JP2003231130A - 成型品取出機 - Google Patents

成型品取出機

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JP2003231130A JP2002030269A JP2002030269A JP2003231130A JP 2003231130 A JP2003231130 A JP 2003231130A JP 2002030269 A JP2002030269 A JP 2002030269A JP 2002030269 A JP2002030269 A JP 2002030269A JP 2003231130 A JP2003231130 A JP 2003231130A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】負圧発生装置とチャックの吸着部材における負
圧吸着系の実吸着圧を正確に検出してチャックによる成
型品の実吸着状態を有効に監視可能とする。検出された
実吸着圧が予め設定された所定の吸着圧以下の場合には
吸着不良による取出不良を作業者に報知して取出作業を
効率化することができる。 【解決手段】成型品を吸着する吸着部材を有したチャッ
クを移動制御して成型品を金型内から金型外の所定の箇
所に取り出す成型品取出機に、負圧発生装置、吸着系、
負圧調整部材、吸着圧検出器を設ける。成型品取出機か
ら離間した箇所に設けられる操作ボックスに、吸着圧設
定手段、吸着圧表示手段、吸着不良圧設定手段、警告手
段及び制御手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、樹脂成形機から成
型品を吸着保持して取り出す成型品取出機、詳しくは成
型品を吸着保持するチャックの移動位置を数値入力した
り、教示入力したりする際に使用する可搬型の操作ボッ
クスに、成型品を吸着する際の各種吸着圧を設定して表
示すると共に成型品吸着時の吸着圧が予め設定された吸
着圧以下の場合には作業者に吸着不良を警告する報知手
段を備えた成型品取出機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】成型品取出機から離れ
た箇所に設けられる操作ボックスに、吸着部材による成
型品の実吸着圧を検出して表示したり、成型品に応じた
所望の吸着圧を設定して表示する機能を備えたものとし
て、例えば特開2001−18266号公報に示す技術
が知られている。
【0003】該技術は、成形用吸着用の吸盤、負圧発生
源および該負圧発生源と前記吸盤とを連通接続する吸気
管を有する成形品吸着系と、成形品吸着系の吸着圧を検
知する吸着圧検知器と、この吸着圧検知器の出力を数値
変換して表示する吸着圧表示部と、成形品吸着系の吸着
圧を設定する吸着圧設定手段と、この吸着圧設定手段の
出力を数値変換して表示する設定圧表示部とを有するコ
ントローラとを備えて、射出成形機に取付けられている
射出成形品取出装置において、前記コントローラが射出
成形品取出装置から離れた位置に設置されていることを
特徴としている。
【0004】しかし、上記した技術にあっては成形品吸
着系から離れたコントローラ内に吸着圧検知器を設けて
吸着系と分岐接続する構成であるため、吸着系の吸着圧
が大きく変動した際にのみ実吸着圧を検出可能で、吸着
系の実吸着圧をリアルタイムで検出できなかった。
【0005】また、成形品吸着系とコントローラ内の吸
着圧検知器を可撓性のパイプで接続する必要があるが、
コントローラ自体、データ設定時の利便性から持ち運び
可能であることを前提としているため、パイプ自体が可
撓性を有していることが不可欠であるが、吸着圧を正確
に検出するにはパイプが撓んだときであってもその断面
積が常に一定であることが必要である。この要求を満た
すにはパイプ自体に可撓性を持たせて折り曲げ可能にす
ることが困難になり、コントローラの持ち運び性が悪く
なってコントローラ自体の操作性を悪くしている。
【0006】更に、上記したコントローラにあっては、
不正確な実吸着圧を検出して表示するのみで、成型品の
吸着不良が発生したか否かまで検出できなかった。
【0007】本発明は、上記した従来の欠点を解決する
