JP2003225199A - 電子内視鏡装置のビデオスコープ - Google Patents

電子内視鏡装置のビデオスコープ

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JP2003225199A
JP2003225199A JP2002025334A JP2002025334A JP2003225199A JP 2003225199 A JP2003225199 A JP 2003225199A JP 2002025334 A JP2002025334 A JP 2002025334A JP 2002025334 A JP2002025334 A JP 2002025334A JP 2003225199 A JP2003225199 A JP 2003225199A
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JP
Japan
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signal
shield member
videoscope
shield
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002025334A
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English (en)
Inventor
Akihiro Takahashi
昭博 高橋
Katsuhiko Furuya
勝彦 古谷
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Pentax Corp
Original Assignee
Pentax Corp
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Publication date
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板が内蔵されたビデオスコープにおい
て、アースの不安定な信号レベルの影響によって信号劣
化が生じないように、十分なシールド効果を得る。 【解決手段】 プロセッサとビデオスコープ10を備え
た電子内視鏡装置に関し、CCD13から読み出された
画像信号が送られるとともに、CCD13への駆動信号
がCCD13へ向けて送られる信号線24を、内側シー
ルド42と外側シールド44により構成される多重シー
ルド40によって覆う。内側シールド42を回路基板3
0のアース32とCCD13のアース34と接続させる
一方、外側シールドをシールドパイプ22にのみ接続さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像素子を有し、
体内に挿入されるビデオスコープと、撮像素子から読み
出される画像信号を処理するプロセッサとを備えた電子
内視鏡装置に関し、特に、ノイズ対策としてシールド部
材を設けたビデオスコープに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオスコープの先端にはCCDなどの
撮像素子が設けられており、観察部位の被写体像が撮像
素子に形成されると、光電変換により観察部位に応じた
画像信号が発生する。画像信号は撮像素子から読み出さ
れ、信号ケーブルを介してプロセッサへ送られる。プロ
セッサでは、送られてくる画像信号に基づいて映像信号
(ビデオ信号)が生成され、モニタに送られる。これに
より、観察部位の画像がモニタに表示される。
【0003】近年では、撮像素子を駆動する駆動回路
や、撮像素子から読み出される画像信号を処理する初期
回路(信号処理回路)が配設された回路基板がビデオス
コープのコネクタ部に収められている。この回路基板に
は、ビデオスコープの特性(CCDの画素数など)に関
するデータがあらかじめ記憶されたROM(Read OnlyM
emory)なども配設されており、ビデオスコープがプロ
セッサに接続されると、ROMからデータが読み出さ
れ、プロセッサへ送られる。
【0004】ビデオスコープ内の信号ケーブルでは、撮
像素子から読み出されて処理された画像信号がプロセッ
サ側へ伝送されるとともに、プロセッサ側から撮像素子
を駆動する駆動信号が撮像素子へ送られる。ビデオスコ
ープには、挿入部の長さが4,5メートル以上あるスコ
ープもあり、画像信号、駆動信号が長い信号ケーブルを
伝わっている間、信号ケーブルによるノイズの放射、あ
るいは外部からのノイズの影響により、画像信号、駆動
信号にノイズが加わり、信号劣化が生じる。そのため、
ノイズ対策として、ビデオスコープ内には信号ケーブル
を覆うように導電性のシールド部材が設けられている。
シールド部材は、ノイズの影響を抑えるため、回路基板
のアースなどに接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回路基
