JP4493148B2 - 公開情報の供給システム及び供給方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、地域情報提供システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、所定の位置および、その付近の地域の情報を地図上で表示させることは出来た。また、住所を入力することによって、その住所内の情報をリスト表示することは出来た。これにより、自分の住居の近くにある情報を収集することが出来た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、地図を表示するにはそのデータの特性上(データ量が多い)非常に時間的コストがかかる。又、地図上に情報を表示するには、文字数が限定され必要な情報をより多く表示できないという問題点がある。必要な情報をより多く表示させるには、地図上に表示されている情報をクリックし、詳細情報を別画面に表示することで実現が可能になるが、再度、別の情報を参照する場合には、再び時間のかかる地図の再表示を行い地図をクリックしなければならない。これは多大なる時間を費やすという問題点がある。また、1つの地図には1つのエリアしか表示することが出来ず、複数の地域の情報を同時に表示することは出来ないという問題点がある。例えば、居住地と勤務地の隣接しない2つの異なる地域の情報を欲するときは、地域の選択操作を1つ1つ行わなければならず、そこから詳細情報を閲覧するためには長い時間を費やしてしまう問題点がある。必要な情報を表示させることに長い時間を費やすと、電話回線を介してこのようなサービスを享受する場合、端末装置とサーバがオンラインで接続されているので、電話回線使用料等の費用が増大することにもなる。また、情報提供者は地図上に表示させるために何らかの手法を使って正確な緯度経度情報を登録しなければならない。同じく情報提供者は地図の表示地区を限定するために何らかの手法を使って緯度経度情報を選択しなければならない。この作業を地図を利用して行った場合、前述したように多くの時間を必要とし割高な登録方法となる。
住所を入力する方法では、その住所の文字情報から文字を頼りに一致する情報を抽出するため、距離的に近い情報を抽出することが出来ないという問題点がある。例えば○○市の住所を有するが、実際には××市に隣接するところに住居がある場合、○○市と××市の住居に隣接する地域の情報を抽出したいが、文字情報からの抽出であるので○○市に関する情報しか表示されない場合がある。また同時に、同じ○○市の情報であっても、距離的には遠い地域の情報まで表示されてしまう場合もある。
【0004】
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものである。その目的とするところは、複数の地域にまたがる生活圏の情報を短時間で簡単に抽出・保存でき、また、地図のように情報量を制限される事なく、日々更新される最新情報を、見やすくリスト表示が出来るような地域情報サービスを提供することにある。また、情報提供者および情報受給者に対し、緯度経度情報の登録を意識させない利便性を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した問題を解決するために、本発明の一態様にあっては、コンピュータシステムにより、情報受給者が1つ以上の所定の位置情報(居住地、勤務地、乗換駅等)を、住所や郵便番号、駅名を入力することによって指定すると、各々の位置の中心となる概算緯度経度が算出され、その周辺に位置する店舗等の情報提供者、即ち所定の位置の緯度経度に近い座標値を有する情報提供者の情報が抽出される事を特徴とする。複数の指定された位置周辺の情報を指定位置毎に抽出し、又、抽出範囲を所定の位置から距離で指定する事により距離から差分緯度経度値を算出し、その範囲内にある対象物のみ抽出する。その為、指定位置毎に分類し、距離順にリスト表示する事を特徴とする。また、少なくとも前記対象物の分類を示す分類情報を含む事を特徴とする。本発明の好ましい態様にあっては、対象物情報の供給方法において、前記対象物情報毎に異なる図像を付加する事が可能であることを特徴とする。本発明の好ましい態様にあっては、前記供給方法において、情報受給者に対して少なくとも一つ以上の分類を選択するように奨めるステップを備え、情報提供者の一覧表示には、選択された分類の対象物情報と図像化された分類を付加して表示する事を特徴とする。本発明の好ましい態様にあっては、情報受給者は指定した複合地区及び表示分類を、識別IDの入力を奨めるステップと、入力された識別IDによって情報受給者の指定情報を保存・参照することが可能であるか否かの決定するステップを備え、一度指定した複数位置・分類情報を識別IDに置き換え、再利用出来る事を特徴とする。本発明の好ましい態様にあっては、情報受給者は、複数地域及び分類を指定して抽出された情報提供者に対し、当該対象物情報あるいは、情報受給者自身に関する事項の入力を奨めるステップと、入力された事項を、当該対象物の情報を入力した情報提供者に転送する事を特徴とする。本発明の一参考例にあっては、コンピュータネットワークを介して情報を供給する供給方法において、情報提供者の端末に対しては、基本情報(会社名、住所、電話番号、分類等)の入力を促す一方、入力された住所情報を元に、予め記憶されていた地図情報に基づき、概算緯度経度情報を逐一付加して記憶させるステップと、予め前記情報提供者の端末で入力した情報を一括して転送するステップを備える一方、情報受給者の端末に対しては、位置情報(居住地、勤務地、乗換駅等)の入力を促す一方、入力された位置情報を元に、予め記憶されていた地図情報に基づき、位置情報を概算緯度経度情報に算出して記憶するステップと共に、算出された概算緯度経度情報に基づき、前述した情報対象物の分類によって図像化された情報を付加して一覧表示する段階と、一覧表示された対象物情報に関連づけられた詳細情報の参照を奨める段階と、抽出された情報及び、それに関連づけられた詳細情報を前記情報受給者の端末に対して出力するステップと、それらを前記情報受給者の端末に保存するステップと、保存された指定情報を参考に、最新対象物情報を再抽出するステップと、その再抽出をスケジューリングするステップを備える事を特徴とする。本発明の他の参考例にあっては、情報提供者の情報登録方法において、情報提供者に対して、基本情報(会社名、住所、電話番号、分類等)の入力を促す一方、入力された住所情報を元に、予め記憶されていた地図情報に基づき、概算緯度経度情報を逐一付加して記憶されるステップを備えることを特徴とする。前記公開情報の登録方法において、情報提供者に対して、識別IDを入力するステップと、入力された識別IDによって、前記情報提供者の公開情報に関する更新・削除を許可するか否かを決定するステップを備える事が好ましい。前記公開情報の登録方法において、前記公開情報は、少なくとも前記公開情報の分類情報、及び情報毎の公開範囲(距離)・公開日時を含むことが好ましい。前記登録方法において、予め情報提供者の端末にて入力しコンピュータネットワークを介して一括して転送するステップを備える事が好ましい。本発明のさらに他の参考例にあっては、情報受給者が位置や分類を選択時に、情報受給者の指定した分類条件は、情報受給者の指定した位置情報毎に記憶するステップを備えることを特徴とする。
【0006】
情報受給者が1つ以上の所定の位置(居住地、勤務地、乗換駅等)を、住所や郵便番号、駅名を入力することによって指定すると、各々の位置の中心となる概算緯度経度が算出され、その周辺に位置する店舗等の情報提供者、即ち所定の位置の緯度経度に近い座標値を有する情報提供者の情報が読み出される。また、情報提供者の緯度経度の座標値は、住所の登録によって概算され算出・保存されている。従って、情報受給者にとっては、簡単な入力によって、必要とする複数の地域の情報、即ち真の生活圏の情報を収集することができ、店舗等の情報提供者にとっても、住所入力のみでそこを生活圏とする情報受給者に情報を提供することができる。しかも、経緯度による座標値で位置を特定する為、おのおの所定の位置から表示範囲を距離で指定でき、また、距離の近いもの順にリスト表示することも可能である。しかも、情報提供者の店舗等の情報は業種ごとに分類されるので、情報受給者は、地域の他に業種も選択でき、選択した業種の情報のみの表示が可能になる。また、収集された情報は、距離の近いもの順、業種別等で、リスト表示される。従って、情報受給者にとっては、店舗等の名前のみの情報だけでなく、商品などの詳細な情報や最新情報を簡単な操作で短時間に、しかも見やすく抽出する事が出来る。
【0007】
情報受給者が一度設定した複合指定地域及び各表示分類をサーバに保存することが可能である。よって指定情報を登録済の情報受給者はオリジナルなID及びURLを利用することにより、次回からサーバにアクセスした時点で自分専用の情報を閲覧する事が出来る。また、これらの保存された情報受給者の情報には指定地域が保存されている為、情報提供者の最新ニュースを地域限定で登録済み情報受給者にメールマガジンとして配送することが可能となる。これは、その地域に住んでいる人にしか必要の無いニュースの場合、情報提供者及び、情報受給者両者に非常にメリットとなる。
【0008】
情報受給者は、既にデータベースにある情報のみを収集するだけではなく、情報受給者から地域を指定して情報提供者に情報を発信することが簡単な操作で可能である。従って、情報受給者にとっては、自分の希望商品と希望価格と地域を指定し、情報発信することによって、自分の生活圏に属する希望を満たしてくれる情報提供者に情報を発信する事が出来る。一方、情報提供者にとっては、自分の商圏に属する情報受給者の情報のみを収集し、効率的かつ対話的な営業をする事が出来る。
【0009】
