JP2003220381A - 土壌浄化装置 - Google Patents
土壌浄化装置Info
- Publication number
- JP2003220381A JP2003220381A JP2002022774A JP2002022774A JP2003220381A JP 2003220381 A JP2003220381 A JP 2003220381A JP 2002022774 A JP2002022774 A JP 2002022774A JP 2002022774 A JP2002022774 A JP 2002022774A JP 2003220381 A JP2003220381 A JP 2003220381A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- soil
- extraction solvent
- solvent
- cleaning tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
ながらも、洗浄後の土壌の乾燥を効率よく行うことがで
きる土壌浄化装置を提供する。 【解決手段】 洗浄槽11内の空気を当該洗浄槽11内
から送出させるブロワ56と、洗浄槽11内からの空気
を冷却して当該空気中の抽出溶剤のガスを凝縮液化させ
る冷却器54と、冷却器54で冷却された空気を加熱す
る加熱器55と、加熱器55で加熱された空気を流通さ
せることにより当該空気中の抽出溶剤のガスを吸着除去
する活性炭塔57と、活性炭塔57からの空気を洗浄槽
11内に送給するエア供給配管61と、活性炭塔57か
らの空気を加熱することにより洗浄槽11内の空気を加
熱する加熱器58と、冷却器54で回収された抽出溶剤
を前記排出溶剤タンク15に送給する溶剤返送ポンプ6
2,返送配管63とを備えた乾燥装置38を土壌浄化装
置に設けた。
Description
ル(PCB)類やダイオキシン類等のような残留性有機
汚染物であるハロゲン化合物や油等のような各種の有害
有機物質で汚染された土壌を浄化する土壌浄化装置に関
する。
らの排水などの漏洩による土壌汚染、また、工場跡地等
の土壌汚染により本来自然に分解不可能な化学物質で汚
染された土壌、地下水が増加し、その結果、生態系や社
会生活基盤としての土壌環境に深刻な影響を与えてい
る。そのため、このような汚染された土壌や地下水を浄
化処理する各種の方法が提案されている。しかし、ポリ
塩化ビフェニル(PCB)類やダイオキシン類等のよう
な残留性有機汚染物であるハロゲン化合物や多環芳香族
系の油等については有効な処理方法がなく、焼却や封じ
込めなどの対策が行われているのが現状である。
は、上述したような残留性有機汚染物質であるハロゲン
化合物や油等のような各種の有害有機物質に汚染された
土壌をロータリキルン等の焼却設備により高温度雰囲気
下で焼却処理し、汚染土壌に含まれている各種の有害物
質を焼却して分解し、浄化土壌として環境に戻すもので
ある。また、この焼却設備にて各種の有害物質が分解さ
れて排出されるガスは無害化され、燃焼ガスと共に排ガ
スとして大気に放出される。
しては、膨大な汚染土壌を処理するのにエネルギコスト
が大きく、また、処理後の土壌の変質等により廃棄物の
取り扱いとなる可能性を含んでおり、再利用するのが困
難となる恐れがある。一方、前述した汚染土壌の封じ込
め処理は、本質的には汚染土壌の浄化対策とは言えず、
単に自然界からの遮断と言う消極的な処理方法である。
そのため、上記各種有害物質に汚染された土壌を適正に
浄化して自然界に戻すための経済的に有利な土壌の処理
方法が望まれている。
公報に開示された土壌浄化方法では、油で汚染された土
壌に水溶性有機溶剤を添加して混合攪拌し、土壌中の油
分を抽出した後に固液分離し、その液状体を引き抜くこ
とにより土壌内の油分を有機溶剤に混合された状態で土
壌から分離除去し、固液分離で生じた液状体を蒸留して
有機溶剤を回収すると共に、油分を分離して処理する一
方、洗浄処理した土壌に空気を送給して土壌から有機溶
剤を除去(乾燥)すると共に、当該空気を冷却して有機
溶剤を凝縮回収している。従って、土壌中の油分の含有
率を著しく低下させ、適正に土壌を浄化して再利用を可
能とすることができる。
たような従来の土壌浄化方法においては、環境や人体へ
の悪影響をできるだけ小さくするように、洗浄後の土壌
の乾燥に使用する空気を循環利用しようとすると(クロ
ーズ系)、新たな空気を常に利用する場合(オープン
系)よりも溶剤の取り込み量が少なくなってしまうた
め、乾燥効率が悪く、処理に要する時間が長くなるとい
う問題があった。
体への悪影響をできるだけ小さくしながらも、洗浄後の
土壌の乾燥を効率よく行うことができる土壌浄化装置を
提供することを目的とする。
ための、第一番目の発明による土壌浄化装置は、有害有
機物質で汚染された土壌を投入される洗浄槽と、前記洗
浄槽内に抽出溶剤を流通させて前記土壌中の前記有害有
機物質を洗浄除去する有害有機物質洗浄除去手段と、前
記洗浄槽内の空気を当該洗浄槽内から送出させる空気送
出手段と、前記洗浄槽内からの前記空気を冷却して当該
空気中の前記抽出溶剤のガスを凝縮液化させる冷却手段
と、前記冷却手段で冷却された前記空気を加熱する第一
の加熱手段と、前記加熱手段で加熱された前記空気を流
