JP3276540B2 - 廃プラスチックの分別方法 - Google Patents

廃プラスチックの分別方法

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JP3276540B2 JP19622095A JP19622095A JP3276540B2 JP 3276540 B2 JP3276540 B2 JP 3276540B2 JP 19622095 A JP19622095 A JP 19622095A JP 19622095 A JP19622095 A JP 19622095A JP 3276540 B2 JP3276540 B2 JP 3276540B2
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のプラスチッ
クが混合した廃プラスチックから、ポリスチレン系樹
脂、ポリ塩化ビニール系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、
及びポリエステル系樹脂を分別する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用、工業用として多種類のプ
ラスチックが使用されているが、最終的にはこれらは、
都市ゴミ又は産業廃棄物(以下、単に廃プラスチックと
いう)として廃棄されている。これらの廃プラスチック
には、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニール系樹脂、
ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂等の熱可塑
性樹脂や、熱硬化性樹脂が含まれており、焼却処理する
と含まれている塩素等によって公害となるので、適切に
処理してこれらを資源として再利用することが好まし
い。このような廃棄物からプラスチック等を回収する方
法としては、例えば特公昭54−3310号公報に記載
の廃棄物の処理および有価物質の分別回収方法があり、
廃棄物を水及び石油系炭化水素(キシレン)の混合液中
で攪拌して、分別することが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に記載の方法では、ポリ塩化ビニール系樹脂とポリエ
ステル系樹脂の分離が確立されておらず、また含まれる
多種類のプラスチックをその成分ごと精度良く分けるこ
とは困難であるという問題があった。本発明はかかる事
情に鑑みてなされたもので、廃プラスチックから、ポリ
スチレン系樹脂、ポリ塩化ビニール系樹脂、ポリオレフ
ィン系樹脂、及びポリエステル系樹脂を精度良く分別す
る方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の廃プラスチックの分別方法は、ポリスチレン系樹
脂、ポリ塩化ビニール系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、
及びポリエステル系樹脂の2種以上を含む粉状の廃プラ
スチック原料を冷キシレンに入れて、溶解するポリスチ
レン系樹脂及びこれに含まれる可塑剤と、溶解しないそ
の他の廃プラスチック原料(A)に分ける工程と、前記
冷キシレンに溶解しなかった廃プラスチック原料(A)
をテトラヒドロフランに入れて、溶解するポリ塩化ビニ
ール系樹脂及びこれに含まれる可塑剤と、溶解しないそ
の他の廃プラスチック原料(B)に分ける工程と、前記
テトラヒドロフランに溶解しなかった廃プラスチック原
料(B)を熱キシレンにいれて、溶解するポリオレフィ
ン系樹脂と、溶解しないその他の廃プラスチック原料
(C)に分ける工程と、前記熱キシレンに溶解しなかっ
た廃プラスチック原料(C)を熱m−クレゾールに入れ
て、溶解するポリエステル系樹脂と、溶解しないフィラ
ー及びその他の合成樹脂に分ける工程とを有している。
また、請求項2記載の廃プラスチックの分別方法は、請
求項1記載の廃プラスチックの分別方法において、前記
冷キシレンによって溶解分離したポリスチレン系樹脂及
びこれに含まれる可塑剤をメタノール/アセトンの溶媒
に入れて、溶解する可塑剤と、溶解しないポリスチレン
系樹脂に分けている。そして、請求項3記載の廃プラス
チックの分別方法は、請求項1又は2記載の廃プラスチ
