JP2003229958A - 文字送受信システム - Google Patents

文字送受信システム

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JP2003229958A
JP2003229958A JP2002026786A JP2002026786A JP2003229958A JP 2003229958 A JP2003229958 A JP 2003229958A JP 2002026786 A JP2002026786 A JP 2002026786A JP 2002026786 A JP2002026786 A JP 2002026786A JP 2003229958 A JP2003229958 A JP 2003229958A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話による対応が不可能な状況下の受信に対
し、無用な電話の呼び出しは受けず、早急に連絡を取り
合うことが可能になる文字送受信システムを提供するこ
と。 【解決手段】 受信者側が「通話では周囲が迷惑を被る
が、文字による通信については受信可能」である状況下
に身を置いているとき、受信者側の操作により通話拒否
/文字送受信可能モードに移行でき、受信側端末が「通
話要求に対しては受信拒否を行うが、文字に対しては送
受信が可能」であるということを通話要求をした送信者
側の負担にならないように、効率よく前記送信者側へ通
知できる。この結果、受信側で通話拒否/文字送受信可
能モードに設定しておくことで「通話要求は拒否する
が、文字の送受信は可能とする」という対応が可能にな
り、受信者側が前記状況下にいるときでも前記送信者側
と前記受信者側とで早急に連絡の取り合いが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通話およびリアル
タイム文字の送受信が可能な移動通信システムにおい
て、通話要求拒否中でも文字の送受信を可能とする文字
送受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】受信者側が図書館や映画館・会議中やト
イレ等に立ち入っているとき、通話では周囲に迷惑をか
けてしまうなど、通話対応が不可能な場合でも、文字の
受信ならばその場で確認可能な状況となることがある。
今までは、受信者側がそのような状況下にいる場合は、
受信者側での“受信機能を遮断状態に設定”または“通
話要求の呼び出しを無視”等で対応をしていたので早急
な連絡が取れなかった。たとえ送信者側がメール(蓄積
型文字送受信システム)を利用したり、留守番電話サー
ビスを利用し伝言を残したりしても、その伝言を確認す
る時間は、受信者側の確認操作のタイミングのみに依存
していた。また、受信者側において聴覚に障害がある場
合、間違い電話やいたずら電話がかかってくると、呼び
出しを無視したり、一度受信して無言で切るなどにより
対応していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来では
美術館や映画館などの通話による対応が不可能な状況に
受信者側が身を置いている場合には、通話者間で早急に
通話による連絡を取り合うことが不可能であるという課
題があった。また、受信者側で聴覚に傷害がある場合の
間違い電話やいたずら電話がかかってきた状況下での対
応については、間違えてしまった相手にも間違えている
ことを知らせることが出来ず、いたずら電話の呼び出し
についても常に確認しなければいけないなど、受信者側
にとっても不便であるという課題があった。
【0004】そこで、本発明は、通話による対応が不可
能な状況下における受信に対し、無用な電話の呼び出し
は受けなくて済み、また早急に連絡を取り合うことが可
能になる文字送受信システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る文字送受信
システムは、文字による送受信を行うための文字通信制
御を行う文字送受信制御手段と、通話のための通話制御
を行う通話制御手段と、通話および文字の送受信が可能
な前記受信側端末における受信対応状態を判定する受信
側受信状態判定手段と、前記受信側受信状態判定手段で
判定した判定結果に対応するメッセージを前記送信側端
末へ通知する判定結果対応メッセージ通知手段とを備え
たことを特徴とする。
【0006】本発明の文字送受信システムは、通話およ
び文字の送受信が可能な受信側端末における受信対応状