通させることにより当該空気中の前記抽出溶剤のガスを
吸着除去する吸着除去手段とを備えたことを特徴とす
る。
一番目の発明において、前記洗浄槽内の前記空気を加熱
する第二の加熱手段を備えたことを特徴とする。
一番目または第二番目の発明において、前記洗浄槽内に
水蒸気を供給する水蒸気供給手段を備えたことを特徴と
する。
一番目から第三番目の発明のいずれかにおいて、前記吸
着除去手段からの前記空気を前記洗浄槽内に送給する空
気循環手段を備えたことを特徴とする。
一番目から第四番目の発明のいずれかにおいて、前記冷
却手段で回収された前記抽出溶剤を前記有害有機物質洗
浄除去手段に送給する返送手段を備えたことを特徴とす
る。
一番目から第五番目の発明のいずれかにおいて、前記抽
出溶剤が親水性溶剤であることを特徴とする。
一番目から第六番目の発明のいずれかにおいて、前記有
害有機物質が、残留性有機汚染物質であるハロゲン化合
物または油を含んでいることを特徴とする。
その装置の実施の形態を図面を用いて以下に説明する
が、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものでは
ない。
壌浄化装置の第一番目の実施の形態を図1を用いて説明
する。図1は、土壌浄化装置の概略構成図である。
(PCB)類やダイオキシン類等のような残留性有機汚
染物であるハロゲン化合物や多環芳香族系の油等のよう
な各種の有害有機物質で汚染されているだけでなく、水
銀や鉛等の重金属類やシアン類等のような各種の有害無
機物質で汚染された土壌を投入して浄化処理するための
洗浄槽11は可搬式であって、多数の洗浄槽11を土壌
の処理場所に搬送して使用する。
3と、排出溶剤タンク14,15と、洗浄液タンク16
とを有している。精製溶剤タンク13は、土壌に含有さ
れる有害有機物質を抽出するための溶剤を貯留するもの
であって、精製溶剤供給ポンプ17を有する供給配管1
8を介して各洗浄槽11に連結されている。一方、排出
溶剤タンク14,15は、洗浄槽11内で土壌から抽出
した有害有機物質を含有する溶剤を貯留するものであっ
て、操作弁19および抽出溶剤排出ポンプ20を有する
排出配管21を介して各洗浄槽11に連結されている。
また、供給配管17と排出配管21との間には、操作弁
22および循環ポンプ23を有する循環配管24が連結
されている。
を閉止して状態で、精製溶剤ポンプ17を駆動すると、
精製溶剤タンク13内の溶剤を供給配管18を介して各
洗浄槽11に供給することができ、また、抽出溶剤排出
ポンプ19を駆動すると、各洗浄槽11内の抽出溶剤を
排出配管21を介して各排出溶剤タンク14,15に排
出することができる。一方、操作弁19を閉止して操作
弁22を開放した状態で、循環ポンプ23を駆動する
と、洗浄槽11に対して循環配管24により溶剤を循環
給排することができる。
れる前記有害無機物質を溶解抽出または分解する洗浄液
を貯留するものであって、洗浄液供給ポンプ25を有す
る供給配管26を介して各洗浄槽11に連結されてい
る。そして、この各洗浄槽11には操作弁27および洗
浄液排出ポンプ28を有する排出配管29が連結されて
いる。そして、また、供給配管26と排出配管29との
間には、操作弁30および循環ポンプ31を有する循環
配管32が連結されている。
を閉止した状態で、洗浄液ポンプ25を駆動すると、洗
浄液タンク16内の洗浄液を供給配管26を介して各洗
浄槽11に供給することができ、また、洗浄液排出ポン
プ28を駆動すると、各洗浄槽11内の抽出洗浄液を排
出配管29を介して排出することができる。一方、操作
弁27を閉止して操作弁30を開放した状態で、循環ポ
ンプ31を駆動すると、洗浄槽11に対して循環配管3
2により洗浄液を循環給排することができる。
たフィルタ上に土壌が積載され、内部に抽出溶剤や洗浄
液が供給されることにより、土壌中の前記有害有機物質
や前記有害無機物質を抽出溶剤や洗浄液に溶出移行させ
ることができると共に、フィルタを介することにより、
土壌を送出することなく抽出溶剤や洗浄液のみを送出す
ることができるようになっている。
有害有機物質の濃度を検出する濃度センサ33が装着さ
れる一方、排出配管29には抽出洗浄液に含まれる有害
無機物質の濃度を検出する濃度センサ34が装着されて
いる。この場合、有害有機物質、有害無機物質の種類に
応じて高精度な濃度を検出する複数のセンサを配設する
ことが望ましい。
されて排出溶剤タンク14,15に貯留された抽出溶剤
から有害有機物質を除去して精製する溶剤精製装置36
と、洗浄槽11から排出された抽出洗浄液から有害無機
物質を除去して精製する洗浄液精製装置37と、各洗浄
槽11のガスを吸引して有害有機物質または有害無機物
質が除去された土壌に対して、残留した溶剤または洗浄
液を除去して乾燥する乾燥装置38とを有している。
を除去するストレーナ39と、油脂を除去するオイルス
トレーナ40と、ボイラ41が連結された蒸留装置42
とから構成されている。そして、排出溶剤タンク14,
15とストレーナ39とが移送ポンプ43を有する移送
配管44により接続されている。一方、蒸留装置42と
精製溶剤タンク13とが返送配管46により連結されて
いる。また、ストレーナ39、オイルストレーナ40、
蒸留装置42には有機物質排出管47を介して有機物質
処理装置48が連結されている。
剤タンク14,15の抽出溶剤が移送配管44を通して
