JP2005235198A - Guiプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】更なる画面領域リソースを利用せずにGUIに提示された各種図形要素を視覚的に区別するための手法を提供する。
【解決手段】本発明は、表示画面の画像描画領域において複数の要素特性によって特徴付けられる図形要素をコンピュータで描画するためのGUIプログラムを提供する。このGUIプログラムは、複数の選択可能図形IDを有する選択インタフェースと、複数の選択可能図形IDのうち任意の図形IDの選択を検出する入力インタフェースと、検出された図形ID毎に、図形IDに関連付けられた固有描画色を用いて、表示画面の画像描画領域において図形IDに関連付けられた1つまたは複数の要素特性によって特徴付けられる図形要素を描画する描画機能と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般に、コンピュータ化された情報のグラフィック表現に関するものであり、より詳細には、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(graphical user interface、GUI)において表現されるさまざまなタイプの要素の描画色に対応するカラー・キーを提示する技法に関するものである。
グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)は、コンピュータ化システムにおいて、コンピュータ化装置とその装置の人間のオペレータとの間における情報の入力及び出力を容易にするために利用される。理想のGUIは、ナビゲーションを容易に行うことができ、簡単な入力フォーマットを提供し、コンピュータ化装置から受信した情報を人間のオペレータに容易に理解できるフォーマットで提示する。
典型的なGUIは、さまざまなタイプの情報をディスプレイ・モニタに提示する。用途によっては、GUIは、ディスプレイ・モニタに提示されるいくつかの情報タイプ間に視覚的区別を施さなければならない。視覚的区別は、各情報タイプに合わせた個別の色の利用、個別の線の太さまたはパターンの利用、個別の形状またはアイコン画像の利用等を通じて実現することが可能である。
一般に、選択インタフェースは、ある形式のリスト(例えば、ドロップダウンリスト)として設けられ、提示される。リストの項目は情報タイプを識別し、ラジオボタン、チェックボックス、または他の何らかの標準選択機構のような選択オプションを備えることが可能である。
例えば、複数の異なるタイプの情報に対応する要素を提示するGUIの場合、強調表示(highlight)選択インタフェースを設けて、オペレータが要素のタイプに従ってスクリーン上の要素を強調表示できるようにすることが可能である。例えば、複数の要素が表示され、各要素は3つの別個の情報タイプのうちの1つであると仮定する。さらに、オペレータが3つの情報タイプのうち1つ以上を強調表示されるように選択できる強調表示選択インタフェースが、GUIに設けられているものと仮定する。オペレータが強調表示する情報タイプの1つを選択すると、選択された情報タイプに対応するスクリーン上の要素が、上述の何らかの視角的区別方法を用いて、これに応じて強調表示される。
強調表示された要素を視覚的に区別する簡単な方法の1つは、色の利用によるものである。例えば、1つの情報タイプのみが強調表示される場合、GUIは、強調表示要素を描画するためにある特定の色を使用し、残りの非強調表示要素を描画するために別の色を使用する。2つ以上の情報タイプが強調表示される場合、GUIは、強調表示される情報タイプのそれぞれに別個の色(非強調表示要素の描画色とも異なる)を割り当てることが可能である。
しかし、2つ以上の色が異なる情報タイプの要素を区別するために用いられると、オペレータに色の意味を伝達するために(例えば、色Aが情報タイプ1の要素に割り当てられ、色Bが情報タイプ2の要素に割り当てられている)、混乱を回避するためのあるタイプのカラー・キー(color key)を設けなければならない。さらに、カラー・キーが、各色の意味を最も解読しやすくするために表示される画像と共に、画面上に提示されるのが望ましい。
しかし、当該技術者には周知のように、画像を表示するための画面領域には制限があるので、画面領域は、領域アロケーションによって効率よく最大化しなければならない。
従って、本発明の目的は、GUIに提示された複数の選択された情報タイプに関するカラー・キーを提示するための改良技法を提供することにある。本発明のもう1つの目的は、更なる画面領域リソースを利用することなくカラー・キーを提示する改良技法を提供することにある。
本発明は、更なる画面領域リソースを利用せずに、GUIに提示された各種被選択図形要素を視覚的に区別するため、選択メニューにおいて固有のカラー・キーを提示するための改良技法である。
本発明によれば、複数の選択可能図形IDが、表示画面上においてGUIの選択メニューに提示される。各選択可能図形IDは、表示される要素の1つまたは複数の特性に関連付けられる。また、各選択可能図形IDは、それぞれ別個の固有描画色とも関連づけられる。この固有描画色は、関連付けられた図形IDの選択時に、表示画面の画像描画領域内における選択可能図形IDに関連付けられた1つまたは複数の特性を備える要素の描画に利用される。