態を判定する機能を持たせることにより、受信者側が
「通話では周囲が迷惑を被るような状況下にいるが、文
字による通信については受信可能である場合」に受信者
側の操作により、「通話要求に対しては受信拒否を行う
が、文字に対しては送受信が可能」な状態である通話拒
否/文字送受信可能モードに移行できる。また、受信側
端末が「通話要求に対しては受信拒否を行うが、文字に
対しては送受信が可能」であるということを送信側端末
へ通知できるため、通話要求をした送信者側の負担にな
らないように、効率よく送信者側へその旨を通知でき、
受信側で文字だけでも受信が可能なのであれば前記受信
者側が受信側端末を通話拒否/文字送受信可能モードに
設定しておくことで、「通話要求は拒否するが、文字の
送受信は可能とする」という対応が行えることで、受信
者側が通話では周囲が迷惑を被るような状況下にいると
きでも前記送信者側と前記受信者側とで早急な連絡を取
り合うことが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて説明する。図1は、この実施の形態の文字送受信シ
ステムにおいて、通話およびリアルタイム文字の送受信
を可能とする送信者側の携帯端末から、同じく通話およ
びリアルタイム文字の送受信を可能とする受信者側の携
帯端末へ“通話要求”を行う場合の信号の流れを示す概
略図である。この文字送受信システムは、送信者側の携
帯端末A1、受信者側の携帯端末A2および、文字によ
る送受信を行うための文字通信制御を行う文字送受信制
御部Eと音声による通話制御を行う通話制御部Dとを備
えた交換網(判定結果対応メッセージ通知手段)Cと、
携帯端末A1の“通話要求”を交換網Cへ接続するため
の基地局B1および交換網Cと通話要求の宛先となる受
信者側の携帯端末A2へ接続を行う基地局B2で構成さ
れる。また、受信者側の携帯端末A2内に、“通話拒否
/文字送受信可能モード”が設定できるように符号Hで
示す「待ち状況メモリ領域」を設ける。この「待ち状況
メモリ領域H」には、受信者側のキー操作により、受信
者側の状況が“通話も文字も受信可能状態なのか、また
は“通話は出来ないが文字なら受信可能な状態”かが記
憶できるようになっている。
【0008】次に、交換網Cの通話制御部D内に受信者
側が“通話も文字も受信可能状態”なのか、または“通
話は出来ないが文字なら受信可能な状態”なのかを判定
する符号Gで示す「通話拒否/文字送受信可能モード判
定部(受信側受信状態判定手段)」を設ける。この「通
話拒否/文字送受信可能モード判定部G」は、通話要求
に対する受信者側の携帯端末A2からの応答信号を検出
し、受信者側が“通話も文字も受信可能状態なのか”ま
たは“通話は出来ないが文字なら受信可能な状態”なの
かを判定することを可能とする。
【0009】また、交換網Cは、受信者側の携帯端末の
状態を通知する「送信側へのメッセージ領域F」を持
つ。この「送信側へのメッセージ領域F」は、交換網C
内に設けられた、通話拒否/文字送受信可能モード判定
部Gで判定した結果に対応するメッセージを送信者側へ
通知することを可能とする。
【0010】次に動作について説明する。先ず、通話お
よびリアルタイム文字の送受信を可能とする送信者側の
携帯端末A1から、同じく通話およびリアルタイム文字
の送受信を可能とする受信者側の携帯端末A2へ“通話
要求”を行う場合における、この実施の形態の動作を説
明する。図2は、この送信者側の携帯端末A1から受信
者側の携帯端末A2へ“通話要求”を行うときの動作を
示すフローチャートである。先ず、ステップS1および
ステップS2において初期設定を行う。ステップS1で
は、受信者側は「通話では周囲が迷惑を被るような状況
下にいるが、文字は受信可能である場合」に、携帯端末
A2が「通話拒否/文字送受信可能モード」となるよう
にキー入力を行う。ここでは例として“***”と入力
することで「通話拒否/文字送受信可能モード」となる
ものとする。続くステップS2では、前記ステップS1
における“***”の入力により、携帯端末A2の内部
に設けられた「待ち状況メモリ領域H」に「***:通
話拒否/文字送受信可能モード」として記憶される。ス
テップS3においては、送信者側が受信者側の携帯端末
A2へ“通話要求”を行う。続くステップS4において
は、前記ステップS3により、携帯端末A1は基地局B
1を介して交換網C内の通話制御部Dへ接続される(図
1中、〔2〕→〔3〕)。また交換網C内の通話制御部
Dは、基地局B2を介して、受信者側となる携帯端末A