ックの分別方法において、前記テトラヒドロフランによ
って溶解分離したポリ塩化ビニール系樹脂及びこれに含
まれる可塑剤を冷キシレンにいれて、溶解する可塑剤
と、溶解しないポリ塩化ビニール系樹脂に分けている。
なお、以上において、ポリ塩化ビニール系樹脂にはポリ
塩化ビニール(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVD
C)を含み、ポリオレフィン系樹脂にはポリエチレン
(PE)、ポリプロピレン(PP)を含む。
【0005】
【作用】請求項1〜3記載の廃プラスチックの分別方法
においては、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニール系
樹脂、ポリオレフィン系樹脂、及びポリエステル系樹脂
の2種以上を含む粉状の廃プラスチック原料を、冷キシ
レンに入れると、同じ芳香族系のポリスチレン系樹脂、
及びポリスチレン系樹脂に含まれていた可塑剤が溶解す
るが、他の廃プラスチック原料(A)は溶解しないの
で、これによってポリスチレン系樹脂を分離することが
できる。なお、廃プラスチック原料と冷キシレンを混合
した後は、溶解速度を速めるために例えば超音波溶解を
行うのが好ましい。次に、前記冷キシレンに溶解しなか
った廃プラスチック原料(A)を取り出して、テトラヒ
ドロフランに溶解させる。この場合の溶解を速めるため
に、超音波溶解を合わせて行うのが好ましい。テトラヒ
ドロフランは有機塩素化合物溶剤であるので、塩素を含
むポリ塩化ビニール系樹脂は溶解して分離される。一
方、テトラヒドロフランに溶解しなかったその他の廃プ
ラスチック原料(B)は、加圧濾過器に入れて熱キシレ
ン沸騰溶解を行うと、ポリオレフィン系樹脂は溶解する
ので、これによって分離できる。この場合、ポリオレフ
ィン系樹脂が溶解した熱キシレンをメタノール/アセト
ンの溶媒に投入すると、ポリオレフィン系樹脂が沈殿し
て分離できる。前記熱キシレンに溶解しなかった廃プラ
スチック原料(C)から、更に加圧濾過器によって熱m
−クレゾールに溶解するポリエステル系樹脂を分離でき
る。このポリエステル系樹脂が溶解した熱m−クレゾー
ルをメタノール/アセトンの溶媒に投入するとポリエス
テル系樹脂が沈殿する。この熱m−クレゾールの不溶分
には、フィラー、エポキシ、フェノール等の熱硬化性樹
脂がある。特に、請求項2記載の廃プラスチックの分別
方法においては、冷キシレンに溶解させて分離したポリ
スチレン系樹脂及びこれに含まれる可塑剤を、更にメタ
ノール/アセトンの溶媒に入れて、これに可溶する可塑
剤と、これの不溶分であるポリスチレン系樹脂に分離し
ているので、結果として廃プラスチック原料からポリス
チレン系樹脂を分離できることになる。また、請求項3
記載の廃プラスチックの分別方法においては、テトラヒ
ドロフランによって溶解分離したポリ塩化ビニール系樹
脂及びその可塑剤の混合物から、冷キシレンを用いて可
溶しないポリ塩化ビニール系樹脂を分離している。この
ポリ塩化ビニール系樹脂には、PVC及びPVDCが含
まれるが、これらは赤外線透過法(IR法)、又はその
他の分析方法によって概略成分比が求められる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1〜図4は本発明の一実施例に係る廃プ
ラスチックの分別方法の溶剤分画フロー図である。
【0007】まず、図1に示すように液体窒素等によっ
て凍結して破砕した廃プラスチックの粉末(フラフ)1
gを精秤して、100mlビーカに採り、キシレンを1
00ml添加して、超音波溶解を30分以上行い100
00rpmで遠心分離を20分間行う。これによって、
廃プラスチック原料にポリスチレン系樹脂(PS)が含
まれている場合には冷キシレンに溶解するので、表面の
上澄み液を500mlビーカに移した後、更にキシレン
100mlを加えて超音波溶解を10分間行い、遠心分
離によって不溶分を沈殿させ、上澄み液を前記500m
lビーカに入れる。これによって、廃プラスチック原料
中のポリスチレン系樹脂の殆どがキシレン中に溶解する
ので、500mlを加熱して、キシレン溶剤が50ml
になるまでキシレンを揮散させる。
【0008】この後、前記500mlビーカにメタノー
ル/アセトン(7/3)の溶媒を450ml入れて、ポ
リスチレン系樹脂粉を析出させるが、これによって液が
