JP2003220048A - 健康管理指針アドバイス装置 - Google Patents

健康管理指針アドバイス装置

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JP2003220048A
JP2003220048A JP2002024409A JP2002024409A JP2003220048A JP 2003220048 A JP2003220048 A JP 2003220048A JP 2002024409 A JP2002024409 A JP 2002024409A JP 2002024409 A JP2002024409 A JP 2002024409A JP 2003220048 A JP2003220048 A JP 2003220048A
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昌弘 梅田
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隆伸 山内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部の視認性に優れるとともに収納性が高
く、また、使い勝手が良く安定した測定が可能な健康管
理指針アドバイス装置を提供する。 【解決手段】 体脂肪計部3は体重計部2に着脱自在に
設けられる。体脂肪計部3のグリップ部321,322
の間に設けられた基部31には表示部311が設けられ
る。基部31は下方に突出する形状をなし、基部31の
下端部312からは体重計部2とを接続するカールコー
ド4が引き出される。体重計部2のトップカバー21の
裏面側にはカールコードの収納部212が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体重を測定すると
ともに体脂肪率等の健康管理に有益な指針情報を提供す
る健康管理指針アドバイス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、体重と体脂肪率を測定する装置と
しては、体脂肪率測定部が体重計に一体的に組み込まれ
たもの、片手で握る電極部のみが体重計部から独立した
ハンドグリップ部に設けられたもの、体重計部と測定者
が両手で握る体脂肪計部とが独立し無線方式で結ばれて
いるものがあった。
【0003】しかしながら、体脂肪率測定部が体重計に
一体的に組み込まれた装置では、体脂肪率算出の基礎と
なる人体のインピーダンス測定のための電極が体重計の
上部の足を載せる部分に設けられている。このような装
置では、両足間のインピーダンスに基づいて体脂肪率が
算出されることとなるため、全身の体脂肪率を測定して
いるとは言いがたいものであった。
【0004】また、片手で握る電極部のみが体重計部か
ら独立したハンドグリップ部に設けられた装置では、イ
ンピーダンス測定のための電極が体重計上部とハンドグ
リップ部に設けられている(特開2000−33392
5号公報参照)。このような装置では、片手と両足間の
インピーダンスが測定されるので、より全身の体脂肪率
を測定していると言える。しかし、ハンドグリップ部に
は電極のみが設けられ、必要なデータや装置に対する指
示を入力すための操作部や体重や体脂肪率等を表示する
表示部は体重計部に設けられているため、測定者が身
長,体重等の個人データを設定するときや測定時に操作
が煩わしく、また表示部を見づらかった。
【0005】これに対して、体重計部と測定者が両手で
握る体脂肪計部とが独立し無線方式で結ばれている装置
では、表示部は体脂肪計測定部に設けられているため、
表示部の視認性を向上させることができた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに体脂肪計測定部と体重計部との両ユニットが独立し
ている装置では、不使用時の収納性に配慮する必要があ
った。
【0007】既述の、片手で握るハンドグリップ部のみ
が体重計部から独立した装置では、ハンドグリップ部の
収納部を体重計部本体の前方に突出させて設けている
が、このために、収納部の分だけ装置が大型化してい
た。さらに、この装置では、ハンドグリップ部と体重計
部とを接続するカールコードが容易に変形し、形状が安
定しないために、カールコードを含めたハンドグリップ
部の収納性は好ましいものではなかった。
【0008】これに対して、視認性を向上させるべくハ
ンドグリップ部に表示部を一体化させた改良型の装置が
提案されている。しかし、この装置では、体重計部の表
示部を兼用するために、ハンドグリップ部の表示部を体