溶剤精製装置36に送られると、ここで、抽出溶剤から
前記有害有機物質が取り除かれ、浄化された抽出溶剤を
返送配管46を通して精製溶剤タンク13に戻すことが
できる。一方、溶剤精製装置36で除去された有害有機
物質は有機物質排出管47を通して有機物質処理装置4
8に送られ、ここで無害化処理することができる。
脂吸着塔50とから構成されており、洗浄液の排出配管
29の下流端部が砂ろ過塔49に連結され、樹脂吸着塔
50と洗浄液タンク16とが返送配管51により連結さ
れ、砂ろ過塔49および樹脂吸着塔50には無機物質排
出管52を介して無機物質処理装置53が連結されてい
る。
各洗浄槽11から排出配管29を通して抽出洗浄液が洗
浄液精製装置37に送られると、ここで、洗浄液から前
記有害無機物質が取り除かれ、浄化された洗浄液を返送
配管51を通して洗浄液タンク16に戻すことができ
る。一方、洗浄液精製装置37で除去された有害無機物
質は無機物質排出管52を通して無機物質処理装置53
に送られ、ここで無害化処理することができる。
る乾燥装置38は、洗浄槽11内の空気を当該洗浄槽1
1内から送出させる空気送出手段であるブロワ56と、
洗浄槽11内からの空気を冷却して当該空気中の抽出溶
剤のガスを凝縮液化させる冷却手段である冷却器54
と、冷却器54で冷却された空気を加熱する第一の加熱
手段である加熱器55と、加熱器55で加熱された空気
を流通させることにより当該空気中の抽出溶剤のガスを
吸着除去する吸着除去手段である活性炭塔57と、活性
炭塔57からの空気を洗浄槽11内に送給する空気循環
手段であるエア供給配管61と、活性炭塔57からの空
気を加熱することにより洗浄槽11内の空気を加熱する
第二の加熱手段である加熱器58と、冷却器54で回収
された抽出溶剤を前記排出溶剤タンク15に送給する返
送手段である溶剤返送ポンプ62,返送配管63とを備
えている。なお、図1中、60はエア排出配管である。
作動により、洗浄槽11内の空気を吸引し、当該空気を
冷却器54内で冷却して、当該空気中の抽出溶剤のガス
を凝縮液化して当該空気中から回収除去した後、当該空
気を加熱器55で加熱して当該空気の飽和蒸気量の大き
さを大きくさせてから活性炭塔57内に送給し、凝縮液
化できなかった当該空気中の抽出溶剤のガスを活性炭で
吸着除去した後、当該空気を加熱器58で加熱して当該
空気の飽和容量を大きくすると共に、洗浄槽11内の土
壌や水や抽出溶剤を加熱して水や抽出溶剤の飽和蒸気圧
を高められるようにしてからエア供給配管61を介して
洗浄槽11に再度供給するようになっているのである。
機物質を抽出するための抽出溶剤および土壌中に含まれ
る前記有害無機物質を溶解抽出または分解洗浄する洗浄
液は、土壌の汚染調査を事前に行って求められた土壌中
の有害有機物質および有害無機物質の濃度等に基づい
て、その種類を設定する必要がある。
溶剤、例えば、アルコールを使用し、洗浄液として水、
アルカリ液(例えば、NaOH)、酸性液(例えば、H2S
O4)を使用している。
15,17〜24,39〜48等により、洗浄槽内に抽
出溶剤を流通させて土壌中の有害有機物質を洗浄除去す
る有害有機物質洗浄除去手段を構成し、上記部材16,
25〜38,49〜53等により、洗浄槽内に洗浄液を
流通させて土壌中の有害無機物質を洗浄除去する有害無
機物質洗浄除去手段を構成している。
使用する土壌浄化方法を次に説明する。
態を事前に調査し、必要な機材や処理剤等を準備し、現
地に各種の装置を搬送して組み立てて浄化設備を設置す
る。なお、処理現場の広さや浄化処理する土壌の処理量
などに応じて洗浄槽11の設置数を設定する。
設置されると、図1に示すように、まず、パワーショベ
ル等を用いて土壌を各洗浄槽11内に所定量ずつ投入し
て密閉する。この状態で、次に、精製溶剤ポンプ17に
より精製溶剤タンク13の抽出溶剤(アルコール)を供
給配管18を介して各洗浄槽11に供給し、操作弁19
を閉止して操作弁22を開放し、循環ポンプ23により
循環配管24を介して抽出溶剤を洗浄槽11に循環給排
する。この抽出溶剤の循環給排を所定時間行うことで、
土壌中の前記有機有機物質を抽出溶剤に抽出することが
できる。
ば、3〜4時間)循環給排して土壌中の前記有害有機物
質を抽出溶剤に抽出したら、操作弁22を閉じて操作弁
19を開放し、抽出溶剤排出ポンプ19を作動して排出
配管21を介して各洗浄槽11内の抽出溶剤を排出溶剤
タンク14,15に排出する。そして、再び、精製溶剤
タンク13の新しい溶剤を洗浄槽11に供給して循環
し、前述と同様に、この溶剤の循環給排を所定時間行う
ことで有機物質を抽出する。
れた溶剤における各種の有害有機物質の濃度を濃度セン
サ33により計測する。そして、この濃度センサ33の
計測値が予め設定された所定値以下になったら、洗浄槽
11の土壌に含有する有害有機物質の残留量が公定法で
定められた基準値以下になったものとし、抽出溶剤の循
環給排を停止して洗浄槽11内の抽出溶剤を全て排出溶
剤タンク14,15に排出して土壌中からの有害有機物
質の洗浄除去作業を終了する。
内の空気を吸引すると、当該空気は、洗浄槽11内の土
壌中に残留して気化した抽出溶剤を取り込みながら洗浄
槽11内から冷却器54内に送給されて冷却され、含有
する抽出溶剤のガスが凝縮液化されて回収除去された
後、加熱器55で加熱されて飽和蒸気量の大きさを大き
