JP2003225686A - 排水処理装置 - Google Patents

排水処理装置

Info

Publication number
JP2003225686A
JP2003225686A JP2002027327A JP2002027327A JP2003225686A JP 2003225686 A JP2003225686 A JP 2003225686A JP 2002027327 A JP2002027327 A JP 2002027327A JP 2002027327 A JP2002027327 A JP 2002027327A JP 2003225686 A JP2003225686 A JP 2003225686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
tank
partition
region
lid member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002027327A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Suzuki
栄一 鈴木
Takeshi Ichinari
剛 市成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujiclean Co Ltd
Original Assignee
Fujiclean Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujiclean Co Ltd filed Critical Fujiclean Co Ltd
Priority to JP2002027327A priority Critical patent/JP2003225686A/ja
Publication of JP2003225686A publication Critical patent/JP2003225686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 充填領域に生物膜が着床する着床部材が充填
された排水処理装置において、充填領域の点検やサンプ
リングを合理的に行うことを可能とする技術を提供す
る。 【解決手段】 排水処理槽を構成する担体流動生物濾過
槽150につき、上部多孔部材160を担体浮上防止ネ
ット161、点検口部材162および蓋部材163によ
って構成する。担体浮上防止ネット161は、運転水位
よりも低所に配置されて担体充填領域152の上面を規
定する。点検口部材162は、運転水位よりも高所へ延
在して担体充填領域152と連通する区画領域162a
を形成する。点検口部材162の開口162bに対して
蓋部材163が装着される。開口162bが運転水位よ
りも高所に配置されるため、粒状担体C2のサンプリン
グに先立って水位を運転水位から下げる調整を行う必要
がなく、サンプリングを容易かつ迅速に行うことが可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水を受け入れて
処理する排水処理装置に係り、詳しくは、微生物が着床
される着床部材が充填された充填領域につき、その充填
領域の点検やサンプリングを合理的に行う技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、一般家庭から排出された家庭用
排水を受け入れて浄化し浄化水として放流する排水処理
槽(浄化槽)において、微生物が着床される担体を用い
た構成のものが知られている。この種の排水処理槽で
は、例えば、区画された充填領域に担体を流動可能に充
填する構成になっている。例えば、充填領域内外への担
体の移動を阻止する一方、処理水の移動を許容する複数
の孔部を有する多孔部材によって処理槽を区画する。そ
して、充填領域の担体に好気性や嫌気性の微生物を着床
させ、この微生物によって排水の処理を円滑に行う構成
になっている。このとき、担体の表面には微生物に起因
するいわゆる生物膜が形成される。ところで、このよう
な構成において、担体の表面に形成された生物膜や処理
水の状態を把握することが、排水処理の維持・管理を行
う上で重要となる。例えば、担体に付着した生物膜の付
着量が既定量よりも少ない場合には、現状の処理条件が
適切でなく処理条件の変更が必要であると判断すること
ができる。このように、生物膜や処理水の状態が、排水
処理が良好に行われているか否かの重要なバロメータと
なる。
【0003】このことから、従来、充填領域を点検した
り担体や処理水をサンプリングすることが可能な種々の
構成の排水処理槽が提案されている。例えば、第1の形
態として、充填領域の上面側を区画する上部多孔部材を
運転水位よりも高所に配置し、この上部多孔部材に点検
口を設ける構成の排水処理槽がある。この点検口を開閉
可能な点検蓋が設けられ、この点検蓋を開放することで
充填領域の点検やサンプリングが可能とされる。このよ
うな構成では、点検作業やサンプリング作業自体を容易
に行うことができるものの、処理槽の入口側や出口側に
担体が槽外へ流出するのを防止するための多孔部材を、
上部多孔部材とは別に設ける必要がある。そこで、第2
の形態として、上部多孔部材を運転水位よりも低所に配
置し、この上部多孔部材に点検口を設ける構成の排水処
理槽がある。この第2の形態の排水処理槽によれば、上
部多孔部材は担体が槽外へ流出するのを防止する機能を