重計部本体の前部に設けられた収納部に収納している。
従って、収納部の分だけ体重計部本体が大型化するとと
もに、ハンドグリップ部の電極部が体重計部の前方に突
出するために装置全体も大型化するという問題点があら
たに生じる一方で、カールコードを含めた収納性は依然
として好ましいものではなかった。
【0009】本発明は、かかる従来技術の課題を解決す
るためになされたものであって、その目的とするところ
は、操作部の操作性及び表示部の視認性に優れるととも
に収納性が高く、また、使い勝手が良く安定した測定が
可能な健康管理指針アドバイス装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、使用者が載る荷重支持手段を含む第1のユ
ニットと、情報を表示する表示手段及び操作指示情報を
入力する操作手段を含み、前記第1のユニットに着脱自
在に設けられた第2のユニットと、前記第1のユニット
及び第2のユニットを有線で接続して信号を伝送する有
線伝送手段と、前記第1のユニットに設けられた使用者
の体重を検出するための体重検出手段と、前記第1のユ
ニット及び第2のユニットの少なくともいずれか一方に
設けられた使用者の身体に電流を印加するための電流印
加用電極と、前記第1のユニット及び第2のユニットの
少なくともいずれか一方に設けられた使用者の身体に印
加された電流によって生じる身体抵抗電位を測定するた
めの電圧測定用電極と、前記体重検出手段の検出結果と
前記身体抵抗電位の測定値とに基づいて健康管理に有益
な指針情報を算出する演算手段と、を有する健康管理指
針アドバイス装置であって、前記第1のユニットは、前
記有線伝送手段を受け入れる開口部と、該開口部から受
け入れられた前記有線伝送手段を収納する有線伝送手段
収納部と、を有し、前記第2のユニットは、使用者が左
右それぞれの手で保持する二つの保持部を有し、前記有
線伝送手段は、前記二つの保持部のほぼ中央において前
記第2のユニットに接続されている健康管理指針アドバ
イス装置である。
【0011】このようにすれば、使用者が載る第1のユ
ニットに着脱自在な第2のユニットに表示部及び操作手
段が設けられているので操作性及び視認性に優れるとと
もに使い勝手が良い。また、有線伝送手段を開口部から
有線伝送手段収納部に収納することができるので収納性
が高い。また、有線伝送手段が確実に収納されることに
より、有線伝送手段の接地による体重測定誤差の発生を
防止することもでき、正確な測定が可能となる。さら
に、有線伝送手段から第2のユニットに対して引っ張り
力が作用しても保持部を保持する両手のバランスが崩れ
ることが無く、安定した測定が可能となる。
【0012】前記第2のユニットは、前記二つの保持部
間に配置され前記有線伝送手段が接続される基部を有
し、前記第1のユニットに装着される前記第2のユニッ
トの基部は、前記開口部側に突出する形状を有すること
が好ましい。
【0013】このようにすれば、第2のユニットを第1
のユニットに装着する際に、基部の突出部で有線伝送手
段を開口部から有線伝送手段収納部に収納することがで
きるので、収納が簡便で使い勝手が良い。
【0014】前記第1のユニットに対する前記第2のユ
ニットの着脱動作時及び使用時を通じて、前記有線伝送
手段の周方向及び延長方向の少なくともいずれかにおけ
る前記第1のユニットと前記第2のユニットの相互の姿
勢が一定の関係に保持されることが好ましい。
【0015】ここで、有線伝送手段の周方向における第
1のユニットと第2のユニットの相互の姿勢とは有線伝
送手段の延長方向を軸とした場合の回転方向の相対的な
空間関係であり、これが一定に保持されることにより、
第2のユニットを第1のユニットから取り外して、使用
し、再度装着する動作を行っても有線伝送手段がねじれ
ることがない。また、有線伝送手段の延長方向における
第1のユニットと第2のユニットの相互の姿勢とは有線
伝送手段の延長方向における相対的な空間関係であり、
これが一定に保持されることにより、第2のユニットを
第1のユニットから取り外して、使用し、再度装着する
動作を行っても有線伝送手段が第2のユニットにからま
ることがない。従って、有線伝送手段がねじれたり、か
らまったりすることによる収納性の低下を防止すること
ができる。また、ねじれたり、からまったりした有線伝
送手段による引っ張り力によって第2のユニットが重く
なったかのような状態となり、使用者の測定姿勢が安定
しなくなる。
【0016】前記有線伝送手段は螺旋状に巻回された巻
き部を有し、前記荷重支持手段が上方を向くように設置
された前記第1のユニットに前記第2のユニットを装着
