JP2003230587A - 使い捨て吸収性物品 - Google Patents

使い捨て吸収性物品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密着性がよく着脱が容易な使い捨ておむつを
提供する。 【解決手段】 背側腰回り部13および腹側腰回り部15の
内側シート片11と外側シート片12との間におむつ体1の
幅方向に伸縮する弾性体23を配設する。使用者に装着し
た際に背側腰回り部13および腹側腰回り部15が弾性体23
にて伸縮するため使用者の腰回りへの密着性をよくでき
る。弾性体23を背側腰回り部13の幅方向の略中心域に設
けた第1の弾性部材23aと幅方向両側部の間にわたって
設けた第2の弾性部材23bとで構成する。背側腰回り部1
3の幅方向の両側域の伸縮率を背側腰回り部13の幅方向
の中心域の伸縮率よりも小さくできる。背側腰回り部13
の幅方向の両側部に設けた背側結合部21の近傍の伸縮を
小さくできる。背側結合部21の腹側結合部22への接合が
容易になり着脱を容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大人用或いは失禁
用の使い捨ておむつなどの吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の使い捨て吸収性物品とし
ては、たとえば使い捨ておむつが一般的に知られてい
る。
【0003】この使い捨ておむつは、透液性表面シー
ト、不透液性裏面シートおよびこれら透液性表面シート
と不透液性裏面シートとの間に配設された吸収体とを有
し、背側腰回り部、幅方向両側縁に脚回り部を形成した
股下回り部および腹側腰回り部が長手方向に順次一体的
に形成されている。
【0004】また、この使い捨ておむつは、前記背側腰
回り部および前記腹側腰回り部の幅方向の両側部がそれ
ぞれ互いに係脱自在に接合される吸収性物品体としての
おむつ体を備え、このおむつ体の前記背側腰回り部の幅
方向の両側部には、たとえば粘着テープ、或いは面ファ
スナなどの背側結合部が設けられている。
【0005】さらに、この使い捨ておむつは、腹側腰回
り部の幅寸法が背側腰回り部の幅寸法よりも大きく形成
され、この腹側腰回り部の両側部には、この背側結合部
が接合されるたとえば粘着テープ、或いは面ファスナな
どの幅広の腹側結合部が設けられている。
【0006】そして、この使い捨ておむつは、使用時に
腹側腰回り部と背側腰回り部との結合部を互いに接合す
ることによりパンツ形状となる。
【0007】しかしながら、この使い捨ておむつでは、
背側腰回り部、或いは腹側腰回り部に弾性体がほとんど
配設されておらずこの使い捨ておむつが幅方向に伸縮し
ないため、この使い捨ておむつを装着する際に、背側腰
回り部、或いは腹側腰回り部により使用者の身体を締め
付けすぎて圧迫するおそれがある。
【0008】さらに、この使用者の身体の締め付けすぎ
を防止するために腹側腰回り部と背側腰回り部との結合
部の接合をゆるくすると、使用者の身体とこの使い捨て
おむつとの間に隙間が生じて、たとえば尿などの排泄液
が漏れるおそれがある。
【0009】また、この種の使い捨て吸収性物品として
は、背側腰回り部の両側部と腹側腰回り部の両側部とが
接合されて腰開口部と一対の脚開口部とが形成され、背
側腰回り部および腹側腰回り部に弾性体が配設されて、
腰開口部周縁が、この腰開口部周縁の略全周にわたって
伸縮自在となるように予めパンツ形状に形成された構成
も知られている。
【0010】しかしながら、この使い捨て吸収性物品で
は、たとえばズボンなどをこの使い捨て吸収性物品の上
に装着している場合に、この使い捨て吸収性物品を着脱
するためにズボンなどまで脱ぐ必要があるため、第三者
が使用者に着脱させる際などに手間がかかる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、腹側
腰回り部と背側腰回り部との結合部を互いに接合する使
い捨ておむつでは、使用者の身体との密着性が悪く、予
めパンツ形状に形成された使い捨て吸収性物品では、着
脱が容易でないという問題点を有している。
【0012】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
