JP2003220313A - バグフィルタ時差式逆洗方法及び逆洗装置 - Google Patents

バグフィルタ時差式逆洗方法及び逆洗装置

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JP2003220313A
JP2003220313A JP2002022229A JP2002022229A JP2003220313A JP 2003220313 A JP2003220313 A JP 2003220313A JP 2002022229 A JP2002022229 A JP 2002022229A JP 2002022229 A JP2002022229 A JP 2002022229A JP 2003220313 A JP2003220313 A JP 2003220313A
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filter cloth
filter
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backwashing
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Shinsuke Kanayama
真介 金山
Hiroshi Fukushima
寛 福島
Keigo Kuroda
圭吾 黒田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は複数のろ布を有するバグフィルタの
各ろ布を時差逆洗する方法を提供する。 【解決手段】 本発明の逆洗方法は、バグフィルタの各
ろ布へのダスト等の付着状況を把握し、各ろ布の列での
逆洗の時間間隔を個別に設定する。その後、設定された
時間間隔に応じて各ろ布に空気を噴射することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不純物含有空気を
清浄するためのバグフィルタ(濾過式集塵器)の時差式
逆洗方法、焼却炉から生じる不純物含有空気を濾過する
ための複数のろ布が並列されたバグフィルタのろ布に付
着したダスト等を一定の時間間隔で払い落とす方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】焼却炉を運転した際、HClやSOx等
の排気ガスやダスト等の不純物を含む空気が排出され
る。不純物含有空気が外気に放出されると人体に悪影響
を及ぼすため焼却炉には不純物含有空気を濾過し清浄す
るためのバグフィルタが付属されている。このバグフィ
ルタには、空気を濾過するフィルタとしての役割を有す
るろ布が備えられ、ろ布により不純物含有空気が濾過・
清浄され外気に放出される。この濾過の際、ろ布にダス
ト等が付着しろ布の周りに蓄積するため放置しておくと
濾過性能が減退し、不純物含有空気を清浄するというバ
グフィルタ本来の機能を果たすことが困難となってく
る。従って、一定時間ごとに何らかの方法でろ布に蓄積
したダスト等を払い落とすことが必要となる。この作業
を逆洗という。
【0003】逆洗には種々の方法があるが、その1つに
一定の時間間隔を置いてろ布に向かって不純物含有空気
の濾過方向と逆方向に空気を噴射するパルスエアー方式
がある(図1参照)。また、清浄すべき空気量が多い場
合、バグフィルタには複数のろ布が必要であり、筒式の
ろ布が複数格子状に備えられている場合が多い。
【0004】この場合、バグフィルタの横方向に形成さ
れるろ布の列毎にブロアチューブ(図1、2参照)が備
えられ、各ブロアチューブに設けられた孔からパルス空
気を噴射させて各列毎に逆洗する。さらに、各列の逆洗
は、一の列を逆洗した後一定時間間隔を空けて隣接する
列を逆洗する工程を順番に繰り返して行う。例えば、図
2に示すようにA〜F列のろ布が存在する場合、A列、
B列、C列、D列、E列、F列の順番に一定時間間隔で
逆洗を行い、F列を逆洗した後、再びA列〜F列を同様
に逆洗する工程を繰り返して行う。これにより各列のろ
布に付着したダスト等は払い落とされ、バグフィルタの
性能を維持させることができる。
【0005】しかしながら、焼却炉からバグフィルタに
流入する不純物含有空気に含まれるダスト等と排気ガス