2へ“通話要求”を行う(図1中、〔4〕→〔5〕)。
次のステップS5では、交換網C内の通話制御部Dは、
前記ステップS4で行なった“通話要求”に対して、携
帯端末A2からなんらかの応答がある(受信可能状態)
か、または何の応答もない(電源が入っていない、電波
が届かない等で受信不可能状態)かの判定を行う(図1
中、〔6〕→〔7〕)。(図1の例では、携帯端末A2
は電源ON状態で、かつ電波も十分入る位置にあるもの
とし、何らかの応答があるものとする。何の応答もない
場合の動作についてはステップS9、ステップS10を
参照)
【0011】ステップS5において携帯端末A2が受信
可能状態にあれば、ステップS6へ進み、交換網C内の
通話制御部Dは、携帯端末A2から何らかの応答がある
からといって直ぐに通話回線を確立するのではなく、先
ず前記ステップS5での応答が、“通常モード(通話可
能/文字送受信可能モード)”なのか“通話拒否/文字
送受信可能モード”なのかを判定する。(ここでは例と
して応答信号は“***”となり“通話拒否/文字送受
信可能モード”とする。応答信号“###”の通常モー
ド”時の動作についてはステップS11、ステップS1
2を参照)
【0012】続くステップS7では、交換網C内の通話
制御部Dは、前記ステップS6のとおり携帯端末A2か
ら応答“***”により、“通話拒否/文字送受信可能
モード”として検出を行う。さらに交換網C内の通話制
御部Dは、「携帯端末A2は“通話拒否/文字送受信可
能モード”である」というこの検出結果に対応するメッ
セージ(ここでは例として「文字の受信は可能です」と
いうメッセージF−X)を、同交換網C内の音声による
送信者側へのメッセージ領域 F内に記憶されているメ
ッセージのなかから選択し、送信者側の携帯端末A1へ
通知する(図1中、〔8〕→
〔9〕→〔10〕→〔1
1〕)。
【0013】次のステップS8においては、前記ステッ
プS7の交換網Cから通知されたメッセージ後、携帯端
末A1の回線切断操作により、通話回線確立の動作は終
了する。この時、携帯端末A1が通話およびリアルタイ
ム文字の送受信を可能とする端末であれば、次に携帯端
末A2に対して文字送信操作を行うことで、携帯端末A
2に早急に用件を通知することが可能となる。
【0014】ステップS9およびステップS10は、前
記ステップS5において、携帯端末A2から何の応答も
ない(電源が入っていない、電波が届かない等で受信不
可能状態である)場合に動作する処理である。すなわ
ち、ステップS9では、前記ステップS5において、携
帯端末A2から何の応答もない場合、交換網C内の通話
制御部Dは、「通話要求も文字も受信不可能状態であ
る」というこの検出結果に対応するメッセージ(ここで
は例として、「電源が入っていません」「電波が届きま
せん」というメッセージF−1)を、同交換網 C内の
音声による送信者側へのメッセージ領域F内に記憶され
ているメッセージのなかから選択し、送信者側の携帯端
末A1へ通知する。(ここでは例として「電源が入って
いません」というメッセージF−1を通知することにな
る。)続くステップS10では、前記ステップS9の交
換網Cから通知されたメッセージの後、携帯端末A1の
回線切断操作(電話を切る)により、通話回線確立の動
作は終了する。
【0015】ステップS11およびステップS12は、
前記ステップS6において、携帯端末A2からの応答
が、“通常モード(通話可能/文字送受信可能モー
ド)”と判定された場合のみ動作する処理である。すな
わち、ステップS11では、ステップS6において、携
帯端末A2からの応答信号が“###”のときは“通常
モード”と判定し、携帯端末A1から基地局B1および
交換換網C内の通話制御部Dを介し、さらに基地局B2
を経由して携帯端末A2への通話回線を確立する。これ
により携帯端末A1と携帯端末A2の通話が可能となる
(図1中、〔1〕⇔〔2〕⇔〔3〕⇔〔4〕⇔
〔5〕)。続くステップS12では、携帯端末A1また
は携帯端末A2の回線切断操作により、通話回線確立の
動作は終了する。
【0016】なお、ここでは、送信者側の携帯端末A1
から受信者側の携帯端末A2へ“文字送信”を行う場合
には、既存のシステムをそのまま利用できるものとす
る。このときの文字送受信回線確立状態を図3に示す。
ここでいう文字送受信回線とは、送信者側の携帯端末A
1の“文字送信”の要求に対し、基地局B2を介して、
交換網C内に設けられている文字の送受信制御を行う文
字送受信制御部Eを経由し、さらに基地局B2を介し
