JP2003225494A - 電気洗濯機 - Google Patents

電気洗濯機

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JP2003225494A
JP2003225494A JP2002028302A JP2002028302A JP2003225494A JP 2003225494 A JP2003225494 A JP 2003225494A JP 2002028302 A JP2002028302 A JP 2002028302A JP 2002028302 A JP2002028302 A JP 2002028302A JP 2003225494 A JP2003225494 A JP 2003225494A
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electric
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Shunichi Ishikawa
俊一 石川
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軽微な汚れの洗濯物を洗剤を使用しないで洗濯
するように使用するのに好適な電気洗濯機を提案する。 【解決手段】制御装置17は、洗剤検出センサー23か
らの洗剤検出信号を参照し、洗い水に洗剤が含まれてい
る場合には、その後、濯ぎを行う洗剤使用洗い制御を実
行し、洗い水に洗剤が含まれていない場合には、その後
の濯ぎを省略する無洗剤洗い制御を実行し、無洗剤洗い
が連続して過度に繰り返されたときには、洗剤使用洗い
を勧める警報を発生するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気洗濯機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気洗濯機は、洗濯槽(洗濯兼脱水槽)
に洗濯物と洗剤を投入し、洗濯槽内に給水して撹拌翼を
回転させて洗濯物を撹拌することにより洗いを行い、洗
い水を排水および遠心脱水した後に濯ぎ水を給水して撹
拌翼を回転させて洗濯物を撹拌することにより濯ぎ(濯
ぎI)を行い、濯ぎ水を排水および遠心脱水した後に、
再度、濯ぎ水を給水して撹拌翼を回転させて洗濯物を撹
拌することにより濯ぎ(濯ぎII)を行い、排水および遠
心脱水する洗濯工程を実行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近、軽微な汚れの洗
濯物については、洗剤を使用しないで洗う電気洗濯機が
提案されているが、同一洗濯物に対して無洗剤洗いを過
度に繰り返すと洗濯物に黄ばみが発生する問題がある。
【0004】本発明の1つの目的は、軽微な汚れの洗濯
物を洗剤を使用しないで洗うように使用するのに好適な
電気洗濯機を提案することにある。
【0005】本発明の他の目的は、洗剤を使用しないで
行う洗いを過度に繰り返すことにより洗濯物に黄ばみが
発生するのを防止することができるように使用するのに
便利な電気洗濯機を提案することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗濯兼脱水槽
内に給水して撹拌することにより該洗濯兼脱水槽内の洗
濯物を洗濯し、洗濯兼脱水槽を回転させて遠心脱水する
電気洗濯機において、洗い水に含まれる洗剤の有無を検
出し、洗い水に洗剤が含まれている場合には、その後、
濯ぎを行う洗剤使用洗い制御を実行し、洗い水に洗剤が
含まれていない場合には、その後の濯ぎを省略する無洗
剤洗い制御を実行する制御装置を設けたことを特徴とす
る。
【0007】また、前記制御装置は、無洗剤洗い運転の
連続回数を計数し、所定回数繰り返されたときには、洗
剤を使用して洗濯する洗剤使用洗いを勧める無洗剤洗い
警報を行うことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明になる電気洗濯機
の一実施の形態を示す縦断側面図である。1は外枠で、
内部機構の周囲を内包する電気洗濯機の枠体である。2
は、電気洗濯機の外枠1の内部に設けた洗濯兼脱水槽で
ある。この洗濯兼脱水槽2は、上端縁部に流体バランサ
ー3を備えている。洗濯兼脱水槽2の底部の内側には、
回転自在に撹拌翼4を備える。5は外槽であり、その内
部に前記洗濯槽兼脱水槽2を回転自在に備える。外槽5
は、その底部の外側に、駆動電動機と切換機構を内蔵し
