JP2003231705A5 - - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項1】 過硫酸アルカリ開始剤の存在下、及び随時塩の存在下に、ゴムラテックスを製造するための少なくとも1種の単量体の乳化物を含む材料システムを重合させる方法において、分解した過硫酸アルカリのpphr単位の量であるWが、凝集前のゴム粒子のナノメーター(nm)単位の粒径(D0)と、式
K=W*(1−1.4S)*D0
式中Sはゴムラテックス中の固体重量に関する随時加えられる塩の%単位の量であり、Kは2.3〜6.0の定数であるが、但しD0は少なくとも85nmである、
により関係付けられる量で該開始剤を使用することを特徴とする改良方法。
【請求項2】 過硫酸アルカリ開始剤の存在下、及び随時塩の存在下に、ゴムラテックスを製造するための1,3−ジエンおよび(メタ)アクリレートから成る群から選ばれる少なくとも1種の単量体の乳化物および架橋剤を含む材料システムを重合させる方法において、分解した過硫酸アルカリのpphr単位の量であるWが、凝集前のゴム粒子のナノメーター(nm)単位の粒径(D0)と、式
K=W*(1−1.4S)*D0
式中Sはゴムラテックス中の固体重量に関する随時加えられる塩の%単位の量であり、Kは3〜4.0の定数であるが、但しD0は少なくとも100nmである、
により関係付けられる量で該開始剤を使用することを特徴とする改良方法。
【請求項3】 ナノメーター単位で測定してDの凝集物の粒径をもつゴムラテックスの凝集物を製造する方法において、
(i)過硫酸アルカリ開始剤の存在下、及び随時塩の存在下に、ゴムラテックスを製造するための少なくとも1種の単量体の乳化物を含む材料システムを重合させ、ナノメーター単位でD0の凝集前の粒径を有するラテックスを得、
(ii)(i)で得られたラテックスを凝集剤と混合し、
この際分解した過硫酸アルカリのpphr単位の量であるWが、凝集前のゴム粒子のナノメーター(nm)単位の粒径D0と、式
K=W*(1−1.4S)*D0
式中Sはゴムラテックス中の固体重量に関する随時加えられる塩の%単位の量であり、Kは2.3〜6.0の定数であるが、但しD0は少なくとも85nmであり、D/D0は少なくとも1.5である、
により関係付けられることを特徴とする方法。
(3)実施例2を除き、上記実施例の凝集したラテックスは実質的に凝塊物を含んでいなかった。即ち凝塊物の量はラテックスの固体分の重量に関して0.2%よりも少なかった。実施例2のラテックスは凝塊物を5%より多い量で含んでいた。

以上例示の目的で本発明を詳細に説明したが、このような詳細点は単に例示のためであり、特許請求の範囲で限定され得る点を除き、本発明の精神および範囲を逸脱することなく当業界の専門家によって種々の変更を行い得るものと了解されたい。
本発明の好適な実施の態様は次のとおりである。
1. 過硫酸アルカリ開始剤の存在下、及び随時塩の存在下に、ゴムラテックスを製造するための少なくとも1種の単量体の乳化物を含む材料システムを重合させる方法において、分解した過硫酸アルカリのpphr単位の量であるWが、凝集前のゴム粒子のナノメーター(nm)単位の粒径(D0)と、式
K=W*(1−1.4S)*D0
式中Sはゴムラテックス中の固体重量に関する随時加えられる塩の%単位の量であり、Kは2.3〜6.0の定数であるが、但しD0は少なくとも85nmである、
により関係付けられる量で該開始剤を使用することを特徴とする改良方法。
2. Kが3〜4であることを特徴とする上記1記載の方法。
3. Kが3.25〜3.50であることを特徴とする上記1記載の方法。
4. D0が少なくとも100nmであることを特徴とする上記1記載の方法。
5. 単量体が1,3−ジエンおよび(メタ)アクリレートから成る群から選ばれる少なくとも1種の単量体であることを特徴とする上記1記載の方法。
6. 該単量体がさらにスチレン、アルキルスチレン、ビニルナフタレン、(メタ)アクリロニトリルおよびアクリルアミドから成る群から選ばれる少なくとも1種の単量体を含んでいる上記5記載の方法。
7. 該材料システムが75〜100重量%のブタジエンおよび/またはイソプレン、および最高25重量%の、モノビニリデン芳香族炭化水素および不飽和ニトリルから成る群から選ばれる少なくとも1種の化合物を含んでいることを特徴とする上記1記載の方法。
