JP2003225516A - 濃縮機及び濃縮機を用いた連続加圧脱水機並びに移動脱水車 - Google Patents

濃縮機及び濃縮機を用いた連続加圧脱水機並びに移動脱水車

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JP2003225516A
JP2003225516A JP2002028873A JP2002028873A JP2003225516A JP 2003225516 A JP2003225516 A JP 2003225516A JP 2002028873 A JP2002028873 A JP 2002028873A JP 2002028873 A JP2002028873 A JP 2002028873A JP 2003225516 A JP2003225516 A JP 2003225516A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚泥を濃縮して減量させる濃縮機と、濃縮汚
泥をさらに脱水する連続加圧脱水機と、連続加圧脱水機
を積載した移動脱水車を提供する。 【解決手段】 圧送ポンプ(3)の吸込口(18)に回
転円筒型の濃縮機(2)を立設し、圧送ポンプ(3)の
吐出口(25)に曲管状の圧入管(26)を連結して、
この圧入管(26)の後端に垂設させ脱水筒(28)
と、脱水筒(28)の上端に背圧調整板(36)を配設
した曲管状の圧搾管(33)を連結したもので、濃縮機
(2)で減量された半流動状のケーキをスクリュー羽根
のない加圧脱水機(6)に移送して、圧入管(26)の
曲がり抵抗でケーキにせん断作用を与え、脱水筒(2
8)で重力と圧送ポンプ(3)の搬送圧による圧密作用
と圧搾管(33)からの背圧とで圧密脱水し、圧搾管
(33)でせん断作用を加えて含水率のバラツキを均一
化させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、下水汚泥あるいは浄
水スラッジなどを多量に濃縮して減量させる濃縮機と、
この濃縮汚泥をさらに脱水する脱水機の構造を簡素化、
省力化した連続加圧脱水機と、連続加圧脱水機を積載し
た移動脱水車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大都市の下水汚泥などの難ろ過性
有機系汚泥あるいは浄水スラッジなどの無機系汚泥を多
量に脱水する脱水装置としては、回分式よりも処理量が
多い連続式脱水機が使用され、処理量が多い程、省動力
化の重要度が高まる。実用化されている連続式脱水機と
しては、スクリュープレス、ベルトプレス、デカンター
型遠心脱水機、あるいはドラム回転型真空脱水機などが
ある。下水汚泥などの難ろ過性有機系汚泥の脱水装置と
しては、省動力を満足し、さらに廃棄物となるろ布を使
用していない最もシンプルな脱水機としてスクリュープ
レスが挙げられる(例えば、特公平06−13159号
公報)。また、浄水スラッジの脱水装置としては、スク
リュープレスや遠心脱水機ではスクリュー羽根の摩耗の
問題があり、回分式のフイルタープレスが採用されてい
る(例えば、特開2001−224910号公報)。そ
して、分散する小規模下水処理場などから発生する少量
の汚泥を脱水する装置として、ベルトプレスを積載した
移動脱水が利用されている(例えば、特開昭60−41
599号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的にスクリュープ
レスは、低速回転のため動力が小さく、ろ材の目が比較
的大きいので目詰まりが少なく、ベルトプレスに比べて
ろ材の洗浄水量が大幅に少ない利点があるが、スクリュ
ープレスのろ過面は、外筒の片面ろ過であり、必要なろ