板内の信号処理において入出力される高速クロックパル
スなどの影響により、アースにおける信号レベルが不安
定になる。その結果、シールド部材自体からノイズが放
射され、読み出される画像信号に劣化が生じる。
【0006】そこで本発明では、回路基板が内蔵された
ビデオスコープにおいて、アースの不安定な信号レベル
の影響による信号劣化が生じないように、十分なシール
ド効果の得られる電子内視鏡装置のビデオスコープを得
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子内視鏡装置
のビデオスコープは、先端部に撮像素子を有する電子内
視鏡装置のビデオスコープであって、撮像素子から読み
出される被写体像に応じた画像信号を処理する信号処理
回路基板と、撮像素子と信号処理回路基板との間で画像
信号を含む電気信号を伝送する信号線とを備える。そし
て、信号線を覆う導電性の多重シールド部材とを備えた
ことを特徴とする。ノイズの影響を抑えるための多重シ
ールド部材は、信号線を覆うように最も内側に形成さ
れ、信号処理回路基板のアースと接続される内側シール
ド部材と、内側シールド部材を覆うように形成される外
側シールド部材とを有する。
【0008】内側シールド部材の存在によって信号線か
ら放射されるノイズが抑止される。それとともに、信号
処理回路基板のアースにおける信号レベルが不安定で一
定とならない場合には内側シールド部材からノイズが放
射するが、外側シールド部材によってノイズ放射が抑え
られる。また、外部シールド部材によって外からのノイ
ズの影響を防ぐことができる。外部シールド部材は信号
処理回路基板のアースに接続されていないため、アース
における信号レベルの不安定な状態には影響されない。
【0009】撮像素子は、通常、導電性の撮像素子用シ
ールド部材により覆われている。この場合、外側シール
ド部材のシールド効果をさらに上げるため、外側シール
ド部材は撮像素子用シールド部材と接続されていること
が望ましい。また、内側シールド部材のシールド効果を
さらに上げるため、内側シールド部材は撮像素子のアー
スと接続されていることが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下では、図面を参照して本発明
の実施形態である電子内視鏡装置について説明する。
【0011】図1は、本実施形態である電子内視鏡装置
の概略的平面図である。
【0012】電子内視鏡装置には、体内に挿入され、体
内の映像を捉えるビデオスコープ10と、ビデオスコー
プ10から送られてくる画像信号を処理するプロセッサ
100と、プロセッサから送られてくる映像信号に基づ
いて観察部位の画像を表示するモニタ120が備えられ
る。プロセッサ100にはモニタ120が接続されると
ともに、ビデオスコープ10が着脱自在に接続される。
【0013】ビデオスコープ10は、撮像素子であるC
CD(ここでは図示せず)が配置された先端部12、湾
曲可能な湾曲部14および可撓性のある入連結管11と
からなる挿入部16と、湾曲部14を操作するためのノ
ブや各種スイッチなどが設けられた操作部10Mと、操
作部10Mからプロセッサ100までを繋ぐ可撓性の接
続連結管18と、プロセッサ100との接続部であるコ
ネクタ部17とによって構成される。ビデオスコープ1
0内には、光を伝達する光ファイバー束(図示せず)が
コネクタ部17から先端部12に渡って設けられてお
り、電気信号を伝達するための電気用差込口17Aと光
を伝達するためのライトガイド差込口17Bとが取り付
けられたコネクタ部17がプロセッサ100の接続部1
10に差し込まれると、プロセッサ100内にある光源
ランプ(図示せず)から放射される光がライトガイド差
込口17B及び光ファイバー束を通って先端部12から
出射する。また、コネクタ部17には、ビデオスコープ
10内に設けられたスコープ内の圧力等を調整するため
の圧力調整弁60が取り付けられている。
【0014】出射した光が被写体に照射されて、反射し
た光をCCDで受光することにより、被写体像がCCD
に形成され、画像信号が発生する。被写体像に応じた画
像信号はCCDから読み出され、所定の処理を施された
後電気用差込口17Aを介してプロセッサ100へ送ら
れる。プロセッサ100では、送られてくる画像信号に
基づいてNTSC信号などの映像信号が生成され、モニ
タ120に送られる。モニタ120では、映像信号に基
づいて被写体像が映し出される。
【0015】図2は、ビデオスコープ10内のシールド
の構成を概略的に示した図である。
【0016】先端部12に配置されたCCD13には複
数の信号線24が接続されており、コネクタ部17内の
回路基板30まで延びている。回路基板30には、ビデ
オスコープ10を制御する制御回路、CCD13から読
み出される画像信号に初期的信号処理を施す信号処理回
