JP2003221119A - 急結剤の供給装置、急結剤の供給方法、及びそれを用いた吹付け方法 - Google Patents

急結剤の供給装置、急結剤の供給方法、及びそれを用いた吹付け方法

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JP2003221119A
JP2003221119A JP2002025002A JP2002025002A JP2003221119A JP 2003221119 A JP2003221119 A JP 2003221119A JP 2002025002 A JP2002025002 A JP 2002025002A JP 2002025002 A JP2002025002 A JP 2002025002A JP 2003221119 A JP2003221119 A JP 2003221119A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要量急結剤を定常的に輸送することがで
き、また、発塵なくフレキシブルコンテナバッグからの
急結剤の供給が可能となるため、労力の軽減や環境改善
が図れるなどの効果を奏する、、セメントコンクリート
を主成分とする吹付け材料の吹付けに使用される急結剤
の供給装置、急結剤の供給方法、及びそれを用いた吹付
け方法を提供すること。 【解決手段】 急結剤が収容されるタンクをキャンバス
で上下に分割し、キャンバスの上方にタンクの内部から
外部へ貫通する輸送管を設け、タンクの上部に、急結剤
供給口を介してフレキシブルコンテナバッグより急結剤
を供給する急結剤供給部と、加圧エア排出口と加圧エア
排出バルブを介してタンク内の加圧エアを排出する加圧
エア排出部とを設け、タンクの下部に急結剤輸送用加圧
エア供給管を接続する急結剤の供給装置を構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、トンネル
掘削における地山の補強や掘削面の安定化、宅地造成や
路線工事における法面の安定化等のために施工する、セ
メントコンクリートを主成分とする吹付け材料の吹付け
に使用される急結剤の供給装置、急結剤の供給方法、及
びそれを用いた吹付け方法に関する。なお、本発明で
は、セメントペースト、モルタル、及びコンクリートを
総称してセメントコンクリートという。
【0002】
【従来の技術とその課題】トンネル掘削等において地山
の崩落を防ぐ目的でセメントコンクリートの吹付けを行
う場合、吹付けるセメントコンクリートを早期に硬化さ
せて強度を発現させるために、吹付けに際し、粉体の急
結剤をセメントコンクリートに添加することは良く知ら
れている。ここで、急結剤の添加量は、吹付けたセメン
トコンクリートのリバウンド量(跳ね返り量)や付着具合
といった現場状況から最適に設定されており、急結剤
は、通常、吹付けるセメントコンクリートの供給設備に
接続された急結剤供給装置によって供給されるようにな
っている。
【0003】一般に、粉粒体の流動化機構を内蔵する粉
粒体加圧輸送タンクに粉粒体を充填し、加圧気体により
輸送管内に送り込み圧送を行う装置が知られている(特
開昭56−052326号公報)。この装置は、粉粒体の輸送効
率の向上と所用動力の低減化を図ることを目的とし、粉
粒体は輸送管内をプラグを形成して輸送されるため、例
えば、急結剤とセメントコンクリートを使用する場合
は、タンクから輸送管内に送り出された粉粒体である急
結剤と主目的物であるセメントコンクリートとの均一混
合には適さないという課題があった。
【0004】また、急結剤を貯留するタンク部と急結剤
の供給量調整機構であるロータリーフィーダー部とを備
え、ロータリーフィーダーからの急結剤の定量供給性を
改善するため、ローターのポケット部の容積をできるだ
け小さくして、ポケット部への充填性や排出性を安定さ
せ、さらには、ローター回転時の脈動を防止しようとす
る急結剤の供給装置が提案されている(実開昭61−18573
1号公報)。しかしながら、このローターは、適宜間隔を
もって多数の羽根を植設したものであり、回転数が1分
間に10回転以下と遅く、ローターの羽根が急結剤の吐出