ために発明されたもので、その課題とする処は、負圧発
生装置とチャックの吸着部材における負圧吸着系の実吸
着圧を正確に検出してチャックによる成型品の実吸着状
態を有効に監視可能とする成型品取出機を提供すること
にある。
【0008】本発明の他の課題は、検出された実吸着圧
が予め設定された所定の吸着圧以下の場合には吸着不良
による取出不良を作業者に報知して取出作業を効率化す
ることができる成型品取出機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、成
型品を吸着する吸着部材を有したチャックを移動制御し
て成型品を金型内から金型外の所定の箇所に取り出す成
型品取出機に、負圧を発生する負圧発生装置と、負圧発
生装置と吸着部材とを接続する吸着系と、負圧発生装置
による負圧を可変調整する負圧調整部材と、吸着部材に
至る吸着系の実吸着圧を検出して電気信号を出力する吸
着圧検出器を設けると共に該成型品取出機から離間した
箇所に設けられる操作ボックスに、吸着部材による成型
品の吸着圧を設定する吸着圧設定手段、吸着圧検出器か
らの電気信号に基づいて吸着系の実吸着圧を表示する吸
着圧表示手段、吸着部材による成型品の吸着良否を判別
するための吸着圧を設定する吸着不良圧設定手段、吸着
部材による成型品の吸着時に実吸着圧が吸着不良圧設定
手段により設定された吸着圧以下の場合に報知する警告
手段及び吸着圧設定手段により設定された吸着圧に基づ
いて負圧調整部材を制御して実吸着圧を吸着圧設定手段
により設定された所望の吸着圧に可変制御すると共に吸
着部材による成型品吸着時の実吸着圧が吸着不良圧設定
手段により設定された吸着圧力以下の時に警告手段を作
動制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0010】請求項2は、成型品を吸着する吸着部材を
有したチャックを移動制御して成型品を金型内から金型
外の所定の箇所に取り出す成型品取出機に、負圧を発生
する負圧発生装置と、負圧発生装置と吸着部材とを接続
する吸着系と、負圧発生装置による負圧を可変調整する
負圧調整部材と、吸着系の負圧を開閉する負圧開閉部材
と、吸着部材に至る吸着系の実吸着圧を検出して電気信
号を出力する吸着圧検出器と、吸着系に圧縮空気を供給
する圧縮空気開閉部材と、吸着系に供給される圧縮空気
の圧力を可変調整する噴射圧調整部材を設けると共に該
成型品取出機から離間した箇所に設けられる操作ボック
スに、吸着部材による成型品の吸着圧を設定する吸着圧
設定手段、吸着圧検出器からの電気信号に基づいて吸着
系の実吸着圧を表示する吸着圧表示手段、吸着部材によ
る成型品の吸着良否を判別するための吸着圧を設定する
吸着不良圧設定手段、吸着部材による成型品の吸着時に
実吸着圧が吸着不良圧設定手段により設定された吸着圧
以下の場合に報知する警告手段、吸着系に供給される圧
縮空気圧を設定する圧縮空気圧設定手段及び吸着圧設定
手段により設定された吸着圧に基づいて負圧調整部材を
制御して実吸着圧を吸着圧設定手段により設定された所
望の吸着圧に可変制御すると共に吸着部材による成型品
吸着時の実吸着圧が吸着不良圧設定手段により設定され
た吸着圧力以下の時に警告手段を作動制御し、かつ圧縮
空気圧設定手段より設定された圧縮空気圧に基づいて圧
縮空気圧調整部材を制御して所定の圧縮空気圧に可変制
御すると共に吸着部材による成型品の吸着保持を解除す
る際に負圧開閉部材を閉作動制御した状態で圧縮空気開
閉部材を開作動して吸着系に圧縮空気を供給して吸着部
材から圧縮空気を噴射させる制御手段を設けたことを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施形態】以下に実施形態を示す図に従って本
発明を説明する。先ず、成型品取出機1について説明す
ると、図1〜図4において、樹脂成形機の固定側取付盤
3の上部には成型品取出機1の本体フレーム5の基部が
固定される。該本体フレーム5は樹脂成形機の中心軸線
(長手方向)と直交する方向で、金型上方と樹脂成形機
外の操作側または反操作側へ延びる長さからなり、走行
体7が軸線直交方向へ往復移動可能に支持される。
【0012】該走行体7には軸線方向へ延びる前後フレ