する状態における該第2のユニット側の端部近傍におい
て、前記有線伝送手段の前記巻き部の螺旋の中心が少な
くとも前記第2のユニット側の端部よりも下方に位置す
ることが好ましい。
【0017】このようにすれば、第2のユニットの近傍
において有線伝送手段が下方に位置することとなり底面
に沿って容易に収納することができる。
【0018】前記有線伝送手段は、前記第1のユニット
側の端部に、曲げに対する弾性を有し直線状に延びる直
線部を有することが好ましい。
【0019】このようにすれば、第2のユニットを取り
外し、有線伝送手段を引き出したときの曲げに対する弾
性変形の復原力を有線伝送手段の収納に利用することが
できるので、簡便に収納を行うことができる。
【0020】前記有線伝送手段の第1のユニット側の端
部は前記開口部の近傍に接続され、前記有線伝送手段は
第1のユニット側の端部から前記開口部とは反対側に延
びることが好ましい。
【0021】このようにすれば、開口部側から有線伝送
手段収納部の奥側に向けて整然と有線伝送手段を収納す
ることができ、収納性が向上する。
【0022】前記荷重支持手段が上方に向くように設置
された第1のユニットは、前記第2のユニットを下方か
ら支持する支持手段と、該支持手段との間で前記第2の
ユニットを挟持する挟持手段とを有し、前記支持手段と
挟持手段との間隔は、前記第2のユニットが取り外され
る方向に向けて狭くなるように設定されていることが好
ましい。
【0023】このようにすれば、第2のユニットをより
強固に固定することができる。第2のユニットが安定し
て固定されることにより、持ち運び時に不用意に落ちて
第2のユニットが破壊されることがなくなる。
【0024】前記支持手段は前記開口部に臨んで設けら
れ、前記荷重手段が上方に向くように前記第1のユニッ
トが設置された状態で、前記支持手段は前記第2のユニ
ットが取り外される方向に向けて上方に傾斜し、前記有
線伝送手段収納部は前記開口部から内部へと下方に傾斜
することが好ましい。
【0025】このように傾斜をつければ、有線伝送手段
を容易に有線伝送手段収納部内に移動させることがで
き、簡便に収納できる。
【0026】前記第1のユニットは、前記有線伝送手段
収納部と前記荷重支持手段とは反対側の外部とを連通さ
せる孔を有することが好ましい。
【0027】このような孔を設ければ、風呂上りの水等
が有線伝送手段収納部に侵入した場合でもこの孔から外
部に排出することができ、有線伝送手段が浸水すること
がない。
【0028】前記支持手段は、前記第1のユニットの前
記荷重支持手段とは反対側を覆う外装部材と一体に形成
されていることが好ましい。
【0029】このようにすれば、部品点数を削減するこ
とができる。
【0030】前記支持手段は、前記有線伝送手段との接
触面の摩擦抵抗を低減させる摩擦抵抗低減手段を備える
ことが好ましい。
【0031】このようにすれば、支持手段上を有線伝送
手段が容易に移動することできるので、簡単かつすばや
く有線伝送手段を収納することができる。
【0032】前記支持手段は、前記第2のユニットの取
り外し方向に対して交差し、取り外そうとする前記第2
のユニットからの力を受ける受け部を有することが好ま
しい。
【0033】このようにすれば、第2のユニットを取り
外そうとする力を受け部が受けることによって支持手段
が第2のユニットから離間する方向に撓み、取り外しが
容易になる。
【0034】前記荷重支持手段の反対側において接地可
能に複数個の前記体重センサが配置され、前記有線伝送
手段収納部は前記複数の体重センサに囲まれた領域に設
けられていることが好ましい。
【0035】第1ユニット内部に有線伝送手段を収納す
るための領域を設けることができるので、収納性が向上
するとともに装置の小型化が可能となる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて説明する。
【0037】(第1の実施形態)まず、健康管理指針ア
ドバイス装置の各部の構成及び使用方法について概説
し、次に、各部の詳細な構成について説明する。
【0038】図1は、本発明の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置の収納時の外観を示し、図2は、そ
の使用時の外観を示す。
【0039】健康管理指針アドバイス装置1は、体重計
部2と、体重計部2に対して着脱自在に設けられた体脂
肪計部3と、体重計部2と体脂肪計部3とを接続するカ
ールコード4とを備える。
【0040】第1のユニットとしての体重計部2は、設
置面に沿って扁平な略直方体形状をなし、上面及び側面
