JP2002177215A - ノイズの影響を防ぐ電子内視鏡装置のビデオスコープ - Google Patents

ノイズの影響を防ぐ電子内視鏡装置のビデオスコープ

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JP2002177215A
JP2002177215A JP2000385040A JP2000385040A JP2002177215A JP 2002177215 A JP2002177215 A JP 2002177215A JP 2000385040 A JP2000385040 A JP 2000385040A JP 2000385040 A JP2000385040 A JP 2000385040A JP 2002177215 A JP2002177215 A JP 2002177215A
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Akihiro Takahashi
昭博 高橋
Naoya Ouchi
直哉 大内
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板が内蔵されたビデオスコープにおい
て、スコープ内部におけるノイズ放射および外部からの
ノイズによる信号劣化が生じないように、ノイズ対策処
理をする。 【解決手段】 ビデオスコープ10において、先端部1
2からコネクタ17の導電性の保持部材38まで導通さ
せるため、導電性である湾曲部14の網状管14C、可
撓性の挿入連結管18の金属製螺旋管11A、操作部1
0の金属フレーム25、可動性の接続連結管18の金属
製螺旋管18Aを電気的に導通させる。そして、コネク
タ17内の回路基板30を収めるシールド板19と保持
部材38との間に絶縁板42を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像素子を有し、
体内に挿入されるビデオスコープと、撮像素子から読み
出される画像信号を処理するプロセッサとを備えた電子
内視鏡装置に関すし、特に、ノイズ対策としてシールド
部材を設けたビデオスコープに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオスコープの先端にはCCDなどの
撮像素子が設けられており、観察部位の被写体像が撮像
素子に形成されると、光電変換により観察部位に応じた
画像信号が発生する。画像信号は撮像素子から読み出さ
れ、信号ケーブルを介してプロセッサへ送られる。プロ
セッサでは、送られてくる画像信号に基づいて映像信号
(ビデオ信号)が生成され、モニタに送られる。これに
より、観察部位の画像がモニタに表示される。
【0003】近年では、撮像素子を駆動する駆動回路
や、撮像素子から読み出される画像信号を処理する初期
回路が配設された回路基板がビデオスコープのコネクタ
部に収められている。この回路基板には、ビデオスコー
プの特性(CCDの画素数など)に関するデータがあら
かじめ記憶されたROM(Read Only Memory)も配設さ
れており、ビデオスコープがプロセッサに接続される
と、ROMからデータが読み出され、プロセッサへ送ら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ビデオスコープ内の信
号ケーブルでは、撮像素子から読み出される画像信号が
プロセッサ側へ伝送されるとともに、プロセッサ側から
撮像素子を駆動する駆動信号が撮像素子へ送られる。ビ
デオスコープには、挿入部の長さが4,5メートル以上
あるスコープもあり、長い信号ケーブルを画像信号、駆
動信号が伝わっている間、信号ケーブルによるノイズの
放射、あるいは外部からのノイズの影響により、画像信
号、駆動信号にノイズが加わり、信号劣化が生じる。そ
のため、ノイズ対策として、ビデオスコープ内には信号
ケーブルを覆うように導電性のシールド部材が設けられ
ている。
【0005】しかしながら、回路基板において画像信号
の処理、駆動信号の出力、あるいはROMにおけるデー
タの読み出しなど信号処理によってノイズが放射される
と、シールド部材を介して撮像素子のあるビデオスコー
プの先端側までノイズが伝わり、撮像素子から読み出さ
れる画像信号に劣化が生じる。
【0006】そこで本発明では、回路基板が内蔵された
ビデオスコープにおいて、スコープ内部におけるノイズ
放射および外部からのノイズによる信号劣化が生じない
ように、十分なシールド効果の得られる電子内視鏡装置
のビデオスコープを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子内視鏡装置
のビデオスコープは、被写体像が形成される撮像素子を