ーム9が設けられ、前後フレーム9には前後走行体11
が軸線方向へ往復移動可能に支持される。前後走行体1
1には昇降フレーム13が上下方向へ移動可能に支持さ
れ、該昇降フレーム13の下部には成型品を吸着する多
数の吸着部材15が設けられたチャック17が取り付け
られる。
【0013】本体フレーム5に対して走行体7、前後フ
レーム9に対して前後走行体11及び前後走行体11に
対して昇降フレーム13は、例えばサーボモータ等の電
動モータ19・21・23を駆動制御して往復移動され
る。電動モータ19・21・23を使用した往復駆動機
構としては、電動モータに連結されて回転する送りねじ
にナットを噛み合わせた送りねじ駆動機構、所定の長さ
からなる有端ベルトに電動モータの回転軸に設けられた
歯付き回転体を噛み合わせた有端ベルト駆動機構、一方
に電動モータが連結された一対の回転体に張設される無
端ベルトの一部を可動部に固定した無端ベルト駆動機構
の何れであってもよい。また、電動モータ19・21・
23自体を固定子と可動子から構成したリニアモータで
あってもよい。
【0014】上記した走行体7には負圧調整器25、圧
縮空気開閉弁27、負圧発生装置29、吸着圧検出器3
1、噴射空気圧調整器33、噴射空気開閉弁35が設け
られる。その内、負圧調整器25はダイヤフラム、吸気
用電磁弁及び排気用電磁弁等により入力される電気信号
に比例して空気圧を無段階に制御可能な構造からなり、
成型品取出機1に接続された圧縮空気配管から供給され
る、例えば空気圧:5kg/cm2の圧縮空気を所望の
圧力に可変調整する。
【0015】圧縮空気開閉弁27は負圧調整器25と負
圧発生装置29を接続する配管に設けられる電磁ソレノ
イドバルブ(図示せず)により構成され、負圧発生装置
29に対して圧縮空気を供給したり、遮断したりする。
【0016】負圧発生装置29は供給された圧縮空気が
通過する際に、ベルヌーイの法則により負圧を発生させ
る構成からなる。該負圧発生装置29により発生する負
圧(吸着圧)は負圧調整器25により可変された圧縮空
気圧により調整可能に構成される。
【0017】吸着圧検出器31は、負圧発生装置29と
吸着部材15を接続する配管途中に設けられ、例えばダ
イヤグラムに、ピエゾ素子やバイモルフ素子等の圧電素
子としての歪みゲージを取り付けた構成からなり、負圧
変化に伴う歪みゲージの変形に応じた電気信号を出力す
る。
【0018】負圧調整器25の前段側と吸着圧検出器3
1の後段側には噴射用配管が分岐接続され、該噴射用配
管には噴射空気圧調整器33及び噴射空気開閉弁35が
直列に設けられる。そして噴射空気圧調整器33は負圧
調整器25と同様な構造からなり、供給される圧縮空気
圧を、吸着部材15による成型品の吸着を解除する際の
所望の空気圧力に可変制御する。また、噴射空気開閉弁
35は電磁ソレノイドバルブ等により構成され、吸着部
材15に対して圧力調整された圧縮空気を供給したり、
遮断したりする。
【0019】例えば樹脂成形機の操作パネルや樹脂成形
機の操作側または反操作側の床面等のように成型品取出
機1から離れた箇所には操作ボックス37が設けられ
る。操作ボックス37の設置態様としては、工場床面に
設置され、成型品取出機1を駆動制御する各種制御ユニ
ットが収容された制御ボックス39の盤面に着脱可能に
取り付けたり、床面に設けられたスタンド(図示せず)
に着脱可能に取り付けた態様がある。
【0020】操作ボックス37は、主としてチャック1
7の移動位置を数値入力したり、教示入力する際に使用
するもので、作業者がチャック17の実際の移動位置を
確認しながら行う必要から可搬可能に構成され、制御ボ
ックス39に対して電気ケーブル40により接続され
る。
【0021】操作ボックス37には上記したようにチャ
ック17の各移動位置を数値入力したり、教示入力する
のに必要な各種のキーやスイッチ及び入力されたデータ
を確認するための表示部材(いずれも図示せず)が設け
られているが、この他に本発明を実現する吸着圧設定部
材41と設定吸着圧表示部材43、実吸着圧表示部材4
5、吸着不良圧設定部材47と設定不良圧表示部材4
9、噴射圧設定部材51と設定噴射圧表示部材53、噴
射時間設定部材52と設定噴射時間表示部材54及びブ