過面積を確保するための占有スペースが大きくなる。汚
泥中に無機質が多く含まれる浄水スラッジでは、排出口
に背圧が加えられ、スクリュー羽根が摩耗して脱水性能
が低下する欠点がある。そして、フイルタープレスは、
大容量処理を可能とするが、間歇脱水のため雑時間が長
くなり、大きい設置スペースも必要となる。また、ベル
トプレス脱水機を積載した移動脱水車は、濃縮装置とケ
ーキホッパー及び排出したケーキの圧送装置も必要で、
積載重量とスペースが大きくなり、移動脱水車も大きく
なる。この発明は、濃度の低い汚泥を濃縮して減量させ
る濃縮機と、この濃縮機の後段に摩耗の発生するスクリ
ューを廃止して、せん断作用と、重力と背圧を利用した
圧密作用で加圧脱水させる連続加圧脱水機と、連続加圧
脱水機を積載した移動脱水車を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は従来の課題を
解決するもので、濃縮機の要旨とするところは、立設し
たろ過筒の内部にスクリュー羽根を巻き掛けた送り軸を
垂設してろ過室を形成し、ろ過筒と送り軸を回転自在に
配設して、ろ過筒に洗浄管を対設すると共に、垂設した
送り軸に汚泥の供給路を設け、この供給路の供給口をろ
過室の上端部に開口し、ろ過筒の下端部の排出口に圧送
ポンプを接続したもので、濃度の低い汚泥でも、垂直姿
勢の重力とスクリュー羽根の搬送圧によりろ液が分離さ
れ、スクリュー羽根がろ材面を再生するので汚泥の大量
処理が可能となる。汚泥濃度が低いのでスクリュー羽根
の摩耗もない。そして、濃縮機の排出口を圧送ポンプの
圧送管に接続し、圧送管を貫通して排出口に配設した吸
入弁と圧送管の終端に内設した吸入・輸送用の圧送ピス
トンを連動させて半脱水状のケーキを抜出して圧送させ
るものである。
【0005】第二の発明の濃縮機を用いた連続加圧脱水
機の要旨とするところは、立設したろ過筒の内部にスク
リュー羽根を巻き掛けた送り軸を垂設してろ過室を形成
し、ろ過筒と送り軸を回転自在に配設して、ろ過筒に洗
浄管を対設し、送り軸に設けた汚泥の供給路の供給口を
ろ過室の上端部に開口し、ろ過室の下端部の排出口を圧
送ポンプに接続すると共に、圧送ポンプの吐出口を曲管
状の圧入管に連結し、この圧入管の後端に連結した脱水
筒を垂設させ、脱水筒の内部に内筒を配設して脱水室を
形成し、脱水筒の上端に曲管状の圧搾管を連結し、この
圧搾管の後端部に背圧調整板を配設したもので、濃縮装
置で汚泥重量とスクリュー羽根の押付圧でろ液を分離
し、減量化された濃縮汚泥を、スクリュー羽根のない加
圧脱水機に移送して、せん断作用と圧密作用を受けてケ
ーキ中の水分が分離できる。
【0006】脱水筒のろ材面を再生させるために、脱水
筒の外周面に外周面に沿って回転自在な外筒洗浄管を対
設したもので、洗浄水を噴射すれば、脱水筒の目詰まり
を解消できる。また、脱水筒の内筒に加熱流体の供給管
を連結して加熱室とすれば、ケーキ水分の蒸発と汚泥性
状を変化させ、脱水性の改善ができる。そして、脱水筒
の外周部に吸引室を設け、脱水室を吸引すれば、脱水室
のケーキが吸引されて、脱水性がよくなる。同時に、内
筒にケーキの加熱装置を併設すれば、減圧により沸点が
低下して、低温加熱状態でのケーキ中の水分が蒸発され
る。なお、内筒にろ材を張設し、内筒の内周面に回転自
在な内筒洗浄管を対設すれば、脱水筒での両面ろ過が可
能となり汚泥の処理量が増加する。
【0007】ろ過筒と脱水筒あるいは内筒に張設するろ
材をウエッジワイヤーで構成し、そのスリットを汚泥の
供給側から脱水側に向って配設し、スリットを脱水室ま
たはろ過室に向って縮少開口させれば、ケーキはスリッ
ト面に案内されて排出方向に移動され、摩擦抵抗となる
ことがない。また、ろ過筒と脱水筒あるいは内筒に張設
するろ材をパンチングメタルで構成し、パンチングメタ