て、文字の宛先となる受信者側の携帯端末A2へ接続を
行う回線である。
【0017】次に、この図3の文字送受信回線を確立す
るまでの動作を図4のフローチャートを用いて説明す
る。先ず、通話要求時にはステップS21とステップS
22において初期設定を行う。ステップS21では、受
信者側は「通話では周囲が迷惑を被るような状況下にい
るが、文字は受信可能である場合」に、携帯端末A2が
「通話拒否/文字送受信可能モード」となるようにキー
入力を行う。(ここでは例として“***”と入力する
ことで「通話拒否/文字送受信可能モード」となるもの
とする。)ステップS22では、前記ステップS21の
“***”の入力により、携帯端末A2の内部に設けら
れた「待ち状況メモリ領域H」に「***:通話拒否/
文字送受信可能モード」として記憶される。ステップS
23では、送信者側が受信者側の携帯端末A2へ“文字
送信”を行う。ステップS24では、前記ステップS2
3により、携帯端末A1は基地局B1を介して交換網C
内の文字送受信制御部Eへ接続される。また交換網C内
の文字送受信制御部Eは、基地局B2を介して、受信者
側となる携帯端末A2へ“文字受信回線接続要求”を行
う。ステップS25では、交換網C内の文字送受信制御
部Eは、前記ステップS24で行なった“文字受信回線
接続要求”に対して、携帯端末A2からなんらかの応答
がある(受信可能状態)か、または何の応答もない(電
源が入っていない、電波が届かない等で受信不可能状
態)かの判定を行う。図4の例では、携帯端末A2は電
源ON状態でかつ電波も十分入る位置にあるものとし、
何らかの応答があるものとする。何の応答もない場合の
動作についてはステップS28において、携帯端末A2
は受信不可能状態である旨を示すメッセージパターン1
領域F−1を携帯端末A1へ通知する。そして、ステッ
プS29において、送信者側の回線切断操作により終了
する。
【0018】ステップS26では、前記ステップS25
において、携帯端末A2から何らかの応答信号がある場
合は応答信号の内容に関わらず、携帯端末A1から基地
局B1および交換網C内の通話制御部Dを介し、さらに
基地局B2を経由して携帯端末A2への文字送受信回線
を確立する(図3中、〔1〕→〔2〕→〔3〕→〔4〕
→〔5〕)。これにより携帯端末A1からの携帯端末A
2への文字送信は可能となり終了する。
【0019】以上のように、今までは、文字の受信につ
いては可能な状況にあるにもかかわらず、通話が不可能
な場合や通話で周囲に迷惑をかけないようにするために
は、電源をOFF状態にする等「受信機能を遮断状態」
にすることで対応していた。そして、通話要求だけでな
く、可能なはずの文字の送受信機能までもが遮断状態と
なってしまっていた。このとき、メール(蓄積型文字)
を残したり、留守番電話サービスを利用し伝言を残した
りすることは可能だが、いつ確認するか分からない伝言
では、早急に連絡をしなければならない送信者側にとっ
ては不便であるし、もちろん受信者側にとっても連絡の
受信待ちのために通話が不可能な場所(例えば運転中、
会議中など)に立ち入れないというのも不便である。
【0020】これに対し、通話が不可能な場合や周囲に
迷惑をかける状況下でも“通話要求”に関しては拒否
し、文字のみを受信することが出来るので、送信者側お
よび受信者側は文字により早急な連絡のやり取りが可能
になる。また、聴覚に障害があるユーザにとっても「通
話拒否/文字送受信可能モード」に常に設定しておくこ
とで、通話要求に対しては通話回線を確立することなく
送信者側へ通話拒否である旨を通知でき、いたずら電話
の呼び出しなどを気にせずに済む。また、間違い電話に
対しても、今までは間違えている旨を送信者側へ通知す
る手段がなかったが、文字で送信しなおしてもらう手段
が提供できるので、文字の返信機能などを利用して対応
が可能になる。
【0021】以上のように、この実施の形態によれば、
受信者側の携帯端末内に“通話拒否/文字送受信可能モ
ード”であることをキー操作などにより記憶できるよう
にし、また交換網に受信者側の携帯端末が“通話拒否/
文字送受信可能モード”であるかどうかを判定する機能
を持たせることにより、受信者側が「通話では周囲が迷
惑を被るような状況下にいるが、文字による通信につい
ては受信可能である」場合に受信者側のキー設定によ
り、「通話要求に対しては受信拒否を行うが、文字に対
しては送受信が可能」とすることが出来る。また、交換
網側は受信者側の携帯端末が“通話拒否/文字送受信可