ザーや警告灯等の報知部材55が設けられる。
【0022】吸着圧設定部材41は、吸着保持される成
型品の形状や材質の硬柔、軽重、大小等に応じた最適吸
着圧に設定する。また、設定吸着圧表示部材43は吸着
圧設定部材41により設定された負圧(吸着圧)を表示
する。
【0023】実吸着圧表示部材45は吸着圧検出器31
からの電気信号に基づいて吸着部材15に接続される配
管内の実吸着圧(実負圧)をリアルタイムに表示する。
【0024】吸着不良圧設定部材47は吸着部材15が
成型品を吸着保持する際に吸着不良になるおそれがある
吸着圧値を設定するもので、成型品の形状や大きさ(重
さ)等により適宜設定される。吸着不良圧設定部材47
により吸着設定される設定吸着不良圧は吸着圧以下の場
合には後述する報知部材55を作動させる際の基準値に
なるものである。設定不良圧表示部材49は吸着不良圧
設定部材47により設定された設定不良吸着圧を表示す
る。
【0025】噴射圧設定部材51は、吸着部材15によ
る成型品の吸着を開始する際に成型品に向かって噴射さ
れる空気圧を所望の圧力に設定するもので、設定噴射圧
表示部材53は噴射圧設定部材51により設定された噴
射圧を表示する。
【0026】噴射時間設定部材52は吸着部材15によ
る成型品の吸着解除時に吸着部材15から噴射する圧縮
空気の噴射時間を設定するもので、設定噴射時間表示部
材54は噴射時間設定部材52により設定された噴射時
間を表示する。
【0027】報知部材55は、例えばブザーや警告灯等
からなり、吸着部材15による成型品吸着時に吸着圧検
出器31により検出される実吸着圧が吸着不良圧設定部
材47により設定された吸着不良圧以下になったときに
作動され、作業者に吸着不良を報知する。尚、図中の符
号56は各種吸着圧や噴射圧及び噴射時間等を数値入力
する際に使用するテンキーである。
【0028】上記した吸着圧設定部材41により設定さ
れた吸着圧に基づいて電磁弁に印加される電圧の制御、
噴射圧設定部材51により設定された噴射圧に基づいて
電磁弁に印加される電圧の制御や、設定吸着圧表示部材
43、実吸着圧表示部材45、設定不良圧表示部材4
9、設定噴射圧表示部材53及び設定噴射時間表示部材
54による表示制御及び報知部材55の作動制御は操作
ボックス37に内蔵された制御装置57により制御され
る。
【0029】尚、上記した吸着圧設定部材41、吸着不
良圧設定部材47、噴射圧設定部材51及び噴射時間設
定部材52は1個の切換スイッチと数値キーとの組み合
わせにより構成してもよい。即ち、1個の切換スイッチ
により吸着圧設定、吸着不良圧設定、噴射圧設定及び噴
射時間設定の各モードを選択的に切換えると共に夫々の
設定モード切換え時に要求される各吸着圧を数値キーに
より入力して設定する。
【0030】また、夫々の設定吸着圧表示部材43、実
吸着圧表示部材45、設定不良圧表示部材49、設定噴
射圧表示部材53及び設定噴射時間表示部材54として
は1個の表示部材により構成することができる。この場
合にあっては、上記した設定用の切換スイッチによる切
換えに連動して表示部材の表示を切換えたり、一画面上
に夫々の設定圧を分画表示してもよい。そして設定用の
切換スイッチにより選択された夫々の設定モードにおい
て数値キーが所定時間の間、操作されない場合には常に
実吸着圧を表示させればよい。
【0031】次に、成型品の吸着圧設定作用及び報知作
用について説明する。吸着部材15により成型品を吸着
保持して樹脂成形機から取り出す取出動作を実行するに
先立って成型品の形状、材質の硬柔、大小や軽重に応じ
て吸着圧を設定する必要がある。即ち、成型品の材質が
硬く、大型で重量物の場合には吸着圧を高く、反対に小
型軽量で材質が柔い場合には吸着圧を低く設定する必要
がある。
【0032】負圧発生装置29による最大発生負圧が、
例えば−60kpsの場合、吸着圧設定部材41を操作
して吸着部材15による吸着圧を、取り出す成型品に応
じて上記数値内の、例えば−40kpsにセットして設
定吸着圧表示部材43にセットされた吸着圧を表示させ
る。また、吸着不良圧設定部材47を操作して吸着部材
15による成型品の吸着不良を判断するための吸着不良
圧を設定してその値を設定不良圧表示部材49に表示さ