有し、撮像素子から読み出される被写体像に応じた画像
信号を処理するプロセッサに着脱自在に接続される電子
内視鏡装置のビデオスコープであって、信号ケーブル
と、可撓性連結管と、コネクタとを有する。信号ケーブ
ルは、ビデオスコープの先端部に設けられた撮像素子か
ら読み出される画像信号をビデオスコープのプロセッサ
側へ送るとともに、撮像素子を駆動させるための駆動信
号を撮像素子へ送る。可撓性連結管は、信号ケーブルを
覆う可撓性のある連結管であって、該連結管の内壁に沿
って導電性のケーブル用シールド部材が設けられてい
る。コネクタは、ビデオスコープのプロセッサ側にあ
り、可撓性連結管が一体となって連結するとともにプロ
セッサとの接続部となる。コネクタは、可撓性連結管と
の連結部であって、可撓性連結管を保持する導電性の保
持部材を設けた保持連結部と、信号ケーブルから送られ
てくる画像信号を処理する信号処理回路と撮像素子を駆
動するための駆動回路とを含む電気回路が配設される回
路基板と、回路基板を覆う導電性の回路用シールド部材
とを有する。そして、保持部材とケーブル用シールド部
材とが電気的に導通されるとともに、保持部材と回路用
シールド部材とが絶縁されていることを特徴とする。保
持連結部において導電性のある保持部材と導電性のある
可撓性連結管のケーブル用シールド部材とが電気的に導
通しているため、信号ケーブルからの放射ノイズが抑え
られ、外部ノイズの侵入を防ぐ。また、回路用シールド
部材が保持部材と絶縁状態にあるため、信号処理などに
よって回路基板から放射されるアナログあるいはデジタ
ル系のノイズがスコープ先端まで伝導して撮像素子に影
響を与えることがない。よって、撮像素子から読み出さ
れる画像信号に信号劣化が生じず、高画質の被写体像を
観察することができる。
【0008】回路用シールド部材と保持部材とを絶縁さ
せる構成として、回路用シールド部材と保持部材との間
に絶縁板を設けることが望ましい。絶縁板を設けること
で、確実に絶縁状態になる。
【0009】ビデオスコープの操作性を向上させるた
め、可撓性連結管は、保持連結部において回転自在に保
持されることが望ましい。この場合、保持部材とケーブ
ル用シールド部材との間をリード線で繋ぐことにより、
保持部材とケーブル用シールド部材とを通電させること
が望ましい。例えば、保持連結部は、可撓性連結管と連
結する回転筒と、回転筒を回転自在に嵌合させる受け筒
と、受け筒と連結する固定フレームとを有し、固定フレ
ームとケーブル用シールド部材との間にリード線が繋げ
られる。
【0010】接続されるビデオスコープの特性に応じて
プロセッサで信号処理を行うようにするため、回路基板
には、ビデオスコープの特性に関するデータがあらかじ
め記憶された不揮発性メモリが配設されていることが望
ましい。ビデオスコープ接続により不揮発性メモリから
データが読み出されるとき、デジタル系の大きなノイズ
を放射するが、回路用シールド部材と保持部材とが絶縁
状態にあるため、ノイズが撮像素子まで伝導することは
ない。
【0011】例えば、ビデオスコープは、ビデオスコー
プの先端部と可撓連結管との間に湾曲自在な湾曲部と、
湾曲部を操作する操作部とを有しており、可撓性連結管
は、湾曲部と操作部との間を結ぶ挿入連結管と、操作部
とコネクタとの間を結ぶ接続連結管とからなる。この場
合、保持部材から接続連結管、操作部、挿入連結管、湾
曲部を介して先端部までが電気的に導通させられてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下では、図面を参照して本発明
の実施形態である電子内視鏡装置について説明する。
【0013】図1は、本実施形態である電子内視鏡装置
のブロック図である。
【0014】電子内視鏡装置には、体内に挿入され、体
内の映像を捉えるビデオスコープ10と、ビデオスコー
プから送られてくる画像信号を処理するプロセッサ10
0と、プロセッサから送られてくる映像信号に基づいて
観察部位の画像を表示するモニタ120が備えられる。
プロセッサ100にはモニタ120が接続されるととも
に、ビデオスコープ10が着脱自在に接続される。
【0015】ビデオスコープ10は、撮像素子であるC
CD(ここでは図示せず)が配置される先端部12、湾
曲可能な湾曲部14および可撓性のある挿入連結管11
とからなる挿入部16と、湾曲部14を操作するための
スイッチなどが設けられた操作部10Mと、操作部10
Mからプロセッサ100までを繋ぐ可撓性の接続連結管
18と、プロセッサ100との接続部であるコネクタ1
7とによって構成される。ビデオスコープ10内には、
光を伝達する光ファイバー束(図示せず)がコネクタ1
7から先端部12に渡って設けられており、電気信号を
伝達するための電気用差込口17Aと光を伝達するため