とは、その質量に差があるためにバグフィルタ内で別の
挙動をすることがある。従って、通常では排気ガスが多
量に流れるろ布にはダスト等も多く付着するが、排気ガ
スの通過量が多いにもかかわらずダスト等の付着が少な
いろ布が存在する場合がある。このような場合、バグフ
ィルタに流入する空気に中和剤(Ca(OH)2等)を
含有させ且つろ布上で中和剤を含むダスト等と排気ガス
とを反応させる際に、各ろ布の列の一部において中和反
応が不十分となり、その結果、バグフィルタ全体として
の反応効率を低下させることとなる。なぜなら、ダスト
等の付着が少ないろ布の列では、上述するような各列毎
に一定間隔で逆洗を行う方法では、ろ布上に十分なダス
ト等の付着層が形成される前に払い落とされ、その払い
落とされた付着層を排気ガスが中和反応が不十分な状態
ですり抜けるからである。
【0006】さらに、上述するダスト等の付着の偏りを
生じさせるダスト等と排気ガスとの挙動の異なりは、バ
グフィルタの不純物含有空気流入口の位置や該空気をバ
グフィルタまで運搬する管の形状、本数等に左右され
る。従来は、整流板等を設けバグフィルタ内に層流を形
成する手段が講じられていたが、必ずしも十分な効果は
得られていなかった。なぜなら、管の形状等については
焼却炉プラントの大きさに応じて個々変化するものであ
り、上記挙動の異なりも個々変化するからである。すな
わち、たとえ同一のバグフィルタであったとしても全く
同一の状態で不純物含有空気がバグフィルタ内に流入さ
れることはなく、バグフィルタの型式に応じた各ろ布の
列に付着するダスト等の量を事前に予測することはでき
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決し、各ろ布に付着するダスト等の層の厚さを制御す
ることによって各ろ布上の排気ガスとダスト等に含まれ
る中和剤との反応効率を向上させ、排気ガスがダスト等
の層が少ない部分をすり抜けることを防止するための逆
洗方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1及び10によれ
ば、本発明は複数のろ布が並列された各バグフィルタ内
の不純物含有空気清浄性能を向上させるための逆洗方法
であって、a)不純物含有空気をバグフィルタのろ布に
より濾過する際にろ布に付着する微粒物質の付着状況を
検知する工程と、b)前記検知状況に応じて、各ろ布に
向かって空気を噴射する時間を設定する工程と、c)前
記設定された時間に応じて各ろ布に空気を噴射する工程
とを含むことを特徴とする逆洗方法、及びこの逆洗方法
を用いた逆洗装置を提供する。
【0009】本方法及び装置によれば、ろ布に付着する
ダスト等の微粒物質の付着状況について各ろ布毎に適正
な逆洗を行うことが可能となる。すなわち、バグフィル
タ内に設けられた複数のろ布は上述するように焼却炉プ
ラントの大きさ等の違いにより個々のバグフィルタ毎に
ダスト等の各ろ布への付着状況が異なるが、本方法によ
れば個々のバグフィルタの各ろ布の付着特性に応じて適
正な逆洗を行うことができ、各ろ布に付着するダスト等
の付着量を略一定にすることができる。従って、中和剤
が含まれているダスト等の付着層が薄くなっているろ布
の部分を排気ガスがすり抜けることが防止し、各ろ布上
での中和反応効率が向上し、その結果バグフィルタ全体
での空気清浄効率が向上する。
【0010】請求項2によれば、本発明は、請求項1に
記載の逆洗方法であって、前記付着状況を検知する工程
は、前記空気の噴射の一定時間後に各ろ布に付着した微
粒物質で形成される第二次付着層の厚さを測定すること
により、各ろ布に単位時間当たりに付着する微粒物質の
第二次付着層の厚さを予測する工程を含み、さらに、前
記空気を噴射する時間を設定する工程は、それぞれのろ
布の前記予測された第二次付着層の厚さに応じて空気を
噴射する時間間隔が増加減少するように設定する工程を
含むことを特徴とする逆洗方法を提供する。さらに、請
求項11によれば、本発明はこの逆洗方法を用いてろ布
を逆洗する装置を提供する。
【0011】本方法及び装置によれば、各ろ布の逆洗
は、ろ布に付着されたダスト等の付着層のうち第二次付
着層の一定時間当たりに増加する厚さを個々に予測し、
予測された付着層の増加厚さを基準として一定時間当た