た電動駆動装置6を鋼板製の取り付けベース7を介して
取り付け、外枠1の上端四隅から防振支持装置8によっ
て懸垂支持される。
【0009】衣類投入口9aを形成した上カバー9は、
衣類投入口9aを洗濯兼脱水槽2の上方に位置させて、
枠体1の上部開口を覆うように該開口の端縁に嵌め込
み、フロントパネル10およびバックパネル11と共に
取り付けねじ(図示省略)によって外枠1に取り付けて
設置する。
【0010】上カバー9の前縁部で、前記フロントパネ
ル10の下側に形成されるフロントパネルボックス12
は、電源スイッチ13と操作スイッチである入力スイッ
チ群14と表示素子群15と外槽5内の水位に応じた水
位信号を発生する水位センサー16と制御装置17を内
蔵する。
【0011】上カバー9の後縁部で、バックパネル11
の下側に形成されるバックパネルボックス18には、入
水側を受水口19に接続し、出水側を注水口20に接続
する給水電磁弁21を内蔵する。注水口20は、洗濯槽
兼脱水槽2の開口に向けて放水するように形成されてい
る。バックパネルボックス18には、更に、必要に応じ
て、風呂水などの水をポンプを介して洗濯槽兼脱水槽2
に供給するための風呂の残り湯を給水する給水ポンプや
水道水軟水化装置や洗剤投入装置や仕上剤投入装置を設
ける。
【0012】上カバー9に形成した衣類投入口9aは、
蓋22によって開閉自在に覆う構造となっている。
【0013】外槽5の底部内側には、水質検出センサー
23を設置し、この底部に形成した排水口5aは、排水
電磁弁24を介して排水ホース25に接続する。また、
外槽5の下部にはエアートラップ5bを設け、このエア
ートラップ5bはエアーチューブ26を介して前記水位
センサー16に接続する。水位センサー16は、空気圧
により水位を検出し、水位を表わす水位検出信号を制御
装置17に入力する。
【0014】枠体1の下方には、四隅に脚26を取り付
けた合成樹脂製のベース28を装着する。
【0015】図2は、図1に示した電気洗濯機の制御系
を示すブロック図である。制御装置17は、マイクロコ
ンピュータ17aと負荷駆動装置17bによって構成す
る。マイクロコンピュータ17aは、内蔵したメモリに
記憶させた制御処理プログラムを実行することにより、
入力スイッチ群14からの入力によって設定された洗濯
条件および水位センサー16,水質検出センサー23か
らの検出信号を参照して洗濯および脱水運転制御処理を
実行し、負荷駆動装置17bを介して電動駆動装置6,
給水電磁弁21,排水電磁弁24を制御する。
【0016】電動駆動装置6は、駆動電動機6aと切換
機構6bを備える。駆動電動機6aは、可逆回転型のコ
ンデンサ分相形誘導電動機やインバータ駆動方式の永久
磁石電動機(ブラシレス直流モータ)を使用する。切換
機構6bは、クラッチ機構と減速歯車機構を備え、駆動
電動機6aの回転をそのまま前記洗濯兼脱水槽2に伝達
する回転伝達系と、駆動電動機6aの回転を減速歯車機
構を介して減速して前記撹拌翼4に伝達する回転力伝達
系をクラッチ機構によって選択的に形成する。
【0017】負荷駆動装置17bは、図示説明は省略す
るが、駆動電動機6aを半導体スイッチまたはインバー
タによって制御し、クラッチ機構6b,給水電磁弁2
1,排水電磁弁24を半導体スイッチによって制御する
ように構成する。
【0018】この実施の形態における前記制御装置17
は、洗剤を使用して洗濯および脱水を行う洗剤使用洗い
制御と洗剤を使用しないで洗いおよび脱水を行う無洗剤
洗い制御を自動的に選択して実行し、更に、同一の洗濯
物に対して洗剤を使用しない無洗剤洗い運転を連続して
過度に繰り返すことによる該洗濯物の黄ばみ発生を防止
するために洗剤を使用する洗剤使用洗いを行うことを勧
める警報を発するような運転制御を行う。無洗剤洗いに
おいては、洗い中に洗剤が投入された場合には洗剤使用
洗いに適した撹拌(時間と強さ)制御と後処理に変更
し、洗い水の汚濁が多い場合には、洗濯物の汚れが多い
ものと推定して該汚れを洗うのに適した撹拌(時間と強
さ)制御と後処理に変更する。
【0019】洗い水に含まれる洗剤の有無と洗い水の汚
濁の検出は、水質検出センサー23から出力される検出
信号に基づく推定により行う。この水質検出センサー2
3は、洗い水の電気導電度に応じた大きさの検出信号を
出力する構成であり、制御装置17は、この水質検出セ
ンサー23から出力される検出信号の大きさに基づいて
洗剤の有無を推定し、検出信号の大きさの変化に基づい
て汚濁(洗濯物の汚れ)の程度を推定する。