路、ビデオスコープ10の特性に関するデータが記憶さ
れたROM(Read Only Memory)、さらにはCCD13
へ駆動信号を送る駆動回路(いずれも図示せず)などが
配設されている。
【0017】CCD13は、円筒状の金属製シールドパ
イプ22に覆われており、シールドパイプ22は、CC
D13から発生するノイズや外部から侵入してくるノイ
ズを抑える。複数の信号線24は、内側シールド(内側
シールド部材)42と外側シールド(外側シールド部
材)44からなる導電性の多重シールド(多重シールド
部材)40によって覆われている。複数の信号線24は
内側シールド42内を通って回路基板30と接続されて
おり、内側シールド42は絶縁体(図示せず)に覆われ
ている。外側シールド44は、内側シールド42および
その絶縁体を覆う。
【0018】内側シールド42は、回路基板30内のア
ース32とCCD13内のアース34とに接続されてい
る。一方、外側シールド44は、リード線36を介して
シールドパイプ22とだけ接続されており、回路基板3
0のアース32には接続されていない。
【0019】図3は、アース32、34における信号レ
ベル理論的状態及び実際状態を示した図である。
【0020】通常、アース32、34において信号レベ
ルは理論的には一定で安定しているが、実際には回路基
板30において高速クロックパルスなどが入出力される
場合、信号レベルが不安定になり、一定にならない。こ
の場合、内側シールド42自体からノイズが放射される
が、外側シールド44によってノイズの外部放射が防止
される。
【0021】このように本実施形態によれば、内側シー
ルド42と外側シールド44による2重のシールド構造
によって信号線からのノイズおよび外からのノイズが抑
えられる。なお、シールド構造は、2重以外の多重構造
であってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回路基板
が内蔵されたビデオスコープにおいて、アースの不安定
な信号レベルの影響によって信号劣化が生じず、十分な
シールド効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態である電子内視鏡装置の概略的な平
面図である。
【図2】ビデオスコープ内のシールド構成を概略的に示
した図である。
【図3】アースにおける信号レベルを示した図である
【符号の説明】
10 ビデオスコープ 13 CCD(撮像素子) 22 シールドパイプ(撮像素子用シールド部材) 24 信号線 30 回路基板(信号処理回路基板) 32 アース(信号処理回路基板のアース) 34 アース(撮像素子のアース) 40 多重シールド(多重シールド部材) 42 内側シールド(内側シールド部材) 44 外側シールド(外側シールド部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 DA51 GA02 4C061 FF45 JJ15 5C024 AX02 BX02 CX03 GY01 HX59

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に撮像素子を有する電子内視鏡装
    置のビデオスコープであって、 前記撮像素子から読み出される被写体像に応じた画像信
    号を処理する信号処理回路基板と、 前記撮像素子と前記信号処理回路基板との間で前記画像
    信号を含む電気信号を伝送する信号線と、 前記信号線を覆う導電性の多重シールド部材とを備え、 前記多重シールド部材が、 前記信号線を覆うように最も内側に形成され、前記信号
    処理回路基板のアースと接続される内側シールド部材
    と、前記内側シールド部材を覆うように形成される外側
    シールド部材とを有することを特徴とする電子内視鏡装
    置のビデオスコープ。
  2. 【請求項2】 前記撮像素子を覆う導電性の撮像素子用
    シールド部材をさらに有し、 前記外側シールド部材が、前記撮像素子用シールド部材
    と接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電
    子内視鏡装置のビデオスコープ。
  3. 【請求項3】 前記内側シールド部材が、前記撮像素子
    のアースと接続されていることを特徴とする請求項1に
    記載の電子内視鏡装置のビデオスコープ。
JP2002025334A 2002-02-01 2002-02-01 電子内視鏡装置のビデオスコープ Pending JP2003225199A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101650467B (zh) * 2008-08-14 2011-06-08 韩电Kps株式会社 使用成像装置的弧形挠性印刷电路薄膜型内窥镜

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