JP2003228310A - ネットワークによる広告提供装置,広告提供方法およびそのプログラム - Google Patents

ネットワークによる広告提供装置,広告提供方法およびそのプログラム

Info

Publication number
JP2003228310A
JP2003228310A JP2002029150A JP2002029150A JP2003228310A JP 2003228310 A JP2003228310 A JP 2003228310A JP 2002029150 A JP2002029150 A JP 2002029150A JP 2002029150 A JP2002029150 A JP 2002029150A JP 2003228310 A JP2003228310 A JP 2003228310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
advertisement
dedicated
mail
advertiser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002029150A
Other languages
English (en)
Inventor
Ritsuko Tanaka
律子 田中
Kazumi Doi
和美 土井
Ryuta Tanaka
竜太 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2002029150A priority Critical patent/JP2003228310A/ja
Publication of JP2003228310A publication Critical patent/JP2003228310A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを活用して広告を配信するシ
ステムにおいて,利用者端末の負担を軽くするととも
に,広告効果を増大させることを目的とする。 【解決手段】 中間業者装置1において,広告メール識
別部10は,各広告主装置3(a〜x)からの広告メー
ルのジャンル等を識別する。配信判定部11は,広告メ
ールのジャンル等と利用者情報とを比較してどの利用者
へ広告メールを配信するかを判定する。自動編集部12
は,配信判定結果に基づき利用者が閲覧を希望する広告
メールを各利用者ごとの専用記憶部13に保存するとと
もに,各利用者専用WEBページ18を自動編集し,各
利用者専用WEBページ18に広告メールまたはその一
覧を掲載する。これにより,利用者端末2から各利用者
専用WEBページ18へのアクセスによって,利用者が
必要な広告メールを閲覧,転送,ダウンロードできるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,広告主から配信さ
れた電子メールの広告(以下,広告メールと記す)をイ
ンターネットを活用して利用者に提供するネットワーク
による広告提供装置に関し,特に,各利用者個人の好み
に応じた広告を,各利用者専用のウェブページで閲覧す
ることを可能とするネットワークによる広告提供装置,
広告提供方法およびそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年,電子メールを利用した広告サービ
スが一般化してきている。利用者が中間業者にメールア
ドレスと利用者属性や欲しい情報項目を登録して,希望
の広告だけを電子メールで携帯電話,PHS(Personal
Handyphone System),パーソナルコンピュータ(P
C)等に送ってもらうオプトインメールサービスも広ま
りつつある。
【0003】例えば,オプトインメールサービスの例と
しては, ・株式会社アルトビジョンのVmail(http://www.vmail.n
e.jp/) ・株式会社コアテックシステムのValueShower(http://w
ww.value-shower.com/) などのサービスがある。
【0004】図13は,従来技術によるインターネット
広告システムの構成例を示す。このインターネット広告
システムは,中間業者装置100と,各利用者が持つ利
用者端末200と,各広告主が持つ広告主装置300
(a〜x)とから構成されている。
【0005】中間業者装置100は,各広告主からの依
頼によって各利用者に広告メールを配信する装置であっ
て,広告メール識別部101と,配信判定部102と,
配信部103と,情報登録部104と,利用者情報記憶
部105とを有する。また,利用者端末200は,受信
部201と,記憶部202とを有する。
【0006】各広告主は,配信したい広告メールを広告
主装置300(a〜x)から中間業者装置100に送信
し,各利用者への配信を依頼する。中間業者の中間業者
装置100は,広告メール識別部101により広告主装
置300(a〜x)からの広告メールを受信し,配信判
定部102により,利用者情報記憶部105に記憶され
ている各利用者のアドレスや配信を希望する広告ジャン
ル等の情報である利用者情報をもとに,受信した広告メ
ールをどの利用者に配信するかを判定し,配信部103
により該当する利用者の利用者端末200に広告メール
を配信する。
【0007】携帯電話やPC等の各利用者端末200
は,中間業者装置100から配信された広告メールを受
信部201により受信し,記憶部202に広告メールを
記憶する。各利用者は,記憶部202に記憶されている
広告メールを閲覧することができる。
【0008】また,各利用者は,携帯電話やPC等の利
用者端末200を用い,中間業者装置100に対して,
アドレス,配信を希望する広告ジャンル等の登録・変更
を行うことができる。中間業者装置100において,情
報登録部104は,各利用者端末200からの登録・変
更の要求を受信して登録・変更を行い,その利用者情報
を利用者情報記憶部105に記憶する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のインターネット
広告システムには,以下のような問題がある。 (1)携帯電話,PHS,またはPC等で受信する広告
メールは随時送られてくるため,利用者の時間的な負荷
が高い。 (2)利用者は,広告メールを整理するのに手間がかか
る。 (3)利用者が広告メールを検索する際,広告メールの
数が増えるほど,目的の広告メールを検索することが困
難になる。また,緊急かつ重要な広告メールを確認し損
ねる可能性がある。 (4)広告メールのうち,例えば広告主の住所,電話番
号等の情報のみが必要な場合,利用者はメモをとるなど
の手作業により保存しなくてはならない。 (5)利用者端末が携帯電話等の場合には,特に記憶媒
体の容量に制限があるため,広告メールを選別・削除し
なくてはならない場合がある。 (6)希望する属性中の特定の広告主からの広告メール
を配信停止にする場合,利用者は配信停止の手続きのた
めに再度インターネット接続しなければならない。 (7)中間業者としては,同種のサービスを行う他の中
間業者が多数あるため,利用者を集めるための広告,宣
伝等にコストがかかる。 (8)利用者端末として携帯電話,PHS等の電池で駆
動する端末を使用する場合,頻繁に広告メールを受信し
ていると電池を多く消耗する。 (9)利用者は,広告メールで気に入った店舗等のUR
L(Uniform Resource Locator)をブックマーク等に記
録しても,ブックマーク数が増加すると希望するブック
マークを見つけ出しにくくなる。 (10)広告メールに住所が記載されていても,利用者
には場所がわかりにくい。 (11)広告メールに場所を示す地図が掲載されていて
も,地図のフォーマットが統一されていないため,利用
者にはわかりにくい場合がある。 (12)利用者は,広告主の店舗情報を保管していて
も,利用した時期,内容等の記憶が薄れることがある。 (13)広告主としては,どのような利用者に閲覧され
ているかなどの広告メールの効果を確認しにくい。
【0010】本発明は,以上のような従来のインターネ
ット広告システムの問題点の解決を図り,利用者の負担
を少なくして必要な広告だけを簡易に閲覧できるように
し,広告の利用価値を高め,それによって中間業者の宣
伝効果を上げ,広告主は広告の効果を確認することがで
きるようなネットワークを利用した広告手段を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記課題を解
決するため,広告主が広告メールを送信するための広告
主装置と,各広告主装置から受信した広告メールを各利
用者端末に配信するかまたは各利用者に閲覧させるため
の中間業者が管理する広告提供装置(以下,中間業者装
置という)と,利用者が配信された広告メールを閲覧す
るための利用者端末とからなるシステムにおいて,中間
業者装置は,各広告主装置から受信した広告メールをも
とに,各利用者専用のウェブ(WEB)ページを自動編
集し,利用者端末からのアクセスに対して,各利用者専
用のWEBページを用いて広告主が配信した広告メール
の内容をネットワークを介して利用者に閲覧させる。
【0012】また,各利用者専用のWEBページを自動
編集するにあたって,あらかじめ登録された各利用者の
個人情報および閲覧希望情報を含む利用者情報を参照
し,利用者ごとに編集対象とする広告メールを選別す
る。
【0013】また,各利用者専用のWEBページを用い
て広告メールを閲覧している利用者の統計情報を自動集
計し,各広告主にフィードバックする。
【0014】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕図1は,本実施
の形態1におけるインターネット広告システムの構成例
を示す図である。本インターネット広告システムは,中
