカード編集・
表示・管理部215がカードデータベース216により
選択されたコメントの全文を表示し(ステップS71
0)、そのデータをコミュニケーション制御部210に
渡すと、データ送受信部200が利用者端末111に送
信し(ステップS711)、利用者端末111が図9の
コメント全文表示領域910に選択されたコメントの全
文を表示する。
ー画面の一例である。カードメニュー画面800は利用
者110がカードをクリックすると表示される。「コメ
ント内容を見る」801は情報参照メニュー項目の一例
で、利用者110がこの項目を選択すると、情報参照メ
ニュー項目が選択されたことが利用者端末111からコ
ミュニティ管理サーバ101に送信され、カード編集・
表示・管理部215がカードデータベース216よりカ
ードリンクとコメント全文の表示画面を生成し、そのデ
ータをコミュニケーション制御部210に渡すと、デー
タ送受信部200が利用者端末111に送信する。図8
において、「コメントの追加」は情報追加メニュー項目
802の一例である。ボード上にカードを追加する情報
追加フローは後述の図11で示す。「コメント削除」は
情報削除メニュー項目803の一例である。利用者11
0がこの項目を選択すると、情報削除メニュー項目80
3が選択されたことが利用者端末111からコミュニテ
ィ管理サーバ101に送信され、利用者110がログイ
ン済みの場合はユーザー管理部211が当該カードのユ
ーザーID505(図5参照)とデータ送受信部200
で管理するログイン時のセッション情報内のユーザーI
Dとを照合し、合致する場合は当該カードを削除し、合
致しない場合は「このコメントへのアクセス権限はあり
ません」などのエラー表示をする。また、利用者110
がログインしていない場合もエラー表示をする。なお、
利用者110が情報削除メニュー項目803を選択した
際に、「このカードを削除してよろしいですか」などの
確認メッセージを出してもよい。「リンク線の追加」は
リンク線追加メニュー項目805の一例である。利用者
110がこの項目を選択すると、当該カードをリンク元
とするリンク線をボード上に表示する。利用者110が
ログインしカードのリンク先を選択すると、利用者11
0のユーザーIDと選択されたリンク先の位置情報とが
利用者端末111からコミュニティ管理サーバ101に
送信され、ユーザー管理部211が当該カードのユーザ
ーID505とデータ送受信部200で管理するログイ
ン時のセッション情報内のユーザーIDとを照合する。
照合の結果、合致する場合は、カード編集・表示・管理
部215がリンク先がカードである場合は、リンク情報
506を、リンク先がボード背景情報である場合はリン
ク背景位置情報507をカードデータベース216のカ
ードファイル500またはカードデータベース216の
新しいカードファイル500として追加し、追加された
リンク線をボード上に表示する(図5参照)。また、利
用者110がログインしていない場合または当該カード
のユーザーID505とユーザーデータベース212内
にある利用者110のユーザーID301とが合致しな
い場合は「このコメントへのアクセス権限はありませ
ん」などのエラー表示をする。「リンク線の削除」はリ
ンク線削除メニュー項目805の一例である。利用者1
10がこの項目を選択し、削除したいリンク線のリンク
先を選択すると、リンク線削除メニュー項目805が選
択されたことと当該リンク線のリンク先情報とが利用者
端末111からコミュニティ管理サーバ101に送信さ
れ、利用者110がログイン済みの場合はユーザー管理
部211が当該カードのユーザーID505とデータ送
受信部200で管理するログイン時のセッション情報内
のユーザーIDとを照合し、合致する場合は当該リンク
線を削除する。合致しない場合や利用者110がログイ
ンしていない場合は「このコメントへのアクセス権限は
ありません」などのエラー表示をする。「位置の変更」
はカード位置選択メニュー項目806の一例である。利
用者110がこの項目を選択し、当該カードを移動した
い位置に移動させると、カード位置変更メニュー項目8
06が選択されたことと当該カードの移動先位置情報と
が利用者端末111からコミュニティ管理サーバ101
に送信され、利用者110がログインの場合はユーザー
管理部211が当該カードのユーザーID505とデー
タ送受信部200で管理するログイン時のセッション情
報内のユーザーIDとを照合し、合致する場合は当該カ
ードをボード上で移動先に移動させて表示する。合致し
ない場合や利用者110がログインしていない場合は
「このコメントにアクセス権限はありません」などのエ
ラー表示をする。なお、カードを移動する方法は、移動
したいカードをドラッグ&ペーストで移動したい位置に
移動させてもよいし、移動したいカードをクリックした
後、移動したい位置をクリックして移動先の位置(XY
座標上の位置)を特定してもよい。またカードを移動先
に表示する際、カードデータ500のカード位置情報5
04を移動先の位置情報に変更してもよいし、カード位
置情報504に最新のカード位置情報を追加できるよう
にしてもよい。
とコメント全文の表示画面の一例である。カードリンク
表示領域900とコメント全文表示領域910で構成さ
れる。カードリンク表示領域900は、ある一つのカー
ドとボード間や他のカード間の関係を表示する領域であ
る。ある一つのカードを選択したとすると、例えば、そ
の選択したカード904が貼付されているボードのタイ
トルを示すボードタイトル901、そのカードが貼付さ
れているボード画面上の位置を示すボード画面タイトル
902などにより、カードとボード間の関係を表示す
る。また例えば選択したカード904からリンクを貼っ
た先のカードを示すリンク先のカード903、選択した
カード904に向けてリンクを貼ったカードを示すリン
ク元のカード905のように、選択したカード904及
び選択したカード904と直接関係のあるカード群が一
目で分かるように表示する。なお、図9では選択したカ
ードと直接リンクで結ばれているカードのみを表示した
が、間接的にリンクで結ばれているカードまで含めても
よい。またボードタイトル901、ボード画面タイトル
902は必要に応じて表示するようにしてもよい。ま
た、図9ではリンク先カード903、選択したカード9
04、リンク元カード905をコメント内容の最初の部
分で表示しているが、コメントデータにタイトルが設定
されている場合は、タイトルを表示してもよい。また、
選択したカード904が一目で分かるように、図9では
選択したカードを太枠で表示する例を示したが、選択し
たカード904は色を変えるなどの表示でもよい。ま
た、選択したカード904は固定ではなくてもよく、例
えばリンク先カード903をクリックすると、リンク先
カード903が選択したカード904になり、リンク先
カード903のリンク先カードやリンク元カードを表示
するようにしてもよい。なお、コメント全文を外部出力
できるようにし、全てのコメントの全文を一覧表示でき
るようにしてもよい。コメント全文表示領域910は、
コメント内容503の全文を表示する領域である。例え
ば、コメント全文911と発言者名や発言日などの発言
情報912を表示する。なお、発言者名をクリックする
と、後述の図10で示すような発言者情報を表示するよ
うにしてもよい。また、図9ではカードリンク表示領域
900とコメント全文表示領域910を同じ画面で表示
しているが、別画面に分けて表示してもよい。投票機能
913は図5の投票情報509のように投票機能を設定
しているカードの投票機能表示画面の一例である。利用
者110が賛成、反対などの投票ボタンを選択すると、
利用者110がログイン済みの場合は利用者110のユ
ーザーIDと選択された投票ボタンの情報とが利用者端
末111からコミュニティ管理サーバ101に送信さ
れ、カード編集・表示・管理部215がカードデータベ
ース216の投票情報509と当該ユーザーIDとを照
合し、合致しない場合は投票情報509に当該ユーザー
IDを追加し、投票機能913で選択された投票ボタン
の下のカウントを一つ増やして表示する。合致した場合
は投票機能913のカウントを増やさない。このような
方法により、一人で同じコメントに何票も投票すること
を防止する。なお、同じボード上では一つのカードにの
み投票できるようにしてもよい。
の表示画面の一例である。例えば、コメント全文表示領
域910の発言者名をクリックすると、図10のように
コメント全文表示領域910が発言者情報表示領域10
01に切り替えるようにしてもよい。また、別画面で発
言者情報を表示してもよい。
カードを追加する場合の情報提供フローの一例を示すフ
ローチャートである。利用者端末111が、利用者11
0により選択された位置を認識すると(ステップS11
01)選択された位置がカードの場合はカードメニュー
800を表示する(ステップS1102)。また、選択
された位置がボード背景の場合は、「カードを追加」と
いったカードメニュー項目のみのメニューを表示する
(ステップS1102)。利用者端末111が、利用者
110により選択されたカード追加メニュー項目を送信
すると(ステップS1103)、コミュニティ管理サー
バ101では、ユーザー管理部211が起動し、利用者
110がログインしていない場合は(ステップS110
4)、ログイン画面を利用者端末111に送信する(ス
テップS1105)。ログイン済みの場合は(ステップ
S1104)、カード編集・表示・管理部215がステ
ップS1101で選択された位置により追加カードのボ
ード上の位置を設定し、かつボードデータベース214
により生成したコメント入力画面を利用者端末111に
送信し(ステップS1106)、利用者端末111は送
信されたコメント入力画面を表示する(ステップS11
07)。利用者端末111が利用者110により選択さ
れた登録ボタンを認識し、入力されたコメントを送信す
ると(ステップS1108)、コミュニティ管理サーバ
101ではカード編集・表示・管理部215が受信した
コメントを新規カードデータとしてカードデータベース
216に追加し(ステップS1109)、利用者端末1
11に新規カードデータを送信する(ステップS111
0)。新規カードデータを受信した利用者端末111は
ボード上に新規カードを貼付して表示する(ステップS
1111)。なお、コミュニティ管理サーバ101への
入力コメントの送信とカードデータベース216への登
録は、利用者端末111がボード上に新規カードを貼付
して表示した後でもよい。
ードの組み合わせによりコミュニケーション内容を蓄積
する場合の集計処理フローの一例である。利用者端末1
11が集計処理画面を表示し(ステップS1201)、
利用者110により選択された集計単位と集計軸をコミ
ュニティ管理サーバ101に送信する(ステップS12
02、ステップS1203)。集計処理画面の一例は後
述の図13で示す。集計単位と集計軸の情報を受信した
コミュニティ管理サーバ101では、情報の集計・表示
・管理部217が、選択された集計単位と集計軸の情報
を元に、前記ユーザーデータベース212の発言者情報
303、前記ボードデータベース214のボード画像情
報410、前記カードデータベース216のカード位置
情報504などを用いて集計を行う(ステップS120
4)。次に情報の集計・表示・管理部217は集計結果
を集計データベース218に格納後、利用者端末111
に送信し(ステップS1205)、利用者端末111は
集計結果を表示する(ステップS1206)。集計結果
画面の一例は後述の図14で示す。
面の一例を示す図である。利用者110は、集計処理入
力領域1301において、例えば図13に示す集計単位
1302、集計軸1303のような設定を行う。集計単
位1302はカードやボードなど集計する対象の情報単
位を示し、集計単位にどの情報単位を用いるか、または
どの情報単位の組み合わせを用いるかを設定する。集計
軸1303には、ボード集計軸1304やカード集計軸
1305などの情報単位ごとの集計軸がある。ボード集
計軸1304はボード画像構造のXY情報を示すボード
画像情報410によるもので、図13ではボード画像が
ドキュメントの例として「章と節」を選択した場合を示
したが、ボード画像がマトリックスなら「表の項目」、
地図なら「位置情報」などの選択項目がありうる。カー
ド集計軸1305はカードデータ500の情報によるも
ので、図13ではキーワードと発言者の属性情報を選択
項目とした場合を示したが、更新日情報、リンク情報な
どを用いてもよい。
面の一例を示す図である。図13のような集計処理入力
情報を元に、集計結果表示領域1401に集計結果14
02や集計結果に含まれるコメント内容1403などを
表示する。図14は図13のような設定にした場合の集
計結果例であるが、集計結果はグラフに表示したり、ボ
ード背景上に表示したりしてもよい。
ーション目的や段階に対応したコミュニケーション機能
を提供するカードとボードの組み合わせ(以下、テンプ
レートとも称する)の設定フローの一例である。ボード
管理者端末121がボード管理者120によりテンプレ
ートメニューが選択されたことをコミュニティ管理サー
バ101に送信すると(ステップS1501)、コミュ
ニティ管理サーバ101ではテンプレート表示・管理部
219がテンプレートデータベース220によりテンプ
レート選択画面を生成、送信する(ステップS150
2、ステップS1503)。ボード管理者端末121が
受信したテンプレート選択画面を表示し(ステップS1
504)、ボード管理者120により選択された目的を
送信すると(ステップS1505)、コミュニティ管理
サーバ101ではボード管理者端末121から送信され
た目的により、テンプレート表示・管理部219がテン
プレートデータベース220によりステップメニューを
生成し、ボード管理者端末121に送信する(ステップ
S1506、ステップS1507)。テンプレート選択
画面の一例を後述の図16で示す。ボード管理者端末1
21が受信したステップメニューを表示し(ステップS
1508)、ボード管理者120により選択されたステ
ップメニュー項目をコミュニティ管理サーバ101に送
信すると(ステップS1509)、コミュニティ管理サ
ーバ101ではテンプレート表示・管理部219が選択
された目的とステップメニュー項目を元にテンプレート
データベース220によりボードを生成し(ステップS
1510)、ボード確認画面をボード管理者端末121
に送信する(ステップS1511)。ボード管理者端末
121はボード確認画面を表示し(ステップS151
2)、ボード管理者120により入力されたボード登録
情報と選択されたボード登録要求をコミュニティ管理サ
ーバ101に送信し(ステップS1513)、コミュニ
ティ管理サーバ101ではボード表示・管理部213が
ボードデータベース214にボード情報を登録する(ス
テップS1514)。
ト選択画面の一例である。テンプレート選択領域160
1は、コミュニケーション目的を選択する目的選択領域
1602と、コミュニケーションの段階を選択するステ
ップメニュー選択領域1603により構成される。目的
選択領域1602で選択された目的に対応したステップ
メニューがステップメニュー選択領域1603に表示さ
れる。図16は「まちづくり計画検討」という目的を選
択した場合の例である。また、目的選択領域1602の
選択メニュー、ステップメニュー選択領域1603の選
択メニュー、ステップメニューで選択するボード画像フ
ァイル405やカード種別情報408などはテンプレー
トデータベース220に格納されている。なお、カスタ
マイズ画面を設定し、ステップメニューを元にボード管
理者120がテンプレートをカスタマイズできるように
してもよい。
ドをグルーピングする場合の処理フローの一例である。
利用者110がコミュニケーション内容をより理解しや
すいように表示する機能として関連する複数のカードを
グルーピングすることも有用である。図17は、ボード
管理者120が管理対象ボードのカードをまとめて代表
カードを作成する場合の処理フローである。ボード管理
者端末121がボード管理者120により選択されたグ
ルーピングしたいカードをコミュニティ管理サーバ10
1に送信すると、コミュニティ管理サーバ101ではカ
ード編集・表示・管理部215が代表カード入力画面を
ボード管理者端末121に送信する(ステップS170
1、ステップS1702、ステップS1703)。ボー
ド管理者端末121では代表カード入力画面を表示し、
ボード管理者120により入力されたコメントなどの情
報をコミュニティ管理サーバ101に送信する(ステッ
プS1704、ステップS1705)。コミュニティ管
理サーバ101は受信した情報を代表カードデータとし
てカードデータベース216に登録した後、生成した代
表カードをボード管理者端末121に送信し、ボード管
理者端末121が代表カードを表示する(ステップS1
706、ステップS1707、ステップS1708)。
入力画面の一例である。代表カード入力画面1800は
グループコメント表示領域1801と代表カード入力領
域1810から構成される。グループコメント表示領域
1801にはグルーピングしたい複数カードのヘッダー
を表示するグループカード表示領域1802とグループ
カード表示領域1802で選択したカードのコメント内
容を表示するグループコメント表示領域1803があ
る。また代表カード入力領域1810には代表カードの
コメントを入力する代表カードコメント入力領域181
1と代表カードの色やジャンルなど表示の仕方を設定す
る代表カード表示画面設定領域1812がある。
表示画面の一例である。代表カードを作成する前の画面
イメージが基本カード表示画面イメージ1900であ
り、基本カード表示画面イメージ1900のカードをま
とめて代表カードを作成した後の画面イメージが代表カ
ード表示画面イメージ1901である。代表カードは他
のカードとは異なることが一目で分かる方がよいので、
代表カード表示画面イメージ1901のように代表カー
ドと他のカードとはサイズや色を変えてもよい。また代
表カードの裏にグルーピングしたカードを重ねて表示す
ることでグルーピング対象のカードが一目で分かるよう
にしてもよい。代表カード1902は、代表カードを示
す「旗」アイコンなどのカードタイプを表示するカード
タイプアイコン1903とカード内容のジャンルや発言
者などを表示するカードデータ表示領とカード内容を表
示するコメント表示領域1905により構成される。な
お、代表カードのコメント全文を表示したい場合は、図
8のようなカードメニュー800を用いる。また代表カ
ードの内容を表示する画面は図9のような表示画面で、
カードリンク表示領域900の替わりに図18のグルー
プコメント表示領域1801を表示する。なお、代表カ
ード以外のカードも、カードタイプアイコン1903、
カードデータ表示領域1904、コメント表示領域19
05といった構成でカード表示を行うようにし、カード
タイプアイコン1903のみでカードの種類を区別する
ようにしてもよい。
用いられるボード管理者120のボード登録画面の一例
である。ボード登録画面2001は前記ボードデータベ
ース214に格納されており、前記ボード管理者端末1
21によって前記ボードデータベース214から呼び出
される。ボード登録画面2001の左側には、「ボード
の種類」、「ボードタイトル」、「一口コメント」、
「ボードサイズ(幅)」、「ボードサイズ(高さ)」、
「1行に表示するコメントの文字数」、「カードのフォ
ントサイズ」、「コメント入力・表示のフォントサイ
ズ」、「カードの機能の選択」、「管理者ID」、「管
理者名」、「管理者メールアドレス」、「メンバー設
定」、「パスワード」、「背景画像の表示位置」、「背
景画像のファイル名」等の各種の設定項目が設けられ、
各項目の右側に登録事項を入力するための入力ボックス
と、チェックボックスとが設けられる。図20におい
て、「ボードの種類」の項目の横の選択ボックス200
2の選択ボタン2003をクリックすると、コミュニテ
ィボード、プライベートボードなどがプルダウンメニュ
ーで表示される。ここでは図4で説明したボードデータ
400のボードタイプ411が選択され、コミュニティ
ボードが選択されている。「ボードタイトル」の項目の
横に表示されている入力ボックス2004に文字を入力
すると、登録した文字がボードタイトルとなる。図示例
では「南北市まちづくり案」が入力されているので、
「南北市まちづくり案」という名称がボードタイトルと
なる。同様に、「一口コメント」の項目の横に表示され
ている入力ボックス2005に文字を入力すると、入力
した文字列がボード管理者120のコメントとなる。入
力ボックス2005の横にはコメント内容の確認などの
ためのスクロールボタン2006が設けられる。「ボー
ドサイズ(幅)」、「ボードサイズ(高さ)」の項目の
横の入力ボックス2007,2008にそれぞれ数字を
入力すると、ボードの縦横の長さが決定される。「1行
に表示するコメント文字数」の項目の横の入力ボックス
2009に数字を入力すると、最大文字数が決定され、
「カードのフォントサイズ」、「コメント入力・表示の
フォントサイズ」の項目の横の入力ボックス2010,
2011に設けられている選択ボタン2012,201
3でフォントサイズを決定すると、ボード上におけるカ
ードのフォントサイズ、コメント入力時のフォントサイ
ズがそれぞれ登録される。「カード選択の機能」の項目
には、「イメージ添付あり」、「カードのジャンル指
定」、「カードの色指定」の項目が設けられており、
「イメージ添付あり」の項目の横に表示されているチェ
ックボックス2014をONとすると、カードへのイメ
ージの貼り付けが可能となる。同じく、「投票機能付
き」の項目の横のチェックボックス2015をONとす
ると、賛成や反対などの属性別(カテゴリ別)の投票機
能が有効となり、「カードのジャンル指定」、「カード
の色指定」の項目の横に表示されているチェックボック
ス2016,2017をONとすると、カードのジャン
ル指定とカードの色指定とが有効となる。「カードのジ
ャンル指定」の項目の横にはカードのジャンルが表示さ
れる。この例では、「質問」、「回答」、「提案」、
「意見」、「その他」の項目が作成しようとするカード
のジャンルとなる。各カードに表示する「賛成」、「反
対」、「質問」、「回答」、「その他」の項目の下に
は、これらのカードの色を決定するための選択ボックス
2018,2019,2020,2021,2022が
設けられており、各選択ボックス2018〜2022の
横に用意されているスクロールボタン2023,202
4,2025,2026,2027によりカードの色を