口と重なった際は急結剤の輸送量が極端に低下するた
め、その輸送量が常に増減を繰り返し、急結剤はいわば
脈動した状態で輸送されるという課題があった。従っ
て、前記粉粒体の輸送装置の課題は幾分解消されるもの
のセメントコンクリートへの安定供給が不充分であると
いう課題は解決するに至っていないのが現状である。
【0005】また、ローターは、隣接する羽根と羽根の
間が狭く、急結剤の圧送に際し、隣接する羽根と羽根の
間の急結剤が完全には排出されず羽根に付着して残って
しまい、急結剤の定量供給性を低下させる原因となって
いる。また、このローターの羽根に付着した急結剤は、
定期的に取り除く必要があり、分解清掃に専門技術を要
し多くの労力を必要とするという課題もあった。
【0006】さらに、従来の急結剤供給設備は、紙袋の
急結剤が供給されるため、作業者が人力によってタンク
上部の供給口に、紙袋を解体して、急結剤を装置に供給
する必要があり、作業時の労力が大きいばかりか急結剤
が飛散し作業環境を著しく劣化させるという課題があっ
た。
【0007】また、急結剤を装置に供給した後は、その
紙袋を産業廃棄物として処分する必要があるなどの課題
があった。
【0008】本発明は、このような従来の急結剤供給装
置の課題に鑑みてなされたもので、急結剤の輸送に定量
性を与え、良好なセメントコンクリートの吹付けが可能
となり、かつ、省力化や作業環境の改善等、ランニング
コストを低減できる急結剤の供給装置、急結剤の供給方
法、及びそれを用いた吹付け方法を提供しようとするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、急結剤
が収容されるタンク1をキャンバス2で上下に分割し、
キャンバス2の上方にタンク1の内部から外部へ貫通す
る輸送管3を設け、タンク1の上部に、急結剤供給口4
を介してフレキシブルコンテナバッグ5より急結剤を供
給する急結剤供給部と、加圧エア排出口6と加圧エア排
出バルブ7を介してタンク1内の加圧エアを排出する加
圧エア排出部とを設け、タンク1の下部に急結剤輸送用
加圧エア供給管8を接続する急結剤の供給装置であり、
急結剤供給部が、急結剤供給口4、急結剤供給バルブ
9、ホッパー10、及びホッパー10の上端の急結剤収
容口11からなり、急結剤収容口11に、急結剤を収納
してその下部を締め付け治具12で緊縛したフレキシブ
ルコンテナバッグ5を接続して、フレキシブルコンテナ
バッグ5の取付治具13で固定する該急結剤の供給装置
であり、急結剤収容口11の外径がフレキシブルコンテ
ナバッグ5の急結剤取出し部の径より小さい該急結剤の
供給装置であり、フレキシブルコンテナバッグ5が、塩
ビ、EVA、及びゴムより選ばれた一種又は二種以上の
材料で構成される該急結剤の供給装置である。また、本
発明は、該急結剤の供給装置を用いた急結剤の供給方法
であり、急結剤収容口11にフレキシブルコンテナバッ
グ5の急結剤取出し部を被せ、フレキシブルコンテナバ
ッグ5の取付治具13により、フレキシブルコンテナバ
ッグ5の取出し部の周縁部を全周にわたり、急結剤収容
口11とフレキシブルコンテナバッグ5の取出し部とを
機密に固定する該急結剤の供給方法であり、急結剤供給
部に急結剤供給用加圧エア供給管14を設け、供給する
加圧エアにより急結剤を流動化し、フレキシブルコンテ
ナバッグ5よりタンク1に急結剤を供給する該急結剤の
供給方法であり、タンク1に圧力50KPa以下の加圧エア
を間歇的に供給し、加圧エア供給時は急結剤供給バルブ
9を閉とし、加圧エア停止時は急結剤供給バルブ9を開
とし、フレキシブルコンテナバッグ5内に収納された急
結剤を加圧エアにより流動化させるとともに、フレキシ
ブルコンテナバッグ5を膨張収縮させてタンク1内へ急
結剤を供給する該急結剤の供給方法である。さらに、本
発明は、タンク1の下部に接続する急結剤輸送用加圧エ
ア供給管8より供給される加圧エアをバイパスする加圧
エアバイパス管15、加圧エアの流量を調整するバルブ
16と17、輸送管3に接続する急結剤輸送バルブ1
9、及び輸送管3の外部先端に設けられ、加圧エアバイ
パス管15が接続する加圧エア合流管20からなる急結
剤流量調整機構と、該急結剤の供給装置とからなる急結
