JP2003231442A - 車両用ドアミラー装置 - Google Patents

車両用ドアミラー装置

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JP2003231442A
JP2003231442A JP2002031748A JP2002031748A JP2003231442A JP 2003231442 A JP2003231442 A JP 2003231442A JP 2002031748 A JP2002031748 A JP 2002031748A JP 2002031748 A JP2002031748 A JP 2002031748A JP 2003231442 A JP2003231442 A JP 2003231442A
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Japan
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way clutch
clutch member
shaft
door mirror
mirror device
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JP2002031748A
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English (en)
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Eigo Kuzutani
英吾 葛谷
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Sakae Riken Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sakae Riken Kogyo Co Ltd
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過大なモーメント荷重をリリースさせる機構
をすべてプラスチック材にて形成する。 【解決手段】 ミラー等の収容されるハウジング5と、
ハウジング5と一体となって回転運動をするものであっ
て、それ自体一定の方向へのみ回転運動が可能なように
形成された第一のワンウェイクラッチ部材1と、第一の
ワンウェイクラッチ部材1に対して反対の方向へのみ回
転運動が可能なように形成された第二のワンウェイクラ
ッチ部材2と、上記ワンウェイクラッチ部材1、2及び
ハウジング5が回転運動可能なように装着されるシャフ
ト部31を有するとともにシャフト部31の付け根部の
ところに設けられるベース部33を有する構成からな
り、更に、ミラー等の収容されるハウジング5を車両用
ドアに取付ける役目を果たすピボットシャフト3と、か
らなるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ドアミラー
装置に関するものであり、特に、ミラー本体の収容され
るハウジング周りに過大な力(荷重)が加わったとき
に、この過大な力を逃がしてやるように作動するリリー
ス機構をピボット部のところに設けるようにした車両用
ドアミラー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、車両用ドアミラー装置、特に、
手動式の格納機構兼用のリリース機構を有するものは、
例えば図5に示す如く、ミラー本体を保持するものであ
ってハウジングケース等と一体化されたフレーム10
と、その一端側に設けられた中空状のピボット部110
に係合するシャフト部210を有するものであって上記
フレーム10との間において相対回転運動をするように
形成されたピボットシャフト20と、当該ピボットシャ
フト20の下端部に形成されたフランジ部230に係合
して本ドアミラーアセンブリをドア側に取付ける役目を
果たすベース30と、からなることを基本とするもので
ある。このような基本構成からなるものにおいて、上記
ピボットシャフト20のシャフト部210とフレーム1
0のピボット部110との間には、上記フレーム10を
上記ピボットシャフトのフランジ部230側へ押し付
け、両者間においてシャフト部210の軸線方向へのガ
タが生じないように押圧力を発揮するスプリング50が
設けられるようになっているものである。また、上記ピ
ボットシャフト20のフランジ部230と上記ピボット
部110の下端面との間には、フレーム10とピボット
シャフト20との間の相対回転運動時に所定の節度感を
発揮させるものであってボール60並びに上記フランジ
部230の上面に設けられた凹陥部からなる節度感付与
機構が設けられるようになっているものである。このよ
うな構成を採ることによって、上記フレーム10と一体
化されたハウジング等に過大な回転力が入力されると、
フレーム10は上記ピボットシャフト20を中心にして