りに各ろ布に空気を噴射する回数を定める。各ろ布によ
り濾過されたダスト等はろ布上に付着層を形成するが、
該付着層は、逆洗によっても払い落とされない第一次付
着層と逆洗により払い落とされる第二次付着層との二層
で形成される。一の逆洗とその次の逆洗との間の時間に
形成される付着層は、第二次付着層である。本方法では
各ろ布のダスト等付着状況を第二次付着層の厚さにより
予測する。従って、第二次付着層の厚さを測定するだけ
で個々のバグフィルタの各ろ布の付着特性を判断するこ
とができる。
【0012】また、第二次付着層の厚さと、各ろ布への
空気噴射の時間間隔すなわち一定時間当たりの空気噴射
回数とを比例させることにより、ダスト等の付着量が多
いろ布において頻繁に逆洗し、付着量の少ないろ布にお
いては逆洗頻度を落とすこととしている。従って、例え
ば、一定間隔で繰り返し空気が噴射されるようなパルス
エアーを基準逆洗として設定すれば、それぞれのろ布に
ついてはろ布の第二次付着層の厚さに空気噴射回数が略
比例するようにパルスの変調を行うだけで容易に各ろ布
の好ましい逆洗頻度を設定することができる。
【0013】請求項3によれば、本発明は請求項1又は
2のいずれか1項に記載の逆洗方法であって、前記空気
を噴射する時間を設定する工程は、1回当たりに噴射す
る時間と、各噴射の回数とを設定する工程を含むことを
特徴とする逆洗方法を提供する。さらに、請求項12に
よれば、本発明はこの逆洗方法を用いてろ布を逆洗する
逆洗装置を提供する。
【0014】本方法及び装置によれば、各ろ布への空気
噴射は、上述した噴射の時間間隔のみならず、各噴射の
時間や、各噴射の回数を適正に設定し、さらに各ろ布に
適正な逆洗を行うことができる。これはパルス幅変調等
で行うことができる。
【0015】請求項4によれば、本発明は、請求項1〜
3のいずれか1項に記載の逆洗方法であって、前記第二
次付着層の厚さの予測は、空気の噴射直後にそれぞれの
ろ布に付着している第一次付着層の厚さと、空気の噴射
の一定時間後にそれぞれのろ布に付着している付着層の
厚さとの差の測定することにより行うことを特徴とする
逆洗方法を提供する。さらに、請求項13によれば本発
明はこの逆洗方法を用いてろ布を逆洗する逆洗装置を提
供する。
【0016】本方法及び装置によれば、逆洗で払い落と
すことができる第二次付着層を目測等で測定し、単位時
間当たりに付着する第二次付着層の厚さを予測すること
により、各ろ布毎の付着状況を予測でき、これに応じて
逆洗することができる。従って、単に第二次付着層を目
測等の容易な手段で測定するだけで、各ろ布特有のダス
ト等付着状況に応じた適正な逆洗を行うことが可能とな
る。
【0017】請求項5及び14によれば、本発明は請求
項1〜3のいずれか1項に記載の逆洗方法であって、前
記第二次付着層の厚さの予測は、バグフィルタの運転時
においてろ布通過前の空気とろ布通過後の空気との圧力
差を測定することにより行うことを特徴とする逆洗方
法、及びこの方法を用いた手段を備えた逆洗装置を提供
する。また、請求項6及び15によれば、本発明は請求
項1〜3のいずれか1項に記載の逆洗方法であって、前
記第二次付着層の厚さの予測は、バグフィルタの運転時
においてろ布を通過した空気量を測定することにより行
うことを特徴とする逆洗方法、及びこの逆洗方法を用い
た手段を備えた逆洗装置を提供する。また、請求項7及
び16によれば、本発明は請求項1〜3のいずれか1項
に記載の逆洗方法であって、前記第二次付着層の厚さの
予測は、バグフィルタの運転時においてろ布通過前の空
気とろ布通過後の空気との圧力差と、ろ布を通過した空
気量との両者を測定することにより行うことを特徴とす
る逆洗方法、及びこの逆洗方法を用いた手段を備えた逆
洗装置を提供する。さらに、請求項8及び17によれ
ば、本発明は請求項1〜3のいずれか1項に記載の逆洗
方法であって、前記第二次付着層の厚さの予測は、バグ
フィルタの運転時においてろ布を通過する不純物の量を
測定することにより行うことを特徴とする逆洗方法、及
びこの逆洗方法を用いた手段を備えた逆洗装置を提供す
る。
【0018】これらの方法及び装置によれば、上述した
目測等による第二次付着層の厚さの測定の替りに、バグ
フィルタの運転中に差圧計等の測定手段を用いることに
