JP2003225568A - 揮発性有機化合物浄化触媒とその製造方法 - Google Patents

揮発性有機化合物浄化触媒とその製造方法

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正人 保坂
Tetsuo Terajima
徹生 寺島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Mn酸化物触媒において、共存ガスの影響に
よる触媒活性の低下を改良することにより、安価で、か
つ安定した性能を有する揮発性有機化合物の浄化触媒を
提供する必要があった。 【解決手段】 本発明の揮発性有機化合物の浄化触媒
は、Au、AgおよびCuのうちの少なくとも一つとC
oとCeとをMn酸化物に複合化したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生活環境や産業分
野における塗装、成型、燃焼、廃棄物処理などの工程に
伴って発生する揮発性有機化合物成分を除去することを
目的とする酸化触媒およびその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】大気あるいは排ガス中の、アルデヒド、
ケトン、エステル、芳香族化合物などの揮発性有機化合
物(VOC)は、人体への影響が懸念され、近年関心が
払われると同時にその除去が求められている。従来、こ
れらの分野における有機化合物など可燃成分の浄化は、
吸着剤による吸着除去方法、直接燃焼方式、触媒酸化方
式などによるものがほとんどである。この中で触媒酸化
方式は、低温〜中温で反応させることが可能で、比較的
簡単な設備となるため、排ガス処理設備として普及しつ
つある。ここで、触媒酸化方式で用いられる酸化触媒に
は、主にアルミナやシリカなどに担持された白金系金属
触媒などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記酸化触媒に用いら
れるPt、Pdなどの白金属系金属触媒は、貴金属が稀
少であり高価である。そのため、特に風量の大きいプラ
ントの排ガス処理などの場合など、特に使用量が多い場
合は、コストが高いという課題があった。
【0004】このような用途について、安価なMn酸化
物を主成分とする触媒を使用することが検討され、数1
0ppm程度の希薄なガスであれば、白金属系金属触媒
と同等、ガス種によってはそれ以上の触媒活性を示し
た。しかし、数100ppmを越えるような比較的高濃
度のVOCに対しては、触媒の酸化還元速度が追いつか
ずに活性が低下し、不完全な酸化反応によって一酸化炭
素という有毒ガスを発生した。また、反応する揮発性有
機化合物の濃度が高いと、酸化(燃焼)により発生する
熱によって、触媒の温度上昇が生じる。
【0005】特に、Mn酸化物では、γ型の結晶構造を
有するMnO2が活性であるが、MnO2は、450℃程
度以上の高温で次第にMn23に変化するため、著しく
比表面積が減少する。したがって、高濃度のガスの場合
には、触媒上での発熱反応に伴って触媒活性が低下し、
問題である。特に高濃度ガスに対しての対応性は、活性
炭などを併用した吸着再生−間欠反応型の触媒装置には
重要である。
【0006】上記のようなMn酸化物触媒の性能を改良
する目的でCoとCeとMn酸化物触媒を複合化するこ
とで、高濃度ガスに対する浄化特性や耐熱性について改
良することができる。
【0007】ところが、塗装工程や接着工程で使用され
る揮発性有機溶剤中にはトルエンやキシレンなどの複数
の揮発性有機化合物が含まれていることが多い。一方、
酸化触媒は浄化する物質が複数存在する場合、共存ガス
の反応中間生成物による被毒作用が生じ、触媒活性が低
下し、触媒設計を行う上で大きな課題となっていた。
【0008】本発明は、安価なMn酸化物触媒につい
て、共存ガスの影響を受けず、浄化性能を維持できる揮
発性有機化合物浄化触媒と、その製造方法の提供を目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、Au、Agお
よびCuのうちの少なくとも一つとCoとCeとをMn