ルの開口を汚泥の供給側から脱水側に向って小さくすれ
ば、圧力が高まる排出側のケーキがろ材面から漏れ出す
ことがない。
【0008】第三の発明は、脱水装置がコンパクトとな
るために、上記の濃縮機を圧送ポンプの吸込口に立設し
て吐出口に加圧脱水機を垂設して構成した連続加圧脱水
機と、汚泥を貯留するサービスタンクと、凝集剤を溶解
させる薬品溶解装置と、汚泥と凝集剤を攪拌混合して連
続加圧脱水機に給泥する凝集剤混和槽を車両に積載した
移動脱水車としてもよいものである。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明に係る装置は、上述のよ
うに構成してあり、汚泥は送り軸の供給口からろ過筒に
向って圧入され、その圧入圧により外筒のろ過面からろ
液が分離され、スクリュー羽根の回転により濃縮されな
がら移送される。汚泥はスクリュー羽根の間に供給され
るので、凝集フロックを壊すことがない。ろ過室の排出
口ではスクリュー羽根の搬送圧と垂直姿勢の重力でろ液
が分離される。汚泥は圧密状に濃縮されて半流動状のケ
ーキとなり、下端部の排出口を圧送ポンプに間歇的に排
出される。ろ過筒のろ過性が悪くなった時には、ろ過筒
を回転させながら適宜洗浄水管から洗浄水を噴射すれ
ば、ろ材面を目詰まりさせた固形物を洗い流してろ過筒
が再生できる。
【0010】濃縮装置で減量された半流動状のケーキ
は、脱水筒のケーキを曲がり抵抗で支えながら曲管状の
圧入管の内部を湾曲移動してケーキにせん断作用が与え
られ、ケーキ中の水分を分離し易くする。脱水筒の下端
に流入した半流動状のケーキは、垂設した脱水筒の脱水
室で重力とろ過面との摩擦抵抗による圧密作用を受けな
がらろ液を分離してケーキを脱水させる。脱水筒のろ過
性が悪くなった時には、汚泥圧入を停止させ、あるいは
脱水運転を行いながら、洗浄管を脱水筒に沿って回転さ
せながら洗浄水を脱水筒に向って噴射してろ過面の目詰
まりを解消させる。
【0011】脱水筒の上部に上昇してきたケーキは、脱
水筒の上端に連結した圧搾管の背圧調整板による背圧と
圧送ポンプの搬送圧とで圧密脱水されて、圧搾管に低含
水率のケーキが押し出される。ケーキは圧搾管で曲管状
にせん断作用を受けながら含水率のバラツキが均一化さ
れ、圧搾管の後端から背圧調整を受けながら排出口の背
圧調整板を押し上げてケーキが排出される。なお、脱水
筒へのケーキの圧入初期には、圧搾筒の背圧装置を閉止
して、ろ過室のケーキが所望のケーキとなってから、背
圧装置の開度を調節し、運転に移行する。
【0012】脱水筒の内筒から加熱流体を供給すれば、
移送されるケーキの内側から加熱して、有機物の性状を
変化させて脱水性の向上と水分を蒸発させて減量化やコ
ンポストのための高温加熱殺菌や水分調整が行える。ま
た、外筒の周部の吸引室からケーキ中の水分を真空吸引
させれば、ケーキ中の水分が分離され、沸点の低い温度
でケーキが乾燥されて、低温乾燥のための放熱ロスが少
なくなる。そして、ろ材を張設した内筒に回転自在な洗
浄管を設ければ、ろ過面の目詰まりを解消できる。
【0013】濃縮機のろ過筒と脱水機の脱水筒に使用す
るろ材をウエッジワイヤーとすれば、水分を分離したケ
ーキが、ウエッジワイヤーのスリットに沿って排出され
るので、ろ材抵抗がなく、スリットへの押込みが防止さ
れる。また、排出側の開口を小さくしたパンチングメタ
ルをろ材として使用すれば、順次脱水されて内圧が高く
なるケーキの目抜けを防止できる。
【0014】移動脱水車として濃縮機を用いた連続加圧
脱水機を車両に積載すれば、従来のベルトプレスの移動
脱水車と比較して、濃縮機で減量させた半流動状のケー
キをスクリュー羽根を廃止した脱水筒で脱水するので、
装置の簡素化と省力化が図れる装置となり、車両に積載
重量とスペースの小さいコンパクトな移動脱水車とな