も有するため、処理槽の入口側や出口側に別の多孔部材
を設ける必要がなく、処理槽の構成が簡素化されるとい
うメリットがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
2の形態の排水処理槽では、充填領域の点検作業やサン
プリング作業に際し、処理槽の水位を運転水位よりも下
げ点検口を水面上に露出させる必要がある。これは、処
理槽の水位を下げずに点検蓋を開放すると、担体が点検
口から充填領域外へ不用意に流出するおそれがあるから
である。従って、この第2の形態では、充填領域の点検
やサンプリングに先立って水位の調節が必要となるゆ
え、充填領域の点検やサンプリングを迅速に行うのがむ
ずかしいという問題がある。そこで、本発明は以上の点
に鑑みてなされたものであり、充填領域に生物膜が着床
する着床部材が充填された排水処理装置において、充填
領域の点検やサンプリングを合理的に行うことを可能と
する技術を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の排水処理装置は請求項1〜4に記載の通り
に構成されている。これら各請求項に係る発明は、着床
部材が充填された充填領域の上部に配置される上部区画
部材に、充填領域の上面を規定する第1の区画部と、第
1の区画部から上方へと延在して充填領域と連通する区
画領域を形成する第2の区画部を設け、更に、この第2
の区画部に開口を形成することで、充填領域の点検やサ
ンプリングを容易かつ迅速に行うことができるようにし
た技術である。
【0006】請求項1に記載の排水処理装置には、処理
槽、着床部材、充填領域、上部区画部材等が設けられて
いる。処理槽は排水を受け入れて処理するものであり、
排水処置装置の一部を構成するものであってもよいし、
あるいは処理槽のみによって排水処理装置を構成しても
よい。すなわち、受入れた排水に対しこの処理槽におい
て単一の処理を行う場合や、この処理槽における処理を
含めて複数の処理を行う場合がある。着床部材は処理槽
内において微生物が着床するものであり、その充填領域
に充填される。ここでいう「微生物」とは、排水の生物
処理を行う好気性や嫌気性の微生物をいう。この微生物
が着床部材に着床することで、着床部材の表面に、いわ
ゆる生物膜が形成される。この生物膜の付着量が既定量
となることで排水の好適な処理を可能とする。この着床
部材としては、例えば粒状に形成された担体や、板状等
に形成された各種の濾材を用いることができる。上部区
画部材は、充填領域の上部に配置される。充填領域は、
着床部材が充填領域外へ移動するのを阻止する一方、処
理水の移動を許容するようになっている。この作用は、
上部区画部材を複数の孔部が形成された多孔部材を用い
た構成とすることで得ることもできるし、上部区画部材
以外に充填領域に対応して設けられる多孔部材を用いる
ことで得ることもできる。また、充填領域は、処理槽内
の所定の運転水位、すなわち通常運転時における水位よ
りも低所に配置されるようになっている。
【0007】また、本発明では、上部区画部材に第1の
区画部、第2の区画部が設けられている。第1の区画部
は、充填領域の上面を規定する構成になっている。すな
わち、この第1の区画部は処理槽内の運転水位よりも低
所に配置される。これにより、第1の区画部よりも上方
に処理槽の入口と出口のうちの少なくとも一方を配置す
るような場合に、充填領域の着床部材が出口側や入口側
から槽外へ流出するのを、例えば第1の区画部を用いて
阻止することができる。従って、処理槽の入口側や出口
側に、着床部材の流出防止用の部材を設ける必要がな
く、処理槽の構成を簡素化することができる。
【0008】第2の区画部は、第1の区画部からその上
方へと延在する構成になっている。従って、この第2の
区画部を、運転水位よりも低所から運転水位よりも高所
へと延在させることができる。また、第2の区画部材に
は、充填領域の上部において充填領域と連通する区画領
域が形成される。この場合、第2の区画部材の上端と下
端との間に運転水位が存在し、区画領域には槽内の滞留
物が滞留する液相部分と、滞留しない気相部分が形成さ
れることとなる。更に、この第2の区画部材に開口が形
成されている。これにより、区画領域の液相部分に滞留
する充填領域内の滞留物、例えば着床部材や処理水の点
検、サンプリング等をこの開口を通じて容易に行うこと
ができる。例えば、作業者がこの開口からサンプリング
用の治具を挿入してサンプリング作業を行うことができ
る。また、この開口は運転水位よりも高所に形成される
のが好ましい。これにより、開口が水面上に常に露出し
た状態になり、充填領域の点検やサンプリングに先立っ
て処理槽の水位を運転水位から下げる必要がない。従っ
て、充填領域の点検やサンプリングに係る水位の調整作
業を不要とし、点検やサンプリングを迅速に行うことが
できる。以上のように、請求項1に記載の発明によれ
ば、充填領域の点検やサンプリングに係る水位の調整作
業を不要とし、充填領域の点検やサンプリングを合理的
に行うことを可能とする排水処理装置が実現できる。
【0009】ここで、請求項1に記載の排水処理装置で
は、請求項2に記載のような蓋部材が設けられるのが好
ましい。この蓋部材は、通常の運転時に開口に対応して
装着されるものであり、例えば開口に挿入する形態、開
口に被せる形態、開口を塞ぐ形態等、種々の形態を採り
得る。また、この蓋部材は、第2の区画部側に一体的で
あってもよいし、あるいは第2の区画部に対し装着およ
