JP2003233299A - 電車車掌用シミュレータ - Google Patents

電車車掌用シミュレータ

Info

Publication number
JP2003233299A
JP2003233299A JP2002034128A JP2002034128A JP2003233299A JP 2003233299 A JP2003233299 A JP 2003233299A JP 2002034128 A JP2002034128 A JP 2002034128A JP 2002034128 A JP2002034128 A JP 2002034128A JP 2003233299 A JP2003233299 A JP 2003233299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
image
display device
train
simulated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002034128A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ozawa
博 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Precision Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Precision Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Precision Co Ltd filed Critical Mitsubishi Precision Co Ltd
Priority to JP2002034128A priority Critical patent/JP2003233299A/ja
Publication of JP2003233299A publication Critical patent/JP2003233299A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発生事象の再現を視覚的に可能とし、車掌訓
練の現実性を高める。 【解決手段】 電車の運行状況により、車体の側方で車
掌室前方の表示装置に画像発生装置からの模擬アニメー
ション画像が表示される。また、車掌は、自己の視点位
置に応じた模擬アニメーション画像を表示装置に見るこ
とができる。そして、車掌は、表示装置に表示される状
況に応じて、乗務員室内の車掌機器を操作する。車掌機
器の操作により、画像発生装置は予め定めた状況のアニ
メーション画像とともにまたはそれに続いて、車掌機器
の操作に応じた状況のアニメーション画像を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、車掌が訓練する電車
シミュレータに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、電車シミュレータにおいて、運転
士用のものは既に種々開発されている。しかし、車掌訓
練に供するシミュレータは、車掌の業務である扉扱いや
運転士とのやりとりを訓練するものであった。これらの
電車シミュレータは、教師の選択したシナリオに沿って
組み込んだプログラム及び模擬運転席または模擬車掌席
の操作に応じてビデオ・プロジェクタが各席から見える
映像を投影するように制御されていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のよう
に、映像を投影する方法においては、車掌の業務である
扉扱いや、運転士とのやりとりを訓練するものであっ
た。また、映像が実映像であり、発生する事象について
は、予め撮影した範囲にとどまっており、発生事象を制
御することが出来ず、発生事象に車掌の操作を直接に関
連付けることは出来なかった。したがって、訓練内容に
自由度が少なく、現実感を伴わない扉の扱い、発生した
故障の対応が主であり、また、運転士との連携について
も映像との関連が取れない状況が見られ、訓練の有効性
が十分でなかった。 【0004】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
であり、発生事象の再現を視覚的に可能とし、車掌訓練
の現実性を高めた電車車掌用シミュレータを提供するこ
とを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る電車車掌用シミュレータは、車掌機器を備
える車両最後尾の乗務員室と、前記車掌機器による操作
と車掌の動作と予め定めた生起する模擬事象とに応じ
て、車掌の視点から見た模擬アニメーション画像を作成
する画像発生装置と、車体の側方で車掌室前方に設け、
前記画像発生装置からの画像を表示する表示装置とから
なるものである。 【0006】 【作用】本発明に係る電車車掌用シミュレータは、次の
ように作用する。電車の運行状況により、車体の側方で
車掌室前方の表示装置に画像発生装置からの模擬アニメ
ーション画像が表示される。また、車掌は、自己の視点
位置に応じた模擬アニメーション画像を表示装置に見る
ことができる。そして、車掌は、表示装置に表示される
状況に応じて、乗務員室内の車掌機器を操作する。車掌
機器の操作により、画像発生装置は予め定めた状況のア
ニメーション画像とともにまたはそれに続いて、車掌機
器の操作に応じた状況のアニメーション画像を発生す
る。 【0007】 【実施例】以下、本発明の一実施例について図を参照し
て説明する。図1は一実施例を説明する構成図である。
図1において、101は電車の車体、102は車両最後
尾の乗務員室(車掌室)、103は前記乗務員室内の車
掌機器、104は画像発生装置、105は模擬用ホスト
コンピュータ、106は情景用表示装置、107はプラ
ットフォーム、108は停止位置目標表示装置である。
また、図示しないが乗務員室102の後方に後方映像を