る。
【0015】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づき詳述する
と、図1は濃縮機を用いた連続加圧脱水機であって、連
続加圧脱水機1は、立設した濃縮機2が圧送ポンプ3の
吸込口18に接続してあり、圧送ポンプ3の吐出口25
に垂設した加圧脱水機6が連結してある。図2は濃縮機
の拡大図であって、濃縮機2の円筒状のろ過筒7が上端
部をフレーム8に吊設して、その下端部をフレーム8に
止着した支持フランジ9に摺接してある。このろ過筒7
を外筒駆動機10に連動連結して回転自在に立設してあ
る。このろ過筒7の内部にスクリュー羽根11を巻き掛
けた送り軸12が同筒状に垂設してあり、ろ過筒7と送
り軸12の間にろ過室13が形成してある。送り軸12
はろ過筒7の上端部に回転可能に吊設されてスクリュー
駆動機45に連動連結してあり、ろ過筒7の内部で送り
軸12を回転させるようにしてある。
【0016】図2に示すように、垂下させた送り軸12
に汚泥の供給路14が設けてあり、この供給路14の供
給口14aをろ過室13の上端部に開口してある。ろ過
室13に圧入された汚泥は、スクリュー羽根11の搬送
圧と垂直姿勢の重力が加えられ、濃度の低い汚泥でもろ
過筒7からろ液を多量に排出させる。送り軸12に汚泥
の供給路14を設けた濃縮機2は、スクリュー羽根11
の間から供給されるので、汚泥中の凝集フロックがスク
リュー羽根11の回転に影響されることがなく、脱水性
が損なわれることがない。回転するスクリュー羽根11
がろ過筒7に摺接され、目詰まりさせるケーキ層を掻き
取ってろ材面を常に再生し、ろ液排出を促進させるので
濃度の低い大容量の汚泥を濃縮させて、減量化させるこ
とができる。ろ過室13の下端の排出口16に移送され
た汚泥は圧密状に濃縮されて半流動状のケーキとなる。
【0017】図2に示すように、ろ過筒7の外周面に対
設して洗浄管15が配設してあり、ろ過筒7のろ過性が
悪くなった時に、あるいは所定時間ごとに、ろ過筒7を
回転させて洗浄水管15からろ過筒7に適宜洗浄水を噴
射させる。ろ過筒7の洗浄はろ過運転を行ないながら実
施できるものである。なお、濃縮装置2のろ過運転は、
ろ過筒7の洗浄時にろ過筒7を回転させてもよいが、ろ
過筒7と送り軸12を反対方向に回転させ、あるいは、
同方向に回転させてもよいものである。ろ過操作中にス
クリュー羽根11をろ過筒7の反対方向に回転させれ
ば、スクリュー羽根11のろ材面への摺接回数が増加し
て、スクリュー羽根11の搬送圧も高められ、汚泥の処
理量が増加する。
【0018】図3は濃縮機の下端に接続した圧送ポンプ
であって、圧送ポンプ3の圧送管17に吸入口18が設
けてあり、この吸入口18にフレーム8に止着した支持
フランジ9が嵌着してある。支持フランジ9に開口が設
けてあり、支持フランジ9に支持させたろ過筒7の排出
口16が圧送管17の吸入口18に連通させてある。圧
送管17の吸込口18に吸込弁シリンダー19の吸込弁
20が圧送管17を貫通させて対設してあり、圧送管1
7の後端に圧送シリンダー21の圧送ピストン22が配
設してある。なお、符合23は圧送管17の排出側に設
けた逆流防止用の逆止弁、符合24は逆止弁23の開口
度を調節するストッパーである。吸込弁シリンダー19
と圧送シリンダー21が連動させてあり、吸込弁シリン
ダー19の吸込弁20を後退させて吸込口18を解放す
る時に、圧送シリンダー21の圧送ピストン22を後退
させて、濃縮機2のろ過室13で固液分離した半流動状
のケーキを吸引する。圧送シリンダー21の圧送ピスト
ン22を前進させてケーキを吐出口25に圧送する時
に、吸込弁シリンダー19の吸込弁20を前進させて圧
送ポンプ3の吸込口18を閉止して、濃縮機2のろ過室
