JP2003227962A - 光導波路モジュール - Google Patents

光導波路モジュール

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JP2003227962A
JP2003227962A JP2002030160A JP2002030160A JP2003227962A JP 2003227962 A JP2003227962 A JP 2003227962A JP 2002030160 A JP2002030160 A JP 2002030160A JP 2002030160 A JP2002030160 A JP 2002030160A JP 2003227962 A JP2003227962 A JP 2003227962A
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optical waveguide
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groove
fiber
optical
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JP2002030160A
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English (en)
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Masahiro Isaki
雅宏 伊崎
Tokuo Ishii
篤雄 石井
Tetsuo Imamura
今村  哲夫
Masahiro Iwabuchi
昌広 岩淵
Hideki Ono
英輝 小野
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Oki Electric Cable Co Ltd
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Cable Co Ltd
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光導波路モジュールの一括接続による接続簡便
法に関し、従来は、高価なファイバアレイと光パワーの
測定による調心接続が必要な為に、高価であるだけでな
く、単心ファイバのみの接続に留まっていた。 【解決手段】本発明の代表例を挙げると、光導波路基板
の両端の接続面を予め4゜〜12゜に形成し、光導波路
基板とV溝基板とは夫々に設けられた位置合わせ用マー
カーを基準に接着固定され、入出力用単心又はリボンフ
ァイバの端面が、光導波路基板の接続面の角度と同一の
角度を持つように予めユニットとして加工が施され、加
工を施した光ファイバが、V溝基板のV溝に沿って設置
され、固定された光導波路基板の接続面と平行に接着固
定して接続する光導波路モジュール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、主として光導波路
基板2と光ファイバ7とV溝基板4の一括接続による光
導波路モジュール1の接続簡便法に関し、従来のファイ
バアレイ10′が不要で、かつ光パワーの測定と細かな
位置調整も不要になるため、部材費と加工費を削減する
ことが出来、安価になるばかりでなく、低反射で、多心
光導波路への対応が可能になるため、高性能・高機能・
省力化がはかれる光導波路モジュール1に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光導波路モジュール1′の第1実
施例は、図2(イ)に示すように、光導波路基板2′の
接続面3′が斜面で、調心接続をする場合の例である。
図から明らかなように、光導波路基板2′と単心ファイ
バ12′を接続するために、光導波路基板2′に補強板
11′を貼り付け、接続面3′を8゜に加工し、単心又
はリボンファイバを予めブロック状に整列接着加工した
ファイバアレイ10′を準備し、接続面3′を同じ8゜
に加工し、光導波路基板2′とファイバアレイ10′を
光パワーを測定しながら位置を調整して、光パワーが一
番強くなる最適位置で接着固定して接続する調心接続と
呼ばれる方法がある。次に、従来の光導波路モジュール
1′の第2実施例は、図2(ロ)に示すように、光導波
路基板2′の接続面3′が垂直な場合の例である。図か
ら明らかなように、光導波路基板2′をV溝5′を形成
したV溝基板4′に、それぞれ設けられた位置合わせ用
マーカーを基準に接着固定し、V溝に沿って単心光ファ
イバを設置し、光パワーの測定なしで光導波路基板と接