白濁する。この状態で一夜放置して略完全にポリスチレ
ン系樹脂粉を析出させた後、0.2μmのPTFE(ポ
リテトラフルオロエチレン)製メンブランフィルタで吸
引濾過を行い、析出したポリスチレン系樹脂を分離し、
風乾燥した後、60℃で2時間の真空乾燥を行いポリス
チレン系樹脂粉体を分離して重量を測定する。一方、前
記吸引濾過した濾液は、溶剤をある程度蒸発させた後、
重さを計ったビーカに濃縮溶剤を移し、溶剤を更に蒸発
させて真空乾燥を行うことによって、ポリスチレン系樹
脂に添加され、キシレンに溶けてメタノール/アセトン
に溶けた可塑剤及び芳香族系の添加剤等が分離される。
【0009】次に、図2に示すように、冷キシレンに不
溶分は、これを分離してテトラヒドロフラン(TH
F)100mlに入れて超音波溶解を30分以上行い、
遠心分離を20分間行って、テトラヒドロフランの可溶
分と不溶分に分ける。ここで、テトラヒドロフランに可
溶する分には、ポリ塩化ビニール(PVC)、ポリ塩化
ビニリデン(PVDC)があり、これを重さを計った2
00mlのビーカに入れる。一方、テトラヒドロフラン
に不溶分は、更にこれを集めてテトラヒドロフラン10
0mlを入れて超音波溶解を10分程度行い、遠心分離
してテトラヒドロフランに可溶分は前記200mlのビ
ーカに入れる。この200mlビーカ内の溶剤を蒸発
後、60℃、2時間の真空乾燥を行い、重量計算を行
う。これによってテトラヒドロフランに溶解するポリ塩
化ビニール系樹脂に属するポリ塩化ビニール(PV
C)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)及びその可塑剤
の混合物の重量が分かる。
【0010】次に、前記混合物にキシレン100mlを
入れて超音波溶解を30分程度行い、0.2μmPTF
E製メンブランフィルタで吸引濾過を行い、キシレンに
可溶分がポリ塩化ビニール系樹脂に添加されていた可塑
剤である。そして、不溶分は、PVC、PVDCである
ので、風乾燥を行い60℃で2時間程度真空乾燥を行
い、重量測定を行う。この乾燥物は、PVCとPVDC
の混合物であるので、めのう乳鉢で粉砕後、KBr錠剤
法により赤外線吸収分析を行って、PVCとPVDCに
特徴的な吸光度比からPVCとPVDCの割合を測定す
ることになる。
【0011】続いて、図3に示すように、テトラヒドロ
フランの不溶分を加圧濾過器に入れ、キシレンを40
0ml入れると共に、窒素ガス雰囲気で置換し、シリコ
ンオイルを循環させながら、150℃程度で3時間加熱
する。これによって、熱キシレン可溶分と不溶分とに分
離できるので、0.2μmPTFE製メンブランフィル
タを通してポリオレフィン系樹脂が可溶している熱キシ
レン可溶分と不溶分に分離する。そして、熱キシレン不
溶分を一旦70℃以下に冷却して、窒素ガス置換を行う
と共にキシレン300mlを入れて密封攪拌を行い、再
度150℃、3時間程度加熱する。これによって、不溶
分に含まれている熱キシレン可溶分が更に溶解するの
で、加圧濾過して不溶分と可溶分を再度分離し、先に分
離してポリオレフィン系樹脂が可溶しているキシレンに
混入し、加熱してキシレンが100ml残る程度に蒸発
後、メタノール/アセトン(7/3)を徐々に添加して
一夜放置する。
【0012】これによって、ポリエチレン(PE)、ポ
リプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂が析出
沈殿するので、0.2μmPTFE製メンブランフィル
タを用いてこれらを分離する。これによって、ポリオレ
フィン系樹脂を分離し、風乾燥後60℃、2時間の真空
乾燥をおこない、ポリオレフィン系樹脂の固形物を得
る。これをめのう乳鉢で粉砕後、加熱セル(230℃)
で透過法によって赤外線吸収測定を行い、ポリエチレン
(PE)、ポリプロピレン(PP)の割合を測定する。
【0013】一方、メタノール/アセトンの溶媒に溶け
た可溶分は、蒸発濃縮を行ってある程度の溶媒を飛ば
し、重さの分かった100mlビーカに入れて2時間、
60℃の蒸発真空乾燥を行う。これによって、熱キシレ
ンに可溶でメタノール/アセトンにも可溶な可塑剤、配
合剤、有機溶剤及び固形剤等が検出される。
【0014】次に、図4に示すように、熱キシレン不溶
分は、m−クレゾール400ml内に入れて、窒素ガ