回転運動をして所定の位置(回転位置)へと移動して
(逃げて)リリース作用が行われるようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものにおいては、上記ピボットシャフト20を中心にし
てフレーム10の組付け作業等が行われるようになって
いるとともに上記ピボットシャフト20のシャフト部2
10とフレーム10のピボット部110との間において
は互いの係合面が所定の角度を有するテーパ面にて形成
されるようになっているものである。このような観点か
ら、上記ピボットシャフト20は、全体がアルミニウム
合金製のダイキャスト製品等にて形成されるようになっ
ているのが一般的である。また、上記ピボット部周りに
は金属製のスプリング50あるいはボール60等が設け
られるようになっている。従って、本車両用ドアミラー
装置は全体として質量が重くならざるを得ないと言う問
題点がある。また、部品製造原価が高くならざるを得な
いと言う問題点がある。このような問題点を解決するた
めに、上記ピボット部周りの構成部品をすべてプラスチ
ック製成形品からなるようにした車両用ドアミラー装置
を提供しようとするのが、本発明の目的(課題)であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、車両用
ドアミラー装置に関して、ミラー等の収容されるハウジ
ングと、ハウジングと一体となって回転運動をするもの
であって、それ自体一定の方向へのみ回転運動が可能な
ように形成された第一のワンウェイクラッチ部材と、当
該第一のワンウェイクラッチ部材に対して反対の方向へ
のみ回転運動が可能なように形成された第二のワンウェ
イクラッチ部材と、これら一組のワンウェイクラッチ部
材及びハウジングが回転運動可能なように装着されるシ
ャフト部を有するとともに、当該シャフト部の付け根部
のところに設けられるものであって上記第二のワンウェ
イクラッチ部材との間において相対滑り運動をするよう
に形成されたベース部を有する構成からなり、更に、上
記ミラー等の収容されるハウジングを車両用ドアに取付
ける役目を果たすピボットシャフトと、からなるように
した構成を採ることとした。
【0005】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいては、上記ミラー等の収容されるハウジン
グのところに過大な力(モーメント荷重)が入力したと
きに、当該モーメント荷重の入力に対して上記ピボット
シャフト周りに設けられたワンウエイクラッチが作動し
て上記ハウジングを所定の回転方向に回転させて、上記
過大なモーメント荷重を逃がしてやる(リリースさせ
る)ことができるようになる。そして、本発明のものに
おいては、上記リリース機構が、お互いに反対方向に作
用するように形成された一組のワンウェイクラッチ部材
にて形成されるようになっているので、上記モーメント
荷重が時計廻り方向あるいは反時計廻り方向のいずれの
方向のものであっても、それぞれのワンウェイクラッチ
が作動して、上記過大なモーメント荷重を円滑にリリー
スさせることができるようになる。
【0006】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の
ものと同じである。すなわち、本発明においては、請求
項1記載の車両用ドアミラー装置に関して、上記両ワン
ウェイクラッチ部材を、平面視において円環状の形態か
らなるものであって、その一部が切断された状態のC字
状の形態からなるようにするとともに、その切断部の一
端側を内側に鈍角状に折り曲げさせてクラッチ爪を形成
させるようにし、このようなクラッチ爪のうちの第一の
クラッチ部材側に設けられるものを第二のクラッチ部材
の外周部に設けられた凹溝内に係合させるようにし、一
方、上記第二のクラッチ部材側に設けられるクラッチ爪
を上記ピボットシャフトのシャフト部に設けられた凹溝
のところに係合させるようにした構成を採ることとし
た。
【0007】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいても上記請求項1記載のものと同様、過大
なモーメント荷重の入力に対して、上記両ワンウェイク
ラッチ部材が適宜作動し、過大な入力荷重を逃がしてや
る(リリースさせる)ことができるようになる。具体的
には、例えば時計方向廻りのモーメント荷重の入力に対
しては、上記第二のワンウェイクラッチ部材が作動し
て、上記両ワンウェイクラッチ部材及びハウジングを上
記ピボットシャフト周りに回転運動させて過大な入力荷
重を逃がしてやる(リリースさせる)ようになる。これ
に対して、反時計方向廻りの入力荷重に対しては、上記
第一のワンウェイクラッチ部材を作動させるとともに上
記第二のワンウェイクラッチ部材を上記ピボットシャフ
トのところに固定させた状態にて、上記第一のワンウェ
イクラッチ部材を第二のワンウェイクラッチ部材に対し
て相対回転運動をさせて反時計方向廻りの入力荷重をリ
リースさせるようにする。このようにして、両回転方向
