JP2003229778A - 受信装置および周波数プリセットプログラム - Google Patents

受信装置および周波数プリセットプログラム

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JP2003229778A
JP2003229778A JP2002024888A JP2002024888A JP2003229778A JP 2003229778 A JP2003229778 A JP 2003229778A JP 2002024888 A JP2002024888 A JP 2002024888A JP 2002024888 A JP2002024888 A JP 2002024888A JP 2003229778 A JP2003229778 A JP 2003229778A
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broadcast signal
memory
memory groups
mode
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Tomoo Ota
智夫 太田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の受信モードのオートプリセットを簡易
な操作で行え、同一の放送局の周波数を重複して記憶す
るのを防止して有効なオートプリセットを実行する。 【解決手段】 第1、第2、第3のメモリ群にFM放送
信号とFM放送信号に各種デジタルデータを重畳したF
M多重放送信号とを区別して受信モードの設定又は設定
解除を行い、操作ボタンの1度の押下により、前記メモ
リ群にその受信モードの設定に従って、受信可能な放送
局の周波数を一斉に自動記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジオ、テレビ受
信機などの受信装置および周波数プリセットプログラム
に関し、特に車載される受信装置および周波数プリセッ
トプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車内のインストルメント
パネルの一部に、ラジオ受信機、テレビ受信機、CD、
МD、DVDプレーヤ、ナビゲーション装置などが一体
的に組み込まれている。一般に、ラジオ受信機に、オー
トプリセット機構を備え、そのプリセットメモリに受信
モード(AМ放送、FM放送、FM多重放送)毎に放送
局の周波数を自動記憶できるように構成されている。
【0003】図5に、ラジオ受信機の操作パネルの一例
を示している。図5において、1、2、3はAМ/FM
/FM多重放送のバンド切り替えボタンで、1はAМボ
タンであり、2はFMボタンであり、3はFM多重ボタ
ンである。4はプリセットメモリに放送局の周波数をオ
ートプリセットするセットボタンである。51〜56は
プリセットボタンである。なお、このラジオ受信機の場
合、制御部に第1、第2、第3のメモリ群を備え、第1
のメモリ群にAМ放送を6局まで、第2のメモリ群にF
M放送を6局まで、第3のメモリ群にFM多重放送を6
局までプリセット可能になっている。このラジオ受信機
のプリセットメモリに、例えばAМ放送の放送局の周波
数を自動記憶する場合、まずAМボタン1を押して、ラ
ジオ受信機をAM放送に切り替えて、続いてセットボタ
ン4を押下することにより、現在の自動車の位置で受信
可能なAМ放送局の周波数が第1のメモリ群に記憶され
る。このようにしてAМ放送の周波数が合計6局までオ
ートプリセットされる。また、FM放送またはFM多重
放送の放送局の周波数を設定する場合も、FMボタン2
またはFM多重ボタン3とセットボタン4とにより、同
様の操作を行うことにより、受信可能なFM放送局の周
波数が合計6局まで第2のメモリ群に記憶、あるいは受
信可能なFM多重放送局の周波数が合計6局まで第3の
メモリ群に記憶される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ラジオ受信機では、放送局の周波数をオートプリセット
する場合、AМ放送、FM放送、FM多重放送の各受信
モード毎にオートプリセットの操作を行うため、操作が
煩雑であり、また、FM多重放送はFM放送信号に各種
デジタルデータを重畳して送信するため、FM放送と同
じFM放送信号を持つために、FM放送、FM多重放送
の受信モードが設定された各メモリ群に同一の放送局が
重複してプリセットされることがあり、有効なオートプ
リセットを実行できないという問題がある。本発明は、
このような従来の問題を解決するものであり、任意の受
信モードのオートプリセットを簡易な操作で行うととも
に、同一の放送局の周波数を重複して記憶するのを防止
して有効なオートプリセットを実行することのできる優
れた受信装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の受信装置は、周波数を記憶する複数のメモ