よりバグフィルタの外部がら内部のろ布の付着状況を予
測することができる。具体的には例えば、差圧計の差圧
等が一定の設定値以上になった場合が逆洗すべき時期と
なる。また、差圧や通過空気量等を測定する手段を組合
わせることにより、より正確に予測することができる。
さらに、バグフィルタがバグフィルタ内のろ布を幾つか
のブロック(フィルタ室)に分離して配置したオフライ
ン式バグフィルタである場合には、各フィルタ室毎に差
圧計等の手段を設置することにより、さらに正確に各ろ
布の付着状況を判断することができる。
【0019】請求項9及び18によれば、本発明は請求
項5〜7のいずれか1項に記載の逆洗方法であって、前
記空気を噴射する時間を設定する工程は、前記予測され
た第二次付着層の厚さに応じて自動設定することを特徴
とする逆洗方法、及びこの逆洗方法を用いた逆洗装置を
提供する。
【0020】上述したように差圧計等の手段を用いる場
合、バグフィルタの運転中に各ろ布のダスト等付着状況
を差圧等が一定の設定値以上になった場合に空気を噴射
するように自動的にパルス間隔変調等を行い、各ろ布毎
に自動的に逆洗間隔を設定することができる。従って、
作業員が確認作業を行うことなく各ろ布の付着状況に応
じたより正確に適正な逆洗を行うことができ、さらには
焼却炉から排出されるダスト等や排気ガスの量、質が変
化した場合にも迅速、適正に微調整することができる。
【0021】以下、本明細書に添付した図面を参照しつ
つ本発明の実施の形態について説明する。
【0022】
【発明の実施の形態】図1、2を参照すれば、複数のろ
布12を内部に格子状に備えたバグフィルタ10を示し
ている。各ろ布12は、円筒形状を形成し上方からフィ
ルタ室14に挿入されている。また各ろ布はバグフィル
タ10の横方向に列(A〜F列)を形成し、各列毎の上
方にブロアチューブ16が設置され、ブロアチューブに
は各ろ布の鉛直上方に下向きの孔18が設けられてい
る。
【0023】また、焼却炉から排出される気体は、HC
lや、SOx等の酸性ガスやの有毒成分を含む排気ガス
とダスト等の微粒物質とからなる不純物含有空気であ
る。この不純物質含有空気は焼却炉とバグフィルタとの
間で消石灰(Ca(OH)2)等の中和剤がさらに注入
・混合される。この中和剤は排気ガスの有毒成分と中和
反応させるためのものであり、ダスト等に含まれてバグ
フィルタ内に運搬される。
【0024】バグフィルタ10のフィルタ室14には、
図1に示すように上記中和剤が混合されたダスト等と排
気ガスとで構成される不純物は流入口20を介して流入
される。不純物はフィルタ室14内を飛流し、ろ布12
に到達する。図1では、横方向の1列に2本のろ布が配
置されたバグフィルタが示されているが、バグフィルタ
は一般に長手方向に比して横方向が短いために横方向の
列に配置された各ろ布間における不純物の飛流状態を差
は考慮しなくても差し支えない。
【0025】ろ布に到達した不純物について、ダスト等
はろ布により濾過され、ろ布上に層をなして付着する。
この際、ダスト中に含まれる中和剤も付着する。また排
気ガスは、ろ布を通過する際にろ布に付着する前記付着
層に含まれる中和剤と反応して中和される。従って、通
常、ろ布を通過した空気は、人体に無毒な清浄空気と化
し、外気に放出される。
【0026】上記ろ布による濾過作業が進行するとろ布
上の付着層が増加し、空気が通過しにくくなり、ダスト
等を濾過する能力が減退する。これを回避するために
は、一定時間毎に図3に示すようなパルスエアーをブロ
アチューブ16に送り込み、孔18からろ布12方向に
噴射し、付着層を払い落とす(逆洗する)。この噴射後
は、薄い付着層(第一次付着層30:図4参照)のみが
残存し、噴射前の付着層の大部分(第二次付着層32:
図5参照)はフィルタ室14の下方に落下する。
【0027】一方、上記逆洗頻度を多くし過ぎるとろ布
の第二次付着層の厚さが常に薄い状態となり、排気ガス
が適正に中和反応せず一部がそのまますり抜ける可能性
が生じる。
【0028】従って、バグフィルタ内の各ろ布につい
て、第二次付着層の厚みの増加が大きいろ布については
逆洗頻度を増加させ、第二次付着層の厚みの増加が小さ
いろ布については逆洗頻度を縮減させるような逆洗をす
る必要がある。以下、その逆洗方法について添付図面を