のモーメント荷重の入力に対してリリース作用を行わせ
ることができるようになる。
【0008】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1または
請求項2記載のものと同じである。すなわち、本発明に
おいては、請求項1または請求項2記載の車両用ドアミ
ラー装置に関して、上記両ワンウェイクラッチ部材を上
記ピボットシャフトのシャフト部のところに同心円状に
装着させるとともに、上記ピボットシャフトを形成する
ベース部のところに凹部または凸部からなる節度感付与
部を設けるようにし、一方、上記第二のワンウェイクラ
ッチ部材の上記ベース部と相対滑り運動をするところ
に、上記ベース部に設けられた節度感付与部と適宜係合
するように形成されるものであって凸部または凹部から
なる第二の係合部を設けるとともに、当該第二の係合部
が設けられる側とは反対の側に、凸部または凹部からな
るものであって後記第一のワンウェイクラッチ部材に設
けられた節度感付与部と適宜係合するように形成された
第一の係合部を設けるようにし、更に、上記第一のワン
ウェイクラッチ部材の上記第二のワンウェイクラッチ部
材と相対滑り運動をするところには上記第一の係合部と
適宜係合するように形成されるものであって凹部または
凸部からなる節度感付与部を設けるようにした構成を採
ることとした。
【0009】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいては、上記請求項1記載のものと同様、過
大なモーメント荷重が入力された場合に、上記両ワンウ
ェイクラッチ部材の作動により、それらを適宜リリース
させることができるようになるとともに、当該リリース
作動時において適度の節度感を付与させることができる
ようになる。具体的には、時計方向廻りの回転運動に対
しては、第二のワンウェイクラッチ部材側のクラッチ爪
がシャフト部に設けられた凹溝のところから外れるとと
もにベース部に設けられた節度感付与部のところと第二
のワンウェイクラッチ部材に設けられた第二の係合部と
の間の係合状態が外れることによって適度の節度感が発
揮された状態でリリース作用が行われることとなる。ま
た、このようなリリース作動の後に、上記ハウジング等
からなるミラーアセンブリが元の中立状態に戻されると
きには、両ワンウェイクラッチ部材が一緒になって所定
量反時計廻り方向に回転運動をし、その後に上記第二の
係合部とベース部側の節度感付与部とが係合することに
よって所定の節度感を有した状態で元の位置に戻ること
となる。一方、反時計方向廻りの回転運動に対しては、
第一のワンウェイクラッチ部材側のクラッチ爪が第二の
ワンウェイクラッチ部材に設けられた凹溝から外れると
ともに上記第一のワンウェイクラッチ部材に設けられた
節度感付与部と第二のワンウェイクラッチ部材に設けら
れた第一の係合部との間の係合状態が外れることによっ
て適度の節度感が発揮された状態でこの方向へのリリー
ス作用が行われることとなる。そして、このようなリリ
ース作動の後に、上記ミラーアセンブリが元の中立状態
に戻されるときには、第一のワンウェイクラッチ部材が
所定量時計方向廻りに回転運動をすることによって本第
一のワンウェイクラッチ部材側のクラッチ爪が第二のワ
ンウェイクラッチ部材の凹溝に係合するとともに、上記
第一の係合部と第一のワンウェイクラッチ部材側の節度
感付与部とが係合することによって所定の節度感を有し
た状態で元の中立位置に戻されることとなる。
【0010】次に、請求項4記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1ないし
請求項3記載のものと同じである。すなわち、本発明に
おいては、請求項1ないし請求項3記載の車両用ドアミ
ラー装置に関して、上記ピボットシャフトのシャフト部
のところに、その軸線方向に平行なように複数本のスリ
ットを設けるようにするとともに、上記シャフト部の最
先端部のところに所定の径を有するように形成されたフ
ランジ部を設けるようにした構成を採ることとした。こ
のような構成を採ることにより、本発明のものにおいて
はドアミラーアセンブリの組立作業の効率化が図られる
ようになる。すなわち、本発明のものにおいては、ドア
ミラーアセンブリの組立作業、特に、ピボット部周りの
組立作業が、上記ピボットシャフトのベース部を基礎と
して、そこに設けられるシャフト部のところに、第二の
ワンウェイクラッチ部材、第一のワンウェイクラッチ部
材、及びハウジングの一部に形成された円環状のピボッ
ト部を順次挿入して行くことによって各部材の装着が成
され、このようにしてドアミラーアセンブリの組立作業
が完了することとなる。具体的には、上記ピボットシャ
フトのシャフト部のところには、その軸線方向にスリッ
トが設けられているとともに、その最先端部のところに
は所定の径を有するフランジ部が設けられるようになっ
ているが、上記スリットは上記シャフト部の最先端部の