決定するようになっている。また、図示例では、blu
e(ブルー),pink(ピンク),green(グリ
ーン),yellow(イエロー),purple(パ
ープル)の色が表示されているが他の色でも構わない。
図示例では選択ボックス2018,2019,202
0,2021,2022に表示された色があらかじめ用
意されているが、明確に区別できる限り他の色としても
構わない。「管理者ID」、「管理者名」、「管理者メ
ールアドレス」、「メンバー設定」、「パスワード」の
各項目の横の入力ボックス2027,2028,202
9,2030,2031,2032にそれぞれ文字、数
字を入力すると、ボード管理者120の管理ID、管理
者名、管理者メールアドレス、メンバー設定、パスワー
ドが登録される。なお、例えば、メンバー設定で公開と
した場合は図4のボードデータ400のステータス40
1が1となり、メンバー限定とした場合は、ステータス
407が2となる。「背景画像の表示位置」の項目の横
の選択ボタン2034をクリックすると、背景画像の表
示位置が登録される。図示例では、「左上」を選択して
いるので背景画像が画面の左上に表示される。「背景画
像のファイル名」の項目の横の入力ボックスに文字や記
号でファイル名を入力すると、前記ボード管理者端末1
21に登録されている同じ名前のファイルが背景画像と
して選択され、ボードの背景画像として登録される。ま
た、「背景画像のファイル名」の項目において、入力ボ
ックス2035の横に表示されている参照ボタン203
6をクリックすると、ダイアログボックス(図示せず)
が開き、前記ボード管理者端末121の全てのファイル
名の一覧が表示される。この中から一つのファイルを選
択すると、これが、ボードの背景画像として表示され
る。なお、前記画像ファイルには、ドキュメントや地図
等の図面、各種の写真などが用いられ、ボードデータベ
ース214に格納されているが、画像ファイルは、基本
的には、ボードとカードによるコミュニケーションに必
要なファイルであればよい。また、前記登録画面に、コ
ミュニケーションの運用上で生じた項目を追加すること
は適宜なされるものである。このように図20のボード
登録画面2001で必要事項を入力し、「登録する」を
選択すると、入力された情報が前記ボード管理者端末1
21からコミュニティ管理サーバ101に送信され、ボ
ード表示・管理部213によりボードID401(図4
参照)を割り振られ、ボードデータベース214に新し
いボードとして登録される。なお、ボード登録画面20
01で登録した情報を登録後に修正できるようにしても
よい。
り、ボード及びカードの表示条件が登録され、その表現
力やカード同士の識別性が登録されるが、一つのボード
に対してカードが限界数を超えて貼付けられると、ボー
ドとカードやカード同士が複雑に重なりあって、見にく
くなる場合がある。そこで、同じ背景のボードにコミュ
ニケーションの継続に必要なカードのみを複写した分割
ボードを作成し、これを現在、使用されているカードに
切り換えて使用すると、このような問題を解消すること
ができる。
めのボード管理画面の一例を示す。前記ボード管理者端
末121を使用してボード管理画面2050を表示し
(図21(a))、このボード管理画面2050の「ボ
ード分割」の項目をクリックすると、ボード表示・管理
部213によりボード一覧2051に切り換わる(図2
1(b))。ボード一覧2051で「ボードの内容」を
示す項目の左横に用意されているチェックボックス20
52をONとし、OKボタン2053をクリックする
と、図21(b)に示すように、分割元のボード205
4上にカードを貼付けた画面が表示される。この画面
で、必要なカードをクリックして選択すると、図21
(d)に示すように、クリックにより選択したカードの
色が変わり他のカードと視覚的に区別される。この状態
で複写元のボードの画面上部に重ねて表示された決定ボ
タン2055をクリックすると、ボード連携確認画面2
057が生成される(図21(e))。このボード連携
確認画面2057には、最終確認のため、表示するカー
ドの枚数と、ボード2061を分割元のボードと連携し
て使用するかどうかのメッセージが表示される。図示例
では、「新しいボード(分割後のボード)に移動するカ
ードは2枚です。」、「新旧のボード(分割元のボー
ド、分割後のボード)を連携させますか?」という確認
メッセージを表示させ、「連携する」、「連携しない」
の選択項目が表示されるとともに、前記ボードデータベ
ース214に格納するためボード2061に新しいボー
ド名称を入力するための入力ボックス2058が表示さ
れる。ここで、入力ボックス2058に名称を入力し、
「連携する」の項目の横のチェックボックスをONとし
て、画面下に用意されている決定ボタン2060をクリ
ックすると、分割元となったボードの背景と同じ背景
で、コミュニケーションの進行に必要なカードのみが貼
付けられた分割ボード2061が生成され、ボードデー
タベース214に格納される(図21(f))。この
際、分割元のボードの代りに分割ボード2061を用い
るため、自動的に複写元である東西市B町計画案のボー
ドデータ400のステータス407(図4参照)を非公
開にしてもよいし、ボード管理者120がステータス4
07を非公開に設定してもよい。このようにすると、ボ
ード上のカード数が減少するので、ボード及びカードの
情報、カード間の関連が明瞭に把握され、コミュニケー
ションの円滑な運営がなされることになる。
なカードを指定してこれを分割ボード2061に複写す
るという構成を説明をしたが、現在のボードのカードを
全てボード2061に複写した後、分割ボード2061
上で不要なカードを非表示とすることによって分割ボー
ドを作成してもよい。この場合、分割ボード2061上
で不要なカードを非表示とするには、不要なカードにマ
スキングすること(ぬり潰しとする)や他のデータベー
スに退避させることが想定される。また、分割ボード2
061の生成において、必要なファイルを元のボードか
ら複写する説明をしたが、ボードを分割して分割元のボ
ードとは異なる背景の新しいボードを表示させるように
してもよい。なお、カードを非表示とする場合に、全カ
ードのリストにカードを非表示とするためのチェックボ
ックスを設け、チェックボックスのON、OFFによ
り、非表示、表示を切り換えるようにしてもよい。ま
た、他のカードと選択したカードとの識別のため、選択
したカードの色を自動的に変える説明をしたが、選択し
たカードの枠線を太くしたり、枠線の柄や色を変えた
り、マークを付けるなどで識別されるようにしてもよ
い。また、分割ボード2061の生成は、通常、ボード
をボード管理者120が閲覧してボードに多数のカード
が追加されているときになされるが、ボード管理者12
0が閲覧できない場面や、カードによるコミュニケーシ
ョンの活発化によってカードが短時間のうちに追加され
るような場面においては、分割ボード2061が自動的
に生成されるようにするのが望ましい。このような場合
は、複写元のボードのカード数を積算し、積算値が所定
値を超えたとき、ボード上の親となるカードに対して最
後に貼付けられたカードから所定枚数のカードを分割ボ
ード2061に複写又は移動により貼付けて使用すれば
よい。なお、この場合の分割ボード2061に複写元の
ボードから複写又は移動するカードの枚数は経験的に決
定されるものとする。
ついて検討すると、複数のボードを並べて一つのテーマ
とすることや、相互に関連するボード同士を並べて一つ
のテーマを表現したい場合がある。このようにすれば、
ボード管理者120がつくった複数のボードでコミュニ
ケーションのテーマをより明瞭に表現できることがあ
り、必要なデータのみならず有機的な関連情報を収集で
きることがある。また、利用者110にとっても、関連
するボードをボード一覧メニューなどで自ら探さなくて
も、すぐに参照できるように設定されている方が使いや
すいといえる。
て参照できるようにするための登録画面の一例を示す。
これらの登録画面により登録されたボード連携情報は前
記ボードデータベース214に格納される。図21
(a)のボード管理メニュー2050でボード連携をク
リックすると、図22に示す登録画面が表示される。図
22において、登録画面の上部には、複数のボードを連
携グループとして登録するための入力ボックス2070
が設けられ、入力ボックス2070の下方のタスクバー
2071に、「変更対象」、「管理者名」、「ボードI
D」、「タイトル」の項目が設けられる。管理者名の左
横のチェックボックス2072をONとし、OKボタン
2078を選択すると、図23に示す確認画面を表示
し、管理者名、ボードID、タイトルが確定され、画面
下に確認ボタン2079が表示される。図23の画面例
では、「A町特集」がグループタイトルとなる。この状
態で画面下の確認ボタン(図示例ではOKボタン)20
79を選択すると、図21のボード管理メニュー205
0を表示する。図24に示すように、利用者110がA
町づくり案、A町マップまたはA町カレンダーのボード
を選択して表示すると、プルダウンメニュー2074が
ボード上部に表示される。例えば、A町づくり案のボー
ドを表示している場合、利用者110がプルダウンメニ
ュー2074でA町マップを選択すると、A町マップを
選択したことが利用者端末111からコミュイティ管理
サーバ101に送信され、ボード表示・管理部213と
カード・編集・表示管理部215とがボードデータベー
ス214とカードデータベース216とにより、A町マ
ップのボードを表示する。画面例では、ダイアログボッ
クス2074に表示された「A町まちづくり案」、「A
町マップ」、「A町カレンダー」が連携グループ「A町
特集」の連携ボードとなる。なお、図24では連携する
ボードをプルダウンメニューで選択できる例を示した
が、連携するボードの表示レイアウトを縦並び、横並び
または各ボードの配置をX軸座標、Y軸座標で指定し、
同一画面で表示してもよい。図25に示すように、複数
のボード管理者120…が作成したボード同士を連携さ
せる場合は、画面の下部の管理者IDの左横のラジオボ
タン2075をONとし、連結させたいボードを選択
し、画面下方に横並びに表示されている管理者(ボード
管理者120)の入力ボックス2075に管理者IDを
入力し、入力ボックス2076にボードIDを入力す
る。この状態で画面右下の確認ボタン(図示例ではOK
ボタン)2078をクリックすると、図26に示すよう
に、確認画面が表示され、前画面で設定した複数のボー
ド管理者120…のボードが連携ボードとしてリストア
ップされる。このリストでよければ、画面右下に表示さ
れた確認ボタン(図示例ではOKボタン)2079をク
リックするとこの連携ボードの情報が登録される。利用
者110が図26のタイトルで表示されているボードの
どれかを選択して表示すると、図27に示すプルダウン
メニュー2080がボード上部に表示される。このプル
ダウンメニューにおいてスクロールボタン2081をク
リックすると図26のタイトルで表示されている全ての
ボード名が表示される。使用方法は図24の説明と同じ
である。このようにして連携グループを作成すると、連
携グループの各ボードは、前記ボード表示・管理部21
3の管理下に入り、このボード表示・管理部213によ
って各端末装置121,111の画面に表示される。な
お、この連携グループの変更、削除を行えるようにして
もよい。変更したい場合は、変更したい連携グループを
選択し、リストアップされているボードの削除や追加を
行えるようにする。また、一つのボードが複数の連携グ
ループに属してもよい。複数の連携グループに属するボ
ード画面を表示した場合は、ボード上部に表示されるプ
ルダウンメニュー2074、2080が複数表示される
ようにしてもよい。
設定するための登録画面を示す。すなわち、ボードとカ
ードでコミュニケーションをするシステムにおいては、
ボードの表示面積は有限であり、また、一枚のカードの
表示面積も有限であるため、ボード上に貼り付けるカー
ドの数が限界数を超えたときは、下層のカードの内容、
カード間のリンク線、ボードの情報の認識が困難にな
る。そこで、図28に示すように、ボード一枚当りの最
大カード枚数を制限する。図28では、「最大カード枚
数」項目の横に入力ボックス2090を設け、この入力
ボックス2090に最大カード枚数(図示例では100
枚)を登録する。なお、登録のキャンセルのためのリセ
ットボタンも設けられる。また、登録画面2092で
は、「カード表示日数」の横に入力ボックス2091を
設けてカードの表示日数を登録できるようにしている。
前記登録画面2092で入力された情報は、前記ボード
データベース214に登録され、カード編集・表示・管
理部215が前記ボードデータベース214の情報を参
照して前記カードデータベース216により最大カード
枚数を超えたカードや表示日数を超えたカードを自動的
にボードから非表示とするので、ボードに貼付けられた
カードの増加によるカード、ボードの視認性の低下が防
止される。もちろん、非表示の対象とされるカードは、
必要に応じて表示することができる。なお、各カードに
属性(賛成、反対など)を付与し、その属性によりカー
ドを区別できる構成とした場合は、チェックボックス等
により表示・非表示を属性別に切り換えるようにしても
よい。
表示日数を設定したボードの画面イメージ3000であ
る。利用者110が「全カード表示」ボタンを選択する
と、図28の設定に対応して非表示となっているカード
を表示することができ、「古いカードを非表示」ボタン
3002を選択すると、図28の設定に対応してカード
を非表示にできる。なお、「全カード表示」ボタン30
01を選択した場合でも表示するカード数を最大カード
枚数を超えないように設定してもよい。また、ボード背
景にリンクを貼ったカードのみ表示する機能、特定のジ
ャンルまたは色のカードのみを表示する機能、特定のリ
ンクグループのカードのみ表示する機能などを用いるこ
とができるようにしてもよい。
面イメージを示す図である。誹謗中傷を表示したカード
をそのまま貼付けておくと、コミュニケーション、ひい
てはコミュニティの品質が低下する。そこで、フレーミ
ング対策として、ボード管理者120が誹謗中傷等のカ
ードを削除できる機能を設定する。設定画面3010に
はボード管理者120が管理者IDでログインする。設
定画面には、コミュニケーションの場となっているボー
ドとカードとがそのまま表示される。ここで、誹謗中傷
などの削除したいカードをクリックにより指定し、画面
下部に表示されている確認ボタン(図示例ではOKボタ
ン)をクリックすると、図30(b)のように指定した
カードとリンク線が非表示となる。なお、リンク線によ
り連結されている複数のカード中に、誹謗中傷のカード
が組み込まれている場合は、カード、及びリンク線を非
表示とした後に、関連するカード同士にリンク線を貼る
が、カード同士の連結情報を記録したファイルに基づい
て前後のカードにリンク線が自動的に貼付けられるよう
にしてもよい。また、カードは非表示ではなく、コメン
ト内容が分からないようにマスキングをしたり、小さい
アイコンにしたり、非表示にしたいカードに重ねてボー
ド管理者120のコメント(内容に問題があるため削除
しましたなど)を表示するようにしてもよい。また、ボ
ード管理者120は全てのカードの削除ができるように
設定し、図8のコメント削除メニュー803を用いて誹
謗中傷などのカードの削除ができるようにしてもよい。
さらに、ボード管理者120がログインすると表示され
るボード管理メニューにカード削除というメニューを設
け、ボード管理者120がカード削除をクリックし、削
除したいカードのボードを指定すると、そのボードが表
示され、同時に利用者110からはこのボードを閲覧で
きないように設定してもよい。
示す。利用者110の登録画面3049は、利用者11
0が利用登録する際に表示される画面である。利用者1
10の登録画面3049には、利用者110の「氏
名」、「ニックネーム」、連絡先(「住所」、「電話番
号」(TEL)、「FAX」、「e−mailアドレ
ス」)、「パスワード(仮パスワード)」、「一口コメ
ント」などメール配信や利用者110を特定するための
登録事項を入力するための項目や「メール配信を希望す
るボード」などメール配信を登録するための項目が設け
られる。各項目の横には、対応するデータを入力するた
め入力ボックス3050〜3058が設けられる。ま
た、図示されていないが、登録画面3049には、メー
ル配信サービスの希望日時、メール配信サービスの内容
を登録するための希望項目の登録画面が設けられる。希
望項目は後述する図38で説明するように登録画面30
49に表示させることができるが、登録画面から呼び出
される階層画面に設けてもよい。いずれの場合でも、チ
ェックボックスをONとして希望項目を登録する。メー
ル配信の希望項目には、メール配信の日時を登録するた
めの項目と、希望するボード、カードを配信させるよう
にするための項目と、希望するボード、カードまたはメ
ンバーの内容の変化を配信させるようにするための項目
とが設定される。後者のボードの内容の変化を配信させ
る項目としては、メール配信を登録した時点以降に追加
されたカードを配信する全カード配信と、特定のカード
に関連する追加カードのみを配信させるようにするため
の特定配信と、特定のコミュニケーションにおいて、コ
ミュニケーションのメンバーの更新についてのメンバー
情報を配信させるようにするための項目とが設定され
る。メール配信のため前記利用者110が前記入力ボッ
クス3050〜3058に登録事項を登録した後、希望
するボード名の左横のチェックボックス3059をON
とし、この状態で、利用者110の登録画面3049の
下部に設けられている「確認」ボタン3060をクリッ
クすると、利用者登録内容確認画面(図示せず)が表示
され、この利用者登録内容確認画面の確認ボタン(図示
せず)をクリックすると、登録事項がコミュニティ管理
サーバ101に送信される。利用者110から送信され
たメール配信のための登録データは、ユーザーのメール
配信希望データとして、例えば前記ボードデータベース
214や、メールサーバなどのメール専用のデータベー
ス(図示せず)に格納され、前記ボード表示・管理部2
13の管理下に置かれる。ボード表示・管理部213
は、前記メール配信希望データを参照してメールを配信
する。図示例ではボード名が「あおぞら駅前マップ」、
「東西市町づくり案」、「子育て支援」のボードが選択
されているので、この場合には、「あおぞら駅前マッ
プ」、「東西市町づくり案」、「子育て支援」のボード
の内容が配信される。この場合、利用者110の希望配
信項目として、前記した全カード配信が登録されている
場合は、利用者110が希望している日時に、「あおぞ
ら駅前マップ」、「東西市町づくり案」、「子育て支
援」についての全てのカードが配信され、利用者110
が特定配信を希望しているときは、「あおぞら駅前マッ
プ」、「東西市町づくり案」、「子育て支援」について
の追加カードのみが配信される。この場合、利用者11
0が特定のカード、例えば、「東西市町づくり案」の質
問ジャンルのカードについて追加カードの送信を希望し
ているときは、その追加カードのみが配信され、特定の
ボードを指定して新規加入者の加入者名、メンバー紹介
などのコメントの配信を希望しているときは、新規加入
者の加入者名及びコメントのみが配信される。特定配信
は全カード通信に比較してデータ量が少ないので通信負
荷を減少させることができる。なお、全カード配信、特
定配信のための配信データは、プライベートの場として
の利用者110の個人単位のボードに表示するように
し、利用者110がこの個人用ボードを参照できるよう
にしてもよい。また、メール配信するデータを利用者1
10の個人単位としてのデータとしてメールサーバ(図
示せず)に私書箱のような形で格納しておき、利用者1
10の指示によりメールを配信するようにしてもよい。
このようにすると、常時メール配信を行うよりは通信負
荷を減少させることができる。前記特定配信において、
特定のボードについての新規加入者の追加の送信を希望
する場合は、その項目が選択されたとき、前記メール配
信の登録画面に、そのボードについて会員、非会員かを
照合するためのメンバーIDと、パスワードを入力する
ための入力ボックスを出現させてメンバーIDと、パス
ワードとを登録させ、前記ボード表示・管理部213で
メンバーIDと、パスワードとを照合させるようにし、
特定のボードからのデータの漏出を防止するようにして
もよい。さらに、携帯端末からボードとカードとのコミ
ュニケーションにアクセスできるようにしてもよい。こ
の場合、携帯端末の画面にボードタイトルのリスト画面
と、リスト画面の下層画面として各ボードのカードリス
トを表示させ、カードの選択によりカードの内容をテキ
スト表示させる。なお、携帯端末からコミュニケーショ
ンシステムの検索エンジンでボード、カードの文脈を指
定してボード、カードの文字列を検索し、検索されたカ
ードのコメントが携帯端末に配信されるようにしてもよ
い。また、携帯端末で検索した特定のカードに対してカ
ードを追加する場合は、コミュニケーションシステム側
より配信されたボード及びカードのデータに対してコメ
ントを記述したデータを返信することになるが、携帯端
末の画面には、ボードの全てを表示することは難しい。
このためこのような場合は、前記ボード管理・表示部2
13が指定する位置に携帯端末からの追加カードを貼付
けるものとする。なお、貼付けエリアは、利用者端末1
11を利用した他のカードの貼付けに支障が生じないよ
うにあらかじめ決定される。
のフローの一例を示す図である。利用者110が利用者
登録のために利用者登録メニューをクリックすると、コ
ミュニティ管理サーバ101から利用者端末111に、
前記登録画面3049が送信され、利用者端末111の
画面に表示される(ステップS110)。利用者110
が登録画面3049の入力ボックス3050〜3058
に、それぞれ利用者110の氏名、ニックネーム、住
所、メールアドレス、パスワード、連絡先、一口コメン
トなど、利用者110を特定するための事項を入力し、
希望するボード名の横のチェックボックス3059をO
Nとし、さらに、チェックボックスにより前記した全カ
ード配信、特定配信の項目をいずれかの項目を選択す
る。この状態で送信ボタン(図示せず)をクリックする
と、登録画面3049で登録した登録データが前記コミ
ュニティ管理サーバ101を介してメールサービスのデ
ータベースに送信される(ステップS111)。コミュ
ニティ管理サーバ101は、利用者端末111からメー