【0020】図3は、洗い水に洗剤を投入したときの洗
剤濃度(ppm)と洗い水の電気導電度{(1/MΩ)
/cm}の関係を示した特性図であり、図4は、その拡
大図である。洗い水の電気導電度は、洗剤濃度に比例し
て上昇する。衣類の洗濯に使用する洗剤量は、一般的に
は、30リットルの洗い水に対して30グラムが適量
(標準使用量)とされている。図3に示した例では、給
水された洗い水の電気導電度の値は約314{(1/M
Ω)/cm}であるが、この洗い水に標準使用量の洗剤
を投入されたときの洗剤濃度は約830ppmとなり、
その電気導電度の値は、約800{(1/MΩ)/c
m}に上昇する。従って、制御装置17は、給水時また
は洗い中に電気導電度の値を監視することにより、その
値に基づいて洗剤が投入されたことを検出することがで
きる。
【0021】図5は、洗剤を投入しない洗い水で洗濯物
を洗うことによる該洗濯物の汚れの程度と洗い水の電気
導電度(洗い水の汚濁の程度){(1/MΩ)/cm}
の関係を示した特性図である。洗い水の汚濁は、洗濯物
の汚れの程度に比例して増加し、洗い水の電気導電度も
相応して上昇するが、この上昇の程度は少ないことか
ら、その検出信号の大きさの絶対値で推定すると給水源
や水温による影響で初期値が異なることから推定誤差が
大きくなる。従って、この実施の形態では、制御装置1
7は、給水時に洗い開始前の洗い水の水質(電気導電
度)を検出して初期値として記憶しておき、洗い時に検
出した洗い水の水質(電気導電度)の変化の程度に基づ
いて洗濯物の汚れの程度を推定するように構成してい
る。洗い水の汚濁の程度は、光透過センサーを設けるこ
とによっても検出することができるが、導電度センサー
(水質検出センサー23)を共用するのが簡単である。
【0022】このような運転を行うためにマイクロコン
ピュータ17aが実行する洗濯および脱水制御処理を図
6〜図8を参照して説明する。
【0023】図6は、マイクロコンピュータ17aが実
行する洗濯および脱水制御処理の基本的なフローチャー
トである。
【0024】ステップS101 入力スイッチ群14からの入力に従った初期設定を行
う。ここでは、例えば、標準洗い,念入り洗い,ドライ
マーク衣類洗い,ワイシャツ洗い,毛布洗いなどの洗濯
コースの設定を行う。
【0025】ステップS102 入力スイッチ群14のスタートスイッチが入力されるの
を監視し、スタートスイッチが入力されると洗濯および
脱水運転を開始する。
【0026】ステップS103 乾布センシングを行う。この検出では、駆動電動機6a
の回転を撹拌翼4に伝達するように切換機構6bを制御
し、乾いている洗濯物を撹拌するように駆動電動機6a
の運転を所定時間で繰り返し、このときの撹拌翼4(駆
動電動機6a)の到達最高回転速度を検出することによ
り、洗濯物の量を検出する。
【0027】ステップS104 乾布センシングにより検出した洗濯物の量に応じて洗濯
に適した水量を設定し、この水量に適した洗剤投入量を
表示素子群15によって表示する。
【0028】ステップS105 給水電磁弁21を開いて設定した水量まで給水しなが
ら、その途中で、洗濯物を撹拌するように撹拌翼4を回
転させるための駆動電動機6aの運転を行い、このとき
の撹拌翼4(駆動電動機6a)の到達最高回転速度を検
出する制御を水位を変えて複数回行い、洗濯物の布質を
検出する。また、この間に、水質検出センサー23から
出力される検出信号の値を洗い水の水質(電気導電度)
の初期値として記憶する。
【0029】ステップS106 洗濯物には、水洗いすれば足りるものもある。このよう
な洗濯物は、洗剤を投入しないで洗うことになるが、洗
剤を使用しない洗いにおいても洗剤を使用する洗剤使用
洗いと同じ工程を実行しては、水使用量,消費電力,所
要時間の観点で無駄である。このような無駄を排除する
ために、水質検出センサー23からの検出信号を参照し
て洗い水に含まれる洗剤の有無を推定し、洗剤の有無に
応じて制御処理を洗剤使用洗い制御と無洗剤洗い制御に
分岐する。
【0030】ステップS107 洗い水に洗剤が含まれていないときには、洗剤を使用し
ない洗いが連続して過度に繰り返されているかどうかを
確認し、過度に連続して繰り返されているときには洗剤
を使用した洗いを行うように勧める無洗剤洗い警報を行
う。この警報は、表示素子群15を点灯して行う。この
ステップの処理内容の詳細は後述する。
【0031】ステップS108 洗濯物を撹拌して洗うように駆動電動機6aと切換機構
6bを制御して撹拌翼4を回転させる。このときの洗い