ところに開口するように形成されているので、本シャフ
ト部の先端部側は、その径方向にバネ反力を有した状態
で縮径されるようになっている。従って、上記各部材を
シャフト部のところに挿入(装着)させるに当たって
は、上記フランジ部のところを縮径させた状態で上記各
部材を簡単に挿入させることができる。そして、一旦装
着された後は上記縮径されたシャフト部の先端部が、そ
のバネ反力によって元の状態に戻って来るので、上記各
装着された部材は、上記フランジ部にて自動的に押さえ
込まれ、外れたりするようなことがない。
【0011】次に、請求項5記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1ないし
請求項4記載のものと同じである。すなわち、本発明に
おいては、請求項1ないし請求項4記載の車両用ドアミ
ラー装置に関して、上記各部材を、すべて、所定のプラ
スチック材にて形成するようにした構成を採ることとし
た。このような構成を採ることにより、本発明のものに
おいては、ドアミラーアセンブリの軽量化を図ることが
できるようになる。すなわち、本発明のものにおいて
は、従来のものにおいて採用されていた金属製のコイル
スプリング、鋼球、あるいはダイカスト製品からなるピ
ボットシャフト等が省かれているので、これらの部品に
よる質量の増大化が抑止されるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1ないし図4を基に説明する。本実施の形態にかかるも
のは、図1に示す如く、ミラー等の収容されるハウジン
グ5と、ハウジング5と一体となって回転運動をするも
のであって、それ自体一定の方向へのみ回転運動が可能
なように形成された第一のワンウェイクラッチ部材1
と、当該第一のワンウェイクラッチ部材1に対して反対
の方向へのみ回転運動が可能なように形成された第二の
ワンウェイクラッチ部材2と、これら一組のワンウェイ
クラッチ部材1、2及びハウジング5が回転運動可能な
ように装着されるシャフト部31を有するとともに、当
該シャフト部31の付け根部のところに設けられるもの
であって上記第二のワンウェイクラッチ部材2との間に
おいて相対滑り運動をするように形成されたベース部3
3を有する構成からなり、更に、上記ミラー等の収容さ
れる上記ハウジング5を車両用ドアに取付ける役目を果
たすピボットシャフト3と、からなることを基本とする
ものである。そして、このような構成からなる各部材
は、図1に示す如く、上記ピボットシャフト3のベース
部33を基礎にして、そこに設けられるシャフト部31
のところに、第二のワンウェイクラッチ部材2、第一の
ワンウェイクラッチ部材1、及びハウジング5の一部に
形成された円環状のピボット部55が順次装着されるよ
うになっているものである。これによって、ドアミラー
アセンブリが形成されることとなる。また、上記各部材
は、図2及び図3に示す如く、ピボットシャフト3のシ
ャフト部31を中心にして、その廻りに同心円状に、第
二のワンウェイクラッチ部材2及び第一のワンウェイク
ラッチ部材1が装着されるようになっているものであ
る。そして、これら各構成部品(部材)は、すべて、所
定のプラスチック材にて形成されるようになっているも
のである。
【0013】このような構成からなる本実施の形態のも
のにおいて、上記第一のワンウェイクラッチ部材1は、
図1及び図2に示す如く、その平面視において円環状の
形態からなることを基本とし、更に、その円周上の一部
が切断された状態のC字状あるいはの字状の形態からな
るものである。そして、上記切断された部分(切断部)
の一端側を内側に鈍角状に折り曲げさせてクラッチ爪1
5を形成させるようにしているものである。そして更
に、当該クラッチ爪15を第二のクラッチ部材2の外周
部に設けられた凹溝22内に係合させるようにしている
ものである。一方、上記第二のクラッチ部材2は、上記
第一のワンウェイクラッチ部材1と同様、円環状の形態
を基礎に形成されるものであって、その一部に切断部を
有するC字状(の字状)の形態からなるものである。従
って、上記切断部のところには内側に鈍角状に折り曲げ
られたクラッチ爪25が形成されるようになっているも
のである。そして、このような形態からなる本第二のワ
ンウェイクラッチ部材2は、図2に示す如く、上記第一
のワンウェイクラッチ部材1の内側であって、かつ、シ
ャフト部31の外側のところに、これらと同心円状に装
着されるようになっているものである。そして、このよ
うな装着状態において、上記クラッチ爪25は、上記ピ
ボットシャフト3のシャフト部31に設けられた凹溝3
12のところに係合するようになっているものである。
【0014】また、このような構成からなる第一のワン
ウェイクラッチ部材1と第二のワンウェイクラッチ部材
2との間には、図1ないし図4に示す如く、相対的な凹
凸係合部からなる節度感付与機構が設けられるようにな
っている。具体的には、図1及び図3に示す如く、第一
のワンウェイクラッチ部材1の上端部であって、その一