13への逆流を防止する。
【0019】図4は加圧脱水装置であって、圧送ポンプ
3の吐出口25に加圧脱水装置6の曲管状の圧入管26
が連接してある。圧入管26の内部に同心状に案内管2
7が内設してあり、この案内管27の先端部を円錐状と
して吐出口25に突出させてある。圧送ポンプ3の吐出
口25から間歇的に排出される半流動状のケーキを曲管
状の圧入管26に圧入する。濃縮機2で減量された半流
動状のケーキは、曲管状の圧入管26の内部を湾曲移動
してケーキにせん断作用を与える。
【0020】圧入管26の後端にろ材を張設した脱水筒
28が垂設してあり、脱水筒28の内部に圧入管26の
案内管27に連設した内筒29が同心状に配設してあ
る。脱水筒28と内筒29の間に脱水室30が形成して
あり、脱水筒28の下端に流入した半流動状のケーキ
は、垂設した脱水筒28の脱水室30で重力とろ過面と
の摩擦抵抗による圧密作用を受けながら、脱水筒28か
らろ液を分離してケーキを脱水させる。圧入管26は脱
水筒28の垂直姿勢のケーキを曲管部の曲がり抵抗で支
えながら、圧送ポンプ3の吐出口25から移送された半
流動状のケーキを湾曲移動させながらせん断作用が加え
られ、ケーキ中の水分を分離し易くする。
【0021】図4に示すように、洗浄管駆動機31に連
動連結した外筒洗浄管32が脱水筒28に対設してあ
り、脱水筒28に張設したろ材が目詰まりしてろ過性が
悪くなった時には、汚泥圧入を停止させ、あるいは脱水
運転を行いながら、外筒洗浄管32を脱水筒28に沿っ
て自転と公転をさせながら洗浄水を噴射して脱水筒28
ろ過面の目詰まりを解消させる。脱水筒28の上端に内
部を中空とした曲管状の圧搾管33が連結してあり、こ
の圧搾管33の後端側にエアーシリンダー34で排出口
35を開閉させる背圧調整板36が配設してある。脱水
筒28の脱水室30を上昇してきたケーキを圧搾管33
の後端から背圧調整板36で背圧を加えながら更に脱水
し、中空とした圧搾管33で曲管状にせん断作用を与え
ケーキ含水のバラツキを均一化させて、排出口35から
脱水ケーキを排出する。
【0022】図5は加熱装置を配設した脱水筒の他の実
施例であって、脱水筒28の内筒29に蒸気または熱風
などの加熱流体の供給管37が連結してあり、内筒29
を加熱室29aとしてある。内筒29の内周部から脱水
室30のケーキを加熱して、加熱後の温湯や廃熱を内筒
29の下端に連結したドレーン38から排出させる。脱
水筒28の周面からケーキ中の水分を蒸発させ、ケーキ
中の有機物を加熱して難ろ過性の性状を変化させて脱水
性を改善し、ケーキの含水率を低下させる。図6は真空
吸引装置を配設した脱水筒の他の実施例であって、脱水
筒28の外周部に吸引室39を設け、この吸引室39に
真空源に連通させた吸引管40が連結してあり、吸引室
39から脱水室30のケーキ中の水分を吸引する。ま
た、内筒29には、加熱流体の供給管37とドレーン3
8が連結してあり、図5に示す加熱装置と同様に、脱水
室30のケーキを内筒29の内側から加熱しながら、ケ
ーキの外側から真空吸引させるようにしてある。減圧に
より沸点を低下させ、低温状態でのケーキ中の水分を蒸
発させる。低温乾燥による放熱ロスが少なくなって乾燥
効率が高くなり、ランニングコストの低減が図れる。
【0023】図7は洗浄装置を配設した脱水筒の他の実
施例であって、脱水筒28と内筒29にろ材が張設して
あり、脱水筒28の外周面と内筒29の内周面に向って
外筒洗浄管32と内筒洗浄管41が配設してあり、外筒
洗浄管32と内筒洗浄管41がチエーン42を介して洗
浄管駆動機31に連動連結してある。外筒洗浄管32を
脱水筒28の外周面に沿って自転と公転をさせ、内筒洗
浄管41を内筒29の中心部で自転させる。脱水筒28
と内筒29のろ材が目詰まりした時には、脱水筒28に