ル配信のサービスの要求を受信すると(ステップS11
4)、前記メール配信希望データを参照して配信サービ
スの内容を更新する(ステップS115)。次に、利用
者端末111から送信されたメール配信希望データでボ
ード、カードを検索し、対応するボード、カードのデー
タを前記メールサーバに格納してデータを更新する(ス
テップS117)。メールサーバは、コミュニティ管理
サーバ101から送信された日時に指定された利用者1
10のメールアドレスにボード及びカードのデータを送
信し(ステップS118)、利用者端末111は、利用
者110の希望する日時に前記メールサーバから希望す
る内容のデータを受信する(ステップS119)。
00のボードタイプ411によって選択されたコミュニ
ティカンダーのカレンダーデータの構成の一例を示す図
である。カレンダーデータ1200は、タグ形式でボー
ド管理とボード表示に必要なデータを記述したデータ
で、ボード管理者120がボードを開設する際に登録す
る。カレンダーIDタグではさまれた情報はカレンダー
ID1201を表し、アイコンの貼付先ボードを特定す
るための情報である。タイプタグではさまれた情報はボ
ードとしてのカレンダーのタイトル1202を、ステー
タスタグではさまれた情報は公開是非情報1203を表
し、「1」は公開する、「2」は特定の利用者110の
みに公開するという選択を示す。カレンダー登録日タグ
ではさまれた情報は、ボード管理者120がコミュニテ
ィカレンダーを登録した年月日1204であり、西暦で
表示される。カレンダータイトルタグではさまれた情報
はカレンダーのタイトル1205を表す。管理者IDタ
グではさまれた情報は管理者ID1206を表し、ボー
ドデータの更新や削除の際の認証に用いる。管理者氏名
タグではさまれた情報は管理者氏名1207を表す。管
理者メールアドレスタグではさまれた情報は管理者メー
ルアドレス1208を表し、カレンダーコメントタグで
はさまれた情報はボード管理者120によるボード紹介
文などのボードコメント1209を表す。パスワードタ
グではさまれた情報は、このカレンダーを参照するため
に必要なパスワード1210を表し、特定の利用者11
0にのみパスワード1210を連絡することで利用者1
10を限定するために用いる。タイプタグではさまれた
情報は、カードの表示形式であるカードタイプ1211
を表し、カレンダー更新日タグではさまれた情報は、ボ
ード管理者120がこのコミュニティカレンダーの登録
情報を変更した年月日1212を表し、西暦で表示され
る。色設定タグではさまれた情報は、前記アイコンの色
の設定情報1213を表す。
ントデータ1400の構成の一例を示す図である。イベ
ントデータ1400は、カード編集・表示・管理に必要
なデータをタグ形式で記述したデータである。イベント
IDタグではさまれた情報はイベントID1401であ
り、イベントを特定する情報である。登録日タグではさ
まれた情報はイベントデータの登録日を特定する情報1
402であり、カレンダーIDタグではさまれた情報
は、コミュティカレンダーを特定するための情報140
3を表す。イベント実施日タグではさまれた情報は、イ
ベントの実施日を登録するための登録日情報1404
を、イベントタイトルタグではさまれた情報はイベント
タイトル1405を表し、イベント会場タグではさまれ
た情報、イベント開始時刻タグではさまれた情報、イベ
ント終了時刻タグで表された情報はそれぞれイベント会
場1406、イベント会場で実施されるイベントの開示
時刻1407とイベントの終了時刻1408を表す。ア
イコンのジャンルではさまれた情報、アイコンのタイプ
で挟まれた情報は、それぞれ後述の図39で説明するア
イコンのジャンル1409、アイコンのタイプ1410
を表す。イベント内容タグではさまれた情報は、後述す
る図40で説明するイベント内容1411であり、コメ
ントを全文表示画面で表示する。イベント窓口タグで挟
まれた情報はイベントを開催するための窓口1412
を、関連情報のURLタグではさまれた情報は、イベン
トに関連するURL1413を示し、画像ファイルタグ
ではさまれた情報は前記したイベントウインドウに表示
する画像ファイル1414を、更新日タグで挟まれた情
報はイベントの更新日1415を表す。また、更新時間
タグではさまれた情報は、イベント情報の更新時間14
16を表し、ユーザーIDタグ、ユーザー氏名タグ、電
話番号タグ、FAXタグ、メールアドレスタグではさま
れた情報は、それぞれユーザーID1417、ユーザー
氏名1418、電話番号1419、FAX1420、メ
ールアドレス1420を表し、イベントの主催者を特定
する。申し込み期限日タグではさまれた情報は、イベン
トに対する申し込み期限日1422であり、申し込み期
限時間タグではさまれた情報は、申し込み期限日の申し
込み期限時間1423を表し、メール配信希望タグでは
さまれた情報は、メール配信をするかどうかの情報14
24を表し、trueはメール配信を希望することを表
す。
るユーザーデータの構成の一例を示す図である。ユーザ
ーデータ1500は、タグ形式でユーザー管理と発言者
情報表示に必要なデータを記述したデータである。ユー
ザーIDタグではさまれた情報はユーザーID1501
を表し、更新日タグではさまれた情報は、イベントデー
タの更新日1502を表す。パスワードタグではさまれ
た情報はユーザーのパスワード1503を表す。ユーザ
ーID1501とパスワード1503はログイン時に必
要な入力データである。ユーザー氏名タグではさまれた
情報、ニックネームタグではさまれた情報、住所タグ、
電話番号タグ、FAX番号タグ、メールアドレスタグで
はさまれた情報は、それぞれユーザーの氏名1504、
ニックネーム1505、住所1506、電話番号150
7、FAX番号1508、メールアドレス1509を示
し、ユーザーを特定するための情報である。一口コメン
トタグではさまれた情報はコメントの内容1510であ
り、登録日タグではさまれた情報は、利用者登録の登録
日1511である。権限タグはログインの権限1512
を表し、利用者110であればユーザー権限で、管理者
120であれば管理者権限でログインが可能となる。一
口コメントの公開タグ、氏名の公開タグ、ニックネーム
の公開タグ、電話番号の公開タグ、FAX番号の公開タ
グ、メールアドレスの公開タグではさまれた情報151
3〜1508は、それぞれ本人の同意を得て公開するか
どうかを決定するための情報を表し、trueは公開する、
falseは公開しないという選択を示す。また、URLタ
グではさまれた情報は、インターネット上のURL15
19を表し、メール配信設定タグではさまれた情報は、
メール配信を希望するかどうかの情報1520を表し、
trueは希望する、falseは希望しないという選
択を示す。
ニティカレンダーに関するメールサービスデータの構成
の一例を示す図である。メールサービスデータ1521
は、ユーザーの情報であり、ユーザーデータベース21
2に格納され、ユーザー管理部211によって管理され
る。ユーザーIDタグではさまれた情報、メールアドレ
スタグで挟まれた情報はそれぞれユーザーID152
2、ユーザーのメールアドレス1523を表し、メール
希望ボードIDタグではさまれた情報は、メール配信を
希望するボードのID(メール希望ボードID152
4、メール希望ボードID1526)である。メール配
信済みタグではさまれた情報は、メール配信済みのイベ
ントのうち最新のイベントのイベントID(メール配信
済みイベントID1525、メール配信済みイベント1
527)を表す。ジャンルタイプタグではさまれた情報
は、ジャンルタイプ1528を表し、配信時間タグ、配
信単位タグではさまれた情報は、それぞれメールの配信
時間1531、配信単位1532、すなわち、配信の時
間間隔を表す。
メージ、図38はコミュニティカレンダーにおけるイベ
ント申し込み期限一覧を表示するウインドウを示す図、
図39は同じくコメントページを示す図、図40はコミ
ュニティカレンダーにおけるイベント表示画面を示す
図、図41は同じくイベント入力のための入力画面を示
す。図37において、ボード3080の背景となるカレ
ンダーは、前記コミュニティ管理サーバ101の日時設
定に対応してその月のカレンダーを日曜日始まりでアプ
レットが描画、表示したものであり、前記ボード表示・
管理部213が参照した日の月を画面の上部中央に表示
したものである。ボード3080上のカレンダーの日に
ち欄には、日々のイベントを表示するためのアイコンが
貼付けられる。アイコンは、前記利用者端末111、ボ
ード管理者端末121を用いてコミュニティカレンダー
にログインしたユーザー又はボード管理者120がボー
ド3080に貼付けるカードの一態様である。前記アイ
コンは、それぞれ目的、用途を分かり易くかつ、情報の
ジャンルを一目で理解するためにボード3080にあら
かじめ用意されている。この実施形態では、人間の顔を
デフォルメした口コミ情報3082と、\マークをデフ
ォルメしたセールス情報3083と、台帳をデフォルメ
した住民向け情報3084と、バックをデフォルメした
事業者向けアイコン3085と、イベントの申し込み期
限を示す期限アイコン3086とが用意されている。前
記アイコン3082〜3085の中から選択したアイコ
ンをカレンダー3081の日にち欄(セル)にドラッグ
&ドロップすると、コミュティ管理サーバ101がこれ
に関連付けられているイベント入力画面を開くようにな
っている。図40は、イベントを表示するイベント表示
画面3092を示し、図41はこのイベント入力画面の
一例を示す。図41に示すイベント入力画面3098に
情報を書き込み、OKボタン4008をクリックすると
書き込んだ情報が、そのカードの情報として前記コミュ
ニティ管理サーバ101を通じて前記カードデータベー
ス216に格納される。図35のユーザーデータ150
0で説明したように、ユーザーデータの公開が本人によ
り許諾されているときは、ユーザーデータの内容は共有
情報となり、許諾されていないときは、プライベートな
情報となる。図37において、コミュティカレンダーに
ログインしたユーザー(利用者110又はボード管理者
120)がボード3080の右上に表示されているイベ
ントの申込み期限一覧3087をクリックすると、これ
に関連付けられたイベントウインドウが開かれる。図3
8はこのイベントウインドウを示す。図示例ではイベン
トウインドウ3088には、あらかじめリストが登録さ
れており、申し込み期限を設定したリスト3089が表
示され、期限日、開催日、イベントタイトル、主催者、
連絡先(電話番号(TEL),FAX,e−mailア
ドレス)が表示される。この図38において、イベント
タイトルがクリックされるとイベントの詳細が関連付け
られた別ウィンドウで表示される。イベント詳細につい
ては図40で説明する。
l)はボード管理者端末121、利用者端末111のメ
ーラーと連動しており、メールアドレスをクリックする
とメーラーが立ち上がる。図37の例では、コミュニテ
ィカレンダーに戻ってカレンダー3081の日にち欄の
イベントの期限アイコン3086をクリックすると、そ
の日に申込み期限のあるイベントが図38に示すイベン
ト申込み期限一覧に表示されるように相互に関連付けら
れている。この例では、カレンダー3081の4/3日
に貼付けられているイベントの期限アイコン3086を
クリックすると4/3日に申込み期限のあるイベントの
みがリストアップされるようになっている。また、カレ
ンダー3081の下に表示されているイベントカード3
090の右横に表示されているコメント件数(図示例で
コメント3件と表示されている部分)の表示部をクリッ
クすると、図39に示されるように前記したコメントペ
ージ3091が表示されるようになっている。このコメ
ントページ3091では、一例として、イベントに対す
るコメントとして発言者、発言日、発言時刻と発言内容
が表示されている。図40に示すように、イベントを表
示するイベント表示画面3092は、この例では、イベ
ントの内容がイベントのジャンルに対応付けて変更でき
るようになっており、例えば、イベントのジャンルが口
コミ情報の場合は、主催者の欄を発言者の欄に変更でき
るようになっている。また、このイベント表示画面30
92においては、開催日時、イベントの内容の全文、添
付画像が表示される。口コミ情報以外のジャンルの場合
は、連絡先、イベント窓口、会場、詳細が表示に加えら
れるようになっている。イベント表示画面3092の下
側に表示された登録ボタン(図示例では「コメントす
る」と表示されたボタン)3093はコメント入力ベー
ジ3094に関連付けられており、また、コメント入力
ページ3094は、前記イベントウインドウ3093に
関連付けられている。イベント表示画面3092におい
て、登録ボタン3093をクリックすると、コメント入
力ページ3094が出現する。コメント入力ページ30
94にコメントを入力して登録ボタン3095を押す
と、コメントの登録が終了する。図40において、コメ
ント表示ボタン(図示例では「コメントを見る」と表示
されたボタン)3096を押すと前記コミュニティ管理
サーバ101が前記カードデータベース216から対応
するコメントページ3091を呼び出して新しい順に表
示させるしたがって、この実施の形態にかかるボード及
びアイコン(カード)もボード管理者120及び利用者
110が共有するコミュニケーションの場またはプライ
ベートの場となり、各アイコンに関係付けて記録される
情報がプライベートまたは共有の情報となる。
示すようにイベントを開始する日付、開催時刻、終了時
刻、タイトル、ジャンル、生活シーン、イベント内容、
イベント窓口、開催場所、マップ、申込み期限、メール
配信希望の有無となる。図37において、ジャンル別の
アイコン3082、3083、3084、3085を、
前記カレンダー3081の目的とする日にち欄の上にド
ラッグして日を指定した場合は、入力画面3098にお
いて、その日が指定した日付けとして表示され、選択さ
れたアイコンのジャンルがジャンル欄に表示される。な
お、日付け及びジャンルは入力画面3098にて変更し
てもよい。生活シーン4000はスクロールボックスに
用意されたものの中から選択し、その他のタイトル、内
容、窓口、場所はそれぞれ入力ボックス4001、40
02、4003、4004に入力して情報を蓄積する。
この場合、時刻4005は、入力の簡便化のため、所定
時間、例えば、15分刻みに設定可能としてもよい。な
お、マップ情報3097(図40参照)を貼り付ける場
合は、マップ4007の項目には、リンクを張るURL
を指定することが可能である。イベントの申込み期限4
006の設定については、その日時を入力する。この設
定により、期限アイコン3086が入力した日に表示さ
れる。前記利用者110へのメール配信は、イベント発
生時のメール配信を希望している利用者110に対して
このイベントを配信するかどうかを入力することができ
る。なお、図37の画面上のイベント入力をクリックし
て、入力画面3098を表示してもよい。この場合の日
付欄、ジャンル欄は未入力の状態で表示される。
ードの利用者110を登録する登録画面4010の別の
例を示す図である。なお、図42において、図31で説
明した構成と同じ構成については、同一符号を付し説明
を省略する。登録画面4010の入力ボックスとして
は、「氏名」3050、「ニックネーム」3051、
「住所」3052、「パスワード」(仮パスワードを含
む)3053、連絡先(「電話番号」3054、「FA
X」3055、「e−mailアドレス」3056)、
「一口コメント」3057、「URL」(Unvers
al Resource Locater)3058な
どが設定される。設定後、この登録画面でチェックした
ボード(例えば、あおぞら駅前マップ)に対して新たに
カードが追加されるなど、更新によって変化が生じたと
きは、図31、図32を参照して説明したようにメール
希望の配信内容に応じてその内容が配信される。これは
前記コミュニティカレンダーについても同様である。メ
ール配信の詳細設定については、この例では、メール配
信を希望する場合に、メール配信詳細設定のチェックボ
ックスをONとして配信時間帯を午前、午後、夜から選
択可能するとその時間帯にメールが配信される。配信単
位を指定することで、当日分、3日分、1週間分などま
とめて配信できる。また、選択した特定のジャンルや生
活シーンのイベントのみを希望するための口コミ情報、
セールス情報、住民向け情報、事業者向け情報のジャン
ルは、ここでは、遊ぶ、食べる、買う、働く、住むの5
つのジャンルに細分化されているので、細分化された内
容でコメントが送信される。
成するボード管理画面の別の例を示す図である。なお、
図43において、図21で説明した構成と同じ構成につ
いては、同一符号を付し説明を省略する。ボード一覧4
011でボードタイトルやボード一口コメントなどボー
ドの内容を示す項目の左横のチェックボックス2052
をONとし、OKボタン2053をクリックすると、分
割ボードのタイトル、一口コメントなどの情報を登録す
るボード分割詳細設定画面4012が表示される。図4
3(b),(c)では、分割元ボードとして東西市B町
計画案を選択し、分割後のボードとして東西市B町計画
第2案を設定する場合を示す。ボード分割詳細設定画面
4012でタイトル、一口コメントなどを入力し、OK
ボタン4013をクリックすると、分割後のボード上で
表示するカードを選択するために分割元ボードのカード
内容を参照できる参照モード画面4014が表示され
る。図43(d)では東西市B町計画案のボードとカー
ドとが表示された場合である。この参照モード画面40
14でカードをクリックすると、カードの内容を参照で
きるプルダウンメニュー項目4015が表示され、この
プルダウンメニュー項目4015をクリックすると図9
のようなコメント全文の表示画面が表示される。「選択
モードへ」ボタン4016をクリックすると、分割後の
ボードで表示するカードを選択できる選択モード画面4
017が表示される。この選択モード画面4017でカ
ードをクリックすると、カード4018のように色が変
わるなど、選択したカードを特定できるようにする。ま
た、選択したカードを再度クリックすると、色が元に戻
るなど、非選択の状態に戻るようにする。カードの内容
を再度、確認したい場合は、「参照モードへ」ボタン4
019をクリックすると、参照モード画面4014が表
示される。この時、選択モード画面4017で選択され
たカードは参照モード画面4014でも色が変わった状
態で表示される。また、リセットボタン4021をクリ
ックすると、選択したカードが全て非選択の状態にな
る。分割後のボードで表示したいカードを選択した後、
決定ボタン4020をクリックすると、選択したカード
のみが表示される確認画面4022が表示される。確認
画面4022で「戻る」ボタン4024をクリックする
と選択モード画面4017に戻り、OKボタン4023
をクリックするとボード分割内容を確認するボード分割
内容確認画面4025が表示される。ボード分割内容確
認画面4025でOKボタン4026をクリックする
と、作成した分割ボードの情報がコミュニティ管理サー
バ101に送信され、ボード表示・管理部213によ
り、ボードデータベース214に保存される。
ド連携のデータ例である。ボードデータ400に連携グ
ループのIDなどのデータを追加して、ボード毎にボー
ド連携データを管理してもよいし、図44のようにボー
ド連携データを独立して管理してもよい。連携グループ
ID4030はボード連携のグループを特定する情報で
あり、連携グループタイトル4031は図22や図25
で入力する連携グループのタイトルである。連携グルー
プを紹介する一口コメントを入力した場合は連携グルー
プ一口コメント4032に記述される。連携グループボ
ード4033はボード上部に表示されるプルダウンメニ
ュー2074、2080(図24、図27参照)でリス
トアップされる各ボードのIDとタイトルである。
びそのシステムは、次のように要約される。本発明は、
利用者端末111をネットワークに接続し、利用者端末
111の画面に表示されたコミュニケーションのボード
という土台(情報単位)にカード(情報単位)を貼付け
て相互に多種、多様な情報を共有しながらこれらの情報
を蓄積するコミュニケーション方法及び装置において、
カード同士に矢印付きのリンク線を貼って進行過程を表
示させるので、途中からコミュニケーションに参加した
者でもその経過と内容とを容易に把握することができ
る。なお、利用者端末111、ボード管理者端末12
1、コミュニティ管理サーバ101は、通信機能を持つ
周知のコンピュータで構成されており、利用者端末11
1の画面、ボード管理者端末121の画面、コミュニテ
ィ管理サーバ101の画面は、これらに接続されている
ディスプレイ(図示せず)の画面を意味している。例え
ば、「〇〇町について」の情報を文字と画像で表示した
ボードを作成して町についての批評や要望などの情報を
収集し、蓄積しようとする場合には、最初に「〇〇」、
「××」、「△△」というカードがボード上に貼付けら
れる。次に、ボードを見た管理者又は第三者がそのカー
ド「〇〇」、「××」、「△△」に対する質疑応答のた
めのカードを作成し、これをボード上に貼付ける。カー
ドの差し出し先、内容から見てボード管理者120、す
なわち、ボードの作成側に応答の必要がある場合は、ボ
ード管理者120がそのカードに対して質問や意見のた
めのカードを貼付ける。一つの画面に、多数のカードに
よる多数のテーマが掲示された場合、また、特定のカー
ドに多数のカードが関連した追加カードとして貼付けら
れた場合は、各テーマのカード(親カード)とこれに質
疑を求めるためのカードの内容が読みにくくなり、ま
た、相互の関係が不明確で、判読が困難となる。そこ
で、カードの属性を明確にし、テーマとなるカードに意
見、質問のためのカードにリンク線を貼って相互の関連
を明確し、テーマとなるカードと関連付けるカードとを
視覚的に区別させる。そして、コミュニケーションの元
となるカード、すなわち、テーマとなるカードに追加カ
ードからリンク線を貼ってカード同士を一連の情報とす
る。また、リンク線には新しく作成されたカードから直
前に作成されたカード向きの矢印を付けて親子関係を明
確にしコミュニケーションの進行過程を一目で把握でき
るようにしている。すなわち、テーマとなるカードが
「××」であるとき、「××」←「××に対して□□」
←「□□に対して◇◇」←「◇◇に対して◆◆」←「◆
◆に対して〇〇」というように、カード同士がリンク線
←で連結され、相互に関連付けられる。また、議事進行
の上で元となるカードと、ボード上に表示されているボ