現在選択されていない新たに選択されるメニュー項目を検出すると、選択可能図形IDに関連付けられた1つまたは複数の特性を備える要素が、新たに選択される図形IDに関連付けられた固有描画色を用いて、表示画面の画像描画領域に描画される。オプションにより、新たに選択される図形IDは、デフォルト色から、新たに選択される図形IDに関連付けられた固有描画色に再描画される。あるいはまた、全ての選択可能図形IDは、常に各IDに関連付けられた固有描画色を用いて描画される。
現在選択されているメニュー項目の選択解除を検出すると、選択可能図形IDに関連付けられた1つまたは複数の特性を備える要素が、表示画面の画像描画領域から除去されるか、または、メニュー項目の任意の1つに関連付けられた固有描画色のいずれとも異なるデフォルト色を利用して再描画される。オプションにより、新たに選択解除される図形IDは、デフォルト色に再描画される。
選択されるメニュー項目に対応する要素は、選択時に、その要素に関連付けられたメニュー項目が描画される固有描画色を用いて描画されるので、本発明によれば、更なる画面領域を必要とすることなく、別個の特性を備えた表示項目間における区別を行うための固有のカラー・キーが得られる。
本発明及びそれに付随する利点の多くについては、同様の参照記号が同じかまたは同様のコンポーネントを表わしている、添付の図面に関連づけて検討すれば、下記の説明を参照することによってより深く理解できるので、より完全な認識が得られ、容易に明らかになるであろう。
本発明は、追加画面領域リソースを利用することなく、GUIに提示される、複数の選択された情報タイプに関するカラー・キーを提示する改良技法である。
図1は、本発明が機能するシステム1の斜視図である。例示されているように、システム1には、ソフトウェア・アプリケーション20を実行するコンピュータ2(例えば、HP−UXオペレーティング・システムで動作するワークステーション)、ディスプレイ・モニタ3、及び、入力キーボード4及びマウス5が含まれている。ソフトウェア・アプリケーション20には、キーボード4及びマウス5を介してユーザ入力を受信し、人間のオペレータに理解されるように、ディスプレイ・モニタ3の表示画面6にユーザ・フレンドリ・フォーマットでアプリケーション出力を提示するGUIソフトウェア21が含まれている。GUIソフトウェア21は、その出力がディスプレイ・モニタ3の表示画面6に描画されることになるGUI7を生成する。
図2は、図1のコンピュータ・システム1のブロック図である。図示のように、コンピュータ2には、中央演算処理装置、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、または、他のこうした組み込み型処理システムのようなプロセッサ12、メモリ8、制御回路14、キーボード・ポート9、マウス・ポート10、ディスプレイ・モニタ・ポート11、及び、外部計器15との通信用のオプション・ポート13が含まれている。プロセッサ12は、メモリ8からのソフトウェア・アプリケーション20を実施するアプリケーション・プログラム命令を検索して実行する。アプリケーション・プログラム命令は、GUIソフトウェア21(同様に、プログラム命令の形態をなす)が含まれており、GUIソフトウェア21は、制御回路14の制御下で、キーボード・ポート9及びマウス・ポート10でそれぞれ受信される入力キーボード4及びマウス5からの入力を受信して処理するよう動作する。GUIソフトウェア21は、ディスプレイ・モニタ3でスクリーン6上に描画するために、制御回路14を介して、ディスプレイ・モニタ・ポート11への出力を生成するようにも動作する。
図2の挿入画には、GUIソフトウェア21の内部が示されている。例示されているように、GUIソフトウェア21には、少なくとも、表示される可能性のある要素の1つまたは複数の要素特性(element characteristic)とそれぞれ関連付けられた複数の選択可能図形ID(selectable graphical identifier)を提示する選択インタフェース22と、提示された選択可能図形IDの任意のIDの選択及び選択解除を検出する入力インタフェース23と、入力インタフェースによって検出された図形ID毎に、その図形IDに関連付けられた固有描画色(unique rendering color)を用いて、選択された図形IDに関連付けられた特性を備えた要素を表示画面上に描画する描画機能(rendering function)と、が含まれている。
本発明は、要素の描画に用いられる色によって互いに視覚的に区別しなければならない複数の要素を含むGUI画像に適用される。例証のため、互いに視覚的に区別される複数の要素を備えたGUI画像の一例が図3に提示されているが、この場合、要素の区別は要素タイプによって行われることになる。もちろん明らかなように、例えば、要素数、要素サイズ、いくつかの特性に関する特定の値に関連した要素等といった、他の異なる区別基準を利用することが可能であり、本明細書における要素タイプの要素区別基準は、単なる一例として例示されたものでしかなく、制限のためのものではない。
次に図3を参照すると、複数の要素を含むプロセスの図解モデル例100が示されている。各要素は、複数の別個の要素タイプのうちの1つに対応している。要素タイプには、データ項目、データフロー、制御フロー、プロセス・バブル、及び、プロセス数が含まれる。図解例の場合、要素131、132、133、134、135、136、137、138、及び、139は、デ−タ項目タイプに対応し、要素111、112、113、114、115、116、117、及び、118は、データフロータイプに対応し、要素121及び122は、制御フロータイプに対応し、要素101、102、103、及び、104は、プロセス・バブル・タイプに対応し、要素141、142、143、及び、144は、プロセス数タイプに対応する。
