JP2003225646A5 - - Google Patents
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Claims (25)
- プラスチック組成物からなる部材を備えた製品の廃棄物の再資源化方法であって、A工程として、該廃棄物に含まれる同一系統のプラスチック組成物の比重が、それぞれ他の系統のプラスチック組成物と異なる一定の範囲内にある廃棄物を選択的に回収する工程と、B工程として、廃棄物を破砕する工程と、C工程として、破砕された廃棄物を金属系破砕物とプラスチック系破砕物と低嵩比重破砕物とに選別する工程と、D工程として、プラスチック系破砕物を比重の異なる複数の分離液を用いてプラスチック組成物の系統別に分離する工程と、F工程として、系統別に分離されたプラスチック組成物を特定の形状に成形する工程とを含むことを特徴とする廃棄物の再資源化方法。
- A工程で選択的に回収される製品において、プラスチック組成物からなる部材は、ポリオレフィン系プラスチック組成物からなる部材、ポリスチレン系プラスチック組成物からなる部材およびその他の系統のプラスチック組成物からなる部材よりなる群から選ばれる1以上の部材であり、該ポリオレフィン系プラスチック組成物からなる部材の比重は0.85〜1.00の範囲にあり、該ポリスチレン系プラスチック組成物からなる部材の比重は1.00〜1.08の範囲にあり、該その他の系統のプラスチック組成物からなる部材の大部分の比重は1.08〜2.00の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物の再資源化方法。
- D工程において、比重が1.01〜1.08の範囲にあるX分離液と、比重が0.92〜1.00の範囲にあるY分離液とを用いて、プラスチック系破砕物をプラスチック組成物の系統別に分離することを特徴とする請求項2に記載の廃棄物の再資源化方法。
- D工程において、X分離液を用いてポリオレフィン系プラスチック組成物からなる部材およびポリスチレン系プラスチック組成物からなる部材と、その他の系統のプラスチック組成物からなる部材とを分離した後、Y分離液を用いてポリオレフィン系プラスチック組成物からなる部材と、ポリスチレン系プラスチック組成物からなる部材とを分離することを特徴とする請求項3に記載の廃棄物の再資源化方法。
- D工程とF工程の間において、E工程として、系統別に分離されたプラスチック組成物に混入した異系統のプラスチック組成物を有機溶媒を用いて分離する工程を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の廃棄物の再資源化方法。
- E工程において、有機溶媒は、テトラヒドロフランを含有することを特徴とする請求項5に記載の廃棄物の再資源化方法。
- F工程において、系統別に分離されたプラスチック組成物のうち熱可塑性プラスチック組成物を溶融した後、特定の形状に成形することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の廃棄物の再資源化方法。
- F工程において、系統別に分離されたプラスチック組成物のうち熱可塑性プラスチック組成物と、同系統の未使用の熱可塑性プラスチック組成物とを混合して溶融した後、特定の形状に成形することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の廃棄物の再資源化方法。
- F工程において、熱可塑性プラスチック組成物は、ポリオレフィン系プラスチック組成物であることを特徴とする請求項7または8に記載の廃棄物の再資源化方法。
- F工程において、熱可塑性プラスチック組成物は、ポリスチレン系プラスチック組成物であることを特徴とする請求項7または8に記載の廃棄物の再資源化方法。
- A工程において、廃棄された製品に記載および/または添付された標章を認識することにより、同一系統のプラスチック組成物からなる部材の比重は一定の範囲内にあることを特徴とするプラスチック組成物からなる部材を備えた製品の廃棄物を選択的に回収することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の廃棄物の再資源化方法。
- プラスチック組成物からなる部材を備えた製品は、エアコン、テレビ、冷蔵庫および洗濯機よりなる群から選ばれる製品であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の廃棄物の再資源化方法。
- 請求項1〜12のいずれかに記載の廃棄物の再資源化方法に用いる廃棄物の再資源化システムであって、B機構として、廃棄物を破砕する機構と、C機構として、破砕された廃棄物を金属系破砕物とプラスチック系破砕物と低嵩比重破砕物とに選別する機構と、D機構として、プラスチック系破砕物を比重の異なる複数の分離液を用いてプラスチック組成物の系統別に分離する機構と、F機構として、系統別に分離されたプラスチック組成物を特定の形状に成形する機構とを含むことを特徴とする廃棄物の再資源化システム。
- D機構は、比重が1.01〜1.08の範囲にあるX分離液を満たした混合撹拌槽を有する比重分離装置と、比重が0.92〜1.00の範囲にあるY分離液を満たした混合撹拌槽を有する比重分離装置を備えた機構であることを特徴とする請求項13に記載の廃棄物の再資源化システム。
- D機構において、比重分離装置は、プラスチック系破砕物を供給する手段と、分離液を供給する手段と、分離液を満たした混合撹拌槽と、分離液の液面に浮遊するプラスチック系破砕物を回収する手段と、混合撹拌槽の槽底に沈殿するプラスチック系破砕物を回収する手段とを有することを特徴とする請求項14に記載の廃棄物の再資源化システム。
- E機構として、D機構で系統別に分離されたプラスチック組成物に混入した異系統のプラスチック組成物をさらに分離するための有機溶媒を満たした混合撹拌槽を有する分離装置を備えた機構をさらに有することを特徴とする請求項13〜15のいずれかに記載の廃棄物の再資源化システム。
- F機構は、押出成形装置を備えた機構であることを特徴とする請求項13〜16のいずれかに記載の廃棄物の再資源化システム。
- 請求項1〜12のいずれかに記載の廃棄物の再資源化方法を用いたプラスチック組成物原料の製造方法。
- 請求項1〜12のいずれかに記載の廃棄物の再資源化方法を用いたプラスチック組成物からなる部材の製造方法。
- 請求項18に記載のプラスチック組成物原料の製造方法により製造されたプラスチック組成物原料。
- ペレット状であることを特徴とする請求項20に記載のプラスチック組成物原料。
- 請求項19に記載のプラスチック組成物からなる部材の製造方法により製造されたプラスチック組成物からなる部材。
- エアコン、テレビ、冷蔵庫および洗濯機よりなる群から選ばれる製品に用いられることを特徴とする請求項22に記載のプラスチック組成物からなる部材。
- プラスチック組成物からなる部材を備えた製品の廃棄物の再資源化方法であって、前記廃棄物を破砕する破砕工程と、プラスチック系破砕物を比重の異なる複数の分離液を用いてプラスチック組成物の系統別に分離する分離工程と、系統別に分離されたプラスチック組成物を特定の形状に成形する成形工程とを含むことを特徴とする廃棄物の再資源化方法。
- 前記廃棄物は、エアコン、テレビ、冷蔵庫および洗濯機からなる群から選ばれる家電製品であることを特徴とする請求項24に記載の廃棄物の再資源化方法
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