部が内側へ張出すように形成されたフランジ部のところ
には凹陥状の形態からなる節度感付与部12が設けられ
るようになっている。そして、この凹陥状(凹部からな
る)の節度感付与部12に対応するように、上記第二の
ワンウェイクラッチ部材2の上端部のところには、上記
凹部からなる節度感付与部12に係合する凸状の(凸部
からなる)第一の係合部21が設けられるようになって
いる。なお、これら凹部からなる節度感付与部12と凸
部からなる第一の係合部21との間の凹凸関係は、特に
限定されるものではなく、いずれか一方が凸部であれば
他方がこれに対応した凹部からなるものであればよい。
また、このような係合構造は、図1に示す如く、ハウジ
ング5のピボット部55と上記第一のワンウェイクラッ
チ部材1との結合部においても形成されている。すなわ
ち、第一のワンウェイクラッチ部材1の外周部のところ
には突起部11が設けられるようになっているととも
に、上記ハウジング5のピボット部55のところには上
記突起部11が嵌り込むようなリセス部51が設けられ
るようになっている。そして、上記突起部11が上記リ
セス部51内に嵌り込むことによって、第一のワンウェ
イクラッチ部材1と上記ハウジング5とは、一体となっ
て上記ピボットシャフト3のシャフト部31の周りを回
転運動をするようになっているものである。
【0015】なお、上記第二のワンウェイクラッチ部材
2とピボットシャフト3との間にも、図1または図3に
示すような節度感付与機構が設けられるようになってい
る。具体的には、図1及び図3に示す如く、第二のワン
ウェイクラッチ部材2の下端部、すなわち、上記第一の
係合部21の設けられる側とは反対の側のところには、
凸状の形態(凸部)からなる第二の係合部23が設けら
れるようになっている。そして、この第二の係合部23
に対応するように、上記ピボットシャフト3を形成する
ベース部33のところには上記凸状の形態からなる第二
の係合部23の嵌り込む凹陥状(凹部からなる)の節度
感付与部32が設けられるようになっている。なお、上
記第二の係合部23と節度感付与部32との間の凹凸関
係も、上記第一の係合部21と第一のワンウェイクラッ
チ部材1に設けられた節度感付与部12との関係と同
様、いずれか一方が凸部からなるものであって、他方
は、この凸部に対応した凹部からなるものであれば、ど
ちらが凸部または凹部であっても良い。
【0016】次に、このような構成からなる第二のワン
ウェイクラッチ部材2と係合作用をするシャフト部31
を有するピボットシャフト3について、図1ないし図3
を基に説明する。このものは、上記両ワンウェイクラッ
チ部材1、2及びハウジング5のピボット部55等が装
着されるものであって軸状の形態からなるシャフト部3
1(図3参照)と、当該シャフト部31が取付けられる
基盤を成すものであって、上記両ワンウェイクラッチ部
材1、2の下端部が相対滑り接触をするように形成され
るとともに、上記ハウジング5等からなるドアミラーア
センブリをドア側に取付ける役目を果たすベース部33
と、からなるものである。このような構成からなるもの
において、上記ベース部33には上記第二のワンウェイ
クラッチ部材2の下端面に形成された第二の係合部23
が嵌り込むように形成された節度感付与部32が設けら
れるようになっている。そして、このようなベース部3
3に対して直立状に設けられるシャフト部31には、図
1及び図2に示す如く、その軸線方向に平行に凹溝31
2が設けられるようになっている。この凹溝312に
は、上記第二のワンウェイクラッチ部材2に設けられた
クラッチ爪25が係合するようになっているものであ
る。また、このような凹溝312の設けられる本シャフ
ト部31には、同じく軸線に対して平行なように、か
つ、本シャフト部31の最先端部のところに開口部を有
するように形成されたスリット36が複数本設けられる
ようになっている(図1参照)。このようなスリット3
6を設けることによって、本シャフト部31の最先端部
が所定のバネ反力を有した状態で、その径方向に弾性変
形をすることとなる。また、このようなスリット36を
有する本シャフト部31の最先端部(最上端部)のとこ
ろには、軸線方向断面形状が山形の形態からなるもので
あって、テーパ状の形態からなり、かつ、所定の径を有
するように形成されたフランジ部35が設けられるよう
になっている。このフランジ部35は、上記両ワンウェ
イクラッチ部材1、2の抜け止め作用をするようになっ
ているものである。
【0017】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものの組立手順、特に、ピボット部周りの組立手順
について説明する。まず、図1に示す如く、ピボットシ
ャフト3のベース部33を基礎にして、そこに設けられ
るシャフト部31のところに、第二のワンウェイクラッ
チ部材2、第一のワンウェイクラッチ部材1、更にはハ
ウジング5の一部に形成された円環状のピボット部55
を、順次挿入して各部材1、2、5の装着を行う。な