せる。
【0033】今、吸着部材15に成型品を吸着させる際
にその吸着圧が予め設定された一定時間内に、上記した
−25kps以上にならない場合には成型品に対して吸
着部材15の当接状態が不均一であったり、吸着部材1
5が磨耗して真空漏れが発生し、取出し途中に吸着部材
15から成型品が離脱するおそれがある。これを防止し
て作業者に吸着圧が不良であることを報知するため、吸
着不良圧設定部材47により吸着不良圧を、例えば−2
5kpsに設定する。
【0034】更に、吸着部材15による成型品の吸着保
持を解除する際にその吸着解除を確実に行うため、吸着
部材15から圧縮空気を噴射させて吸着解除を強制的に
行うが、噴射圧が高く、噴射時間が長い場合には成型品
が過度に飛び出して所定の解放位置に落下させることが
困難になり、反対に噴射圧が低く、噴射時間が短い場合
には吸着解除を確実に行えず、取出不良の原因になって
いる。
【0035】このため、噴射圧設定部材51により成型
品に応じた所望の噴射圧に設定し、設定噴射圧表示部材
53にセットされた噴射圧を表示させる。また、噴射時
間設定部材52により噴射時間を設定すると共に設定噴
射時間表示部材54に噴射時間を表示させる。
【0036】上記のように各種の吸着条件及び噴射条件
をセットした後に吸着部材15により成型品を吸着保持
して取り出す際には、チャック17を移動制御して型開
した金型内に進入させた後に前進して可動金型内に保持
された成型品に相対させた状態で作動する金型内の突出
し機構により金型内の成型品を突き出して吸着保持させ
る。
【0037】この吸着保持に伴って吸着系の吸着力(負
圧)が高くなり、その際の吸着系における実吸着圧(負
圧)を常に吸着圧検出器31により検出して実吸着圧表
示部材45に表示させる。
【0038】そして吸着部材15による成型品の吸着に
伴って吸着圧検出器31により検出される吸着圧が、吸
着圧設定部材41により設定された吸着圧に達すると、
制御装置57は、負圧調整器25にセットされた所望の
吸着圧に応じた電気信号を印加して負圧発生装置29に
供給される圧縮空気圧、従って負圧発生装置29により
発生する負圧を設定された吸着圧(負圧)になるように
調整し、吸着部材15による成型品の吸着圧を吸着圧設
定部材41によりセットされた値になるように制御す
る。これにより吸着部材15により成型品が過度に吸着
されることによる変形等を防止する。
【0039】尚、上記説明は、吸着圧検出器31により
検出される吸着圧が、吸着圧設定部材41によりセット
された吸着圧に達した際に負圧調整器25により実吸着
圧をセットされた吸着圧になるように制御するものとし
たが、例えば吸着圧検出器31により検出される実吸着
圧が、セットされた吸着圧に達する前の、例えば−35
kpsに達した際に負圧調整器25を予測制御して実吸
着圧がセットされた吸着圧(本例の場合、−40kp
s)になるようにしてもよい。
【0040】一方、吸着部材15が成型品を吸着保持し
た際に吸着圧検出器31により検出される実吸着圧が、
予め設定された一定時間内に吸着不良圧設定部材47に
よりセットされた吸着圧(本例にあっては−25kp
s)に達しない場合には、成型品に対する吸着部材15
の当接状態が悪かったり、吸着部材15の磨耗により真
空漏れが発生して成型品を確実に吸着保持できず、取出
不良になるおそれがある。
【0041】この場合にあっては、制御装置57は報知
部材55を作動制御してブザーを鳴動したり、警告灯を
点灯または点滅して作業者に吸着不良であることを報知
させる。尚、制御装置57は吸着部材15による成型品
の吸着圧が不良の場合には、報知部材55を作動させる
と同時に成型品取出機1の取出動作を中断してもよい。
【0042】そして、予め設定された所定の吸着圧で保
持された状態で成型品が所定の成型品解放位置へ移動さ
れると、制御装置57は圧縮空気開閉弁27を閉鎖駆動
して負圧発生装置29に対する圧縮空気の供給を遮断し
て吸着を中断すると同時に噴射空気開閉弁35を開放駆
動して噴射空気圧調整器33により所定の空気圧に調整
された圧縮空気を吸着部材15から噴射して成型品に噴
射して吸着を強制解除させる。
【0043】本実施形態は、以下の作用効果を有してい