剤輸送システムであり、バルブ16と17を調整して、
急結剤輸送用加圧エア供給管8と加圧エアバイパス管1
5に供給する加圧エアの総量と輸送する急結剤の混合比
を0.3〜15に調整する該急結剤輸送システムである。ま
た、本発明は、急結剤輸送用加圧エア供給管8より、加
圧エアをキャンバス2の下方に供給することによって、
タンク1内へ供給された急結剤を輸送管3を介してタン
ク1外に輸送する急結剤の輸送方法であり、該急結剤輸
送システムを用いた急結剤の輸送方法である。そして、
本発明は、該急結剤の供給方法と該急結剤の輸送方法と
を併用する急結剤の使用方法であり、該急結剤の使用方
法で輸送された急結剤と、セメントコンクリートとを混
合し、吹付ける吹付け方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の急結剤の供給装
置、急結剤の供給方法、それを用いた急結剤輸送システ
ム、及びそれを用いた吹付け方法について、図面に基づ
き詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の急結剤の供給装置を用いた
急結剤輸送システムの一例を示す説明図であり、図2は
フレキシブルコンテナバッグ5の取付治具13の一例を
示す説明図である。
【0012】図1において、1はタンク、2はキャンバ
ス、3は輸送管、4は急結剤供給口、5はフレキシブル
コンテナバッグ、6は加圧エア排出口、7は加圧エア排
出バルブ、8は急結剤輸送用加圧エア供給管、9は急結
剤供給バルブ、10はホッパー、11は急結剤収容口、
12は締め付け治具、13は取付治具、14は急結剤供
給用加圧エア供給管、15は加圧エアバイパス管、1
6、17、及び18はバルブ、19は急結剤輸送バル
ブ、20は加圧エア合流管、及び21はバルブである。
【0013】本発明は、フレキシブルコンテナバッグ5
に収納された急結剤を急結剤供給装置に供給し、加圧エ
アにより輸送し、セメントコンクリートと合流混合して
吹付けなどに使用する急結剤の供給装置、その供給方
法、及び急結剤の輸送方法に関するものである。
【0014】本発明の急結剤供給装置は、タンク1、急
結剤供給部、及び加圧エア排出部等からなるものであ
る。
【0015】タンク1は、大きさや材質は特に制限され
るものではなく、竪型のものも使用可能であるが、円筒
状で横型であるものが急結剤供給口4の位置を低く抑え
ることができ好ましい。
【0016】タンク1内部を上下に分割するキャンバス
2は、通常、タンク1の軸方向に長い長方形状とし、輸
送管3の急結剤吸い込み部付近を一番低く、吸い込み部
より離れるに従い高くなるように、傾斜板を用いて設置
することが好ましい。これにより、キャンバス2が傾斜
するので、加圧エアがキャンバス2を通過後、流動化さ
れた急結剤がキャンバス2の傾きによりキャンバス2上
を流れ、吸い込み口側へ移動し、タンク1内の急結剤を
ほとんど残さず輸送することが可能となる。キャンバス
2の取付け位置は、急結剤が円滑に輸送できれば、特に
制限されるものではない。
【0017】キャンバス2は通気性のあるものであれば
特に制限されるものではないが、テトロンなどの繊維を
編み込んだ市販のキャンバスが使用可能である。キャン
バス2は、加圧エアの流速が1m/minのときの圧力損失
が100mmAq程度の抵抗のものが使用される。
【0018】本発明ではさらに、タンク1内部のキャン
バス2の上方から外部へ貫通する輸送管3を設ける。輸
送管3の取付位置は、急結剤の輸送が容易となる面か
ら、キャンバス2の一番低い位置に取り付けることが好
ましく、通常は、タンク1の中心とすることが好まし
い。輸送管3としては市販の鋼管等が使用可能であり特
に限定されるものではない。輸送管3の吸い込み口とキ
ャンバス2の間隔Lは、輸送管3の内径dの0.5〜2倍
とすることが好ましい。0.5倍未満では加圧エアが直接
輸送管3に流れ込みやすくなり急結剤の輸送が困難とな
る場合があり、2倍を超えるとタンク1内に滞留する急
結剤の量が増加する場合がある。輸送管3の内径dは、
急結剤の輸送量によって適宜決定することが可能である
が、通常、10〜30mmとすることが好ましい。内径dが10
mm未満では急結剤が輸送管3内へ流れ込みにくくなるば