情報受給者は自分の端末に対象物情報を保存出来る為、常時電話回線などを介して利用する必要がなく、オリジナルアプリケーションを利用する事によって、オフラインで保存された対象物情報を閲覧することが可能である。また、情報受給者は、所定の位置を一度登録しておけば、簡単な操作でその周辺の情報をオンラインで一括収集し、その後、オフラインでゆっくり閲覧することが可能となり電話回線使用料・ISP接続料等の費用が節約出来る。しかも、その再抽出はスケジューリングが可能な為、インターネット冷蔵庫の様な24時間稼働端末にて一定時間おきに一括収集し、ダイヤルアップ接続のような非常時接続でも常に最新の情報を閲覧する事が可能となる。
例えば、デリバリー可能な周辺のランチやピザ会社の最新メニューを常に一覧表示したり、周辺のセール日時など毎日チェックしておきたい最新情報を常に表示させておくことができる。これは情報提供者の広告費及び、情報受給者の接続料の大幅な削減となり非常にメリットなる。
【0010】
情報提供者は、提供情報の種類によって、異なる地域範囲を指定して、情報を公開することが可能である。たとえば、デリバリー情報は、「○○市内」を指定して公開し、他の商品情報は、「××地区全域」を指定して公開する等である。従って、情報提供者にとっては、自分の商圏と関係のない情報受給者からの問い合わせ等を受けることがなくなり、効率的な業務をする事が出来る。一方、情報受給者にとっては、利用できないサービスの情報を閲覧する事がなくなり、利用できる情報のみを収集する事が出来る。また、各情報には、公開日時が付加されている為、情報の公開日時が終了した場合、その情報は表示されない。よって情報受給者は既に終わった情報を間違って収集する事が無く、また情報提供者は情報の削除作業が軽減される。また、情報提供者は、広告情報に公開範囲を設定する事によって、地域を限定したバナー広告等を表示する事が可能となり、課金制度の場合、非常に有益なコストダウンを実現する事が出来る。
【0011】
情報提供者の情報登録は、専用アプリケーションを利用して情報提供者端末でデータを管理し、登録情報のみをサーバ内のデータベースに送信することによって行われる。従って、情報提供者にとっては、情報の登録、更新、削除の作業は、時間をかけて行い、表示確認を慎重に行う事が出来る。電話回線などを介してデータを送信する時間は短縮され通信費の節約となる。また、サーバ側のデータをオンラインの状態で直接更新する場合、直ぐに間違いに気がついて訂正しても情報受給者は既にその情報をダウンロードしている可能性があるので、オフラインで作業することはそのような支障を未然に防ぐ事に役立つ。
【0012】
情報提供者はどの地域の情報受給者が主に閲覧しているか等のマーケット情報を取得する事が可能である。その為、人的営業範囲や新聞折込広告範囲を決める上で非常に役立つ情報を収集する事が可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の実施形態の説明をする前に、本願発明の位置づけを説明する。対象物情報とはある者がその者の技術・アイディア・商品・サービス等に関し、その情報を欲する受給者又は消費者に対して公開等を行うことであるが、その情報の公開は第三者を介して行われる事もある。本願発明はこのような「第三者」に相当する部分である。次にこのような本願発明の位置付けを考慮して、以下の説明で使用する字句等の意味を定義する。例えば、以下の説明では本願発明である「第3者」と契約し対象物情報を公開する者、即ち情報提供者を「クライアント」とし、対象物情報を受給又は消費する者、即ち情報受給者を「ユーザ」としている。ここで、情報提供者を「クライアント」、情報受給者を「ユーザ」と表現したのは、公開された対象物情報に対して「このような情報は無いですか?」というようなリクエストを情報受給者が公開した場合、情報受給者が情報提供者と混同されるおそれがあるからである。
【0014】
1:全体構成
以下、本発明における実施形態について図面を参照して説明する。
図2は、本実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、システム(おしえてネット)は本システムであり、経路制御装置、電話回線(公衆電話回線網)を介してインターネットに接続されている。符号001、002は、各種PC(端末装置)であり、システム(おしえてネット)と同様にしてインターネットに接続されている。ここで、PC001、002は、それぞれCRTやLCDの表示部とともに、キーボード、マウス等の入力部、データ保存等を行うハードディスク装置、その他CPU、ROM/RAMを有する。
【0015】
1−1:システムの構成
次に、システム(おしえてネット)の詳細構成について説明する。図3は、システム(おしえてネット)の構成を示すブロック図である。以下、前述の通り情報提供者をクライアント、情報受給者をユーザと表記する。
【0016】
図3において符号1は制御手段であり、CPU等から構成され、各部の制御、インターネットを介して接続されたPCから入力されるデータの制御や、PCに出力されるデータの制御、データの転送、種々の演算、等を行う。符号2〜7は、いずれも記憶手段であり、それぞれ以下のファイルが格納、記憶されている。また、符号8、制御手段であり、CPU等から構成され、各部の制御、インターネットを介して接続されたサーバとの通信や、保存されているデータの制御、データの転送、種々の演算、等を行う。符号9は、記憶手段でありクライアント用プログラム、サーバへ登録済み及び登録前のデータ及びユーザとの通信記録が保存されている。符号10は制御手段であり、CPU等から構成され、各部の制御、インターネットを介して接続されたサーバとの通信や、保存されているデータの制御、データの転送、種々の演算、等を行う。符号11は、記憶手段でありユーザ用プログラム、サーバからダウンロードしたデータ、更新記録等が保存されている。
【0017】
まず、記憶手段2には、メインプログラムが記憶されている。かかるメインプログラムは、制御手段1において用いられるものであり、例えば、住所からその位置の概算緯度経度を算出するプログラム・ユーザPCの表示部に案内画面を表示させるプログラム・ユーザの選択した地域のみの情報を収集して表示させるプログラム・位置情報から表示情報を検索・ソートするプログラム・ユーザの情報を登録するプログラム・ユーザがクライアントと情報交換するプログラム・ユーザの検索パターン等を記録するプログラム等、から構成される。これらの動作については、いずれも後述する。次に記憶手段3には、地図データが記憶されている。本実施形態における地図データは、住所別緯度経度情報、郵便番号別緯度経度情報、駅別緯度経度情報、代表施設緯度経度情報の4種類があり、これらが記憶されている。記憶手段4には、クライアント情報が記憶されている。かかるクライアントファイルは、クライアント登録番号毎に作成されるものであり、1つのクライアント登録番号に対応するクライアントファイルは、登録者ID、公開情報、緯度経度情報、公開範囲情報等のように、クライアント固有の情報から構成される。このうち、公開情報は、さらに、「店名」「電話番号」「FAX番号」「住所」「広告」等のように、種々の情報から構成される。なお、クライアント番号は、PCからの登録があった場合に、制御手段1により自動的に付与されるものである。なお、クライアントファイルは、登録番号に1つであるが、それぞれ業種(表示項目)毎に分類、記憶されている。また、ショッピングデリバリーを希望するクライアントは商品毎に処理を受け付ける時間を指定する事が可能であり、ランチのデリバリー業務の様に午前9より午前11時迄受付、その時間帯以外は、後述されている通信手段を利用してユーザが発注する場合、メインプログラム/制御手段1はリクエストに対して「受付終了」等のメッセージに置き換える事が可能である。記憶手段5には、ユーザ情報が記憶されている。かかるユーザファイルは、ユーザ登録番号毎に作成されるものであり、1つのユーザ登録番号に対応するユーザファイルは、登録者ID、地区指定情報等のように、ユーザ固有の情報から構成される。このうち、地区指定情報は、さらに、「パスワード」「メールアドレス」「緯度経度」「収集分類」「収集半径」ショッピング希望者は、「クレジットカード番号」「配送先住所」「配送先電話番号」等のように、種々の情報から構成される。なお、クライアント番号は、PCからの登録があった場合に、制御手段1により自動的に付与されるものである。記憶手段6には、ユーザとクライアントの通信情報が記憶されている。かかる通信情報はユーザがクライアントに送るリクエスト情報とクライアントが返答するレスポンス情報が存在する。リクエスト情報には、ユーザが指定したエリア及び分類に該当するクライアント毎に問い合わせ内容が保存されている。その内容は、「クライアントメールアドレス」「リクエストID」「リクエスト内容」であり、クライアントプログラム/制御手段8によって各クライアントに参照される。レスポンス情報は、「リクエストID」「レスポンス内容」「クライアント連絡手段」であり、メインプログラム/制御手段1によって定期的にユーザに転送される。記憶手段7には、マーケット情報が記憶されている。かかるマーケット情報は、ユーザが様々な検索や情報閲覧をした場合、その検索パターンや検索結果に対してどのクライアント情報の詳細データを参照したか?等を地区別に記憶している。例えば、1900021で登録したユーザがマンション情報を検索する際に、「JR中央線立川駅周辺1km以内」、「3LDK」,「3,500万円以下」で検索した場合その検索パターン、及び、そのユーザがピックアップした物件のどの詳細情報を参照したか等を蓄積し、地区別ユーザの潜在希望の情報として活用することを目的としている。また、制御手段1によりある一定時間毎に閲覧・2次利用のために再加工され蓄積される。記憶手段9には、クライアントプログラムが記憶されている。かかるクライアントプログラムは、制御手段8において用いられるものであり、例えば、サーバに登録しているクライアント情報を参照・追加更新するプログラム、クライアントがユーザリクエストを閲覧するプログラム、ユーザからの個別のメールを管理するプログラム等、から構成される。これらの動作については、いずれも後述する。また、クライアント情報が記憶されている。かかるクライアントファイルは、登録者ID、公開情報、公開範囲情報等のように、クライアント固有の情報が記憶されている。このうち、公開情報は、さらに、「店名」「電話番号」「FAX番号」「住所」「広告」等のように、種々の情報から構成される。また、ユーザからのリクエスト情報の情報やユーザとの通信記録及びメールアドレス等が保存されている。記憶手段11には、ユーザプログラムが記憶されている。かかるユーザプログラムは、制御手段10において用いられるものであり、例えば、現在サーバに登録しているユーザ情報を参照して最新クライアント情報を記憶手段11に保存・更新するプログラム、記憶手段11に保存されたクライアント情報を閲覧するプログラム、ユーザがクライアントと情報交換するプログラム等、から構成される。これらの動作については、いずれも後述する。また、ユーザ情報及び複数のクライアントファイルが記憶されている。ユーザファイルは、サーバにアクセスする為に認証データが保存されている。クライアントファイルは、「店名」「電話番号」「FAX番号」「住所」「広告」等のように、種々なクライアント情報から構成される。