で、密着性がよく着脱が容易な使い捨て吸収性物品を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の使い捨て
吸収性物品は、透液性表面シート、不透液性裏面シート
およびこれら透液性表面シートと不透液性裏面シートと
の間に配設された吸収体と、前記不透液性裏面シートの
外面側に結合された外層シートとを有し、背側腰回り
部、両側に脚回り部を形成した股下回り部、および腹側
腰回り部が長手方向に順次一体的に形成され、かつ前記
背側腰回り部の幅方向両側部と前記腹側腰回り部の幅方
向両側部とが係脱自在に接合される吸収性物品体を備
え、前記外層シートは前記不透液性裏面シート側に面す
る内側シート片と使用者の衣服側に面する外側シート片
とにて構成され、前記外層シートの前記腹側腰回り部の
幅方向の両側部にはそれぞれ腹側結合部が設けられると
ともに前記外層シートの背側腰回り部の幅方向の両側部
にはそれぞれ前記各腹側結合部に接合される背側結合部
が設けられ、前記外層シートの背側腰回り部および腹側
腰回り部には、吸収性物品体の長手方向略全域にわたっ
て、前記外層シートの内側シート片と前記外側シート片
との間に、前記吸収性物品体の幅方向に伸縮する弾性体
が配設され、前記背側腰回り部に配設された弾性体は、
この背側腰回り部の幅方向の略中心域に設けられた第1
の弾性部材と、この背側腰回り部の幅方向両側部の間に
わたって設けられた第2の弾性部材とから構成されてい
るものである。
【0014】そして、外層シートの背側腰回り部および
腹側腰回り部に、吸収性物品体の長手方向略全域にわた
って、この外層シートの内側シート片と外側シート片と
の間に、吸収性物品体の幅方向に伸縮する弾性体を配設
することにより、使用者に装着した際に背側腰回り部お
よび腹側腰回り部がこれら弾性体により伸縮するため、
使用者の腰回りへの密着性がよい。
【0015】また、背側腰回り部に配設された弾性体
を、この背側腰回り部の幅方向の略中心域に設けられた
第1の弾性部材と、この背側腰回り部の幅方向両側部の
間にわたって設けられた第2の弾性部材とで構成するこ
とにより、背側腰回り部の幅方向の両側域の伸縮率が、
この背側腰回り部の幅方向の中心域の伸縮率よりも小さ
くなる。この結果、背側腰回り部の幅方向の両側部に設
けられた背側結合部の近傍の伸縮が比較的小さくなるた
め、この背側結合部を腹側腰回り部の幅方向の両側部に
設けられた腹側結合部に接合しやすくなるので、着脱が
容易になる。
【0016】請求項2記載の使い捨て吸収性物品は、請
求項1記載の使い捨て吸収性物品において、第2の弾性
部材は、背側腰回り部の幅方向の両側部の背側結合部の
間にわたって設けられているものである。
【0017】そして、第2の弾性部材を、背側腰回り部
の幅方向の両側部の背側結合部の間にわたって設けるこ
とにより、背側腰回り部における背側結合部近傍の伸縮
性が向上するとともに、背側腰回り部の幅方向の両側部
における背側結合部の近傍以外の場所に不規則な皺が形
成されることを防止するため、密着性がより向上する。
【0018】請求項3記載の使い捨て吸収性物品は、請
求項1または2記載の使い捨て吸収性物品において、背
側結合部は、腰回り側結合部と脚回り側結合部とから構
成されているものである。
【0019】そして、腰回り側結合部と脚回り側結合部
とで、使用者の腰回りおよび脚回りにそれぞれ別個に密
着させることができるため、使用者の様々な体型に対応
して使用される。
【0020】請求項4記載の使い捨て吸収性物品は、請
求項3記載の使い捨て吸収性物品において、吸収性物品
体は、幅方向両側部における腰回り側結合部と脚回り側
結合部との間に、内端側を略円弧状とした切り欠き部が
設けられているものである。
【0021】そして、吸収性物品体の幅方向両側部にお
ける腰回り側結合部と脚回り側結合部との間に切り欠き
部を設けることにより、腰回り側結合部と脚回り側結合
部とを、それぞれ使用者の腰方向と脚方向とに接合させ
ても吸収性物品体が歪みにくくなるので、使用者との間
に隙間ができにくくなり、密着性がよりよくなる。ま
た、切り欠き部の内端側を略円弧状とすることにより、
この切り欠き部の内端縁から吸収性物品体が容易に破断
しない。
【0022】請求項5記載の使い捨て吸収性物品は、請