び脱着が可能であってもよい。このような蓋部材を設け
ることで、充填領域の滞留物が開口を通じて不用意に流
出するのを阻止することができ、また開口から充填領域
へ異物が混入するのを阻止することができる。
【0010】更に、請求項2に記載の蓋部材は、請求項
3に記載のように、第2の区画部の開口を通じて区画領
域に挿入可能な構成であるのが好ましい。蓋部材を、例
えば開口に対応した形状に形成することで、この構成が
可能となる。また、この蓋部材には仕切部が設けられて
いる。この仕切部は蓋部材の挿入状態において区画領域
と充填領域とを仕切るようになっている。なお、ここで
いう「仕切る」とは、液相部分の移動を完全に遮断する
態様のみならず、液相部分の移動を許容する態様を含む
ものとする。このような構成によれば、蓋部材を区画領
域と充填領域の境界付近まで挿入することで、充填領域
の例えば着床部材が区画部材へ流入して滞留するのを防
止することができる。着床部材が区画部材に滞留する
と、この滞留した着床部材に着床した微生物が排水の処
理に有効に使用されないおそれがあるが、本発明の如く
通常の運転時に着床部材が区画部材に滞留しないように
することで、排水の良好な処理が可能となる。
【0011】また、請求項4に記載の蓋部材は、請求項
2,3において更に、充填領域の滞留物、すなわち着床
部材や処理水を収容可能な収容部を有する。この収容部
は、着床部材など固形物のみを選択的に収容する形態、
処理水などを固形物とともに収容する形態、処理水のみ
を選択的に収容する形態等がある。そして、この蓋部材
を装着した状態では収容部が充填領域に対応した位置に
配置されるようになっている。蓋部材の収容部に収容さ
れた充填領域の滞留物を取出すことで、着床部材や処理
水といった滞留物のサンプリングが可能となる。従っ
て、開口部に対応して設けられる蓋部材が、充填領域の
滞留物のサンプリング機能をも有するため合理的であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態を
図1〜図4に基づいて説明する。ここで、図1は本発明
における排水処理装置の一実施の形態の排水処理槽10
0の概要を示す側面図である。図2は図1中の上部多孔
部材160の構造を示す斜視図である。
【0013】図1に示すように、本発明における排水処
理装置としての排水処理槽100は、処理行程の順に対
応して槽本体101の上流側(図1の左側)から順に、
夾雑物除去槽110、嫌気濾床槽130、担体流動生物
濾過槽150、処理水槽170、消毒槽190を備えて
いる。すなわち、排水処理槽100は、夾雑物除去槽1
10上流の流入管111から受け入れた排水は、各槽で
順次処理されたのち、消毒槽190下流の放流管191
から浄化水として放流される構成になっている。
【0014】夾雑物除去槽110と嫌気濾床槽130と
の間には、これら両槽を区画する仕切壁113が設けら
れている。嫌気濾床槽130と担体流動生物濾過槽15
0との間には、これら両槽を区画する仕切壁133が設
けられている。担体流動生物濾過槽150と処理水槽1
70との間には、これら両槽を区画する仕切壁153が
設けられている。処理水槽170と消毒槽190との間
には、これら両槽を区画する越流堰173が設けられて
いる。
【0015】夾雑物除去槽110はバッフル部材112
a,112bを備えている。これらバッフル部材112
a,112bは、流入管111から流入した排水中に含
まれる夾雑物、すなわち大きな固形物や油脂等をそのバ
ッフル作用によって固液分離・除去する。この夾雑物除
去槽110で処理された処理水は、仕切壁113の開口
を通じて嫌気濾床槽130へ移流するようになってい
る。なお、本実施の形態でいう「処理水」は、所定の処
理がなされる前のもの(実質的な被処理水)、或いは所
定の処理がなされた後のもの(実質的な処理水)を広く
含むものとする。
【0016】嫌気濾床槽130は濾床132を有し、こ
の濾床132には所定量の濾材C1が充填されている。
有機汚濁物質を嫌気処理(還元)する嫌気性微生物がこ
の濾材C1に着床され、濾材C1の表面に嫌気性微生物
に起因する生物膜が形成される。従って、嫌気濾床槽1
30へ流入した排水中の有機汚濁物質は、濾床132を
図1中の矢印方向へ降流する過程で、濾床132の嫌気
性微生物によって嫌気処理される。この嫌気濾床槽13
0で処理された処理水は、仕切壁133の開口を通じて
担体流動生物濾過槽150へ移流するようになってい
る。
【0017】本発明における処理槽としての担体流動生
物濾過槽150には、上部多孔部材160(本発明にお
ける上部区画部材)および下部多孔部材168が設けら
れている。これら多孔部材間に形成される担体充填領域
152には、所定量の粒状担体C2がこの領域内を流動
できる程度に充填されている。上部多孔部材160は担
体充填領域152の上面を規定し、下部多孔部材168
は担体充填領域152の下面を規定する。これら多孔部
材160,168は、処理水の移動は許容するが粒状担
体C2が担体充填領域外へ移動するのは防止する、複数
の孔部を有する構成になっている。担体充填領域152
は、所定の運転水位よりも低所に配置されるようになっ
ている。なお、担体流動生物濾過槽150における処理
水の移動は、いわゆる押し出し流れの原理によるもので
あり、運転水位はほぼ一定に維持される。
【0018】粒状担体C2は、例えば粒状の中空円筒形
に形成されている。この粒状担体C2には有機汚濁物質
を好気処理(酸化)する好気性微生物が着床され、粒状