かりか、管内の摩擦抵抗が増大することにより閉塞が生
じやすくなる場合があり、30mmを超えると急結剤の輸送
量が吹付け用のセメントコンクリートに比べ多くなり急
結剤の輸送量の調整が困難となる場合がある。
【0019】本発明では、タンク1の下部に急結剤輸送
用加圧エア供給管8を接続する。急結剤輸送用加圧エア
供給管8の取付位置はキャンバス2より下であれば、特
に制限されるものではない。
【0020】本発明の急結剤供給装置の急結剤供給部
は、急結剤供給口4、急結剤供給バルブ9、ホッパー1
0、及び急結剤収容口11からなる。
【0021】急結剤供給バルブ9は、特に制限されるも
のではなく、通常、バタフライバルブが使用される。
【0022】急結剤収容口11は、急結剤を収納し、そ
の下部を締め付け治具12で緊縛したフレキシブルコン
テナバッグ5を接続し固定するところである。急結剤収
容口11の径は、フレコンの排出口より小さくすること
が好ましい。
【0023】さらに、本発明では、加圧エア排出口6と
加圧エア排出バルブ7を介してタンク1内に供給された
加圧エアを排出する加圧エア排出部を設ける。加圧エア
排出口6は、タンク1の上部に設けられていれば、特に
限定されるものではない。加圧エアは加圧エア排出口
6、加圧エア排出バルブ7を通過し、粉塵が濾布で除去
された後排出される。
【0024】本発明の急結剤の供給装置には、必要に応
じタンク1に振動装置や打撃装置を取り付けることが可
能である。排出性の悪い急結剤を輸送しようとすると、
輸送管3の外周近傍の急結剤のみが排出され、輸送管3
内を加圧エアだけが流れ急結剤の輸送ができない場合が
ある。このような場合、振動装置や打撃装置を利用する
ことで、タンク1内の急結剤を平滑な状態にして輸送管
3の吸い込み口に急結剤を導くことにより安定して急結
剤を輸送することが可能となる。
【0025】次に、フレキシブルコンテナバッグ5に収
納された急結剤を本発明の急結剤供給装置に供給する方
法について説明する。
【0026】急結剤を収納し、その下部の取出し口を締
め付け治具12で閉じたフレキシブルコンテナバッグ5
を、例えば、小型移動式クレーンなどの吊り装置で吊り
上げた後、急結剤供給装置の急結剤供給部の急結剤収容
口11上方に固定し、フレキシブルコンテナバッグ5下
部の取出し部の周縁部を急結剤収容口11に被せ、フレ
キシブルコンテナバッグ5の取付治具13により、フレ
キシブルコンテナバッグ5下部の取出し部の周縁部を全
周にわたって急結剤収容口11に密着させる。
【0027】本発明で使用するフレキシブルコンテナバ
ッグ5の材料としては、気密が保たれ、搬送に耐えうる
強度を有するものであれば特に限定されるものではない
が、外部から水分を吸い込んで急結剤を吸湿することが
なく、急結剤を劣化させることなく、長期にわたり貯蔵
性を安定に保つことが可能である面で、塩ビ、EVA、
及びゴムより選ばれる一種又は二種以上の材料の使用が
好ましい。
【0028】フレキシブルコンテナバッグ5の移動は輸
送手段で輸送された後、例えば、移動式クレーンなどの
吊り装置で吊り上げて移動し、本発明の急結剤供給装置
上に固定することが可能である。
【0029】フレキシブルコンテナバッグ5の下部は、
収納した急結剤が落下することがないよう、また、外気
の湿気により急結剤が変質しないよう締め付け治具12
によって緊縛する。
【0030】フレキシブルコンテナバッグ5の下部の締
め付け治具12は、フレキシブルコンテナバッグ5下部
の取出し口より、収納した急結剤が落下しないように緊
縛でき、取り外しも容易であれば特に制限されるもので
はないが、例えば、紐、テープ、及びバンドなどが使用
可能である。
【0031】また、フレキシブルコンテナバッグ5下部
取出し口周縁部を、その取出し口周縁部を全周にわた
り、急結剤収容口11に密着させるフレキシブルコンテ
ナバッグ5の取付治具13としては、クランプ装置やゴ
ムバンドなどが挙げられ、図2に示すクランプ装置が気
密性や作業性等から好ましい。
【0032】ここで、クランプ装置としては、ヘルール
やドラム缶バンド、ペール缶バンドなどが使用可能であ
る。
【0033】図2に示すクランプ装置はヘルールで固定