表示する後方用表示装置を設け、この後方映像も模擬用
ホストコンピュータ105、画像発生装置104で発生
させるようにしてもよい。 【0008】電車の車体101は、実際の車両の一部を
用い、模擬の状況に応じて縦、横及びローリングの動揺
を得る図示しない機構を備え、図示しない運転機器を備
えた運転席を設ける場合がある。車掌機器103を操作
することにより、その操作状況は、模擬用ホストコンピ
ュータ105に入力される。模擬用ホストコンピュータ
105は、表示すべき駅構内の情景、利用客のデータを
備え、前記車掌機器103による操作と車掌の動作と予
め定めた生起する事象を模擬する。画像発生装置は、車
掌の視点から見た模擬アニメーション画像を作成する。
生起するべき模擬事象は、図示しない教官が予め選択す
ることにより、所定のプログラムが選択され、実行され
る。車掌の視点は、車掌が乗務員室にいるとき(電車が
模擬的に動いているときで、乗務員室の扉が閉まってい
るとき)には、当該車掌の身長から予め定めておく、車
掌がプラットフォーム107上にいるときは、立ち位置
と車掌の身長から図示しない前記コンピュータにより求
められる。車掌の動作は、例えば図示しない位置センサ
により検知される車掌のプラットフォーム107上の立
ち位置として与えられる。情景用表示装置106は、車
体101の車掌室前方側方に設けられ、前記画像発生装
置104からの車体側方の情景画像を表示する。停止位
置目標表示装置107は前記プラットフォーム107の
縁から所定距離を置いて縁に沿って車体101と並行し
て設けられ、前記画像発生装置104からの停止位置目
標の画像を表示する。 【0009】模擬用ホストコンピュータ107は、予め
定められたプログラムにより、電車が駅に近づいていく
処理を続行して行き、自動的あるいは図示しない運転士
の操作により停止動作を模擬する。画像発生装置104
は、運転士の操作に応じた速度により、情景用表示装置
106による車掌が電車側面から見た情景と停止位置目
標表示装置108によるプラットフォーム107上の停
止位置目標108aの表示位置(映像)を変化させる。
電車が停止すると、車掌訓練生はプラットフォーム10
7上の停止位置目標表示装置108を車両101の乗務
員室102から目で見て、正しい停止位置にあるか否か
を、プラットフォーム107上の停止位置目標表示装置
108に所定の停止位置目標108aが所定の位置にあ
るかを判定する。正しい位置にあると判定するときは、
電車のドアを開ける。正しい位置にないと判定するとき
は、運転士に連絡する。 【0010】電車が正しい位置に停車すると、車掌は、
プラットフォーム107におり、情景用表示装置106
により乗降客の乗り降りを見ることが出来る。このと
き、位置センサが車掌の位置を検出しており、この位置
の視点から見た画像が画像発生装置104から画像が発
生され、車掌は自己が移動することに伴う視点移動に応
じた画像を見ることができる。乗降が、終了すると、車
掌は電車のドアを閉める。プログラムは、この電車のド
アの閉動作を契機として、駆け込み乗車をしようとする
乗客を発生させる。車掌は、駆け込み乗車をしようとす
る乗客が、情景用表示装置106に表示されると、正し
いドアの開閉処置をする。また、その後、あるいは別の
駅内において、ドアの閉動作を契機として、ドアから外
にはみ出している荷物を発生させる。車掌は、ドアから
外にはみ出している荷物及び非常ランプが点灯する車体
が、情景用表示装置106により表示されると、正しい
ドアの開閉処置をする。 【0011】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
ラットフォームと電車あるいはドア間で発生する事態の
画像を、車掌の操作によるドア開閉の画像に互いに関連
させて、模擬的に発生させることにより、これを表示装
置に表示させて、視認することが出来る。そして、ドア
開閉処置が正しく行えなかったとしても、人間に危害を
及ぼすことはなく、表示するデータを変えることで、実
映像では表現不可能な事態であっても、安全に種々の事
態を発生再現させることが出来、車掌訓練の現実性が高
まり、訓練の有効性が大きく高まる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例を説明する構成図である。 【符号の説明】 101…車体、102…乗務員室(車掌室)、103…
車掌機器、104…画像発生装置、105…模擬用ホス
トコンピュータ、106…情景用表示装置、107…プ
ラットフォーム、108…停止位置目標表示装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車掌機器を備える車両最後尾の乗務員室
    と、前記車掌機器による操作と車掌の動作と予め定めた
    生起する模擬事象とに応じて、車掌の視点から見た模擬
    アニメーション画像を作成する画像発生装置と、車体の
    側方で車掌室前方に設け、前記画像発生装置からの画像
    を表示する表示装置とからなる電車車掌用シミュレー
    タ。
JP2002034128A 2002-02-12 2002-02-12 電車車掌用シミュレータ Pending JP2003233299A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002034128A JP2003233299A (ja) 2002-02-12 2002-02-12 電車車掌用シミュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002034128A JP2003233299A (ja) 2002-02-12 2002-02-12 電車車掌用シミュレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003233299A true JP2003233299A (ja) 2003-08-22