求項1ないし4いずれか一記載の使い捨て吸収性物品に
おいて、第1の弾性部材は、第2の弾性部材よりも数多
く設けられているものである。
【0023】そして、背側腰回り部の幅方向の略中心域
に設けられた第1の弾性部材を、この背側腰回り部の幅
方向両側部の間にわたって設けられた第2の弾性部材よ
りも数多く設けることにより、背側腰回り部および腹側
腰回り部が略全周にわたって伸縮するとともに、背側結
合部近傍の伸縮率が抑制されるため背側結合部を腹側結
合部に容易に接合できるので、装着性が向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の使い捨て吸収性物
品の第1の実施の形態の構成を図1を参照して説明す
る。
【0025】図1において、使い捨て吸収性物品は、た
とえば使い捨ておむつであり、吸収性物品体としてのお
むつ体1を備えている。このおむつ体1は、図1に示す
展開状態から、たとえば病人、失禁者などの使用者の背
部側から腹部側に身体に沿って装着するものである。そ
して、このおむつ体1は、透液性を有する透液性表面シ
ート2、不透液性を有する不透液性裏面シート3、これ
ら透液性表面シート2と不透液性裏面シート3との間に
配設された液吸収性を有する吸収体4、および不透液性
裏面シート3の外面側に結合された外層シート5にて層
状に形成されている。
【0026】また、透液性表面シート2と不透液性裏面
シート3とは、周縁部がたとえば接着剤などで接合され
て吸収体4が封着されている。さらに、この透液性表面
シート2と不透液性裏面シート3との幅方向の両側の長
手方向に沿った接合部分には、透液性表面シート2の両
側縁にて長細状のギャザシート片6が形成されている。
そして、このギャザシート片6には、このギャザシート
片6の長手方向に略沿って、たとえば紐状ゴムなどのギ
ャザシート形成弾性体7が伸張した状態で固着されてい
る。
【0027】ここで、透液性表面シート2は、たとえば
織布、不織布、多孔性フィルム、或いは合成繊維など
の、透液性および通気性を有しかつ肌着に近い感触のシ
ート材で形成され、尿などの排泄液を吸収体4へ透過す
るとともに、身体に直接接触しても不快感を与えないよ
うになっている。
【0028】また、不透液性裏面シート3は、たとえば
ポリエチレン(polyethylene)樹脂などの合成樹脂な
ど、不透液性および通気性を有したシート材にて形成さ
れ、尿などの排泄液にてたとえば下着などの他の衣類、
或いはシーツなどの汚れを防止している。
【0029】さらに、吸収体4は、たとえばパルプを主
とする材料であって一部に高分子吸収体などの物質を含
んだ材料にてシート状に形成され、尿などの排泄液を充
分に吸収する。
【0030】そして、これら透液性表面シート2、不透
液性裏面シート3および吸収体4は、おむつ体1の長手
方向に略沿って長手方向を有した略矩形状に形成されて
いる。
【0031】また、ギャザシート片6は、おむつ体1の
装着前の展開状態では、ギャザシート形成弾性体7が伸
張して表面に沿った状態となり、おむつ体1の装着状態
では、ギャザシート形成弾性体7の収縮により透液性表
面シート2から立ち上がる壁状となる立体ギャザが形成
される。
【0032】さらに、外層シート5は、透液性表面シー
ト2、不透液性裏面シート3および吸収体4よりも大き
く形成され、通気性および不透液性を有する内側シート
片11と外側シート片12が、厚さ方向に重ね合わせて一体
的に接合して形成され、不透液性裏面シート3の外側面
が内側シート片11にたとえば接着剤などにて接合されて
いる。
【0033】そして、この外層シート5は、展開状態で
背側腰回り部13、股下回り部14および腹側腰回り部15が
おむつ体1の長手方向に順次一体的に形成されるととも
に、長手方向に略沿った中心線にて線対称な略矩形状に
形成されて、この股下回り部14の幅方向の両側縁には、
略凹弧状に切り欠き形成された脚回り部16が形成されて
いる。
【0034】また、透液性表面シート2、不透液性裏面
シート3および吸収体4は、おむつ体1の外層シート5
の長手方向に略沿った状態で、背側腰回り部13、股下回
り部14および腹側腰回り部15の略中央にわたって配設さ
れている。
【0035】さらに、おむつ体1の外層シート5の背側