ケーキを滞留させたままで汚泥供給を停止し,あるいは
脱水を行いながら、脱水筒28と内筒29に洗浄水を噴
射すれば、ろ材のろ過目を閉塞させた固形分を洗い流
し、ろ材の目詰まりが解消される。
【0024】図8は脱水筒に張設するろ材であって、脱
水筒28の脱水室30に向って縮少開口したスリット4
3aを脱水筒28の軸心方向に沿って配設したウエッジ
ワイヤー43で構成すれば、ウエッジワイヤー43のス
リット43aに沿ってケーキが排出され、スリット43
aの目にケーキの押込みが防止され、ろ材による過大な
摩擦抵抗の発生を防止できる。また、図9に示すよう
に、脱水筒28に張設するろ材をパンチングメタル44
で構成し、脱水筒28の下端から上端に向ってパンチン
グメタル44の開口44a、44b、44c、44dを
順次小さくすれば、脱水されて順次ケーキによる内圧が
高くなる脱水室30の排出側ほどろ材の開口を小さくし
て、ケーキの目抜けを防止してもよいものである。な
お、濃縮機2のろ過筒7に張設するろ材もウエッジワイ
ヤー43あるいはパンチングメタル44とし、供給側か
ら排出側に向って、脱水筒28に張設する方法で使用す
ればよいものである。
【0025】図10及び図11は移動脱水車であって、
移動脱水車56の荷台に連続加圧脱水機1と、下水処理
場などの汚泥を貯留するサービスタンク57と、凝集剤
を溶解させる薬品溶解装置58と、薬品溶解装置58に
薬剤を供給する薬品供給ポンプ59と、汚泥と凝集剤を
攪拌混合する凝集剤混和槽60と、凝集汚泥を給泥する
給泥圧入ポンプ61と、シリンダーを作動させる空気圧
縮機62と、これらの機器類の操作盤63がそれぞれ載
置してあり、濃縮機2で減量させた半流動状のケーキを
スクリュー羽根を廃止した脱水筒で脱水するので、脱水
装置の簡素化と省力化が図れる装置となり、車両に積載
して重量とスペースのコンパクトな移動脱水車56とな
る。
【0026】
【発明の効果】この発明に係る濃縮機及び濃縮機を用い
た連続加圧脱水機並びに移動脱水車は上記のように構成
してあり、この発明に係る濃縮機が、立設したろ過筒と
送り軸を回転自在に配設してろ過筒に洗浄管を対設し、
送り軸に設けた汚泥の供給口をろ過室の上端部に開口し
て、ろ過筒の下端部の排出口を圧送ポンプに接続したも
ので、スクリュー羽根の搬送圧と垂直姿勢の重力でろ液
が分離され、汚泥の大量処理が可能となる。また、汚泥
はスクリュー羽根の間に供給されるので凝集フロックを
壊すことがなく、汚泥濃度は低くスクリュー羽根の摩耗
もない。そして、圧送ポンプで半流動状のケーキを間歇
的に抜出すことができる。
【0027】この発明に係る連続加圧脱水機は、圧送ポ
ンプの吸込口に濃縮機を立設し、圧送ポンプの吐出口に
曲管状の圧入管を連結して、この圧入管の後端に垂設さ
せ脱水筒と、脱水筒の上端に背圧調整板を配設した曲管
状の圧搾管を連結したもので、濃縮装置で減量された半
流動状のケーキをスクリュー羽根のない加圧脱水機に移
送して、圧入管の曲がり抵抗で脱水筒のケーキを支えな
がらケーキにせん断作用を与え、脱水筒で重力と圧送ポ
ンプの搬送圧による圧密作用と圧搾管からの背圧とで圧
密脱水し、圧搾管でせん断作用を加えて含水率のバラツ
キを均一化させるものである。したがって、従来のスク
リュープレスと比較して、スクリュー羽根の摩耗も減少
され、下水汚泥や浄水スラッジの大量処理が可能とな
り、装置の簡素化と省力化が図れる。
【0028】ろ過筒と脱水筒に外筒洗浄管を対設したの
で、ろ過性が悪くなった時には、適宜洗浄水を噴射すれ
ば、ろ過面の目詰まりを解消することができる。また、
脱水筒の内筒に加熱流体の供給管を連結すれば、水分が
蒸発してケーキの含水率と粘性が低下して脱水性が改善
される。乾燥ケーキはコンポスト化のための高温加熱殺
菌も可能となる。そして、脱水筒の外周部に吸引室を設