間業者が広告メールの仲介をするための中間業者装置
(広告提供装置)1と,利用者が使用する携帯電話,P
HS,PC等の利用者端末2(図において,利用者Aの
端末は利用者端末2A,利用者Bの端末は利用者端末2
Bとする)と,広告主が広告メールを送信するための広
告主装置3(図において,広告主aの装置は広告主装置
3a,広告主bの装置は広告主装置3b,…,広告主x
の装置は広告主装置3xとする)とから構成される。こ
れらは,インターネットを介して接続される。
【0015】中間業者装置1は,広告メール識別部1
0,配信判定部11,自動編集部12,専用記憶部1
3,WEBページ管理部14,情報登録部15,利用者
情報記憶部16,配信部17を持つ。また,各利用者端
末2は,受信部20,記憶部21を持つ。
【0016】各広告主a〜xは,それぞれ広告主装置3
a〜3xを用いて電子媒体化された広告メールを中間業
者装置1に送信し,各利用者端末2への配信を依頼す
る。
【0017】中間業者装置1において,広告メール識別
部10は,各広告主装置3a〜3xから送信された広告
メールを受信し,その広告メールのジャンル,内容等を
識別する。ジャンル,内容等を識別する方法としては,
例えば,広告メール内のキーワードを検索することでそ
の広告メールの内容,ジャンル等を識別する方法や,中
間業者があらかじめ定めたフォーマットで広告主に内
容,ジャンル等を広告メールに記載させ,その記載によ
り識別する方法等がある。
【0018】配信判定部11は,広告メール識別部10
で識別された広告メールのジャンル等の情報と,利用者
情報記憶部16に記憶された利用者情報(詳細は後述)
をもとに,どの利用者に広告メールを閲覧させるかを判
定する。
【0019】自動編集部12は,該当する利用者の専用
記憶部13(専用記憶部13は登録された各利用者ごと
に用意される)に,広告メールを保存する。また,各広
告メールの発信日時,差出人,題名等の情報から,各利
用者ごとの広告メール一覧を作成し,その広告メールの
一覧が利用者専用の専用WEBページに掲載されるよう
に,HTML(Hypertext markup language) テキストを
自動編集する。このとき,広告メール一覧と専用記憶部
13に保存されている広告メールとをリンクさせてお
く。
【0020】利用者Aは,利用者端末2Aを用いて中間
業者装置1の利用者A専用WEBページ18にアクセス
する。このとき,中間業者装置1は,利用者Aが入力し
たID(利用者識別子),パスワード等が,利用者Aが
登録時に設定したID,パスワード等と一致するかを確
認し,一致すればアクセスを許可する。利用者Aは,利
用者A専用WEBページ18の広告メール一覧から閲覧
を希望する広告メールを選択し,広告メールの閲覧を行
う。図1の例では,WEBページ管理部14から利用者
端末2Aへ,利用者A専用WEBページ18が転送さ
れ,利用者端末2Aに表示されている。
【0021】図2は,本実施の形態1における専用WE
Bページの例(1)を示す。これは,利用者A専用WE
Bページ18の一例であり,広告メールの発信日時,差
出人(広告主),題名が広告メール一覧としてページ中
に表示されている。この広告メール一覧から利用者Aが
閲覧を希望する広告の行をクリックすると,専用記憶部
13に保存されている該当する広告メールが読み出され
て,その広告メールの内容が利用者端末2Aに表示され
る。
【0022】図3は,本実施の形態1において利用者が
自分の専用WEBページにアクセスした場合の利用者判
定処理フローチャートである。例えば,利用者Aが利用
者端末2Aを用いて中間業者装置1にアクセスし,I
D,パスワード等を入力すると(ステップS1),中間
業者装置1では,入力されたID,パスワード等を利用
者情報記憶部16に記憶されている利用者情報(詳細は
後述)中の利用者Aの登録ID,登録パスワード等と照
合し(ステップS2),一致した場合,利用者端末2A
に利用者A専用WEBページ18のHTMLテキストを
送信する。これにより利用者Aは,利用者A専用WEB
ページ18を閲覧できる(ステップS3)。
【0023】不一致の場合,中間業者装置1は,利用者
端末2Aからのアクセスを拒否し,再入力画面を表示
し,また,未登録の利用者のために登録申し込み画面を
表示する(ステップS4)。ID,パスワード等の再入
力があれば(ステップS5),ステップS2の処理へ戻
る。登録の申し込みがあれば(ステップS6),登録申
し込みの処理を行う(ステップS7)。ID,パスワー
ド等の再入力も登録申し込みもなければ処理を終了す
る。
【0024】利用者Aは,利用者端末2Aを用いて中間
業者装置1への登録・変更を行うことができる。ここで
登録・変更とは,利用者の個人情報(メールアドレス,
ID,パスワード等の情報)や閲覧希望情報(ジャンル
指定,内容指定,地域指定等の情報)を新規登録した
り,登録情報を変更したりすることである。登録・変更
の方法としては,例えば直接,中間業者装置1の情報登
録部15へ登録・変更を依頼する電子メールを送り,電
子メールによって登録・変更する方法や,専用WEBペ
ージを介して中間業者装置1の情報登録部15へ登録・
変更する方法等がある。
【0025】中間業者装置1において,情報登録部15
は,利用者端末2Aからの電子メールや利用者A専用W
EBページ18を介しての登録・変更に従って,利用者
情報記憶部16に記憶されている利用者情報を更新す
る。
【0026】図4は,本実施の形態1における利用者情
報の例を示す図である。各利用者ごとに,メールアドレ
ス,ID,パスワード等の利用者の個人情報や,ジャン
ル指定,内容指定,地域指定等の閲覧希望情報などが記
録されている。この利用者情報により,各利用者は,自
分の希望するジャンルや内容等に関する広告メールだけ
を閲覧することができる。
【0027】このようなインターネット広告システムに
より,以下の効果が期待できる。 (1)ランダムに随時送られてくる広告メールを自動編
集された専用WEBページ18で閲覧できるため,利用
者は,好きなときに必要な情報を優先的に閲覧すること
ができ,重要な情報を見逃す可能性が小さくなる。 (2)利用者は,広告メールの整理や仕分けをする手間
がかからず,広告メールが整理されているため閲覧済み
の広告も抽出しやすい。 (3)中間業者装置1内に各利用者の専用記憶部13を
持つため,利用者端末2にある記憶部21の容量を削減
できる。 (4)利用者は,専用WEBページでの閲覧となるので
広告メールの受信負荷がかからず,受信料も削減でき
る。 (5)利用者は,中間業者のみに利用者の個人情報を登
録すれば良いため,広告主に個人情報を知らせる必要が
ない。 (6)広告主は,その広告主の広告を必要とする利用者
に確実に閲覧される可能性が高まるため,広告効果が上
がる。 (7)中間業者は,高い広告効果による差別化で,広告
主や利用者を獲得しやすくなり,当該システムを拡大す
ることができる。 (8)中間業者装置1は,専用WEBページの編集や,
利用者の登録を自動で行うため,編集/登録作業に人手
や工数がかからず,人件費等のコストを低減することが
できる。
【0028】また,利用者が閲覧希望情報を登録する場
合に,閲覧を希望する広告メールを登録するのではな
く,閲覧を希望しない広告メールを登録することもでき
る。閲覧を希望しない広告メールの登録は,閲覧希望情
報の登録と同様に中間業者の指定フォーマットに従い,
例えば,「ジャンルが“スーパー”で,広告内容が“セ
ール”と“お知らせ”以外」,「広告主が“居酒屋△
○”」などのように指定する。これらの情報は利用者情
報記憶部16に記録され,配信判定部11での判定時
に,登録された条件に合う広告メールは広告メール一覧
に掲載しない広告メールとして判定される。
【0029】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)利用者は,不必要な広告主の広告メールのみを配
信しないようにできるため,必要な情報のみが配信さ
れ,不必要な情報を閲覧する必要がなくなる。 (2)不要なメールの指定は専用WEBページからの手
続きも可能なため,利用者は,不要なメールを配信しな
いようにするために電子メールを作成するなどの作業を
しなくてもよい。
【0030】また,利用者は,利用者端末2への電子メ
ールでの直接配信を希望する広告メールを,特定の条件
(以下,電子メール直接配信条件と呼ぶ)を指定して登
録することができる。電子メール直接配信条件とは,広
告メールのジャンル,内容,地域,利用者端末2への配
信を希望する日時(以下,配信希望日時と呼ぶ),希望
する広告主の指定した広告内容が有効である期間(以
下,広告有効期間と呼ぶ)等である。
【0031】ジャンルはスーパー,小売店,服飾店な
ど,内容はセール,募集,案内など,地域は都道府県や
市区町村等を指定する。広告有効期間は,「翌日ま
で」,「本日の20時まで」,「週末(土日)」等,日
時や曜日等で指定する。また,配信希望日時は,曜日,
時刻等を指定して,また,随時,数時間ごとにまとめて
などの条件で指定ができる。
【0032】利用者Aが利用者端末2Aへの電子メール
での直接配信を希望する広告メールを,電子メール直接
配信条件を指定して登録した場合,情報登録部15は,
その電子メール直接配信条件を利用者情報として利用者
情報記憶部16に記録する。配信判定部11は,利用者
情報を参照し,広告メール識別部10からの広告メール
が,どの利用者の指定する電子メール直接配信条件を満
たしているかを判断し,その広告メールを配信部17へ
送る。
【0033】広告メールが利用者Aが指定する電子メー
ル直接配信条件を満たしている場合,配信部17は,そ
の広告メールを利用者端末2Aに配信する。ここで,配
信判定部11は,利用者端末2Aに直接配信した広告メ
ールを専用記憶部13に保存し,利用者A専用WEBペ