能モード”であるということを送信者側へ通知すること
が出来、通話要求をした送信者側の負担にならないよう
に、効率よく送信者側へその旨を通知できる。このた
め、受信者側が例えば美術館や映画等にいるときでも早
急な連絡をとることが可能となる。文字だけでも受信が
可能なのであれば、「通話要求は拒否するが、文字の送
受信は可能とする」という対応が行えることで、受信者
側が前記美術館や映画等にいるときでも当事者間で早急
な連絡を取り合うことが可能となる。また、受信者側が
耳の不自由な場合で間違い電話やいたずら電話がかかっ
てくると、呼び出しを無視したり、一度受信して無言で
切る等して対応しており、間違えてしまった相手にも間
違えていることを知らせることができないし、いたずら
電話の呼び出しについては受話器をとって常に確認しな
ければいけないなど、受信者側にとっても不便であった
が、いたずら電話の呼び出しは受けなくて済み、また文
字で送信しなおしてもらうことが可能であるので文字の
返信機能などを利用して早急な対応が可能になる。
【0022】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。受信者側が留守番電話サービスを利用している
場合においては、図5に示すように受信側端末が留守番
電話加入者であるか否かを判定する留守番電話加入者判
定部(留守番電話加入者判定手段)Jが留守番電話サー
ビスセンタKに接続する前に“通話拒否/文字送受信可
能判定部G”を置く。この場合、先ずその結果(通話も
文字も受信不可能、または通話は不可だが文字は可能)
を送信者側へメッセージとして送信し、一定時間以上回
線が切断されない、つまり一定時間以上受信者側が端末
を切る操作を行わないときに、留守番電話サービスセン
タ接続することで、送信者側の意思で「新たに文字メッ
セージ送信しなおす」か「そのまま留守番サービスセン
タKに接続してメッセージを残すか」の選択を行うこと
が出来る。
【0023】また図5に示す交換網Cは、留守番電話サ
ービスセンタKに接続する前に、その旨を通知するメッ
セージを交換網C内に設けられた送信側へのメッセージ
領域Fに記憶されているメッセージから選択し、送信者
側へ通知すると、前記一連の動作フローは図5中、
〔1〕→〔2〕→〔3〕→〔4〕→〔5〕→〔6〕→
〔7〕→〔8〕→
〔9〕→〔10〕→〔11〕→一定時
間「〔1〕→〔2〕」がある→〔13〕→〔10〕→
〔11〕→一定時間「〔1〕→〔2〕」がある→
「〔1〕→〔2〕→〔14〕→〔15〕の回線確立」と
なる。さらに、留守番電話サービス内のメモリ領域の使
用の無駄を省くことが可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、文字に
よる送受信を行うための文字通信制御を行う文字送受信
制御手段と、通話のための通話制御を行う通話制御手段
と、通話および文字の送受信が可能な前記受信側端末に
おける受信対応状態を判定する受信側受信状態判定手段
と、前記受信側受信状態判定手段で判定した判定結果に
対応するメッセージを前記送信側端末へ通知する判定結
果対応メッセージ通知手段とを備えるように構成したの
で、受信者側が「通話では周囲が迷惑を被るような状況
下にいるが、文字による通信については受信可能」であ
る場合に受信者側のその受信対応状態を送信側端末へ通
知することが出来、通話要求をした送信者側の負担にな
らないように、効率よく送信者側へその旨を通知でき、
受信側で文字だけでも受信が可能なのであれば、「通話
要求は拒否するが、文字の送受信は可能とする」という
対応が行えることで、「受信者側が通話では周囲が迷惑
を被るような状況下にいるが、文字による通信について
は受信可能」である場合でも、前記受信者側が受信側端
末を通話拒否/文字送受信可能モードに設定しておくこ
とで、前記送信者側と前記受信者側とで早急な連絡を取
り合うことが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の文字送受信システムにお
いて送信者側の携帯端末から受信者側の携帯端末へ“通
話要求”を行う場合の信号の流れを示す概略図である。
【図2】本発明の実施の形態の文字送受信システムにお
いて送信者側の携帯端末から受信者側の携帯端末へ“通
話要求”を行うときの動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明の実施の形態の文字送受信システムにお
いて送信者側の携帯端末から受信者側の携帯端末へ“文
字送信”を行うときの文字送受信回線確立状態を示す概