図解モデル100は、例えば、図形情報の表示、及び、表示情報の操作を可能にするグラフィカル・エディタにおいて生成可能である。例示の実施態様に示された図解モデル100は、「データフロー線図」として既知のものである。このデータフロー線図は、「構造分析/構造設計」(SA/SD)と呼ばれる設計概念を伝達するために、設計手法の一部として用いられる図解規則である。例示の実施態様の場合、ソフトウェア・アプリケーション20は、グラフィカル・エディタであり、例えば、ユーザが、表示画面6上のデータ項目、データフロー、制御フロー、プロセス・バブル、及び、プロセス数を表わしたアイコンを挿入及び操作することによって、ある特定の設計に関するSA/SDを実施できるようにするソフトウェア設計環境またはコンピュータ支援設計(CAD)ツール内において用いられる。各アイコン・タイプ(例えば、データ項目、データフロー、制御フロー、プロセス・バブル、及び、プロセス数)は、別個のそれぞれの定義済み機能を表わしている。アイコンは、アイコンが表わす特定の要素に固有のパラメータを設定するため、ユーザによる選択及び編集が可能である場合も多い。結果得られる図形モデルは、プロセスまたはエンティティの構造化設計を表現しており、このモデルは、設計の実際の実施において設計者または第三者を支援することが可能である。SA/SDのセッション中に、ある特定のタイプの要素だけ(例えば、プロセス・バブルを表わすアイコンだけ)を選択的に表示するか、または、スクリーン6上のモデルの他の表示要素から選択された要素を視覚的に区別することが役立つ可能性がある。従って、選択機構が必要になる。選択機構は、ドロップダウンリスト、起動すると項目の選択/選択解除が可能になるポップアップ・ウィンドウ、スクリーン上の専用パネル、のような切換え可能な選択可能メニュー項目を備えたメニュー・リストの形態をとることもできるし、あるいは、選択される要素を含む画像が表示されるパネルに組み込むことも可能である。
図4には、画像描画領域260、及び、画像描画領域260に描写されるさまざまな要素タイプの選択を可能にする選択メニュー250を備えた、GUIウィンドウ200が例示されている。この例の場合、選択メニュー250は、GUIウィンドウ200内のパネルとして提示される。しかし、強調表示選択メニューは、代わりに、切換え可能な選択可能項目を備えたドロップダウンリスト及びポップアップウィンドウとして提示することもできるし、あるいは、画像描画領域に直接組み込むこともできるのは明らかである。例示のように、選択メニュー250には、それぞれ、対応するチェックボックスによって起動または停止される複数の切換え可能な選択可能メニュー項目251、252、253、254、255が含まれている。例示のように、メニュー項目251、252、253、254、255は、図3の図形モデル100に表示可能な異なる要素タイプのそれぞれに対応する。従って、選択メニュー250には、制御フロータイプの要素の表示を起動または停止させるための選択項目251、データフロータイプの要素の表示を起動または停止させるための選択項目252、データ項目タイプの要素の表示を起動または停止させるための選択項目253、プロセス・バブル・タイプの要素の表示を起動または停止させるための選択項目254、及び、プロセス数タイプの要素の表示を起動または停止させるための選択項目255が含まれている。
図4では、選択メニュー250が表示されているが、選択項目は起動されていない(すなわち、メニュー項目251、252、253、254、255には、対応するチェック・ボックスの「X」によって選択されたことを表わすものはない)。従って、ウィンドウ200の画像描画領域260に描写される画像はない。
図5には、選択メニュー250が表示されているが、その対応するチェック・ボックスの「X」によって表示されるように、プロセス・バブル選択項目254が起動され、残りの選択項目251、252、253、及び、255は停止状態にある。従って、プロセス・バブル要素タイプに対応する要素201、202、203、及び、204だけが、ウィンドウ200の画像描画領域260に描画されている。
1つの要素タイプのみを表示するように選択される場合、他のタイプの要素は表示されないので、表示される要素と他のタイプの要素を視覚的に区別する必要はない。しかし、2つ以上の要素タイプを表示するように選択される場合、本発明では、表示される要素の他の選択された各サブセットから、選択された各サブセットを視覚的に区別するため、選択メニューに固有のカラー・キーが設けられる。
図6には、こうした例が示されている。この例では、選択メニュー250が示されているが、対応するチェック・ボックスのそれぞれにおける「X」によって表示されるように、データフロー選択項目252及びプロセス・バブル選択項目254が起動されており、残りの選択項目251、253、及び、255は停止状態にある。従って、データフロー要素タイプに対応する要素211、212、213、214、215、216、217、及び、218と、プロセス・バブル要素タイプに対応する要素201、202、203、及び、204だけが、ウィンドウ200の画像描画領域260に描画されている。