8. 該材料システムが1,3−ブタジエンを含んでいることを特徴とする上記1記載の方法。
9. 該材料システムが80〜95重量%のブタジエンと5〜20重量%のアクリロニトリルおよび/またはスチレンとの混合物であることを特徴とする上記1記載の方法。
10. 過硫酸アルカリ開始剤の存在下、及び随時塩の存在下に、ゴムラテックスを製造するための1,3−ジエンおよび(メタ)アクリレートから成る群から選ばれる少なくとも1種の単量体の乳化物および架橋剤を含む材料システムを重合させる方法において、分解した過硫酸アルカリのpphr単位の量であるWが、凝集前のゴム粒子のナノメーター(nm)単位の粒径(D0)と、式
K=W*(1−1.4S)*D0
式中Sはゴムラテックス中の固体重量に関する随時加えられる塩の%単位の量であり、Kは3〜4.0の定数であるが、但しD0は少なくとも100nmである、
により関係付けられる量で該開始剤を使用することを特徴とする改良方法。
11. 該乳化物がさらに架橋剤を含んでいることを特徴とする上記1記載の方法。
12. 架橋剤がジビニルベンゼン、マレイン酸ジアリル、フマル酸ジアリル、アジピン酸ジアリル、アクリル酸アリル、メタクリル酸アリル、および多価アルコールのジアクリレートおよびジメタクリレートから成る群から選ばれる化合物であることを特徴とする上記11記載の方法。
13. ナノメーター単位で測定してDの凝集物の粒径をもつゴムラテックスの凝集物を製造する方法において、
(i)過硫酸アルカリ開始剤の存在下、及び随時塩の存在下に、ゴムラテックスを製造するための少なくとも1種の単量体の乳化物を含む材料システムを重合させ、ナノメーター単位でD0の凝集前の粒径を有するラテックスを得、
(ii)(i)で得られたラテックスを凝集剤と混合し、
この際分解した過硫酸アルカリのpphr単位の量であるWが、凝集前のゴム粒子のナノメーター(nm)単位の粒径D0と、式
K=W*(1−1.4S)*D0
式中Sはゴムラテックス中の固体重量に関する随時加えられる塩の%単位の量であり、Kは2.3〜6.0の定数であるが、但しD0は少なくとも85nmであり、D/D0は少なくとも1.5である、
により関係付けられることを特徴とする方法。
14. Kが3〜4であることを特徴とする上記13記載の方法。
15. Kが3.25〜3.50であることを特徴とする上記13記載の方法。
16. D0が少なくとも100nmであることを特徴とする上記13記載の方法。
17. 単量体が1,3−ジエンおよび(メタ)アクリレートから成る群から選ばれる少なくとも1種の単量体であることを特徴とする上記13記載の方法。
18. 該単量体がさらにスチレン、アルキルスチレン、ビニルナフタレン、(メタ)アクリロニトリルおよびアクリルアミドから成る群から選ばれる少なくとも1種の単量体を含んでいる上記17記載の方法。
19. 該材料システムは75〜100重量%のブタジエンおよび/またはイソプレン、および最高25重量%の、モノビニリデン芳香族炭化水素および不飽和ニトリルから成る群から選ばれる少なくとも1種の化合物を含んでいることを特徴とする上記13記載の方法。
20. 該材料システムが1,3−ブタジエンを含んでいることを特徴とする上記13記載の方法。
21. 該材料システムが80〜95重量%のブタジエンと5〜20重量%のアクリロニトリルおよび/またはスチレンとの混合物であることを特徴とする上記13記載の方法。
22. 凝集剤が有機酸の無水物であることを特徴とする上記13記載の方法。
23. 凝集剤がさらに有機酸の水溶液を含んでいることを特徴とする上記22記載の方法。
24. 乳化物がさらに架橋剤を含んでいることを特徴とする上記13記載の方法。
25. 架橋剤がジビニルベンゼン、マレイン酸ジアリル、フマル酸ジアリル、アジピン酸ジアリル、アクリル酸アリル、メタクリル酸アリル、および多価アルコールのジアクリレートおよびジメタクリレートから成る群から選ばれる化合物であることを特徴とする上記24記載の方法。
26. 上記1記載の方法で製造された重合した材料システム。
27. 上記3記載の方法で製造されたゴムラテックスの凝集物。
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