お、このような各部材1、2、5の組付作業において、
上記ピボットシャフト3のシャフト部31のところに
は、その軸線方向に複数本のスリット36が設けられて
いるとともに、その最先端部のところには所定の径を有
するとともに、その軸線方向断面形状が山形の形態から
なる両方向にテーパ面を有するフランジ部35が設けら
れるようになっているので、上記シャフト部31の最先
端部のところは、その径方向にバネ反力を有した状態で
縮径されるようになる。従って、上記各部材1、2、5
をシャフト部31のところに挿入(装着)させるに当た
っては、各部材1、2、5の内径部を上記フランジ部3
5のテーパ面のところにのぞませた状態で、それらを下
方に強く押し付けることによって上記フランジ部35の
ところが縮径されることとなる。このような状態におい
て、各部材1、2、5を、更に下方に押し付けることに
よって、各部材1、2、5は簡単に上記シャフト部31
のところに装着されることとなる。そして、一旦装着さ
れた後は、上記縮径されたシャフト部31の先端部に形
成されたフランジ部35のところが、そのバネ反力によ
って元の状態に戻って来るので、上記各装着された部材
1、2、5は、上記フランジ部35にて自動的に押さえ
込まれ、外れたりするようなことがない。また、上記フ
ランジ部35のところには、その軸線方向断面形状にお
いて山形の形態からなるテーパ面が形成されているの
で、上記装着された各部材1、2、5は、その軸線方向
のガタが詰められた状態で保持されることとなる。
【0018】次に、本実施の形態のものについての作動
態様、特に、過大なモーメント荷重の入力に対する、そ
のリリース作用について、図1及び図4を基に説明す
る。まず、本ドアミラーアセンブリへの入力荷重が図1
に示すA矢印方向のもの(この場合を反時計方向廻りの
荷重とする)である場合について説明する。この場合に
は、上記第一のワンウェイクラッチ部材1側のクラッチ
爪15が第二のワンウェイクラッチ部材2に設けられた
凹溝22から外れるとともに上記第一のワンウェイクラ
ッチ部材1に設けられた節度感付与部12と第二のワン
ウェイクラッチ部材2に設けられた第一の係合部21と
の係合状態が外れることとなる(図4のA矢印方向図
示)。これによって適度の節度感が発揮された状態で、
この方向へのリリース作用が行われることとなる。そし
て、このようなリリース作動の後に、上記ミラーアセン
ブリが元の中立状態に戻されるときには、上記第一のワ
ンウェイクラッチ部材1が所定量時計方向廻りに回転運
動をすることによって本第一のワンウェイクラッチ部材
1側のクラッチ爪15が第二のワンウェイクラッチ部材
2の凹溝22内に係合するとともに、上記第一の係合部
21と第一のワンウェイクラッチ部材1側の節度感付与
部12とが係合することによって所定の節度感を有した
状態で元の中立位置に戻されるようになる。一方、これ
に対して、モーメント荷重が、図1のB矢印方向、すな
わち、時計方向廻りのものである場合には、上記第二の
ワンウェイクラッチ部材2側のクラッチ爪25がシャフ
ト部31に設けられた凹溝312のところから外れる。
これに続いて、上記ベース部33に設けられた節度感付
与部32のところと第二のワンウェイクラッチ部材2に
設けられた第二の係合部23との係合状態が外れて、上
記第一のワンウェイクラッチ部材1と第二のワンウェイ
クラッチ部材2とは一緒になって、図1のB矢印方向に
回転運動をする。その結果、適度の節度感が発揮された
状態でリリース作用が行われることとなる(図4のB矢
印方向図示)。また、このようなリリース作動の後に、
上記ハウジング5等からなるミラーアセンブリが元の中
立状態に戻されるときには、両ワンウェイクラッチ部材
1、2が一緒になって所定量反時計廻り方向に回転運動
をし、その後に上記第二の係合部23とベース部33側
の節度感付与部32とが係合することによって所定の節
度感を有した状態で元の位置に戻されることとなる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、車両用ドアミラー装置
に関して、ミラー等の収容されるハウジングと、ハウジ
ングと一体となって回転運動をするものであって、それ
自体一定の方向へのみ回転運動が可能なように形成され
た第一のワンウェイクラッチ部材と、当該第一のワンウ
ェイクラッチ部材に対して反対の方向へのみ回転運動が
可能なように形成された第二のワンウェイクラッチ部材
と、これら一組のワンウェイクラッチ部材及びハウジン
グが回転運動可能なように装着されるシャフト部を有す
るとともに、当該シャフト部の付け根部のところに設け
られるものであって上記第二のワンウェイクラッチ部材
との間において相対滑り運動をするように形成されたベ
ース部を有するピボットシャフトと、からなるようにし
た構成を採ることとしたので、上記ミラー等の収容され
るハウジングのところに過大な力(モーメント荷重)が
入力したときに、当該モーメント荷重の入力に対して上
記ピボットシャフト周りに設けられたワンウェイクラッ