の光源用差込口17Bとが取り付けられたコネクタ17
がプロセッサ100の接続部110に差し込まれると、
プロセッサ100内にある光源ランプ(図示せず)から
放射される光が光ファイバー束を通って先端部12から
出射する。
【0016】出射した光が被写体に反射することによ
り、被写体像がCCDに形成され、画像信号が発生す
る。被写体像に応じた画像信号はCCDから読み出さ
れ、電気用差込口17Aを介してプロセッサ100へ送
られる。プロセッサ100では、送られてくる画像信号
に基づいてNTSC信号などの映像信号が生成され、モ
ニタ120に送られる。モニタ120では、映像信号に
基づいて被写体像が映し出される。
【0017】図2は、ビデオスコープ10のシールド構
成に関連した内部構造を示した図である。
【0018】ビデオスコープ10内では、信号ケーブル
15が先端部12からコネクタ17まで延びており、先
端部12に設けられたCCD13から画像信号が読み出
されると、信号ケーブル15を介してコネクタ17まで
送られる。また、CCD13を駆動させる駆動信号も、
信号ケーブル15を介してCCD13へ送られる。
【0019】先端部12と繋がった湾曲部14内では、
複数の導電性金属製の節輪14Aが回転自在に連結して
いる。この複数の節輪14は導電性金属細線を組み合わ
せて形成された網状管14Cによって覆われ、さらに、
網状管14Cは絶縁性のゴム製チューブ14Bに覆われ
ている。節輪14Aおよび網状管14Cと先端部12
は、電気的に導通している。
【0020】湾曲部14と連結された可撓性のある挿入
連結管11では、帯状の金属材料を一定の径で螺旋状に
巻いて形成された螺旋管とその周りを覆う導電性金属細
線の網状管とからなる金属性螺旋管11A(ケーブル用
シールド部材)が信号ケーブル15を覆っており、さら
にその外側には、電気絶縁性の合成樹脂(例えば、ポリ
ウレタン)製外皮11Bが被覆されている。すなわち、
金属製螺旋管11Aは挿入連結管11の内壁に沿って形
成されている。金属性螺旋管11Aは、シールド効果を
得るために設けられており、湾曲部14内の節輪14A
と電気的に導通している。
【0021】挿入連結管11の一端にあり、金属製螺旋
管11Aと接触する導電性の挿入口金20は、操作部1
0M内に設けられた導電性の操作部接続管22と接続さ
れており、また、操作部10Mの内部には、導電性の金
属フレーム25が設けられ、操作部連結管22と金属フ
レーム25とがつながっている。操作部10Mのプロセ
ッサ側に設けられ、金属フレーム25と連結した導電性
のプロセッサ側接続管24は、可撓性のある接続連結管
18の一端に設けられた導電性の接続口金26と接続さ
れる。なお、操作部10Mの表面10Kは、絶縁性の合
成樹脂によって成形されている。
【0022】接続連結管18は、挿入連結管11と同様
に、金属製の螺旋管であってシールド部材となって信号
ケーブル15を囲う金属製螺旋管(ケーブル用シールド
部材)18Aと、その外周を覆う合成樹脂外皮18Bに
よって構成される。接続連結管18のプロセッサ側の一
端は、コネクタ17の一端に設けられた保持連結部40
において保持され、これにより接続連結管18はコネク
タ17へ一体となって連結される。
【0023】接続連結管18のプロセッサ側の一端に
は、金属製螺旋管18Aと接触する導電性の連結口金2
7が設けられており、保持連結部40の回転筒32に連
結される。後述するように、保持連結部40は、回転筒
32と、回転筒32を保持する導電性の保持部材38を
備え、回転筒32は保持部材38に対して回転自在であ
る。保持部材38と接続連結管18の連結口金27との
間には、リード線28が繋げられている。
【0024】コネクタ17の外面17Kは絶縁性の樹脂
によって成形されており、その内面に沿って導電性の板
状のシールド板(回路用シールド部材)19が形成され
ている。シールド板19内には、信号ケーブル15を介
してCCD13から送られてくる画像信号を処理する信
号処理回路(ここでは図示せず)や、CCD12を駆動
するため信号ケーブル15を介して駆動信号をCCD1
3へ送るCCD駆動回路(ここでは図示せず)などが配
設される回路基板30が収められる。このシールド板1
9は、回路基板30に対するシールド部材として働く。
そして、シールド板19と保持部材38との間には、絶
縁板42が設けられている。
【0025】このように、ビデオスコープ10の内部で
は、外部からのノイズ進入の防止、および信号ケーブル
15からのノイズ放射の抑制のため、先端部12から、
湾曲部14の網状管14C(節輪14A)、挿入連結管
11の金属製螺旋管11Aおよび挿入管口金20、操作
部接続管22、金属フレーム25、プロセッサ側接続管
24、接続口金26、接続連結管18の金属製螺旋管1