参照しつつ説明する。
【0029】図2を参照すれば、複数のろ布12が並列
され且つ総てのろ布が1室の中に設置されているバグフ
ィルタ(オンライン式バグフィルタ)を示している。前
述したように従来は、A列、B列、C列、D列、E列、
F列の順番に図3に示すようなパルスエアーを噴射し、
F列の噴射後再びA列〜F列への噴射を繰り返す方法で
逆洗していた。具体的には図6に示すように、A列でt
2秒(数秒)間逆洗し、その後、T1分(数分)後にB列
においてA列と同様の逆洗を行う。この工程をF列まで
順番に繰り返した後(t3分後)、A列で再び逆洗を行
う。この反復工程は、図3に示すようなパルスエアーを
基準とし、A列、B列と順番に逆洗開始時間をずらすこ
とにより行うことができる(図6中「T2」参照)。
【0030】上記方法では、A〜F列が同時に逆洗され
総てのろ布の第二次付着層が薄い状態になることは回避
されるが、同じ頻度で逆洗されるため付着量の少ない列
のろ布については逆洗過多となる。これを回避するため
に本実施形態の逆洗方法では、例えばC及びD列の付着
量が一番多く、次いでB及びE列、A及びF列と続くよ
うな場合について例示すれば、第一工程としてC、D列
を順番に逆洗し、第二工程ではB列、C列、D列、E列
と順番に逆洗し、第三工程ではA〜F列総てを順番に逆
洗する工程を繰り返すこととしている。この逆洗方法に
よれば、各ろ布の列の逆洗頻度は、 C及びD列:B及
びD列:A及びF列 = 3:2:1となる。これは、
各ろ布の列に図3に示す逆洗工程Aを反復するパルスエ
アーを基準とした従来の逆洗方法から、一定の逆洗工程
を削除することのみにより達成することができる。詳細
にはD列、E列を例示した図7によれば、付着量の多い
D列では図3に示すパルスエアーをそのまま使用し、付
着量の少ないE列では図3に示すパルスエアーの逆洗工
程Aをずらして開始させ且つ該逆洗工程Aを1回毎にブ
ランクとさせている。従って、本逆洗方法を使用すれ
ば、各ろ布の列の付着量に応じた逆洗回数の偏向を容易
に行うことができる。
【0031】また、上記逆洗方法では、各ろ布の列の付
着量が、C及びD列:B及びD列:A及びF列 =
3:2:1 の場合を例示しているが、実際には各ろ布
の列の付着量の如何はバグフィルタ個々に焼却炉への接
続状態等に応じて異なるため、バグフィルタ個々に付着
量を適切に把握して逆洗頻度を決定すべきものである。
図2に示すオンライン式バグフィルタの場合、略連続で
流入口から流出口にダスト等及び排気ガスが流れている
ためにダスト等の各ろ布への付着状況は略一定である。
従って、任意の時間当たりの付着量をサンプリングすれ
ば、その後略同一の状態で各ろ布に付着すると予測でき
る。
【0032】具体的には、バグフィルタを運転し、A〜
F列を順番に逆洗した後、一旦運転を停止する。その
後、バグフィルタを開放し、目視により又はメジャー等
で各ろ布の付着層の厚さを測定する(第一測定値)。測
定が終了するとバグフィルタを閉鎖し、再度運転を開始
する。この際、逆洗は行わない。その後一定時間経過後
に運転を停止しバグフィルタを開放する。ここで再度、
目視等により各ろ布の付着層の厚さを測定する(第二測
定値)。第二測定値が決定すると上記第一測定値との差
を求める。この差が上記一定時間に付着された各ろ布の
列毎の付着層の厚さであり、これを基にしてその後の付
着状況を予測する。
【0033】また、この工程は、数回行うことが好まし
い。特にバグフィルタの初動時には逆洗によっても払い
落とされない第一次付着層が形成されるため、正確な予
測ができないことがあり得るからである。
【0034】この予測された付着厚さ用いて各ろ布の列
の逆洗頻度を決定する。具体的には、図2に示すバグフ
ィルタにおいて例示すると、各ろ布の列の付着厚さが
A及びF列:B及びE列:C及びD列 = x:y:z
であった場合、逆洗頻度がA及びF列:B及びE列:
C及びD列 = x:y:z に近似するようにパルス
エアーの逆洗工程A(図6参照)の一部の逆洗工程Aを
ブランクにすれば良い。
【0035】上述する本発明の実施形態では、オンライ
ン式バグフィルタの場合の逆洗方法について説明してき
たが、以下、複数のろ布毎に仕切りが設けられフィルタ
室を形成する型式のバグフィルタ(オフライン式バグフ
ィルタ)の場合について説明する。