リ群と、それぞれの前記メモリ群にFM放送信号とFM
放送信号にデジタルデータを重畳したFM多重放送信号
のいずれかの受信モードを少なくとも区別して前記受信
モードの設定または解除を行う受信モード設定手段と、
操作手段の操作により、前記受信モード設定手段での設
定に従って前記放送信号のうち受信可能な周波数を前記
メモリ群に記憶する制御手段とを備えた構成を有してい
る。この構成により、任意の受信モードのオートプリセ
ットを簡易な操作で行うとともに、同一の放送局の周波
数を重複して記憶するのを防止して有効なオートプリセ
ットを実行することができる。また、本発明の受信装置
は、前記受信モード設定手段が、AМ放送信号と、FM
放送信号と、FM多重放送信号から受信モードを選択し
て設定する構成を有している。この構成により、AМ放
送またはFM放送またはFM多重放送若しくはRDS放
送から、任意の受信モードのオートプリセットを簡易な
操作で行うとともに、同一の放送局の周波数を重複して
記憶するのを防止して有効なオートプリセットを実行す
ることができる。さらに、本発明の受信装置は、前記受
信モード設定手段が、少なくとも2つ以上の前記メモリ
群を同一の受信モードに設定する構成を有している。こ
の構成により、少なくとも2つ以上の前記メモリ群に任
意の同一の受信モードのオートプリセットを簡易な操作
で行うとともに、同一の放送局の周波数を重複して記憶
するのを防止して有効なオートプリセットを実行するこ
とができる。さらに、本発明の受信装置は、前記操作手
段が操作ボタンからなり、前記操作ボタンを所定時間以
上連続して押下した場合に、前記受信モード設定手段が
受信モードを選択する状態になる構成を有している。こ
の構成により、任意の受信モードのオートプリセットを
操作ボタンの簡易な操作で行うとともに、同一の放送局
の周波数を重複して記憶するのを防止して有効なオート
プリセットを実行することができる。さらに、本発明の
受信装置は、前記操作手段が複数の操作ボタンを備え、
前記複数の操作ボタンを同時に押下した場合に、前記受
信モード設定手段が受信モードを選択する状態になる構
成を有している。この構成により、任意の受信モードの
オートプリセットを操作ボタンの簡易な操作で行うとと
もに、同一の放送局の周波数を重複して記憶するのを防
止して有効なオートプリセットを実行することができ
る。さらに、本発明の受信装置は、前記制御手段が前記
受信可能な周波数を、電界強度の大きい順で、または周
波数の小さい順で、前記メモリ群に記憶する構成を有し
ている。この構成により、任意の受信モードのオートプ
リセットを簡易な操作で行うとともに、同一の放送局の
周波数を重複して記憶するのを防止して有効なオートプ
リセットを実行することができる。さらに、本発明の受
信装置は、前記受信モード設定手段が、複数の前記メモ
リ群に同一の受信モードを設定した場合に、前記制御手
段が、同一の受信モードに設定された複数の前記メモリ
群を一連の記憶領域として、前記受信可能な周波数を電
界強度の大きい順で、または周波数の小さい順で、前記
一連の記憶領域に記憶する構成を有している。この構成
により、任意の受信モードのオートプリセットを簡易な
操作で行うとともに、同一の放送局の周波数を重複して
記憶するのを防止して有効なオートプリセットを実行す
ることができる。さらに、本発明の周波数プリセットプ
ログラムは、周波数を記憶する複数のメモリ群と、前記
メモリ群のそれぞれに受信モードを設定する動作をコン
トロールする制御手段とを有する受信装置において、前
記メモリ群のそれぞれにFM放送信号とFM多重放送信
号のいずれかの受信モードを少なくとも区別して設定ま
たは解除せしめる動作と、前記受信モードの設定に従っ
て前記放送信号のうち受信可能な周波数を前記メモリ群
に記憶する動作とを、前記制御手段に処理実行させるも
のである。このプログラムにより、任意の受信モードの
オートプリセットを簡易な操作で行うとともに、同一の
放送局の周波数を重複して記憶するのを防止して有効な
オートプリセットを実行することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態にお
ける受信装置(車載映像音響機器)であるラジオ受信機
について図1ないし図4を用いて説明する。図1に、ラ
ジオ受信機の操作パネルを示している。図1において、
この操作パネルは、AМボタン1、FMボタン2、FM
多重ボタン3、セットボタン4、ファンクションボタン
51〜56、周波数調整ツマミ6、などの操作ボタン
と、ラジオ受信機の動作状態を表示するLCDなどの表
示器7とを備える。なお、FM多重ボタン3は、FM放
送にRDSデータが重畳されるRDS(Radio Data Sys
tem)放送を受信モードに選択するボタンとしてもよい
(以下、FM多重放送はRDS放送を含むものとす
る。)。
【0007】図2に、このラジオ受信機内部の機能制御
部の概略構成を示している。図2において、このラジオ
受信機には、図1に示したAМボタン1、FMボタン
2、FM多重ボタン3、セットボタン4、ファンクショ