担体C2の表面に好気性微生物に起因する生物膜が形成
される。従って、担体流動生物濾過槽150へ流入した
排水中の有機汚濁物質は、担体充填領域152(本発明
における充填領域)を図1中の矢印方向へ降流する過程
で、担体充填領域152の好気性微生物によって好気処
理される。なお、粒状担体C2の材質としては、例えば
パーライト、シラスバルーン、発泡コンクリート、活性
炭、多孔質セラミック、多孔質硝子等の無機担体、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレ
タン等の合成樹脂担体を広く用いることができる。な
お、この粒状担体C2が本発明における着床部材に対応
している。
【0019】また、担体流動生物濾過槽150には、ブ
ロワ200を介して槽内の処理水に空気を供給する散気
装置154および逆洗装置156が設けられている。散
気装置154は後述する散気運転時に用いられ、逆洗装
置156は後述する逆洗運転時に用いられる。散気装置
154および逆洗装置156は、空気供給用の複数の空
気供給孔154aおよび156aを備えている。なお、
散気装置154は槽内において逆洗装置156よりも上
方に設けられている。
【0020】処理水槽170には、ほぼ同様の構成を有
する第1エアリフトポンプ157および第2エアリフト
ポンプ177が設けられている。第1エアリフトポンプ
157は後述する逆洗運転時に用いられ、第2エアリフ
トポンプ177は後述する散気運転時に用いられる。第
1エアリフトポンプ157は、吸入側端部が担体流動生
物濾過槽150の底部に浸漬される吸入管158、この
吸入管158の上部から夾雑物除去槽110の方向へ延
びる排出管159を備え、吸入管158に後述する空気
供給配管220が接続されている。この吸入管158内
へ作動用の空気が供給されることによって、担体流動生
物濾過槽150の処理水は逆洗水として吸入管158か
ら吸入され、吸入管158および排出管159内を移送
され、排出管159の流出側端部から夾雑物除去槽11
0へ吐出される。第2エアリフトポンプ177は、吸入
側端部が処理水槽170の底部に浸漬される吸入管17
8、この吸入管178の上部から夾雑物除去槽110の
方向へ延びる排出管179を備え、吸入管178に後述
する空気供給配管210が接続されている。この吸入管
178内へ作動用の空気が供給されることによって、処
理水槽170の処理水は吸入管178から吸入され、吸
入管178および排出管179内を移送され、排出管1
79の流出側端部から夾雑物除去槽110へ吐出され
る。これにより、処理水槽170の処理水は、第2エア
リフトポンプ177を介して、処理水槽170よりも上
流側の夾雑物除去槽110との間で循環されることとな
る。
【0021】ブロワ200の吐出部は、前記した空気供
給配管210,220に接続されている。空気供給配管
210は、更に散気装置154および第2エアリフトポ
ンプ177の吸入管178に接続されている。ブロワ2
00から空気供給配管210へ吐出された空気は、散気
装置154側と第2エアリフトポンプ177側とに並列
的に供給される構成になっている。一方、空気供給配管
220は、更に逆洗装置156および第1エアリフトポ
ンプ157に接続されている。ブロワ200から空気供
給配管220へ吐出された空気は、逆洗装置156側と
第1エアリフトポンプ157側とに並列的に供給される
構成になっている。なお、第1エアリフトポンプ157
へ供給される空気供給量は、第2エアリフトポンプ17
7へ供給される空気供給量よりも多くなるように設定さ
れる。これにより、循環水の移送量よりも逆洗水の移送
量の方を多くすることができ、より短時間で担体流動生
物濾過槽150の逆洗運転を行うことができる。
【0022】消毒槽190は消毒剤注入装置192を備
えており、この消毒剤注入装置192によって処理水槽
170から流入する処理水の消毒処理を行い、消毒処理
後の処理水を放流管191を通じて放流するように構成
されている。
【0023】次に、本実施の形態の特徴部分である上部
多孔部材160の構成を、図2を参照しながら説明す
る。図2に示すように、上部多孔部材160は担体浮上
防止ネット161、点検口部材162および蓋部材16
3によって構成されている。担体浮上防止ネット161
は、複数の孔部を有することから、前記したように処理
水の移動は許容する一方、粒状担体C2が担体充填領域
外へ移動するのを阻止する機能を有することとなる。従
って、仕切壁133の開口等に粒状担体C2が槽外へ流
出するのを防止する部材を設ける必要がなく、構成を簡
素化することができる。点検口部材162は円筒形状に
形成され、担体浮上防止ネット161の連通口161a
に設けられている。これにより、点検口部材162内に
形成される区画領域162aと、上部多孔部材160の
下方に配置される担体充填領域152とは、連通口16
1aを介して連通されることとなる。なお、本実施の形
態の担体浮上防止ネット161が本発明における第1の
区画部に対応しており、点検口部材162が本発明にお
ける第2の区画部に対応している。
【0024】また、点検口部材162の上端に形成され
る開口162bに蓋部材163が装着されるようになっ
ている。具体的には、蓋部材163は点検口部材162
の内径に対応した外径を有する円筒形状に形成されてお
り、装着状態においてこの蓋部材163が開口162b
を通じて点検口部材162内へ挿入されるようになって
いる。この蓋部材163は、上部が開口しており、下部