【0036】図8を参照すれば、オフライン式バグフィ
ルタ40が例示されている。このバグフィルタは、各フ
ィルタ室44毎にダスト等及び排気ガスの流入口50と
流出口52が設けられており、ダスト等のろ布への付着
状況は各フィルタ室毎に変化する。また、このバグフィ
ルタ40では、各フィルタ室44毎にフィルタ室を閉鎖
・開放するための弁54が設けられている。一方、焼却
炉から排出されるダスト等及び排気ガスは図8に示す通
り一括で運搬されバグフィルタの直近で分流される。従
って、例えばフィルタ室のいずれかを閉鎖すると他のフ
ィルタ室で閉鎖された各フィルタ室への流入分を分配す
ることになり、その結果、各フィルタ室44に流入され
るダスト等及び排気ガスの量は一定でない。
【0037】従って、オフライン式バグフィルタの場合
には、一度、付着量を予測し逆洗頻度を決定すればその
後も該逆洗頻度を維持することができるオンライン式バ
グフィルタとは相違する。すなわち、オフライン式バグ
フィルタにおいては、各フィルタ室毎にダスト等の付着
量を測定し、適切な逆洗頻度を決定する必要がある。
【0038】図8を参照すれば、バグフィルタ40は、
フィルタ室44内における濾過前の空気と濾過後の空気
との差圧を測定する差圧計46を備えている。バグフィ
ルタがろ布によりダスト等の不純物質を含有した空気を
濾過する際に、該空気はダスト等の付着層の隙間とろ布
の目地を通過して濾過される。従って、濾過前の空気は
付着層の隙間等が障害となるため圧力が増加し、濾過後
の空気は開放状態にあるため圧力が減少する。すなわ
ち、ろ布への付着層の厚みが大きくなると濾過の際の障
害も大きくなり、一方、付着層の厚みが小さくなると濾
過の際の障害も小さくなる。従って、濾過前後の空気の
圧力差は、ろ布の付着層の厚みの増減に従って増減す
る。図8に示すバグフィルタ40では、各フィルタ室4
4毎に濾過前後の空気の圧力差を差圧計46で測定し、
この測定値からろ布の付着層の厚さを予測し、各フィル
タ室のろ布に適切な逆洗頻度を決定する。具体的には、
測定値が予め定められた設定値を越えた際にパルスエア
ーをブロアチューブ16を介してろ布へ噴射させるよう
に制御する。また、基準となるパルスエアー(図26参
照)を設置し、測定値が予め定められた設定値を超えた
場合に上述したオンライン式バグフィルタの場合に説明
したように逆洗工程をブランクとするように制御しても
良い。
【0039】この逆洗方法によれば、常時各フィルタ室
44に設置された差圧計46を使用することによって、
各フィルタ室毎に適切な逆洗を行うことが可能であると
共に、フィルタ室に流入する空気量の変化にも適切に対
応した逆洗を行うことが可能となる。
【0040】また、図8では、差圧計46を使用する方
法が開示されているがフィルタ室44内での各ろ布の配
置等の理由により差圧と付着層の厚さとが必ずしも適当
な関係を有しない場合もあり得る。このような場合に
は、差圧を測定する替りにフィルタ室から流出する空気
量を測定するため流量計を使用する方法も考えられる。
また、より正確に測定するために差圧計と流量計とを組
合せても良い。さらに、ろ布で濾過されずフィルタ室か
ら流出する濾過後空気に含まれるダスト等の排出量を測
定する方法も考えられる。
【0041】以上、オンライン式バグフィルタとオフラ
イン式バグフィルタとの場合に関する本発明の実施の形
態について説明してきたが、特許請求の範囲に記載の発
明はこれに限定されるものではなく、本発明の精神と概
念とを逸脱しない範囲で多数の変形例と改良例とが存在
することは当業者にとって明白であろう。
【0042】
【発明の効果】本発明は、焼却炉から排出されたダスト
等と排気ガスとを浄化するためのバグフィルタにおい
て、各ろ布上のダスト等の付着層の厚さを制御するよう
な逆洗を行い、排気ガスがダスト等の付着層が薄い部分
をすり抜けることを防止する。
【0043】さらに本発明は、各ろ布での中和反応の効
率を向上させ、ひいてはバグフィルタ全体での中和反応
の効率を向上させる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の逆洗方法に使用するバグフィルタの横
断面図である。
【図2】オンライン式バグフィルタの場合の図1に示す