酸化物に複合化した浄化触媒であり、特にAgを添加す
るすることで、最も優れた分解性能と安定性を発揮す
る。Agの転化率Ag/(Mn+Co+Ce+Ag)が
0.01〜0.2の範囲内である揮発性有機化合物の浄
化触媒である。
【0010】また、本発明は、Mn酸化物を主成分とす
る粒子状物質に、Co、CeとAu、AgおよびCuの
うちの少なくとも一つの水溶性塩と、水溶性有機高分子
を混合して、揮発性有機化合物の浄化触媒の製造するも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明では、Au、AgおよびC
uのうちの少なくとも一つを選択し、CoとCeとをM
n酸化物に複合化した浄化触媒である。これにより、共
存ガスの影響による触媒性能の低下を防止することがで
きる。
【0012】特にAgを添加するすることで、最も優れ
た分解性能と安定性を発揮し、Agの転化率Ag/(M
n+Co+Ce+Ag)が0.01〜0.2の範囲内と
しており、この範囲内では複合化組成の中でも特に顕著
な効果が得られる。
【0013】上記本発明の揮発性有機化合物分解触媒の
製造方法は、Mn酸化物に、Au、AgおよびCuのう
ちの少なくとも一つとCo、Ceとの水溶性塩(例えば
硝酸塩)と、水溶性有機高分子を混合する工程、乾燥工
程、焼成する工程からなる方法である。通常の含浸法の
場合は、乾燥過程で塩類の固形物表面への偏析が生じる
ため、不均一な組成となってしまうが、水溶性有機高分
子を混合することで、ある程度水分が蒸発してしまった
段階でも水溶性塩類がMn酸化物粒子の近傍に存在す
る。ここで、水溶性高分子の例としては、ポリエチレン
グリコール、ポリビニルアルコール、カルボキシメチル
セルロース、水溶性澱粉などがあげられる。
【0014】さらに、Mn酸化物はすでに酸化触媒作用
を有しているため、適当な水溶性有機高分子であれば、
完全に分解することが可能である。そこで、焼成する過
程で、水溶性塩の分解と水溶性有機高分子が同時に生
じ、均一な複合酸化物触媒を簡単な方法で得ることがで
きる。
【0015】このようにして得られた複合酸化物触媒
は、粉砕後に加圧成型、あるいは押し出し成形してペレ
ットやハニカム体として用いることができるが、そのほ
かに、前記複合酸化物触媒と水とおよびシリカゾル、ア
ルミナゾルといった無機系バインダーと混合し、スラリ
ーを形成し、セラミックス焼結体、セラミックス繊維、
金属薄板、炭素などの素材から構成される構造体を基材
として、浸漬、乾燥、焼成を行うことによって触媒被覆
層を形成することができる。
【0016】さらに、直接Mn酸化物と、Au、Agお
よびCuのうちの少なくとも一つと、CoおよびCeの
水溶性塩と、水溶性有機高分子と、水などの分散媒と、
無機系バインダーとを粉砕混合することでスラリーを形
成し、前記基材をスラリーに含浸し、余剰のスラリー除
去後、乾燥、焼成することで複合酸化物を形成すると同
時に触媒被覆層を形成することも可能である。この方法
を用いると、基材上で複合酸化物が形成され、かつ乾燥
過程が水溶性高分子によって均一化されるため、より簡
略化したプロセスで均質な触媒を製造することが可能と
なる。
【0017】(実施の形態1)Co硝酸塩溶液とCe硝
酸塩溶液をCoとCeの原子比4:1で混合し、さら
に、MnO2(比表面積29m2/g)に対し、Mnとの
原子比が0.25となるように、CoとCe混合硝酸塩
溶液を混合する。
【0018】次に、1)Au、2)Ag、3)Cu、
4)Cr、5)Li、6)Niについて、Mnとの原子
比が0.1になるように各金属の水溶性塩溶液を溶解さ
せた水に、MnO2、および水溶性澱粉を添加し、坩堝
に入れて300℃で1時間焼成することによってそれぞ
れの触媒粉末を得た。
【0019】得られた触媒粉末を適量の水、および無機
バインダーと混合し、湿式粉砕を行うことでスラリー化
した後、ハニカム基材(材質コージライト、400セル
/inch2、φ2×10mm)を上記触媒スラリーに
浸漬、air拭き後、300℃で焼成する操作を必要回
数繰り返し、0.95gの各種元素修飾MnO2を被覆