チ部材が作動して上記ハウジングを所定の回転方向に回
転させて、上記過大なモーメント荷重を逃がしてやる
(リリースさせる)ことができるようになった。
【0020】また、本発明においては、上記両ワンウェ
イクラッチ部材を、平面視において円環状の形態からな
るものであって、その一部が切断された状態のC字状の
形態からなるようにするとともに、その切断部の一端側
を内側に鈍角状に折り曲げさせてクラッチ爪を形成させ
るようにし、このようなクラッチ爪のうちの第一のクラ
ッチ部材側に設けられるものを第二のクラッチ部材の外
周部に設けられた凹溝内に係合させるようにし、一方、
上記第二のクラッチ部材側に設けられるクラッチ爪を上
記ピボットシャフトのシャフト部に設けられた凹溝のと
ころに係合させるようにした構成を採ることとしたの
で、過大なモーメント荷重の入力に対して、上記両ワン
ウェイクラッチ部材が適宜作動し、過大な入力荷重を逃
がしてやる(リリースさせる)ことができるようになっ
た。すなわち、例えば時計方向廻りのモーメント荷重の
入力に対しては、上記第二のワンウェイクラッチ部材が
作動して、上記両ワンウェイクラッチ部材及びハウジン
グを上記ピボットシャフト周りに回転運動させて過大な
入力荷重を逃がしてやる(リリースさせる)ようになる
とともに、これに対して、反時計方向廻りの入力荷重に
対しては、上記第一のワンウェイクラッチ部材を作動さ
せるとともに上記第二のワンウェイクラッチ部材を上記
ピボットシャフトのところに固定させた状態にて、上記
第一のワンウェイクラッチ部材を第二のワンウェイクラ
ッチ部材に対して相対回転運動をさせて反時計方向廻り
の入力荷重をリリースさせることができるようになっ
た。
【0021】また、本発明においては、上記両ワンウェ
イクラッチ部材を上記ピボットシャフトのシャフト部の
ところに同心円状に装着させるとともに、上記ピボット
シャフトを形成するベース部のところに凹部または凸部
からなる節度感付与部を設けるようにし、一方、上記第
二のワンウェイクラッチ部材の上記ベース部と相対滑り
運動をするところに、上記ベース部に設けられた節度感
付与部と適宜係合するように形成されるものであって凸
部または凹部からなる第二の係合部を設けるとともに、
当該第二の係合部が設けられる側とは反対の側に、凸部
または凹部からなるものであって後記第一のワンウェイ
クラッチ部材に設けられた節度感付与部と適宜係合する
ように形成された第一の係合部を設けるようにし、更
に、上記第一のワンウェイクラッチ部材の上記第二のワ
ンウェイクラッチ部材と相対滑り運動をするところには
上記第一の係合部と適宜係合するように形成されるもの
であって凹部または凸部からなる節度感付与部を設ける
ようにした構成を採ることとしたので、ドアミラーアセ
ンブリのところに過大なモーメント荷重が入力された場
合に、上記両ワンウェイクラッチ部材の作動により、そ
れらを適宜リリースさせることができるようになるとと
もに、当該リリース作動時において、上記節度感付与機
構の作用により適度の節度感を付与させることができる
ようになった。
【0022】また、本発明においては、上記ピボットシ
ャフトのシャフト部のところに、その軸線方向に平行な
ように複数本のスリットを設けるようにするとともに、
上記シャフト部の最先端部のところに所定の径を有する
ように形成されたフランジ部を設けるようにした構成を
採ることとしたので、ドアミラーアセンブリの組立作業
の効率化を図ることができるようになった。すなわち、
本発明のものにおいては、上記ピボットシャフトのシャ
フト部のところには、その軸線方向にスリットが設けら
れているとともに、その最先端部のところには所定の径
を有するフランジ部が設けられるようになっているの
で、本シャフト部の先端部側は、その径方向にバネ反力
を有した状態で縮径されるようになり、従って、上記各
部材をシャフト部のところに挿入(装着)させるに当た
っては、上記フランジ部のところを縮径させた状態で上
記各部材を簡単に装着させることができるようになっ
た。そして、一旦装着された後は上記縮径されたシャフ
ト部の先端部が、そのバネ反力によって元の状態に戻っ
て来るので、上記各装着された部材は、上記フランジ部
にて自動的に押さえ込まれ、外れたりするようなことが
なくなった。
【0023】また、本発明においては、上記各部材を、
すべて、所定のプラスチック材にて形成するようにした
構成を採ることとしたので、ドアミラーアセンブリの軽
量化を図ることができるようになった。すなわち、本発
明のものにおいては、従来のものにおいて採用されてい
た金属製のコイルスプリング、鋼球、あるいはダイカス
ト製品からなるピボットシャフト等が省かれるようにな
っているので、これらの部品による質量の増大化を抑止
することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す展開斜視図である。
【図2】本発明の主要部を成す両ワンウェイクラッチ部
材とピボットシャフトのシャフト部との係合状態を示す