は、無洗剤洗い(水洗い)であり、比較的に弱い撹拌力
で洗い時間が短い(2〜3分間)の無洗剤洗い制御を行
う。また、この水洗い期間中は、随時、水質検出センサ
ー23からの検出信号を参照し、前述した要領で洗剤投
入の有無と洗い水汚濁の程度を監視する。そして、洗剤
が投入され、または洗い水の汚濁が多くなったときに
は、相応する制御変更(撹拌力を大きくし、洗い時間を
長くする)を行う。
【0032】ステップS109 洗いが終了すると、水質検出センサー23からの検出信
号を参照して前述した要領で洗い水に洗剤が含まれてい
るかどうかを推定し、洗いの途中で洗剤が投入されたか
どうかに応じて制御処理を分岐する。洗剤投入を検出し
たときには、無洗剤洗い警報解除処理を行い、更に、洗
剤を良く濯ぎ出すために、後述する洗剤使用洗い制御系
のステップS113へ分岐する。
【0033】ステップS110 洗剤投入が検出されなかったときには、水質検出センサ
ー23からの検出信号を参照して前述した要領で洗い水
の汚濁の程度を推定し、汚濁の程度に応じて制御処理を
分岐する。洗い水の汚濁が多いときには、汚れ水を良く
濯ぎ出すために、後述する洗剤使用洗い制御系のステッ
プS116へ分岐する。
【0034】ステップS111 洗い水の汚濁が少ないときには、設定されている洗濯コ
ースが念入り洗いかどうかを確認して処理を分岐する。
念入り洗いが設定されているときには、洗い水の汚濁が
少ないときであっても洗い水を良く濯ぎ出すために、後
述する洗剤使用洗い制御系のステップS116へ分岐す
る。念入り洗いが設定されていないときには、後述する
洗剤使用洗い系のステップS118に分岐するが、ステ
ップS116,S118への分岐は、何れも、濯ぎ水を
省略または節約することを意味する。
【0035】ステップS112 ステップS106における洗剤確認で洗剤が含まれてい
るときには、洗剤を含んだ洗い水で洗濯物を洗うように
駆動電動機6aと切換機構6bを制御して撹拌翼4を回
転させる。このときの洗い制御は、洗剤使用洗い制御と
なる。
【0036】ステップS113 洗剤を使用しない無洗剤洗いの警報を解除するための処
理を行う。このステップの処理内容の詳細は後述する。
【0037】ステップS114 洗い水の排水と脱水を行う。排水は、排水電磁弁24を
開放することにより行い、脱水は、駆動電動機6aの回
転を洗濯兼脱水槽2に伝達するように切換機構6bを制
御し、駆動電動機6aを一方向に連続回転させることに
より洗濯兼脱水槽2を高速回転させて洗濯物に含まれて
いる洗い水を遠心脱水するように行う。
【0038】ステップS115 給水電磁弁21を開いて濯ぎ水を給水し、洗濯物を撹拌
して濯ぐように撹拌翼4を回転させる(濯ぎI)。
【0039】ステップS116 ステップS114と同様にして、濯ぎ水の排水と脱水を
行う。
【0040】ステップS117 ステップS115と同様にして、濯ぎ水を給水し、洗濯
物を撹拌して濯ぐように撹拌翼4を回転させる(濯ぎI
I)。
【0041】ステップS118 ステップS114と同様にして、濯ぎ水の排水と脱水を
行って洗濯および脱水運転を終了する。
【0042】図7は、前記ステップS107における無
洗剤洗い警報処理のフローチャートである。
【0043】ステップS107a 洗剤を使用しないで行われる洗濯(無洗剤洗い)の連続
回数(n1)を計数する。ここでは、この無洗剤洗い回
数計数の途中に洗剤を使用する洗濯および脱水が行われ
ても、この洗剤使用洗いの連続回数が所定の回数(この
実施の形態では2回)までは、その回数は加算しない
が、無洗剤洗いが連続しているものとして連続回数(n
1)の計数を継続する。
【0044】ステップS107b 無洗剤洗い連続回数n1を所定の回数(n1x)(この
実施の形態では5回)と比較して処理を分岐する。
【0045】ステップS107c 無洗剤洗い連続回数n1が所定の回数(n1x)以上に
なると、洗剤を使用した洗いを行うことを勧める無洗剤
洗い警報を表示する。
【0046】図8は、前記ステップS113における無
洗剤洗い警報解除処理のフローチャートである。
【0047】ステップS113a 洗剤を使用して行われる洗剤使用洗いの連続回数(n
2)を計数する。ここでは、この洗剤使用洗い回数計数
の途中に無洗剤洗いが行われても、この無洗剤洗いの連
続回数が所定の回数(この実施の形態では2回)まで
は、その回数は加算しないが、洗剤使用洗いが連続して
いるものとして連続回数(n2)の計数を継続する。
【0048】ステップS113b 洗剤使用洗いの連続回数n2を所定の回数(n2x)