8A、連結口金27およびリード線28を介して、コネ
クタ17の保持部材38まで電気的に導通している。
【0026】図3は、接続連結管18とコネクタ17の
保持連結部40との連結部分を示した断面図である。
【0027】保持連結部40は、回転筒32と導電性で
ある保持部材38によって構成され、保持部材38は、
固定フレーム38Aと受け筒38Bからなる。接続連結
管18の一端にある連結口金27は筒状の回転筒32と
連結しており、回転筒32はネジ31により連結口金2
7に固定される。回転筒32は、受け筒33内において
回転自在に嵌合され、接続連結管18は保持連結部40
において回転筒32の軸周りに回転自在に保持される。
これにより、コネクタ17がプロセッサ100の接続部
110と接続された状態においてオペレータが接続連結
管18を捩るようにビデオスコープ10を操作しても、
回転筒32の回転によりビデオスコープ10の操作が妨
げられない。リード線28は、連結口金27と固定フレ
ーム38Aとを繋いでいる。
【0028】なお、回転筒32と連結口金27との連結
部分においては、嵌合されている回転筒32が抜けるの
を防止する抜け止め用ナット34と、回転筒32の回転
範囲を制限する回転範囲制限ストッパ35が取り付けら
れ、また、接続連結管18と保持連結部40の受け筒3
3の外周には折れ止めゴム36が被覆されている。
【0029】図4は、コネクタ17の内部構成を示した
図である。
【0030】シールド板19内に収められた回路基板3
0には、固定フレーム38A、後述の絶縁板42および
シールド板19を貫通する貫通孔(図示せず)に挿通さ
れた信号ケーブル15(図2参照)によって送られてく
る画像信号を処理する初期回路44、ビデオスコープ1
0の特性に関するデータが記憶されたROM(Read Onl
y Memory)45、CCD13へ駆動信号を送るCCD駆
動回路49などの回路が配設されている。初期回路44
では、CCD13から送られてくる画像信号に対して増
幅処理などが施され、処理された画像信号はプロセッサ
100へ送られる。CCD駆動回路49では、CCD1
3を駆動するための駆動信号が出力され、信号ケーブル
15を介してCCD13へ送られる。ROM45では、
回路基板30に設けられたCPUのあるシステム制御回
路(図示せず)から送られてくる制御信号に基づき、ビ
デオスコープ10の特性に関するデータが必要に応じて
読み出される。なお、初期回路44、CCD駆動回路4
9もシステム制御回路によって制御される。
【0031】シールド板19と固定フレーム38Aとの
間には絶縁性の樹脂により成形された絶縁板42が配置
されており、シールド板19と固定フレーム38A、す
なわち可撓性連結管18の金属製螺旋管18とは導通し
ない。
【0032】このように本実施形態によれば、ビデオス
コープ10内において、保持部材38の固定フレーム3
8Aから先端部12まで導通しており、信号ケーブル1
5に対するシールド効果が得られる。さらに、回路基板
30を収めるシールド板19と固定フレーム38との間
に絶縁板42が設けられている。この絶縁板42によ
り、初期回路44、駆動回路45における信号処理によ
り発生するノイズ、さらにはROMからデータが読み出
されるときに発生するデジタル系ノイズが接続連結管1
8、操作部18、挿入連結管11、湾曲部14を介して
先端部12まで伝導するのを防ぎ、回路基板30におい
て発生するノイズはCCD13に影響を与えない。
【0033】本実施形態では、固定フレーム38とシー
ルド板19との間を絶縁するために絶縁板42を設けて
いるが、代わりに、固定フレーム38とシールド板19
の接触面に絶縁性の塗膜を塗る処理をしてもよい。ある
いは、接触しないように固定フレーム38とシールド板
19との間を空ける構成にしてもよい。
【0034】本実施形態では、接続連結管18は保持連
結部40において回転自在に連結されているが、回転し
ないで固定された構成であってもよい。また、ビデオス
コープ10の回路基板30にはシステム制御回路を設け
ず、プロセッサ100内のシステム制御回路によって初
期回路44、駆動回路49、ROM45を制御してもよ
い。
【0035】
【発明の効果】このように本発明によれば、回路基板が
内蔵されたビデオスコープにおいて、スコープ内部にお
けるノイズ放射および外部からのノイズによる信号劣化
が生じず、十分なシールド効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態である電子内視鏡装置のブロック図
である。
【図2】ビデオスコープのシールド構成に関連した内部
構造を示した図である。
【図3】接続連結管とコネクタにおける保持連結部との
連結部分を示した断面図である。
【図4】コネクタの内部構成を示した図である。