には担体浮上防止ネット161と同様の構成のネット部
材164が設置されている。このネット部材164が本
発明における仕切部に対応している。また、この蓋部材
163の側部には、ピン形状のストッパー165が設け
られている。このストッパー165は、点検口部材16
2に対して蓋部材163を装着したときに開口162b
に当接して蓋部材163の落下を防止する作用を有す
る。蓋部材163の装着状態では、この蓋部材163の
下端(ネット部材164)が担体浮上防止ネット161
とほぼ同じ高さに配置されるように構成されている。な
お、この蓋部材163や点検口部材162の数、形状
は、処理槽の大きさ等必要に応じて種々変更可能であ
る。また、蓋部材163にストッパー165を設けるか
わりに、蓋部材自体を水面付近で浮くことが可能な素材
とすることで、蓋部材の落下を防止するようにすること
もできる。また、蓋部材163は、着脱する際の作業性
等を考慮してその高さを種々変更することができる。
【0025】担体流動生物濾過槽150の散気運転で
は、散気装置154から槽内へ所定量の空気が供給され
る。これにより、散気装置154よりも上層に好気処理
領域(生物処理領域)が形成され、散気装置154より
も下層に濾過処理領域が形成される。好気処理領域で
は、空気が付与された好気性微生物によって有機性汚濁
物質の好気処理(酸化)が行われる一方、濾過処理領域
では、好気処理等によって生成したSS(Suspended So
lid)等の浮遊固形物を粒状担体C2によって捕捉す
る。また、このとき好気処理領域の粒状担体C2は散気
装置154から供給される空気の空気流れによって処理
水とともに槽内を流動する。これにより、槽内の処理水
の均一な処理が行われることとなる。また、この散気運
転では、前記したように第2エアリフトポンプ177が
作動され循環水の循環が行われる。
【0026】担体流動生物濾過槽150の逆洗運転で
は、逆洗装置156から槽内へ所定量の空気が供給され
る。例えば、散気運転時よりも多くの空気が供給される
ように設定されている。これにより、担体充填領域15
2(好気処理領域および濾過処理領域)の粒状担体C2
全体が処理水とともに槽内を流動する。これにより、粒
状担体C2によって捕捉されたSS等の浮遊固形物が剥
離する。また、この逆洗運転では、前記したように第1
エアリフトポンプ157が作動され浮遊固形物を含有す
る処理水が逆洗水として夾雑物除去槽110へ移送され
る。
【0027】次に、担体充填領域152の粒状担体C2
の点検方法を、図3および図4を参照しながら説明す
る。ここで、図3は点検口部材162に蓋部材163を
装着した状態を示す断面図であり、図4は点検口部材1
62から蓋部材163を取外した状態を示す断面図であ
る。なお、この粒状担体C2の点検とは、その粒状担体
C2の表面に付着した生物膜を点検することであり、担
体充填領域152からサンプリングした粒状担体C2の
観察や分析によって行う。
【0028】図3に示すように、上部多孔部材160は
担体浮上防止ネット161が所定の運転水位(図中の
W.L.)よりも低所に位置し、点検口部材162の開
口162bが運転水位よりも高所に位置するように配置
される。すなわち、点検口部材162は、運転水位より
も低所から高所へと延在することとなる。これにより、
開口162bは常に水面上に露出した状態になる。ま
た、点検口部材162に蓋部材163が装着された装着
状態では、蓋部材163の下端が担体浮上防止ネット1
61とほぼ同じ高さに配置され、区画領域162aと担
体充填領域152とがネット部材164によって仕切ら
れることとなる。これにより、担体流動生物濾過槽15
0の散気運転に担体充填領域152の粒状担体C2が区
画領域162aへ混入するのが阻止される。粒状担体C
2が区画領域162aへ混入し滞留するとこの粒状担体
C2の流動が阻止され、着床した微生物が排水の処理に
有効に使用されないおそれがある。本実施の形態では、
区画領域162aへの粒状担体C2の混入を阻止するこ
とで、排水の処理性能が低下するのを防止することがで
きる。また、蓋部材163を装着することで、粒状担体
C2が開口162bを通じて不用意に流出するのを阻止
することができ、また開口162bから担体充填領域1
52へ異物が混入するのを阻止することができる。
【0029】図4に示すように、点検口部材162から
蓋部材163を取外すことで粒状担体C2のサンプリン
グが可能な状態になる。この状態では、点検口部材16
2の上端と下端との間に運転水位があり、区画領域16
2aに液相部分と気相部分が形成される。従って、区画
領域162aの液相部分に粒状担体C2が混入可能とな
る。この区画領域162aに混入した粒状担体C2を、
所定のサンプリング用治具を用いて容易にサンプリング
することができる。このように、区画領域162aの粒
状担体C2をサンプリングする構成とすることで、サン
プリングに先立って槽内の水位を運転水位から下げる必
要がない。従って、粒状担体C2のサンプリングに係る
水位の調整作業を不要とし、サンプリングを迅速に行う
ことができる。
【0030】以上のように上記実施の形態によれば、上
部多孔部材160が、粒状担体C2が担体充填領域外へ
移動するのを阻止する機能を有するため、仕切壁133
の開口等に粒状担体C2が槽外へ流出するのを防止する
部材を設ける必要がなく、構成を簡素化することができ
る。また、上部多孔部材160に、運転水位よりも高所
に開口162bを有する点検口部材162を設けること