する場合の固定方法の一例である。ヘルールを使用する
場合、ホッパー10の上端の急結剤収容口11はヘルー
ルフランジとなっており、それと同じ外径の押え板が使
用される。この押え板はリング状となっておりその内径
はホッパー10の内径と同じか、より小さくなっている
ことが好ましい。まず、フレキシブルコンテナバッグ5
の下部の急結剤取出し部の周縁に押え板を通した後、急
結剤取出し部の周縁を急結剤収容口11に被せ、押え板
と急結剤収容口11で急結剤取出し部の周縁を挟み込
む。その後、クランプ装置で押え板と急結剤収容口11
を気密に固定する。これにより、フレキシブルコンテナ
バッグ5内の急結剤を、粉塵を発生させることなくタン
ク1内へ供給することが可能となる。
【0034】フレキシブルコンテナバッグ5の下部の締
め付け治具12を緩め、急結剤供給バルブ9を開けてフ
レキシブルコンテナバッグ5中に収納された急結剤をタ
ンク1の内部へ供給する。この際、排出部の加圧エア排
出バルブ7を開けておくとフレキシブルコンテナバッグ
5からの急結剤の供給が容易となる。
【0035】さらに、急結剤供給バルブ9と急結剤収容
口11の間に加圧エアを導入する急結剤供給用加圧エア
供給管14を取り付けることは、フレキシブルコンテナ
バッグ5からの急結剤の供給が容易となる面から好まし
い。
【0036】例えば、加圧エア供給時は、急結剤供給バ
ルブ9を閉とし、フレキシブルコンテナバッグ5を膨ら
ませ、加圧エア停止時は、急結剤供給バルブ9を開とす
る。この際、急結剤は流動化して、ホッパー10を通過
しタンク1内へ落下し、フレキシブルコンテナバッグ5
は収縮する。フレキシブルコンテナバッグ5が収縮する
と急結剤供給用加圧エア供給管14より加圧エアが供給
され、フレキシブルコンテナバッグ5内へ流れ込み、フ
レキシブルコンテナバッグ5を膨らませる。このよう
に、急結剤供給用加圧エア供給管14からの加圧エアを
間歇的に供給し、これに急結剤供給バルブ9が連動して
開閉することで、フレキシブルコンテナバッグ5は膨ら
ませたり収縮させたりを繰り返し、フレキシブルコンテ
ナバッグ5内部の急結剤は全てタンク1内へ供給され
る。
【0037】加圧エアをホッパー10に間歇的に供給す
る方法としては、加圧エアの供給バルブ21を間歇的に
開閉すれば良いが、開閉動作をタイマーにより容易に制
御することが可能である。加圧エアの流量はバルブ18
で調整する。
【0038】本発明で使用する加圧エアは除湿した加圧
エアが好ましく、圧力50KPa以下で供給することが好ま
しい。50KPaを超えると、フレキシブルコンテナバッグ
5の耐久性が低下したり、極端に圧力が大きくなるとフ
レキシブルコンテナバッグ5が破裂する場合がある。
【0039】フレキシブルコンテナバッグ5からの急結
剤の供給が完了したら、急結剤供給バルブ9と加圧エア
排出バルブ7を閉じる。
【0040】次に、タンク1に供給された急結剤の輸送
方法について説明する。
【0041】タンク1の下部に接続する急結剤輸送用加
圧エア供給管8より、タンク1のキャンバス2の下方に
加圧エアを供給し、輸送管3より輸送する。
【0042】急結剤輸送用加圧エア供給管8より加圧エ
アを供給すると、タンク1の下部より供給された加圧エ
アはキャンバス2を通過し、タンク1内を加圧する。こ
こで、急結剤輸送バルブ19を開けると、タンク1内の
急結剤は加圧エアとともに輸送管3内を輸送され、急結
剤輸送バルブ19を介し、加圧エア合流管20へ送られ
る。
【0043】本発明では、急結剤の輸送量を調整できる
面から、急結剤流量調整機構として、加圧エアの流量を
調整するバルブ16、17、及び急結剤輸送用加圧エア
供給管8より供給する加圧エアとは別に加圧エアのバイ
パス経路を設け、輸送管3より輸送された急結剤と加圧
エア合流管20で合流させることが好ましい。急結剤は
加圧エア合流管20において、加圧エアバイパス管15
より送られるバイパス加圧エアと合流し、加速されて輸
送される。
【0044】ここで、急結剤の吐出量は、タンク1内へ
供給する加圧エアの圧力と加圧エアバイパス管15への
加圧エアの供給量を調整すること、バルブ16と17で
加圧エアの流量を調整すること、及び輸送管3の管径や
加圧エア合流管20以降の輸送管3の管径や長さを調整