【符号の説明】
10 ビデオスコープ 10M 操作部 11 挿入連結管(可撓性連結管) 11A 金属製螺旋管(ケーブル用シールド部材) 12 先端部 13 CCD(撮像素子) 14 湾曲部 15 信号ケーブル 17 コネクタ 18 接続連結管(可撓性連結管) 18A 金属製螺旋管(ケーブル用シールド部材) 19 シールド板(回路用シールド部材) 28 リード線 30 回路基板 32 回転筒 38 保持部材 38A 固定フレーム 38B 受け筒 42 絶縁板 44 初期回路(信号処理回路) 45 ROM(不揮発性メモリ) 49 CCD駆動回路(駆動回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 BA00 DA12 DA14 DA16 DA21 GA02 4C061 CC06 FF07 FF45 JJ15 LL02 UU09 5C054 AA01 CA04 CC07 CF05 CG02 CH07 EA03 HA12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像が形成される撮像素子を有し、
    撮像素子から読み出される被写体像に応じた画像信号を
    処理するプロセッサに着脱自在に接続される電子内視鏡
    装置のビデオスコープであって、 前記ビデオスコープの先端部に設けられた前記撮像素子
    から読み出される前記画像信号を前記ビデオスコープの
    プロセッサ側へ送るとともに、前記撮像素子を駆動させ
    るための駆動信号を前記撮像素子へ送る信号ケーブル
    と、 前記信号ケーブルを覆う可撓性のある連結管であって、
    該連結管の内壁に沿って導電性のケーブル用シールド部
    材が設けられた可撓性連結管と、 前記ビデオスコープのプロセッサ側にあり、前記可撓性
    連結管が一体となって連結するとともに前記プロセッサ
    との接続部であるコネクタとを備え、 前記コネクタが、 前記可撓性連結管との連結部であって、前記可撓性連結
    管を保持する導電性の保持部材を設けた保持連結部と、 前記信号ケーブルから送られてくる前記画像信号を処理
    する信号処理回路と前記撮像素子を駆動するための駆動
    回路とを含む電気回路が配設される回路基板と、 前記回路基板を覆う導電性の回路用シールド部材とを有
    し、 前記保持部材と前記ケーブル用シールド部材とが電気的
    に導通しているとともに、前記保持部材と前記回路用シ
    ールド部材とが絶縁されていることを特徴とする電子内
    視鏡装置のビデオスコープ。
  2. 【請求項2】 前記保持部材と前記回路用シールド部材
    との間に絶縁板が設けられることを特徴とする請求項1
    に記載の電子内視鏡装置のビデオスコープ。
  3. 【請求項3】 前記可撓性連結管が回転自在に前記保持
    連結部に保持され、前記保持部材と前記ケーブル用シー
    ルド部材との間に通電させるためのリード線が繋げられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装
    置のビデオスコープ。
  4. 【請求項4】 前記保持連結部が、前記可撓性連結管と
    連結する回転筒と、前記回転筒を回転自在に嵌合させる
    受け筒と、受け筒と連結する固定フレームとを有し、 前記固定フレームと前記ケーブル用シールド部材との間
    に前記リード線が繋げられていることを特徴とする請求
    項3に記載の電子内視鏡装置のビデオスコープ。
  5. 【請求項5】 前記回路基板には、前記ビデオスコープ
    の特性に関するデータがあらかじめ記憶された不揮発性
    メモリが配設されていることを特徴とする請求項1に記
    載の電子内視鏡装置のビデオスコープ。
  6. 【請求項6】 前記ビデオスコープが、前記ビデオスコ
    ープの先端部と前記可撓連結管との間に湾曲自在な湾曲
    部と、前記湾曲部を操作する操作部とを有し、 前記可撓性連結管が、前記湾曲部と前記操作部との間を
    結ぶ挿入連結管と、前記操作部と前記コネクタとの間を
    結ぶ接続連結管とからなり、 前記保持部材から前記接続連結管、操作部、挿入連結
    管、湾曲部を介して前記先端部までが電気的に導通して
    いることを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置
    のビデオスコープ。
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Cited By (2)

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