腰回り部13は、展開状態におけるおむつ体1の長手方向
の一端側に形成され、この展開状態からおむつ体1が適
宜折り曲げられて、使用者の腰回りの背部側に位置する
部分となっている。そして、この背側腰回り部13のおむ
つ体1の長手方向における両外側縁部の肌側になる内面
には、面ファスナのループ部材により形成される背側結
合部21が貼着されている。この背側結合部21は、長手方
向をおむつ体1の長手方向に略沿わせた状態で貼着され
ている。
【0036】また、おむつ体1の股下回り部14は、展開
状態における長手方向の中間部に、背側腰回り部13から
腹側腰回り部15にわたっておむつ体1の長手方向側に連
続して一体に形成され、この展開状態からおむつ体1が
適宜折り曲げられて、使用者の股下に位置する部分とな
っている。なお、股下回り部14の両側縁に略凹弧状に形
成された脚回り部16は、背側腰回り部13および腹側腰回
り部15の幅寸法よりも幅寸法が狭く形成され、使用者の
脚回りに適合される。
【0037】さらに、おむつ体1の腹側腰回り部15は、
展開状態におけるおむつ体1の長手方向の股下回り部14
の背側腰回り部13と反対側の他端側に連続して一体に形
成され、この展開状態からおむつ体1が適宜折り曲げら
れて、使用者の腰回りの腹側に位置する部分となってい
る。そして、この腹側腰回り部15は、背側腰回り部13と
同様に、おむつ体1の幅方向に略沿った長手方向を有し
た略矩形状に形成されている。
【0038】また、腹側腰回り部15のおむつ体1の長手
方向における外層シート5の外側シート片12の両外側部
近傍には、背側腰回り部13の両側部に背側結合部21と係
脱可能な略矩形状の面ファスナのフック部材により構成
される腹側結合部22が設けられている。この腹側結合部
22は、略矩形状に形成され、長手方向がおむつ体1の長
手方向に略沿った状態で設けられている。さらに、この
腹側結合部22は、平面視で背側結合部21よりも幅広に形
成されている。
【0039】そして、おむつ体1の背側腰回り部13に
は、長手方向に略沿って、複数本のたとえば紐状ゴムな
どの幅方向に伸縮する弾性体23が伸張した状態で、幅方
向に沿ってたとえば接着剤などにて固着されている。こ
の弾性体23は、背側腰回り部13の幅方向の略中心域に設
けられた第1の弾性部材23aと、この第1の弾性部材23a
よりも数が少なく両側の背側結合部21の間にわたって設
けられた第2の弾性部材23bとを備えている。これら第
1の弾性部材23aおよび第2の弾性部材23bにて弾性体23
を構成することにより、背側腰回り部13の幅方向の両側
域である背側結合部21近傍の伸縮率が、この背側腰回り
部13の幅方向の中心域の伸縮率よりも小さくなっている
とともに、背側腰回り部13全体がおむつ体1の幅方向に
沿って伸縮する。
【0040】一方、おむつ体1の腹側腰回り部15には、
両側の腹側結合部22の間におけるこの腹側結合部22の長
手方向略全域にわたって、外層シート5の内側シート片
11および外側シート片12との間に、複数本のたとえば紐
状ゴムなどの幅方向に伸縮する弾性体24が伸張した状態
で、幅方向に沿ってたとえば接着剤などにて固着されて
いる。この弾性体24にて、腹側腰回り部15の略全域に
は、おむつ体1の幅方向に伸縮する伸縮性が付与されて
いる。
【0041】この結果、背側腰回り部13および腹側腰回
り部15が使用者の腰回りの略全周にわたって伸縮する。
【0042】さらに、おむつ体1の脚回り部16に沿っ
て、外層シート5の内側シート片11および外側シート片
12の間に位置した背側腰回り部13と腹側腰回り部15との
間に、たとえば紐状ゴムなどの脚回り弾性体25が伸張し
た状態で固着されている。すなわち、脚回り部16には、
長手方向に沿って脚回り弾性体25にて実質的に直線状に
伸縮する伸縮性が付与されるとともに、おむつ体1の長
手方向および幅方向に伸縮性が付与され、おむつ体1の
脚回り部16はギャザ部に形成される。
【0043】また、おむつ体1の背側腰回り部13および
腹側腰回り部15の透液性表面シート2の表面に、たとえ
ば不織布などの透液性および通気性を有するカバーシー
ト26が積層されて設けられている。
【0044】次に、上記第1の実施の形態の作用を説明
する。
【0045】まず、装着に際しては、図1に示す展開状