形成したハニカム触媒を得た。
【0020】以上のようにして得られた1)〜6)の触
媒について、O−キシレン共存下のトルエンの分解特性
を図1に示す装置を用いて検討した。石英管1内にハニ
カム触媒2を位置させ、触媒2に設けた温度検出部3か
らの信号により、温度コントローラ4により電気炉5へ
の通電量を制御し、触媒2の温度を150℃から350
℃まで変化させて浄化性能を検討した。混合ガス発生装
置6は、内部にバブリングユニット7a、7bとフロー
メータ8a、8bを設け、2種類のガスを任意の濃度で
混合できるようにしてある。供給する空気はフローメー
タ9で制御され、トルエン50ppm、O−キシレン5
0ppmを共存させた混合ガスを2L/minで触媒に
供給し、出口のトルエン濃度、CO、CO2濃度をガス
分析装置10でモニターしてO−キシレン共存下のトル
エン浄化性能を調べた。
【0021】1)〜6)で修飾したMnO2触媒につい
て、トルエン50ppm、O−キシレン50ppmを共
存させた場合のトルエンに対する浄化率特性を図2に示
す。
【0022】図2から明らかなように、O−キシレン共
存下のトルエン浄化特性はAu、Ag、Cuなどが高か
った。特に、Agを添加した場合が最も浄化特性が優れ
ていた。
【0023】(実施の形態2)次に添加する金属をAg
に固定し、Agの転化率Ag/(Mn+Co+Ce+A
g)について検討した。その結果を図3に示す。Ag/
(Mn+Co+Ce+Ag)比が0.01〜0.2範囲
で、好ましくは0.05〜0.2の範囲で、Ag無添加
やAgを多量に添加した場合に比べて、浄化率が向上
し、良好な特性が得られた。その理由として、CoとM
nが複合酸化物を形成し、格子欠陥が形成されるととも
に、Ceによる分散効果、および複合酸化物への酸素供
給による触媒酸化反応についての促進効果があるものと
考えられる。
【0024】(実施の形態3)本発明の触媒の製造法に
ついて述べる。初めにMn酸化物、Ag硝酸塩溶液、C
o硝酸塩溶液、Ce硝酸塩溶液と、水溶性有機高分子を
混合する。ここで、水溶性高分子の例としては、ポリエ
チレングリコール、ポリビニルアルコール、カルボキシ
メチルセルロース、水溶性澱粉などがあげられる。
【0025】次に、この混合溶液を乾燥処理する。通常
の含浸法の場合は、乾燥過程で塩類の固形物表面への偏
析が生じるため、不均一な組成となってしまうが、水溶
性有機高分子を混合することで、ある程度水分が蒸発し
てしまった段階でも水溶性塩類がMn酸化物の近傍に存
在する。
【0026】最後に300℃1時間で焼成し、触媒粉末
を調整する。ここで、焼成工程における温度であるが、
Mn酸化物はすでに酸化触媒作用を有しているため、適
当な水溶性有機高分子であれば、比較的低温でも完全に
分解することが可能である。実際には焼成温度が150
℃以上あれば、焼成する過程で、水溶性塩の分解と水溶
性有機高分子が同時に生じ、均一な複合酸化物触媒を得
ることができる。ただし、焼成温度を350℃以上にす
ると、MnO2が高活性なγ型の結晶構造から比較的活
性が低いβ型の結晶構造を有するMn23への変化が生
じるので、焼成温度としては150℃〜350℃が好ま
しい。
【0027】このようにして得られた複合酸化物触媒
は、粉砕後に加圧成型、あるいは押し出し成形してペレ
ットやハニカム体として用いることができるが、そのほ
かに、前記複合酸化物触媒と水とおよびシリカゾル、ア
ルミナゾルといった無機系バインダーと混合し、スラリ
ーを形成し、セラミックス焼結体、セラミックス繊維、
金属薄板、炭素などの素材から構成される構造体を基材
として、浸漬、乾燥、焼成を行うことによって触媒被覆
層を形成することができる。
【0028】次に調製法の影響について検討した。調製
方法としては、本発明の調整法をA、水溶性有機高分子
を添加せずに硝酸塩水溶液を含浸し、乾燥、焼成する方
法をB、硝酸塩水溶液を含浸させ、アンモニア水により
沈殿させ、乾燥、焼成させる沈殿法をC、粒子状酸化コ
バルトと酸化セリウムをボールミルによって湿式粉砕
後、乾燥、焼成させる混合法をDとし、実施の形態1に
おける2)の組成(MnO 2に対する原子比Co:0.
2、Ce:0.05、Ag:0.1)の触媒を調製し、
比較検討した。
【0029】Cの方法の場合、一般的に水酸化アルカリ
を用いることが多いが、アルカリ金属を除去するための
濾過、あるいは洗浄工程処理を簡略化させるために、熱
分解可能なアンモニアによる沈殿法を用いた。しかし、
Ce塩はアンモニアによってpHをアルカリ側に変化さ
せることで、容易に沈殿させることができたが、Co塩
については、一部沈殿せずに、溶液中に残存してしまう
ため、均一性に欠ける問題があった。A〜Dの方法によ
って調整された触媒に対し、トルエン50ppm、O−
キシレン50ppmを共存させた場合のトルエンに対す
る浄化率特性についての結果を(表1)に示す。
【0030】
【表1】
【0031】(表1)の結果から明らかなように、本発
明の方法で調製された触媒は、簡単に複合酸化物触媒を
製造することが可能で、しかも最も高い性能を発揮する
ことができる。なお、本発明の方法Aの場合、実施の形
態1に示したように、乾燥、焼成工程によって一度複合
酸化物を形成してから、ハニカム触媒を作製している
が、MnO2、および水溶性有機高分子と添加金属の水
溶性塩、無機系バインダ、水からなるスラリーを形成
し、そこに直接ハニカム基材を浸漬し、乾燥後に焼成す
ると、より簡単なプロセスでハニカム触媒を製造するこ
とができ、触媒性能も同等以上のものが得られる。な
お、この製造方法を用いる場合は、Mnの形態は、その
触媒作用によって有機高分子を分解するため、あらかじ
め酸化物となっていることが好ましく、よりポーラスな
修飾体を得ることができる。
【0032】また、本発明実施の形態では、VOCの代
表物質としてトルエン、キシレンについて述べたが、同
じ芳香族のケトン、エステル、エーテル類他、多様な種
類の化合物に適用することが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明によれ
ば、安価で、共存ガスの影響を受けず、浄化性能を維持
できる揮発性有機化合物浄化触媒とその製造方法の提供
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に用いたトルエン浄化試験
装置の図
【図2】本発明実施の形態1における触媒によるO−キ
シレン共存下のトルエン浄化特性を示すグラフ
【図3】本発明実施の形態2における触媒によるO−キ
シレン共存下のトルエン浄化特性を示すグラフ
【符号の説明】
1 石英管 2 ハニカム触媒 3 温度検出部 4 温度コントローラ 5 電気炉 6 混合ガス発生装置 7a,b バブリングユニット 8a,7b フローメータ 9 フローメータ 10 ガス分析装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 基啓 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4D048 AA17 AA19 AB01 BA19X BA28X BA34X BA35X BA37X BA41X BB02 4G069 AA03 AA08 BA13B BA29C BB02A BB02B BB06A BB06B BC04B BC31A BC31B BC32A BC32B BC33A BC33B BC43A BC43B BC58B BC62A BC62B BC67A BC67B BC68B CA07 CA19 EA19 EB12Y FA02 FB14 FB30 FB35 FC03 FC07 FC08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属元素MとCoとCeとをMn酸化物
    に複合化した、Mn酸化物を主成分とする浄化触媒であ
    って、金属元素MはAu、AgおよびCuのうちの少な
    くとも一つであることを特徴とする揮発性有機化合物浄
    化触媒。
  2. 【請求項2】 金属元素MがAgであることを特徴とす
    る請求項1記載の揮発性有機化合物浄化触媒。
  3. 【請求項3】 Agの転化率Ag/(Mn+Co+Ce
    +Ag)が0.01〜0.2であることを特徴とする請
    求項2記載の揮発性有機化合物浄化触媒。
  4. 【請求項4】 Mn酸化物にCo、Ce、ならびにA
    u、AgおよびCuのうちの少なくとも一つの水溶性塩
    と、水溶性有機高分子を混合する工程、次いで乾燥する
    工程、次いで焼成する工程を包含することを特徴とする
    揮発性有機化合物浄化触媒の製造方法。
  5. 【請求項5】 焼成工程における焼成温度が150℃〜
    350℃であることを特徴とする請求項4記載の揮発性
    有機化合物浄化触媒の製造方法。
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