ス雰囲気で180℃に加熱して3時間の密封攪拌を行
う。これによって含まれているポリフタレート(PE
T)等のポリエステル系樹脂がm−クレゾールに溶解す
るので、窒素ガスを注入した加圧・濾過を行い、m−ク
レゾール可溶分と、m−クレゾール不溶分とに分離す
る。m−クレゾール可溶分は、加熱することによってm
−クレゾールを100ml程度までに蒸発させ、メタノ
ール/アセトン(7/3)900mlを徐々に添加して
一夜放置する。これによって、ポリフタレート(PE
T)等のポリエステル系樹脂が析出するので、0.2μ
mPTFE製メンブランフィルタで濾過して、風乾燥
後、60℃、2時間の真空乾燥を行い、ポリエステル系
樹脂の重量を測定する。
【0015】また、m−クレゾールの不溶分は、冷却
後、風乾燥して60℃、2時間の真空乾燥を行い、重量
を測定すると、これによって不溶分(例えば、熱硬化性
樹脂、フィラー)が重量測定される。以上の方法によっ
て、廃プラスチック原料内に含まれていた熱可塑性樹脂
の各成分を分析することができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1〜3記載の廃プラスチックの分
別方法は以上の説明からも明らかなように、廃プラスチ
ック中のポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニール系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂、及びポリエステル系樹脂等
の主要成分を効率良く、更には精度良く分画できる。従
って、廃プラスチックを資源としてリサイクルできる
他、廃プラスチックから種々の製品を製造する場合、及
び処理する場合に役立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る廃プラスチックの分別
方法の溶剤分画フロー図である。
【図2】本発明の一実施例に係る廃プラスチックの分別
方法の溶剤分画フロー図である。
【図3】本発明の一実施例に係る廃プラスチックの分別
方法の溶剤分画フロー図である。
【図4】本発明の一実施例に係る廃プラスチックの分別
方法の溶剤分画フロー図である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニール
    系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、及びポリエステル系樹
    脂の2種以上を含む粉状の廃プラスチック原料を冷キシ
    レンに入れて、溶解するポリスチレン系樹脂及びこれに
    含まれる可塑剤と、溶解しないその他の廃プラスチック
    原料(A)に分ける工程と、 前記冷キシレンに溶解しなかった廃プラスチック原料
    (A)をテトラヒドロフランに入れて、溶解するポリ塩
    化ビニール系樹脂及びこれに含まれる可塑剤と、溶解し
    ないその他の廃プラスチック原料(B)に分ける工程
    と、 前記テトラヒドロフランに溶解しなかった廃プラスチッ
    ク原料(B)を熱キシレンにいれて、溶解するポリオレ
    フィン系樹脂と、溶解しないその他の廃プラスチック原
    料(C)に分ける工程と、 前記熱キシレンに溶解しなかった廃プラスチック原料
    (C)を熱m−クレゾールに入れて、溶解するポリエス
    テル系樹脂と、溶解しないフィラー及びその他の合成樹
    脂に分ける工程とを有してなることを特徴とする廃プラ
    スチックの分別方法。
  2. 【請求項2】 前記冷キシレンによって溶解分離したポ
    リスチレン系樹脂及びこれに含まれる可塑剤をメタノー
    ル/アセトンの溶媒に入れて、溶解する可塑剤と、溶解
    しないポリスチレン系樹脂に分ける請求項1記載の廃プ
    ラスチックの分別方法。
  3. 【請求項3】 前記テトラヒドロフランによって溶解分
    離したポリ塩化ビニール系樹脂及びこれに含まれる可塑
    剤を冷キシレンにいれて、溶解する可塑剤と、溶解しな
    いポリ塩化ビニール系樹脂に分ける請求項1又は2記載
    の廃プラスチックの分別方法。
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