ート背景の画像又はテキストの指定した箇所には、これ
を開始点とするリンク線を貼り、また、議事の元となっ
た箇所を示すとともに、テーマとなったカードと、質疑
のためのカードとに区別して視認できるようにする。も
ちろん、単一のカードから複数のカードにリンク線を貼
り、相互を明確に関連付けることも可能である。このよ
うにすれば、テーマとなる複数のカードや質疑のための
複数のカードがボード上に多数貼付けられていても、ま
た、各カードがボードに対して乱雑に配置されていて
も、相互の関係が明確なものとなる。また、ボードに貼
付けるカードは、単に、ボード上に重ねて表示されてい
て任意の場所に移動可能となっており、カード同士、ボ
ードのテキスト表示とテーマとなるカードを連結するリ
ンク線は、カードの移動に伴ってみかけ上伸縮すること
ができるので、各カードを整理して見やすくすることが
できる。この場合、他のテーマを表示するカード、これ
にリンクするカードは、邪魔となるだけなので、ボード
の隅にまとめて寄せておけばよい。このようにすると、
ボードの面積を一つのテーマに対する議論展開の場とし
て有効に活用することができるが、カードの属性や内容
を一目で理解できるようにするには、ディスプレイの表
示面積を大きく、ボードを大きくするか、またはディス
プレイの解像度を大きくし、ディスプレイに対するカー
ドの表示面積を小さくする必要がある。しかし、ディス
プレイを交換したり、ディスプレイの解像度を変える方
法は、ボード管理者120側、ユーザー側の負担が大き
くなり好ましいものではない。そこで、ボードに表示さ
れるカード数に一定の制限を設け、ボード上に貼付けら
れるカード数を制限する。制限数は、ディスプレイの表
示サイズ、ディスプレイの解像度能力を問わず一定と
し、ボード管理者120と参加者とで同じ質、同じ数の
情報を共有する。また、カードが制限数を超えた場合
は、このボードと同じ背景のボードを作成し、このボー
ドにコミュニケーションの継続が必要な数のカードを貼
付けて連携ボードを作成し、この連携ボードを現在のボ
ードに切り換える。連携ボードには必要なファイルのみ
が貼付けられており、カードによって煩雑な状態となっ
ていないので、コミュニケーションをスムーズに継続す
ることが可能となる。この結果、ディスプレイの表示面
積、解像度に依存することなく、会議の管理者と参加者
との間で、同じ情報を共有して会議を進めることができ
る。また、コミュニケーションに利用者110が常時参
加することは無理であり、外出先からでもコミュニケー
ションの内容を知りたいことや、コミュニケーションに
参加したい場合がある。このような場合は、コミュニケ
ーションシステムから携帯電話にボード、カードのデー
タを送信し、携帯端末からコミュニケーションに参加す
ることになるが、携帯端末の画面、特に、携帯電話の画
面は限られているので、ボードに対するカード位置を正
確に決定することはできない。このような場合、コミュ
ケーションボードに携帯側から送信されたカードを貼り
付けるためのエリアを確保しておきこのような問題を解
決する。また、カードが追加された場合や、新規な加入
者が増えたとき、これを利用者110側にサービスとし
て配信することが希望されるが、全てのデータをコミュ
ニケーションシステムから直接利用者端末111に配信
するのでは、両者の通信負荷が増え、相当の時間が必要
になる。そこで、本実施形態では、利用者110側にと
ってプライベートの場となるメールサーバをつくり、こ
のメールサーバにコミュニケーションシステムのボー
ド、カードを格納し、更新できるようにし、このメール
サーバから利用者110にコミュニケーションの変更分
を、希望日時に配信するようにして、通信負荷の減少を
達成する。また、ボード管理者120側、利用者110
側が利用するカレンダーをコミュケーションシステムの
カレンダーとすることができるが、単なるカレンダーで
は、本発明にかかるコミュケーションシステムにはなじ
まない。そこで、カードを時系列順に、例えばカレンダ
ー上に表示できるボードを作成し、ボードのカレンダー
の日にち欄に、カードとしてのアイコンを貼付ける。ア
イコンは、ドラッグされたとき文字や画像を表示するウ
インドウを開くように関連付けておくので、利用者11
0が、アイコンに関連付けてテキストや画像情報を格納
しておくと、コミュニケーション全体で情報を共有する
ことができる。また、前記アイコンを複数のジャンルに
分けてジャンル別に情報を蓄積させるので、利用価値の
高いカレンダーとすることができる。もちろん、カレン
ダーのデータを前記したようにメール配信に連携させて
利用者110に配信すると、その価値を一層向上させる
ことができる。なお、前記したコミュニケーションの前
提情報やコミュニケーションの土台となる情報単位を受
発信、生成、蓄積する機能と、コミュニケーションの内
容となる情報単位を受発信、生成、蓄積する機能と、利
用者端末111からコミュニケーションの内容や経過の
表示又は蓄積、又はコミュニケーションの目的あるいは
段階に対応したコミュニケーションの機能の提供を行う
ことを指示された際に、前記情報単位の一つあるいは前
記情報単位の組み合わせにより前記指示に対応した処理
をする機能を実現させるプログラムは、前記コミュニテ
ィ管理サーバ101、前記利用者端末1111〜111
n、前記ボード管理者端末1211〜121nの固定記
憶部に対応させて適宜記憶される。また、これらのプロ
グラムは、フレキシブルディスク、光ディスク、磁気デ
ィスク等の記録媒体に記録される。本発明は本発明の趣
旨を逸脱しない範囲内で種々の改変が可能であり、本発
明はこの改変された発明に及ぶことは当然である。
位をボードとカードなどの多層構造にし、その情報単位
の組み合わせによりコミュニケーションの経過や内容を
多様に表示、あるいは集計できるので、利用者は複雑な
コミュニケーション状況を理解しやすい。また、コミュ
ニケーションの目的や段階に対応したコミュニケーショ
ン機能を、ボードとカードなどの情報単位の組み合わせ
により提供できるので、利用者が参加しやすいコミュニ
ケーション環境をつくることができる。
ある。
ある。
す図である。
図である。
図である。
を示す図である。
参照処理手順例を示すフローチャートである。
す図である。
文の表示画面例を示す図である。
図である。
示すフローチャートである。
を蓄積する場合の集計処理手順例を示すフローチャート
である。
ローチャートである。
である。
順を示すフローチャートである。
を示す図である。
定処理手順を示すフローチャートである。
示す図である。
示す図である。
録画面の一例を示す図である。
面の一例を示す図である。
ある。
す図である。
す図である。
す図である。
す図である。
す図である。
定するための登録画面を示す図である。
してボードを見やすくするための登録画面を示す図であ
る。
である。
例を示す図である。
の構成の一例を示す図である。
のイベントデータの構成の一例を示す図である。
に関するユーザーデータの構成の一例を示す図である。
ダーに関するメールサービスデータの構成の一例を示す
図である。
の画面イメージを示す図である。
におけるイベントウインドウを示す図である。
である。
におけるイベント表示画面を示す図である。
図である。
ボードの利用者を登録する登録画面の別の例を示す図で
ある。
成するためのボード管理画面の別の例を示す図である。
連携のデータ例である。
2)
たコミュニケーションシステム、コミュニケーションシ
ステム用のプログラム及びコミュニケーションシステム
用のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体
前提情報やコミュニケーションの土台となる情報単位を
受発信、生成、蓄積する機能と、 コミュニケーションの内容となる情報単位を受発信、生
成、蓄積する機能と、 利用者端末からコミュニケーションの内容および経過の
表示または蓄積、またはコミュニケーションの目的ある
いは段階に対応したコミュニケーション機能の提供を行
うことを指示された際に、前記情報単位の一つあるいは
前記情報単位の組み合わせにより前記指示に対応した処
理をする機能を実現させるためのコミュニケーションシ
ステム用のプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体。
けるコミュニケーション方法、これを用いたコミュニケ
ーションシステム、コミュニケーションシステム用のプ
ログラム及びコミュニケーションシステム用のプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関
するものである。
C・モバイル端末の普及が進む中、ネットワーク上のコ
ミュニケーションシステムを利用する人が増えてきてい
る。既存のコミュニケーションシステムとしては、メー
ル、メーリングリスト、掲示板、チャット、電子会議シ
ステムなどがあり、このようなシステムの活用によりネ
ットワークを媒体とした多様なコミュニティが生まれ、
様々な活動の源になっている。このような動きの中、ネ
ットワーク上のコミュニティへの参加やコミュニケーシ
ョンの阻害要因を解消する技術が重要になってきてい
る。ネットワーク上のコミュニティにおけるコミュニケ
ーションへの参加を阻害する要因としては、(1)発言
の量が多すぎ、メッセージそのものを読みこなすことが
困難である、(2)会話の流れ(複数の話題の道筋)が
複雑で追い難いといった点が挙げられている(池田謙一
「ネットワーキング・コミュニティ」1997東京大
学出版会)。この解決法としては、例えば特開平9−2
31040号公報(以下、公知例1とも称す)の電子掲
示板システム及びその議論管理方法がある。これは発言
に賛成、反対、補足、代案などの属性を発言者が選択し
て付与し、記事の引用関係を階層表示することで、電子
メールによる議論の経緯を容易にするものである。
分析を行うという観点ではKJ法が知られており、KJ
法をベースとした発想支援ツールが実現されている。こ
のカードとその土台となるボードというメタファを用い
てコミュニケーションを支援するシステムとして検討し
たのが弊社で研究した蓄積型コミュニケーションシステ
ム(P156〜P157 日本認知科学会第18回大会
論文集)(以下、公知例2とも称す)である。これは情
報の編集、共有、蓄積の土台となるボードと1つの情報
を表すカードを用いるもので、コミュニティの参加者は
発言したい情報をカードに記述し、ネットワークを介し
てそのカードをボード上の任意の位置に貼り付けること
ができるものである。
テーマと投稿記事との関連や投稿記事間の関連は明示で
きるが、複数のテーマと投稿記事との関連や複数の投稿
記事間のn対nの関連性やその経過は明示しにくい。一
方、公知例2では、コミュニケーションの前提情報を示
すボード、カード、カード間及びカード・ボード間の関
連を示すリンク線を用いることで公知例1の課題は解決
できるが、ボード上の複雑なカード間及びカード・ボー
ド間の関連全体を表示するだけでは利用者がコミュニケ
ーション状況を容易に理解することは難しいし、関心の
あるコメント内容を探して読みこむことも容易ではな
い。また公知例2では、カードごとの蓄積が可能なの
で、コミュニケーションの内容の整理・分析が容易とな
るが、ボード背景の情報は蓄積する情報の対象にしてい
ないためコミュニケーション内容の整理・分析に必要な
情報を十分に活用できているとはいえない。ネットワー
ク上の任意のコミュニティにおけるコミュニケーション
では、多様なメンバーが随時コミュニケーションに参加
するので、コミュニケーション内容や経過をより理解し
やすいように表示することが大きな課題だといえる。ま
た、公知例1、2ではともに、コミュニケーションを支
援する機能はコミュニケーションのプロセスに関係なく
終始一定である。しかし、例えばコミュニケーションの
最初の段階ではなるべく自由な発言をしやすくする機能
が求められるが、コミュニケーションが進んだ段階では
議論の集約を支援する機能が求められるように、コミュ
ニケーションの経過に応じて求められる機能は異なる。
公知例1、2ではコミュニケーションの目的や経過に応
じて段階的にコミュニケーションを支援する機能を提供
することはできないといえ、コミュニケーションをうま
く進められるかどうは管理者側の運用次第となる。ネッ
トワーク上のコミュニティにおけるコミュニケーション
の場の運用は負荷が大きいので、コミュニケーションが
より円滑に進むような機能を提供して、コミュニケーシ
ョンの場の管理者をサポートすることも重要な課題だと
いえる。
ションの経過や内容を理解しやすいように情報を表示、
集計し、ネットワーク上のコミュニティにおけるコミュ
ニケーションをより円滑に進めるための機能を提供する
コミュニケーション方法及びコミュニケーションシステ
ムを実現することを主たる目的とする。
クを介してコミュニケーションの前提情報やコミュニケ
ーションの土台となる情報単位を受発信、生成、表示、
蓄積する手段と、コミュニケーションの内容となる情報
単位を受発信、生成、表示、蓄積する手段を備えたコミ
ュニケーションシステムにおけるコミュニケーション方
法であって、利用者端末からコミュニケーションの経過
や内容の表示を指示された際に、あるいはコミュニケー
ションの内容の集計を指示された際に、あるいはコミュ
ニケーションの場の管理者端末からコミュニケーション
の目的や段階に応じたコミュニケーション機能の提供を
指示された際に、前記情報単位の一つあるいは前記情報
単位の組み合わせにより前記指示に対応した処置をする
コミュニケーション方法により、前記課題を解決する。
ここで、コミュニケーションの内容となる情報単位の例
としては、カードがあり、コミュニケーションの前提情
報やコミュニケーションの土台となる情報単位の例とし
てはボードがある。
ドの識別子及び図4に示すようなカードとの関係などの
ボードの機能を特定する属性情報を備えている。また、
コミュニケーションの目的や段階に応じたコミュニケー
ション機能を提供するために、目的や段階に対応したテ
ンプレートを備え、管理者が選択することによりテンプ
レートを利用できるようにする。さらに、本発明では、
コミュニケーションシステムにかかるプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、およびプロ
グラムについても特徴を備える。
施形態を説明する。なお、これにより本発明が限定され
るものではない。本実施形態では、コミュニケーション
における情報単位をボードとカードという2層構造とす
るWeb上のコミュニケーションシステムを用いて説明
する。ここで、ボードとはコミュニケーションの前提と
なる情報を表示し、カードを貼付する土台となる情報単
位であり、カードとはコミュニケーションにおけるコメ
ント内容や発言者情報を表示する情報単位である。な
お、本実施形態では2層構造の例を説明するが、ボード
とカードとカードに貼付する付箋というように3層以上
の構造にしてもよい。また、本実施形態では、カードは
四角い形状でテキストを表示する情報単位であるが、カ
ードの形状はアイコンやマークなど、視認性を備えたも
のであればよく、表示内容も画像や動画、音声などマル
チメディアデータ全般を対象とする。またインターネッ
トやイントラネットに限定するものではない。
システムの概略構成を示したものである。本実施形態の
コミュニケーションシステムは、コミュニケーションシ
ステムを管理するコミュニティ管理者100と、コミュ
ニケーションシステムを利用する利用者1101〜11
0n(以下、単に利用者110とも称する)と、任意の
コミュニティにおけるコミュニケーションの場となるコ
ミュニケーションシステムのボードを管理するボード管
理者1201〜120n(以下、単にボード管理者12
0とも称する)とが利用するシステムである。なお、こ
こでコミュニティとは特定の目的や条件にもとづいて集
まる個人あるいは組織の集合を称し、例えば、地域コミ
ュニティとは、自治体職員、住民、地元事業者、学生、
NPOなどのある地域に属するメンバーの集合を指す。
バ101と、利用者端末1111〜111n(以下、単
に利用者端末111とも称する)と、ボード管理者端末
1211〜121n(以下、単にボード管理者端末12
1ともいう)とが、インターネットやイントラネットな
どの通信網130を介して、互いに接続されて構成され
ている。なお、コミュニティ管理者100とは異なるコ
ミュニケーションシステム提供者がコミュニケーション
システム管理サーバを用いてコミュニティ管理者100
にコミュニケーションシステムを提供してもよい。ま
た、通信網130を介さずに、無線を用いてもよい。
ニティ管理者100が管理する、コミュニケーションの
運用や管理を行うサーバである。コミュニティ管理サー
バ101は、利用者110からの要求に応じてカードま
たはボードの編集や表示を行い、またカードデータ、ボ
ードデータ、ユーザーデータの管理を行う。利用者端末
111は利用者110が利用する端末である。利用者1
10は利用者端末111を用いて、コミュニケーション
の利用者登録、参照、ログイン、カード編集などの要求
をコミュニティ管理サーバ101に送信する。図1の画
面例112は利用者端末111を用いて利用者110が
本実施形態のコミュニケーションシステムを利用する際
の画面イメージ例である。ここでは左のフレームにメニ
ューを表示し、右の画面にボードとカードを表示してい
るが、全画面にボードとカードを表示してメニューは画
面上部に表示してもよいし、別画面にメニューを表示し
てもよい。またここではメニューにボード一覧を表示
し、ボード一欄から各ボードにアクセスする場合を示し
ているが、一般のHTML画面から直接関連するボード
にアクセスできるようにしてもよい。
20が利用する端末である。ボード管理者120はボー
ド管理者端末121を用いて、ボードの登録やボード管
理情報の更新や削除などの要求をコミュニティ管理サー
バ101に送信する。なお、ボード管理者120が利用
者110を兼ねてもよいし、コミュニティ管理者100
を兼ねてもよい。
サーバ101におけるコミュニケーションシステムのブ
ロック構成を示したものである。
1やボード管理者端末121からの要求を受信したり、
要求に応じた処理内容を利用者端末111やボード管理
者端末121に送信したり、利用者110のログイン時
のセッション管理を行うものである。
送受信部200から送られた利用者端末111やボード
管理者端末121からの要求に応じて適切な処理部に処
理を依頼することにより、コミュニケーションシステム
全体の流れを制御する。
スワードなどのユーザー情報を格納するユーザーデータ
ベース212を管理し、利用者端末111から利用者登
録要求があった際はユーザー情報を作成してユーザーデ
ータベース212に登録し、ユーザー情報の更新や削除
の要求があった際はユーザーIDとパスワードを認証
し、正しければユーザーデータベース212の更新を行
う。また、利用者端末111からログイン要求があった
際はユーザーIDとパスワードを認証し、正しい場合は
ログインOKのメッセージとユーザーIDを、正しくな
い場合はエラーメッセージをコミュニケーション制御部
210に渡す。
タとしてボードID、ボードタイトル、ボード管理者I
Dなどを格納するボードデータベース214を管理し、
利用者端末111からボード一覧表示要求があった際は
ボードデータベース214によりボードタイトル一覧を
生成し、コミュニケーション制御部210に渡す。また
利用者端末111から個別のボードの参照要求があった
際は、ボードデータベース214により生成したボード
画面をコミュニケーション制御部210に渡す。ここで
特定の利用者のみ参照できるボードの参照要求があった
際は、あらかじめ特定の利用者にのみに知らされている
パスワードの入力を要求するメッセージをコミュニケー
ション制御部210に渡し、利用者端末111からパス
ワードが送信されたらボードデータベース214のデー
タと照合し、正しい場合はボードデータベース214に
より生成したボード画面を、正しくない場合はエラーメ
ッセージをコミュニケーション制御部210に渡す。な
お認証の際はメンバーIDを用いてもよい。また、ボー
ド管理者端末121からボードデータの更新や削除の要
求があった際は、ボードデータベース214によりログ
インされたユーザーIDと管理者IDを照合し、正しい
場合はボードデータ管理画面を、正しくない場合はエラ
ーメッセージをコミュニケーション制御部210に渡
す。
ドID、カードが貼付されているボードID、ユーザー
IDなどを格納するカードデータベース216を管理
し、利用者端末111からコメント表示の要求があった
際は、ボードデータベース214により生成したボード
上にカードデータベース216によりカードを表示した
画面を、コミュニケーション制御部210に渡す。また
利用者端末111からコメント内容表示の要求があった
際は、カードデータベース216により生成したコメン
ト内容表示画面をコミュニケーション制御部210に渡
す。また利用者端末111からカード追加の要求があっ
た際は、ログインしているかどうかを確認し、ログイン
がまだである場合はログイン画面を、ログイン済みの場
合はコメント入力画面をコミュニケーション制御部21
0に渡す。また、カード削除、リンク追加、リンク削
除、カード位置変更などの要求があった際は、ログイン
しているかどうかを確認し、ログインがまだである場合
はログイン画面をコミュニケーション制御部210に渡
し、ログイン済みの場合はログインしたユーザーIDと
カードのユーザーIDを照合し、正しければ各処理に進
み、正しくない場合はエラーメッセージをコミュニケー
ション制御部210に渡す。
ド情報やボード情報の集計結果情報を格納する集計デー
タベース218を管理し、コミュニティ管理者100や
ボード管理者120の集計要求があった際は、管理者I
Dを照合し、正しい場合は集計画面を、正しくない場合
はエラーメッセージをコミュニケーション制御部210
に渡す。
ュニケーションの目的や段階に応じたボード背景とカー
ド機能のセットであるテンプレートデータを格納するテ
ンプレートデータベース220を管理し、ボード管理者
端末121からテンプレートメニューの要求があった際
はテンプレートデータベース220よりテンプレートメ
ニューをコミュニケーション制御部210に渡し、テン
プレート利用要求があった際はテンプレートデータベー
ス220より生成したボード画面をコミュニケーション
制御部210に渡す。なお、上記のような処理をWeb
ブラウザ上で実現するための実装技術としてJava
(R)技術がある。「JAVA PRESS VoL.