この場合、選択メニュー及び描写された画像に固有のカラー・キーを利用して、描画要素の選択されたセットのそれぞれに属する要素が視覚的に区別される。これを実現するため、メニュー項目251、252、253、254、255は、それぞれ、異なる描画色を割り当てられて、描画される。選択メニュー250に固有のカラー・キーに関連して、選択されたメニュー項目の要素タイプに対応する要素が、対応する選択されたメニュー項目のラベルを描画するために用いられるのと同じ色を用いて描画される。従って、例えば、図6の場合、データフロー選択項目252は、青色を割り当てられて描画され、データフロー要素タイプに対応する表示要素211、212、213、214、215、216、217、及び、218も、青色で描画される。この青色は、選択メニュー250におけるデータフロー選択項目252の青色と合致するので、要素211、212、213、214、215、216、217、及び、218がデータフロー要素であることが視覚的に表示される。対照的に、プロセス・バブル選択項目254は、赤色を割り当てられて描画され、プロセス・バブル要素タイプに対応する表示要素201、202、203、及び、204も、赤色で描画される。この赤色は、選択メニュー250におけるプロセス・バブル選択項目254の赤色と合致するので、要素201、202、203、及び、204がプロセス・バブル要素であることが視覚的に表示される。従って、選択メニュー項目252及び254を描画するために異なる色を用いることと、ある特定の選択メニュー項目及びその対応する表示要素の両方を描画するために同じ色を用いることを組み合わせると、選択メニュー250内における固有のカラー・キーの働きをするので、新たな画面領域(すなわち、ピクセル)が不要になる。
図7には、選択項目の全てが起動された選択メニュー250が例示されている。従って、対応するチェック・ボックスのそれぞれにおける「X」によって表示されるように、制御フロー選択項目251、データフロー選択項目252、データ項目選択項目253、プロセス・バブル選択項目254、及び、プロセス数選択項目255が、それぞれ、起動されている。従って、ウィンドウ200の画像描画領域260に描写された画像には、制御フロータイプに対応する要素221及び222、データフロー要素タイプに対応する要素211、212、213、214、215、216、217、及び、218、データ項目要素タイプに対応する要素231、232、233、234、235、236、237、238、及び、239、プロセス・バブル要素タイプに対応する要素201、202、203、及び、204、及び、プロセス数要素タイプに対応する要素241、242、243、及び、244が含まれている。
ふたたび、カラー・キーが、選択メニュー250及び画像描画領域260に描画色を用いることによって固有に実施される。この例では、制御フロー選択項目251は、オレンジ色を割り当てられて描画され、制御フロー要素タイプに対応する表示要素221及び222も、オレンジ色で描画される。このオレンジ色は、選択メニュー250における制御フロー選択項目251のオレンジ色と合致するので、要素221及び222が制御フロー要素であることが視覚的に表示される。データフロー選択項目252は、青色を割り当てられて描画され、データフロー要素タイプに対応する表示要素211、212、213、214、215、216、217、及び、218も、青色で描画される。この青色は、選択メニュー250におけるデータフロー選択項目252の青色と合致するので、要素211、212、213、214、215、216、217、及び、218がデータフロー要素であることが視覚的に表示される。データ項目選択項目253は、紫色を割り当てられて描画され、データ項目要素タイプに対応する表示要素231、232、233、234、235、236、237、238、及び、239も、紫色で描画される。この紫色は、選択メニュー250におけるデータ項目選択項目253の紫色と合致するので、要素231、232、233、234、235、236、237、238、及び、239がデータ項目要素であることが視覚的に表示される。プロセス・バブル選択項目254は、赤色を割り当てられて描画され、プロセス・バブル要素タイプに対応する表示要素201、202、203、及び、204も、赤色で描画される。この赤色は、選択メニュー250におけるプロセス・バブル選択項目254の赤色と合致するので、要素201、202、203、及び、204がプロセス・バブル要素であることが視覚的に表示される。プロセス数選択項目255は、緑色を割り当てられて描画され、プロセス数要素タイプに対応する表示要素241、242、243、及び、244も、緑色で描画される。この緑色は、選択メニュー250におけるプロセス数選択項目255の緑色と合致するので、要素241、242、243、及び、244がプロセス数要素であることが視覚的に表示される。
従って、選択メニュー項目251、252,253、254、及び、255を描画するために異なる色を用いることと、ある特定の選択メニュー項目及びその対応する表示要素の両方を描画するために同じ色を用いることを組み合わせると、選択メニュー250内における固有のカラー・キーの働きをするので、新たな画面領域(すなわち、ピクセル)が不要になる。