ージ18の広告メール一覧に掲載するようにしてもよ
い。
【0034】利用者端末2Aにおいて,受信部20は,
中間業者装置1からの広告メールを受信し,記憶部21
に保存する。利用者Aは,緊急または重要な広告メール
を利用者A専用WEBページ18にアクセスすることな
く,利用者端末2Aで閲覧することができる。
【0035】図5は,本実施の形態1における広告メー
ル配信処理フローチャートである。例えば,利用者Aに
関して配信を判定する場合,まず,広告メール識別部1
0が広告メールを受信すると(ステップS10),配信
判定部11は,その広告メールのジャンル,内容等が利
用者情報記憶部16に記憶されている利用者情報の利用
者Aの希望ジャンル,内容等の閲覧希望情報と一致する
かどうかを判定し(ステップS11),一致しなければ
利用者A専用WEBページ18に掲載しない(ステップ
S12)。
【0036】ジャンル,内容等が一致した場合,その広
告メールが利用者情報記憶部16に記憶されている利用
者Aの利用者情報の電子メール直接配信条件と一致する
かどうかを判定し(ステップS13),一致しなければ
利用者端末2Aには直接配信はしないが,利用者A専用
WEBページ18には掲載する(ステップS15)。電
子メール直接配信条件と一致した場合,配信部17は,
その広告メールを利用者端末2Aに配信し(ステップS
14),利用者A専用WEBページ18にも掲載する
(ステップS15)。
【0037】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)利用者は,希望する広告メールのみを利用者端末
2で直接受信できるため,常に専用WEBページを閲覧
する必要はなく,緊急,または重要度の高いと利用者自
身が判断する広告メールを利用者端末2で随時確認でき
る。 (2)利用者は,利用者端末2で直接受信する広告メー
ル数を少なくできるため,重要な情報を見逃しにくく,
利用者端末2の記憶部21の容量を削減することもでき
る。 (3)利用者は,希望する広告メールのみを電子メール
で受信するため,受信負荷がかからず,受信料も削減で
きる。
【0038】また,例えば利用者Aが,利用者A専用W
EBページ18を閲覧して必要な広告メールの一部また
は全部をダウンロードしたい場合などのために,利用者
A専用WEBページ18上にダウンロードボタンを配置
し,利用者Aがそのボタンをクリックすることにより,
必要な広告メールの一部または全部を利用者端末2Aに
ダウンロードできるようにしてもよい。
【0039】また,利用者端末2Aに電子メールで転送
したい場合などのために,利用者A専用WEBページ1
8上に転送ボタンを配置し,利用者Aがそのボタンをク
リックすることにより,必要な広告メールの一部または
全部を利用者端末2Aに転送できるようにしてもよい。
このとき,利用者端末2Aだけでなく,他の利用者端末
2(図1では,利用者端末2B等)に対しても,広告メ
ールの一部,または全部を転送できるようにすることも
可能である。
【0040】図6は,本実施の形態1における専用WE
Bページの例(2)を示す図である。これは,利用者A
専用WEBページ18の広告メール一覧から,利用者A
がある広告メールを選択して閲覧した場合の一例であ
り,ダウンロードボタンと転送ボタンが配置されてい
る。図の例では転送ボタンが選択されており,あらかじ
め用意されている利用者Aの専用アドレス帳が開かれ,
転送先を選択できるようになっている。選択された転送
先に,指定したメールが転送される。転送先として一度
に複数を指定することもできる。
【0041】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)利用者は,広告を閲覧した上で必要と判断した広
告メールの一部,または全部を利用者端末2に転送また
はダウンロードすることで,必要な情報のメモ等を取る
必要がなく,利用者端末2に正確な情報を記憶できる。 (2)利用者は,専用WEBページでの閲覧後に,必要
な情報のみを転送,またはダウンロードするため受信負
荷がかからない。 (3)利用者は,自分の専用WEBページの広告メール
を,他の利用者の利用者端末2へ転送することで,他の
利用者と情報を共有できる。 (4)利用者は,広告されていた店舗に行く際に,店舗
の所在地等の情報を携帯端末に転送しておくことで,移
動時にも情報を閲覧することができる。 (5)利用者は,例えば広告メール内に商品割引等を記
載した電子クーポン券が添付されていた場合,広告主の
指示に従って必要な部分のみを,自分の利用者端末2に
転送,またはダウンロードすることができる。 (6)広告主にとっては,その広告主の広告を必要とす
る利用者に活用される可能性が高くなるため,広告効果
が上がる。 (7)広告主にとっては,住所や店舗情報を提供するこ
とで,利用者からの問い合わせも減少し,業務効率が向
上する。 (8)広告主にとっては,広告メールの転送などによっ
て,広告メールの配信を受けた利用者以外にも閲覧され
る可能性が高くなる。 (9)中間業者にとっては,広告メールの転送などによ
り,当該システムが広まることによって利用者を獲得し
やすくなる。
【0042】また,利用者A専用WEBページ18に広
告メール一覧を表示させるとき,広告メールをジャンル
別,内容別,地域別等に整理して表示できるようにして
もよい。利用者情報の利用者Aのジャンル等の閲覧希望
情報から自動編集部12に自動的に判断させて整理して
もよいし,利用者Aに電子メールや利用者A専用WEB
ページ18を介して整理基準を登録させ,自動編集部1
2でその登録された整理基準によって広告メールを整理
してもよい。また,例えば広告内容の中でタイムサービ
スの広告メールのみを別ページに表示させたり,ジャン
ル毎にページを分けて表示させたりすることも可能であ
る。
【0043】図7は,本実施の形態1における専用WE
Bページの例(3)を示す図である。この図の例は,利
用者Aの広告メール一覧を自動的にジャンル別に整理し
たものである。利用者Aは,閲覧希望情報のジャンルと
して「スーパー」「小売店」「飲食店」を選択するとと
もに,内容として「募集」を選択しており,これらの広
告がジャンル別,内容別に自動編集され,一覧表示され
ている。
【0044】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)ランダムに送られてくる広告メールを広告のジャ
ンルや広告内容など,利用者の閲覧希望情報をもとに自
動編集された専用WEBページで閲覧できるため,利用
者は,多数の広告メールの中から必要としている広告メ
ールを容易に抽出することができ,また,後から再検索
する際にも,必要な広告メールを抽出しやすい。 (2)広告主は,広告主のジャンルや広告内容などが一
目で分かるように分類されていることにより,その広告
を必要としている利用者に確実に情報が閲覧される可能
性が高まるため,広告効果が上がる。 (3)利用者が広告メールの整理基準を指定した場合,
自動編集された専用WEBページがさらに個人的な希望
によって自動編集されるため,利用者は,閲覧した広告
の中から重要な広告メールを容易に見つけることができ
る。 (4)利用者が広告メールの整理基準を指定した場合,
専用WEBページは利用者の希望に沿って編集して一覧
表示されるため,利用者は,あらためて仕分けなどの編
集作業を行うが必要ない。 (5)利用者が広告メールの整理基準を指定した場合,
広告主にとっては,利用者が必要とする広告メールが不
必要な広告メールに埋もれず,その利用者に確実に閲覧
されるため,広告効果が上がる。
【0045】また,利用者A専用WEBページ18上に
専用データベース領域を設けて,利用者Aが希望する広
告主の住所,電話番号等の広告主情報を記録することが
できるようにしてもよい。例えば,広告主に広告メール
に記載する住所や電話番号等の広告主情報を中間業者が
指定したフォーマットで記載させ,利用者A専用WEB
ページ18上に住所や電話番号等の登録用ボタンを配置
し,利用者Aがそのボタンを選択したときに,その広告
主の住所や電話番号等の広告主情報の一部また全部を専
用データベース領域に記録することを行う。
【0046】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)利用者は,必要な店舗情報などの広告主情報を,
メモをとるなどの手作業で記録する必要がなくなる。 (2)利用者は,必要な広告主情報を簡単に専用データ
ベース領域に残すことができるため,広告メールが削除
された後などからでも,広告主情報を容易に取り出すこ
とができる。 (3)利用者は,必要な広告主情報が多くなっても,専
用データベース領域に必要な広告主情報のみが一覧で保
管されるため,情報管理がしやすい。 (4)広告主にとっては,広告メールが情報として古く
なった後でも,利用者が専用データベース領域を活用し
て来店してくれる可能性が上がる。
【0047】また,利用者A専用WEBページ18上に
専用リンク領域を設けて,利用者Aが希望する広告主の
WEBページへのリンクを専用リンク領域に設定できる
るようにしてもよい。例えば,閲覧した広告メールに広
告主のWEBページのURL(Uniform Resource Locat
or)が記載されている場合,利用者Aが利用者A専用W
EBページ18上に配置されたリンクボタンをクリック
することにより,専用リンク領域にその広告主のWEB
ページへのリンクを貼り付けるなどの設定を行う。
【0048】中間業者装置1では,それらの設定をもと
に,自動編集部12で専用リンク領域を自動編集する。
また,利用者Aは,「全て」,「小売店のみ」等の設定
を利用者A専用WEBページ18上で中間業者が指定す
るフォーマットに従い設定してもよい。この場合,中間