14」(P38〜P43 技術評論社 2000年10
月発行)によれば、サーバサイドJAVA(R)として
はサーブレッド、JSPなどがあり、これらを組み合わ
せることで、様々なWebページを動的に生成すること
ができる。また、Web画面上でのイベント制御やプル
ダウンメニュー表示などはJAVA(R)アプレットに
よる実装が一般的である。ユーザーデータベース21
2、ボードデータベース214、カードデータベース2
16、集計データベース218、テンプレートデータベ
ース220は、それぞれのデータを記録する手段である
が、データをファイルやフォルダといった形式で記録す
る手段であってもよい。
タベース212に格納されるユーザーデータの構成の一
例を示す図である。ユーザーデータ300は、タグ形式
でユーザー管理と発言者情報表示に必要なデータを記述
したデータである。ユーザーIDタグではさまれた情報
はユーザーID301を表し、パスワードタグではさま
れた情報はパスワード302を表す。ユーザーID30
1とパスワード302はログイン時に入力するデータで
あり、カード削除、リンク追加、リンク削除、カード位
置変更などの要求時に発言者本人かどうかの認証を行う
ために必要である。また、カードの発言者についての情
報はカード内容を理解するのに役立つといえるが、発言
者情報の公開については発言者本人の同意が必要であ
る。この発言者情報の一例が発言者情報303であり、
例えば氏名、ニックネーム、住所、メールアドレス、及
び自己紹介などの一口コメントを発言者情報として利用
者110が登録する際に、発言者情報303をカード内
容と併せて公開表示するか、しないかも選択するように
する。発言者情報303で示したように、一口コメン
ト、氏名、ニックネーム、メールアドレスの公開タグで
はさまれた情報は公開是非情報を表し、trueは公開
する、falseは公開しないという選択を示す。な
お、本実施形態では、ニックネームを公開するというル
ールを設けた場合を示しており、公開する方の名前をカ
ードで表示するデータとして、後述の図5のようにカー
ドデータとして格納する。
ベース214に格納されるボードデータ400の構成の
一例を示す図である。ボードデータ400は、タグ形式
でボード管理とボード表示に必要なデータを記述したデ
ータで、ボード管理者120がボードを開設する際に登
録する。ボードIDタグではさまれた情報はボードID
401を表し、後述の図5で示すようにカードの貼付先
ボードを特定する情報である。ボードタイトルタグでは
さまれた情報はボードタイトル402、ボードコメント
タグではさまれた情報はボード管理者120によるボー
ド紹介文などのボードコメント404を表し、ボード一
覧画面で用いる。管理者IDタグではさまれた情報は管
理者ID403を表し、ボードデータの更新や削除の際
の認証に用いる。ボード画像ファイル名タグで挟まれた
情報は、ボード背景となるボード画像ファイル405を
表し、例えばJPEGファイルなどである。ボード領域
における画像の位置、ボードサイズ縦、ボードサイズ横
などのタグではさまれた情報は画像サイズ情報406で
ある。なお、ボード管理者120はボードを特定の利用
者110にのみ公開したい場合は、ステータス407を
設定する。ステータス407で示すように、ステータス
タグではさまれた情報は公開是非情報を表し、1は公開
する、2は特定の利用者110のみに公開するという選
択を示す。またカード種別情報408はボードで用いる
カードの設定に用い、カードで表示する文字のサイズや
フォントの情報などである。カードタイプタグではさま
れた情報はカードタイプ409を表し、そのボードで用
いるカードの種類を設定する。例えば、イメージ412
はカードに画像を添付できる機能、投票413はコメン
ト全文表示領域910に賛成、反対、分からないなどの
投票ボタンを追加できる機能、ジャンル414はカード
のジャンルを表示できる機能、カラー415はカードの
色を選択できる機能などである。またボード画像情報4
10はカードやボードの集計をする際に用いる情報で、
ボード画像の構造情報を表している。また、ボードタイ
プタグではさまれた情報はボードタイプ411を表し、
ボードの種類を設定する際に用いる。例えば、ボード背
景に画像を表示し、そのボード背景上でコミュニケーシ
ョンができるボードをcommunityboard、
ボード上のカードを時系列順に表示することができるボ
ードをcommunitycalendarといった設
定でボードタイプを選択する。
ベース216に格納されるカードデータ500の構成の
一例を示す図である。カードデータ500は、タグ形式
でカード編集・表示・管理に必要なデータを記述したデ
ータである。カードIDタグではさまれた情報はカード
ID501であり、カードを特定する情報である。ボー
ドIDタグではさまれた情報はボードID502であ
り、ボードデータ400のボードID401と対応して
カードの貼付先ボードを特定する。コメント内容タグで
はさまれた情報はコメント内容503であり、コメント
内容503の全文はコメント全文表示画面で表示する。
カード位置情報504は、カード位置X座標タグとカー
ド位置Y座標タグを用いて、ボード上におけるカード位
置を示す。ユーザーIDタグではさまれた情報はユーザ
ーID505で、ユーザーデータ300のユーザーID
301と対応してカードの発行者を特定する。リンク情
報506は、リンクカードIDではさまれた情報でリン
ク先のカードIDを示す。リンク線が複数ある場合はリ
ンクIDタグも複数設定される。リンク背景位置タグで
はさまれる情報はリンク背景位置情報507である。本
実施形態ではボード背景画像にリンク線を貼っていない
カードの例なのでリンク背景位置情報507を表示して
いないが、ボード背景画像にリンク線を貼っている場合
のリンク背景位置情報507はXY座標などでリンク先
である背景画像の位置を特定する。イメージタグではさ
まれている情報はイメージ情報508である。本実施形
態では画像を添付していない例なのでイメージ画像50
8を表示していない。図4のイメージ412で画像添付
が選択されていて、カードに画像を添付している場合は
イメージ情報508は画像ファイル名などで添付ファイ
ルを特定する。投票タグではさまれた情報は投票情報5
09である。この実施形態では個人IDでログインした
場合とゲストでログインした場合のどちらも投票できる
場合を挙げている。投票情報509は賛成、反対、分か
らないの各票数を個人IDでログインした場合はID
で、ゲストでログインした場合は票数で表示している。
ジャンルタグではさまれた情報はジャンル情報510で
ある。ジャンル情報510はジャンル414で設定され
たジャンルから選択されたジャンル名を特定する。カラ
ータグではさまれた情報はカラー情報511である。カ
ラー415で設定されたカラーから選択されたカラー名
を特定する。
ョン経過を表示する画面の一例である。カード間、カー
ドとボード間の関連をボード上で全体表示するだけでは
分かりにくいが、その解決策の一つであるカードの貼付
履歴表示の画面遷移例を示したのが図6である。履歴表
示画面601において、履歴表示アイコン602の右向
きアイコンをクリックすると、履歴表示画面603を表
示する。以降履歴表示アイコン602の右向きのアイコ
ンをクリックし続けると、貼付されているカードを全て
表示した状態の履歴表示画面604まで順次画面が遷移
する。また履歴表示アイコン602の左向きアイコンを
クリックすると履歴表示画面604から履歴表示画面6
01まで画面が遷移する。カード同士を連結するリンク
線は、コミュニケーションの進行を一目で判断できるよ
う先端の矢印はカードを貼付した利用者110がその貼
付したカードと関連があると考える既存のカードに向い
ている。このため、利用者110はカードとリンク線の
貼付順をたどりながら、複雑なコミュニケーション状況
を整理できるので、例えばリンク線が集まっているカー
ドなどコミュニケーションの中心となっているカードを
探しやすいといえる。なお、履歴の画面遷移を操作する
履歴表示アイコン602は、図6のように常時表示して
もよいし、履歴表示画面601〜604などで背景をク
リックすると履歴表示メニューを表示するようにしても
よい。図6には示していないが、履歴表示画面601の
状態で履歴表示アイコン602の左向きアイコンをクリ
ックするとカードが全く表示されていない履歴表示画面
に移る。この状態の履歴表示画面は、ボードという単独
の情報単位のみを表示した状態となる。
ードを中心としたコミュニケーション状況を参照する場
合の情報参照フローの一例を示す図である。利用者端末
111は、利用者110により選択されたカードを認識
し(ステップS701)、認識したカード上にカードメ
ニューを表示する(ステップS702)。なお、カード
メニューの画面イメージの一例は後述の図8で示す。利
用者端末111が、利用者110により選択された情報
参照メニュー項目をコミュニティ管理サーバ101に送
信すると(ステップS703、ステップS704)、コ
ミュニティ管理サーバ101では、カード編集・表示・
管理部215がカードデータベース216によりカード
リンクとコメント全文の表示画面を生成し(ステップS
705)、そのデータをコミュニケーション制御部21
0に渡すと、データ送受信部200が利用者端末111
に送信する(ステップS706)。利用者端末111は
カードリンクとコメント全文の表示画面を受信し、表示
する(ステップS707)。なお、カードリンクとコメ
ント全文の表示画面の一例は後述の図9で示す。また、
利用者端末111が利用者110によりカードリンクの
中で選択されたコメントをコミュニティ管理サーバ10
1に送信する(ステップS708、ステップS70
9)。コミュニティ管理サーバ101ではカード編集・
表示・管理部215がカードデータベース216により
選択されたコメントの全文を表示し(ステップS71
0)、そのデータをコミュニケーション制御部210に
渡すと、データ送受信部200が利用者端末111に送
信し(ステップS711)、利用者端末111が図9の
コメント全文表示領域910に選択されたコメントの全
文を表示する。
ー画面の一例である。カードメニュー画面800は利用
者110がカードをクリックすると表示される。「コメ
ント内容を見る」801は情報参照メニュー項目の一例
で、利用者110がこの項目を選択すると、情報参照メ
ニュー項目が選択されたことが利用者端末111からコ
ミュニティ管理サーバ101に送信され、カード編集・
表示・管理部215がカードデータベース216よりカ
ードリンクとコメント全文の表示画面を生成し、そのデ
ータをコミュニケーション制御部210に渡すと、デー
タ送受信部200が利用者端末111に送信する。図8
において、「コメントの追加」は情報追加メニュー項目
802の一例である。ボード上にカードを追加する情報
追加フローは後述の図11で示す。「コメント削除」は
情報削除メニュー項目803の一例である。利用者11
0がこの項目を選択すると、情報削除メニュー項目80
3が選択されたことが利用者端末111からコミュニテ
ィ管理サーバ101に送信され、利用者110がログイ
ン済みの場合はユーザー管理部211が当該カードのユ
ーザーID505(図5参照)とデータ送受信部200
で管理するログイン時のセッション情報内のユーザーI
Dとを照合し、合致する場合は当該カードを削除し、合
致しない場合は「このコメントへのアクセス権限はあり
ません」などのエラー表示をする。また、利用者110
がログインしていない場合もエラー表示をする。なお、
利用者110が情報削除メニュー項目803を選択した
際に、「このカードを削除してよろしいですか」などの
確認メッセージを出してもよい。「リンク線の追加」は
リンク線追加メニュー項目805の一例である。利用者
110がこの項目を選択すると、当該カードをリンク元
とするリンク線をボード上に表示する。利用者110が
ログインしカードのリンク先を選択すると、利用者11
0のユーザーIDと選択されたリンク先の位置情報とが
利用者端末111からコミュニティ管理サーバ101に
送信され、ユーザー管理部211が当該カードのユーザ
ーID505とデータ送受信部200で管理するログイ
ン時のセッション情報内のユーザーIDとを照合する。
照合の結果、合致する場合は、カード編集・表示・管理
部215がリンク先がカードである場合は、リンク情報
506を、リンク先がボード背景情報である場合はリン
ク背景位置情報507をカードデータベース216のカ
ードファイル500またはカードデータベース216の
新しいカードファイル500として追加し、追加された
リンク線をボード上に表示する(図5参照)。また、利
用者110がログインしていない場合または当該カード
のユーザーID505とユーザーデータベース212内
にある利用者110のユーザーID301とが合致しな
い場合は「このコメントへのアクセス権限はありませ
ん」などのエラー表示をする。「リンク線の削除」はリ
ンク線削除メニュー項目805の一例である。利用者1
10がこの項目を選択し、削除したいリンク線のリンク
先を選択すると、リンク線削除メニュー項目805が選
択されたことと当該リンク線のリンク先情報とが利用者
端末111からコミュニティ管理サーバ101に送信さ
れ、利用者110がログイン済みの場合はユーザー管理
部211が当該カードのユーザーID505とデータ送
受信部200で管理するログイン時のセッション情報内
のユーザーIDとを照合し、合致する場合は当該リンク
線を削除する。合致しない場合や利用者110がログイ
ンしていない場合は「このコメントへのアクセス権限は
ありません」などのエラー表示をする。「位置の変更」
はカード位置選択メニュー項目806の一例である。利
用者110がこの項目を選択し、当該カードを移動した
い位置に移動させると、カード位置変更メニュー項目8
06が選択されたことと当該カードの移動先位置情報と
が利用者端末111からコミュニティ管理サーバ101
に送信され、利用者110がログインの場合はユーザー
管理部211が当該カードのユーザーID505とデー
タ送受信部200で管理するログイン時のセッション情
報内のユーザーIDとを照合し、合致する場合は当該カ
ードをボード上で移動先に移動させて表示する。合致し
ない場合や利用者110がログインしていない場合は
「このコメントにアクセス権限はありません」などのエ
ラー表示をする。なお、カードを移動する方法は、移動
したいカードをドラッグ&ペーストで移動したい位置に
移動させてもよいし、移動したいカードをクリックした
後、移動したい位置をクリックして移動先の位置(XY
座標上の位置)を特定してもよい。またカードを移動先
に表示する際、カードデータ500のカード位置情報5
04を移動先の位置情報に変更してもよいし、カード位
置情報504に最新のカード位置情報を追加できるよう
にしてもよい。
とコメント全文の表示画面の一例である。カードリンク
表示領域900とコメント全文表示領域910で構成さ
れる。カードリンク表示領域900は、ある一つのカー
ドとボード間や他のカード間の関係を表示する領域であ
る。ある一つのカードを選択したとすると、例えば、そ
の選択したカード904が貼付されているボードのタイ
トルを示すボードタイトル901、そのカードが貼付さ
れているボード画面上の位置を示すボード画面タイトル
902などにより、カードとボード間の関係を表示す
る。また例えば選択したカード904からリンクを貼っ
た先のカードを示すリンク先のカード903、選択した
カード904に向けてリンクを貼ったカードを示すリン
ク元のカード905のように、選択したカード904及
び選択したカード904と直接関係のあるカード群が一
目で分かるように表示する。なお、図9では選択したカ
ードと直接リンクで結ばれているカードのみを表示した
が、間接的にリンクで結ばれているカードまで含めても
よい。またボードタイトル901、ボード画面タイトル
902は必要に応じて表示するようにしてもよい。ま
た、図9ではリンク先カード903、選択したカード9
04、リンク元カード905をコメント内容の最初の部
分で表示しているが、コメントデータにタイトルが設定
されている場合は、タイトルを表示してもよい。また、
選択したカード904が一目で分かるように、図9では
選択したカードを太枠で表示する例を示したが、選択し
たカード904は色を変えるなどの表示でもよい。ま
た、選択したカード904は固定ではなくてもよく、例
えばリンク先カード903をクリックすると、リンク先
カード903が選択したカード904になり、リンク先
カード903のリンク先カードやリンク元カードを表示
するようにしてもよい。なお、コメント全文を外部出力
できるようにし、全てのコメントの全文を一覧表示でき
るようにしてもよい。コメント全文表示領域910は、
コメント内容503の全文を表示する領域である。例え
ば、コメント全文911と発言者名や発言日などの発言
情報912を表示する。なお、発言者名をクリックする
と、後述の図10で示すような発言者情報を表示するよ
うにしてもよい。また、図9ではカードリンク表示領域
900とコメント全文表示領域910を同じ画面で表示
しているが、別画面に分けて表示してもよい。投票機能
913は図5の投票情報509のように投票機能を設定
しているカードの投票機能表示画面の一例である。利用
者110が賛成、反対などの投票ボタンを選択すると、
利用者110がログイン済みの場合は利用者110のユ
ーザーIDと選択された投票ボタンの情報とが利用者端
末111からコミュニティ管理サーバ101に送信さ
れ、カード編集・表示・管理部215がカードデータベ
ース216の投票情報509と当該ユーザーIDとを照
合し、合致しない場合は投票情報509に当該ユーザー
IDを追加し、投票機能913で選択された投票ボタン
の下のカウントを一つ増やして表示する。合致した場合
は投票機能913のカウントを増やさない。このような
方法により、一人で同じコメントに何票も投票すること
を防止する。なお、同じボード上では一つのカードにの
み投票できるようにしてもよい。
の表示画面の一例である。例えば、コメント全文表示領
域910の発言者名をクリックすると、図10のように
コメント全文表示領域910が発言者情報表示領域10
01に切り替えるようにしてもよい。また、別画面で発
言者情報を表示してもよい。
カードを追加する場合の情報提供フローの一例を示すフ
ローチャートである。利用者端末111が、利用者11
0により選択された位置を認識すると(ステップS11
01)選択された位置がカードの場合はカードメニュー
800を表示する(ステップS1102)。また、選択
された位置がボード背景の場合は、「カードを追加」と
いったカードメニュー項目のみのメニューを表示する
(ステップS1102)。利用者端末111が、利用者
110により選択されたカード追加メニュー項目を送信
すると(ステップS1103)、コミュニティ管理サー
バ101では、ユーザー管理部211が起動し、利用者
110がログインしていない場合は(ステップS110
4)、ログイン画面を利用者端末111に送信する(ス
テップS1105)。ログイン済みの場合は(ステップ
S1104)、カード編集・表示・管理部215がステ
ップS1101で選択された位置により追加カードのボ
ード上の位置を設定し、かつボードデータベース214
により生成したコメント入力画面を利用者端末111に
送信し(ステップS1106)、利用者端末111は送
信されたコメント入力画面を表示する(ステップS11
07)。利用者端末111が利用者110により選択さ
れた登録ボタンを認識し、入力されたコメントを送信す
ると(ステップS1108)、コミュニティ管理サーバ
101ではカード編集・表示・管理部215が受信した
コメントを新規カードデータとしてカードデータベース
216に追加し(ステップS1109)、利用者端末1
11に新規カードデータを送信する(ステップS111
0)。新規カードデータを受信した利用者端末111は
ボード上に新規カードを貼付して表示する(ステップS
1111)。なお、コミュニティ管理サーバ101への
入力コメントの送信とカードデータベース216への登
録は、利用者端末111がボード上に新規カードを貼付
して表示した後でもよい。
ードの組み合わせによりコミュニケーション内容を蓄積
する場合の集計処理フローの一例である。利用者端末1
11が集計処理画面を表示し(ステップS1201)、
利用者110により選択された集計単位と集計軸をコミ
ュニティ管理サーバ101に送信する(ステップS12
02、ステップS1203)。集計処理画面の一例は後
述の図13で示す。集計単位と集計軸の情報を受信した
コミュニティ管理サーバ101では、情報の集計・表示
・管理部217が、選択された集計単位と集計軸の情報
を元に、前記ユーザーデータベース212の発言者情報
303、前記ボードデータベース214のボード画像情
報410、前記カードデータベース216のカード位置
情報504などを用いて集計を行う(ステップS120
4)。次に情報の集計・表示・管理部217は集計結果
を集計データベース218に格納後、利用者端末111
に送信し(ステップS1205)、利用者端末111は
集計結果を表示する(ステップS1206)。集計結果
画面の一例は後述の図14で示す。
面の一例を示す図である。利用者110は、集計処理入
力領域1301において、例えば図13に示す集計単位
1302、集計軸1303のような設定を行う。集計単
位1302はカードやボードなど集計する対象の情報単
位を示し、集計単位にどの情報単位を用いるか、または
どの情報単位の組み合わせを用いるかを設定する。集計
軸1303には、ボード集計軸1304やカード集計軸
1305などの情報単位ごとの集計軸がある。ボード集
計軸1304はボード画像構造のXY情報を示すボード
画像情報410によるもので、図13ではボード画像が
ドキュメントの例として「章と節」を選択した場合を示
したが、ボード画像がマトリックスなら「表の項目」、
地図なら「位置情報」などの選択項目がありうる。カー
ド集計軸1305はカードデータ500の情報によるも
ので、図13ではキーワードと発言者の属性情報を選択
項目とした場合を示したが、更新日情報、リンク情報な
どを用いてもよい。
面の一例を示す図である。図13のような集計処理入力
情報を元に、集計結果表示領域1401に集計結果14
02や集計結果に含まれるコメント内容1403などを
表示する。図14は図13のような設定にした場合の集
計結果例であるが、集計結果はグラフに表示したり、ボ
ード背景上に表示したりしてもよい。
ーション目的や段階に対応したコミュニケーション機能
を提供するカードとボードの組み合わせ(以下、テンプ
レートとも称する)の設定フローの一例である。ボード
管理者端末121がボード管理者120によりテンプレ
ートメニューが選択されたことをコミュニティ管理サー
バ101に送信すると(ステップS1501)、コミュ
ニティ管理サーバ101ではテンプレート表示・管理部
219がテンプレートデータベース220によりテンプ
レート選択画面を生成、送信する(ステップS150
2、ステップS1503)。ボード管理者端末121が
受信したテンプレート選択画面を表示し(ステップS1
504)、ボード管理者120により選択された目的を
送信すると(ステップS1505)、コミュニティ管理
サーバ101ではボード管理者端末121から送信され
た目的により、テンプレート表示・管理部219がテン
プレートデータベース220によりステップメニューを
生成し、ボード管理者端末121に送信する(ステップ
S1506、ステップS1507)。テンプレート選択
画面の一例を後述の図16で示す。ボード管理者端末1
21が受信したステップメニューを表示し(ステップS
1508)、ボード管理者120により選択されたステ
ップメニュー項目をコミュニティ管理サーバ101に送
信すると(ステップS1509)、コミュニティ管理サ