くされてから活性炭塔57内に送給され、凝縮液化でき
なかった抽出溶剤のガスが活性炭に吸着除去された後、
加熱器58で加熱されて飽和容量の増大化が図られると
共に、洗浄槽11内の土壌や水や抽出溶剤を加熱して水
や抽出溶剤の飽和蒸気圧を高められるようにされてから
エア供給配管61を介して洗浄槽11に再度供給され、
上記フローを繰り返す。これにより、洗浄槽11内の土
壌中に残留する抽出溶剤が除去され、土壌を乾燥させる
ことができる。なお、冷却器54で回収された抽出溶剤
は、溶剤返送ポンプ64により返送配管65介して排出
溶剤タンク15に戻されて再利用される。
れたら、土壌からの抽出溶剤の除去作業を終える。次
に、洗浄液ポンプ25により洗浄液タンク16(水タン
ク)内の洗浄液(水)を供給配管26を介して各洗浄槽
11に供給し、前述した抽出溶剤による有害有機物質の
洗浄除去と同様の手順によって、洗浄槽11内の土壌を
水に浸漬させる。そして、循環ポンプ31により循環配
管32を介して水を洗浄槽11に循環給排することで、
土壌中に含有される水溶性の有害無機物質(例えばフェ
リシアン化カリウム等)を溶解する。
たら、この水の循環を停止して洗浄剤排出ポンプ28に
より各洗浄槽11内の水を洗浄液精製装置37に排出す
る。そして、再び、水タンク16aの新しい水を洗浄槽
11に供給して循環し、この水の循環給排を所定時間行
うことで水溶性の有害無機物質を再度抽出する。
れた水における上記有害無機物質の濃度を濃度センサ3
4により計測する。そして、この濃度センサ334の計
測値が予め設定された所定値以下になったら、洗浄槽1
1の土壌に含有する上記有害無機物質の残留量が公定法
で定められた基準値以下になったものとし、水の循環給
排を停止して洗浄槽11内の水を全て排出して土壌中か
らの水溶性の有害無機物質の洗浄除去作業を終了する。
所定時間循環給排してこの処理を数サイクル行うこと
で、汚染土壌に含まれるアルカリ溶解性の有害無機物質
(例えばシアン類等)を土壌中から洗浄除去する。更
に、酸性液を洗浄槽11に所定時間循環給排してこの処
理を数サイクル行うことで、土壌中に含まれる酸溶解性
の有害無機物質(例えば塩化鉛等)を除去する。
剤(アルコール)を移送ポンプ43により移送配管44
を介して溶剤精製装置36に送り、ここで抽出溶剤から
前記有害有機物質を除去し、再生された抽出溶剤を精製
溶剤タンク13に戻す。溶剤精製装置36で分離された
有害有機物質は、有機物質排出管47を通して有機物質
処理装置48に送られて無害化処理される。なお、無害
化処理方法としては、例えば、焼却処理法や水熱酸化分
解処理法等が挙げられる。
(水、アルカリ液、酸性液)から前記有害無機物質をそ
れぞれ取り除き、再生された洗浄液を洗浄液タンク16
に戻す。洗浄液精製装置37で分離された上記有害無機
物質は、無機物質排出管52を通して無機物質処理装置
53に送られて無害化処理される。
ら前記有害有機物質および前記有害無機物質を分離除去
したら、洗浄槽11内から土壌を取り出して自然界に戻
す。
したように、前記有害有機物質を抽出溶剤で洗浄除去さ
れた土壌に対して、乾燥装置38が、冷却による凝縮液
化で回収除去できなかった抽出溶剤を含有する空気を加
熱して、当該空気の飽和容量を大きくすると共に、洗浄
槽11内の土壌や水や抽出溶剤を加熱して水や抽出溶剤
の飽和蒸気圧を高められるようにしてから当該空気中の
抽出溶剤のガスを活性炭で吸着除去するので、活性炭に
よる空気中の抽出溶剤のガスの吸着能力が大きく向上
し、冷却による凝縮液化で回収除去できなかった抽出溶
剤を空気中から効率よく回収除去することができると共
に、土壌中からの抽出溶剤の取り込み量を多くすること
ができる。
ーズ系(循環型)でありながらも、抽出溶剤の取り込み
量を従来のオープン系(ワンスルー型)と同等またはそ
れ以上にすることができるので、抽出溶剤で洗浄した土
壌の乾燥効率を向上させることができ、処理に要する時
間を大幅に短縮することができる。
や人体への悪影響をできるだけ小さくしながらも、洗浄
後の土壌の乾燥を効率よく行うことができる。
回収された抽出溶剤量に基づいて、土壌からの抽出溶剤
の除去作業の終了時期を判断したが、その他、例えば、
洗浄槽11からの空気中の抽出溶剤の濃度をセンサ等に
より検知して、当該濃度が所定値以下になったら、土壌
からの抽出溶剤の除去作業を終えるようにすることも可
能である。
壌浄化装置の第二番目の実施の形態を図2を用いて説明
する。図2は、土壌浄化装置の要部の概略構成図であ
る。なお、前述した第一番目の実施の形態と同様な部分
については、図面および説明の煩雑化をさけるため、図
中、その記載を省略している。
槽11内に水蒸気を供給する水蒸気供給手段である水蒸
気供給器59と、洗浄槽11内の空気を当該洗浄槽11
内から送出させる空気送出手段であるブロワ56と、洗
浄槽11内からの空気を冷却して当該空気中の抽出溶剤
のガスや水蒸気を凝縮液化させる冷却手段である冷却器
54と、冷却器54で冷却された空気を加熱する第一の
加熱手段である加熱器55と、加熱器55で加熱された
空気を流通させることにより当該空気中の抽出溶剤のガ
スを吸着除去する吸着除去手段である活性炭塔57と、
活性炭塔57からの空気を洗浄槽11内に送給する空気
循環手段であるエア供給配管61と、冷却器54で回収
された抽出溶剤を前記排出溶剤タンク15に送給する返