ンボタン51〜56、周波数調整ツマミ6、表示器7の
他、放送波を受信するアンテナ8、放送波の同調、増
幅、検波などを行う受信部9、音声を出力するスピーカ
10、所定のプログラム(ソフトウェア)に基づいてこ
の装置全体を制御する制御部としてのCPU11、CP
U11のプログラムや各種データを記憶するメモリ12
を備える。ここで特に、メモリ12は第1、第2、第3
のメモリ群121、122、123を備え、これらのメ
モリ群121、122、123にそれぞれ6局分、合計
18局分のプリセットメモリを持つ。CPU11は前記
メモリ群のそれぞれにFM放送信号とFM多重放送信号
のいずれかの受信モードを少なくとも区別して設定又は
解除せしめる動作と、前記受信モードの設定に従って前
記放送信号のうち受信可能な周波数を前記メモリ群に記
憶する動作とを処理実行する周波数プリセットプログラ
ムを具備する。
【0008】次に、この実施の形態の動作について説明
する。まず、電源ボタンがオンされると、CPU11が
動作し、装置の各部が動作状態となる。次に、AМボタ
ン1またはFMボタン2を押下することにより、AМ放
送またはFM放送を受信出力する受信モードになり、表
示器7に受信中の放送局の受信モード(AM放送または
FM放送)と受信周波数が表示されるとともに、スピー
カ10から当該放送局の受信音声が出力される。また、
FM多重ボタン3を押下することにより、FM多重放送
(またはRDS放送、以下同じ)の受信モードになり、
表示器7に受信中の放送局の受信モード、受信周波数
と、多重化され受信した各種デジタルデータなどが表示
される
【0009】このラジオ受信機のプリセットメモリに、
受信可能な放送局の周波数を自動記憶(オートプリセッ
ト)する場合、予め第1、第2、第3のメモリ群12
1、122、123に選択的に、AМ放送またはFM放
送またはFM多重放送から、任意の受信モードを設定し
ておく。この設定は、CPU11を動作させるプログラ
ムにより、既存の操作ボタンの動作モードを変える操作
で実行される。以下、図3、図4のフロー図を参照して
説明する。
【0010】図3において、まず、既存のセットボタン
4が長押しされると(ステップSТ1)、第1、第2、
第3のメモリ群121、122、123に受信モードを
指定する処理が実行されて、受信モードを指定する指定
画面が表示器7に表示される(ステップSТ2)。この
受信モードを指定する処理では、最初にメモリ群の指定
が行われ(ステップSТ3)、第1のメモリ群121に
受信モードが指定可能となる(ステップSТ4)。次に
指定された受信モード(指定モード)はAМ放送である
か否かがチェックされ(ステップSТ5)、第1のメモ
リ群121にAМ放送が指定された場合は、第1のメモ
リ群121にAМ放送が設定される(ステップSТ
6)。一方、AМ放送が指定されなかった場合は、次に
指定モードはFM放送であるか否かがチェックされ(ス
テップSТ7)、第1のメモリ群121にFМ放送が指
定された場合は、第1のメモリ群121にFМ放送が設
定される(ステップSТ8)。さらに上記ステップSТ
7でFM放送が指定されなかった場合は、次に指定モー
ドはFM多重放送であるか否かがチェックされ(ステッ
プSТ9)、第1のメモリ群121にFM多重放送が指
定された場合は、第1のメモリ群121にFM多重放送
が設定される(ステップSТ10)。またステップSТ
9においても指定される放送がないときは、放送の指定
を行わないと判断して指定動作を終了する。そして、第
1のメモリ群121にAМ放送、FM放送、FM多重放
送のいずれかが設定されたときは、メモリ群121、1
22、123のすべてについてメモリ指定が行われたか
否かがチェックされ(ステップSТ11)、すべてのメ
モリ群の指定が行われたときは一連の指定動作を終了す
る一方、すべてのメモリ群が未だ指定されていないとき
はステップSТ3の処理に戻って指定されるメモリ群の
切り替えが行われ、次のメモリ群(例えば第2のメモリ
群122)に対し、上述したのと同様の処理に従って放
送の受信モードの指定が行われる。
【0011】このように第1、第2、第3のメモリ群1
21、122、123に、任意の受信モードを設定でき
る。ここでは、第1のメモリ群121にAМ放送、第2
のメモリ群122にFM放送、第3のメモリ群123に
FM多重放送が設定されて、FM放送信号とFM放送信
号に各種デジタルデータを重畳したFM多重放送信号と
を区別して受信モードの設定が行われる。この区分けに
より、入力された受信モードがFM放送信号用であるか
FM多重放送信号用であるかを判別して、FM多重放送
信号用の受信モードである場合は、第1、第2、第3の
メモリ群121、122、123のうち、FM多重放送
信号用の第3のメモリ群123に自動記憶し、FM多重
放送信号用以外の受信モードである場合は、第3のメモ
リ郡123以外のメモリ群121、122に自動記憶す
る。また、他の設定方法として、第1、第2のメモリ群
121、122にFМ放送、第3のメモリ群123にF
M多重放送をそれぞれ設定したり、第1のメモリ群12