することで容易に調整することが可能である。
【0045】輸送管3や加圧エア合流管20以降の輸送
管3の管径は、管径が大きいほど輸送する急結剤の量を
大きくすることが可能である。また、加圧エア合流管2
0以降の輸送管3の長さは短いほど急結剤の輸送量を大
きくすることが可能である。また、タンク1へ供給する
加圧エアの圧力を高くすると、急結剤の輸送量を大きく
することが可能である。そして、加圧エアバイパス管1
5に流す加圧エアの量を大きくすると急結剤の輸送量は
小さくなり、逆に、加圧エアバイパス管15に流す加圧
エアの量を小さくすると急結剤の輸送量を大きくするこ
とが可能である。
【0046】タンク1や加圧バイパス管15へ供給する
加圧エアは、ドレンセパレータやオートドレントラップ
を通過させ、ドレンを充分除去したものを使用するのが
好ましい。加圧エア中にドレンを含むとドレンが急結剤
に接触し、キャンバス2の目詰まりを起こしたり、輸送
管3、急結剤輸送バルブ19、加圧エア合流管20、及
び加圧エア合流管20以降の輸送管3などを閉塞した
り、あるいは、これらの管壁に急結剤が付着して輸送量
が変化するなどの問題を生ずる場合がある。さらに、ド
レンセパレータの出口に冷凍式あるいは吸着式エアドラ
イヤを接続し、さらに加圧エア中のドレンを強制的に除
去した後、加圧エアを供給することが好ましい。ドレン
除去後の加圧エアの露点は、大気圧下で-10℃以下であ
るのが好ましい。
【0047】本発明において、輸送する急結剤の質量と
加圧エア質量の比、いわゆる輸送中の粉粒体の濃度を示
す混合比は、0.3〜15に調整されることが好ましい。混
合比が0.3未満では空気量が多くなり流速が速くなるた
め、吹付けた吹付けセメントコンクリートが壁面に到達
した際、衝撃力が大きくなりすぎ、吹付けセメントコン
クリートが、リバウンドして壁面に付着せず落下する量
が増大する場合がある。逆に、混合比が15を超えると空
気量が少なく、脈動したり、急結剤が輸送管3壁面に付
着しやすくなり閉塞する場合がある。混合比がこの範囲
内であれば、急結剤は輸送配管内を分散して飛散し輸送
管3内で脈動を生じることもなく、吹付けセメントコン
クリートと安定した混合が可能であり、流速が適度に保
たれ良好な吹付けができる。この混合比は、減圧弁と流
量調整弁で容易に調整可能である。なお、混合比Γは、
下式により与えられる。 混合比Γ=急結剤輸送量(kg/min)/輸送空気量(kg/min)
【0048】セメントコンクリートは、セメント、骨
材、及び水等を混合・混練し、コンクリートポンプなど
により輸送し、例えば、Y字管等で、別途圧送された急
結剤と合流混合し、吹付け施工する。
【0049】また、本発明の急結剤供給装置により、従
来、紙袋で供給されていた急結剤の供給がフレキシブル
コンテナバッグ5により行える。
【0050】急結剤としては特に制限されるものではな
いが、例えば、カルシウムアルミネート類、アルミン酸
ナトリウムや硫酸アルミニウムなどのアルミニウム塩、
及びアルカリ炭酸塩等の一種又は二種以上が挙げられ
る。
【0051】
【実施例】以下、実験例に基づき本発明を詳細に説明す
る。
【0052】実験例1 図1に示す急結剤供給装置のタンク1に、フレキシブル
コンテナバッグ5に収納した急結剤を供給する。ホッパ
ー10の上端の急結剤収容口11に、急結剤を収納して
その下部を締め付け治具12で緊縛したフレキシブルコ
ンテナバッグ5を接続して、フレキシブルコンテナバッ
グ5の取付治具13で固定する。フレキシブルコンテナ
バッグ5の下部の締め付け治具12を緩め、急結剤供給
バルブ9を開けてフレキシブルコンテナバッグ5中に収
納された急結剤をタンク1の内部へ供給する。急結剤供
給部のホッパー10下部に設置した急結剤供給用加圧エ
ア供給管14を介して、ホッパー10に、減圧弁で圧力
を40KPaに調整した加圧エアを1分間供給−30秒間停止
の条件で間歇的に供給した。供給完了後、フレキシブル
コンテナバッグ5内に残った急結剤の量を測定した。結
果を表1に示す。
【0053】
【表1】
【0054】実験例2 図1に示す急結剤供給設備のタンク1に急結剤を供給
し、コンプレッサにより0.7MPaに加圧したエアを減圧弁