送手段である溶剤返送ポンプ62,返送配管63とを備
えている。
目の実施の形態において、上記水蒸気供給器59を設け
ると共に、前記加熱器58を省略した構造となっている
のである。
した第一番目の実施の形態の場合と同様にして、洗浄槽
11内で土壌中の有害有機物質を抽出溶剤で洗浄処理し
たら、水蒸気供給器59を作動して洗浄槽11内に水蒸
気を供給すると共に、ブロワ56を作動して洗浄槽11
内の空気を吸引すると、上記水蒸気が土壌中に残留する
上記抽出溶剤を加熱して気化させると共に、気化した抽
出溶剤が上記空気と共に洗浄槽11内から冷却器54内
に送給されて冷却され、凝縮液化されて回収除去された
後、当該空気が加熱器55で加熱されて飽和蒸気量の大
きさを大きくされてから活性炭塔57内に送給され、当
該空気中の凝縮液化できなかった抽出溶剤のガスが活性
炭に吸着除去された後、エア供給配管61を介して洗浄
槽11に上記水蒸気供給器59からの新たな水蒸気と共
に再び供給される。
所定量の抽出溶剤が回収されたら、すなわち、例えば、
土壌からの抽出溶剤の気化量が減少し、冷却器54で凝
縮液化されて回収される水(水蒸気)の量が次第に増加
し、冷却器54で回収された液の比重が所定値よりも大
きくなったら、土壌からの抽出溶剤の除去作業を終え
る。これにより、洗浄槽11内の土壌中に残留する抽出
溶剤が除去され、土壌を乾燥(抽出溶剤除去)させるこ
とができる。
は、土壌中に残留する抽出溶剤を空気との熱交換により
気化させて回収するようにしたが、本実施の形態では、
土壌中に残留する抽出溶剤を水蒸気との熱交換により気
化させて回収するようにしたのである。
の場合よりも抽出溶剤の加熱気化にかかる熱効率を高め
ることができると共に、設備の簡素化を図ることができ
る。
した第一番目の実施の形態の場合と同様な効果を得るこ
とができるのはもちろんのこと、前述した第一番目の実
施の形態の場合よりも土壌中からの残留抽出溶剤の除去
を効率よく行うことができ、土壌の乾燥(溶剤除去)に
かかる時間を大幅に短縮することができる。
水蒸気の原料となる水に、前記土壌の浄化処理の際に生
じた排水を適用すれば、処理にかかるコストを低減させ
ることができる。
させると、投入熱量が増加して、溶剤乾燥速度を増加さ
せることができるものの、同伴空気量が減少して、土壌
中への蒸気の拡散が低下してしまい、場合によっては、
蒸気が土壌の表面のみで凝縮して土壌が泥状となってし
まい、空気や蒸気が土壌内を流通することができなくな
ってしまうおそれがある。このため、上記混合率は、洗
浄槽11内の土壌の土質や充填状態や残留溶剤量等の各
種条件に基づいて、上記不具合を生じることなく溶剤乾
燥速度を最も増加させることができるように設定する。
回収された液体の比重に基づいて、土壌からの抽出溶剤
の除去作業の終了時期を判断したが、その他、例えば、
洗浄槽11からの空気中の抽出溶剤の濃度をセンサ等に
より検知して、当該濃度が所定値以下になったら、土壌
からの抽出溶剤の除去作業を終えるようにすることも可
能である。
壌浄化装置の第三番目の実施の形態を図3を用いて説明
する。図3は、土壌浄化装置の要部の概略構成図であ
る。なお、前述した第一番目の実施の形態と同様な部分
については、図面および説明の煩雑化をさけるため、図
中、その記載を省略している。
槽11内に水蒸気を供給する水蒸気供給手段である水蒸
気供給器59と、洗浄槽11内の空気を当該洗浄槽11
内から送出させる空気送出手段であるブロワ56と、洗
浄槽11内からの空気を冷却して当該空気中の抽出溶剤
のガスや水蒸気を凝縮液化させる冷却手段である冷却器
54と、冷却器54で冷却された空気を加熱する第一の
加熱手段である加熱器55と、加熱器55で加熱された
空気を流通させることにより当該空気中の抽出溶剤のガ
スを吸着除去する吸着除去手段である活性炭塔57と、
活性炭塔57からの空気を加熱することにより洗浄槽1
1内の空気を加熱する第二の加熱手段である加熱器58
と、活性炭塔57からの空気を洗浄槽11内に送給する
空気循環手段であるエア供給配管61と、冷却器54で
回収された抽出溶剤を前記排出溶剤タンク15に送給す
る返送手段である溶剤返送ポンプ62,返送配管63と
を備えている。
目の実施の形態と第二番目の実施の形態とを併せた構造
となっているのである。
した第一番目の実施の形態の場合と同様にして、洗浄槽
11内で土壌中の有害有機物質を抽出溶剤で洗浄処理し
たら、前述した第一番目の実施の形態の場合と同様に、
ブロワ56を作動して洗浄槽11内の空気を吸引するこ
とにより、洗浄槽11内の土壌中に残留して気化した抽
出溶剤を当該空気に取り込みながら洗浄槽11内から冷
却器54内に送給して冷却し、当該空気中に含有される
抽出溶剤のガスを凝縮液化して回収除去した後、当該空
気を加熱器55で加熱して飽和蒸気量の大きさを大きく
してから活性炭塔57内に送給し、凝縮液化できなかっ
た抽出溶剤のガスを活性炭に吸着除去した後、加熱器5
8で加熱して飽和容量の増大化を図ると共に、洗浄槽1
1内の土壌や水や抽出溶剤を加熱して水や抽出溶剤の飽
和蒸気圧を高められるようにしてからエア供給配管61
を介して洗浄槽11に再度供給する。
器54による単位時間当たりの抽出溶剤の回収量が所定
量以下となったら、前記加熱器58の作動を停止すると
共に、前記水蒸気供給器59を作動して洗浄槽11内に