る。 1.成型品を吸着保持する際には、成型品に応じて予め
セットされた最適吸着圧になるように制御するため、吸
着時における成型品の傷付きや吸着圧不良による取出不
良を防止することができる。
【0044】2.成型品吸着時の吸着圧が、予めセット
された不良吸着圧以下の場合には報知部材55を作動し
て作業者に吸着圧不良を報知して取出不良を防止するこ
とができる。
【0045】3.成型品を吸着解除する際には、最適な
空気圧で成型品を噴射して吸着を強制解除することがで
き、取出不良を防止することができる。
【0046】本発明は、以下のように変更実施すること
ができる。 1.上記説明は、負圧発生装置を、供給される圧縮空気
の流通に伴って負圧を発生させる構造としたが、真空発
生装置が設置された工場にあっては負圧調整器を介して
排気管を吸着部材15に直接接続してもよい。
【0047】2.成型品取出機1としては、チャック1
7を直交三次元方向へ移動させる形式のものの他に、チ
ャック17を二次元方向移動形式、旋回移動形式の何れ
であってもよく、要は成型品を保持するチャック17に
吸着部材15を備えた全ての成型品取出機1を本発明の
対象とする。
【0048】3.上記説明は、報知手段としてブザーや
警告等を例に説明したが、他の報知手段としては指定さ
れた携帯電話へ電話して予め設定されたアームメッセー
ジを音声出力する送信手段や指定されたアドレスに予め
設定されたアラームメッセージを送信する送信手段によ
り構成してもよい。
【0049】4.上記説明の負圧調整器25及び噴射圧
調整器33を電磁弁及びダイヤフラム等により構成した
が、電磁弁の代わりにステップモータを使用してダイヤ
フラムへの流量を制御して圧力調整してもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明は、負圧発生装置とチャックの吸
着部材における負圧吸着系の実吸着圧を正確に検出して
チャックによる成型品の実吸着状態を有効に監視可能と
することができる。また、検出された実吸着圧が予め設
定された所定の吸着圧以下の場合には吸着不良による取
出不良を作業者に報知して取出作業を効率化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】成型品取出機の全体斜視図である。
【図2】吸着系に関する各部材の取り付け状態を示す説
明図である。
【図3】操作ボックスの全体斜視図である。
【図4】吸着系と操作ボックスの接続状態を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1−成型品取出機、15−吸着部材、17−チャック、
29−負圧発生装置、25−負圧調整部材としての負圧
調整器、31−吸着圧検出器、41−吸着圧設定手段と
しての吸着圧設定部材、43−吸着圧表示手段としての
設定吸着圧表示部材、47−吸着不良圧設定手段として
の吸着不良圧設定部材、55−警告手段としての報知部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成型品を吸着する吸着部材を有したチャッ
    クを移動制御して成型品を金型内から金型外の所定の箇
    所に取り出す成型品取出機に、負圧を発生する負圧発生
    装置と、負圧発生装置と吸着部材とを接続する吸着系
    と、負圧発生装置による負圧を可変調整する負圧調整部
    材と、吸着部材に至る吸着系の実吸着圧を検出して電気
    信号を出力する吸着圧検出器を設けると共に該成型品取
    出機から離間した箇所に設けられる操作ボックスに、吸
    着部材による成型品の吸着圧を設定する吸着圧設定手
    段、吸着圧検出器からの電気信号に基づいて吸着系の実
    吸着圧を表示する吸着圧表示手段、吸着部材による成型
    品の吸着良否を判別するための吸着圧を設定する吸着不
    良圧設定手段、吸着部材による成型品の吸着時に実吸着
    圧が吸着不良圧設定手段により設定された吸着圧以下の
    場合に報知する警告手段及び吸着圧設定手段により設定
    された吸着圧に基づいて負圧調整部材を制御して実吸着
    圧を吸着圧設定手段により設定された所望の吸着圧に可