着固定して接続する方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第1実施例の調心接続
による方法は、単心又はリボンファイバのファイバアレ
イ10′を準備しなければならない。ファイバアレイ1
0′とは石英やシリコンやセラミックやガラス等の高価
な材料を使用し、高精度なV字形の溝加工を一定ピッチ
に施した部品に単心又は多心のファイバを乗せて、その
上から蓋をして接着剤で一体化した後、接続面を研磨し
てPLC(Planar Lightwave Cir
cuits:平面型光導波回路)と接続を可能にした部
品であり、製造時間が掛かり高価になってしまう。PL
Cには、1〜3mm厚さのファイバアレイと接続するた
めに厚さを合わせる必要があるため、補強板11′を1
枚以上貼り付ける加工も必要となる。貼り付けた後、P
LCと補強板の端面の研磨加工を更に行わなければなら
ないので、工数が掛ってしまうので、低価格化の足かせ
となる。又、複数のファイバをPLCに接続する時、光
パワーの測定は2本以上について行い位置を調整する必
要があるが、測定した光パワーが全てのファイバとも最
大となる位置が存在することはまずないため、相対的な
最適位置を判断することになる。一般的には位置精度を
数段階に分けて、徐々に精度を上げながら最適位置を絞
って行っている。こうした作業のため、接続に長時間が
必要であるため、製造された部品は高価になってしま
う。又、前述の接続面8′が垂直な場合の第2実施例の
場合は、現在、単心ファイバ12′のみの接続に留まっ
ており、多心ファイバをV溝上に長さとピッチ寸法を揃
えて所定の位置まで持っていくことが困難なため、多心
ファイバを接続する技術はまだ実用化されてはいない。
又、光導波路基板の接続面3′やファイバ端面が共に垂
直に加工されているので、光伝送するには反射減衰量が
大きくなってしまうという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの問題
を解決するために、鋭意検討した結果、本発明の光導波
路モジュール1は、接続簡便法による一括接続を可能に
するもので、光導波路基板2とV溝基板4を位置合わせ
用マーカー9を基準に接着固定し、単心又は多心のリボ
ンファイバ6をV溝5に沿わせて設置する。光導波路基
板2の接続面3と光ファイバ7の端面8は、予め4゜〜
12゜の角度に加工を施しておくと共に、それぞれは同
一の角度となっており、角度が平行となるように合わせ
て、光パワーの測定なしで一括で接着固定して接続する
方式である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光導波路モジュー
ル1の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明
する。 図1(イ)は、本発明の光導波路モジュール1
の第1実施例で、光導波路基板2の接続面3が斜面の場
合の斜視説明図で、図1(ロ)は、本発明の光導波路モ
ジュール1の第1実施例で、光導波路モジュール1の組
立構成説明図である。図から明らかなように、第1番目
としては、光導波路基板2の両端の接続面3を予め4゜
〜12゜に形成し、光導波路基板2とV溝基板4とはそ
れぞれに設けられた位置合わせ用マーカー9を基準に接
着固定され、入出力用単心又はリボンファイバ6のファ
イバ端面8が、光導波路基板2の接続面3の角度と同一
の角度を持つように予めユニットとして加工が施され、
前記加工を施した光ファイバが、前記V溝基板のV溝に
沿って設置され、固定された光導波路基板2の接続面3
と平行に接着固定して接続する光導波路モジュール1の
構造である。図1(ロ)から明らかなように、本発明の
光導波路モジュール1は、光導波路基板2とV溝基板4
で構成され、それぞれに位置合わせ用マーカー9を設け
てある。光導波路基板2とV溝基板4を位置合わせ用マ
ーカー9により位置合わせして接着固定することによ
り、光導波路基板2の接続面3のコアとV溝基板4のV
溝5の中心が高精度に位置合わせされ、一定ピッチに整
列加工されているリボンファイバ6を、V溝に沿わせて
光導波路基板2の接続面3のコアと位置合わせが出来、
高精度な接続が可能となる。この時、光導波路基板2の
接続面3とリボンファイバ6の端面は、同一の角度を付
ける加工がされており、接続時の反射減衰量を小さくす
ることが出来る。第2番目としては、第1番目の光導波
路モジュール1において、光導波路基板2上の入出力部
が片端にあり、V溝基板4に形成されたV溝5も片端に
して、両方を同一端面にした光導波路モジュール1の構
造である。次に、第3番目としては、第1番目のV溝基