(この実施の形態では3回)と比較して処理を分岐す
る。
【0049】ステップS113c 洗剤使用洗い連続回数(n2)が所定の回数(n2x)
以上になると、無線剤洗い回数計数値(n1)をクリア
し、無洗剤洗い警報が表示されているときには該警報表
示を消して警報を解除する。また、洗剤使用洗い連続回
数(n2)の計数値をクリアする。
【0050】
【発明の効果】本発明の電気洗濯機は、洗い水に含まれ
る洗剤の有無に応じて洗剤使用洗い制御と無洗剤洗い制
御を自動的に選択して実行するように構成したので、洗
剤が入れられていないときには無駄を省いた洗い制御を
行うことから、軽微な汚れの洗濯物を洗剤を使用しない
で洗うように使用するのに便利である。
【0051】また、洗剤を使用しないで行う無洗剤洗い
が連続して過度に繰り返されたときには、洗剤使用洗い
を勧めるように警報する構成であるので、洗濯物に黄ば
みが発生するのを防止することができるように使用する
のに便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる電気洗濯機の一実施の形態を示
す縦断側面図である。
【図2】 図1に示した電気洗濯機の制御系を示すブロ
ック図である。
【図3】 洗い水の洗剤濃度と電気導電度の関係を示す
特性図である。
【図4】 図3の拡大図である。
【図5】 洗濯物の汚れの程度と洗い水の電気導電度の
関係を示す特性図である。
【図6】 図2に示した制御系におけるマイクロコンピ
ュータが実行する洗濯および脱水制御処理の基本的なフ
ローチャートである。
【図7】 図6に示した制御処理における無洗剤洗い警
報処理のフローチャートである。
【図8】 図6に示した制御処理における無洗剤洗い警
報解除処理のフローチャートである。
【符号の説明】
2…洗濯兼脱水槽、4…撹拌翼、15…表示素子群、1
7…制御装置、23…洗剤検出センサー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯兼脱水槽内に給水して撹拌することに
    より該洗濯兼脱水槽内の洗濯物を洗濯し、洗濯兼脱水槽
    を回転させて遠心脱水する電気洗濯機において、 洗い水に含まれる洗剤の有無を検出し、洗い水に洗剤が
    含まれている場合には、その後、濯ぎを行う洗剤使用洗
    い制御を実行し、洗い水に洗剤が含まれていない場合に
    は、その後の濯ぎを省略する無洗剤洗い制御を実行する
    制御装置を備えたことを特徴とする電気洗濯機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記制御装置は、無洗
    剤洗い運転の連続回数を計数し、所定回数繰り返された
    ときには、洗剤を使用して洗濯する洗剤使用洗いを勧め
    る無洗剤洗い警報を行うことを特徴とする電気洗濯機。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記制御装置は、洗剤
    使用洗い運転の連続回数を計数し、所定回数繰り返され
    たときには、無洗剤洗い運転の連続回数を計数値をクリ
    アし、無洗剤洗い警報を解除することを特徴とする電気
    洗濯機。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の1項において、前記制御装
    置は、洗い水に含まれる洗剤の有無の検出は、洗い水を
    給水したときと洗いが終了したときに行うことを特徴と
    する電気洗濯機。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記制御装置は、無洗
    剤洗い制御において、洗いが終了したときに洗い水に含
    まれている洗剤を検出したときには、洗剤使用洗い制御
    に移行することを特徴とする電気洗濯機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017080229A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 日立アプライアンス株式会社 洗濯機
JP2020065619A (ja) * 2018-10-23 2020-04-30 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 洗濯機

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