ーバ101ではテンプレート表示・管理部219が選択
された目的とステップメニュー項目を元にテンプレート
データベース220によりボードを生成し(ステップS
1510)、ボード確認画面をボード管理者端末121
に送信する(ステップS1511)。ボード管理者端末
121はボード確認画面を表示し(ステップS151
2)、ボード管理者120により入力されたボード登録
情報と選択されたボード登録要求をコミュニティ管理サ
ーバ101に送信し(ステップS1513)、コミュニ
ティ管理サーバ101ではボード表示・管理部213が
ボードデータベース214にボード情報を登録する(ス
テップS1514)。
ト選択画面の一例である。テンプレート選択領域160
1は、コミュニケーション目的を選択する目的選択領域
1602と、コミュニケーションの段階を選択するステ
ップメニュー選択領域1603により構成される。目的
選択領域1602で選択された目的に対応したステップ
メニューがステップメニュー選択領域1603に表示さ
れる。図16は「まちづくり計画検討」という目的を選
択した場合の例である。また、目的選択領域1602の
選択メニュー、ステップメニュー選択領域1603の選
択メニュー、ステップメニューで選択するボード画像フ
ァイル405やカード種別情報408などはテンプレー
トデータベース220に格納されている。なお、カスタ
マイズ画面を設定し、ステップメニューを元にボード管
理者120がテンプレートをカスタマイズできるように
してもよい。
ドをグルーピングする場合の処理フローの一例である。
利用者110がコミュニケーション内容をより理解しや
すいように表示する機能として関連する複数のカードを
グルーピングすることも有用である。図17は、ボード
管理者120が管理対象ボードのカードをまとめて代表
カードを作成する場合の処理フローである。ボード管理
者端末121がボード管理者120により選択されたグ
ルーピングしたいカードをコミュニティ管理サーバ10
1に送信すると、コミュニティ管理サーバ101ではカ
ード編集・表示・管理部215が代表カード入力画面を
ボード管理者端末121に送信する(ステップS170
1、ステップS1702、ステップS1703)。ボー
ド管理者端末121では代表カード入力画面を表示し、
ボード管理者120により入力されたコメントなどの情
報をコミュニティ管理サーバ101に送信する(ステッ
プS1704、ステップS1705)。コミュニティ管
理サーバ101は受信した情報を代表カードデータとし
てカードデータベース216に登録した後、生成した代
表カードをボード管理者端末121に送信し、ボード管
理者端末121が代表カードを表示する(ステップS1
706、ステップS1707、ステップS1708)。
入力画面の一例である。代表カード入力画面1800は
グループコメント表示領域1801と代表カード入力領
域1810から構成される。グループコメント表示領域
1801にはグルーピングしたい複数カードのヘッダー
を表示するグループカード表示領域1802とグループ
カード表示領域1802で選択したカードのコメント内
容を表示するグループコメント表示領域1803があ
る。また代表カード入力領域1810には代表カードの
コメントを入力する代表カードコメント入力領域181
1と代表カードの色やジャンルなど表示の仕方を設定す
る代表カード表示画面設定領域1812がある。
表示画面の一例である。代表カードを作成する前の画面
イメージが基本カード表示画面イメージ1900であ
り、基本カード表示画面イメージ1900のカードをま
とめて代表カードを作成した後の画面イメージが代表カ
ード表示画面イメージ1901である。代表カードは他
のカードとは異なることが一目で分かる方がよいので、
代表カード表示画面イメージ1901のように代表カー
ドと他のカードとはサイズや色を変えてもよい。また代
表カードの裏にグルーピングしたカードを重ねて表示す
ることでグルーピング対象のカードが一目で分かるよう
にしてもよい。代表カード1902は、代表カードを示
す「旗」アイコンなどのカードタイプを表示するカード
タイプアイコン1903とカード内容のジャンルや発言
者などを表示するカードデータ表示領とカード内容を表
示するコメント表示領域1905により構成される。な
お、代表カードのコメント全文を表示したい場合は、図
8のようなカードメニュー800を用いる。また代表カ
ードの内容を表示する画面は図9のような表示画面で、
カードリンク表示領域900の替わりに図18のグルー
プコメント表示領域1801を表示する。なお、代表カ
ード以外のカードも、カードタイプアイコン1903、
カードデータ表示領域1904、コメント表示領域19
05といった構成でカード表示を行うようにし、カード
タイプアイコン1903のみでカードの種類を区別する
ようにしてもよい。
用いられるボード管理者120のボード登録画面の一例
である。ボード登録画面2001は前記ボードデータベ
ース214に格納されており、前記ボード管理者端末1
21によって前記ボードデータベース214から呼び出
される。ボード登録画面2001の左側には、「ボード
の種類」、「ボードタイトル」、「一口コメント」、
「ボードサイズ(幅)」、「ボードサイズ(高さ)」、
「1行に表示するコメントの文字数」、「カードのフォ
ントサイズ」、「コメント入力・表示のフォントサイ
ズ」、「カードの機能の選択」、「管理者ID」、「管
理者名」、「管理者メールアドレス」、「メンバー設
定」、「パスワード」、「背景画像の表示位置」、「背
景画像のファイル名」等の各種の設定項目が設けられ、
各項目の右側に登録事項を入力するための入力ボックス
と、チェックボックスとが設けられる。図20におい
て、「ボードの種類」の項目の横の選択ボックス200
2の選択ボタン2003をクリックすると、コミュニテ
ィボード、プライベートボードなどがプルダウンメニュ
ーで表示される。ここでは図4で説明したボードデータ
400のボードタイプ411が選択され、コミュニティ
ボードが選択されている。「ボードタイトル」の項目の
横に表示されている入力ボックス2004に文字を入力
すると、登録した文字がボードタイトルとなる。図示例
では「南北市まちづくり案」が入力されているので、
「南北市まちづくり案」という名称がボードタイトルと
なる。同様に、「一口コメント」の項目の横に表示され
ている入力ボックス2005に文字を入力すると、入力
した文字列がボード管理者120のコメントとなる。入
力ボックス2005の横にはコメント内容の確認などの
ためのスクロールボタン2006が設けられる。「ボー
ドサイズ(幅)」、「ボードサイズ(高さ)」の項目の
横の入力ボックス2007,2008にそれぞれ数字を
入力すると、ボードの縦横の長さが決定される。「1行
に表示するコメント文字数」の項目の横の入力ボックス
2009に数字を入力すると、最大文字数が決定され、
「カードのフォントサイズ」、「コメント入力・表示の
フォントサイズ」の項目の横の入力ボックス2010,
2011に設けられている選択ボタン2012,201
3でフォントサイズを決定すると、ボード上におけるカ
ードのフォントサイズ、コメント入力時のフォントサイ
ズがそれぞれ登録される。「カード選択の機能」の項目
には、「イメージ添付あり」、「カードのジャンル指
定」、「カードの色指定」の項目が設けられており、
「イメージ添付あり」の項目の横に表示されているチェ
ックボックス2014をONとすると、カードへのイメ
ージの貼り付けが可能となる。同じく、「投票機能付
き」の項目の横のチェックボックス2015をONとす
ると、賛成や反対などの属性別(カテゴリ別)の投票機
能が有効となり、「カードのジャンル指定」、「カード
の色指定」の項目の横に表示されているチェックボック
ス2016,2017をONとすると、カードのジャン
ル指定とカードの色指定とが有効となる。「カードのジ
ャンル指定」の項目の横にはカードのジャンルが表示さ
れる。この例では、「質問」、「回答」、「提案」、
「意見」、「その他」の項目が作成しようとするカード
のジャンルとなる。各カードに表示する「賛成」、「反
対」、「質問」、「回答」、「その他」の項目の下に
は、これらのカードの色を決定するための選択ボックス
2018,2019,2020,2021,2022が
設けられており、各選択ボックス2018〜2022の
横に用意されているスクロールボタン2023,202
4,2025,2026,2027によりカードの色を
決定するようになっている。また、図示例では、blu
e(ブルー),pink(ピンク),green(グリ
ーン),yellow(イエロー),purple(パ
ープル)の色が表示されているが他の色でも構わない。
図示例では選択ボックス2018,2019,202
0,2021,2022に表示された色があらかじめ用
意されているが、明確に区別できる限り他の色としても
構わない。「管理者ID」、「管理者名」、「管理者メ
ールアドレス」、「メンバー設定」、「パスワード」の
各項目の横の入力ボックス2027,2028,202
9,2030,2031,2032にそれぞれ文字、数
字を入力すると、ボード管理者120の管理ID、管理
者名、管理者メールアドレス、メンバー設定、パスワー
ドが登録される。なお、例えば、メンバー設定で公開と
した場合は図4のボードデータ400のステータス40
1が1となり、メンバー限定とした場合は、ステータス
407が2となる。「背景画像の表示位置」の項目の横
の選択ボタン2034をクリックすると、背景画像の表
示位置が登録される。図示例では、「左上」を選択して
いるので背景画像が画面の左上に表示される。「背景画
像のファイル名」の項目の横の入力ボックスに文字や記
号でファイル名を入力すると、前記ボード管理者端末1
21に登録されている同じ名前のファイルが背景画像と
して選択され、ボードの背景画像として登録される。ま
た、「背景画像のファイル名」の項目において、入力ボ
ックス2035の横に表示されている参照ボタン203
6をクリックすると、ダイアログボックス(図示せず)
が開き、前記ボード管理者端末121の全てのファイル
名の一覧が表示される。この中から一つのファイルを選
択すると、これが、ボードの背景画像として表示され
る。なお、前記画像ファイルには、ドキュメントや地図
等の図面、各種の写真などが用いられ、ボードデータベ
ース214に格納されているが、画像ファイルは、基本
的には、ボードとカードによるコミュニケーションに必
要なファイルであればよい。また、前記登録画面に、コ
ミュニケーションの運用上で生じた項目を追加すること
は適宜なされるものである。このように図20のボード
登録画面2001で必要事項を入力し、「登録する」を
選択すると、入力された情報が前記ボード管理者端末1
21からコミュニティ管理サーバ101に送信され、ボ
ード表示・管理部213によりボードID401(図4
参照)を割り振られ、ボードデータベース214に新し
いボードとして登録される。なお、ボード登録画面20
01で登録した情報を登録後に修正できるようにしても
よい。
り、ボード及びカードの表示条件が登録され、その表現
力やカード同士の識別性が登録されるが、一つのボード
に対してカードが限界数を超えて貼付けられると、ボー
ドとカードやカード同士が複雑に重なりあって、見にく
くなる場合がある。そこで、同じ背景のボードにコミュ
ニケーションの継続に必要なカードのみを複写した分割
ボードを作成し、これを現在、使用されているカードに
切り換えて使用すると、このような問題を解消すること
ができる。
めのボード管理画面の一例を示す。前記ボード管理者端
末121を使用してボード管理画面2050を表示し
(図21(a))、このボード管理画面2050の「ボ
ード分割」の項目をクリックすると、ボード表示・管理
部213によりボード一覧2051に切り換わる(図2
1(b))。ボード一覧2051で「ボードの内容」を
示す項目の左横に用意されているチェックボックス20
52をONとし、OKボタン2053をクリックする
と、図21(b)に示すように、分割元のボード205
4上にカードを貼付けた画面が表示される。この画面
で、必要なカードをクリックして選択すると、図21
(d)に示すように、クリックにより選択したカードの
色が変わり他のカードと視覚的に区別される。この状態
で複写元のボードの画面上部に重ねて表示された決定ボ
タン2055をクリックすると、ボード連携確認画面2
057が生成される(図21(e))。このボード連携
確認画面2057には、最終確認のため、表示するカー
ドの枚数と、ボード2061を分割元のボードと連携し
て使用するかどうかのメッセージが表示される。図示例
では、「新しいボード(分割後のボード)に移動するカ
ードは2枚です。」、「新旧のボード(分割元のボー
ド、分割後のボード)を連携させますか?」という確認
メッセージを表示させ、「連携する」、「連携しない」
の選択項目が表示されるとともに、前記ボードデータベ
ース214に格納するためボード2061に新しいボー
ド名称を入力するための入力ボックス2058が表示さ
れる。ここで、入力ボックス2058に名称を入力し、
「連携する」の項目の横のチェックボックスをONとし
て、画面下に用意されている決定ボタン2060をクリ
ックすると、分割元となったボードの背景と同じ背景
で、コミュニケーションの進行に必要なカードのみが貼
付けられた分割ボード2061が生成され、ボードデー
タベース214に格納される(図21(f))。この
際、分割元のボードの代りに分割ボード2061を用い
るため、自動的に複写元である東西市B町計画案のボー
ドデータ400のステータス407(図4参照)を非公
開にしてもよいし、ボード管理者120がステータス4
07を非公開に設定してもよい。このようにすると、ボ
ード上のカード数が減少するので、ボード及びカードの
情報、カード間の関連が明瞭に把握され、コミュニケー
ションの円滑な運営がなされることになる。
なカードを指定してこれを分割ボード2061に複写す
るという構成を説明をしたが、現在のボードのカードを
全てボード2061に複写した後、分割ボード2061
上で不要なカードを非表示とすることによって分割ボー
ドを作成してもよい。この場合、分割ボード2061上
で不要なカードを非表示とするには、不要なカードにマ
スキングすること(ぬり潰しとする)や他のデータベー
スに退避させることが想定される。また、分割ボード2
061の生成において、必要なファイルを元のボードか
ら複写する説明をしたが、ボードを分割して分割元のボ
ードとは異なる背景の新しいボードを表示させるように
してもよい。なお、カードを非表示とする場合に、全カ
ードのリストにカードを非表示とするためのチェックボ
ックスを設け、チェックボックスのON、OFFによ
り、非表示、表示を切り換えるようにしてもよい。ま
た、他のカードと選択したカードとの識別のため、選択
したカードの色を自動的に変える説明をしたが、選択し
たカードの枠線を太くしたり、枠線の柄や色を変えた
り、マークを付けるなどで識別されるようにしてもよ
い。また、分割ボード2061の生成は、通常、ボード
をボード管理者120が閲覧してボードに多数のカード
が追加されているときになされるが、ボード管理者12
0が閲覧できない場面や、カードによるコミュニケーシ
ョンの活発化によってカードが短時間のうちに追加され
るような場面においては、分割ボード2061が自動的
に生成されるようにするのが望ましい。このような場合
は、複写元のボードのカード数を積算し、積算値が所定
値を超えたとき、ボード上の親となるカードに対して最
後に貼付けられたカードから所定枚数のカードを分割ボ
ード2061に複写又は移動により貼付けて使用すれば
よい。なお、この場合の分割ボード2061に複写元の
ボードから複写又は移動するカードの枚数は経験的に決
定されるものとする。
ついて検討すると、複数のボードを並べて一つのテーマ
とすることや、相互に関連するボード同士を並べて一つ
のテーマを表現したい場合がある。このようにすれば、
ボード管理者120がつくった複数のボードでコミュニ
ケーションのテーマをより明瞭に表現できることがあ
り、必要なデータのみならず有機的な関連情報を収集で
きることがある。また、利用者110にとっても、関連
するボードをボード一覧メニューなどで自ら探さなくて
も、すぐに参照できるように設定されている方が使いや
すいといえる。
て参照できるようにするための登録画面の一例を示す。
これらの登録画面により登録されたボード連携情報は前
記ボードデータベース214に格納される。図21
(a)のボード管理メニュー2050でボード連携をク
リックすると、図22に示す登録画面が表示される。図
22において、登録画面の上部には、複数のボードを連
携グループとして登録するための入力ボックス2070
が設けられ、入力ボックス2070の下方のタスクバー
2071に、「変更対象」、「管理者名」、「ボードI
D」、「タイトル」の項目が設けられる。管理者名の左
横のチェックボックス2072をONとし、OKボタン
2078を選択すると、図23に示す確認画面を表示
し、管理者名、ボードID、タイトルが確定され、画面
下に確認ボタン2079が表示される。図23の画面例
では、「A町特集」がグループタイトルとなる。この状
態で画面下の確認ボタン(図示例ではOKボタン)20
79を選択すると、図21のボード管理メニュー205
0を表示する。図24に示すように、利用者110がA
町づくり案、A町マップまたはA町カレンダーのボード
を選択して表示すると、プルダウンメニュー2074が
ボード上部に表示される。例えば、A町づくり案のボー
ドを表示している場合、利用者110がプルダウンメニ
ュー2074でA町マップを選択すると、A町マップを
選択したことが利用者端末111からコミュイティ管理
サーバ101に送信され、ボード表示・管理部213と
カード・編集・表示管理部215とがボードデータベー
ス214とカードデータベース216とにより、A町マ
ップのボードを表示する。画面例では、ダイアログボッ
クス2074に表示された「A町まちづくり案」、「A
町マップ」、「A町カレンダー」が連携グループ「A町
特集」の連携ボードとなる。なお、図24では連携する
ボードをプルダウンメニューで選択できる例を示した
が、連携するボードの表示レイアウトを縦並び、横並び
または各ボードの配置をX軸座標、Y軸座標で指定し、
同一画面で表示してもよい。図25に示すように、複数
のボード管理者120…が作成したボード同士を連携さ
せる場合は、画面の下部の管理者IDの左横のラジオボ
タン2075をONとし、連結させたいボードを選択
し、画面下方に横並びに表示されている管理者(ボード
管理者120)の入力ボックス2075に管理者IDを
入力し、入力ボックス2076にボードIDを入力す
る。この状態で画面右下の確認ボタン(図示例ではOK
ボタン)2078をクリックすると、図26に示すよう
に、確認画面が表示され、前画面で設定した複数のボー
ド管理者120…のボードが連携ボードとしてリストア
ップされる。このリストでよければ、画面右下に表示さ
れた確認ボタン(図示例ではOKボタン)2079をク
リックするとこの連携ボードの情報が登録される。利用
者110が図26のタイトルで表示されているボードの
どれかを選択して表示すると、図27に示すプルダウン
メニュー2080がボード上部に表示される。このプル
ダウンメニューにおいてスクロールボタン2081をク
リックすると図26のタイトルで表示されている全ての
ボード名が表示される。使用方法は図24の説明と同じ
である。このようにして連携グループを作成すると、連
携グループの各ボードは、前記ボード表示・管理部21
3の管理下に入り、このボード表示・管理部213によ
って各端末装置121,111の画面に表示される。な
お、この連携グループの変更、削除を行えるようにして
もよい。変更したい場合は、変更したい連携グループを
選択し、リストアップされているボードの削除や追加を
行えるようにする。また、一つのボードが複数の連携グ
ループに属してもよい。複数の連携グループに属するボ
ード画面を表示した場合は、ボード上部に表示されるプ
ルダウンメニュー2074、2080が複数表示される
ようにしてもよい。
設定するための登録画面を示す。すなわち、ボードとカ
ードでコミュニケーションをするシステムにおいては、
ボードの表示面積は有限であり、また、一枚のカードの
表示面積も有限であるため、ボード上に貼り付けるカー
ドの数が限界数を超えたときは、下層のカードの内容、
カード間のリンク線、ボードの情報の認識が困難にな
る。そこで、図28に示すように、ボード一枚当りの最
大カード枚数を制限する。図28では、「最大カード枚
数」項目の横に入力ボックス2090を設け、この入力
ボックス2090に最大カード枚数(図示例では100
枚)を登録する。なお、登録のキャンセルのためのリセ
ットボタンも設けられる。また、登録画面2092で
は、「カード表示日数」の横に入力ボックス2091を
設けてカードの表示日数を登録できるようにしている。
前記登録画面2092で入力された情報は、前記ボード
データベース214に登録され、カード編集・表示・管
理部215が前記ボードデータベース214の情報を参
照して前記カードデータベース216により最大カード
枚数を超えたカードや表示日数を超えたカードを自動的
にボードから非表示とするので、ボードに貼付けられた
カードの増加によるカード、ボードの視認性の低下が防
止される。もちろん、非表示の対象とされるカードは、
必要に応じて表示することができる。なお、各カードに
属性(賛成、反対など)を付与し、その属性によりカー
ドを区別できる構成とした場合は、チェックボックス等
により表示・非表示を属性別に切り換えるようにしても
よい。
表示日数を設定したボードの画面イメージ3000であ
る。利用者110が「全カード表示」ボタンを選択する
と、図28の設定に対応して非表示となっているカード
を表示することができ、「古いカードを非表示」ボタン
3002を選択すると、図28の設定に対応してカード
を非表示にできる。なお、「全カード表示」ボタン30
01を選択した場合でも表示するカード数を最大カード
枚数を超えないように設定してもよい。また、ボード背
景にリンクを貼ったカードのみ表示する機能、特定のジ
ャンルまたは色のカードのみを表示する機能、特定のリ
ンクグループのカードのみ表示する機能などを用いるこ
とができるようにしてもよい。
面イメージを示す図である。誹謗中傷を表示したカード
をそのまま貼付けておくと、コミュニケーション、ひい
てはコミュニティの品質が低下する。そこで、フレーミ
ング対策として、ボード管理者120が誹謗中傷等のカ
ードを削除できる機能を設定する。設定画面3010に
はボード管理者120が管理者IDでログインする。設
定画面には、コミュニケーションの場となっているボー
ドとカードとがそのまま表示される。ここで、誹謗中傷
などの削除したいカードをクリックにより指定し、画面
下部に表示されている確認ボタン(図示例ではOKボタ
ン)をクリックすると、図30(b)のように指定した
カードとリンク線が非表示となる。なお、リンク線によ
り連結されている複数のカード中に、誹謗中傷のカード
が組み込まれている場合は、カード、及びリンク線を非
表示とした後に、関連するカード同士にリンク線を貼る
が、カード同士の連結情報を記録したファイルに基づい
て前後のカードにリンク線が自動的に貼付けられるよう
にしてもよい。また、カードは非表示ではなく、コメン
ト内容が分からないようにマスキングをしたり、小さい
アイコンにしたり、非表示にしたいカードに重ねてボー
ド管理者120のコメント(内容に問題があるため削除
しましたなど)を表示するようにしてもよい。また、ボ
ード管理者120は全てのカードの削除ができるように
設定し、図8のコメント削除メニュー803を用いて誹
謗中傷などのカードの削除ができるようにしてもよい。
さらに、ボード管理者120がログインすると表示され
