JP2003220126A - 消臭装置及び消臭方法 - Google Patents

消臭装置及び消臭方法

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JP2003220126A
JP2003220126A JP2002019627A JP2002019627A JP2003220126A JP 2003220126 A JP2003220126 A JP 2003220126A JP 2002019627 A JP2002019627 A JP 2002019627A JP 2002019627 A JP2002019627 A JP 2002019627A JP 2003220126 A JP2003220126 A JP 2003220126A
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container
water
sirocco fan
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odor
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JP2002019627A
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Akiko Sugawara
明子 菅原
Yoshiaki Aiki
良昭 相木
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的な消臭装置及び消臭方法を提供する。 【解決手段】 ほぼ閉じた回転体形状を有する容器と、
該容器の上部外側に位置するモータと、該モータの動力
の伝達を受けて回転し、前記容器の内部にほぼ鉛直に伸
びる回転軸と、該回転軸につながり、前記容器内でほぼ
水平面内で回転するシロッコファンと、該シロッコファ
ンの下に位置し、該シロッコファンと一体的に回転す
る、下に向かって細くなるおよそ円錐形状の吸い上げ部
と、該吸い上げ部の下端が水に浸るように前記容器の底
部に水を入れる補水管と、前記容器の底部にたまった水
を排出する排水管と、前記容器の上方に位置し、容器の
外部から内部に臭気を取り入れる臭気取り入れ口と、前
記容器の上方に位置し、容器の内部の浄化された空気を
排出する浄化空気排出口とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、水を利用した湿
式の消臭装置及び消臭方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、タンクにためた水の中に臭気を
通すことにより水に臭いを溶け込ませる消臭装置はあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の発明者は、
水の粒子を微細化すれば、水が臭いを取り込む性質をも
っと引き出すことが出来るのではないかと気づいた。本
発明は、水の粒子を微細化することにより、効率的な消
臭装置及び消臭方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決すべ
く、本発明に係る消臭装置は、ほぼ閉じた回転体形状を
有する容器と、該容器の上部外側に位置するモータと、
該モータの動力の伝達を受けて回転し、前記容器の内部
にほぼ鉛直に伸びる回転軸と、該回転軸につながり、前
記容器内でほぼ水平面内で回転するシロッコファンと、
該シロッコファンの下に位置し、該シロッコファンと一
体的に回転する、下に向かって細くなるおよそ円錐形状
の吸い上げ部と、該吸い上げ部の下端が水に浸るように
前記容器の底部に水を入れる補水管と、前記容器の底部
にたまった水を排出する排水管と、前記容器の上方に位
置し、容器の外部から内部に臭気を取り入れる臭気取り
入れ口と、前記容器の上方に位置し、容器の内部の浄化
された空気を排出する浄化空気排出口とを有するもので
ある。
【0005】 また、前記容器の形状は、ほぼ球体とす
るのが望ましい。
【0006】 前記容器の形状は、円錐の底面に面対称
であるもう一つの円錐をくっつけてなるものとすること
もできる。
【0007】 好ましくは、前記吸い上げ部の内側に
は、水を吸い上げるためのガイド溝が切られる。
【0008】 さらに、望ましくは、前記ガイド溝は、
前記吸い上げ部の内側の面に螺旋状に切られる。
【0009】 また、前記補水管からの水の補給は、前
記容器内の水の水位が一定となるように調整する調整機
構が設けられる。
【0010】 さらにまた、前記排水管からの水の排出
は、前記容器内の水の水位が一定となるように調整する
調整機構が設けられる。
【0011】 前記臭気取り入れ口から、内部に臭気が
入り、前記浄化空気排出口から浄化空気が出ていくよう
に、送風機構が設けられる。
【0012】 本発明に係る消臭方法は、底部に水のた
まった閉じた容器内で、シロッコファンと一体的に設け
られた下に細くなる円錐形状をした吸い上げ部を回転し
て、水を吸い上げる吸い上げステップと、該吸い上げス
テップにより、吸い上げられた水をシロッコファンと一
体的に回転する吸い上げ部の回転によりまわりに飛び散
らす飛び散らしステップと、該飛び散らしステップによ
り飛び散らされた水をシロッコファンにより破砕する破
砕ステップと、該破砕ステップにより破砕された水を前
記閉じた容器内の内壁に繰り返しぶつける衝突ステップ