とバルブ17によりバイパスエア量を調整して供給し、
急結剤の輸送量を測定した。急結剤輸送用加圧エア供給
管8へ供給する加圧エアの圧力や流量は市販の圧力計と
流量計を用い測定した。加圧エアの圧力や流量、バイパ
スエアの圧力や流量を表2に示す。急結剤の輸送量は、
輸送管3出口に濾布を取り付け急結剤を回収した後その
質量を測定した。なお、輸送管3には、内径27.6mmの25
A鋼管を使用し、輸送管3の吸い込み口とキャンバス2
の間隔Lを20mmとした。さらに、輸送する急結剤の質量
と加圧エアの質量の比である混合比を算出した。また、
この条件で吹付け試験を行い良好な吹付けができたもの
を○、良好な吹付けができなかったものを×とした。結
果を急結剤の輸送量と混合比と共に表2に併記する。
【0055】
【表2】
【0056】実験例3 図1に示す急結剤供給設備を使用し、加圧エアの圧力0.
4MPa、流量0.8Nm3/min、バイパス加圧エアの圧力0.7MP
a、及び流量1.0Nm3/minとし、連続して急結剤を輸送し
1分間毎の急結剤の質量を測定し安定性を確認した。結
果を表3に示す。また、急結剤の輸送管3の状態と出口
より排出される急結剤の状態を目視で観察したところ、
急結剤の輸送管3に脈動による揺れは観察されず、急結
剤の排出も連続したものであった。なお、比較のため、
従来のロータリーフィーダーを用いた急結剤供給装置に
ついて同様の目視観察を行ったところ、ロータリーフィ
ーダーの下方に位置し、ロータリーフィーダーから落下
する急結剤を加圧エアで輸送する、従来の急結剤供給装
置の急結剤輸送管には断続的な揺れが認められ、しか
も、急結剤の排出も断続したものであった。
【0057】
【表3】
【0058】実験例4 実験例2実験No.2- 3の条件で使用した設備の輸送管3
吸い込み口とキャンバス2の隙間Lと輸送管3の内径d
との比L/dを表4に示すように変え、急結剤の輸送量
を測定したこと以外は実験例2と同様に試験をおこなっ
た。結果を表4に併記する。
【0059】
【表4】
【0060】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の急結剤
の供給装置を使用することで、必要量急結剤を定常的に
輸送することができ、また、発塵なくフレキシブルコン
テナバッグからの急結剤の供給が可能となるため、労力
の軽減や環境改善が図れるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係わる急結剤の供給装置の一例
を示す説明図である。
【図2】図2は本発明に係わるクランプ装置の一例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 タンク 2 キャンバス 3 輸送管 4 急結剤供給口 5 フレキシブルコンテナバッグ 6 加圧エア排出口 7 加圧エア排出バルブ 8 急結剤輸送用加圧エア供給管 9 急結剤供給バルブ 10 ホッパー 11 急結剤収容口 12 締め付け治具 13 取付治具 14 急結剤供給用加圧エア供給管 15 加圧エアバイパス管 16 バルブ 17 バルブ 18 バルブ 19 急結剤輸送バルブ 20 加圧エア合流管 21 バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D055 DB01 2E172 DC02 DC06 DC13 3F047 AA12 AA13 AA15 BA01 CA01 CA09 CB03 4F033 QA01 QB02Y QB05 QB12Y QB17 QD02 QD05 QD11 QE05 QF01X QF07Y QF15X QH05 QH08 QH10 4G056 AA07 CB01 CC02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 急結剤が収容されるタンク1をキャンバ
    ス2で上下に分割し、キャンバス2の上方にタンク1の
    内部から外部へ貫通する輸送管3を設け、タンク1の上
    部に、急結剤供給口4を介してフレキシブルコンテナバ
    ッグ5より急結剤を供給する急結剤供給部と、加圧エア