業者装置1では,利用者Aの設定をもとに,自動編集部
12で専用リンク領域を自動編集する。
【0049】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)専用WEBページに広告主が管理するWEBペー
ジへのリンクを埋め込むことによって,利用者は,広告
メールで興味を持った広告主のWEBページをいつでも
簡単に閲覧でき,広告メールに記載された情報以外の詳
細情報を得ることができる。 (2)従来は気に入った広告主のURLをブックマーク
などに登録した場合にブックマークが多くなりすぎて探
すことが困難になる場合があったが,利用者は,ブック
マークを登録することなく,専用WEBページ内の情報
が整理された専用リンク領域から,広告主のWEBペー
ジに行くことができる。 (3)広告主は,広告主自身のWEBページを利用者に
閲覧してもらえる可能性が高まり,また,そのWEBペ
ージを利用して常に最新の情報を利用者に提供できる。 (4)広告主にとっては,興味を持った利用者に広告内
容以外の内容も閲覧される可能性が高くなり広告効果が
上がる。 (5)広告主にとっては,専用リンク領域を介してWE
Bページが度々閲覧される可能性が高くなり,それによ
って利用者が固定客になる可能性が高くなる。
【0050】また,広告主が住所,電話番号,URL,
メールアドレス,地図等の広告主情報を広告メールに記
載するとき,利用者端末2Aで使用するアドレス帳等に
リンクできる汎用のフォーマットを用いて記載すれば,
利用者端末2Aのアドレス帳等に簡易に広告主情報を登
録することができる。利用者Aは,利用者端末Aに広告
メールが配信されたり,利用者A専用WEBページ18
から広告メールをダウンロードもしくは転送した場合,
広告メール内の広告主情報の一部または全部を,例えば
広告メールに表示される広告主情報登録用のボタンを選
択するなどの簡易な操作で,利用者端末2Aのアドレス
帳等に登録することができる。
【0051】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)利用者は,必要な広告主情報を手作業でアドレス
帳等に記録する必要がなくなり,簡単な操作で利用者端
末2のアドレス帳等に広告主情報を登録できるため,予
約や問い合わせなどの電話を簡単に行え,重要な店舗の
広告主情報管理がしやすくなる。 (2)利用者は,後から利用する際に,再び広告メール
を検索し情報を得る必要がなくなる。 (3)広告主にとっては,広告メールを閲覧した利用者
が確実に広告の情報を得る可能性が高くなるために,広
告効果が上がる。 (4)広告主にとっては,利用者端末2のアドレス帳に
広告主情報が登録されることにより,利用者が広告主を
利用する可能性が高まる。
【0052】また,中間業者がインターネット接続サー
ビス,電子メールサービスを提供するインターネット・
プロバイダであるような場合には,本システムは特に好
適である。例えば,プロバイダのWEBページにこのイ
ンターネット広告システム用のリンクを埋め込み,プロ
バイダ契約者へのサービスとする。利用者Aがプロバイ
ダ契約者である場合,プロバイダが所持する利用者A専
用WEBページ18の領域の一部を,広告メール用の専
用WEBページとして利用する。
【0053】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)利用者は,中間業者が信用性の高いプロバイダで
あるため,個人情報が広告主など外部に流出する可能性
が低くなり,セキュリティ上も安心して利用することが
できる。 (2)広告主にとっては,プロバイダが中間業者である
ことにより利用者が安心して当該システムを利用できる
ため,より多くの利用者に閲覧される可能性が高くな
り,広告効果が上がる。 (3)中間業者であるプロバイダは,新しいシステムを
構築する必要がなく安価にシステムが構築でき,契約者
用のWEBページ領域を利用して本インターネット広告
システムを実現することができる。 (4)中間業者であるプロバイダは,プロバイダの契約
者へのサービスとするなどによりプロバイダの契約者と
しての利用者を獲得しやすいため,当該システムを容易
に拡大することができる。
【0054】〔実施の形態2〕図8は,本実施の形態2
におけるインターネット広告システムの構成例を示す。
本インターネット広告システムは,実施の形態1のイン
ターネット広告システムにおいて,専用記憶部13の容
量を監視し,不要な広告メールを削除する実施の形態で
ある。本実施の形態2の中間業者装置1は,実施の形態
1のシステムに加えて,専用記憶部容量監視部40,通
知部41を持つ。なお,図1にに示す配信部17,利用
者端末2Bは,図8では省略してあるが,実施の形態1
と同様である。
【0055】中間業者装置1において,専用記憶部容量
監視部40は,専用記憶部13の容量を定期的に,ある
いは利用者A専用WEBページ18の更新時などに監視
する。例えば,警告する容量レベルを専用記憶部13の
90%と設定した場合,保存してある広告メール数の増
加等に伴い,利用者Aの専用記憶部13の容量が90%
に達したことを専用記憶部容量監視部40が検知する。
【0056】通知部41は,専用記憶部容量監視部40
が専用記憶部13の容量が設定した容量に達したことを
検知すると,利用者端末2Aに電子メールでその旨を通
知する。例えば,「広告メールの保存数が最大に近づき
ました。記憶容量は残り10%です。」などの内容の電
子メールを利用者端末2Aに送る。
【0057】また,専用記憶部容量監視部40が専用記
憶部13の容量が設定した容量に達したことを検知した
ときに,電子メールを送る代わりに自動編集部12を介
して,利用者A専用WEBページ18に最大容量が近づ
いたことを表示するようにしてもよい。例えば,利用者
A専用WEBページ18のトップページに「広告メール
の保存数が最大に近づきました。記憶容量は残り10%
です。」などのメッセージを出す。
【0058】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)利用者は,通常,専用記憶部13の容量を意識し
なくても,知らないうちに不要になった広告メールなど
で専用記憶部13の最大容量を超えることがなくなる。 (2)電子メールで通知される場合,利用者は,専用W
EBページを閲覧しなくても最大容量が近づいたことを
知ることができる。 (3)広告主にとっては,常に利用者に新しい情報を配
信する環境が整っているため,広告効果が上がる。 (4)中間業者にとっては,専用記憶部13の容量が超
過することによる広告メールの未配信が少なくなるた
め,利用者や広告主からの不要な問い合わせが少なくな
る。
【0059】また,利用者Aは,利用者A専用WEBペ
ージ18から広告メールの削除指定を行うことができ
る。例えば,利用者A専用WEBページ18において広
告メールが選択されたとき,利用者A専用WEBページ
18上に削除用ボタンを配置する方法がある。利用者A
は,削除用ボタンをクリックすることにより広告メール
の削除指定を行う。その他にも,利用者Aに,“1ヶ月
以上前の広告メールを削除する”,“広告内容がセール
以外の広告メールを削除する”,“閲覧済みの広告メー
ルを削除する”など,自動削除指定をさせる方法を用い
てもよい。中間業者装置1は,利用者Aからの削除指定
に従い,自動編集部12により専用記憶部13の広告メ
ールを削除する。
【0060】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)不必要になった広告メールが随時削除されたり,
古くなった広告メールが自動で削除されることにより,
利用者は,必要な情報または新しい情報のみを閲覧しや
すい。 (2)利用者は,必要な広告メールのみを保存し,不要
な広告メールは削除できるため,情報の検索が容易にな
る。 (3)利用者は,専用記憶部13が最大容量になるのを
防ぐことができ,常に新しい広告メールが配信される環
境にできる。 (4)広告主にとっては,新しい広告メールが古い広告
メールに埋もれる可能性が小さくなるため,新しい広告
メールが閲覧される可能性が高まり,広告効果が上が
る。
【0061】その他の機能に関しては,実施の形態1と
同様である。
【0062】〔実施の形態3〕図9は,本実施の形態3
におけるインターネット広告システムの構成例を示す。
本インターネット広告システムは,実施の形態1のイン
ターネット広告システムにおいて,特に利用者Aが端末
として携帯電話等の携帯端末を使用する場合の形態であ
り,本実施の形態1の利用者端末2Aとして,利用者携
帯端末5Aを用いる。また,図1にある利用者端末2B
は,図9では図示を省略してある。利用者携帯端末5A
は,受信部50,記憶部51,液晶表示部52,電源監
視部53から構成される。なお,利用者携帯端末5Aに
おける受信部50,記憶部51は,それぞれ実施の形態
1の利用者端末2Aにおける受信部20,記憶部21と
同等の機能を持つ。
【0063】液晶表示部52では,中間業者装置1から
直接配信されたり利用者A専用WEBページ18からダ
ウンロードされた,記憶部51に保存してある文字,静
止画,動画,音声等の広告メールを,利用者携帯端末5
Aの待ち受け画面として設定することができる。設定す
る方法としては,例えば特定の広告メールを選択して待
ち受け画面として設定する方法や,利用者携帯端末5A
の記憶部51に記憶されている広告メールを,着信順,
希望順またはランダムに待ち受け画面として表示するよ
うに設定する方法などがある。
【0064】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)利用者は,メール画面を開くなどの作業をするこ
となく,広告メールを閲覧することができる。 (2)利用者は,様々な趣向を凝らした広告メールを待