【0018】
1−2:メインプログラム
【0019】
1−2−1:クライアントが公開情報を登録するプログラム
情報公開したいクライアントは、メインプログラム/制御手段1に於いて表示された案内画面を参照し、登録ページにアクセスして公開情報を登録・変更・削除する事が出来る。「登録」ボタンを押下した場合、メインプログラム/制御手段1をかいして記憶手段4に保存される。クライアントは地図データを入力する必要はなくメインプログラム/制御手段1によって記憶手段3を参照して概算緯度経度情報が記憶手段4に保存される。また、公開データには公開範囲を予め設定しておくことによって、メインプログラム/制御手段1が表示期間を一括管理する。例えば「新入荷」という情報は、掲載後約1ヶ月公開し、「**セール」は、セール前1週間からセール最終日迄公開といった公開手段を選択する事が出来る。又、情報交換範囲を指定出来る。例えば仕出しと団体予約を受け付けている飲食店があった場合、メインプログラム/制御手段1は、来客に関する問い合わせ範囲は多摩地区全域、仕出し(デリバリー)に関しては、店舗位置より10km周辺のみのユーザに情報を公開する。
【0020】
1−2−2:住所からその位置の概算緯度経度を算出するプログラム
メインプログラム/制御手段1はクライアントの住所情報登録及び更新時に、住所データを元に記憶手段3を参照して自動的に概算緯度経度情報を付加及び更新する(図4を参照)。
【0021】
1−2−3:ユーザPCの表示部に案内画面を表示させるプログラム
メインプログラム/制御手段1は、記憶手段2に保存されているHTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)・画像ファイル(GIF,JPG形式)及び、JAVAScript(ジャバスクリプト)他CGIプログラムを参照して、各案内画面を生成しインターネットを介してアクセスしているユーザ及びクライアントに情報を転送する。
【0022】
1−2−4:ユーザの選択した地域のみの情報を収集するプログラム
ユーザはメインプログラム/制御手段1に於いて、表示された案内画面を参照し自分の生活圏の情報抽出に必要な郵便番号、駅名等及び抽出範囲、抽出分類を指定する。記憶手段3には、予め指定する項目(郵便番号・駅名等)に対する緯度経度情報が記憶されている。その情報を元にユーザは自分の選択地区を複数決定する。メインプログラム/制御手段1はユーザが設定した項目の緯度経度情報を記憶手段3を参照して抽出する。続いてメインプログラム/制御手段1は抽出された地点の緯度経度情報に抽出範囲の緯度経度情報を±することによって抽出範囲の緯度経度を算出する。そして、その抽出範囲の緯度経度に当てはまるクライアント情報を記憶手段4より抽出する(図4を参照)。
【0023】
1−2−5:位置情報から表示情報を検索・ソートし表示するプログラム
1−2−4によって抽出された情報は、メインプログラム/制御手段1をかいして記憶手段4に格納されているクライアントの分類項目を参照し、ユーザが指定した分類項目に当てはまる情報のみ選別される。また、指定緯度経度値とクライアント緯度経度の差分の絶対値を算出し近い順にソートする。そして、その情報はメインプログラム/制御手段1によりHTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)に変換し、インターネットを介してアクセスしているユーザに転送する。
【0024】
1−2−6:ユーザが個人情報を登録するプログラム
メインプログラムに於いて、表示された案内画面を参照し、ユーザは個人登録ページにアクセスする。その時、メインプログラムは制御手段1を介して記憶手段5にアクセスしユーザ情報を抽出し、未登録の場合は新規登録画面・登録済みの場合は更新画面をHTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)に変換してインターネットを介しアクセスしているユーザに提供する。この新規登録画面・登録済みの場合は更新画面にユーザはメールアドレス・パスワード、選択条件等を入力する。そして更新ボタンがクリックされた時点で、メインプログラムは制御手段1を介して記憶手段5にユーザ情報を格納する。
【0025】
1−2−7:ユーザがクライアントと情報交換するプログラム
メインプログラムに於いて、表示された案内画面を参照し、ユーザは各クライアントに対しリクエストを送信する事ができる。入力されたリクエストは制御手段1を介して記憶手段4から、ユーザが指定した地域のクライアント情報を抽出する。次に制御手段1は、記憶手段5のユーザ情報と記憶手段4のクライアント情報を比較して、メッセージを送信すべきクライアントを選別する。次に、制御手段1は各リクエストにユニークなリクエストIDを自動的に割り振り、ユーザの入力情報に付加して、各クライアント毎に記憶手段6に保存される。ユニークなリクエストIDはユーザメールアドレスと相対した形で記憶手段6に保存される。各クライアントは、クライアントプログラム/制御手段8をかいして自分宛のリクエストのみを参照する事ができる。そして、ユーザのリクエストに対して条件が合った場合、クライアントプログラム/制御手段8を介してレスポンスを返送する。しかし、ユーザのリクエストにはプライバシー保護の為、メールアドレスは無い。その為、レスポンスは一時、メインプログラム/制御手段1をかいして記憶手段6に保存される。メインプログラム/制御手段1は定期的に記憶手段6に蓄積されたレスポンスを参照し、記憶手段6を参照してリクエストIDを各ユーザのメールアドレスに変換する。そして、それぞれのアドレスに各クライアントのレスポンスを転送する。転送完了時点で記憶手段6のレスポンス情報は消去される(図5を参照)。また、リクエストがショッピングの場合は、ショッピングIDが自動発行され、発注内容と共にユーザのメールアドレスへ確認メールが転送される。そして、記憶手段5に保存されている「クレジット番号」「配送先住所」「配送先電話番号」とが付加され、メインプログラム/制御手段1を介して記憶手段6に保存される。この追記情報は、送信時に変更する事も可能であり、商品によって自宅・会社等に配送先を変更することが可能である。
【0026】
1−2−8:ユーザがメールを購読するプログラム
メインプログラムに於いて、表示された案内画面を参照し、メール閲覧のページにアクセスし自分のメールアドレス又は、当社より割り振られたメールアドレスを閲覧する。その場合、予め制御手段1を介してユーザが契約しているISP等のメールサーバアドレス、及びメールアドレスを記憶手段5に格納しておく必要がある。ユーザが「購読」ボタンを押下した場合、制御手段1は各メールサーバにアクセスする。そして「パスワード入力」を促すメッセージをユーザに対して行う。ユーザはそれに従い、パスワードを入力し「認証」ボタンを押下する。制御手段1はメールサーバとの認証が完了した場合、未読又は、既読のメールをHTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)に変換しユーザに表示する。ここに於いてクライアントからのレスポンスを閲覧した場合、必要に応じて返信メールを作成・送信する事が出来る。返信されたメールは制御手段1によって当社メールサーバを介して各クライアントに配布される。その後のユーザとクライアントの情報交換は通常のメールシステム及び、公衆回線等を利用して自由に行うことが出来る。
【0027】
1−2−9:ユーザの検索パターン等を記録するプログラム
ユーザは、メインプログラムに於いて表示された案内画面を参照し、様々な地域を指定して分類項目別の検索、及び検索結果の閲覧を行う。このような様々なユーザの行動は制御手段1を介して行われる。その為、制御手段1では毎回そのデータを記憶手段7に蓄積する。次に制御手段1は、一定時間毎にマーケット情報を集計し別途保存する。また、データベース標準フォーマットで蓄積される為、その後、様々なデータベースと統合し二次利用する事が可能である。
【0028】
1−2−10:ユーザの検索パターン等をクライアントが閲覧するプログラム
各クライアントは、メインプログラムに於いて、表示された案内画面を参照し、マーケット情報閲覧画面にアクセスする。「閲覧」ボタンを押下した場合、メインプログラムは制御手段1を介して、記憶手段7に蓄積されているマーケット情報を抽出する。ここでは、「集計期間」「エリア」等を指定する事により、制御手段1は、記憶手段7のマーケット情報を様々な角度から分析・集計・グラフ化する事が可能である。その情報は制御手段1によりHTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)に変換し、メインプログラムを介して、インターネットを介しアクセスしているクライアントに提供される
【0029】
1−3:クライアントプログラム
【0030】
1−3−1:サーバに登録しているクライアント情報を参照・追加更新するプログラム