図8は、GUIにおいて、図4〜図7の選択メニュー250に固有のカラー・キーを実施するための方法270に関する望ましい実施態様を例示したフローチャートである。例示のように、本方法では、選択メニュー項目毎に(ステップ271)、現在の選択メニュー項目を選択するか否かの判定が行われる(ステップ272)。選択されない場合、本方法では、現在の選択メニュー項目に関連した要素タイプの要素描画色がデフォルト色(例えば、「黒」)に割り当てられる(ステップ273)。この二者択一において、現在の選択メニュー項目が選択されると、本方法では、現在の選択メニュー項目に関連した要素タイプの要素描画色が固有色に割り当てられる(ステップ274)。「固有(unique)」色は、本明細書では、デフォルト描画色以外の色と定義され、他のどの要素タイプに割り当てられる要素描画色とも異なっている。本方法では、さらに、その要素タイプに割り当てられた要素描画色を利用して、現在の選択メニュー項目に関連した要素タイプの全要素が表示される(ステップ275)。次に、現在の選択メニュー項目ラベルが、その選択メニュー項目に関連した要素タイプに割り当てられた要素描画色を用いて描画される(ステップ276)。本方法では、さらなる選択メニュー項目を表示する必要の有無が判定され(ステップ277)、全ての選択メニュー項目の表示が済むまで、上記ステップ(ステップ271〜ステップ277)が繰り返される。
選択メニュー250が表示され、選択されたメニュー項目に関連する要素タイプを備えた要素が、画像描画領域260内に描画されると、GUIソフトウェアは、ユーザ入力をモニタして、選択メニュー内における選択メニュー項目の変更を検出する。図9は、図4〜図7の選択メニュー250において検出された変更を実施する方法280の望ましい実施態様を例示したフローチャートである。例示のように、本方法では、変更された選択メニュー項目を選択するか否かの判定が行われる(ステップ281)。その変更された選択メニュー項目が選択されると(すなわち、その選択メニュー項目が前に選択されていなかった場合に、ユーザ入力によって、それが選択されると)、本方法では、その変更された選択メニュー項目に関連した要素タイプの要素描画色が固有色に割り当てられる(ステップ282)。本方法では、次に、その要素タイプに割り当てられた要素描画色を用いて、変更された選択メニュー項目に関連する要素タイプの全要素を再表示する(ステップ283)。この二者択一において、変更された選択メニュー項目が選択されなければ(すなわち、その選択メニュー項目が前に選択されていた場合に、ユーザ入力によって、その選択メニュー項目が選択解除されると)、本方法では、その変更された選択メニュー項目に関連した要素タイプの要素描画色がデフォルト色(例えば、「黒」)に割り当てられる(ステップ284)。本方法では、次に、GUIの画像描画領域からその変更された選択メニュー項目に関連する要素タイプの全要素が除去される(ステップ285)。次に、その変更された選択メニュー項目に関連する要素タイプに割り当てられた要素描画色を用いて、その変更された選択メニュー項目のラベルが再描画される(ステップ266)。
あるいはまた、本発明は、図形的に生成されるソフトウェア・プログラムの生成またはデバッグ中に、スクリーン6上に同時に表示される複数要素のうちの特定の要素を視覚的に区別する、すなわち「強調表示(highlight)」するのに役立つ可能性がある。従って、強調表示選択機構が必要になる。図10には、画像描画領域360及び強調表示選択メニュー350を備えたGUIウィンドウ300が例示されている。この例の場合、強調表示選択メニュー350は、GUIウィンドウ300にパネルとして提示される。しかし、強調表示選択メニューは、代わりに、切換え可能な選択可能項目を備えたドロップダウンリスト及びポップアップウィンドウとして提示することもできるし、あるいは、画像描画領域に直接組み込むこともできるのは明らかである。例示のように、強調表示選択メニュー350には、それぞれ、対応するチェック・ボックスによって起動または停止される複数の切換え可能な選択可能メニュー項目351、352、353、354、355が含まれている。例示のように、メニュー項目351、352、353、354、355は、図3の図形モデル100の異なる要素タイプのそれぞれに対応する。従って、強調表示選択メニュー350には、制御フロータイプの要素の強調表示を起動または停止させるための強調表示選択項目351、データフロータイプの要素の強調表示を起動または停止させるための強調表示選択項目352、データ項目タイプの要素の強調表示を起動または停止させるための強調表示選択項目353、プロセス・バブル・タイプの要素の強調表示を起動または停止させるための強調表示選択項目354、及び、プロセス数タイプの要素の強調表示を起動または停止させるための強調表示選択項目355が含まれている。
例示のように、各強調表示選択メニュー項目351、352、353、354、355は、固有の強調表示色を用いて描画される。この強調表示色は、強調表示するように選択されると、画像描画領域360内において、そのタイプの要素を描画することになる色に対応している。例えば、強調表示選択メニュー項目351が、オレンジ色で描画されるということは、強調表示するように選択された場合、画像描画領域360に表示される制御フロータイプの要素が、同じオレンジ色で描画されることを表わしている。同様に、強調表示選択メニュー項目352が、青色で描画されるということは、強調表示するように選択された場合、画像描画領域360に表示されるデータフロータイプの要素が、同じ青色で描画されることを表わしている。同様に、強調表示選択メニュー項目353が、紫色で描画されるということは、強調表示するように選択された場合、画像描画領域360に表示されるデータ項目タイプの要素が、同じ紫色で描画されることを表わしている。同様に、強調表示選択メニュー項目354が、赤色で描画されるということは、強調表示するように選択された場合、画像描画領域360に表示されるプロセス・バブル・タイプの要素が、同じ赤色で描画されることを表わしている。最後に、強調表示選択メニュー項目355が、緑色で描画されるということは、強調表示するように選択された場合、画像描画領域360に表示されるプロセス数タイプの要素が、同じ緑色で描画されることを表わしている。