と、該衝突ステップにより微細化された水の粒子に臭い
を取り込ませる臭い取り込みステップとを有する。
【0013】 さらに望ましくは、臭いを取り込んだ水
を排水し、外部から新しく水を補給する。
【0014】 また、浄化空気を排出する際に、マイナ
スイオンの豊かな空気として排出する。
【0015】
【発明の実施の形態】 以下、図1を参照しつつ本発明
に係る消臭装置の実施形態を説明する。容器20は、た
とえばステンレスでできた回転体形状の容器である。材
質は、ステンレスのほかにチタン、アルミニウムなどが
可能である。容器20は、ほぼ閉じたものとして構成さ
れる。特に、その底部は、貯水部21となっており、水
を貯めることができる。容器20の上部外側には、モー
タ10が取り付けられる。モータ10の動力は必要な伝
達機構を介して回転軸11に伝わるように構成される。
回転軸11は、前述の容器20の中心に沿って内部に伸
びる軸である。回転軸11には、シロッコファン12が
連結される。シロッコファンは図に示すような円筒状の
周辺部に多数の羽がついたものである。前記モータ10
は、このシロッコファン12を毎分2000回転程度で
回す能力を有する。このシロッコファンの大きさとして
は、直径7センチメートル程度のものや、直径16セン
チ程度のものなど、用途や用いる場所に応じて適切な大
きさのものを用いることができる。したがって、容器2
0の大きさとしては外形が15センチメートルから30
センチメートル程度のものが構成可能である。尤も、大
きさをこれに限定するものではなく、必要であれば、さ
らに大きいものを構成することもできる。
【0016】 シロッコファン12の下には、図示する
ようにおよそ下に細くなる円錐状の吸い上げ部13が連
結される。吸い上げ部13の中心軸と、シロッコファン
12の回転軸とが一致するように連結される。また、吸
い上げ部13の内側は空洞であり、その内壁面には、水
を吸い上げるためのガイド溝(内部のため図示を省略し
た。)が設けられる。このガイド溝は、螺旋状に設けら
れ、回転により下の水が上に吸い上げられる方向に螺旋
が切られる。さらに、吸い上げ部13の上部には、多数
の穴14が設けられ、吸い上げられた水が周辺に飛び散
ることができる。吸い上げ部13の下方の円錐の頂点に
あたる部分は開放された状態で貯水部21にたまった水
に浸かる。これにより、シロッコファン12と吸い上げ
部13とが一体的に回転した際に、水が吸い上げられ
る。さらに、吸い上げられた水は穴14を通じて周囲に
飛び散らされる。飛び散った水はシロッコファン12に
より破砕され、さらに、シロッコファン12により起こ
る風によって何度も繰り返し容器20の内面に衝突す
る。容器20は好ましくは球体をしているので、繰り返
し衝突をするのに適している。こうして衝突を繰り返し
た水の粒子は微細化して容器20内に充満する。
【0017】 容器20の上部には、臭気取り入れ口2
5と、浄化空気排出口26を設ける。臭気取り入れ口2
5を浄化空気排出口26よりも容器20の頂点付近によ
り近いところに設けることにより、シロッコファン12
の回転により気圧差が生じ、臭気取入れ口25から外気
を中に取り込み、浄化空気排出口26から中の空気を外
に出すことが可能となる。外から取り込まれた臭気は、
微細化された水の粒子の一つ一つに触れて臭いのもとが
水の粒子の中に取り込まれる。臭いのもとを取り込んだ
水の粒子は、重くなるため、徐々に貯水部21に戻る。
一方、浄化空気排出口26から出て行く浄化された空気
は、臭いが感じられないだけでなく、微細化された水の
粒子を多く含むものであるから、レナード効果としてよ
く知られる現象によりいわゆるマイナスイオンを多く含
むものである。実際、1ccあたり8万個程度のマイナ
スイオンを測定することができた。
【0018】 一方、貯水部21の水は、臭いを取り込
むものであるから、排水管23と補水管22により、排
出及び補給を行う。たとえば、弁を制御して定期的に一
定量を排出して、補給することができる。また、一定水
位以上の水を溢れ出すように構成し、浮きの水位変化に
より補水管が働くようにすることもできる。補水管22
を上水道に、排水管23を下水道につなぐこととするこ
ともできるが、別途、補水タンクと排水タンクを設けて
タンクの水を適宜交換することとしてもよい。
【0019】
【実施例】 次に図2を参照しつつ、実施例について説
明する。図2に示す実施例が図1と異なるのは、容器3
0の形状である。その他の部材については、図1と同じ
であるので、同じ符号を用いてある。容器30は、上に
細くなる円錐体と、その底面について面対象である、下
に細くなる円錐体とを組み合わせた形状である。上に述
べたように、容器の理想的形状は、球体であるが、容器
30の形状でも、十分に上と同様の効果が認められた。
すなわち、臭いが取れた空気が浄化空気排出口26から
排出され、しかもマイナスイオンを多く含むものであ
り、1ccあたり5万個程度のマイナスイオンを測定で
きた。
【0020】
【発明の効果】 本発明は、以上のように構成されてい
るから、特別に高価な装置を使うことなく、水を循環さ
せるだけで効率的な消臭装置、消臭方法を提供すること
ができる。しかも、浄化された空気はマイナスイオンを
多く含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の消臭装置の実施の形態を説明する概
念図である。
【図2】 本発明の消臭装置の実施例を説明する概念図