で、粒状担体C2のサンプリングに係る水位の調整作業
を不要とし、容易かつ迅速なサンプリングが可能とな
る。また、点検口部材162に蓋部材163を装着する
ことで、粒状担体C2が開口162bを通じて不用意に
流出するのを阻止することができ、また開口162bか
ら担体充填領域152へ異物が混入するのを阻止するこ
とができる。また、蓋部材163の下端(ネット部材1
64)が担体浮上防止ネット161とほぼ同じ高さに配
置されるため、担体流動生物濾過槽150の散気運転に
担体充填領域152の粒状担体C2が区画領域162a
へ混入するのを阻止することができる。また、蓋部材1
63にストッパー165を設けたため、蓋部材163が
担体充填領域152へ落下するのを、このストッパー1
65を介して確実に阻止することができる。また、排水
処理槽100の設置条件が異なる場合、例えば排水処理
槽100の地中への埋設深さを変更する場合であって
も、蓋部材163の高さを調整することで蓋部材163
を着脱するための作業性を維持することが可能となる。
【0031】〔他の実施の形態〕なお、本発明は上記の
実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用
や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用し
た次の各形態を実施することもできる。
【0032】(A)上記実施の形態において、点検口部
材162に装着される蓋部材163の構成は必要に応じ
て種々変更可能である。ここで、その他の蓋部材の構成
を図5〜図10を参照しながら説明する。なお、これら
の図において図3および図4に示す要素と同一の要素に
は同一の符号を付している。
【0033】まず、図5に示す実施の形態の蓋部材36
3は、その装着状態において点検口部材162に被せら
れる形態になっている。ここで、図5は点検口部材16
2に装着される蓋部材363の構成を示す断面図であ
る。図5に示すように、蓋部材363はキャップ形状に
形成され、点検口部材162の外径に対応した内径を有
する。従って、この蓋部材363は、開口162bを覆
うように被せることで点検口部材162に装着されるこ
ととなる。
【0034】次に、図6に示す実施の形態の蓋部材46
3は、点検口部材162側に一体的に設けられる形態に
なっている。ここで、図6は点検口部材162に装着さ
れる蓋部材463の構成を示す断面図である。図6に示
すように、蓋部材463は板状に形成され、ヒンジ機構
464を介して点検口部材162側に接続されている。
従って、ヒンジ機構464を介して蓋部材463を開閉
動作させることで、開口162bの開放状態と閉鎖状態
に設定されることとなる。
【0035】以上のように、図5および図6に示す実施
の形態によれば、粒状担体C2が開口162bを通じて
不用意に流出するのを阻止することができ、また開口1
62bから担体充填領域152へ異物が混入するのを阻
止することができるという本実施の形態の蓋部材163
と同様の作用効果を奏する。
【0036】次に、図7および図8に示す実施の形態の
蓋部材563は、本実施の形態の蓋部材163の機能に
加え、更に蓋部材自体が粒状担体C2のサンプリング機
能をも有するものである。ここで、図7は蓋部材563
の第1の装着状態を示す断面図であり、図8は蓋部材5
63の第2の装着状態を示す断面図である。この実施の
形態の蓋部材563は、蓋部材563は、本実施の形態
の蓋部材163の構成に加え、その側面に切欠部566
を有する構成になっている。この切欠部566は、粒状
担体C2が通過可能な形状を有する。蓋部材563は、
この切欠部566に対応した位置に設けられた収容部5
68、底部に設けられたネット部材564、側部に設け
られたピン形状のストッパー565を有する。ネット部
材564は、本実施の形態のネット部材164と同様
に、処理水の移動は許容するが粒状担体C2の移動は阻
止する構成になっている。なお、点検口部材162にこ
のストッパー565の形状に対応したピン挿入溝162
cが形成されている。
【0037】蓋部材563は、図7に示す第1の装着状
態と、図8に示す第2の装着状態とに設定可能になって
いる。第1の装着状態では、ストッパー565が開口1
62bに当接することで蓋部材563の落下が防止され
る。この状態では、切欠部566は担体充填領域152
に面しておらず、したがって粒状担体C2が収容部56
8へ収容されない。次に、ストッパー565がピン挿入
溝162cに対応した位置まで蓋部材563を回転させ
ると、ストッパー565がピン挿入溝162cに嵌り込
み、更に下方へスライドさせることにより第2の装着状
態に設定することができる。この状態では、切欠部56
6が担体充填領域152に対応した位置に配置されるた
め、粒状担体C2が切欠部566を通じて収容部568
へ移動可能となる。このとき、ネット部材564の作用
によって、本発明の滞留物である粒状担体C2が選択的
に収容され処理水は収容されない。収容部568に粒状
担体C2を収容したのち蓋部材563を点検口部材16
2に対して上方へスライドさせて取外すことで、粒状担
体C2のサンプリングを行うことができる。
【0038】次に、図9および図10に示す実施の形態
の蓋部材663は、本実施の形態の蓋部材163の機能
に加え、更に蓋部材自体が担体充填領域152の処理水
のサンプリング機能をも有するものである。ここで、図
9は蓋部材663の第1の装着状態を示す断面図であ