図10の場合、強調表示選択メニュー350が表示されているが、強調選択項目は起動していない(すなわち、メニュー項目351、352、353、354、355には、対応するチェック・ボックスの「X」によって選択されたことを表わすものはない)。従って、ウィンドウ300の画像描画領域360に描画される要素201、202、203、204、211、212、213、214、215、216、217、218、221、222、231、232、233、234、235、236、237、238、239、241、242、243、244には、強調表示するように選択されたものはなく、従って、各要素は、デフォルト色(例えば、黒)を用いて描画され、表示要素間の色による区別は行われない。
図11には、選択メニュー350が表示されているが、その対応するチェック・ボックスにおける「X」によって表示されるように、プロセス・バブル強調表示選択項目354(赤色で描画された)が起動されており、残りの強調表示選択項目351、352、353、及び、355は停止状態にある。従って、プロセス・バブル要素タイプに対応する要素201、202、203、及び、204が、ウィンドウ300の画像描画領域360に赤色を利用して描画されている。ウィンドウ300の画像描画領域360に描画される残りの要素211、212、213、214、215、216、217、218、221、222、231、232、233、234、235、236、237、238、239、241、242、243、244は、強調表示するように選択されておらず、従って、デフォルト色(例えば、黒)を用いて描画される。従って、視覚的色区別が施されるのは、強調表示される要素201、202、203、204だけである。
図12には、その対応するチェック・ボックスのそれぞれにおける「X」によって表示されるように、起動されたデータフロー強調表示選択項目352(青色を用いて描画された)及びプロセス・バブル強調表示選択項目354(赤色を用いて描画された)が例示されており、残りの選択項目351、353、及び、355は停止状態にある。従って、データフロー要素タイプに対応する要素211、212、213、214、215、216、217、及び、218が、ウィンドウ300の画像描画領域360に青色を利用して描画され、プロセス・バブル要素タイプに対応する要素201、202、203、及び、204が、ウィンドウ300の画像描画領域360に赤色を利用して描画されている。残りの要素221、222、231、232、233、234、235、236、237、238、239、241、242、243、244は、強調表示するように選択されておらず、従って、デフォルト色(例えば、黒)を用いて描画される。従って、視覚的色区別が施されるのは、強調表示される、プロセス・バブル要素タイプに対応する要素201、202、203、204、及び、データフロー要素タイプに対応する要素211、212、213、214、215、216、217、及び、218だけである。
図13には、選択項目の全てが起動された、強調表示選択メニュー350が例示されている。従って、その対応するチェック・ボックスのそれぞれにおける「X」によって表示されるように、制御フロー強調表示選択項目351(オレンジ色で描画)、データフロー強調表示選択項目352(青色で表示)、データ項目強調表示選択項目353(紫色で表示)、プロセス・バブル強調表示選択項目354(赤色で表示)、及び、プロセス数強調表示選択項目355(緑色で表示)が、それぞれ、起動されている。従って、制御フロー要素タイプに対応する要素221及び222は、ウィンドウ300の画像描画領域360にオレンジ色を用いて描画され、データフロー要素タイプに対応する要素211、212、213、214、215、216、217、及び、218は、ウィンドウ300の画像描画領域360に青色を用いて描画され、データ項目要素タイプに対応する要素231、232、233、234、235、236、237、238、及び、239は、ウィンドウ300の画像描画領域360に紫色を用いて描画され、プロセス・バブル要素タイプに対応する要素201、202、203、及び、204は、ウィンドウ300の画像描画領域360に赤色を用いて描画され、プロセス数要素タイプに対応する要素241、242、243、及び、244は、ウィンドウ300の画像描画領域350に緑色を用いて描画される。全ての強調表示選択メニュー項目が起動されると、全要素タイプの視覚的色区分が示される。
また、カラー・キーは、強調選択メニュー350における強調選択メニュー項目351、352、353、354、355のそれぞれに固有の描画色を利用し、画像描画領域260における表示の際に、選択メニュー項目に対応する要素のそれぞれの描画色を一致させることによって、強調表示選択メニュー350で固有に実施される。さらに、カラー・キーは、それ以上スクリーン・スペースを利用せずに(すなわち、それ以上ピクセルを利用せずに)実施される。