である。
【符号の説明】
10 モータ 11 回転軸 12 シロッコファン 13 吸い上げ部 14 穴 20,30 容器 21 貯水部 22 注水管 23 配水管 25 臭気取入れ口 26 浄化空気排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅原 明子 東京都港区高輪4−21−23株式会社菅原研 究所内 (72)発明者 相木 良昭 東京都新宿区中落合1−6−13ニューハイ ツ中落合102有限会社クレスト・ワン内 Fターム(参考) 4C080 AA03 BB02 CC01 HH03 KK08 LL02 MM40 QQ11 4D002 AA40 AB02 BA02 CA05 DA35 GA03 GB20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ閉じた回転体形状を有する容器と、 該容器の上部外側に位置するモータと、 該モータの動力の伝達を受けて回転し、前記容器の内部
    にほぼ鉛直に伸びる回転軸と、 該回転軸につながり、前記容器内でほぼ水平面内で回転
    するシロッコファンと、 該シロッコファンの下に位置し、該シロッコファンと一
    体的に回転する、下に向かって細くなるおよそ円錐形状
    の吸い上げ部と、 該吸い上げ部の下端が水に浸るように前記容器の底部に
    水を入れる補水管と、 前記容器の底部にたまった水を排出する排水管と、 前記容器の上方に位置し、容器の外部から内部に臭気を
    取り入れる臭気取り入れ口と、 前記容器の上方に位置し、容器の内部の浄化された空気
    を排出する浄化空気排出口とを有する消臭装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の消臭装置であって、前記
    容器の形状は、ほぼ球体である消臭装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の消臭装置であって、前記
    容器の形状は、円錐の底面に面対称であるもう一つの円
    錐をくっつけてなるものである消臭装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の消臭装置であって、前記
    吸い上げ部の内側には、水を吸い上げるためのガイド溝
    が切られている消臭装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の消臭装置であって、前記
    ガイド溝は、前記吸い上げ部の内側の面に螺旋状に切ら
    れている消臭装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の消臭装置であって、前記
    補水管からの水の補給は、前記容器内の水の水位が一定
    となるように調整する調整機構が設けられる消臭装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の消臭装置であって、前記
    排水管からの水の排出は、前記容器内の水の水位が一定
    となるように調整する調整機構が設けられる消臭装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の消臭装置であって、前記
    臭気取り入れ口から、内部に臭気が入り、前記浄化空気
    排出口から浄化空気が出ていくように、送風機構が設け
    られた消臭装置。
  9. 【請求項9】 底部に水のたまった閉じた容器内で、シ
    ロッコファンと一体的に設けられた下に細くなる円錐形
    状をした吸い上げ部を回転して、水を吸い上げる吸い上
    げステップと、 該吸い上げステップにより、吸い上げられた水をシロッ
    コファンと一体的に回転する吸い上げ部によりまわりに
    飛び散らす飛び散らしステップと、 該飛び散らしステップにより飛び散らされた水を前記シ
    ロッコファンの回転により破砕する破砕ステップと、 該破砕ステップにより破砕された水を前記閉じた容器内
    の内壁に繰り返しぶつける衝突ステップと、 該衝突ステップにより、微細化された水の粒子に臭いを
    取り込ませる臭い取り込みステップとを有する消臭方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の消臭方法であって、臭
    いを取り込んだ水を排水し、外部から新しく水を補給す
    る消臭方法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の消臭方法であって、浄
    化空気を排出する際に、マイナスイオンの豊かな空気と
    して排出する消臭方法。
JP2002019627A 2002-01-29 2002-01-29 消臭装置及び消臭方法 Pending JP2003220126A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106440094A (zh) * 2016-12-07 2017-02-22 广东技术师范学院 空气净化系统以及空气净化器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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