Family

ID=27776725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002034128A Pending JP2003233299A (ja) 2002-02-12 2002-02-12 電車車掌用シミュレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003233299A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018163652A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 ナブテスコ株式会社 自動ドアの設置状態提示方法、装置およびシステム
WO2019106863A1 (ja) * 2017-11-28 2019-06-06 株式会社音楽館 鉄道シミュレータ用システム
JP2020166876A (ja) * 2020-06-03 2020-10-08 株式会社音楽館 画像生成システム、画像生成方法及びプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018163652A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 ナブテスコ株式会社 自動ドアの設置状態提示方法、装置およびシステム
JP7078423B2 (ja) 2017-03-24 2022-05-31 ナブテスコ株式会社 自動ドアの設置状態提示方法、装置およびシステム
WO2019106863A1 (ja) * 2017-11-28 2019-06-06 株式会社音楽館 鉄道シミュレータ用システム
JP2020166876A (ja) * 2020-06-03 2020-10-08 株式会社音楽館 画像生成システム、画像生成方法及びプログラム
JP7045093B2 (ja) 2020-06-03 2022-03-31 株式会社音楽館 画像生成システム、画像生成方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104851330B (zh) 一种停车入位模拟训练方法及系统
US20070048690A1 (en) Simulated convex mirrors for driving simulators
JP4673700B2 (ja) 乗務員用個人型シミュレータ及び乗務員用シミュレータシステム
JP2005003923A (ja) バーチャルドライビングシステム
CN110782738A (zh) 一种模拟驾驶训练装置
CN111798718A (zh) 一种基于虚拟现实的驾驶适应性训练方法、主机及装置
JP2011227242A (ja) 運転模擬装置、運転模擬装置の制御プログラム及び運転模擬装置の制御方法。
JP6377328B2 (ja) 列車見張員訓練用シミュレータ
CN110580836A (zh) 基于mr的驾驶应急处置训练装置和训练方法
JP2003150038A (ja) 運転模擬装置及び方法
CN211124495U (zh) 基于mr的驾驶应急处置训练装置
JP2003233299A (ja) 電車車掌用シミュレータ
JPH1195646A (ja) 教習システム及び教習方法並びに記憶媒体
JP4280980B2 (ja) 鉄道用運転シミュレータ
CN111276015A (zh) 一种基于虚拟现实的地铁司机应急处置训练系统和方法
JP3878055B2 (ja) 新幹線シミュレータ
JP2009244660A (ja) 運転研修装置
JP4728941B2 (ja) 運転研修装置
JP2009151187A (ja) 安全運転教示システム
JP4739174B2 (ja) 運転研修装置
JP4750816B2 (ja) 運転研修装置
JP2003263098A (ja) 運転シミュレータを使用した運転教習システム
RU113606U1 (ru) Тренажерный комплекс "торвест-авто"
KR20120094290A (ko) 철도차량 모의운전연습기용 통합관찰시스템
JP2001109364A (ja) 教習システム及び教習方法並びに記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050124

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060905

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061220