ければ、ケーキ中の水分が吸引されて脱水性がよくな
る。同時に、内筒に加熱装置を併設すれば、沸点の低い
温度で水分が蒸発して放熱ロスが少なくなる。
【0029】内筒にろ材を張設し、内筒の内周面に回転
自在な内筒洗浄管を対設すれば、脱水筒での両面ろ過が
可能となり汚泥の処理量が増加する。ろ過筒と脱水筒あ
るいは内筒に張設するろ材をウエッジワイヤーで構成
し、そのスリットを汚泥の脱水側に向って配設すれば、
ケーキはウエッジワイヤーのスリットに沿って排出さ
れ、ろ材抵抗がなくスリットへの押込みが防止される。
また、パンチングメタルをろ材とし、排出側のろ材の開
口を小さくすれば、順次脱水されて内圧が高くなるケー
キの目抜けを防止することができる。
【0030】この発明に係る連続加圧脱水機を移動脱水
車に載置すれば、従来のスクリュープレスや遠心分離機
などを用いた移動脱水車と比較して、濃縮機で減量させ
た半流動状のケーキをスクリュー羽根を廃止した脱水筒
で脱水するので、脱水装置の簡素化と省力化が図れ、車
両に積載して重量とスペースのコンパクトな移動脱水車
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る濃縮機を用いた連続加圧脱水機
の縦断側面図である。
【図2】この発明に係る濃縮機の縦断側面図である。
【図3】この発明に係る濃縮機に接続した圧送ポンプの
縦断面図である。
【図4】この発明に係る加圧脱水機の縦断面図である。
【図5】同じく、加圧脱水機の内筒を加熱室とした他の
実施例の縦断側面図である。
【図6】同じく、加圧脱水機の脱水筒の周部に吸引室を
設けた他の実施例の縦断側面図である。
【図7】同じく、加圧脱水機の内筒にろ材を張設して、
内筒洗浄管とした他の実施例の縦断側面図である。
【図8】同じく、脱水筒に用いるろ材をウエッジワイヤ
ーとした実施例の一部斜視図である。
【図9】同じく、脱水筒に用いるろ材をパンチングメタ
ルとした実施例の一部斜視図である。
【図10】この発明に係る移動脱水車の側面図である。
【図11】同じく、移動脱水車の平面図である。
【符号の説明】
1 連続加圧脱水機 2 濃縮機 3 圧送ポンプ 6 加圧脱水機 7 ろ過筒 11 スクリュー羽根 12 送り軸 13 ろ過室 14 供給路 14a 供給口 15 洗浄管 16 排出口 17 圧送管 18 吸込口 20 吸入弁 22 圧送ピストン 25 吐出口 26 圧入管 28 脱水筒 29 内筒 29a 加熱室 30 脱水室 32 外筒洗浄管 33 圧搾管 36 背圧調整板 37 供給管 39 吸引室 41 内筒洗浄管 43 ウエッジワイヤー 43a スリット 44 パンチングメタル 44a、44b、44c、44d 開口 57 サービスタンク 58 薬品溶解装置 60 凝集剤混和槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60P 3/00 B01D 29/10 510D C02F 11/12 ZAB 520E 29/38 510C 520C

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立設したろ過筒(7)の内部にスクリュ
    ー羽根(11)を巻き掛けた送り軸(12)を垂設して
    ろ過室(13)を形成し、ろ過筒(7)と送り軸(1
    2)を回転自在に配設して、ろ過筒(7)に洗浄管(1
    5)を対設すると共に、送り軸(12)に汚泥の供給路
    (14)を設け、この供給路(14)の供給口(14
    a)をろ過筒(7)の上端部に開口し、ろ過筒(7)の
    下端部の排出口(16)に圧送ポンプ(3)を接続した
    ことを特徴とする濃縮機。
  2. 【請求項2】 上記濃縮機(2)の排出口(16)を圧