態のおむつ体1の背側腰回り部13を、仰向けに臥せてい
る使用者の腰の下側に透液性表面シート2側を使用者の
肌側に臨ませて敷く。この状態で、上面に位置する透液
性表面シート2が使用者の股下に沿うように折り曲げ、
股下回り部14を股下に当てるとともに腹側腰回り部15を
使用者の腹部側に当てる。この後、ギャザシート片6に
よる立体ギャザが壁状に突出する状態に起き上がって先
端縁部分が使用者の股下部分に接触する。
【0046】さらに、背側腰回り部13および腹側腰回り
部15の両側部を腰回りに当て、腹側腰回り部15の両外側
近傍の腹側結合部22に、背側腰回り部13の両側部の背側
結合部21を接合することにより、パンツ形状として使用
者の身体に装着する。この状態で、脚回り部16のギャザ
部が使用者の脚回りに当接する。
【0047】このとき、外層シート5の背側腰回り部13
には、第1の弾性部材23aおよびこの第1の弾性部材23a
よりも数が少ない第2の弾性部材23bにて構成された弾
性体23が取り付けられていることにより、この背側腰回
り部13の幅方向の両側域の伸縮率が、この背側腰回り部
13の幅方向の中心域の伸縮率よりも小さくなる。この結
果、背側結合部21の近傍の伸縮が比較的小さくなるた
め、この背側結合部21を腹側腰回り部15の腹側結合部22
に接合しやすくなるので、着脱が容易になる。
【0048】そして、第2の弾性部材23bを、背側結合
部21の間にわたって設けることにより、この背側結合部
21近傍の伸縮性が向上するとともに、背側腰回り部13の
幅方向の両側部に不規則な皺が形成されることを防止で
きるため、密着性が向上する。
【0049】また、背側腰回り部13および腹側腰回り部
15に、それぞれおむつ体1の長手方向略全域にわたっ
て、内側シート片11と外側シート片12との間に弾性体2
3,24を配設することにより、おむつ体1を使用者に装
着した際に背側腰回り部13および腹側腰回り部15がこれ
ら弾性体23,24によりこのおむつ体1の幅方向に伸縮す
るため、使用者の腰回りへの密着性が向上する。
【0050】そして、ギャザシート片6による立体ギャ
ザの先端縁がギャザシート形成弾性体7の伸縮性により
使用者の股下部分の両側に密着する状態となるととも
に、おむつ体1の脚回り弾性体25にて形成されるギャザ
部が使用者の脚回りに密着するため、尿などの排泄液の
漏れを確実に防止できる。
【0051】また、おむつ体1の使用者からの取り外し
の際には、背側結合部21を腹側結合部22から分離して取
り外す。この取り外し作業は、腹側腰回り部15の幅方向
の両側部を引っ張って仰向けに臥せている使用者の腰の
下から引き抜くだけでよいため、容易におむつ体1を使
用者から着脱でき、作業性を向上できる。
【0052】上述したように、上記第1の実施の形態に
よれば、外層シート5の背側腰回り部13および腹側腰回
り部15に、おむつ体1の長手方向略全域にわたって、こ
の外層シート5の内側シート片11と外側シート片12との
間に、おむつ体1の幅方向に伸縮する弾性体23,24をそ
れぞれ配設する。この結果、おむつ体1を使用者に装着
した際に、背側腰回り部13および腹側腰回り部15がこれ
ら弾性体23,24によりおむつ体1の幅方向に伸縮するた
め、背側腰回り部13、或いは腹側腰回り部15により使用
者の身体を締め付けすぎて圧迫などすることなく、使用
者の腰回りへの密着性を向上できる。
【0053】また、背側腰回り部13の弾性体23を、この
背側腰回り部13の幅方向の略中心域に設けられた第1の
弾性部材23aと、この第1の弾性部材23aよりも数が少な
く、背側腰回り部13の幅方向両側部の間にわたって設け
られた第2の弾性部材23bとで構成したことにより、背
側腰回り部13の幅方向の両側域の伸縮率が、この背側腰
回り部13の幅方向の中心域の伸縮率よりも小さくなる。
この結果、背側腰回り部13の幅方向の両側部の背側結合
部21の近傍の伸縮が比較的小さくなるため、この背側結
合部21を腹側腰回り部15の腹側結合部22に接合しやすく
なるので、おむつ体1の着脱が容易にできる。
【0054】さらに、着脱の際には、背側結合部21を腹
側結合部22から取り外すだけで、たとえばズボンなどま
で脱ぐ必要がなく、容易に使用者から取り外すことがで
きる。