略図である。
【図4】本発明の実施の形態の文字送受信システムにお
いて文字送受信回線を確立するまでの動作を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の他の実施の形態の文字送受信システム
において送信者側の携帯端末から受信者側の携帯端末へ
“通話要求”を行う場合の信号の流れを示す概略図であ
る。
【符号の説明】
A1……送信者側の携帯端末、A2……受信者側の携帯
端末、C……交換網(判定結果対応メッセージ通知手
段)、D……通話制御手段、E……文字送受信制御手
段、F……送信側へのメッセージ領域(判定結果対応メ
ッセージ通知手段)、G……通話拒否/文字送受信可能
モード判定部(受信側受信状態判定手段)、J……留守
番電話加入者判定部(留守番電話加入者判定手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 H04M 11/00 302 H04Q 7/14 H04Q 7/04 D 7/38 H04B 7/26 103E 109M Fターム(参考) 5K015 AB01 GA02 5K024 AA01 AA65 AA73 CC11 DD03 EE02 FF03 GG03 5K027 AA11 BB01 CC08 5K067 BB04 DD13 DD24 DD53 DD54 DD57 EE02 EE10 EE16 EE23 FF17 FF19 GG12 HH14 HH23 5K101 KK06 LL12 MM07 NN13 NN18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側端末と受信側端末との間の通信を
    可能にする文字送受信システムであって、 文字による送受信を行うための文字通信制御を行う文字
    送受信制御手段と、 通話のための通話制御を行う通話制御手段と、 通話および文字の送受信が可能な前記受信側端末におけ
    る受信対応状態を判定する受信側受信状態判定手段と、 前記受信側受信状態判定手段で判定した判定結果に対応
    するメッセージを前記送信側端末へ通知する判定結果対
    応メッセージ通知手段と、 を備えたことを特徴とする文字送受信システム。
  2. 【請求項2】 前記受信側受信状態判定手段は、前記受
    信側端末における受信対応状態が“通話は出来ないが文
    字なら受信可能な状態”、または“通話も文字も受信可
    能な状態”かを判定することを特徴とする請求項1記載
    の文字送受信システム。
  3. 【請求項3】 前記受信側受信状態判定手段は、前記送
    信側端末からの通話要求に対する前記受信側端末からの
    応答信号を検出し、前記受信側端末における受信対応状
    態を判定することを特徴とする請求項1または2記載の
    文字送受信システム。
  4. 【請求項4】 前記受信側受信状態判定手段は、受信者
    側の状況に応じ前記前記受信側端末において前記受信者
    側の操作により設定され記憶された受信対応状態に応じ
    て前記受信側端末から送られてきた応答信号を検出する
    ことを特徴とする請求項3記載の文字送受信システム。
  5. 【請求項5】 前記受信側受信状態判定手段は、受信者
    側の状況に応じ前記前記受信側端末において前記受信者
    側の操作により設定され記憶された“通話は出来ないが
    文字なら受信可能な状態”である通話拒否/文字送受信
    可能モードを、前記受信側端末から送られてきた応答信
    号をもとに判定し、前記判定結果対応メッセージ通知手
    段は、前記受信側受信状態判定手段で判定した通話拒否
    /文字送受信可能モードに対応するメッセージを前記送
    信側端末へ通知することを特徴とする請求項4記載の文
    字送受信システム。
  6. 【請求項6】 前記受信側端末が留守番電話加入者であ
    るか否かを判定する留守番電話加入者判定手段を備え、
    前記判定結果対応メッセージ通知手段が、前記受信側受
    信状態判定手段で判定した通話拒否/文字送受信可能モ
    ードに対応するメッセージを前記送信側端末へ通知し、
    一定時間以上前記受信者側が端末を切る操作を行わない
    ときに留守番電話サービスセンタへ接続することを特徴
    とする請求項5記載の文字送受信システム。
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