水蒸気を供給し、土壌中に残留する上記抽出溶剤を上記
水蒸気で加熱して気化させて上記空気と共に洗浄槽11
内から冷却器54内に送給して冷却し、凝縮液化して回
収除去した後、当該空気を加熱器55で加熱して飽和蒸
気量の大きさを大きくしてから活性炭塔57内に送給
し、当該空気中の凝縮液化できなかった抽出溶剤のガス
を活性炭に吸着除去した後、エア供給配管61を介して
洗浄槽11に上記水蒸気供給器59からの新たな水蒸気
と共に再び供給する。
器54で回収される液の比重が所定値よりも大きくなっ
たら、土壌からの抽出溶剤の除去作業を終える。これに
より、洗浄槽11内の土壌中に残留する抽出溶剤が除去
され、土壌を乾燥(抽出溶剤除去)させることができ
る。
る抽出溶剤を空気との熱交換により気化させて回収した
後、土壌中に残留する抽出溶剤をさらに水蒸気との熱交
換により気化させて回収するようにしたのである。
子間には液状の抽出溶剤が存在するため、空気流により
当該抽出溶剤を液状のまま送り出す一方、土壌の粒子に
強く付着して空気流だけでは送出できない液状の抽出溶
剤を空気との熱交換で気化させることにより、土壌中の
抽出溶剤の残留量を少なくし、空気流による送り出しや
空気との熱交換による抽出溶剤の気化に時間を要する
(単位時間当たりの抽出溶剤の回収量が低下する)よう
になったら、土壌中に残留する抽出溶剤との熱交換効率
の高い水蒸気で当該抽出溶剤を気化させることにより、
水蒸気の使用量を必要最小限に抑えるようにしたのであ
る。
の場合よりも、前記抽出溶剤の気化時に生じた水(液化
した水蒸気)の土壌中への浸水量を抑制することができ
る。
した第二番目の実施の形態の場合と同様な効果を得るこ
とができるのはもちろんのこと、前述した第二番目の実
施の形態の場合よりも乾燥(抽出溶剤除去)後の土壌の
泥状化を抑制することができる。
回収された抽出溶剤量に基づいて、空気による抽出溶剤
の気化から水蒸気による抽出溶剤の気化に切り替えた
後、冷却器54で回収される液の比重に基づいて、土壌
からの抽出溶剤の除去作業の終了時期を判断したが、そ
の他、例えば、洗浄槽11内の土壌の温度を計測し、土
壌中の抽出溶剤の気化に伴う温度低下幅が小さくなった
ら、空気による抽出溶剤の気化から水蒸気による抽出溶
剤の気化に切り替え、土壌中の抽出溶剤の気化に伴う温
度低下がみられなくなったら、土壌からの抽出溶剤の除
去作業を終えるようにすることも可能である。
三番目の実施の形態では、クローズ系(循環型)の乾燥
装置38に適用した場合について説明したが、本発明を
オープン系(ワンスルー型)の場合に適用することも可
能である。しかしながら、前述した第一〜三番目の実施
の形態のようにクローズ系に適用すると、本発明により
得られる効果を顕著に発現させることができるので特に
好ましい。
における前記加熱器55,58としては、空気を熱媒に
より加熱する熱交換器等のような間接加熱手段や、空気
を火力により加熱する加熱炉等のような直接加熱手段の
いずれであっても適用することができる。しかしなが
ら、熱交換器等のような間接加熱手段を適用すれば、空
気中の抽出溶剤への引火を確実に予防することができる
ので好ましく、特に、クローズ系(循環型)の場合に
は、水蒸気供給や間接加熱手段によって加熱する必要が
ある。
了時期の判断方法や、空気による抽出溶剤の気化から水
蒸気による抽出溶剤の気化への切り替え時期の判断方法
は、前述した第一〜三番目の各実施の形態の場合だけに
限らず、前述した第一〜三番目の各実施の形態の場合で
説明した各方法を適宜組み合わせて実施することも可能
である。
態では、アルコール等の親水性の抽出溶剤を使用した
が、他の実施の形態として、例えば、アセトン等のよう
なケトン基を有する他の親水性の抽出溶剤を使用するこ
とができるのはもちろんのこと、ヘキサン等の炭化水素
類のような疎水性の抽出溶剤を使用することも可能であ
る。さらに、含水状態にある汚染土壌中の水分を親水性
の抽出溶剤で脱水した後、有機物質に対する溶解抽出能
力の大きい疎水性の抽出溶剤により汚染土壌中の有害有
機物質を確実に抽出除去することも可能である。このと
き、親水性の抽出溶剤と疎水性の抽出溶剤とを混合した
抽出溶剤を用いると、処理時間の短縮を図ることが可能
となる。
有害有機物質で汚染された土壌を投入される洗浄槽と、
前記洗浄槽内に抽出溶剤を流通させて前記土壌中の前記
有害有機物質を洗浄除去する有害有機物質洗浄除去手段
と、前記洗浄槽内の空気を当該洗浄槽内から送出させる
空気送出手段と、前記洗浄槽内からの前記空気を冷却し
て当該空気中の前記抽出溶剤のガスを凝縮液化させる冷
却手段と、前記冷却手段で冷却された前記空気を加熱す
る第一の加熱手段と、前記加熱手段で加熱された前記空
気を流通させることにより当該空気中の前記抽出溶剤の
ガスを吸着除去する吸着除去手段とを備えたことから、
抽出溶剤で洗浄した土壌の乾燥効率を向上させることが
でき、処理に要する時間を大幅に短縮することができ
る。
一番目の発明において、前記洗浄槽内の前記空気を加熱
する第二の加熱手段を備えたので、土壌の乾燥効率をさ
らに向上させることができ、処理に要する時間をさらに
短縮することができる。
一番目または第二番目の発明において、前記洗浄槽内に
水蒸気を供給する水蒸気供給手段を備えたので、土壌の
乾燥効率をさらに向上させることができ、処理に要する
時間をさらに短縮することができる。