ち受け画面として利用できる。 (3)利用者にとっては,待ち受け画面を特別にダウン
ロードすることなく,多彩な待ち受け画面が手に入る。 (4)利用者は,重要な広告メールを待ち受け画面にす
ることにより,その情報を忘れることを防ぐことができ
る。 (5)利用者は,時間に余裕がある時などに,メールを
検索することなく広告メールを閲覧することができる。 (6)広告主にとっては,その広告を必要としている利
用者に確実に閲覧される可能性が高まるため,広告効果
が上がる。 (7)広告主にとっては,利用者が広告メールを常に閲
覧できる環境にあるため,利用者が広告主を利用する可
能性が高くなり,広告効果が上がる。 (8)高い広告効果があり娯楽の要素も含んでいるた
め,中間業者は,広告主や利用者を獲得しやすくなり,
当該システムを拡大することができる。 (9)中間業者にとっては,広告メールに広告以外の使
用法があるため人の興味を引きやすく,当該システムの
利用者を獲得しやすい。
【0065】電源監視部53は,電池で駆動する利用者
携帯端末5Aの電源残量を監視する。例えば,利用者A
があらかじめ電源残量が20%以下で広告メールの配信
を一時中断するように設定したものとすると,電源監視
部53は,利用者携帯端末5Aの電源残量が20%以下
になったかどうかを常に監視し,20%以下になったこ
とを検知した場合に配信中断を依頼する電子メールを中
間業者装置1に自動送信する。
【0066】中間業者装置1の情報登録部15は,その
旨を利用者情報記憶部16へ記録し,配信判定部11
は,その利用者情報を参照し,配信部17を介しての利
用者携帯端末5Aへの広告メールの直接配信を中断す
る。他にも,利用者携帯端末5Aの機能(一般の携帯電
話等の機能)を利用して,自動的に中間業者装置1から
配信される広告メールを受信拒否に設定することも可能
である。
【0067】また,電源不足のため広告メールの配信を
中断している利用者携帯端末5Aの電池残量が一定以上
となったときに配信再開を依頼する際には,利用者A
は,電子メール,または利用者A専用WEBページ18
で配信再開依頼を行う。中間業者装置1において,情報
登録部15は配信再開依頼を受けると利用者情報の配信
中断の記録を削除し,配信判定部11は配信部17を介
しての利用者携帯端末5Aへの広告メールの直接配信を
再開する。このとき,利用者Aの希望に応じて,配信中
断中の広告メールを配信することができるようにしても
よい。
【0068】利用者携帯端末5Aにおいて,中間業者装
置1の広告メールの受信拒否設定を行っている場合に
は,受信拒否解除設定を行う。中間業者装置1は,利用
者携帯端末5Aに受信拒否されていた場合,配信部17
に定期的に再配信を行わせてもよい。
【0069】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)利用者は,急を要さない広告メールにより電源残
量がなくなり,重要なメールや電話を受けることができ
ないなどの障害を防ぐことができる。 (2)自動的に配信中断や受信拒否設定を行うため,利
用者は,電源残量を意識しなくてもよい。 (3)利用者は,電源残量に余裕がある時のみ,広告メ
ールの配信を受けることができる。 (4)利用者は,配信されなかった広告メールを再配信
させることもできるので,重要な情報の取り逃しを防ぐ
ことができる。 (5)広告主にとっては,利用者に不快感を与えること
なく,その情報を必要としている利用者に広告メールが
配信されるため,閲覧される可能性が上がり,広告効果
が上がる。 (6)中間業者は,利用者に不快感を与えることなく情
報を配信することができるため,広告主や利用者を獲得
しやすくなり,当該システムを拡大することができる。 (7)中間業者にとっては,電池がなくなり困った等の
利用者からのクレームが減り,業務能率が上がる。
【0070】また,利用者Aは,電源監視による配信中
断後に電池残量が一定以上になった場合に広告メールの
再配信を自動的に依頼するなどの設定を行うことができ
る。例えば,利用者Aはあらかじめ,利用者携帯端末5
Aの電池残量が80%以上で中間業者装置1から広告メ
ールの配信を再開するように設定,または,利用者携帯
端末5Aの受信拒否を解除するように設定する。
【0071】配信中断後に利用者Aの利用者携帯端末5
Aの電池残量が80%以上になったと検知した場合,電
源監視部53は,中間業者装置1に配信再開依頼を電子
メールで自動的に送信する。中間業者装置1において,
情報登録部15は配信再開依頼を受けると利用者情報の
配信中断の記録を削除し,配信判定部11は配信部17
を介しての利用者携帯端末5Aへの広告メールの直接配
信を再開する。また,利用者携帯端末5Aが受信拒否設
定になっている場合には,自動的に受信拒否設定を解除
するようにすればよい。中間業者装置1は,利用者携帯
端末5Aに受信拒否されていた場合,配信部17に定期
的に再配信を行わせる。
【0072】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)自動的に再配信手続きを行うので,利用者は,電
源充電後の再配信手続きを行う必要がない。 (2)自動的に再配信を行うため,利用者は,再配信設
定を忘れるなどによって重要な情報を受け損ねる可能性
が少ない。 (3)広告主は,利用者が配信中断しても,電源残量が
一定以上になると自動的に再配信されるため,確実にそ
の情報を必要としている利用者に広告メールが配信され
るため,閲覧される可能性が上がり,広告効果が上が
る。
【0073】その他の機能に関しては,実施の形態1と
同様である。
【0074】〔実施の形態4〕図10は,本実施の形態
4におけるインターネット広告システムの構成例を示
す。本インターネット広告システムは,実施の形態1の
インターネット広告システムにおいて,特に利用者A専
用WEBページ18に専用地図を持つ形態である。装置
の構成としては,本実施の形態4のシステムは,実施の
形態1のシステムと同じである。図1にある配信部17
は,図9では省略しているが,実施の形態1と同様であ
る。
【0075】中間業者装置1において,利用者A専用W
EBページ18上に専用地図を持ち,利用者Aはその専
用地図を編集できる。例えば,利用者Aが広告メール一
覧から広告メールを選択したとき,利用者A専用WEB
ページ18上にマップボタンを配置して表示する。利用
者Aは,そのマップボタンをクリックするなどの簡易操
作で,専用地図への広告主の所在地を表示する編集を行
うことができる。
【0076】WEBページ管理部14は,利用者Aが広
告メールとマップボタンを選択したとき,選択された広
告メールの広告主の住所から広告主が専用地図上のどこ
に所在するのかを検索し,自動編集部12は専用地図上
に印すなど専用地図を自動編集する。さらに,専用地図
上に印された広告主の詳細情報として,住所や電話番号
等を専用地図に付加する。
【0077】また,利用者Aが利用者A専用WEBペー
ジ18上で,あらかじめ中間業者が設定画面として用意
した「全て」,「○○町のみ」等の設定条件を選択した
場合に,WEBページ管理部14が利用者Aの選択に該
当する複数の広告メールの広告主の住所からそれぞれの
広告主が専用地図上のどこに所在するのかを検索し,そ
れを自動編集部12が専用地図上に印すことによって,
一つの専用地図上に複数の広告主の所在を示すようにも
できる。この場合も,専用地図上に印された広告主の詳
細情報として,住所や電話番号等を専用地図に付加す
る。
【0078】なお,以上の利用者A専用WEBページ1
8上に表示する専用地図は,中間業者装置1が持つ地図
情報データベースまたはインターネット上の地図情報サ
ーバが持つ地図情報データベース(図示省略)から,利
用者Aの指定によりまたは自動で切り出したものを用い
ることができる。また,利用者Aが印した情報(専用地
図上の記載場所,内容)を,切り出した専用地図とは別
に利用者Aの専用記憶部13に保存することで,中間業
者装置1等の持つ地図情報データベースが更新された場
合にも,最新の地図を利用することができる。
【0079】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)利用者は,住所だけでは所在地が分かりにくい広
告主の所在地が,住所をもとに地図等で調べる必要がな
く,容易に分かるようになる。 (2)利用者は,同一地域内で複数の広告主の店舗など
へ出かける場合,複数の店舗の位置関係が一目で分かる
ようになるため,行動計画が立てやすく,効率的に複数
の店舗を訪問できる。 (3)希望の広告主の位置のみが印されるため,利用者
にとって分かりやすい地図となる。 (4)広告主にとっては,ある地域を訪問する際に専用
地図を見て以前登録した店舗を思い出した利用者が,再
度来店する可能性がある。 (5)広告主は,利用者に確実に所在地を知らせること
が可能となり,広告効果が上がる。
【0080】また,例えば,利用者Aが専用地図に印さ
れた広告主aの所在地マークや店舗名等を利用者A専用
WEBページ18上でクリックすると,そこに広告主a
のコメントを書き込むためのコメント用のウィンドウを
表示し,その広告主aに関するメモ情報を記録できるよ
うにする。さらに,例えば,利用者A専用WEBページ
18に画像ボタンを配置し,それをクリックによって選
択することにより,デジタルカメラ等で撮影した店舗画
像などを簡易操作で追加することができるようにしても
よい。中間業者装置1では,これらの追加情報に基づい
て自動編集部12で専用地図を自動編集する。
【0081】図11は,本実施の形態4における専用地
図の例を示す図である。図中,星印は広告主の店舗を示
し,専用地図を見れば,容易に各広告主店舗の位置を確
認できる。また,その星印を選択することにより,その
広告主店舗のコメント用のウィンドウなどを開くことが