図14は、GUIにおける図10〜図13の選択メニュー350に固有カラー・キーを実施する方法370の望ましい実施態様を例示した。例示のように、本方法では、選択メニュー項目毎に(ステップ371)、現在の選択メニュー項目を選択するか否かの判定が行われる(ステップ372)。選択されない場合、本方法では、現在の選択メニュー項目に関連した要素タイプの要素描画色がデフォルト色(例えば、「黒」)に割り当てられる(ステップ373)。この二者択一において、現在の選択メニュー項目が選択されると、本方法では、現在の選択メニュー項目に関連した要素タイプの要素描画色が固有色に割り当てられる(ステップ374)。「固有」色は、本明細書では、デフォルト描画色以外の色と定義され、他のどの要素タイプに割り当てられる要素描画色とも異なっている。次に、現在の選択メニュー項目ラベルが、その選択メニュー項目に関連した要素タイプに割り当てられた要素描画色を利用して描画される(ステップ375)。さらに、本方法では、その要素タイプに割り当てられた要素描画色を用いて、現在の選択メニュー項目に関連した要素タイプの全要素が表示される(ステップ376)。本方法では、さらなる選択メニュー項目を表示する必要の有無が判定され(ステップ377)、全ての選択メニュー項目の表示が済むまで、上記ステップ(ステップ371〜ステップ377)が繰り返される。
選択メニュー350が表示され、選択されたメニュー項目に関連する要素タイプを備えた要素が、画像描画領域360内に描画されると、GUIソフトウェアは、ユーザ入力をモニタして、選択メニュー内における選択されたメニュー項目の変更を検出する。図15は、図10〜図13の選択メニュー350において検出された変更を実施する方法380の望ましい実施態様を例示したフローチャートである。例示のように、本方法では、変更された選択メニュー項目を選択するか否かの判定が行われる(ステップ381)。その変更された選択メニュー項目が選択されると(すなわち、その選択メニュー項目が前に選択されていなかった場合に、ユーザ入力によって、それが選択されると)、本方法では、その変更された選択メニュー項目に関連した要素タイプの要素描画色が固有色に割り当てられる(ステップ382)。この二者択一において、変更された選択メニュー項目が選択されなければ(すなわち、その選択メニュー項目が前に選択されていた場合に、ユーザ入力によって、その選択メニュー項目が選択解除されると)、本方法では、その変更された選択メニュー項目に関連した要素タイプの要素描画色がデフォルト色(例えば、「黒」)に割り当てられる(ステップ383)。本方法では、次に、その要素タイプに割り当てられた要素描画色を用いて、その変更された選択メニュー項目に関連した要素タイプの全要素が再表示される(ステップ384)。次に、その変更された選択メニュー項目に関連した選択メニュー項目ラベルが、その変更された選択メニュー項目に関連する要素タイプに割り当てられた要素描画色を用いて再描画される(ステップ385)。
本明細書に提示された例証となる実施態様において、選択メニュー項目は、その選択メニュー項目が選択されている場合に限って、その固有に割り当てられた色を用いて描画される。選択が解除されると、選択メニュー項目は、さまざまな要素タイプに割り当てられた描画色のどれとも異なるデフォルト色で描画される。もちろん、選択メニュー項目は、代案として、いつでも、固有に割り当てられた色を用いて描画することも可能である(すなわち、その選択メニュー項目が選択されているか否かに関係なく)。
本発明のこの望ましい実施態様は、例証のために開示されたが、当該技術者には明らかなように、付属の請求項に開示された本発明の範囲及び理念から逸脱することなく、さまざまな変更、追加、及び、置換が可能である。例えば、望ましい実施態様において要素選択基準は要素タイプであったけれども、さまざまな要素の他の任意の特性とすることも可能であることは理解されるべきである。これら他の特性とは、例えば、固有のカラー・キーが実施されるGUIの特定の用途に適合するような、要素数、要素バージョン、要素の指定変数の利用、要素の指定ソースからの入力、要素の指定宛先への出力、要素パラメータ値等であるが、これらに限定されない。もう1つの例として、例示の実施態様において選択メニュー及び強調表示選択メニューがGUI・ウィンドウ内の個別パネルとして実施されているが、代わりに、選択メニュー及び強調表示選択メニューは、切換え可能な選択可能リスト項目を備えたドロップダウン・リスト、及び、ユーザがオプションで起動する、選択/強調表示選択メニューを含むポップアップ・ウィンドウとして実施することも可能であるし、あるいは、画像描画領域自体内において実施することも可能であるし、あるいは、現在知られているか、今後開発されることになる、選択メニューを提示するための他の任意の技法を用いて実施することも可能であることは理解されるべきである。現在開示されている本発明に関する他の利点または用途については、時間経過につれて明らかになるであろう。