【0055】そして、第2の弾性部材23bを、背側腰回
り部13の背側結合部21の間にわたって設けたことによ
り、背側腰回り部13における背側結合部21の近傍の伸縮
性が、より向上するとともに、背側腰回り部13の幅方向
の両側部における背側結合部21の近傍以外の場所に不規
則な皺が形成されることを防止できるため、より密着性
を向上できる。
【0056】同時に、おむつ体1を使用者に装着した
後、第2の弾性部材23bが収縮することにより、背側結
合部21がこの第2の弾性部材23bにてそれぞれ対応した
腹側結合部22に対しておむつ体1の幅方向における中心
側に引っ張られるため、背側結合部21を形成するフック
部材が腹側結合部22を形成するループ部材に、より係合
し、この背側結合部21と腹側結合部22との結合強度を向
上できる。
【0057】次に、本発明の第2の実施の形態を図2を
参照して説明する。
【0058】この図2に示す実施の形態は、図1に示す
実施の形態と基本的に同様の構成を有しているが、背側
結合部21は、腰回り側結合部31と脚回り側結合部32とで
構成されている。この腰回り側結合部31は、背側腰回り
部13におけるおむつ体1の長手方向の一端側に設けられ
ており、脚回り側結合部32は、背側腰回り部13における
脚回り部16側に設けられている。さらに、これら腰回り
側結合部31と脚回り側結合部32とは、おむつ体1の長手
方向に並列して配設されている。
【0059】そして、このおむつ体1を使用者に装着す
る際には、まず、図2に示す展開状態のおむつ体1の背
側腰回り部13を、仰向けに臥せている使用者の腰の下側
に透液性表面シート2側を使用者の肌側に臨ませて敷く
などする。
【0060】この後、背側腰回り部13および腹側腰回り
部15の両側部を腰回りに当て、腰回り側結合部31と脚回
り側結合部32とを腹側結合部22にそれぞれ接合して、使
用者に装着し、おむつ体1を使用者の腰回りおよび脚回
りにそれぞれ別個に密着させる。
【0061】上述したように、上記第2の実施の形態に
よれば、透液性を有する透液性表面シート2、不透液性
を有する不透液性裏面シート3、吸収体4、および外層
シート5などにて構成されたおむつ体1を備えているな
ど、第1の実施の形態と略同様の構成を有することによ
り、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することが
できる。
【0062】また、背側結合部21を腰回り側結合部31と
脚回り側結合部32とで構成することにより、これら腰回
り側結合部31と脚回り側結合部32とで、おむつ体1を使
用者の腰回りおよび脚回りにそれぞれ別個に密着させる
ことができるため、一般的に個人差が比較的大きい使用
者の腰回りの寸法に関わらず、いわゆる痩せ型、肥満型
などの様々な体型に対応して使用できる。
【0063】次に、本発明の第3の実施の形態を図3を
参照して説明する。
【0064】この図3に示す実施の形態は、図2に示す
実施の形態と基本的に同様の構成を有しているが、おむ
つ体1における腰回り側結合部31と脚回り側結合部32と
の間には、内端側が略円弧状、すなわち平面視略U字状
の切り欠き部33が設けられている。
【0065】そして、このおむつ体1を使用者に装着す
る際には、図2に示す実施の形態と同様に、図3に示す
展開状態のおむつ体1の背側腰回り部13を、仰向けに臥
せている使用者の腰の下側に透液性表面シート2側を使
用者の肌側に臨ませて敷くなどする。
【0066】この後、背側腰回り部13および腹側腰回り
部15の両側部を腰回りに当て、腰回り側結合部31と脚回
り側結合部32とを腹側結合部22にそれぞれ接合して、使
用者に装着する。
【0067】このとき、背側腰回り部13における腰回り
側結合部31の周縁と脚回り側結合部32の周縁とは、それ
ぞれ使用者の腰方向と脚方向とに位置するが、切り欠き
部33によりそれぞれが互いに引っ張り合うなどしないた
め、おむつ体1が歪みにくくなり、おむつ体1と使用者
との間に隙間ができにくい。また、切り欠き部33の内端
側が略円弧状であることにより、腰回り側結合部31と脚
回り側結合部32とをそれぞれ使用者の腰方向と脚方向と
に位置させても、おむつ体1が引き裂かれにくい。
【0068】そして、おむつ体1を使用者の腰回りおよ