情報公開したいクライアントはクライアントプログラム/制御手段8に於いて表示された編集画面を参照し、登録・編集する事ができる。この作業は、記憶手段9を参照しているため、ネットワーク接続の必要性がない。編集終了後、確認画面に於いてサーバ側で公開される同一フォーマットにて確認することが出来る。この効果はショッピング用の登録情報が多いクライアントにとっては通信コストの削減が出来ると共に、値段のミスを未然に防いでくれる。サーバ側を更新する場合、ネットワーク接続を行い、「登録」ボタンを押下する。クライアントプログラム/制御手段8は、メインプログラム/制御手段1にその最新データを送信し、メインプログラム/制御手段1は記憶手段4に最新データを保存する。
【0031】
1−3−2:クライアントがユーザリクエストを閲覧するプログラム
クライアントは、クライアントプログラム/制御手段8を利用して、サーバ側にある記憶手段6より自分宛のリクエスト情報を、参照する事ができる。これは一括転送が可能で、記憶手段9に保存する事ができる。その為、転送後はネットワーク接続の必要は無くユーザに対するレスポンスをゆっくり参照することが出来る。また、各ユーザへのレスポンスは一時、記憶手段9に蓄積され、後に一括転送が可能の為、定期的に複数のレスポンスを一括転送することが可能である。クライアントはその時だけネットワーク接続を必要とし、通信費の節約を行う事ができる。また、ユーザからのリクエストが購買・配送の場合、リクエスト情報を参照して配送に必要なタックシール・請求書等の印刷を行う機能。それに伴う発注確認、配送確認、入金確認等の業務全般に関する機能を備えている。また、ユーザが発注する際にショッピングIDが発行されている為、そのIDが上記業務処理毎に割り振られ一括管理のユニークなIDとして扱われる。その為、ユーザからの問い合わせに対し、ショッピングIDを頼りに、瞬時に対応する事が可能であり、その情報は記憶手段9を参照する為、ネットワークへ接続する必要はない(図5を参照)。
【0032】
1−3−3:ユーザからの個別のメールを管理するプログラム
ユーザからのダイレクトな返事は市販のメールソフトでも可能であるがクライアントプログラムでは、返信されたユーザからのメールを読み込む場合、自動的にそのメールアドレスを記憶手段9に保存することができる。そして様々なインフォメーションが発生した場合、登録されたユーザのメールアドレスに一括処理でメールを転送する事が可能である。
【0033】
1−4:ユーザプログラム
【0034】
1−4−1:最新クライアント情報を記憶手段10に保存・更新するプログラム
ユーザは、ユーザプログラム/制御手段10を使って、サーバに個人登録した情報を元に記憶手段4から各クライアント情報を一括転送し、記憶手段11に保存する事が出来る。その為、転送後は、各クライアントの詳細情報を閲覧する際にネットワーク接続を必要としない。また、定期的にネットワーク接続後、「最新」ボタンを押下する事によって、記憶手段11に登録されたそれぞれのクライアント情報を記憶手段4から一括ダウンロードする事ができる。その為、ユーザは一括ダウンロード時のみネットワーク接続を必要とし、通信コストを節約する事ができる。ダウンロードはスケジューリング機能を兼ね備えている為、将来的に「インターネット冷蔵庫」のような24時間稼働方式の制御手段に移植して、常時接続なしに最新のエリア情報を定期的にダウンロードすることも可能である。
【0035】
1−4−2:記憶手段10に保存されたクライアント情報を閲覧するプログラム
ユーザは、ユーザプログラム/制御手段10を利用して、記憶手段11に保存されているクライアント情報をサーバ側と同等のフォーマットで閲覧する事が可能である。これは、ネットワーク接続を必要としない為、オフライン時や、モバイル環境でも閲覧する事が可能であり、通信コストを節約する事が出来る。将来的に「インターネット冷蔵庫」のような24時間稼働方式の制御手段に移植して、常時接続なしに最新のエリア情報をユーザが閲覧することも可能である。特にデリバリー業務のようなクライアントを登録している場合、常に最新のメニューを表示させることが、低コストで実現できることとなる。
【0036】
1−4−3:ユーザがクライアントと情報交換するプログラム
ユーザは、ユーザプログラム/制御手段10を利用して、記憶手段11に保存されているクライアントにリクエストを転送する事ができる。リクエスト情報を作成している間のネットワーク接続の必要性はない。ショッピングの場合も商品データは記憶手段11に保存されている為、同じくネットワーク接続の必要はない。購入する商品はじっくり選び、決まった時点でネットワーク接続して、発注を行えばよいことになる。そして発注した場合、メインプログラム/制御手段1より、ショッピングIDが発行され、ショッピングIDと共にショッピング内容が確認メールとしてユーザに送信される。ユーザは、その後のクライアントとの連絡にショッピングIDを利用することによってお互いの確認事項を単純化できる。例えば、ランチをデリバリーしてくれるクライアントを5社登録している場合、好きなクライアントのメニューを参照し決定する。そしてネットワーク接続後、「発注」ボタンを押下する事によって指定したクライアントにリクエストが転送される。万が一、配送が遅れた場合には、このショッピングIDをもとにクライアントに確認できる。このようにユーザはユーザプログラム/制御手段10を利用してショッピングや、デリバリー依頼のリクエストをより低コストでよりシンプルに実現する事が可能となる。
【0037】
2:動作説明
次に、本実施形態の動作について説明する。ここでユーザPC001は、本システム(おしえてネット)と直接及び、ユーザプリケーションを利用して通信を行う。また、クライアントPC001は、本システム(おしえてネット)と直接及び、クライアントアプリケーションを利用して通信を行う。システム(おしえてネット)にユーザPC001が接続されると、制御手段1は、メインプログラムに従って、ユーザPC001を制御、または、ユーザ側プログラム/制御手段10との相互通信を行う。システム(おしえてネット)にクライアントPC001が接続されると、制御手段1は、メインプログラムに従って、クライアントPC001を制御、または、クライアント側プログラム/制御手段8との相互通信を行う。
【0038】
2−1:ユーザにおける当システム利用方法
ユーザがいかにして、地域情報を閲覧し、情報を発信することができるかについて説明する。
【0039】
2−1−1:複数地域情報の閲覧
まず、図6に示したステップS1において、制御手段1は、ユーザPCの表示部に図9に示すような地域指定画面を表示する。そして、ユーザに対して、地域情報を必要とする複数地区、即ち「居住地区」「勤務地区」「最寄り駅」それぞれの位置情報と、その位置を中心とした情報を必要とするエリア範囲を入力するように促す。図9に示した画面では、入力ボックスA1、A2の表示領域にマウスカーソルを位置させてクリックした後、入力部に所定地域の郵便番号をキーボードから入力する。エリア範囲は、プルダウン形式で選択させるボタンA3〜A5がもうけられている。マウスカーソルを位置させてクリックすれば、情報が入力できる。最寄り駅に関しても、プルダウン形式で選択させるボタンA6〜A9がもうけられている。マウスカーソルを位置させてクリックすれば、情報が入力できる。この画面に従って入力された情報は、ユーザがボタンA10をマウスクリックすればシステム(おしえてネット)に送信される。
【0040】
すると、これを検知した制御手段1は、手順を図6に示したステップS2に進ませて、ユーザPCの表示部に対し、図10に示すような情報提供画面を表示する。
【0041】
図10に示されているように、複数の地域は、B9からB11のタブで区切られている。図10では、「立川市羽衣町」のタブがクリックされた状態で、この地域の情報が表示されているが、例えば、B10をマウスクリックすれば、「渋谷区幡ヶ谷」の情報が表示される。
【0042】
2−1−2:地域の登録
図6に示したステップS2において表示される、図10に示すような情報提供画面において、かかる画面に表示されている、表示地区B2〜B4の地域情報を今後も必要とする場合には、プライベート情報として登録することができる。この登録をしておくと、図9に示すような画面で、位置情報、エリア範囲(A1〜A9)を指定する必要がなくなる。再度、同じ地区の地域情報を閲覧したい場合、その情報はより短時間かつ、簡単な操作で表示されるので、かかる場合に登録するとよい。
【0043】
図10に示すような情報提供画面において、ユーザはボタンB1をマウスクリックし「登録」の処理を選択する。すると、これを検知した制御手段1は、手順を図6に示したステップS3に進ませて、ユーザPCの表示部に対し、図11に示すようなプライベート情報登録ページを表示させる。図11に示した画面には、ユーザIDを入力する入力ボックスC1〜C2、パスワードを入力する入力ボックスC3、メールアドレス入力ボックスC4が表示される。入力ボックスC1の表示領域にマウスカーソルを位置させてクリックした後、入力部に好きなアルファベットを入力する。この後、同様にユーザはマウスカーソルを入力ボックスC2の表示領域に位置させてクリックし、入力部にユーザの居住地区の7桁郵便番号を入力する。そして、同様にユーザはマウスカーソルを入力ボックスC3の表示領域に位置させてクリックし、入力部にパスワードを入力する。また、同様にユーザはマウスカーソルを入力ボックスC4の表示領域に位置させてクリックし、入力部にメールアドレスを入力する。さらに、図11に示した画面には、表示項目を選択するチェックボックスC4〜C21が表示される。ユーザは、必要とする情報の表示項目を選択することができる。マウスカーソルをチェックボックスC5〜C22のチェックボックス部分に位置させて、クリックするとチェックボックスにチェックが付く。
【0044】
例えば、図11に示すように、ユーザは、居住地区である「立川市羽衣町」において、「特選情報」「お店情報」「仕事情報」「お家情報」「ふれあい広場」「くらしの便利帳」の全ての情報を必要とするときは、全てのチェックボックスにチェックを付ければ良く、勤務地区である「渋谷区幡ヶ谷」においては、「ふれあい広場」「暮らしの便利帳」等の情報は、必要ないので、「特選情報」、「お店情報」、「お家情報」のみの、チェックボックスにチェックを付ければ良く、さらに、最寄り駅である、「新宿駅」においても同様に、「特選情報」「お店情報」にチェックを付ければよい。指定地域によって、必要とする情報は異なるが、それぞれの地域ごとに必要とする表示項目を選択してチェックを付ければ、それぞれの地域の必要な情報のみを表示することができる。
【0045】
また、クライアント情報は削除されないため、時間の経過とともに増加する場合が考えられる。しかし、本システムによれば、クライアント情報に関して、表示期間が管理されているため、時間とともに膨大に増加することはない。ただ、それでも、表示情報を選ぶことができないとすると、膨大な情報が同一画面に表示され、真に必要な情報を得ることが困難となるが、ユーザの希望の業種のみを選択して表示される情報を絞り込めるので、このような不都合を回避することも可能となる。
【0046】
なお、この表示項目は、図11において、挙げたものに限られない。例えば、他の表示項目を追加することも可能である。なぜなら、これらは、クライアント情報のうちの表示項目情報(カテゴリ情報)により区別できるためである。
【0047】
さて、ユーザは、図11に示すようなプライベート情報登録ページにおいて、入力ボックスC1からC22に入力した情報に誤りがなければ、ボタンC23をマウスクリックし「登録」の処理を選択する。すると、これを検知した制御手段1は、ユーザPCの表示部に対し、「登録しました」旨の表示を行うとともに、図11の情報登録ページにおいて、入力された情報と、図9の地域指定画面において入力した位置情報から、本システムにおいて検出された、それぞれの概算緯度経度情報、エリア範囲情報、を1つのユーザファイルとして、ユーザ登録番号を付し、記憶手段5(ユーザ情報)に格納する。この後、制御手段1は、手順を図6に示したステップS4aに進ませ図13に示すようなプライベート情報ページをユーザPCの表示部に表示させる。
【0048】
このようにして、ユーザが一度表示した地域情報ページは、登録でき、これに対応してユーザファイルが作成され、記憶手段5(ユーザ情報)に格納されるのである。
【0049】
2−1−3:登録画面の閲覧
図11に示すような登録画面で、ユーザ情報を登録しておくことによって、ユーザは短時間かつ、一回の操作で再度同じ地域情報を表示させることができる。
ユーザは、図6に示したステップS1において、ユーザPCから「http://www.oshiete.ne.jp/ID?」の後に、ユーザID、を入力する。そして、ユーザPCがシステム(おしえてネット)に接続される。かかる操作により、制御手段1は、入力されたユーザIDに対応するユーザファイルを記憶手段5(ユーザ情報)から読み出し、図13に示すようなプライベート情報ページをユーザPCの表示部に表示させる。
【0050】
2−1−4:登録画面の変更・削除
ユーザにとっては、時間の経過とともに、生活圏は変化する可能性があり、登録した地域を変更、削除したい場合が生じる。かかる場合に、ユーザは、図6に示したステップS4aの図13に示すようなプライベート情報ページにおいて、「変更」「削除」処理を選択することができる。
【0051】
図13に示した画面には、ボタンE1〜E2が設けられている。ユーザはボタンE1、E2をマウスクリックし「変更」「削除」処理を選択する。「変更」を選択した場合には、制御手段1は、ユーザPCの表示部に対し、図11に示すようなプライベート情報登録ページを表示させる。表示したい地域を変更したい場合には、ボタンC24をマウスクリックし、「変更」の処理を選択する。すると、これを検知した制御手段1は、ユーザPCの表示部に対し、図9に示すような地域指定画面を表示する。図9に示した画面では、2−1−1のときと同様に、入力ボックスに必要な情報を入力すればよい。表示項目を変更したい場合には、図11に示すような画面において、2−1−2のときと同様に必要な表示項目のチェックボックスにチェックを付け、必要ない表示項目のチェックボックスは、チェックをはずせばよい。チェックをはずすには、マウスカーソルをチェックボックス部分に位置させて、クリックするとチェックボックスのチェックがはずれる。
【0052】
表示してある地域の情報が不要となり、削除したい場合には、ボタンC25をマウスクリックし、「削除」の処理を選択する。すると、これを検知した制御手段1は、このユーザのユーザファイルから、当該選択位置情報を削除する。例えば、画面Cにおいて、ボタンC25をクリックした場合には、このユーザファイルから、「渋谷区幡ヶ谷」の緯度経度情報、そのエリア範囲情報、その選択した表示項目情報を削除する。ユーザは、図11で示すような情報のプライベート情報登録(変更)ページにおいて、「変更」「削除」作業が終了したら、ボタンC23をマウスクリックし「登録」の処理を選択する。
【0053】
すると、これを検知した制御手段1は、ユーザPCの表示部に対し、「変更を登録しました」旨の表示を行うとともに、図11の情報登録ページにおいて、変更して入力された情報と、図9の地域指定画面において入力した位置情報から、本システム(おしえてネット)において検出された、それぞれの緯度経度情報、エリア範囲情報、の修正された情報を、修正前と同じユーザ登録番号のユーザファイルとして記憶手段5(ユーザ情報)に格納しなおす。この後、制御手段1は、手順を図6に示したステップS4aの図13に示すようなプライベート情報ページをユーザPCの表示部に表示させる。
【0054】
2−1−5:詳細情報の表示(問い合わせメール・ショッピング)
地図上の情報表示に比べ、図10、図13に示すような情報提供画面における情報リスト表示によれば、必要最小限の情報は、収集できる。すなわち、B14・E14のクライアントの「店舗名」以外に、B12・E12の「住所」、B13・E13の「行事内容」、の情報が収集できるからである。なお、この行事内容等の項目は、これに限られない。たとえば、「代表商品」等にすることも可能である。しかし、リスト表示の内容のみでは、ユーザにとっては、必要十分な情報が入手できず、クライアントにとっても、十分な情報提供ができず、効率的な営業ができるとはいえない。そこで、図10、図13に示すような情報提供画面で、B5〜B8、E5〜E8の店舗名称をマウスクリックすることによって、図12に示すようなクライアントの詳細情報ページを表示することができる。店舗名称が選択されると、制御手段1は、手順を図6に示したステップS4に進ませ、選択されたクライアント名に対応する詳細情報を記憶手段4(クライアント情報)から読み出し、図12に示すような、クライアントの詳細情報ページをユーザPCの表示部に表示させる。
【0055】
さて、ここで制御手段1は、手順をステップS9に進ませる。ここで、ユーザは、詳細情報ページから、そのクライアントに、問い合わせ(リクエスト)メールを送ったり、ショッピングをすることができる。問い合わせメールを送信する場合、ユーザは、図12に示すような詳細情報ページのボタンD1をマウスクリックし、メール送信操作を選択する。すると、これを検知した制御手段1は、手順をステップS11に進ませて、ユーザPCの表示部に図15に示すようなメール送信画面を表示させる。ここで、ユーザは、問い合わせ内容を入力して、図15で示すページのボタンG1(メール送信ボタン)をマウスクリックし、メール配信操作を選択する。すると、制御手段1は、この詳細情報を提示しているクライアントにこのメールを配信する。このように、ユーザは、クライアントに、自分の希望や、感想、質問等を簡単かつ迅速に伝えることができる。
【0056】
なお、この情報発信のユーザのメールには、制御手段1によってリクエストIDが自動的に割り振られ、各クライアント毎に記憶手段6に保存される。そしてこれらの情報は、リクエストIDが付された情報として、クライアントに配信されるので、ユーザのメールアドレスがクライアントに直接表示されることはなく、ユーザのプライバシーは保たれる。
【0057】
ユーザは、ショッピングをする場合は、図12に示すような詳細情報ページのボタンD2をマウスクリックし、ショッピング操作を選択する。すると、これを検知した制御手段1は、手順をステップS12に進ませて、ユーザPCの表示部に図14に示すようなショッピング画面を表示させる。ここで、ユーザは、各商品の発注を入力して、図14で示すページの発注ボタンF1をマウスクリックし、発注操作を選択する。すると、制御手段1は、この詳細情報を提示しているクライアントにこの発注情報を配信する。クライアントは、商品を購入したユーザがユーザ登録の際に予め登録した配送先住所を記憶手段5より参照して配送手続きを処理することも出来る。また、クレジットカードでの支払いの場合、同様にクレジットカード番号を参照することも出来る。
【0058】
図12の詳細情報を閲覧後、ユーザがボタンD3をマウスクリックすると、制御手段1は、手順を図6のステップS8に進ませ、ユーザPCの表示部に図13で示すようなプライベート情報ページを表示させる。
【0059】
以上のクライアントの詳細表示は、制御手段1により、その情報を利用できるユーザにしか表示されないようになっている。たとえば、クライアントが商品配達ができない地域を指定しているユーザには、商品配達依頼の操作は、選択できないようになっている。このように、ユーザは、利用できないサービスの情報を閲覧する事がなくなり、利用できる必要な情報のみを収集することができる。
【0060】
2−1−6:情報の発信(おしえてメール)
ユーザは、情報を収集するのみでなく、メールシステムを利用してクライアントに情報を発信することも可能である。図10、図13に示す画面には、提供情報のほかに、メール送信操作ができる表示部がある。ここでは、図10も図13も同じであるので、以下、図13のみを例にとることにする。
【0061】
図13には、E15の「おしえてメール」の表示がある。ここで、ユーザは、カテゴリーを選択して、メールシステムを利用して情報発信操作をする。たとえば、ユーザが、「居住地区立川市羽衣町5km圏内」で「3LDKのマンション」を「3000万円以下」で探していたとする。この場合、ユーザは、まず、E19の「お家情報」をマウスクリックする。すると、これを検知した制御手段1は、手順をステップS4aからS5に進ませて、ユーザPCの表示部に図Gに示すようなメール送信画面を表示させる。メール送信画面で、ユーザは、クライアント項目(「居住地区立川市羽衣町5km圏内」で「3LDKのマンション」を「3000万円以下」で探している)をチェックする。ユーザは、入力に間違いがなければ、送信ボタンG1をマウスクリックし、「送信」処理を選択する。すると、これを検知した制御手段1は、ユーザの選択した情報、すなわち、「居住地区立川市羽衣町5km圏内」で「3LDKのマンション」を「3000万円以下」で提供しているクライアントにこのメールを配信する。この後、制御手段1は、手順を図6に示したステップS7に進ませ、ユーザが、「終了します」を選択すると、ステップS8に進ませ、図13に示すようなプライベート情報提供画面をユーザPCの表示部に表示させる。
【0062】
このように、ユーザは、単に情報を収集するのみでなく、自分の希望商品と希望価格と地域を指定して、メールを送信することによって、簡単かつ迅速に、自分の生活圏に即したより希望を満たしてくれるクライアントを見つけることができる。
【0063】
なお、この情報発信のユーザのメールには、制御手段1によってリクエストIDが自動的に割り振られ、各クライアント毎に記憶手段6に保存される。そしてこれらの情報は、リクエストIDが付された情報として、クライアントに配信されるので、ユーザのメールアドレスがクライアントに直接表示されることはなく、ユーザのプライバシーは保たれる。
【0064】
2−1−7:メールの閲覧
2−1−6の様に、ユーザが情報発信すると、それに対するクライアントからの返信(レスポンス)を受け取ることができる。この情報を閲覧することにより、ユーザは、より自分の希望を満たしてくれるクライアントを見つけることができるのである。クライアントからの返信情報は、制御手段1によって、一度記憶手段6に転送され、リクエストIDからメールアドレスに変換されてから、ユーザのメールアドレス宛に返信される。ユーザは、図6のステップS1aで「メールの閲覧」の処理を選択すると、制御手段1は、図16に示すような「メール閲覧画面」をユーザPCの表示部に表示させる。ここで、ユーザは、クライアントからの情報を閲覧することができる。
【0065】
2−1−8:オフライン情報閲覧
確かに必要な地区を登録しておけば、短時間かつ簡単な操作で再度同じ地域情報を表示させることができる。ただ、ユーザは常に、この情報提供サービスを享受するために、電話回線などを介して利用する必要があり、電話回線使用料などの通信費がかかる。そこで、オリジナルアプリケーションを利用すれば、オフラインで収集情報を閲覧することが可能となる。
【0066】
まず、ユーザは、ユーザPCにおいて、専用ツールを起動する。すると、制御手段11は、手順を図8のステップS1に進ませ、ユーザPCの表示部に図23に示すような総合エントランス画面を表示させる。図23の画面には、既に登録済みの地域情報が表示される。ここで、ユーザは、地域情報をオフラインで閲覧することができる。ただ、この情報は、クライアントによって随時情報更新されている可能性がある。そこで、最新情報をダウンロードすることもできる。かかる場合、ユーザは、図23に示す画面の更新ボタンO1をマウスクリックする。すると、かかる操作を検知した制御手段11は、手順を図8のステップS2に進ませ、ユーザPCをインターネットに接続し、さらにシステムに接続する。そして、当該ユーザに対応する最新情報を抽出し、その情報をユーザPCにインターネットを介して送信する。送信された情報がユーザPCに受信された後、インターネットから切断する。最新情報がダウンロードされると、制御手段11は、手順を図8のステップS3に進ませ、ユーザPCの表示部に情報を更新し、図23のような総合エントランス画面を表示させる。
【0067】
さらに、専用ツールによれば、2−1−5のショッピング・問い合わせメール、2−1−6おしえてメール発信、2−1−7メール閲覧が、オフラインで可能である。ユーザが図23で示すような総合エントランス画面で、おしえてメールボタンO2をマウスクリックすると、これを検知した制御手段11は、手順を図8のステップS4に進ませ、ユーザPCの表示部に図24に示すようなおしえてメール画面を表示させる。同様に、ショッピングボタンO3をマウスクリックすると、図25に示すようなショッピング画面が表示される。
【0068】
ユーザは、それぞれの画面で、オフラインで作業をすることが可能である。例えば、図24で示すような画面で、メールを送信する際に、送信ボタンP1をマウスクリックすれば、制御手段11は、手順を図8のステップS5に進ませ、ユーザPCをインターネットに接続し、さらにシステムに接続する。そして、そのメールは一時システムに保存され、その後、メールに対応するクライアントにメール配送される。メールが送信された後は、インターネットから切断される。
【0069】
このように、ユーザは、所定の位置を一度登録しておけば、簡単な操作でその周辺の情報をオフラインで常に閲覧することができ、必要時のみ、インターネットに接続すればよいので、電話回線使用料などの費用が節約できる。
【0070】
2−2:クライアントにおける当システム利用方法
クライアントがいかにして、情報を公開し、ユーザとの情報交換することができるかについて説明する。
【0071】
2−2−1:情報の登録方法
クライアントは、情報を登録することによって、ユーザに情報を公開することができる。まず、図7に示したステップS1において、クライアントPCがシステム(おしえてネット)に接続されると、制御手段1は、クライアントPCの表示部に図17に示すような登録変更画面(エントランス)を表示する。この登録変更画面でクライアントは、「新規登録」の処理を選択する。そして、入力ボックスI1の表示領域にマウスカーソルを位置させてクリックし、入力部に登録者IDを入力する。この後、同様に、クライアントは、マウスカーソルを入力ボックスI2の表示領域に位置させてクリックし、入力部にパスワードを入力する。そして、これらの操作が完了すると、クライアントは、その旨をシステム(おしえてネット)に側に伝えるべく、ログインボタンI3をマウスクリックする。
【0072】
かかる操作により、手順がステップS3に進み、制御手段1は、重複登録を避けるべく、入力されたクライアントIDとパスワードとがすでに使用されているか否かにについて、すでに作成されたクライアントファイルを検索することによりチェックする。ここで、制御手段1は、すでにこれらが使用されていると判断すれば、手順をステップS4に進ませ、クライアントPCの表示部に対して「IDかパスワードが不正である」旨を表示させて、手順を再び、ステップS2に戻して、IDおよびパスワードを入力させる。一方、制御手段1は、IDとパスワードが使用されていないと判断すれば、手順を次のステップS5に進ませる。
【0073】
ステップS5において、制御手段1は、クライアントPCの表示部に対して、図18に示すような、登録変更画面を表示する。ここで、クライアントは、「新規登録」処理を選択する。図18で示した画面には、クライアント情報を登録する入力ボックスJ1〜J14が表示される。入力ボックスJ1〜J13の表示領域にマウスカーソルを位置させてクリックした後、入力部に公開したい情報を入力する。クライアントの分類は、プルダウン形式で選択させるボタンJ14が設けられている。マウスカーソルを位置させてクリックすれば、情報が入力できる。商品登録は、ボタンJ23をマウスクリックして、制御手段1によって、表示される商品登録画面で入力をする。
【0074】
クライアントは、図18で示した情報登録ページにおいて入力終了後、表示確認操作を選択すると、制御手段1は、手順をステップS6に進ませて、図12に示すような入力した情報の確認ページをクライアントPCの表示部に表示し、クライアントは、入力内容に誤りがないか確認できる。入力内容に誤りがなければ、「登録」の処理を選択する。すると、これを検知した制御手段1は、クライアントPCの表示部に対し、「登録しました」旨の表示を行うとともに、図18の情報登録画面において入力された情報と、入力した地域指定情報から本システムにおいて検出された概算緯度経度情報、を1つのクライアントファイルとして、クライアント登録番号を付し、記憶手段4(クライアント情報)に格納する。
【0075】
このようにして、クライアント情報は登録でき、これに対応してクライアントファイルが作成され、記憶手段4(クライアント情報)に格納されるのである。
【0076】
2−2−2:登録情報の閲覧
登録されたクライアント情報は、クライアントの指定した地域のその情報を必要とするユーザに情報公開される。クライアントは、公開する情報を確認のため、閲覧することができる。まず、図7に示したステップS1において、クライアントPCがシステム(おしえてネット)に接続されると、制御手段1は、クライアントPCの表示部に図17に示すような登録変更画面(エントランス)を表示する。この登録変更画面でクライアントは、入力ボックスI1の表示領域にマウスカーソルを位置させてクリックし、入力部に登録者IDを入力する。この後、同様に、クライアントは、マウスカーソルを入力ボックスI2の表示領域に位置させてクリックし、入力部にパスワードを入力する。そして、これらの操作が完了すると、クライアントは、その旨をシステム(おしえてネット)に側に伝えるべく、ログインボタンI3をマウスクリックする。
【0077】
かかる操作により、制御手段1は、手順をステップS3に進ませ、入力されたクライアントIDとパスワードが、登録してあるクライアント登録番号に対応するクライアントファイルのクライアントIDとパスワードに一致するかをチェックする。ここで、制御手段1は、これらが一致しないと判断すれば、手順をステップS4に進ませ、クライアントPCの表示部に対して「IDかパスワードが不正である」旨を表示させて、手順を再び、ステップS2に戻して、IDおよびパスワードを入力させる。一方、制御手段1は、IDとパスワードが一致していると判断すれば、手順を次のステップS5に進ませる。
【0078】
ここで、クライアントが「登録情報閲覧」操作を選択すると、制御手段1は、入力されたクライアントIDに対応するクライアント登録番号のクライアントファイルを記憶手段4(クライアント情報)から読み出し、図12に示すような表示確認画面をクライアントPCの表示部に表示させる。このように、クライアントは、IDとパスワードの入力のみによって、簡単に登録情報を閲覧することができる。
【0079】
2−2−3:登録情報の変更・削除
本システムによれば、表示期間が管理されるので、例えば「新入荷」という情報は、掲載後約1ヶ月公開し、「**セール」は、セール前1週間からセール最終日迄公開といった公開手段を選択することによって、このような情報は、表示期間を経過すれば、削除されていく。とはいうものの、クライアントは、ユーザが必要とする情報を効率的に提供するために、登録した情報を変更・削除したい場合が生じる。
【0080】
かかる場合に、クライアントは、図7に示したステップS2において表示される図17に示すような登録変更画面(エントランス)で、入力部に登録者IDとパスワードを入力する。そして、クライアントはボタンI3をマウスクリックする。かかる操作により、制御手段1は、手順をステップS3に進ませ、入力されたクライアントIDとパスワードが、登録してあるクライアント登録番号に対応するクライアントファイルのクライアントIDとパスワードに一致するかをチェックする。ここで、制御手段1は、これらが一致しないと判断すれば、手順をステップS4に進ませ、クライアントPCの表示部に対して「IDかパスワードが不正である」旨を表示させて、手順を再び、ステップS2に戻して、IDおよびパスワードを入力させる。一方、制御手段1は、IDとパスワードが一致していると判断すれば、手順を次のステップS5に進ませる。
【0081】
ここで、クライアントが「登録情報変更・追加」操作を選択すると、制御手段1は、入力されたクライアントIDに対応するクライアント登録番号のクライアントファイルを記憶手段4(クライアント情報)から読み出し、図18に示すような登録変更画面をクライアントPCの表示部に表示させる。図18で示した画面において、クライアント基本情報(J1〜J9、J14)の情報を更新したい場合は、J1〜J9とJ14の更新の必要な入力部に更新情報を入力した後、更新ボタンJ15をマウスクリックする。削除したい場合は、削除ボタンJ16をマウスクリックする。すると、これを検知した制御手段1は、記憶手段4(クライアント情報)からこのクライアントのクライアントファイルを削除する。表示期間の管理できる公開情報(J10〜J13)に関しても、新規情報を登録したい場合には、新規ボタンJ17をマウスクリックすると、新規の入力部J10〜J13が表示されるので、新規情報を入力する。表示されている情報を更新したい場合は、矢印ボタンJ21、J22をマウスクリックして更新したい情報を表示させ、J10〜J13の更新の必要な入力部に更新情報を入力した後、更新ボタンJ18をマウスクリックする。表示されている情報を削除したい場合は、矢印ボタンJ21、J22をマウスクリックして削除したい情報を表示させ、削除ボタンJ19をマウスクリックすると、その表示されている情報は削除される。商品登録に関しては、ボタンJ23をマウスクリックして、制御手段1によって、表示される商品登録画面で入力をし、変更・削除・更新処理を行う。
【0082】
そして、クライアントは、変更・削除の処理の終了後、表示確認操作を選択すると、制御手段1は、手順をステップS6に進ませて、図12に示すような変更後の入力した情報の確認ページをクライアントPCの表示部に表示し、クライアントは、入力内容に誤りがないか確認できる。入力内容に誤りがなければ、「登録」の処理を選択する。
【0083】
すると、これを検知した制御手段1は、クライアントPCの表示部に対し、「変更を登録しました」旨の表示を行うとともに、図18の情報登録画面において、変更・削除処理された情報と本システムにおいて検出されたそれぞれの概算緯度経度情報、を修正前と同じクライアント登録番号のクライアントファイルとして記憶手段4(クライアント情報)に格納しなおす。このように、クライアントは、簡単な操作によって、登録情報を変更・削除することができる。
【0084】
2−2−4:マーケット情報の閲覧
ユーザの検索パターン等は、本システムに蓄積され、マーケット情報を集計し保存されている。クライアントは、この蓄積された情報を閲覧し、効率的な情報公開のために利用することができる。
【0085】
かかる場合に、クライアントは、図7に示したステップS5の図18に示すような情報登録画面において、「マーケット情報の閲覧」の処理を選択することができる。クライアントは、J20の「マーケット情報閲覧」ボタンをマウスクリックする。すると、これを検知した制御手段1は、クライアントPCの表示部に、クライアントが「集計期間」「エリア」等を指定できるようなマーケット情報閲覧画面を表示させる。ここで、クライアントが「集計期間」「エリア」等を指定する事により、制御手段1は、記憶手段7(マーケット情報)から、分析・集計・グラフ化した情報を図19で示すような画面で表示させる。
【0086】
2−2−5:ユーザ情報の受信(おしえてメール)
クライアントの情報提供指定範囲に存するユーザのリクエスト情報を、ユーザの指定地域と業種条件を満たすクライアントは、受信、閲覧することができる。この情報を閲覧することにより、クライアントは、自分の商圏に属するユーザの情報を収集し、効率的かつ対話的な営業をすることができることになる。
【0087】
かかる情報を受信する場合には、図7に示したステップS1で、クライアントは専用ツールを利用することになる。クライアントは、クライアントPCにおいて、専用ツールを起動する。すると、制御手段8は、手順を図7のステップS7に進めて、クライアントPCの表示部に図20に示すようなメイン画面を表示させる。そして、図20の画面の「おしえてメール」ボタンL1をマウスクリックする。かかる操作を検知した制御手段8は、手順を図7のステップS8に進めて、クライアントPCの表示部に図21で示すようなリクエスト情報閲覧画面を表示させる。そこで、リクエスト情報の受信操作を選択すべく、図21の画面の「ダウンロード」ボタンM1をクリックする。すると、制御手段8は、クライアントPCをインターネットに接続し、さらにシステムに接続する。そして、記憶手段6(通信情報)から、当該クライアントに対応するリクエスト情報を抽出し、その情報をクライアントPCにインターネットを介して送信する。送信された情報がクライアントPCに受信された後は、インターネットから切断される。これにより、制御手段8は、クライアントPCの表示部に図21で示すようなリクエスト情報閲覧画面に受信情報を表示させる。ここで、クライアントは、受信したユーザのリクエスト情報を閲覧することができるのである。受信後は、オフラインで、情報を閲覧することができるので、電話回線使用料等の費用が節約できる。
【0088】
なお、ここでのリクエスト情報には、制御手段1によって、リクエストIDが付されているので、クライアントはユーザのメールアドレスを知ることはできず、ユーザのプライバシーは保たれる。
【0089】
2−2−6:ユーザ情報の返信
クライアントは、リクエスト情報を発信したユーザのメールアドレスを知ることはできないが、専用ツールを利用して返送をすることができる。クライアントは、リクエストを受信後、図7のステップ8において、表示される図21で示すようなリクエスト情報閲覧画面で、「返信」操作を選択する。かかる場合、クライアントが、ボタンM2をマウスクリックすると、制御手段8は、返送画面をクライアントPCの表示部に表示させる。ここで、入力画面に返信内容を入力し、送信ボタンをマウスクリックすると、制御手段8は、その返送情報を一時記憶手段に保存する。その後、クライアントが一括送信操作を選択すると、制御手段8は、保存されていた返送情報を、リクエストIDに対応させて、本システムに転送する。この転送された返送情報は、制御手段1により、リクエストIDからメールアドレスに変換され、ユーザに送信されることになる。この場合も、返信情報の転送中のみ、インターネットと接続すればよく、ほとんど、オフラインで作業ができるので、おちついて、返送情報を入力することができ、電話回線使用料等の費用が節約できる。
【0090】
2−2−7:受注情報の受信
2−2−5の場合と同様に、クライアントは、ユーザからの受注情報も受信することができる。
【0091】
図7のステップS7において表示される図20に示すようなメイン画面において、クライアントは、「受注管理」ボタンL2をマウスクリックする。かかる操作を検知した制御手段8は、手順を図7のステップS9に進めて、クライアントPCの表示部に図22で示すような受注管理画面を表示させる。そこで、受注情報の受信操作を選択すべく、図22の画面の「ダウンロード」ボタンN1をクリックする。すると、制御手段8は、クライアントPCをインターネットに接続し、さらにシステムに接続する。そして、記憶手段6(通信情報)から、当該クライアントに対応する受注情報を抽出し、その情報をクライアントPCにインターネットを介して送信する。送信された情報がクライアントPCに受信された後は、インターネットから切断される。これにより、制御手段8は、クライアントPCの表示部に図22で示すような受注管理画面に受注情報を表示させる。ここで、クライアントは、受信したユーザの受注情報を閲覧することができるのである。
【0092】
2−2−8:受注情報の業務処理
クライアントが受注情報を閲覧後は、専用ツールを利用すれば、その後の各業務処理が簡単な操作で可能となる。
【0093】
図7のステップS9において表示される図22に示すような受注管理画面において、クライアントは、各業務処理の操作を選択すべく、「各業務処理」ボタンN3をクリックする。また、クライアントは、ユーザに返事を出したいときは、返信ボタンN2をマウスクリックする。かかる操作を検知した制御手段8は、手順を図7のステップS10に進める。ここで、配送に必要なタックシール・請求書等の印刷処理、それに伴う発注確認、配送確認、入金確認等を選択すると、これを検知した制御手段8は、それぞれの処理画面をクライアントPCの表示部に表示させる。また、ユーザが発注する際にショッピングIDが発行されている為、そのIDが上記業務処理毎に割り振られ一括管理のユニークなIDとして扱われる。その為、ユーザからの問い合わせに対し、ショッピングIDを頼りに、瞬時に対応する事が可能であるので、クライアントは、各種業務を簡単に行えるだけでなく、徹底した顧客管理も可能となる。
【0094】
2−2−9:オフライン作業
確かに、本システムを利用すれば、2−2−1、2−2−2、2−2−3のようにクライアントIDとパスワードの入力で、簡単に情報登録、変更作業が行える。ただ、クライアントは、この作業をするために、電話回線などを介して利用する必要があり、電話回線使用料等の通信費がかかる。そこで、本システムの専用ツールを利用すれば、ほとんどオフラインで、クライアントの情報登録、閲覧、変更作業が行える。即ち、専用ツールによって、2−2−1、2−2−2、2−2−3で表示される図17、図18、図12で示されるような画面が、クライアントPCに表示されるので、クライアントは、この画面で必要項目を入力すればよい。クライアントが、情報入力後、送信する操作を選択すると、制御手段8は、登録情報のみをサーバ内のデータベースに送信し、情報を登録、変更する。
【0095】
従って、情報提供者にとっては、情報の登録、更新、削除の作業は、時間をかけて行い、表示確認を慎重に行う事が出来る。電話回線などを介してデータを送信する時間は短縮され通信費の節約となる。また、サーバ側のデータをオンラインの状態で直接更新する場合、直ぐに間違いに気がついて訂正してもユーザは既にその情報をダウンロードしてしまう可能性あるので、オフラインで作業することはそのような支障を未然に防ぐ事にも役立つ。
【0096】
2−2−10:メールマガジン、及び地域別バナー広告の利用方法
クライアントは、当社との連携により地域範囲を特定したメールマガジンやユーザが特定地域の情報を閲覧している場合、そのページのある部分に企業広告を表示する事ができる。利用方法に関しては、個別対応となる為、本説明では割愛する事とする。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、希望の地域を登録済みの代表ポイント(郵便番号、住所、駅等)から、概算緯度経度を特定することにより、希望地域の周辺情報を簡単に収集できる。また、その希望地域も必要とする複数地区(居住地、勤務地、乗換駅等)を保存できるため、ユーザは、1回の操作で真の生活圏の情報を短時間で簡単に収集し、地区別および項目ごとに分類ソートできるようになる。また、情報提供者は基本情報(住所)のみの登録で概算緯度経度が設定される為、公開情報の範囲を簡単に指定する事が可能である。そして、クライアント及びユーザは、緯度経度情報の登録を全く意識する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における全体概要を示す図である。
【図2】同実施形態における実施形態の構成を示すネットワーク図である。
【図3】同実施形態におけるシステムの構成を示すブロック図である。
【図4】同実施形態におけるサーバの構成を示すブロック図である。
【図5】同実施形態におけるサーバの構成を示すブロック図である。
【図6】同実施形態における動作を示すフローチャートである。
【図7】同実施形態における動作を示すフローチャートである。
【図8】同実施形態における動作を示すフローチャートである。
【図9】同実施形態における総合メニュー画面の構成を説明する為の図である。
【図10】同実施形態における複合メニュー画面の構成を説明する為の図である。
【図11】同実施形態におけるユーザ情報登録画面の構成を説明する為の図である。
【図12】同実施形態におけるクライアント詳細情報画面の構成を説明する為の図である。
【図13】同実施形態におけるクライアント個別情報画面の構成を説明する為の図である。
【図14】同実施形態におけるショッピング情報画面の構成を説明する為の図である。
【図15】同実施形態におけるおしえてメール送信画面の構成を説明する為の図である。
【図16】同実施形態におけるメール閲覧画面の構成を説明する為の図である。
【図17】同実施形態におけるクライアントログイン画面の構成を説明する為の図である。
【図18】同実施形態におけるクライアント情報の登録画面の構成を説明する為の図である。
【図19】同実施形態におけるクライアントのマーケット情報閲覧画面の構成を説明する為の図である。
【図20】同実施形態におけるクライアントアプリケーションにおける情報更新画面の構成を説明する為の図である。
【図21】同実施形態におけるクライアントアプリケーションにおけるおしえてメール閲覧画面の構成を説明する為の図である。
【図22】同実施形態におけるクライアントアプリケーションにおける受注情報閲覧画面の構成を説明する為の図である。
【図23】同実施形態におけるユーザプリケーションにおける総合エントランス画面の構成を説明する為の図である。
【図24】同実施形態におけるユーザプリケーションにおけるおしえてメール画面の構成を説明する為の図である。
【図25】同実施形態におけるユーザプリケーションにおけるショッピング画面の構成を説明する為の図である。
【符号の説明】
1.制御手段(サーバ側)
2.記憶手段(サーバ側メインプログラム情報)
3.記憶手段(サーバ側地図情報)
4.記憶手段(サーバ側クライアント情報)
5.記憶手段(サーバ側ユーザ情報)
6.記憶手段(サーバ側通信情報)
7.記憶手段(サーバ側マーケット情報)
8.制御手段(クライアント側)
9.記憶手段(クライアント側プログラム及びデータ)
10.制御手段(ユーザ側)
11.記憶手段(ユーザ側プログラム及びデータ)
Claims (9)
- 対象物の位置を緯度・経度値に変換する手段と、
前記対象物の情報提供者から提供された前記対象物の情報、前記対象物の分類、前記対象物の公開期間、前記対象物の種類ごとに指定された異なる公開距離、及び前記変換された緯度・経度値を含むクライアント情報を記憶する手段と、
基本位置情報を入力する手段と、
入力された前記基本位置情報を緯度・経度値に変換する手段と、
前記基本位置情報の緯度・経度値から特定される位置と前記対象物の緯度・経度値から特定される位置との距離を算出する手段と、
前記基本位置情報の緯度・経度値を中心に所定の距離内にある対象物のうち、情報受給者が指定した分類に該当し、かつ前記算出された距離が前記公開距離以内である対象物を検出する手段と、
前記検出された対象物の情報を前記距離の近い順に表示する手段とを備えたことを特徴とする公開情報の供給システム。 - 複数の基準位置情報を前記情報受給者のプライベート情報として登録する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の公開情報の供給システム。
- 前記検出された対象物の情報提供者に対して、前記情報受給者からメッセージを送信する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の公開情報の供給システム。
- 対象物の位置を緯度・経度値に変換するステップと、
前記対象物の情報提供者から提供された前記対象物の情報、前記対象物の分類、前記対象物の公開期間、前記対象物の種類ごとに指定された異なる公開距離、及び前記変換された緯度・経度値を含むクライアント情報を記憶するステップと、
基本位置情報を入力するステップと、
入力された前記基本位置情報を緯度・経度値に変換するステップと、
前記基本位置情報の緯度・経度値から特定される位置と前記対象物の緯度・経度値から特定される位置との距離を算出するステップと、
前記基本位置情報の緯度・経度値を中心に所定の距離内にある対象物のうち、情報受給者が指定した分類に該当し、かつ前記算出された距離が前記公開距離以内である対象物を検出するステップと、
前記検出された対象物の情報を前記距離の近い順に表示するステップとを備えたことを特徴とする公開情報の供給方法。 - 複数の基準位置情報を前記情報受給者のプライベート情報として登録するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の公開情報の供給方法。
- 前記検出された対象物の情報提供者に対して、前記情報受給者からメッセージを送信するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の公開情報の供給方法。
- 対象物の位置を緯度・経度値に変換するステップと、
前記対象物の情報提供者から提供された前記対象物の情報、前記対象物の分類、前記対象物の公開期間、前記対象物の種類ごとに指定された異なる公開距離、及び前記変換された緯度・経度値を含むクライアント情報を記憶するステップと、
基本位置情報を入力するステップと、
入力された前記基本位置情報を緯度・経度値に変換するステップと、
前記基本位置情報の緯度・経度値から特定される位置と前記対象物の緯度・経度値から特定される位置との距離を算出するステップと、
前記基本位置情報の緯度・経度値を中心に所定の距離内にある対象物のうち、情報受給者が指定した分類に該当し、かつ前記算出された距離が前記公開距離以内である対象物を検出するステップと、
前記検出された対象物の情報を前記距離の近い順に表示するステップを、公開情報の供給システムに順次実行させるプログラムを記憶した記憶媒体。 - 前記プログラムは、複数の基準位置情報を前記情報受給者のプライベート情報として登録するステップをさらに前記公開情報の供給システムに実行させることを特徴とする請求項7に記載の記憶媒体。
- 前記プログラムは、前記検出された対象物の情報提供者に対して、前記情報受給者からメッセージを送信するステップをさらに前記公開情報の供給システムに実行させることを特徴とする請求項7に記載の記憶媒体。
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