り、図10は蓋部材663の第2の装着状態を示す断面
図である。この実施の形態の蓋部材663は、前記した
蓋部材563と同様にストッパー665、切欠部666
および収容部568を有する。この蓋部材663は底板
667を有しており、ネット部材564のような部材は
設置されていない。従って、蓋部材663を回転および
スライドさせて図9に示す第1の装着状態から図10に
示す第2の装着状態に設定したとき、切欠部666を通
じて収容部668へ移動した粒状担体C2のみならず処
理水をも収容することができる。収容部668に、本発
明の滞留物である粒状担体C2および処理水を収容した
のち蓋部材663を点検口部材162に対して上方へス
ライドさせて取外すことで、粒状担体C2および処理水
のサンプリングを行うことができる。もちろん、例えば
切欠部666を粒状担体C2が通過しにくいような形状
に形成することで、処理水のみを対象としたサンプリン
グも可能である。
【0039】以上のように、図7〜図10に示す実施の
形態によれば、本実施の形態の蓋部材163の作用効果
に加え、蓋部材563,663が、担体充填領域152
の粒状担体C2や処理水のサンプリング機能、いわゆる
担体採取器や採水器の機能をも有するため合理的であ
る。また、作業者が手や所定の治具によってサンプリン
グを行う必要がないため、点検口部材162の開口16
2bの大きさを極力小さくすることができる。
【0040】(B)また、上記実施の形態では、粒状担
体C2が充填される担体流動生物濾過槽150に本発明
を適用する場合について記載したが、その他の処理槽に
対して本発明の技術を適用することもできる。例えば、
本実施の形態の嫌気濾床槽130やその他各種の濾材が
充填された処理槽に本発明を適用可能である。
【0041】(C)また、上記実施の形態では、担体浮
上防止ネット161を用いることで、上部多孔部材16
0に、担体充填領域152の上面を規定する第1の機能
と、粒状担体C2の移動は規制し処理水の移動は許容す
る機能を付与する場合について記載したが、上部多孔部
材160は少なくとも担体充填領域152の上面を規定
する第1の機能を有していれば足りる。例えば、上部多
孔部材160にかえて第1の機能を有する板状部材を用
い、この板状部材以外の箇所に第2の機能を有する多孔
部材を設けてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
充填領域に生物膜が着床する着床部材が充填された排水
処理装置において、充填領域の点検やサンプリングを合
理的に行うことを可能とする技術を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における排水処理装置の一実施の形態の
排水処理槽100の概要を示す側面図である。
【図2】図1中の上部多孔部材160の構造を示す斜視
図である。
【図3】点検口部材162に蓋部材163を装着した状
態を示す断面図である。
【図4】点検口部材162から蓋部材163を取外した
状態を示す断面図である。
【図5】点検口部材162に装着される蓋部材363の
構成を示す断面図である。
【図6】点検口部材162に装着される蓋部材463の
構成を示す断面図である。
【図7】点検口部材162に装着される蓋部材563の
第1の装着状態を示す断面図である。
【図8】点検口部材162に装着される蓋部材563の
第2の装着状態を示す断面図である。
【図9】点検口部材162に装着される蓋部材663の
第1の装着状態を示す断面図である。
【図10】点検口部材162に装着される蓋部材663
の第2の装着状態を示す断面図である。
【符号の説明】
100…排水処理槽(排水処理装置) 110…夾雑物除去槽 130…嫌気濾床槽 150…担体流動生物濾過槽(処理槽) 152…担体充填領域(充填領域) 160…上部多孔部材(上部区画部材) 161…担体浮上防止ネット(第1の区画部) 161a…連通口 162…点検口部材(第2の区画部) 162a…区画領域 162b…開口 163…蓋部材 164…ネット部材(仕切部) 165…ストッパー 168…下部多孔部材 170…処理水槽 190…消毒槽 C2…粒状担体(着床部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D003 AA12 AB02 BA01 BA02 BA03 CA08 DA14 DA19 DA29 DA30 EA15 EA19 EA22 EA23 EA24 EA25 EA30 FA10 4D027 AB01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水を受け入れて処理する処理槽と、こ
    の処理槽内において微生物が着床する着床部材と、この
    着床部材が充填される充填領域と、この充填領域の上部
    に配置される上部区画部材とを有し、前記充填領域は所
    定の運転水位よりも低所に配置され、前記着床部材が充
    填領域外へ移動するのを阻止する一方、処理水の移動を
    許容する構成の排水処理装置であって、 前記上部区画部材は、第1の区画部と、第2の区画部と
    を備え、 前記第1の区画部は前記充填領域の上面を規定し、前記
    第2の区画部は前記第1の区画部から上方へ延在して前
    記充填領域と連通する区画領域を形成し、この第2の区
    画部に開口が形成されていることを特徴とする排水処理