び脚回りにそれぞれ別個に密着させる。
【0069】上述したように、上記第3の実施の形態に
よれば、背側結合部21を腰回り側結合部31と脚回り側結
合部32とで構成するなど、第2の実施の形態と同様の構
成を有することにより、第2の実施の形態と同様の作用
効果を奏することができる。
【0070】また、腰回り側結合部31と脚回り側結合部
32とを、それぞれ使用者の腰方向と脚方向とに接合させ
てもおむつ体1が歪みにくくなるので、このおむつ体1
と使用者との間に隙間ができにくくできるとともに、こ
の切り欠き部33の内端側を略円弧状とすることにより、
この切り欠き部33の内端縁からおむつ体1が容易に破断
して引き裂かれないようにできる。
【0071】なお、上記各実施の形態においては、使い
捨ておむつについて説明したが、各種吸収性物品にも適
用できる。
【0072】また、上記各実施の形態において、第1の
弾性部材23aは、第2の弾性部材23bと略同数設けてもよ
い。
【0073】さらに、第2の弾性部材23bは、第1の弾
性部材23aよりも長さ寸法を大きくして背側腰回り部13
の幅方向の両側部にわたって設ければ、背側結合部21の
間にわたって設けなくてもよく、また、背側結合部21よ
りも背側腰回り部13の幅方向の中心域よりの位置までで
も同様の作用効果を奏することができる。
【0074】そして、背側結合部21および腹側結合部22
は、背側結合部21を面ファスナのフック部材とし腹側結
合部22を面ファスナのループ部材としてもよい。
【0075】また、背側結合部21および腹側結合部22
は、たとえば面ファスナに限らず、粘着層によって結合
するなどの適宜手段で係脱できる構造とすることもでき
る。
【0076】さらに、ギャザシート形成弾性体7、弾性
体23,24および脚回り弾性体25は、紐状ゴムに限らず、
幅広の帯状ゴムなどでもよい。
【0077】またさらに、ギャザシート形成弾性体7、
弾性体24および脚回り弾性体25は、複数本に限らず、面
状に形成したものを1本のみとしてもよい。
【0078】そして、吸収体4は、略矩形状に形成した
が、背側腰回り部13および腹側腰回り部15に位置する両
端部が幅広で長手方向の両側部が股下回り部14の両側縁
に沿った状態にもできる。
【0079】また、吸収体4の両側に位置して形成され
る立体ギャザは必ずしも必要ではない。
【0080】さらに、脚回り弾性体25は、たとえば2本
の弾性体を用いて脚回り部16に沿って実質的に直線状に
配設してもよい。
【0081】
【発明の効果】請求項1記載の使い捨て吸収性物品によ
れば、外層シートの背側腰回り部および腹側腰回り部
に、吸収性物品体の長手方向略全域にわたって、この外
層シートの内側シート片と外側シート片との間に、吸収
性物品体の幅方向に伸縮する弾性体を配設することによ
り、使用者に装着した際に背側腰回り部および腹側腰回
り部がこれら弾性体により伸縮するため、使用者の腰回
りへの密着性をよくできる。
【0082】また、背側腰回り部に配設された弾性体
を、この背側腰回り部の幅方向の略中心域に設けられた
第1の弾性部材と、この背側腰回り部の幅方向両側部の
間にわたって設けられた第2の弾性部材とで構成するこ
とにより、背側腰回り部の幅方向の両側域の伸縮率が、
この背側腰回り部の幅方向の中心域の伸縮率よりも小さ
くなる。この結果、背側腰回り部の幅方向の両側部に設
けられた背側結合部の近傍の伸縮が比較的小さくなるた
め、この背側結合部を腹側腰回り部の幅方向の両側部に
設けられた腹側結合部に接合しやすくなるので、容易に
着脱できる。
【0083】請求項2記載の使い捨て吸収性物品によれ
ば、第2の弾性部材を、背側腰回り部の幅方向の両側部
の背側結合部の間にわたって設けることにより、背側結
合部近傍の伸縮性が向上するとともに、背側腰回り部の
幅方向の両側部における背側結合部の近傍以外の場所に
不規則な皺が形成されることを防止するため、密着性を
より向上できる。
【0084】請求項3記載の使い捨て吸収性物品によれ
ば、腰回り側結合部と脚回り側結合部とで、使用者の腰
回りおよび脚回りにそれぞれ別個に密着させることがで
きるため、使用者の様々な体型に対応して使用できる。
【0085】請求項4記載の使い捨て吸収性物品によれ
ば、吸収性物品の幅方向両側部における腰回り側結合部