1にFМ放送、第2、第3のメモリ群122、123に
FM多重放送をそれぞれ設定したり、各メモリ群12
1、122、123に任意の受信モードを自由に割り当
てる。なお、第1、第2、第3のメモリ群121、12
2、123をすべて用いる必要はなく、一部のメモリ群
だけに任意の受信モードを設定してもよい。
【0012】このようにして受信モードが設定され、図
4において、セットボタン4が1度押下されると(ステ
ップSТ21)、CPU11の制御により、自動車の現
在の位置で、第1、第2、第3のメモリ群121、12
2、123に設定された受信モードに従って放送局の周
波数が一斉に自動受信され、ここでまず、入力された受
信モードがFM放送信号用であるかFM多重放送信号用
であるかが判別され(ステップSТ22)、FM多重放
送信号用の受信モードである場合は、その周波数が第
1、第2、第3のメモリ群121、122、123のう
ち、FM多重放送信号用の第3のメモリ群123に自動
記憶される(ステップSТ23)。一方、FM多重放送
信号用以外の受信モードである場合は、次にFM放送か
否かが判別され(ステップSТ24)、FM放送である
場合は、その周波数が第2のメモリ群122に自動記憶
され(ステップSТ25)、FM放送でない場合、すな
わちAМ放送の場合は、その周波数が第1のメモリ群1
21に自動記憶される(ステップSТ26)。このよう
にして自動受信可能な放送局の周波数が各メモリ群12
1、122、123に設定された受信モードの区別に従
って、各メモリ群121、122、123毎に6局まで
一斉に自動記憶される。また、これらの放送局の周波数
は電界強度の大きい順に記憶され、さらに、各メモリ群
121、122、123毎に放送局の周波数が周波数の
低い順に並べ替えられる。なお、第1、第2、第3のメ
モリ群121、122、123のうち、任意の2つのメ
モリ群に同一の受信モードを設定した場合、その2つの
メモリ群を一連の記憶領域として放送局の周波数が電界
強度の大きい順にオートプリセットされ、各メモリ群1
21、122、123毎に放送局の周波数が周波数の低
い順に並べ替えられる。
【0013】また、これらのメモリ群121、122、
123に記憶された受信モードの設定を解除する場合、
セットボタン4と他の既存の操作ボタンの同時押下によ
り、各メモリ群121、122、123が初期化され
る。
【0014】このように上記実施の形態によれば、制御
部に備えた第1、第2、第3のメモリ群121、12
2、123にそれぞれ、AМ放送、FM放送、FM多重
放送の受信モードの設定を行い、入力された受信モード
がFM放送信号用であるかFM多重放送信号用であるか
を判別して、FM多重放送信号用の受信モードである場
合は、第1、第2、第3のメモリ群121、122、1
23のうち、FM多重放送信号用の第3のメモリ群12
3に自動記憶し、FM多重放送信号用以外の受信モード
である場合、すなわちAМ放送を第1のメモリ群121
に、FM放送を第2のメモリ郡122に自動記憶するよ
うに設定して、既存のセットボタン4の1度の押下によ
り、第1、第2、第3のメモリ群121、122、12
3に設定した受信モードの区別に従って、これらのメモ
リ群121、122、123に、自動受信可能な放送局
の周波数を一斉に自動記憶するので、第1、第2、第3
のメモリ群121、122、123に任意のオートプリ
セットを簡易な操作で行うことができるとともに、第
2、第3のメモリ群122、123へ同一の放送局の周
波数を重複して記憶するのを防止して有効なオートプリ
セットを実行することができる。
【0015】また、このオートプリセットの場合、各メ
モリ群121、122、123に放送局の周波数を電界
強度の大きい順に記憶するので、ユーザーが任意に設定
した受信モード毎に、受信状態が良好な放送局の周波数
を記憶することができる。さらに、第1、第2、第3の
メモリ群121、122、123のうち、2つのメモリ
群に同一の受信モードを設定した場合、その2つのメモ
リ群を一連の記憶領域として放送局の周波数を電界強度
の大きい順に記憶するので、当該受信モードの受信状態
が良好な放送局の周波数を12局まで記憶することがで
きる。さらに、各メモリ群121、122、123毎に
放送局の周波数を周波数の低い順に自動的に並べ替える
ので、ユーザーが放送局の選局を容易に行うことができ
る。
【0016】また、この受信モードの設定または設定解
除を、既存の操作ボタンをその動作モードを変えて操作
することにより行い、既存のセットボタン4の長押しに
より、各メモリ群121、122、123に受信モード
を指定するバンド指定モードを呼び出すので、各メモリ
群121、122、123に任意の受信モードを簡易に
設定することができ、既存のセットボタン4と他のボタ
ンの同時押下により、各メモリ群121、122、12
3を初期化するので、各メモリ群121、122、12
3に設定した受信モードを簡易に解除することができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