本発明が動作することが可能なシステムを示す図である。 本発明の方法を実行することが可能な図1のコンピュータのブロック図である。 異なる要素タイプの複数の要素を表すGUI画像の一例を実現するするプロセスモデル図である。 本発明に従って実施され、固有のカラー・キーが設けられており全ての要素が選択されない状態を表している選択メニューを備えるGUIウィンドウの第1の実施態様を示す図である。 単一の要素タイプが選択された状態を表している選択メニューを備える図4のGUIウィンドウを示す図である。 2つの別個の要素タイプが選択された状態を表している選択メニューを備える図4のGUIウィンドウを示す図である。 全ての利用可能な別個の要素タイプが選択された状態を表している選択メニューを備える図4のGUIウィンドウを示す図である。 図4〜図7の選択メニューの固有のカラー・キーを実行するための方法の望ましい実施態様を表すフローチャートである。 図4〜図7の選択メニューにおいて検出された変更を実行するための方法の望ましい実施態様を表すフローチャートである。 本発明に従って実施され、固有のカラー・キーが設けられており全ての要素が選択されない状態を表している強調表示選択メニューを備えるGUIウィンドウの第2の実施態様を示す図である。 単一の要素タイプが選択された状態を表している強調表示選択メニューを備える図10のGUIウィンドウを示す図である。 2つの別個の要素タイプが選択された状態を表している強調表示選択メニューを備える図10のGUIウィンドウを示す図である。 全ての利用可能な別個の要素タイプが選択された状態を表している強調表示選択メニューを備える図10のGUIウィンドウを示す図である。 GUIの図10〜図13の選択メニューにおいて固有のカラー・キーを実施するための方法に関する望ましい実施態様を例示したフローチャートである。 図10〜図13の選択メニューにおいて検出された変更を実施するための方法に関する望ましい実施態様を例示したフローチャートである。
符号の説明
2 コンピュータ
6 表示画面
21 GUIソフトウェア
22、250、350 選択インタフェース
23 入力インタフェース
24 描画機能
251〜255、351〜355 選択可能図形ID
260、360 画像描画領域

Claims (10)

  1. コンピュータに、表示画面の画像描画領域に複数の要素特性によって特徴付けられる図形要素を描画させるためのGUIプログラムであって、
    複数の選択可能図形IDを有する選択インタフェースをコンピュータに実現させ、
    前記複数の選択可能図形IDのそれぞれは、前記複数の要素特性のうち1つまたは複数に関連付けられており、
    前記複数の選択可能図形IDのそれぞれは、該選択可能図形IDに関連付けられた1つまたは複数の前記要素特性が表示用に選択されるとき、該選択可能図形IDを描画するのに用いられる個別の固有描画色に関連付けられており、
    前記複数の選択可能図形IDのうち任意の図形IDの選択を検出する入力インタフェースと、
    前記検出された図形ID毎に、該図形IDに関連付けられた前記固有描画色を用いて、前記表示画面の前記画像描画領域において該図形IDに関連付けられた1つまたは複数の前記要素特性によって特徴付けられる前記図形要素を描画する描画機能と、
    をコンピュータに実現させるためのGUIプログラム。
  2. 前記入力インタフェースによって、現在選択されていない前記複数の選択可能図形IDから新たに選択された任意の図形IDが検出されると、前記描画機能が、該新たに選択された図形IDに関連付けられた前記固有描画色を用いて、前記表示画面の前記画像描画領域において該新たに選択された図形IDに関連付けられた1つまたは複数の前記要素特性によって特徴付けられる前記図形要素を描画する、請求項1に記載のGUIプログラム。
  3. 前記描画機能が、前記新たに選択された図形IDに関連付けられた前記固有描画色を用いて、該図形IDを再描画する、請求項2に記載のGUIプログラム。
  4. 前記入力インタフェースによって、現在選択されている前記複数の選択可能図形IDのいずれかの選択解除が検出されると、前記描画機能が、前記残りの選択されている図形IDのいずれかに関連付けられた1つまたは複数の前記要素特性によって特徴付けられていない図形要素を、前記表示画面の前記画像描画領域から除去する、請求項1乃至請求項3に記載のGUIプログラム。
  5. 前記描画機能が、デフォルト色を用いて、前記選択解除された図形IDを再描画する、請求項4に記載のGUIプログラム。
  6. 前記描画機能が、前記選択された図形IDに関連付けられた前記固有描画色のいずれとも異なるデフォルト描画色を用いて、前記表示画面の前記画像描画領域において該図形IDのいずれかに関連付けられた1つまたは複数の前記要素特性によって特徴付けられていない図形要素を描画する、請求項1乃至請求項5に記載のGUIプログラム。
  7. 前記入力インタフェースによって、現在選択されていない前記複数の選択可能図形IDのうち新たに選択された任意の図形IDが検出されると、前記描画機能が、該図形IDに関連付けられた前記固有描画色を用いて、前記表示画面の前記画像描画領域において該図形IDに関連付けられた1つまたは複数の前記要素特性によって特徴付けられる図形要素を再描画する、請求項6に記載のGUIプログラム。
  8. 前記描画機能が、前記新たに選択された図形IDに関連付けられた前記固有描画色を用いて、該新たに選択された図形IDを再描画する、請求項7に記載のGUIプログラム。
  9. 前記入力インタフェースによって、現在選択されている図形IDのいずれかの選択解除が検出されると、前記描画機能が、前記デフォルト描画色を用いて、前記表示画面の前記画像描画領域において該図形IDのいずれかに関連付けられた1つまたは複数の前記要素特性によって特徴付けられていない図形要素を再描画する、請求項7または請求項8に記載のGUIプログラム。
  10. 前記描画機能が、前記デフォルト色を用いて、前記選択解除された図形IDを再描画する、請求項9に記載のGUIプログラム。

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