るボード管理メニューにカード削除というメニューを設
け、ボード管理者120がカード削除をクリックし、削
除したいカードのボードを指定すると、そのボードが表
示され、同時に利用者110からはこのボードを閲覧で
きないように設定してもよい。
示す。利用者110の登録画面3049は、利用者11
0が利用登録する際に表示される画面である。利用者1
10の登録画面3049には、利用者110の「氏
名」、「ニックネーム」、連絡先(「住所」、「電話番
号」(TEL)、「FAX」、「e−mailアドレ
ス」)、「パスワード(仮パスワード)」、「一口コメ
ント」などメール配信や利用者110を特定するための
登録事項を入力するための項目や「メール配信を希望す
るボード」などメール配信を登録するための項目が設け
られる。各項目の横には、対応するデータを入力するた
め入力ボックス3050〜3058が設けられる。ま
た、図示されていないが、登録画面3049には、メー
ル配信サービスの希望日時、メール配信サービスの内容
を登録するための希望項目の登録画面が設けられる。希
望項目は後述する図38で説明するように登録画面30
49に表示させることができるが、登録画面から呼び出
される階層画面に設けてもよい。いずれの場合でも、チ
ェックボックスをONとして希望項目を登録する。メー
ル配信の希望項目には、メール配信の日時を登録するた
めの項目と、希望するボード、カードを配信させるよう
にするための項目と、希望するボード、カードまたはメ
ンバーの内容の変化を配信させるようにするための項目
とが設定される。後者のボードの内容の変化を配信させ
る項目としては、メール配信を登録した時点以降に追加
されたカードを配信する全カード配信と、特定のカード
に関連する追加カードのみを配信させるようにするため
の特定配信と、特定のコミュニケーションにおいて、コ
ミュニケーションのメンバーの更新についてのメンバー
情報を配信させるようにするための項目とが設定され
る。メール配信のため前記利用者110が前記入力ボッ
クス3050〜3058に登録事項を登録した後、希望
するボード名の左横のチェックボックス3059をON
とし、この状態で、利用者110の登録画面3049の
下部に設けられている「確認」ボタン3060をクリッ
クすると、利用者登録内容確認画面(図示せず)が表示
され、この利用者登録内容確認画面の確認ボタン(図示
せず)をクリックすると、登録事項がコミュニティ管理
サーバ101に送信される。利用者110から送信され
たメール配信のための登録データは、ユーザーのメール
配信希望データとして、例えば前記ボードデータベース
214や、メールサーバなどのメール専用のデータベー
ス(図示せず)に格納され、前記ボード表示・管理部2
13の管理下に置かれる。ボード表示・管理部213
は、前記メール配信希望データを参照してメールを配信
する。図示例ではボード名が「あおぞら駅前マップ」、
「東西市町づくり案」、「子育て支援」のボードが選択
されているので、この場合には、「あおぞら駅前マッ
プ」、「東西市町づくり案」、「子育て支援」のボード
の内容が配信される。この場合、利用者110の希望配
信項目として、前記した全カード配信が登録されている
場合は、利用者110が希望している日時に、「あおぞ
ら駅前マップ」、「東西市町づくり案」、「子育て支
援」についての全てのカードが配信され、利用者110
が特定配信を希望しているときは、「あおぞら駅前マッ
プ」、「東西市町づくり案」、「子育て支援」について
の追加カードのみが配信される。この場合、利用者11
0が特定のカード、例えば、「東西市町づくり案」の質
問ジャンルのカードについて追加カードの送信を希望し
ているときは、その追加カードのみが配信され、特定の
ボードを指定して新規加入者の加入者名、メンバー紹介
などのコメントの配信を希望しているときは、新規加入
者の加入者名及びコメントのみが配信される。特定配信
は全カード通信に比較してデータ量が少ないので通信負
荷を減少させることができる。なお、全カード配信、特
定配信のための配信データは、プライベートの場として
の利用者110の個人単位のボードに表示するように
し、利用者110がこの個人用ボードを参照できるよう
にしてもよい。また、メール配信するデータを利用者1
10の個人単位としてのデータとしてメールサーバ(図
示せず)に私書箱のような形で格納しておき、利用者1
10の指示によりメールを配信するようにしてもよい。
このようにすると、常時メール配信を行うよりは通信負
荷を減少させることができる。前記特定配信において、
特定のボードについての新規加入者の追加の送信を希望
する場合は、その項目が選択されたとき、前記メール配
信の登録画面に、そのボードについて会員、非会員かを
照合するためのメンバーIDと、パスワードを入力する
ための入力ボックスを出現させてメンバーIDと、パス
ワードとを登録させ、前記ボード表示・管理部213で
メンバーIDと、パスワードとを照合させるようにし、
特定のボードからのデータの漏出を防止するようにして
もよい。さらに、携帯端末からボードとカードとのコミ
ュニケーションにアクセスできるようにしてもよい。こ
の場合、携帯端末の画面にボードタイトルのリスト画面
と、リスト画面の下層画面として各ボードのカードリス
トを表示させ、カードの選択によりカードの内容をテキ
スト表示させる。なお、携帯端末からコミュニケーショ
ンシステムの検索エンジンでボード、カードの文脈を指
定してボード、カードの文字列を検索し、検索されたカ
ードのコメントが携帯端末に配信されるようにしてもよ
い。また、携帯端末で検索した特定のカードに対してカ
ードを追加する場合は、コミュニケーションシステム側
より配信されたボード及びカードのデータに対してコメ
ントを記述したデータを返信することになるが、携帯端
末の画面には、ボードの全てを表示することは難しい。
このためこのような場合は、前記ボード管理・表示部2
13が指定する位置に携帯端末からの追加カードを貼付
けるものとする。なお、貼付けエリアは、利用者端末1
11を利用した他のカードの貼付けに支障が生じないよ
うにあらかじめ決定される。
のフローの一例を示す図である。利用者110が利用者
登録のために利用者登録メニューをクリックすると、コ
ミュニティ管理サーバ101から利用者端末111に、
前記登録画面3049が送信され、利用者端末111の
画面に表示される(ステップS110)。利用者110
が登録画面3049の入力ボックス3050〜3058
に、それぞれ利用者110の氏名、ニックネーム、住
所、メールアドレス、パスワード、連絡先、一口コメン
トなど、利用者110を特定するための事項を入力し、
希望するボード名の横のチェックボックス3059をO
Nとし、さらに、チェックボックスにより前記した全カ
ード配信、特定配信の項目をいずれかの項目を選択す
る。この状態で送信ボタン(図示せず)をクリックする
と、登録画面3049で登録した登録データが前記コミ
ュニティ管理サーバ101を介してメールサービスのデ
ータベースに送信される(ステップS111)。コミュ
ニティ管理サーバ101は、利用者端末111からメー
ル配信のサービスの要求を受信すると(ステップS11
4)、前記メール配信希望データを参照して配信サービ
スの内容を更新する(ステップS115)。次に、利用
者端末111から送信されたメール配信希望データでボ
ード、カードを検索し、対応するボード、カードのデー
タを前記メールサーバに格納してデータを更新する(ス
テップS117)。メールサーバは、コミュニティ管理
サーバ101から送信された日時に指定された利用者1
10のメールアドレスにボード及びカードのデータを送
信し(ステップS118)、利用者端末111は、利用
者110の希望する日時に前記メールサーバから希望す
る内容のデータを受信する(ステップS119)。
00のボードタイプ411によって選択されたコミュニ
ティカンダーのカレンダーデータの構成の一例を示す図
である。カレンダーデータ1200は、タグ形式でボー
ド管理とボード表示に必要なデータを記述したデータ
で、ボード管理者120がボードを開設する際に登録す
る。カレンダーIDタグではさまれた情報はカレンダー
ID1201を表し、アイコンの貼付先ボードを特定す
るための情報である。タイプタグではさまれた情報はボ
ードとしてのカレンダーのタイトル1202を、ステー
タスタグではさまれた情報は公開是非情報1203を表
し、「1」は公開する、「2」は特定の利用者110の
みに公開するという選択を示す。カレンダー登録日タグ
ではさまれた情報は、ボード管理者120がコミュニテ
ィカレンダーを登録した年月日1204であり、西暦で
表示される。カレンダータイトルタグではさまれた情報
はカレンダーのタイトル1205を表す。管理者IDタ
グではさまれた情報は管理者ID1206を表し、ボー
ドデータの更新や削除の際の認証に用いる。管理者氏名
タグではさまれた情報は管理者氏名1207を表す。管
理者メールアドレスタグではさまれた情報は管理者メー
ルアドレス1208を表し、カレンダーコメントタグで
はさまれた情報はボード管理者120によるボード紹介
文などのボードコメント1209を表す。パスワードタ
グではさまれた情報は、このカレンダーを参照するため
に必要なパスワード1210を表し、特定の利用者11
0にのみパスワード1210を連絡することで利用者1
10を限定するために用いる。タイプタグではさまれた
情報は、カードの表示形式であるカードタイプ1211
を表し、カレンダー更新日タグではさまれた情報は、ボ
ード管理者120がこのコミュニティカレンダーの登録
情報を変更した年月日1212を表し、西暦で表示され
る。色設定タグではさまれた情報は、前記アイコンの色
の設定情報1213を表す。
ントデータ1400の構成の一例を示す図である。イベ
ントデータ1400は、カード編集・表示・管理に必要
なデータをタグ形式で記述したデータである。イベント
IDタグではさまれた情報はイベントID1401であ
り、イベントを特定する情報である。登録日タグではさ
まれた情報はイベントデータの登録日を特定する情報1
402であり、カレンダーIDタグではさまれた情報
は、コミュティカレンダーを特定するための情報140
3を表す。イベント実施日タグではさまれた情報は、イ
ベントの実施日を登録するための登録日情報1404
を、イベントタイトルタグではさまれた情報はイベント
タイトル1405を表し、イベント会場タグではさまれ
た情報、イベント開始時刻タグではさまれた情報、イベ
ント終了時刻タグで表された情報はそれぞれイベント会
場1406、イベント会場で実施されるイベントの開示
時刻1407とイベントの終了時刻1408を表す。ア
イコンのジャンルではさまれた情報、アイコンのタイプ
で挟まれた情報は、それぞれ後述の図39で説明するア
イコンのジャンル1409、アイコンのタイプ1410
を表す。イベント内容タグではさまれた情報は、後述す
る図40で説明するイベント内容1411であり、コメ
ントを全文表示画面で表示する。イベント窓口タグで挟
まれた情報はイベントを開催するための窓口1412
を、関連情報のURLタグではさまれた情報は、イベン
トに関連するURL1413を示し、画像ファイルタグ
ではさまれた情報は前記したイベントウインドウに表示
する画像ファイル1414を、更新日タグで挟まれた情
報はイベントの更新日1415を表す。また、更新時間
タグではさまれた情報は、イベント情報の更新時間14
16を表し、ユーザーIDタグ、ユーザー氏名タグ、電
話番号タグ、FAXタグ、メールアドレスタグではさま
れた情報は、それぞれユーザーID1417、ユーザー
氏名1418、電話番号1419、FAX1420、メ
ールアドレス1420を表し、イベントの主催者を特定
する。申し込み期限日タグではさまれた情報は、イベン
トに対する申し込み期限日1422であり、申し込み期
限時間タグではさまれた情報は、申し込み期限日の申し
込み期限時間1423を表し、メール配信希望タグでは
さまれた情報は、メール配信をするかどうかの情報14
24を表し、trueはメール配信を希望することを表
す。
るユーザーデータの構成の一例を示す図である。ユーザ
ーデータ1500は、タグ形式でユーザー管理と発言者
情報表示に必要なデータを記述したデータである。ユー
ザーIDタグではさまれた情報はユーザーID1501
を表し、更新日タグではさまれた情報は、イベントデー
タの更新日1502を表す。パスワードタグではさまれ
た情報はユーザーのパスワード1503を表す。ユーザ
ーID1501とパスワード1503はログイン時に必
要な入力データである。ユーザー氏名タグではさまれた
情報、ニックネームタグではさまれた情報、住所タグ、
電話番号タグ、FAX番号タグ、メールアドレスタグで
はさまれた情報は、それぞれユーザーの氏名1504、
ニックネーム1505、住所1506、電話番号150
7、FAX番号1508、メールアドレス1509を示
し、ユーザーを特定するための情報である。一口コメン
トタグではさまれた情報はコメントの内容1510であ
り、登録日タグではさまれた情報は、利用者登録の登録
日1511である。権限タグはログインの権限1512
を表し、利用者110であればユーザー権限で、管理者
120であれば管理者権限でログインが可能となる。一
口コメントの公開タグ、氏名の公開タグ、ニックネーム
の公開タグ、電話番号の公開タグ、FAX番号の公開タ
グ、メールアドレスの公開タグではさまれた情報151
3〜1508は、それぞれ本人の同意を得て公開するか
どうかを決定するための情報を表し、trueは公開する、
falseは公開しないという選択を示す。また、URLタ
グではさまれた情報は、インターネット上のURL15
19を表し、メール配信設定タグではさまれた情報は、
メール配信を希望するかどうかの情報1520を表し、
trueは希望する、falseは希望しないという選
択を示す。
ニティカレンダーに関するメールサービスデータの構成
の一例を示す図である。メールサービスデータ1521
は、ユーザーの情報であり、ユーザーデータベース21
2に格納され、ユーザー管理部211によって管理され
る。ユーザーIDタグではさまれた情報、メールアドレ
スタグで挟まれた情報はそれぞれユーザーID152
2、ユーザーのメールアドレス1523を表し、メール
希望ボードIDタグではさまれた情報は、メール配信を
希望するボードのID(メール希望ボードID152
4、メール希望ボードID1526)である。メール配
信済みタグではさまれた情報は、メール配信済みのイベ
ントのうち最新のイベントのイベントID(メール配信
済みイベントID1525、メール配信済みイベント1
527)を表す。ジャンルタイプタグではさまれた情報
は、ジャンルタイプ1528を表し、配信時間タグ、配
信単位タグではさまれた情報は、それぞれメールの配信
時間1531、配信単位1532、すなわち、配信の時
間間隔を表す。
メージ、図38はコミュニティカレンダーにおけるイベ
ント申し込み期限一覧を表示するウインドウを示す図、
図39は同じくコメントページを示す図、図40はコミ
ュニティカレンダーにおけるイベント表示画面を示す
図、図41は同じくイベント入力のための入力画面を示
す。図37において、ボード3080の背景となるカレ
ンダーは、前記コミュニティ管理サーバ101の日時設
定に対応してその月のカレンダーを日曜日始まりでアプ
レットが描画、表示したものであり、前記ボード表示・
管理部213が参照した日の月を画面の上部中央に表示
したものである。ボード3080上のカレンダーの日に
ち欄には、日々のイベントを表示するためのアイコンが
貼付けられる。アイコンは、前記利用者端末111、ボ
ード管理者端末121を用いてコミュニティカレンダー
にログインしたユーザー又はボード管理者120がボー
ド3080に貼付けるカードの一態様である。前記アイ
コンは、それぞれ目的、用途を分かり易くかつ、情報の
ジャンルを一目で理解するためにボード3080にあら
かじめ用意されている。この実施形態では、人間の顔を
デフォルメした口コミ情報3082と、\マークをデフ
ォルメしたセールス情報3083と、台帳をデフォルメ
した住民向け情報3084と、バックをデフォルメした
事業者向けアイコン3085と、イベントの申し込み期
限を示す期限アイコン3086とが用意されている。前
記アイコン3082〜3085の中から選択したアイコ
ンをカレンダー3081の日にち欄(セル)にドラッグ
&ドロップすると、コミュティ管理サーバ101がこれ
に関連付けられているイベント入力画面を開くようにな
っている。図40は、イベントを表示するイベント表示
画面3092を示し、図41はこのイベント入力画面の
一例を示す。図41に示すイベント入力画面3098に
情報を書き込み、OKボタン4008をクリックすると
書き込んだ情報が、そのカードの情報として前記コミュ
ニティ管理サーバ101を通じて前記カードデータベー
ス216に格納される。図35のユーザーデータ150
0で説明したように、ユーザーデータの公開が本人によ
り許諾されているときは、ユーザーデータの内容は共有
情報となり、許諾されていないときは、プライベートな
情報となる。図37において、コミュティカレンダーに
ログインしたユーザー(利用者110又はボード管理者
120)がボード3080の右上に表示されているイベ
ントの申込み期限一覧3087をクリックすると、これ
に関連付けられたイベントウインドウが開かれる。図3
8はこのイベントウインドウを示す。図示例ではイベン
トウインドウ3088には、あらかじめリストが登録さ
れており、申し込み期限を設定したリスト3089が表
示され、期限日、開催日、イベントタイトル、主催者、
連絡先(電話番号(TEL),FAX,e−mailア
ドレス)が表示される。この図38において、イベント
タイトルがクリックされるとイベントの詳細が関連付け
られた別ウィンドウで表示される。イベント詳細につい
ては図40で説明する。
l)はボード管理者端末121、利用者端末111のメ
ーラーと連動しており、メールアドレスをクリックする
とメーラーが立ち上がる。図37の例では、コミュニテ
ィカレンダーに戻ってカレンダー3081の日にち欄の
イベントの期限アイコン3086をクリックすると、そ
の日に申込み期限のあるイベントが図38に示すイベン
ト申込み期限一覧に表示されるように相互に関連付けら
れている。この例では、カレンダー3081の4/3日
に貼付けられているイベントの期限アイコン3086を
クリックすると4/3日に申込み期限のあるイベントの
みがリストアップされるようになっている。また、カレ
ンダー3081の下に表示されているイベントカード3
090の右横に表示されているコメント件数(図示例で
コメント3件と表示されている部分)の表示部をクリッ
クすると、図39に示されるように前記したコメントペ
ージ3091が表示されるようになっている。このコメ
ントページ3091では、一例として、イベントに対す
るコメントとして発言者、発言日、発言時刻と発言内容
が表示されている。図40に示すように、イベントを表
示するイベント表示画面3092は、この例では、イベ
ントの内容がイベントのジャンルに対応付けて変更でき
るようになっており、例えば、イベントのジャンルが口
コミ情報の場合は、主催者の欄を発言者の欄に変更でき
るようになっている。また、このイベント表示画面30
92においては、開催日時、イベントの内容の全文、添
付画像が表示される。口コミ情報以外のジャンルの場合
は、連絡先、イベント窓口、会場、詳細が表示に加えら
れるようになっている。イベント表示画面3092の下
側に表示された登録ボタン(図示例では「コメントす
る」と表示されたボタン)3093はコメント入力ベー
ジ3094に関連付けられており、また、コメント入力
ページ3094は、前記イベントウインドウ3093に
関連付けられている。イベント表示画面3092におい
て、登録ボタン3093をクリックすると、コメント入
力ページ3094が出現する。コメント入力ページ30
94にコメントを入力して登録ボタン3095を押す
と、コメントの登録が終了する。図40において、コメ
ント表示ボタン(図示例では「コメントを見る」と表示
されたボタン)3096を押すと前記コミュニティ管理
サーバ101が前記カードデータベース216から対応
するコメントページ3091を呼び出して新しい順に表
示させる。したがって、この実施の形態にかかるボード
及びアイコン(カード)もボード管理者120及び利用
者110が共有するコミュニケーションの場またはプラ
イベートの場となり、各アイコンに関係付けて記録され
る情報がプライベートまたは共有の情報となる。
示すようにイベントを開始する日付、開催時刻、終了時
刻、タイトル、ジャンル、生活シーン、イベント内容、
イベント窓口、開催場所、マップ、申込み期限、メール
配信希望の有無となる。図37において、ジャンル別の
アイコン3082、3083、3084、3085を、
前記カレンダー3081の目的とする日にち欄の上にド
ラッグして日を指定した場合は、入力画面3098にお
いて、その日が指定した日付けとして表示され、選択さ
れたアイコンのジャンルがジャンル欄に表示される。な
お、日付け及びジャンルは入力画面3098にて変更し
てもよい。生活シーン4000はスクロールボックスに
用意されたものの中から選択し、その他のタイトル、内
容、窓口、場所はそれぞれ入力ボックス4001、40
02、4003、4004に入力して情報を蓄積する。
この場合、時刻4005は、入力の簡便化のため、所定
時間、例えば、15分刻みに設定可能としてもよい。な
お、マップ情報3097(図40参照)を貼り付ける場
合は、マップ4007の項目には、リンクを張るURL
を指定することが可能である。イベントの申込み期限4
006の設定については、その日時を入力する。この設
定により、期限アイコン3086が入力した日に表示さ
れる。前記利用者110へのメール配信は、イベント発
生時のメール配信を希望している利用者110に対して
このイベントを配信するかどうかを入力することができ
る。なお、図37の画面上のイベント入力をクリックし
て、入力画面3098を表示してもよい。この場合の日
付欄、ジャンル欄は未入力の状態で表示される。
ードの利用者110を登録する登録画面4010の別の
例を示す図である。なお、図42において、図31で説
明した構成と同じ構成については、同一符号を付し説明
を省略する。登録画面4010の入力ボックスとして
は、「氏名」3050、「ニックネーム」3051、
「住所」3052、「パスワード」(仮パスワードを含
む)3053、連絡先(「電話番号」3054、「FA
X」3055、「e−mailアドレス」3056)、
「一口コメント」3057、「URL」(Unvers
al Resource Locater)3058な
どが設定される。設定後、この登録画面でチェックした
ボード(例えば、あおぞら駅前マップ)に対して新たに
カードが追加されるなど、更新によって変化が生じたと
きは、図31、図32を参照して説明したようにメール
希望の配信内容に応じてその内容が配信される。これは
前記コミュニティカレンダーについても同様である。メ
ール配信の詳細設定については、この例では、メール配
信を希望する場合に、メール配信詳細設定のチェックボ
ックスをONとして配信時間帯を午前、午後、夜から選
択可能するとその時間帯にメールが配信される。配信単
位を指定することで、当日分、3日分、1週間分などま
とめて配信できる。また、選択した特定のジャンルや生
活シーンのイベントのみを希望するための口コミ情報、
セールス情報、住民向け情報、事業者向け情報のジャン
ルは、ここでは、遊ぶ、食べる、買う、働く、住むの5
つのジャンルに細分化されているので、細分化された内
容でコメントが送信される。
成するボード管理画面の別の例を示す図である。なお、
図43において、図21で説明した構成と同じ構成につ
いては、同一符号を付し説明を省略する。ボード一覧4
011でボードタイトルやボード一口コメントなどボー