できる。利用者は,コメント用のウィンドウに様々な情
報を書き込んだり,店舗画像などを取り込んだりするこ
とができる。
【0082】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)広告メールは古くなると削除されるため,利用者
は,古くなって削除される広告メールの広告主の情報と
して個人的にコメント等を残しておきたいときなどに,
メモ用紙や手帳に手作業でメモ等を残す必要がなくな
る。 (2)利用者は,個人的コメントや店舗画像などを専用
地図上に残すことにより,後からどのような店舗だった
かなどを思い出すことが容易となる。 (3)広告主にとっては,店舗情報等が利用者の印象に
残るため,固定客を得る可能性が高くなる。
【0083】また,例えば,利用者A専用WEBページ
18上に専用地図のダウンロードボタンを配置し,利用
者Aがそのダウンロードボタンをクリックによって選択
することによって,利用者A専用WEBページ18上の
専用地図を利用者端末2Aにダウンロードすることがで
きるようにする。
【0084】さらに,利用者A専用WEBページ18上
に専用地図の転送ボタンを配置する。利用者Aがその転
送ボタンをクリックすると,中間業者装置1は,図6の
ような利用者Aのアドレス帳を表示し,利用者Aが転送
相手を利用者A自身,または利用者Bというように選択
すれば,利用者A専用WEBページ18上の専用地図を
利用者端末2A,または他の利用者端末2Bに転送し,
それぞれの端末で転送された専用地図を閲覧できるよう
にする。
【0085】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)利用者は,常に携帯している携帯端末等へ必要な
情報がまとめられた専用地図情報を転送することができ
るため,地図をプリントアウト等する必要がなく,正確
な情報を見ながら広告主の所在地へ向かうことができ
る。 (2)利用者は,友人などに広告主の所在地を説明する
のが容易になり,友人などと情報を共有することができ
る。 (3)広告主にとっては,興味を持った利用者が,確実
に来店する可能性が上がるため,広告効果が高まる。
【0086】また,利用者Aが利用者端末2Aにダウン
ロードまたは転送した専用地図を,利用者端末2Aで編
集できるようにする。例えば,専用地図に印された広告
主bの詳細欄に店舗画像等を追加し編集したりすること
ができる。
【0087】さらに,利用者Aが利用者端末2Aで編集
した専用地図で,利用者A専用WEBページ18上の専
用地図を更新できるようにしてもよい。例えば,利用者
A専用WEBページ18上に専用地図の上書きボタンを
配置し,利用者Aが利用者A専用WEBページ18に更
新履歴情報を送り,利用者A専用WEBページ18上の
上書きボタンをクリックして選択することにより,利用
者A専用WEBページ上の専用地図に利用者端末2Aで
編集した専用地図を上書きできるようにする。中間業者
装置1では,利用者端末2Aからの更新履歴情報に基づ
いて,自動編集部12で専用地図を自動更新する。
【0088】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)携帯端末に転送されてきた地図情報をもとに広告
主の店舗へ出かけ,現地でコメントや画像などを地図情
報に加えることができるため,思いついた時にすぐ情報
を書き込むことができる。 (2)利用者は,携帯端末に転送された専用地図にいつ
でもコメントや画像などを残すことができ,その専用地
図で専用WEBページ上の専用地図を更新することによ
り,店舗情報を確実に残すことができる。 (3)利用者は,携帯端末上などで専用地図を更新した
場合,更新された専用地図を専用WEBページ上の専用
地図に上書きすることにより,専用WEBページ上の専
用地図を携帯端末上の専用地図と同じように編集する手
間が省ける。 (4)利用者は,更新された専用地図を専用WEBペー
ジ上の専用地図に上書きすることにより,専用WEBペ
ージ上の専用地図と携帯端末の専用地図の情報が食い違
うことを防ぐことができる。 (5)広告主にとっては,興味を持った利用者の広告主
への印象が薄れる可能性が小さくなり,その利用者が固
定客となる可能性が上がる。
【0089】その他の機能に関しては,実施の形態1と
同様である。
【0090】〔実施の形態5〕図12は,本実施の形態
5におけるインターネット広告システムの構成例を示
す。本インターネット広告システムは,実施の形態1の
インターネット広告システムにおいて,利用者の広告メ
ールの閲覧状況の統計を取り,その統計結果を広告主に
提供する形態であり,本実施の形態5の中間業者装置1
は,実施の形態1のシステムに加えて,利用者情報自動
統計部42を有する。また,図1にある配信部17,利
用者端末2Bは,図12では省略しているが,実施の形
態1と同様である。
【0091】中間業者装置1において,利用者情報自動
統計部42は,利用者情報記憶部16に記憶されている
利用者情報に基づいて,例えば,広告主aの広告メール
を閲覧している利用者の数,性別,年齢層,地域等の個
人情報を特定できない範囲の情報について自動的に統計
を取り,その統計結果を広告主aに通知する。また,人
気のある広告のランキング情報などの統計情報を各広告
主に送付するようにしてもよい。
【0092】これにより,以下の効果が期待できる。 (1)利用者は,個人情報を広告主に知られることはな
いのでセキュリティ上も安心できる。 (2)広告主は,広告効果や市場のニーズを確認できる
ため,今後の事業計画に利用できる。 (3)広告主は,利用者の傾向を把握しターゲットを絞
れるので,それらをもとに広告メールを利用して利用者
にアンケートを依頼したり,モニターを募集したりする
ことができる。 (4)中間業者は,広告効果をフィードバックするなど
して,広告主へのサービスを拡大できるため,広告主の
契約数拡大を見込める。 (5)中間業者は,インターネット広告システムの運用
状況を確認することができるため,今後の事業計画に利
用できる。
【0093】その他の機能に関しては,実施の形態1と
同様である。
【0094】以上の実施の形態1〜5に係る中間業者装
置1の処理は,コンピュータとソフトウェアプログラム
とによって実現することができ,そのプログラムは,コ
ンピュータが読み取り可能な可搬媒体メモリ,半導体メ
モリ,ハードディスク等の適当な記録媒体に格納するこ
とができる。
【0095】本実施の形態の特徴を列挙すると,以下の
とおりである。
【0096】(付記1)利用者にネットワークを介して
広告を閲覧させるネットワークによる広告提供装置であ
って,広告主から配信された広告メールを受信する手段
と,受信した広告メールをもとに各利用者専用のウェブ
ページを自動編集する手段と,利用者からの要求によ
り,前記各利用者専用のウェブページを用いて前記広告
主が配信した広告メールの内容をネットワークを介して
利用者に閲覧させる手段とを備えることを特徴とするネ
ットワークによる広告提供装置。
【0097】(付記2)付記1に記載のネットワークに
よる広告提供装置において,あらかじめ登録された各利
用者の個人情報および閲覧希望情報を含む利用者情報を
記憶する手段と,前記各利用者専用のウェブページを自
動編集するにあたって,前記利用者情報を参照し,利用
者ごとに編集対象とする広告メールを選別する手段とを
備えることを特徴とするネットワークによる広告提供装
置。
【0098】(付記3)付記1または付記2に記載のネ
ットワークによる広告提供装置において,前記各利用者
専用のウェブページを用いて広告メールを閲覧している
利用者の統計情報を自動集計し,各広告主にフィードバ
ックする手段を備えることを特徴とするネットワークに
よる広告提供装置。
【0099】(付記4)付記1から付記3までのいずれ
かに記載のネットワークによる広告提供装置において,
各利用者ごとに,利用者宛に電子メールよって直接配信
することを希望する広告メールの条件を,あらかじめ利
用者情報として登録する手段と,各利用者ごとに,受信
した広告メールが前記利用者情報として登録されている
条件と一致するか否かを判定する手段と,条件が一致し
た利用者宛に,前記広告メールを自動配信する手段とを
備えることを特徴とするネットワークによる広告提供装
置。
【0100】(付記5)付記1から付記4までのいずれ
かに記載のネットワークによる広告提供装置において,
前記各利用者専用のウェブページ中に,利用者が閲覧し
た広告メールの一部または全部をダウンロードすること
を指示するための手段,または,自分もしくは他の利用
者へ電子メールで転送することを指示するための手段を
持ち,前記利用者からのダウンロード指示または転送指
示に対して,前記広告メールの一部または全部を前記利
用者の端末にダウンロードまたは指定された宛先に電子
メールで転送する手段を備えることを特徴とするネット
ワークによる広告提供装置。
【0101】(付記6)付記1から付記5までのいずれ
かに記載のネットワークによる広告提供装置において,
前記各利用者専用のウェブページを自動編集する手段
は,当該広告提供装置の管理者または利用者の指定によ
り,前記各利用者専用のウェブページに表示する広告メ
ールの一覧情報を,広告のジャンルまたは広告の内容別
に分類して自動編集することを特徴とするネットワーク
による広告提供装置。
【0102】(付記7)付記1から付記6までのいずれ
かに記載のネットワークによる広告提供装置において,
前記各利用者に閲覧させる広告メールを保存するための
各利用者ごとの専用記憶部を有することを特徴とするネ
ットワークによる広告提供装置。
【0103】(付記8)付記1から付記7までのいずれ
かに記載のネットワークによる広告提供装置において,
前記各利用者専用のウェブページを用いて利用者に閲覧