と脚回り側結合部との間に切り欠き部を設けることによ
り、腰回り側結合部と脚回り側結合部とを、それぞれ使
用者の腰方向と脚方向とに接合させても吸収性物品体が
歪みにくくなるので、使用者との間に隙間をできにくく
でき、密着性をよりよくできる。また、切り欠き部の内
端側を略円弧状とすることにより、この切り欠き部の内
端縁から吸収性物品体を容易に破断しないようにでき
る。
【0086】請求項5記載の使い捨て吸収性物品によれ
ば、背側腰回り部の幅方向の略中心域に設けられた第1
の弾性部材を、この背側腰回り部の幅方向両側部の間に
わたって設けられた第2の弾性部材よりも数多く設ける
ことにより、背側腰回り部および腹側腰回り部が略全周
にわたって伸縮するとともに、背側結合部近傍の伸縮率
が抑制されるため背側結合部を腹側結合部に容易に接合
できるので、装着性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使い捨て吸収性物品の第1の実施の形
態を示す正面図である。
【図2】本発明の使い捨て吸収性物品の第2の実施の形
態の一部を示す正面図である。
【図3】本発明の使い捨て吸収性物品の第3の実施の形
態の一部を示す正面図である。
【符号の説明】
1 吸収性物品体としてのおむつ体 2 透液性表面シート 3 不透液性裏面シート 4 吸収体 5 外層シート 11 内側シート片 12 外側シート片 13 背側腰回り部 14 股下回り部 15 腹側腰回り部 16 脚回り部 21 背側結合部 22 腹側結合部 23,24 弾性体 23a 第1の弾性部材 23b 第2の弾性部材 31 腰回り側結合部 32 脚回り側結合部 33 切り欠き部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透液性表面シート、不透液性裏面シート
    およびこれら透液性表面シートと不透液性裏面シートと
    の間に配設された吸収体と、前記不透液性裏面シートの
    外面側に結合された外層シートとを有し、背側腰回り
    部、両側に脚回り部を形成した股下回り部、および腹側
    腰回り部が長手方向に順次一体的に形成され、かつ前記
    背側腰回り部の幅方向両側部と前記腹側腰回り部の幅方
    向両側部とが係脱自在に接合される吸収性物品体を備
    え、 前記外層シートは前記不透液性裏面シート側に面する内
    側シート片と使用者の衣服側に面する外側シート片とに
    て構成され、 前記外層シートの前記腹側腰回り部の幅方向の両側部に
    はそれぞれ腹側結合部が設けられるとともに前記外層シ
    ートの背側腰回り部の幅方向の両側部にはそれぞれ前記
    各腹側結合部に接合される背側結合部が設けられ、 前記外層シートの背側腰回り部および腹側腰回り部に
    は、吸収性物品体の長手方向略全域にわたって、前記外
    層シートの内側シート片と前記外側シート片との間に、
    前記吸収性物品体の幅方向に伸縮する弾性体が配設さ
    れ、 前記背側腰回り部に配設された弾性体は、この背側腰回
    り部の幅方向の略中心域に設けられた第1の弾性部材
    と、この背側腰回り部の幅方向両側部の間にわたって設
    けられた第2の弾性部材とから構成されていることを特
    徴とした使い捨て吸収性物品。
  2. 【請求項2】 第2の弾性部材は、背側腰回り部の幅方
    向の両側部の背側結合部の間にわたって設けられている
    ことを特徴とした請求項1記載の使い捨て吸収性物品。
  3. 【請求項3】 背側結合部は、腰回り側結合部と脚回り
    側結合部とから構成されていることを特徴とした請求項
    1または2記載の使い捨て吸収性物品。
  4. 【請求項4】 吸収性物品体は、幅方向両側部における
    腰回り側結合部と脚回り側結合部との間に、内端側を略
    円弧状とした切り欠き部が設けられていることを特徴と
    した請求項3記載の使い捨て吸収性物品。
  5. 【請求項5】 第1の弾性部材は、第2の弾性部材より
    も数多く設けられていることを特徴とした請求項1ない
    し4いずれか一記載の使い捨て吸収性物品。
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