メモリ群にFM放送信号とFM放送信号にデジタルデー
タを重畳したFM多重放送信号のいずれかの受信モード
を少なくとも区別して受信モードの設定または解除を行
い、操作手段の操作により、前記メモリ群にその受信モ
ードの設定に従って、放送信号のうち受信可能な周波数
を一斉に自動記憶するので、複数のメモリ群にFM放送
とFM多重放送またはRDS放送のオートプリセットを
簡易な操作で行うとともに、各メモリ群に同一の放送局
の周波数を重複して記憶するのを防止して有効なオート
プリセットを実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態として示すラジオ受信機
の操作パネルの概略正面図
【図2】同ラジオ受信機内部の機能制御部の構成を示す
ブロック図
【図3】同ラジオ受信機においてメモリに受信モードを
指定する動作例を示すフロー図
【図4】同ラジオ受信機においてメモリに設定した受信
モードに対応する放送局の周波数をオートプリセットす
る動作例を示すフロー図
【図5】従来のラジオ受信機の操作パネルの概略正面図
【符号の説明】
1 AМボタン 2 FMボタン 3 FM多重ボタン 4 セットボタン 51〜56 ファンクションボタン 6 周波数調整ツマミ 7 表示器 8 アンテナ 9 受信部 10 スピーカ 11 CPU 12 メモリ 121 第1のメモリ群 122 第2のメモリ群 123 第3のメモリ群

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数を記憶する複数のメモリ群と、そ
    れぞれの前記メモリ群にFM放送信号とFM放送信号に
    デジタルデータを重畳したFM多重放送信号のいずれか
    の受信モードを少なくとも区別して前記受信モードの設
    定または解除を行う受信モード設定手段と、操作手段の
    操作により、前記受信モード設定手段での設定に従って
    前記放送信号のうち受信可能な周波数を前記メモリ群に
    記憶する制御手段とを備えたことを特徴とする受信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記受信モード設定手段が、AМ放送信
    号と、FM放送信号と、FM多重放送信号から受信モー
    ドを選択して設定することを特徴とする請求項1に記載
    の受信装置。
  3. 【請求項3】 前記受信モード設定手段が、少なくとも
    2つ以上の前記メモリ群を同一の受信モードに設定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の受信
    装置。
  4. 【請求項4】 前記操作手段が操作ボタンからなり、前
    記操作ボタンを所定時間以上連続して押下した場合に、
    前記受信モード設定手段が受信モードを選択する状態に
    なることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 前記操作手段が複数の操作ボタンを備
    え、前記複数の操作ボタンを同時に押下した場合に、前
    記受信モード設定手段が受信モードを選択する状態にな
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
    に記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が前記受信可能な周波数
    を、電界強度の大きい順で、または周波数の小さい順
    で、前記メモリ群に記憶することを特徴とする請求項1
    ないし請求項5のいずれかに記載の受信装置。
  7. 【請求項7】 前記受信モード設定手段が、複数の前記
    メモリ群に同一の受信モードを設定した場合に、前記制
    御手段が、同一の受信モードに設定された複数の前記メ
    モリ群を一連の記憶領域として、前記受信可能な周波数
    を電界強度の大きい順で、または周波数の小さい順で、
    前記一連の記憶領域に記憶することを特徴とする請求項
    6に記載の受信装置。
  8. 【請求項8】 周波数を記憶する複数のメモリ群と、前
    記メモリ群のそれぞれに受信モードを設定する動作をコ
    ントロールする制御手段とを有する受信装置において、
    前記メモリ群のそれぞれにFM放送信号とFM多重放送
    信号のいずれかの受信モードを少なくとも区別して設定
    または解除せしめる動作と、前記受信モードの設定に従
    って前記放送信号のうち受信可能な周波数を前記メモリ
    群に記憶する動作とを、前記制御手段に処理実行させる
    周波数プリセットプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7577410B2 (en) 2004-04-05 2009-08-18 Alpine Electronics, Inc. Audio apparatus

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