ドの内容を示す項目の左横のチェックボックス2052
をONとし、OKボタン2053をクリックすると、分
割ボードのタイトル、一口コメントなどの情報を登録す
るボード分割詳細設定画面4012が表示される。図4
3(b),(c)では、分割元ボードとして東西市B町
計画案を選択し、分割後のボードとして東西市B町計画
第2案を設定する場合を示す。ボード分割詳細設定画面
4012でタイトル、一口コメントなどを入力し、OK
ボタン4013をクリックすると、分割後のボード上で
表示するカードを選択するために分割元ボードのカード
内容を参照できる参照モード画面4014が表示され
る。図43(d)では東西市B町計画案のボードとカー
ドとが表示された場合である。この参照モード画面40
14でカードをクリックすると、カードの内容を参照で
きるプルダウンメニュー項目4015が表示され、この
プルダウンメニュー項目4015をクリックすると図9
のようなコメント全文の表示画面が表示される。「選択
モードへ」ボタン4016をクリックすると、分割後の
ボードで表示するカードを選択できる選択モード画面4
017が表示される。この選択モード画面4017でカ
ードをクリックすると、カード4018のように色が変
わるなど、選択したカードを特定できるようにする。ま
た、選択したカードを再度クリックすると、色が元に戻
るなど、非選択の状態に戻るようにする。カードの内容
を再度、確認したい場合は、「参照モードへ」ボタン4
019をクリックすると、参照モード画面4014が表
示される。この時、選択モード画面4017で選択され
たカードは参照モード画面4014でも色が変わった状
態で表示される。また、リセットボタン4021をクリ
ックすると、選択したカードが全て非選択の状態にな
る。分割後のボードで表示したいカードを選択した後、
決定ボタン4020をクリックすると、選択したカード
のみが表示される確認画面4022が表示される。確認
画面4022で「戻る」ボタン4024をクリックする
と選択モード画面4017に戻り、OKボタン4023
をクリックするとボード分割内容を確認するボード分割
内容確認画面4025が表示される。ボード分割内容確
認画面4025でOKボタン4026をクリックする
と、作成した分割ボードの情報がコミュニティ管理サー
バ101に送信され、ボード表示・管理部213によ
り、ボードデータベース214に保存される。
ド連携のデータ例である。ボードデータ400に連携グ
ループのIDなどのデータを追加して、ボード毎にボー
ド連携データを管理してもよいし、図44のようにボー
ド連携データを独立して管理してもよい。連携グループ
ID4030はボード連携のグループを特定する情報で
あり、連携グループタイトル4031は図22や図25
で入力する連携グループのタイトルである。連携グルー
プを紹介する一口コメントを入力した場合は連携グルー
プ一口コメント4032に記述される。連携グループボ
ード4033はボード上部に表示されるプルダウンメニ
ュー2074、2080(図24、図27参照)でリス
トアップされる各ボードのIDとタイトルである。
びそのシステムは、次のように要約される。本発明は、
利用者端末111をネットワークに接続し、利用者端末
111の画面に表示されたコミュニケーションのボード
という土台(情報単位)にカード(情報単位)を貼付け
て相互に多種、多様な情報を共有しながらこれらの情報
を蓄積するコミュニケーション方法及び装置において、
カード同士に矢印付きのリンク線を貼って進行過程を表
示させるので、途中からコミュニケーションに参加した
者でもその経過と内容とを容易に把握することができ
る。なお、利用者端末111、ボード管理者端末12
1、コミュニティ管理サーバ101は、通信機能を持つ
周知のコンピュータで構成されており、利用者端末11
1の画面、ボード管理者端末121の画面、コミュニテ
ィ管理サーバ101の画面は、これらに接続されている
ディスプレイ(図示せず)の画面を意味している。例え
ば、「〇〇町について」の情報を文字と画像で表示した
ボードを作成して町についての批評や要望などの情報を
収集し、蓄積しようとする場合には、最初に「〇〇」、
「××」、「△△」というカードがボード上に貼付けら
れる。次に、ボードを見た管理者又は第三者がそのカー
ド「〇〇」、「××」、「△△」に対する質疑応答のた
めのカードを作成し、これをボード上に貼付ける。カー
ドの差し出し先、内容から見てボード管理者120、す
なわち、ボードの作成側に応答の必要がある場合は、ボ
ード管理者120がそのカードに対して質問や意見のた
めのカードを貼付ける。一つの画面に、多数のカードに
よる多数のテーマが掲示された場合、また、特定のカー
ドに多数のカードが関連した追加カードとして貼付けら
れた場合は、各テーマのカード(親カード)とこれに質
疑を求めるためのカードの内容が読みにくくなり、ま
た、相互の関係が不明確で、判読が困難となる。そこ
で、カードの属性を明確にし、テーマとなるカードに意
見、質問のためのカードにリンク線を貼って相互の関連
を明確し、テーマとなるカードと関連付けるカードとを
視覚的に区別させる。そして、コミュニケーションの元
となるカード、すなわち、テーマとなるカードに追加カ
ードからリンク線を貼ってカード同士を一連の情報とす
る。また、リンク線には新しく作成されたカードから直
前に作成されたカード向きの矢印を付けて親子関係を明
確にしコミュニケーションの進行過程を一目で把握でき
るようにしている。すなわち、テーマとなるカードが
「××」であるとき、「××」←「××に対して□□」
←「□□に対して◇◇」←「◇◇に対して◆◆」←「◆
◆に対して〇〇」というように、カード同士がリンク線
←で連結され、相互に関連付けられる。また、議事進行
の上で元となるカードと、ボード上に表示されているボ
ート背景の画像又はテキストの指定した箇所には、これ
を開始点とするリンク線を貼り、また、議事の元となっ
た箇所を示すとともに、テーマとなったカードと、質疑
のためのカードとに区別して視認できるようにする。も
ちろん、単一のカードから複数のカードにリンク線を貼
り、相互を明確に関連付けることも可能である。このよ
うにすれば、テーマとなる複数のカードや質疑のための
複数のカードがボード上に多数貼付けられていても、ま
た、各カードがボードに対して乱雑に配置されていて
も、相互の関係が明確なものとなる。また、ボードに貼
付けるカードは、単に、ボード上に重ねて表示されてい
て任意の場所に移動可能となっており、カード同士、ボ
ードのテキスト表示とテーマとなるカードを連結するリ
ンク線は、カードの移動に伴ってみかけ上伸縮すること
ができるので、各カードを整理して見やすくすることが
できる。この場合、他のテーマを表示するカード、これ
にリンクするカードは、邪魔となるだけなので、ボード
の隅にまとめて寄せておけばよい。このようにすると、
ボードの面積を一つのテーマに対する議論展開の場とし
て有効に活用することができるが、カードの属性や内容
を一目で理解できるようにするには、ディスプレイの表
示面積を大きく、ボードを大きくするか、またはディス
プレイの解像度を大きくし、ディスプレイに対するカー
ドの表示面積を小さくする必要がある。しかし、ディス
プレイを交換したり、ディスプレイの解像度を変える方
法は、ボード管理者120側、ユーザー側の負担が大き
くなり好ましいものではない。そこで、ボードに表示さ
れるカード数に一定の制限を設け、ボード上に貼付けら
れるカード数を制限する。制限数は、ディスプレイの表
示サイズ、ディスプレイの解像度能力を問わず一定と
し、ボード管理者120と参加者とで同じ質、同じ数の
情報を共有する。また、カードが制限数を超えた場合
は、このボードと同じ背景のボードを作成し、このボー
ドにコミュニケーションの継続が必要な数のカードを貼
付けて連携ボードを作成し、この連携ボードを現在のボ
ードに切り換える。連携ボードには必要なファイルのみ
が貼付けられており、カードによって煩雑な状態となっ
ていないので、コミュニケーションをスムーズに継続す
ることが可能となる。この結果、ディスプレイの表示面
積、解像度に依存することなく、会議の管理者と参加者
との間で、同じ情報を共有して会議を進めることができ
る。また、コミュニケーションに利用者110が常時参
加することは無理であり、外出先からでもコミュニケー
ションの内容を知りたいことや、コミュニケーションに
参加したい場合がある。このような場合は、コミュニケ
ーションシステムから携帯電話にボード、カードのデー
タを送信し、携帯端末からコミュニケーションに参加す
ることになるが、携帯端末の画面、特に、携帯電話の画
面は限られているので、ボードに対するカード位置を正
確に決定することはできない。このような場合、コミュ
ケーションボードに携帯側から送信されたカードを貼り
付けるためのエリアを確保しておきこのような問題を解
決する。また、カードが追加された場合や、新規な加入
者が増えたとき、これを利用者110側にサービスとし
て配信することが希望されるが、全てのデータをコミュ
ニケーションシステムから直接利用者端末111に配信
するのでは、両者の通信負荷が増え、相当の時間が必要
になる。そこで、本実施形態では、利用者110側にと
ってプライベートの場となるメールサーバをつくり、こ
のメールサーバにコミュニケーションシステムのボー
ド、カードを格納し、更新できるようにし、このメール
サーバから利用者110にコミュニケーションの変更分
を、希望日時に配信するようにして、通信負荷の減少を
達成する。また、ボード管理者120側、利用者110
側が利用するカレンダーをコミュケーションシステムの
カレンダーとすることができるが、単なるカレンダーで
は、本発明にかかるコミュケーションシステムにはなじ
まない。そこで、カードを時系列順に、例えばカレンダ
ー上に表示できるボードを作成し、ボードのカレンダー
の日にち欄に、カードとしてのアイコンを貼付ける。ア
イコンは、ドラッグされたとき文字や画像を表示するウ
インドウを開くように関連付けておくので、利用者11
0が、アイコンに関連付けてテキストや画像情報を格納
しておくと、コミュニケーション全体で情報を共有する
ことができる。また、前記アイコンを複数のジャンルに
分けてジャンル別に情報を蓄積させるので、利用価値の
高いカレンダーとすることができる。もちろん、カレン
ダーのデータを前記したようにメール配信に連携させて
利用者110に配信すると、その価値を一層向上させる
ことができる。なお、前記したコミュニケーションの前
提情報やコミュニケーションの土台となる情報単位を受
発信、生成、蓄積する機能と、コミュニケーションの内
容となる情報単位を受発信、生成、蓄積する機能と、利
用者端末111からコミュニケーションの内容や経過の
表示又は蓄積、又はコミュニケーションの目的あるいは
段階に対応したコミュニケーションの機能の提供を行う
ことを指示された際に、前記情報単位の一つあるいは前
記情報単位の組み合わせにより前記指示に対応した処理
をする機能を実現させるプログラムは、前記コミュニテ
ィ管理サーバ101、前記利用者端末1111〜111
n、前記ボード管理者端末1211〜121nの固定記
憶部に対応させて適宜記憶される。また、これらのプロ
グラムは、フレキシブルディスク、光ディスク、磁気デ
ィスク等の記録媒体に記録される。本発明は本発明の趣
旨を逸脱しない範囲内で種々の改変が可能であり、本発
明はこの改変された発明に及ぶことは当然である。
位をボードとカードなどの多層構造にし、その情報単位
の組み合わせによりコミュニケーションの経過や内容を
多様に表示、あるいは集計できるので、利用者は複雑な
コミュニケーション状況を理解しやすい。また、コミュ
ニケーションの目的や段階に対応したコミュニケーショ
ン機能を、ボードとカードなどの情報単位の組み合わせ
により提供できるので、利用者が参加しやすいコミュニ
ケーション環境をつくることができる。
ある。
ある。
す図である。
図である。
図である。
を示す図である。
参照処理手順例を示すフローチャートである。
す図である。
文の表示画面例を示す図である。
図である。
示すフローチャートである。
を蓄積する場合の集計処理手順例を示すフローチャート
である。
ローチャートである。
である。
順を示すフローチャートである。
を示す図である。
定処理手順を示すフローチャートである。
示す図である。
示す図である。
録画面の一例を示す図である。
面の一例を示す図である。
ある。
す図である。
す図である。
す図である。
す図である。
す図である。
定するための登録画面を示す図である。
してボードを見やすくするための登録画面を示す図であ
る。
である。
例を示す図である。
の構成の一例を示す図である。
のイベントデータの構成の一例を示す図である。
に関するユーザーデータの構成の一例を示す図である。
ダーに関するメールサービスデータの構成の一例を示す
図である。
の画面イメージを示す図である。
におけるイベントウインドウを示す図である。
である。
におけるイベント表示画面を示す図である。
図である。
ボードの利用者を登録する登録画面の別の例を示す図で
ある。
成するためのボード管理画面の別の例を示す図である。
連携のデータ例である。
Claims (23)
- 【請求項1】 コミュニケーションにおける情報単位を
複数層の構造にし、複数層間において複数の情報単位を
組み合わせることにより、コミュニケーションの内容お
よび経過を表示することを特徴とするコミュニケーショ
ン方法。 - 【請求項2】 コミュニケーションにおける情報単位を
複数層の構造にし、複数層間において複数の情報単位を
組み合わせることにより、コミュニケーションの内容お
よび経過を蓄積することを特徴とするコミュニケーショ
ン方法。 - 【請求項3】 コミュニケーションにおける情報単位を
複数層の構造にし、情報単位の組み合わせにより、コミ
ュニケーションの目的あるいは段階に対応したコミュニ
ケーション機能を提供することを特徴とするコミュニケ
ーション方法。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
記載のコミュニケーション方法において、前記複数層に
分かれた情報単位はコミュニケーションにおけるコメン
ト情報を有するカードと、コミュニケーションの前提と
なる情報を有するボードであることを特徴とするコミュ
ニケーション方法。 - 【請求項5】 請求項4に記載のコミュニケーション方
法において、ボードの機能として、ボードの識別子およ
びボードの機能を特定する属性情報を備えることを特徴
とするコミュニケーション方法。 - 【請求項6】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
記載のコミュニケーション方法において、前記複数層に
分かれた情報単位はコミュニケーションにおけるコメン
ト情報を有するカードと、コミュニケーションの前提と
なる情報を有するボードであり、前記ボードが前記カー
ドを時系列順に表示できるように構成されたことを特徴
とするコミュニケーション方法。 - 【請求項7】 コミュニケーションの利用者が共有する
コミュニケーションの場と、この場に付随して各利用者
が利用する固有のプライベートの場があり、利用者に送
信するコミュニケーションの情報を一旦プライベートの
場に蓄積して利用者の通信負荷を減少させるようにした
請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のコミュニ
ケーション方法。 - 【請求項8】 各情報単位または複数情報単位における
変化に応じてその変化を利用者に配信するようにした請
求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のコミュニケ
ーション方法。 - 【請求項9】 各情報単位の各層の機能設定、分割、連
携表示ができるように構成された請求項1乃至請求項8
のいずれか1項に記載のコミュニケーション方法。 - 【請求項10】 サーバに複数の端末装置をネットワー
クを介して接続し、端末装置の画面に、コミュニケーシ
ョンの前提情報となるボードと、ボードに貼付けられて
コミュニケーションの内容を示すカードとを表示させて
ボートとカード間、カード間の相互の関連によりコミュ
ニケーションの状況を理解させるようにしたコミュニケ
ーション方法において、カードのリンク先がカードであ
る場合はカード間に、リンク先がボード背景情報である
場合はカードからボード背景情報にこれらを結ぶリンク
線が表示されるようにしたことを特徴とするコミュニケ
ーション方法。 - 【請求項11】 請求項10に記載のコミュニケーショ
ン方法において、リンク線の先端にカードのリンク先を
示す矢印が表示されるようにしたことを特徴とするコミ
ュニケーション方法。 - 【請求項12】 請求項10又は請求項11に記載のコ
ミュニケーション方法において、カードをクリックして
選択すると、選択したカードが他のカードと区別されて
表示されるようにしたことを特徴とするコミュニケーシ
ョン方法。 - 【請求項13】 請求項10乃至請求項12のいずれか
1項に記載のコミュニケーション方法において、履歴表
示アイコンによりカードの貼付け順を表示する履歴表示
画面が表示されるようにしたことを特徴とするコミュニ
ケーション方法。 - 【請求項14】 請求項10乃至請求項12のいずれか
1項に記載のコミュニケーション方法において、コミュ
ニケーションの目的、カード内容、カードの発言者など
に応じて、カード上部の属性表示、あるいはカードの
色、あるいはカードの形やサイズを変えて表示するよう
にしたことを特徴とするコミュニケーション方法。 - 【請求項15】 コミュニケーションシステムを管理す
る少なくとも一つの管理サーバと、コミュニケーション
システムを利用する少なくとも一つの利用者端末と、前
記管理サーバに対してコミュニケーションに関する情報
を提供する少なくとも一つの管理者端末とがあり、 前記管理サーバは、コミュニケーションの前提情報やコ
ミュニケーションの土台となる情報単位を受発信、生
成、表示、蓄積する手段とコミュニケーションの内容と
なる情報単位を受発信、生成、表示、蓄積する手段を備
えており、 前記利用者端末は前記情報単位を受発信、表示する手段
を備えており、 前記管理者端末は前記情報端末を設定、受発信、表示す
る手段を備えており、 前記利用者端末からコミュニケーションの経過や内容の
表示を指示された際に、前記管理サーバが前記情報単位
の一つあるいは前記情報単位の組み合わせにより前記指
示に対応した処理をする手段を備えていることを特徴と
するコミュニケーションシステム。 - 【請求項16】 コミュニケーションシステムを管理す
る少なくとも一つの管理サーバと、コミュニケーション
システムを利用する少なくとも一つの利用者端末と、前
記管理サーバに対してコミュニケーションに関する情報
を提供する少なくとも一つの管理者端末とがあり、 前記管理サーバは、コミュニケーションの前提情報やコ
ミュニケーションの土台となる情報単位を受発信、生
成、表示、蓄積する手段とコミュニケーションの内容と
なる情報単位を受発信、生成、表示、蓄積する手段を備
えており、 前記利用者端末は前記情報単位を受発信、表示する手段
を備えており、 前記管理者端末は前記情報端末を設定、受発信、表示す
る手段を備えており、 前記利用者端末からコミュニケーション内容の集計を指
示された際に、前記管理サーバが前記情報単位の一つあ
るいは前記情報単位の組み合わせにより前記指示に対応
した処理をする手段を備えていることを特徴とするコミ
ュニケーションシステム。 - 【請求項17】 コミュニケーションシステムを管理す
る少なくとも一つの管理サーバと、コミュニケーション
システムを利用する少なくとも一つの利用者端末と、前
記管理サーバに対してコミュニケーションに関する情報
を提供する少なくとも一つの管理者端末とがあり、 前記管理サーバは、コミュニケーションの前提情報やコ
ミュニケーションの土台となる情報単位を受発信、生
成、表示、蓄積する手段とコミュニケーションの内容と
なる情報単位を受発信、生成、表示、蓄積する手段を備
えており、 前記利用者端末は前記情報単位を受発信、表示する手段
を備えており、 前記管理者端末は前記情報端末を設定、受発信、表示す
る手段を備えており、 前記利用者端末からコミュニケーションの目的や段階に
応じたコミュニケーション機能の提供を指示された際
に、前記管理サーバが前記情報単位の一つあるいは前記
情報単位の組み合わせにより前記指示に対応した処理を
する手段を備えていることを特徴とするコミュニケーシ
ョンシステム。 - 【請求項18】 コミュニケーションにおける情報単位
をコミュニケーションの土台となる情報単位とコミュニ
ケーション内容を示す情報単位として記録手段に格納
し、前記情報単位を前記記録手段から読み出し、前記情
報単位を組み合わせたコミュニケーションの内容および
経過を表示する手段を有することを特徴とするコミュニ
ケーションシステム。 - 【請求項19】 コミュニケーションにおける情報単位
をコミュニケーションの土台となる情報単位とコミュニ
ケーションの内容を示す情報単位に分けておき、前記情
報単位を組み合わせたコミュニケーションの内容および
経過を記録する手段を備えたことを特徴とするコミュニ
ケーションシステム。 - 【請求項20】 コミュニケーションにおける情報単位
をコミュニケーションの土台となる情報単位とコミュニ
ケーションの内容を示す情報単位の2層構造にし、その
一つの情報単位または2つの情報単位の組み合わせによ
り、コミュニケーションの目的あるいは段階に対応した
コミュニケーション機能を提供する手段を有することを
特徴とするコミュニケーションシステム。 - 【請求項21】 請求項20に記載のコミュニケーショ
ンシステムにおいて、コミュニケーションの目的あるい
は段階に対応したコミュニケーション機能を提供する手
段は、コミュニケーションの目的あるいは段階に対応し
た複数のテンプレート情報を格納するテンプレート記録
手段と、利用者端末からの選択指示に基づいて複数のテ
ンプレート情報からテンプレート情報を選択して出力す
る手段を備えることを特徴とするコミュニケーションシ
ステム。 - 【請求項22】 複数のコミュニケーション参加者が情
報を協同編集する機能と個人ごとの情報管理を行う機能
を併せ持ち、これらを連動して機能させるように構成さ
れた請求項15乃至請求項21のいずれか1項に記載の
コミュニケーションシステム。 - 【請求項23】 コンピュータにコミュニケーションの
前提情報やコミュニケーションの土台となる情報単位を
受発信、生成、蓄積する機能と、 コミュニケーションの内容となる情報単位を受発信、生
成、蓄積する機能と、利用者端末からコミュニケーショ
ンの内容や経過の表示または蓄積、またはコミュニケー
ションの目的あるいは段階に対応したコミュニケーショ
ンの機能の提供を行うことを指示された際に、前記情報
単位の一つあるいは前記情報単位の組み合わせにより前
記指示に対応した処理をする機能を実現させることを特
徴とするコミュニケーションシステム用のプログラム。 【請求24】 コンピュータにコミュニケーションの前
提情報やコミュニケーションの土台となる情報単位を受
発信、生成、蓄積する機能と、 コミュニケーションの内容となる情報単位を受発信、生
成、蓄積する機能と、 利用者端末からコミュニケーションの内容および経過の
表示または蓄積、またはコミュニケーションの目的ある
いは段階に対応したコミュニケーション機能の提供を行
うことを指示された際に、前記情報単位の一つあるいは
前記情報単位の組み合わせにより前記指示に対応した処
理をする機能を実現させるためのコミュニケーションシ
ステム用のプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体。
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