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した排水処理装置であっ
    て、 前記開口に対応して装着される蓋部材を備えていること
    を特徴とする排水処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した排水処理装置であっ
    て、 前記蓋部材は、前記開口を通じて前記区画領域に挿入可
    能に構成され、挿入状態においてこの区画領域と前記充
    填領域とを仕切る仕切部を備えていることを特徴とする
    排水処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載した排水処理装
    置であって、 前記蓋部材は、前記充填領域の滞留物を収容可能な収容
    部を有し、装着状態において前記収容部が前記充填領域
    に対応した位置に配置されるように構成されていること
    を特徴とする排水処理装置。
JP2002027327A 2002-02-04 2002-02-04 排水処理装置 Pending JP2003225686A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002027327A JP2003225686A (ja) 2002-02-04 2002-02-04 排水処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002027327A JP2003225686A (ja) 2002-02-04 2002-02-04 排水処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003225686A true JP2003225686A (ja) 2003-08-12

Family

ID=27748883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002027327A Pending JP2003225686A (ja) 2002-02-04 2002-02-04 排水処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003225686A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012187557A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Inc Engineering Co Ltd 廃水処理装置及び廃水処理方法
JP5641548B1 (ja) * 2013-09-12 2014-12-17 新日本フエザーコア株式会社 微生物固定化担体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012187557A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Inc Engineering Co Ltd 廃水処理装置及び廃水処理方法
JP5641548B1 (ja) * 2013-09-12 2014-12-17 新日本フエザーコア株式会社 微生物固定化担体
WO2015037328A1 (ja) * 2013-09-12 2015-03-19 新日本フエザーコア株式会社 微生物固定化担体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5111757B2 (ja) 濾過ユニット
KR101638970B1 (ko) 엠비비알을 이용한 선박용 오폐수 처리 장치
KR102379737B1 (ko) 바이오플락 양식장용 자동 침전 순환 사육수조
JP2001170617A (ja) 泡沫分離装置及びそれを用いた水浄化システム
JP4397360B2 (ja) 浄化槽
JP2003225686A (ja) 排水処理装置
JP4017331B2 (ja) 浄化槽
JP3556610B2 (ja) 排水処理装置および排水処理装置における流体移送方法
JP2001079576A (ja) 浄化槽
KR100380321B1 (ko) 유동상 및 고정상 접촉재를 이용한 고효율 정화처리 장치
JP6657524B2 (ja) 水処理装置
JP3970612B2 (ja) 浄化処理装置および浄化処理方法
JP4346985B2 (ja) 中水装置、排水処理装置
JP4411187B2 (ja) 汚水処理装置
RU197273U1 (ru) Компактный усреднитель бытовых сточных вод
JPH10337584A (ja) 汚水浄化槽
JP3118783B2 (ja) 回分式排水処理法及びその処理装置
JP2003251377A (ja) 浄化槽および浄化槽の使用方法
KR910003347Y1 (ko) 세척수 순환식 수세장치
JPH0696153B2 (ja) 汚水浄化装置
JP2003181482A (ja) 排水処理装置および排水処理装置における処理水移送方法
JP2002357200A (ja) エアリフトポンプ、それを備える流量調整槽及び汚水浄化槽、並びにエアリフトポンプの運転方法
JP4030824B2 (ja) 排水処理装置および排水処理方法
JP2004154621A (ja) 中水装置および該中水装置を備えた浄化処理装置
JP2002143879A (ja) 汚水の処理装置および処理方法