バグフィルタのラインA−Aに沿った断面図である。
【図3】本発明の逆洗方法に使用する基準パルスエアー
を示した図である。
【図4】バグフィルタの各ろ布に付着した第一次付着層
を示した各ろ布の断面図である。
【図5】図4に示す第一次付着層に第二次付着層が付着
した状態を示した各ろ布の断面図である。
【図6】従来のオンライン式バグフィルタのろ布の逆洗
に使用するパルスエアーを例示した図である。
【図7】本発明の逆洗方法に使用するパルスエアーを例
示した図である。
【図8】オフライン式バグフィルタである場合の図1に
示すバグフィルタのラインA−Aに沿った断面図であ
る。
【符号の説明】
10…バグフィルタ 12…ろ布 14…フィルタ室 16…ブロアチューブ 18…孔 20…流入口 30…第一次付着層 32…第二次付着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 圭吾 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 4D058 JA04 MA15 MA25 MA52 MA53 MA54 PA04 PA05 SA20 TA02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のろ布が並列されたバグフィルタ内
    の不純物含有空気清浄性能を向上させるための逆洗方法
    であって、 a)不純物含有空気をバグフィルタのろ布により濾過す
    る際にろ布に付着する微粒物質の付着状況を検知する工
    程と、 b)前記検知状況に応じて、各ろ布に向かって空気を噴
    射する時間を設定する工程と、 c)前記設定された時間に応じて各ろ布に空気を噴射す
    る工程とを含むことを特徴とする逆洗方法。
  2. 【請求項2】 前記付着状況を検知する工程は、前記空
    気の噴射の一定時間後にそれぞれのろ布の付着した微粒
    物質で形成される第二次付着層の厚さを測定することに
    より、それぞれのろ布に一定時間当たりに付着する微粒
    物質の第二次付着層の厚さを予測する工程を含み、 さらに、前記空気を噴射する時間を設定する工程は、そ
    れぞれのろ布の前記予測された第二次付着層の厚さに応
    じて空気を噴射する時間間隔が増加減少するように設定
    する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の逆洗
    方法。
  3. 【請求項3】 前記空気を噴射する時間を設定する工程
    は、1回当たりに噴射する時間と、各噴射の回数とを設
    定する工程を含むことを特徴とする請求項1又2のいず
    れか1項に記載の逆洗方法。
  4. 【請求項4】 前記第二次付着層の厚さの予測は、空気
    の噴射直後にそれぞれのろ布に付着している第一次付着
    層の厚さと、空気の噴射の一定時間後にそれぞれのろ布
    に付着している付着層の厚さとの差の測定することによ
    り行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の逆洗方法。
  5. 【請求項5】 前記第二次付着層の厚さの予測は、バグ
    フィルタの運転時においてろ布通過前の空気とろ布通過
    後の空気との圧力差を測定することにより行うことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の逆洗方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第二次付着層の厚さの予測は、バグ
    フィルタの運転時においてろ布を通過した空気量を測定
    することにより行うことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の逆洗方法。
  7. 【請求項7】 前記第二次付着層の厚さの予測は、バグ
    フィルタの運転時においてろ布通過前の空気とろ布通過
    後の空気との圧力差と、ろ布を通過した空気量との両者
    を測定することにより行うことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の逆洗方法。