板4が入力部側と出力部側の2つの部品に分割された光
導波路モジュール1の構造である。
【0006】今迄、本発明のV溝5の形成は、光導波路
基板2の両側に設けた場合で説明してきたが、光導波路
基板2の光入出力部を片端にまとめ、V溝基板4のV溝
形成も片端のみとしても、同じ方法で製造することが出
来る。又、V溝基板4は入力部側と出力部側の2つの部
品に分割されていても、同じ方法で製造することが出
来、本発明の範囲内に含まれることはいうまでもない。
【0007】
【発明の効果】以上の説明の様に、本発明の光導波路モ
ジュール1によれば、接続簡便法による一括接続を可能
にするもので、従来のファイバアレイ10′が不要で、
かつ光パワーの測定と細かな位置調整も不要になるた
め、部材費と加工費を削減することが出来、安価にな
る。又、従来は単心ファイバで、垂直な接続面3′によ
る接続しか対応出来なかったものが、斜めの角度を持つ
接続面3での接続が対応可能となり、低反射で、多心光
導波路への対応が可能になるため、高性能・高機能・省
力化がはかれる光導波路モジュール1を得ることが出来
るという優れた効果があるので、その工業的価値は非常
に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は、本発明の光導波路モジュール1の第
1実施例で、光導波路基板2の接続面3が斜面の場合の
斜視説明図である。(ロ)は、本発明の光導波路モジュ
ール1の第1実施例で、光導波路モジュール1の組立構
成説明図である。
【図2】(イ)は、従来の光導波路モジュール1´の第
1実施例で、光導波路基板2´の接続面3′が斜面で、
調心接続をする場合の斜視説明図である。(ロ)は、従
来の光導波路モジュール1´の第2実施例で、光導波路
基板2´の接続面3′が垂直な場合の斜視説明図であ
る。
【符号の説明】
1 本発明の光導波路モジュール 2 光導波路基板 3 接続面 4 V溝基板 5 V溝 6 リボンファイバ 7 光ファイバ 8 端 面 9 位置合わせ用マーカー 2 ′ 従来の光導波路基板 3 ′ 接続面 4 ′ V溝基板 5 ′ V溝 10 ′ ファイバアレイ 11 ′ 補強板 12 ′ 単心ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 篤雄 神奈川県川崎市中原区下小田中2丁目12番 8号 沖電線株式会社内 (72)発明者 今村 哲夫 神奈川県川崎市中原区下小田中2丁目12番 8号 沖電線株式会社内 (72)発明者 岩淵 昌広 神奈川県川崎市中原区下小田中2丁目12番 8号 沖電線株式会社内 (72)発明者 小野 英輝 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA24 CA10 CA34 DA02 DA04 DA12 DA17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】石英又はシリコン基板上に光回路を形成し
    た光導波路基板と、入力光ファイバと出力光ファイバを
    整列し、かつ光導波路基板を固定するためにV溝を形成
    したV溝基板と、入力用単心光ファイバ又は複数の光フ
    ァイバをリボン状に整列したリボンファイバと、出力用
    リボンファイバからなる光導波路モジュールにおいて、
    光導波路基板2の両端の接続面3を予め4゜〜12゜に
    形成しておき、光導波路基板2とV溝基板4とはそれぞ
    れに設けられた位置合わせ用マーカー9を基準に接着固
    定され、入出力用単心又はリボンファイバ6のファイバ
    端面8が、光導波路基板2の接続面3の角度と同一の角
    度を持つように予めユニットとして加工が施され、前記
    加工を施した光ファイバが、前記V溝基板4のV溝5に
    沿って設置され、固定された光導波路基板2の接続面3
    と平行に接着固定して接続することを特徴とする光導波
    路モジュール1。
  2. 【請求項2】請求項1の光導波路モジュール1におい
    て、光導波路基板2上の入出力部が片端にあり、V溝基
    板4に形成されたV溝5も片端にして、両方を同一端面
    にしたことを特徴とする光導波路モジュール1。
  3. 【請求項3】請求項1の光導波路モジュール1におい
    て、V溝基板4が入力部側と出力部側の2つの部品に分
    割されていることを特徴とする光導波路モジュール1。
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Cited By (3)

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