一番目から第三番目の発明のいずれかにおいて、前記吸
着除去手段からの前記空気を前記洗浄槽内に送給する空
気循環手段を備えたことから、クローズ系(循環型)で
あっても、抽出溶剤の取り込み量を従来のオープン系
(ワンスルー型)と同等またはそれ以上にすることがで
きるので、環境や人体への悪影響をできるだけ小さくし
ながらも、洗浄後の土壌の乾燥を効率よく行うことがで
きる。
一番目から第四番目の発明のいずれかにおいて、前記冷
却手段で回収された前記抽出溶剤を前記有害有機物質洗
浄除去手段に送給する返送手段を備えたので、抽出溶剤
を効率よく利用することができる。
一番目から第五番目の発明のいずれかにおいて、前記抽
出溶剤が親水性溶剤であるので、水分を多量に含有する
土壌であっても、土壌中から有害有機物質を容易に抽出
することができ、作業効率を向上させることができる。
一番目から第六番目の発明のいずれかにおいて、前記有
害有機物質が、残留性有機汚染物質であるハロゲン化合
物または油を含んでいるので、上述した効果を最も発現
することができる。
形態の全体の概略構成図である。
形態の要部の概略構成図である。
形態の要部の概略構成図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 有害有機物質で汚染された土壌を投入さ
れる洗浄槽と、 前記洗浄槽内に抽出溶剤を流通させて前記土壌中の前記
有害有機物質を洗浄除去する有害有機物質洗浄除去手段
と、 前記洗浄槽内の空気を当該洗浄槽内から送出させる空気
送出手段と、 前記洗浄槽内からの前記空気を冷却して当該空気中の前
記抽出溶剤のガスを凝縮液化させる冷却手段と、 前記冷却手段で冷却された前記空気を加熱する第一の加
熱手段と、 前記加熱手段で加熱された前記空気を流通させることに
より当該空気中の前記抽出溶剤のガスを吸着除去する吸
着除去手段とを備えたことを特徴とする土壌浄化装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記洗浄槽内の前記空気を加熱する第二の加熱手段を備
えたことを特徴とする土壌浄化装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記洗浄槽内に水蒸気を供給する水蒸気供給手段を備え
たことを特徴とする土壌浄化装置。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかにおい
て、 前記吸着除去手段からの前記空気を前記洗浄槽内に送給
する空気循環手段を備えたことを特徴とする土壌浄化装
置。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかにおい
て、 前記冷却手段で回収された前記抽出溶剤を前記有害有機
物質洗浄除去手段に送給する返送手段を備えたことを特
徴とする土壌浄化装置。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかにおい
て、 前記抽出溶剤が親水性溶剤であることを特徴とする土壌
浄化装置。 - 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかにおい
て、 前記有害有機物質が、残留性有機汚染物質であるハロゲ
ン化合物または油を含んでいることを特徴とする土壌浄
化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002022774A JP3692325B2 (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | 土壌浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002022774A JP3692325B2 (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | 土壌浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003220381A true JP2003220381A (ja) | 2003-08-05 |
JP3692325B2 JP3692325B2 (ja) | 2005-09-07 |
Family
ID=27745685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002022774A Expired - Fee Related JP3692325B2 (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | 土壌浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3692325B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007083122A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 液化物を用いた含水物質の脱水方法 |
JP2007237129A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 液化物を用いた含油物質の脱油方法 |