  8. 【請求項8】 前記第二次付着層の厚さの予測は、バグ
    フィルタの運転時においてろ布を通過する不純物の量を
    測定することにより行うことを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の逆洗方法。
  9. 【請求項9】 前記空気を噴射する時間を設定する工程
    は、前記予測された第二次付着層の厚さに応じて自動設
    定することを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に
    記載の逆洗方法。
  10. 【請求項10】 複数のろ布が並列されたバグフィルタ
    内の不純物含有空気清浄性能を向上させるための逆洗装
    置であって、 a)不純物含有空気をバグフィルタのろ布により濾過す
    る際にろ布に付着する微粒物質の付着状況を検知する手
    段と、 b)前記検知状況に応じて、各ろ布に向かって空気を噴
    射する時間を設定する手段と、 c)前記設定された時間に応じて各ろ布に空気を噴射す
    る手段とを備えたことを特徴とする逆洗装置。
  11. 【請求項11】 前記付着状況を検知する手段は、前記
    空気の噴射の一定時間後にそれぞれのろ布の付着した微
    粒物質で形成される第二次付着層の厚さを測定する手段
    を備え、 さらに、前記空気を噴射する時間を設定する手段は、そ
    れぞれのろ布の前記測定された第二次付着層の厚さに応
    じて空気を噴射する時間間隔を設定する手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項10に記載の逆洗装置。
  12. 【請求項12】 前記空気を噴射する時間を設定する手
    段は、さらに1回当たりに噴射する時間と、各噴射の回
    数とを設定する手段を備えたことを特徴とする請求項1
    0又は11のいずれか1項に記載の逆洗装置。
  13. 【請求項13】 前記第二次付着層の厚さを測定する手
    段は、空気の噴射直後にそれぞれのろ布に付着している
    第一次付着層の厚さと、空気の噴射の一定時間後にそれ
    ぞれのろ布に付着している付着層の厚さとの差の測定す
    る手段を備えたことを特徴とする請求項10〜12のい
    ずれか1項に記載の逆洗装置。
  14. 【請求項14】 前記第二次付着層の厚さを測定する手
    段は、バグフィルタの運転時においてろ布通過前の空気
    とろ布通過後の空気との圧力差を測定する手段を備えた
    ことを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記
    載の逆洗装置。
  15. 【請求項15】 前記第二次付着層の厚さを測定する手
    段は、バグフィルタの運転時においてろ布を通過した空
    気量を測定する手段を備えたことを特徴とする請求項1
    0〜12のいずれか1項に記載の逆洗装置。
  16. 【請求項16】 前記第二次付着層の厚さを測定する手
    段は、バグフィルタの運転時においてろ布通過前の空気
    とろ布通過後の空気との圧力差と、ろ布を通過した空気
    量との両者を測定する手段を備えたことを特徴とする請
    求項10〜12のいずれか1項に記載の逆洗装置。
  17. 【請求項17】 前記第二次付着層の厚さを測定する手
    段は、バグフィルタの運転時においてろ布を通過する不
    純物の量を測定する手段を備えたことを特徴とする請求
    項10〜12のいずれか1項に記載の逆洗装置。
  18. 【請求項18】 前記空気を噴射する時間を設定する手
    段は、前記測定された第二次付着層の厚さに応じて自動
    設定することを特徴とする請求項14〜17のいずれか
    1項に記載の逆洗装置。
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WO2009157642A1 (ko) * 2008-03-27 2009-12-30 한국에너지기술연구원 여과집진기 가스 흐름 차단방식 탈진장치 및 방법

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