させた広告または広告主に関する情報を,利用者の指示
によって利用者端末に転送し,該利用者端末の記憶部に
保存させる手段を備えることを特徴とするネットワーク
による広告提供装置。
【0104】(付記9)付記1から付記8までのいずれ
かに記載のネットワークによる広告提供装置において,
前記各利用者ごとに保存した広告メールの容量があらか
じめ定められた容量に達したときに,該当する利用者の
前記各利用者専用のウェブページに警告を表示するか,
または該当する利用者宛の電子メールで,保存容量が最
大容量に近づいたことを通知する手段を備えることを特
徴とするネットワークによる広告提供装置。
【0105】(付記10)付記1から付記9までのいず
れかに記載のネットワークによる広告提供装置におい
て,利用者が前記各利用者専用のウェブページ内で指定
するかまたはあらかじめ定められた基準に従って,各利
用者ごとに保存されている広告メールを自動削除する手
段を備えることを特徴とするネットワークによる広告提
供装置。
【0106】(付記11)付記1から付記10までのい
ずれかに記載のネットワークによる広告提供装置におい
て,利用者からの電子メールにより,または前記各利用
者専用のウェブページからの利用者の指定により,必要
のない特定の広告主または特定の種類の広告メールの配
信停止を受け付ける手段を備えることを特徴とするネッ
トワークによる広告提供装置。
【0107】(付記12)付記1から付記11までのい
ずれかに記載のネットワークによる広告提供装置におい
て,当該広告提供装置は,インターネット・プロバイダ
の装置として機能するためのインターネット接続機能お
よび電子メール配信サービス機能を持つことを特徴とす
るネットワークによる広告提供装置。
【0108】(付記13)付記1から付記12までのい
ずれかに記載のネットワークによる広告提供装置におい
て,前記各利用者専用のウェブページは,広告メール内
に掲載されているURLへリンクするための専用リンク
領域を持ち,利用者の指定によりその専用リンク領域内
に専用リンク集を作成する手段を備えることを特徴とす
るネットワークによる広告提供装置。
【0109】(付記14)付記1から付記13までのい
ずれかに記載のネットワークによる広告提供装置におい
て,前記各利用者専用のウェブページは,広告メール内
に掲載されている住所をもとに,利用者からの指示によ
りまたは自動的に,広告主の情報が記入される専用地図
を有することを特徴とするネットワークによる広告提供
装置。
【0110】(付記15)付記14に記載のネットワー
クによる広告提供装置において,前記各利用者専用のウ
ェブページ内の専用地図に,利用者が広告主の情報を書
き込むための手段または画像を取り込むための手段を備
えることを特徴とするネットワークによる広告提供装
置。
【0111】(付記16)付記14または付記15に記
載のネットワークによる広告提供装置において,前記各
利用者専用のウェブページ内の専用地図を,利用者の端
末に配信,転送またはダウンロードをして保存させる手
段を持つことを特徴とするネットワークによる広告提供
装置。
【0112】(付記17)付記16に記載のネットワー
クによる広告提供装置において,前記利用者の端末にお
いて更新された専用地図を受信し,前記各利用者専用の
ウェブページ上の専用地図を,更新された専用地図で上
書きする手段を備えることを特徴とするネットワークに
よる広告提供装置。
【0113】(付記18)付記1から付記17までのい
ずれかに記載のネットワークによる広告提供装置が提供
する広告を閲覧または受信する利用者端末であって,前
記広告提供装置から配信,転送またはダウンロードされ
た広告メールを,当該利用者端末の待ち受け画面として
提示する手段を備えることを特徴とする利用者端末。
【0114】(付記19)付記1から付記17までのい
ずれかに記載のネットワークによる広告提供装置が提供
する広告を閲覧または受信する利用者端末であって,当
該利用者端末が電池で駆動される場合に,電池の残量を
監視し,残量があらかじめ定められたレベルまで減った
場合に,広告メールの受信を自動的に一時中断する電源
監視手段を備えることを特徴とする利用者端末。
【0115】(付記20)付記19記載の利用者端末に
おいて,前記電源監視手段は,広告メールの受信を自動
的に一時中断した後,電池の残量を監視し,電池の残量
があらかじめ定められたレベルまで増えた場合に,広告
メールの受信を自動的に再開することを特徴とする利用
者端末。
【0116】(付記21)利用者にネットワークを介し
て広告を閲覧させるネットワークによる広告提供方法で
あって,広告主から配信された広告メールを受信する過
程と,受信した広告メールをもとに各利用者専用のウェ
ブページを自動編集する過程と,利用者からの要求によ
り,前記各利用者専用のウェブページを用いて前記広告
主が配信した広告メールの内容をネットワークを介して
利用者に閲覧させる過程とを有することを特徴とするネ
ットワークによる広告提供方法。
【0117】(付記22)利用者にネットワークを介し
て広告を閲覧させるネットワークによる広告提供装置を
コンピュータを用いて実現するためのプログラムであっ
て,広告主から配信された広告メールを受信する処理
と,受信した広告メールをもとに各利用者専用のウェブ
ページを自動編集する処理と,利用者からの要求によ
り,前記各利用者専用のウェブページを用いて前記広告
主が配信した広告メールの内容をネットワークを介して
利用者に閲覧させる処理とを,コンピュータに実行させ
るためのネットワークによる広告提供装置用プログラ
ム。
【0118】(付記23)利用者にネットワークを介し
て広告を閲覧させるネットワークによる広告提供装置を
コンピュータを用いて実現するためのプログラムの記録
媒体であって,広告主から配信された広告メールを受信
する処理と,受信した広告メールをもとに各利用者専用
のウェブページを自動編集する処理と,利用者からの要
求により,前記各利用者専用のウェブページを用いて前
記広告主が配信した広告メールの内容をネットワークを
介して利用者に閲覧させる処理とを,コンピュータに実
行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする
ネットワークによる広告提供装置用プログラムの記録媒
体。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によって,
各利用者は随時広告主が発送する広告メールを自動編集
された専用WEBページで閲覧できるため,各利用者の
利用者端末にかかる負荷が小さくなり,利用者は広告メ
ールを利用しやすくなる。そのことにより,中間業者に
とっては,利用者が増加するというメリットが生まれ
る。また,広告主にとっては,広告の必要な利用者に対
して広告を閲覧させることにより効果的な広告が可能に
なり,特に利用者の広告メールの閲覧結果を広告主にフ
ィードバックすることにより,広告主は広告メールの効
果を確認することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1におけるインターネット広告シ
ステムの構成例を示す図である。
【図2】本実施の形態1における専用WEBページの例
(1)を示す図である。
【図3】本実施の形態1における利用者判定処理フロー
チャートである。
【図4】本実施の形態1における利用者情報の例を示す
図である。
【図5】本実施の形態1における広告メール配信処理フ
ローチャートである。
【図6】本実施の形態1における専用WEBページの例
(2)を示す図である。
【図7】本実施の形態1における専用WEBページの例
(3)を示す図である。
【図8】本実施の形態2におけるインターネット広告シ
ステムの構成例を示す図である。
【図9】本実施の形態3におけるインターネット広告シ
ステムの構成例を示す図である。
【図10】本実施の形態4におけるインターネット広告
システムの構成例を示す図である。
【図11】本実施の形態4における専用地図の例を示す
図である。
【図12】本実施の形態5におけるインターネット広告
システムの構成例を示す図である。
【図13】従来におけるインターネット広告システムの
構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 中間業者装置 10 広告メール識別部 11 配信判定部 12 自動編集部 13 専用記憶部 14 WEBページ管理部 15 情報登録部 16 利用者情報記憶部 17 配信部 18 利用者A専用WEBページ 40 専用記憶部容量監視部 41 通知部 42 利用者情報自動統計部 2(A,B) 利用者端末 20 受信部 21 記憶部 3(a〜x) 広告主装置 5 利用者携帯端末 50 受信部 51 記憶部 52 液晶表示部 53 電源監視部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 326 G06F 17/60 326 504 504 (72)発明者 土井 和美 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 田中 竜太 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B009 NA05 NB01 VC01 5B075 PR08 UU08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者にネットワークを介して広告を閲
    覧させるネットワークによる広告提供装置であって,広
    告主から配信された広告メールを受信する手段と,受信
    した広告メールをもとに各利用者専用のウェブページを
    自動編集する手段と,利用者からの要求により,前記各
    利用者専用のウェブページを用いて前記広告主が配信し