CN111687191A (zh) * | 2020-07-09 | 2020-09-22 | 苌沙沙 | 一种处理效果好的污染土壤再生装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103240266A (zh) * | 2012-04-27 | 2013-08-14 | 罗春晖 | 移动式土壤淋洗设备装置及其方法 |
-
2002
- 2002-01-31 JP JP2002022774A patent/JP3692325B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007083122A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 液化物を用いた含水物質の脱水方法 |
US7803253B2 (en) | 2005-09-20 | 2010-09-28 | Central Research Institute Of Electric Power Industry | Method for dehydrating water-containing substance using liquefied matter |
JP2007237129A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 液化物を用いた含油物質の脱油方法 |
JP4542517B2 (ja) * | 2006-03-10 | 2010-09-15 | 財団法人電力中央研究所 | 液化物を用いた含油物質の脱油方法 |
CN111687191A (zh) * | 2020-07-09 | 2020-09-22 | 苌沙沙 | 一种处理效果好的污染土壤再生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3692325B2 (ja) | 2005-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003112160A (ja) | 汚染土壌の浄化装置 | |
JP2007181784A (ja) | 廃棄物処理装置 | |
JP2004089809A (ja) | 汚染土壌の浄化方法及び装置 | |
JP3626459B2 (ja) | 有機ハロゲン化合物処理装置及びその処理方法 | |
JP2011031208A (ja) | 揮発性特定有害物質による汚染土壌又は汚泥の浄化装置並びに浄化方法 | |
JP2003220381A (ja) | 土壌浄化装置 | |
JP2007268424A (ja) | Pcb汚染物の分離処理方法 | |
JP3555738B2 (ja) | 有害物質の分離除去装置及び方法 | |
JP2003103245A (ja) | 汚染対象物の浄化装置 | |
JP2005161315A (ja) | 汚染物質の処理方法 | |
JP2003245643A (ja) | 汚染土壌の浄化方法 | |
JP4431025B2 (ja) | 有機ハロゲン化合物処理装置及びその処理方法 | |
JP3935910B2 (ja) | 汚染土壌の浄化方法及びその装置 | |
JP3740076B2 (ja) | 土壌浄化装置 | |
JP3924142B2 (ja) | 汚染土壌の浄化装置及び方法 | |
JP3811705B2 (ja) | 排ガスの処理方法およびその設備 | |
KR100381903B1 (ko) | 섬유상 활성탄 재생장치 및 그 재생방법 | |
JP2003220380A (ja) | 土壌浄化装置 | |
JP2003245647A (ja) | 土壌浄化方法及びその装置 | |
JP2004261767A (ja) | 汚染土壌のリサイクルシステム及び汚染土壌の保管装置 | |
JP3751572B2 (ja) | 汚染物質の処理方法 | |
JP2003245648A (ja) | 汚染土壌の浄化装置及び方法 | |
JP3771778B2 (ja) | 汚染土壌の浄化方法及びその装置 | |
JP2003245650A (ja) | 土壌浄化方法及びその装置 | |
JP4509700B2 (ja) | 排ガス処理方法および排ガス処理設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050425 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050524 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050620 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090624 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100624 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100624 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110624 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |