JP2003232079A - 軸組装置 - Google Patents

軸組装置

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JP2003232079A
JP2003232079A JP2002032138A JP2002032138A JP2003232079A JP 2003232079 A JP2003232079 A JP 2003232079A JP 2002032138 A JP2002032138 A JP 2002032138A JP 2002032138 A JP2002032138 A JP 2002032138A JP 2003232079 A JP2003232079 A JP 2003232079A
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Pending
Application number
JP2002032138A
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English (en)
Inventor
Shunichi Shimada
島田俊一
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Kaneshin Co Ltd
Original Assignee
Kaneshin Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/18Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons
    • E04B1/26Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons the supporting parts consisting of wood
    • E04B2001/2696Shear bracing

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構造を簡略化して土台等の組付け作業を簡単
にした、ホールダウン金物を用いた軸組装置を提供す
る。 【解決手段】 土台2および該土台2上に敷設した床材
4を貫いたアンカーボルト7を柱3に固定したホールダ
ウン金物6に接続して前記柱3を前記土台2を介して基
礎コンクリート1に緊結するようにする。そして、互い
に直交方向に連設した第一部片10と第二部片11のみ
で成る接合金物Aの前記第一部片10を、前記床材4上
に載置して前記柱3に止着杆12で止着する。また、前
記第二部片11には、前記アンカーボルト7の軸線に沿
う両側に位置するように配置した挿通孔を設け、該挿通
孔を通じる止着杆12aによって筋違端部5´を前記第
二部片11に止着する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、土台や梁等の横架材、
柱およびこれらの間に介在する筋違より成る軸組装置に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】横架材と柱および筋違で成る軸組装置
は、これら各部材に止着杆によって止着する接合金物を
用い、該接合金物を前記3部材間に介在させた構造のも
のが、所謂ほぞ接合を補強するものとして、近年富に用
いられるようになっているが、接合金物を介するのみで
は、例えば、柱と土台(延いては基礎コンクリート)の
接合力が弱いため、基礎コンクリートより土台を通じて
突出したアンカーボルトの先端を、柱側に固定した引き
寄せ金物に接続して補強するようにしているのが一般で
ある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
は、接合金物の一部片を、前記の通り、土台等の横架材
側に止着する構成を採るために、外観的見栄えの観点か
ら該一部片は横架材に載置した上で、床材で被装する必
要があり(床材を介して横架材に止着するのは問題があ
り)、また、引き寄せ金物に接続するアンカーボルト
(等の締結ボルト)を避けねばならないという構造的な
制約がある。 【0004】殊に、引き寄せ金物接続用の前記アンカー
ボルトが、存する場合、筋違の端部と接合金物の一片を
互いに止着するのがむずかしく、筋違の端部を接合金物
に取付けた(止着した)後、該接合金物を柱と土台との
間にあてこれらに止着しなければならないという取付
(組付)作業上の制約を受け、かつ、煩雑な取付(組
付)作業(軸組作業)をしなければならない。 【0005】本発明は斯様な従来例の欠点に着目し、構
造を簡単にして取付(組付)作業の簡略化を図った、横
架材、柱および筋違より成る、引き寄せ金物を用いた軸
組装置を提供することを目的として創案したものであ
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】土台や梁等の横架材に該
横架材および横架材上に敷設した床材を貫いたアンカー
ボルト等の締結ボルトを柱に固定した引き寄せ金物に接
続して前記柱を前記横架材に緊結した軸組装置におい
て、互いに直交方向に連設した第一部片と第二部片のみ
で成る接合金物の前記第一部片を、前記床材上に載置し
て前記柱に止着杆で止着すると共に、前記第二部片に
は、前記締結ボルトの軸線に沿う両側に位置するように
配置した挿通孔を設け、該挿通孔を通じる止着杆によっ
て筋違端部を前記第二部片に止着した構成としたもので
ある。 【0007】 【実施の形態】図面は本発明に係る軸組装置の実施形態
を示し、図1は正面図、図2は平面図、図3は接合金物
の斜視図、図4、図5は第二、第三実施形態の正面図で
ある。 【0008】本発明に係る軸組装置は、例えば、図1お
よび図2で示すように、基礎コンクリート1上に載置固
着した土台2と該土台2上に立設した柱3および前記土
台2上に載置した床材4と柱3の成す隅角部に端部を配
して係合した筋違5を互いに組付けて構成し、柱3と土
台2とは、柱3に固定した引き寄せ金物6に、柱3の近
傍において前記基礎コンクリート1に特別に立設して、
前記土台2を貫通させた引き寄せ金物6専用のアンカー
ボルト7を接続して緊結し(もっとも、柱3と土台2
は、図示省略してあるが、柱3側に設けたほぞを、土台
2側に設けたほぞ穴に係合した所謂ほぞ接合の関係にあ
る)、土台2乃至基礎コンクリート1に緊結した柱3に
接合金物Aを用いて前記筋違5を端部5´において止着
したものである。 【0009】なお、土台2は基礎コンクリート1に立設
した、図示省略した土台2締結用のアンカーボルトおよ
びこれに螺合したナットによって前記基礎コンクリート
1に締め付けてある。 【0010】前記引き寄せ金物6は、柱3の側面に重ね
合わせて螺子釘8で柱3に止着したもので、その緊締受
部片6aに、基礎コンクリート1から土台2および床材
4を通じて突出させた前記アンカーボルト7の先端(上
端)を貫通させ、締結ナット9をこれに螺合して締付け
るようにして前記の通り、柱3は土台2に締付けたもの
である。 【0011】前記接合金物Aは、互いに直交方向に配し
て連設した一対の第一部片10と第二部片11のみで成
り、鋼板をプレス加工して成形した、縦長の断面視(平
面視)L形体で構成し、幅狭くした第一部片10の横幅
を前記筋違5の板厚とほぼ同幅に成して筋違5端部が第
一、第二の両部片10,11が成す隅角部に係合一致す
るようにし、各部片10,11には止着杆12,12a
の挿通孔13,13aを設けたものである。 【0012】第一部片10に設けた挿通孔13,…は、
第一部片10の内面(筋違5の係合側の片面)側を大径
と成して前記止着杆12の皿状頭部が嵌合するように
し、また、第二部片11に設けた挿通孔13a,…は、
該第二部片11の長手(縦)方向に沿う、第一部片10
側の一側に一対配し、自由端側の他の一側に5個ほぼ等
間隔を存して配し、これら両側の挿通孔13a,13a
間の長手(縦)方向に沿う無孔部11aに前記アンカー
ボルト7が位置するようにし、該アンカーボルト7の軸
線に沿う両側に、すなわち、アンカーボルト7と重なり
合うことなく位置し、該挿通孔13aを用いた第二部片
11と筋違端部5´の止着作業が支障なく行われるよう
にしてある。 【0013】また、接合金具Aは、形状的に上下対称形
と成すと共に、挿通孔13,13aの配置関係において
も上下対称形と成し、左右勝手自在に用いることができ
るようにしてあり、縦方向の中央寄りには、補強リブ1
4,14を設けてある。 【0014】しかして、土台2上に柱3を立設し、土台
2上に床材4を載置敷設し、土台2と床材4を貫いたア
ンカーボルト7の上端を緊締受部片6aを挿通組合わせ
るようにして引き寄せ金物6を螺子釘8で前記柱3に止
着して、緊締受部片6aより突出するアンカーボルト7
の先端に締結ナット9を螺合締付けることにより、柱3
は土台2乃至該土台2を載置した基礎コンクリート1に
締結される。 【0015】そして、柱3の片面に接合金具Aの第一部
片10の自由端を一致させるようにして接合金具Aを床
材4上に載置して各挿通孔13,…に止着杆12を挿通
するようにして該止着杆12を柱3に打込むことによ
り、接合金具Aの第一部片10は柱3に固定される。 【0016】次いで、端部5´の一端が前記第一部片1
0に、他の一端が前記床材4に一致するように加工した
筋違端部5´を、接合金物Aの第一部片10と第二部片
11とが成す隅角部および該隅角部に連続する第一、第
二部片10,11と床材4とが成す隅角部に係合し、第
二部片11に設けた挿通孔13a,…に止着杆12a,
…を挿通させて筋違端部5´に打込むことにより筋違5
は接合金物Aを介して柱3に固定され、柱3、土台3お
よび筋違5とから成る木造建物の軸組装置を得られるの
である。 【0017】なお、第一部片10側の止着杆12は第二
部片11側の止着杆12aより長くし、釘で構成してあ
る。 【0018】図4、図5で示す第二、第三実施形態のも
のは、第一実施形態の土台2に代る梁2A上に載置した
床材4Aと柱(2階)3Aの成す隅角部に第一実施形態
と同様にして端部を配して係合した筋違5Aを互いに組
付け、梁2Aと柱3Aは、柱3Aに固定した引き寄せ金
物6に、梁2Aの下面側において下端部を配して該梁2
Aを貫通させたボルト7Aの上端部を貫通させ、該上端
部に締結ナット9を螺合締付けることにより緊結したも
ので、土台2が梁(桁でもよい)2Aに、そして、アン
カーボルト7がボルト7Aに代るだけで、接合金具Aの
構成、該接合金具Aと梁2Aおよび柱3A並びに床材4
Aとの組合わせ関係は第一実施形態の場合と同様なので
説明は省略する。 【0019】なお、第二実施形態におけるボルト7Aの
下端部を、該下端部に螺合したナット9Aを座金9´A
を介して梁2Aの下面に当てて梁2A自体をボルト7A
の緊締受とし、また、第三実施形態の場合は、階下の柱
3A´に引き寄せ金物6´を止着し、該引き寄せ金物6
´と柱3A側の引き寄せ金物6間にボルト7Aをわたし
て締結ナット9,9Bで締め付け、柱3Aを梁2Aに締
結して、ほぞ接合の補強とするようにしてある。 【0020】 【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
引き寄せ金物が軸組作業上邪魔にならず、接合金物取付
後に筋違の組付けを行うことができるから、引き寄せ金
物を用いた軸組装置として軸組作業が容易な装置を提供
できる。 【0021】また、接合金物を第一、第二部片のみで構
成して床材上に配置したものであるから、接合金物が床
材に対する押え材として機能し、従来のように接合金物
の部片を床材の下側に配した構造(接合金物の部片が床
材を押し上げる可能性がある)のものと較べ、堅牢な装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】正面図。 【図2】平面図。 【図3】接合金物の斜視図。 【図4】第二実施形態の正面図。 【図5】第三実施形態の正面図。 【符号の説明】 1 基礎コンクリート 2 土台 2A 梁 3 柱 3A 柱 4 床材 4A 床材 5 筋違 5´ 筋違端部 5A 筋違い 6 引き寄せ金物 7 アンカーボルト 7A ボルト 10 第一部片 11 第二部片 12a 止着杆 13a 挿通孔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 土台や梁等の横架材に該横架材および横
    架材上に敷設した床材を貫いたアンカーボルト等の締結
    ボルトを柱に固定した引き寄せ金物に接続して前記柱を
    前記横架材に緊結した軸組装置において、互いに直交方
    向に連設した第一部片と第二部片のみで成る接合金物の
    前記第一部片を、前記床材上に載置して前記柱に止着杆
    で止着すると共に、前記第二部片には、前記締結ボルト
    の軸線に沿う両側に位置するように配置した挿通孔を設
    け、該挿通孔を通じる止着杆によって筋違端部を前記第
    二部片に止着した、軸組装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10921728B2 (en) 2018-09-28 2021-02-16 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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