    排出口6と加圧エア排出バルブ7を介してタンク1内の
    加圧エアを排出する加圧エア排出部とを設け、キャンバ
    ス2下のタンク1に急結剤輸送用加圧エア供給管8を接
    続することを特徴とする急結剤の供給装置。
  2. 【請求項2】 急結剤供給部が、急結剤供給口4、急結
    剤供給バルブ9、ホッパー10、及びホッパー10の上
    端の急結剤収容口11からなり、急結剤収容口11に、
    急結剤を収納してその下部を締め付け治具12で緊縛し
    たフレキシブルコンテナバッグ5を接続して、フレキシ
    ブルコンテナバッグ5の取付治具13で固定することを
    特徴とする請求項1に記載の急結剤の供給装置。
  3. 【請求項3】 急結剤収容口11の外径がフレキシブル
    コンテナバッグ5の急結剤取出し部の径より小さいこと
    を特徴とする請求項2に記載の急結剤の供給装置。
  4. 【請求項4】 フレキシブルコンテナバッグ5が、塩
    ビ、EVA、及びゴムより選ばれた一種又は二種以上の
    材料で構成されることを特徴とする請求項1〜3のうち
    の一項に記載の急結剤の供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうちの一項に記載の急結
    剤の供給装置を用いた急結剤の供給方法。
  6. 【請求項6】 急結剤収容口11にフレキシブルコンテ
    ナバッグ5の急結剤取出し部を被せ、フレキシブルコン
    テナバッグ5の取付治具13により、フレキシブルコン
    テナバッグ5の取出し部の周縁部を全周にわたり、急結
    剤収容口11と気密に固定することを特徴とする請求項
    5に記載の急結剤の供給方法。
  7. 【請求項7】 急結剤供給部に急結剤供給用加圧エア供
    給管14を設け、供給する加圧エアにより急結剤を流動
    化し、フレキシブルコンテナバッグ5よりタンク1に急
    結剤を供給することを特徴とする請求項5又は6に記載
    の急結剤の供給方法。
  8. 【請求項8】 ホッパー10に圧力50KPa以下の加圧エ
    アを間歇的に供給し、加圧エア供給時は急結剤供給バル
    ブ9を閉とし、加圧エア停止時は急結剤供給バルブ9を
    開とし、フレキシブルコンテナバッグ5内に収納された
    急結剤を加圧エアにより流動化させるとともに、フレキ
    シブルコンテナバッグ5を膨張収縮させてタンク1内へ
    急結剤を供給することを特徴とする請求項5〜7のうち
    の一項に記載の急結剤の供給方法。
  9. 【請求項9】 タンク1の下部に接続する急結剤輸送用
    加圧エア供給管8より供給される加圧エアをバイパスす
    る加圧エアバイパス管15、加圧エアの流量を調整する
    バルブ16と17、輸送管3に接続する急結剤輸送バル
    ブ19、及び輸送管3の外部先端に設けられ、加圧エア
    バイパス管15が接続する加圧エア合流管20からなる
    急結剤流量調整機構と、請求項1〜4のうちの一項に記
    載の急結剤の供給装置とからなる急結剤輸送システム。
  10. 【請求項10】 バルブ16と17を調整して、急結剤
    輸送用加圧エア供給管8と加圧エアバイパス管15に供
    給する加圧エアの総量と、輸送する急結剤の混合比を0.
    3〜15に調整することを特徴とする請求項9に記載の急
    結剤輸送システム。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10に記載の急結剤輸送
    システムを用いた急結剤の輸送方法。
  12. 【請求項12】 請求項5〜8のうちの一項に記載の急
    結剤の供給方法と請求項11に記載の急結剤の輸送方法
    を併用することを特徴とする急結剤の使用方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の急結剤の使用方法
    で輸送された急結剤と、セメントコンクリートとを混合
    し、吹付けることを特徴とする吹付け方法。
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