    送ポンプ(3)の圧送管(17)に接続し、圧送管(1
    7)を貫通して排出口(16)に配設した吸入弁(2
    0)と圧送管(17)の終端に内設した吸入・輸送用の
    圧送ピストン(22)を連動させて半脱水状のケーキを
    圧送させることを特徴とする請求項1記載の濃縮機。
  3. 【請求項3】 立設したろ過筒(7)の内部にスクリュ
    ー羽根(11)を巻き掛けた送り軸(12)を垂設して
    ろ過室(13)を形成し、ろ過筒(7)と送り軸(1
    2)を回転自在に配設して、ろ過筒(7)に洗浄管(1
    5)を対設し、送り軸(12)に設けた汚泥の供給路
    (14)の供給口(14a)をろ過室(13)の上端部
    に開口し、ろ過室(13)の下端部の排出口(16)を
    圧送ポンプ(3)に接続すると共に、圧送ポンプ(3)
    の吐出口(25)を曲管状の圧入管(26)に連結し、
    この圧入管(26)の後端に連結した脱水筒(28)を
    垂設させ、脱水筒(28)の内部に内筒(29)を配設
    して脱水室(30)を形成し、脱水筒(28)の上端に
    曲管状の圧搾管(33)を連結し、この圧搾管(33)
    の後端部に背圧調整板(36)を配設したことを特徴と
    する濃縮機を用いた連続加圧脱水機。
  4. 【請求項4】上記脱水筒(28)の外周面に沿って回転
    自在な外筒洗浄管(32)を対設したことを特徴とする
    請求項3記載の濃縮機を用いた連続加圧脱水機。
  5. 【請求項5】 上記脱水筒(28)の内筒(29)に加
    熱流体の供給管(37)を連結して加熱室(29a)と
    したことを特徴とする請求項3または4に記載の濃縮機
    を用いた連続加圧脱水機。
  6. 【請求項6】上記脱水筒(28)の外周部に吸引室(3
    9)を設け、脱水室(30)を吸引させることを特徴と
    する請求項3乃至5の何れか1項に記載の濃縮機を用い
    た連続加圧脱水機。
  7. 【請求項7】上記内筒(29)にろ材を張設し、内筒
    (29)の内周面に回転自在な内筒洗浄管(41)を対
    設したことを特徴とする請求項3記載の濃縮機を用いた
    連続加圧脱水機。
  8. 【請求項8】上記ろ過筒(7)と脱水筒(28)、ある
    いは内筒(29)に張設するろ材をウエッジワイヤー
    (43)で構成し、そのスリット(43a)を汚泥の供
    給側から脱水側に向って配設し、スリット(43a)を
    ろ過室(13)または脱水室(30)に向って縮少開口
    させたことを特徴とする請求項3乃至7の何れか1項に
    記載の濃縮機を用いた連続加圧脱水機。
  9. 【請求項9】上記ろ過筒(7)と脱水筒(28)、ある
    いは内筒(29)に張設するろ材をパンチングメタル
    (44)で構成し、パンチングメタル(44)の開口
    (44a、44b、44c、44d)を汚泥の供給側か
    ら脱水側に向って小さくしたことを特徴とする請求項3
    乃至7の何れか1項に記載の濃縮機を用いた連続加圧脱
    水機。
  10. 【請求項10】 請求項3に記載の濃縮機(2)を圧送
    ポンプ(3)の吸込口(18)に立設して吐出口(2
    5)に加圧脱水機(6)を垂設して構成した連続加圧脱
    水機(1)と、汚泥を貯留するサービスタンク(57)
    と、凝集剤を溶解させる薬品溶解装置(58)と、汚泥
    と凝集剤を攪拌混合して連続加圧脱水機(1)に給泥す
    る凝集剤混和槽(60)を車両に積載したことを特徴と
    する移動脱水車。
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