    た広告メールの内容をネットワークを介して利用者に閲
    覧させる手段とを備えることを特徴とするネットワーク
    による広告提供装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のネットワークによる広
    告提供装置において,あらかじめ登録された各利用者の
    個人情報および閲覧希望情報を含む利用者情報を記憶す
    る手段と,前記各利用者専用のウェブページを自動編集
    するにあたって,前記利用者情報を参照し,利用者ごと
    に編集対象とする広告メールを選別する手段とを備える
    ことを特徴とするネットワークによる広告提供装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のネット
    ワークによる広告提供装置において,前記各利用者専用
    のウェブページを用いて広告メールを閲覧している利用
    者の統計情報を自動集計し,各広告主にフィードバック
    する手段を備えることを特徴とするネットワークによる
    広告提供装置。
  4. 【請求項4】 利用者にネットワークを介して広告を閲
    覧させるネットワークによる広告提供方法であって,広
    告主から配信された広告メールを受信する過程と,受信
    した広告メールをもとに各利用者専用のウェブページを
    自動編集する過程と,利用者からの要求により,前記各
    利用者専用のウェブページを用いて前記広告主が配信し
    た広告メールの内容をネットワークを介して利用者に閲
    覧させる過程とを有することを特徴とするネットワーク
    による広告提供方法。
  5. 【請求項5】 利用者にネットワークを介して広告を閲
    覧させるネットワークによる広告提供装置をコンピュー
    タを用いて実現するためのプログラムであって,広告主
    から配信された広告メールを受信する処理と,受信した
    広告メールをもとに各利用者専用のウェブページを自動
    編集する処理と,利用者からの要求により,前記各利用
    者専用のウェブページを用いて前記広告主が配信した広
    告メールの内容をネットワークを介して利用者に閲覧さ
    せる処理とを,コンピュータに実行させるためのネット
    ワークによる広告提供装置用プログラム。
JP2002029150A 2002-02-06 2002-02-06 ネットワークによる広告提供装置,広告提供方法およびそのプログラム Pending JP2003228310A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002029150A JP2003228310A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 ネットワークによる広告提供装置,広告提供方法およびそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002029150A JP2003228310A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 ネットワークによる広告提供装置,広告提供方法およびそのプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003228310A true JP2003228310A (ja) 2003-08-15

Family

ID=27750044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002029150A Pending JP2003228310A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 ネットワークによる広告提供装置,広告提供方法およびそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003228310A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005222500A (ja) * 2004-02-09 2005-08-18 Intec Web & Genome Informatics Corp 広告配信システム
JP2007304971A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Nec Corp 移動通信システム、移動端末、メールサーバ及び電子メールの受信制限方法
JP2009251251A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Kenwood Corp 車載器
JP5506969B1 (ja) * 2013-03-07 2014-05-28 スキルアップジャパン株式会社 データ記録方法、データ検索方法、データ記録装置、およびデータ検索装置
JP5506968B1 (ja) * 2013-03-07 2014-05-28 スキルアップジャパン株式会社 データ記録方法、データ検索方法、データ記録装置、およびデータ検索装置
JP2014194639A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Toppan Printing Co Ltd 電子チラシ閲覧装置、電子チラシ閲覧方法及びプログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005222500A (ja) * 2004-02-09 2005-08-18 Intec Web & Genome Informatics Corp 広告配信システム
JP2007304971A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Nec Corp 移動通信システム、移動端末、メールサーバ及び電子メールの受信制限方法
JP2009251251A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Kenwood Corp 車載器
JP5506969B1 (ja) * 2013-03-07 2014-05-28 スキルアップジャパン株式会社 データ記録方法、データ検索方法、データ記録装置、およびデータ検索装置
JP5506968B1 (ja) * 2013-03-07 2014-05-28 スキルアップジャパン株式会社 データ記録方法、データ検索方法、データ記録装置、およびデータ検索装置
JP2014194639A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Toppan Printing Co Ltd 電子チラシ閲覧装置、電子チラシ閲覧方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5675290B2 (ja) 広告配信システム
JP2003203084A (ja) 情報端末装置、サーバ、情報配信装置及び情報配信方法
JP2007509394A (ja) コンピュータネットワークを介して配信されるドキュメントにメッセージをポストするための方法及び装置
US20070168256A1 (en) Method and apparatus for marketing information to an individual using inquirey management
JP2001350884A (ja) スケジュールリマインダシステム
JP4074106B2 (ja) 広告送信方法及び装置
JP5028578B2 (ja) フィード格納システム、フィード格納方法、及びプログラム
JP5885334B2 (ja) 宣伝配信装置及びプログラム
US20060242037A1 (en) Marketing support device and marketing support method
JP2003131979A (ja) 広告配信装置および広告配信方法
JP6354798B2 (ja) 配信装置、配信方法及びプログラム
JP6907575B2 (ja) コンテンツ印刷システム、コンテンツ提供装置及び印刷方法
JP2003228310A (ja) ネットワークによる広告提供装置,広告提供方法およびそのプログラム
JP2006185006A (ja) 情報表示管理システム
JP2002041737A (ja) スケジュール情報システム
JP5094953B2 (ja) 情報配信装置、方法、及びプログラム
JP2003263454A (ja) 文書情報検索配信装置
JP2015219750A (ja) 情報配信システム
JP2002373233A (ja) スケジュール管理方法および装置
JP6079231B2 (ja) 新着記事通知装置、新着記事通知方法及びプログラム
JP2002049832A (ja) 広告情報配信方法および配信装置
JP4418190B2 (ja) メディア配信システム及び方法
JP4493148B2 (ja) 公開情報の供給システム及び供給方法
JP2002304500A (ja) スケジュール管理方法および装置
JP2005284113A (ja) 広告配信システム及び方法並びに広告配信用プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070320

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070521

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071218