    変制御すると共に吸着部材による成型品吸着時の実吸着
    圧が吸着不良圧設定手段により設定された吸着圧以下の
    時に警告手段を作動制御する制御手段を設けた成型品取
    出機。
  2. 【請求項2】成型品を吸着する吸着部材を有したチャッ
    クを移動制御して成型品を金型内から金型外の所定の箇
    所に取り出す成型品取出機に、負圧を発生する負圧発生
    装置と、負圧発生装置と吸着部材とを接続する吸着系
    と、負圧発生装置による負圧を可変調整する負圧調整部
    材と、吸着系の負圧を開閉する負圧開閉部材と、吸着部
    材に至る吸着系の実吸着圧を検出して電気信号を出力す
    る吸着圧検出器と、吸着系に圧縮空気を供給する圧縮空
    気開閉部材と、吸着系に供給される圧縮空気の圧力を可
    変調整する噴射圧調整部材を設けると共に該成型品取出
    機から離間した箇所に設けられる操作ボックスに、吸着
    部材による成型品の吸着圧を設定する吸着圧設定手段、
    吸着圧検出器からの電気信号に基づいて吸着系の実吸着
    圧を表示する吸着圧表示手段、吸着部材による成型品の
    吸着良否を判別するための吸着圧を設定する吸着不良圧
    設定手段、吸着部材による成型品の吸着時に実吸着圧が
    吸着不良圧設定手段により設定された吸着圧以下の場合
    に報知する警告手段、吸着系に供給される圧縮空気圧を
    設定する圧縮空気圧設定手段及び吸着圧設定手段により
    設定された吸着圧に基づいて負圧調整部材を制御して実
    吸着圧を吸着圧設定手段により設定された所望の吸着圧
    に可変制御すると共に吸着部材による成型品吸着時の実
    吸着圧が吸着不良圧設定手段により設定された吸着圧力
    以下の時に警告手段を作動制御し、かつ圧縮空気圧設定
    手段より設定された圧縮空気圧に基づいて圧縮空気圧調
    整部材を制御して所定の圧縮空気圧に可変制御すると共
    に吸着部材による成型品の吸着保持を解除する際に負圧
    開閉部材を閉作動制御した状態で圧縮空気開閉部材を開
    作動して吸着系に圧縮空気を供給して吸着部材から圧縮
    空気を噴射させる制御手段を設けた成型品取出機。
  3. 【請求項3】操作ボックスには吸着圧設定手段により設
    定された吸着圧を表示する吸着圧表示部材を設けた請求
    項1又は2の成型品取出機。
  4. 【請求項4】操作ボックスには吸着不良圧設定手段によ
    り設定された吸着不良圧を表示する吸着不良圧表示部材
    を設けた請求項1又は2の成型品取出機。
  5. 【請求項5】操作ボックスには圧縮空気圧設定手段によ
    り設定された圧縮空気圧を表示する圧縮空気圧表示部材
    を設けた請求項2の成型品取出機。
  6. 【請求項6】負圧発生装置は供給される圧縮空気により
    負圧を発生させる請求項1又は2の成型品取出機。
  7. 【請求項7】負圧調整部材は吸着部材による成型品の実
    吸着圧が吸着圧設定手段により設定された吸着圧以上に
    なった際に制御手段から出力される設定された吸着圧に
    応じた電気信号に基づいて負圧発生装置を負圧調整して
    実吸着圧を設定された吸着圧にほぼ一致させる請求項1
    又は2の成型品取出機。
  8. 【請求項8】噴射圧調整部材は圧縮空気圧設定手段によ
    り設定された所望の空気圧に応じて制御手段から出力さ
    れる電気信号に基づいて吸着系に供給する圧縮空気圧を
    可変調整可能にした請求項2の成型品取出機。
  9. 【請求項9】請求項1〜5に記載の各表示部材は一個の
    部材とし、常には吸着圧検出器により検出される実吸着
    圧を表示すると共にそれぞれの設定モードが選択された
    際に設定された数値を表示可能にした成型品取出機。
  10. 【請求項10】請求項1〜5に記載の各表示部材は一個
    の部材とし、吸着圧検出器により検出される実吸着圧及
    びそれぞれの設定モードにより設定された数値を分割表
    示可能にした成型品取出機。
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