平面図である。
【図3】本発明の主要部を成す両ワンウェイクラッチ部
材及びハウジングのピボット部がピボットシャフトのシ
ャフト部周りに組付けられた状態を示す断面図である。
【図4】本発明にかかる両ワンウェイクラッチ部材のリ
リース作動状態を示す説明図である。
【図5】従来のものの全体構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 第一のワンウェイクラッチ部材 11 突起部 12 節度感付与部 15 クラッチ爪 2 第二のワンウェイクラッチ部材 21 第一の係合部 22 凹溝 23 第二の係合部 25 クラッチ爪 3 ピボットシャフト 31 シャフト部 312 凹溝 32 節度感付与部 33 ベース部 35 フランジ部 36 スリット 5 ハウジング 51 リセス 55 ピボット部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラー等の収容されるハウジングと、ハ
    ウジングと一体となって回転運動をするものであって、
    それ自体一定の方向へのみ回転運動が可能なように形成
    された第一のワンウェイクラッチ部材と、当該第一のワ
    ンウェイクラッチ部材に対して反対の方向へのみ回転運
    動が可能なように形成された第二のワンウェイクラッチ
    部材と、これら両ワンウェイクラッチ部材及びハウジン
    グが回転運動可能なように装着されるシャフト部を有す
    るとともに、当該シャフト部の付け根部のところに設け
    られるものであって上記第二のワンウェイクラッチ部材
    との間において相対滑り運動をするように形成されたベ
    ース部を有する構成からなるピボットシャフトと、から
    なることを特徴とする車両用ドアミラー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用ドアミラー装置に
    おいて、上記両ワンウェイクラッチ部材を、平面視にお
    いて円環状の形態からなるものであって、その一部が切
    断された状態のC字状の形態からなるようにするととも
    に、その切断部の一端側を内側に鈍角状に折り曲げさせ
    てクラッチ爪を形成させるようにし、このようなクラッ
    チ爪のうちの第一のクラッチ部材側に設けられるものを
    第二のクラッチ部材の外周部に設けられた凹溝内に係合
    させるようにし、一方、上記第二のクラッチ部材側に設
    けられるクラッチ爪を上記ピボットシャフトのシャフト
    部に設けられた凹溝のところに係合させるようにした構
    成からなることを特徴とする車両用ドアミラー装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の車両用ド
    アミラー装置において、上記両ワンウェイクラッチ部材
    を上記ピボットシャフトのシャフト部のところに同心円
    状に装着させるとともに、上記ピボットシャフトを形成
    するベース部のところに凹部または凸部からなる節度感
    付与部を設けるようにし、一方、上記第二のワンウェイ
    クラッチ部材の上記ベース部と相対滑り運動をするとこ
    ろに、上記ベース部に設けられた節度感付与部と適宜係
    合するように形成されるものであって凸部または凹部か
    らなる第二の係合部を設けるとともに、当該第二の係合
    部が設けられる側とは反対の側に、凸部または凹部から
    なるものであって後記第一のワンウェイクラッチ部材に
    設けられた節度感付与部と適宜係合するように形成され
    た第一の係合部を設けるようにし、更に、上記第一のワ
    ンウェイクラッチ部材の上記第二のワンウェイクラッチ
    部材と相対滑り運動をするところには上記第一の係合部
    と適宜係合するように形成されるものであって凹部また
    は凸部からなる節度感付与部を設けるようにした構成か
    らなることを特徴とする車両用ドアミラー装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載の車両用ド
    アミラー装置において、上記ピボットシャフトのシャフ
    ト部のところに、その軸線方向に平行なように複数本の
    スリットを設けるようにするとともに、上記シャフト部
    の最先端部のところに所定の径を有するように形成され
    たフランジ部を設けるようにしたことを特徴とする車両
    用ドアミラー装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4記載の車両用ド
    アミラー装置において、上記各部材を、すべて、所定の
    プラスチック材にて形成するようにしたことを特徴とす
    る車両用ドアミラー装置。
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