はトップカバー(荷重支持手段)21によって覆われて
いる。上面部211には、電極が前後方向に略平行に左
右一対設けられている(使用者が体重計部2の上面に載
り、体重を測定する場合には、図1の紙面下方側に踵が
位置し、上方につま先が位置することとなるので、使用
者の身体を基準として体重計部2の前後左右を規定す
る。)。体重計部2の上面部211の前側に左右一つず
つ配置されている電極が電流電極部(電流印加用電極)
221,222であり、後側に左右一つずつ配置されて
いる電極が電圧電極部(電圧測定用電極)231,23
2である。また、体重計部2の下側の四隅には、四つの
体重センサが配置されている。
【0041】第2のユニットとしての体脂肪計部3は、
表示部(表示手段)311を有する基部31と、基部3
1から左右に延設された略円柱状のグリップ部(保持
部)321,322を備える。グリップ部321,32
2は、基部31を中心として若干屈曲して配置されてい
る。左右のグリップ部321,322の周面の前側に沿
って電極が設けられている(体脂肪計部3は表示部31
1が使用者に正対するようにグリップ部321,322
を握る状態で使用者に正対する側を前側、使用者と反対
側を後側、使用者の頭側を上側、足側を下側とす
る。)。左右のグリップ部321,322の基部側には
電流電極部(電流印加用電極)331,332が、端部
側には電圧電極部(電圧測定用電極)341,342が
それぞれ一つずつ配置される。また、体脂肪計部3に
は、操作指示情報を入力するためのボタン等の入力手段
を含む操作部366が基部31に設けられる。
【0042】体重計部2と体脂肪計部3とを接続するカ
ールコード(有線伝送手段)4は、一方の端部が体脂肪
計部3の基部31の端面に接続され、他方の端部は体重
計部2内部に設けられたコード収納部212内において
体重計部2に接続されている。図3に示すように、収納
時には、カールコード4はコード収納部(有線伝送手段
収納部)212に収納される。このように体脂肪計部3
と体重計部2を有線で接続することにより、より安価に
装置を構成することができる。
【0043】図4に、健康管理指針アドバイス装置1の
内部構成の概略を示す。
【0044】体重計部2は、主として、体重センサ24
1、プリアンプ242、A/D変換器243、電流電極
部221,222、電圧電極部231,232、電池収
納部244、電源スイッチ245を備える。一方、体脂
肪計部3は、主として、電流電極部331,332、定
電流回路361、ローパスフィルタ362、電圧電極部
341,342、差動増幅回路363、A/D変換器3
64、制御・演算部(演算手段)365、表示部31
1、操作部366、外部記憶部367を備える。体重計
部2と体脂肪計部3とを接続するカールコード4には、
体重計部2の電流電極部221,222と体脂肪計部の
定電流回路361とを接続する信号線と、体重計部2の
電圧電極部231,232と体脂肪計部3の差動増幅回
路363を接続する信号線と、体重計部2の電池収納部
244、電源スイッチ245及びA/D変換器243と
体脂肪計部3の制御・演算部365とを接続する信号線
とが収容されている。
【0045】このような構成を有する健康管理指針アド
バイス装置1を用いた測定方法を以下に説明する。
【0046】使用者は、体重計部2に設けられた電源ス
イッチ245を操作することにより、電源を投入する。
使用者は、身長、年齢、性別等の測定者の身体を特定す
る身体特定化情報を体脂肪計部3に設けられたボタン等
の操作部366を用いて入力する。これらの情報の全部
又は一部をメモリ番号等に対応付けて予め記憶させてお
き、メモリ番号等を入力することにより記憶された情報
を呼び出して使用するようにしてもよい。使用者は体重
計部2の上面部211に載り、体重を測定する。このと
き、上面部211に設けられた電流電極部221,22
2をつま先側の足裏に接触させ、電圧電極部231,2
32を踵側の足裏に接触させる。体脂肪計部3は、両手
でそれぞれグリップ部321,322を握り、使用者の
胴にほぼ直交するように前方に腕を伸ばす。このとき、
親指と人差し指の間の股部を電流電極部331,332
に接触させ、手掌部を電圧電極部341,342に接触
させる。電流電極部221,222,331,332を
介して測定者の身体に電流を印加し、この印加電流によ
って生じる抵抗電位を電圧電極部231,232,34
1,342を通じて検出する。このようにして、検出さ
れた身体のインピーダンスと、体重計部2によって測定
された体重及び身体特定化情報に基づいて体脂肪率,体
脂肪量,除脂肪量等の健康管理に有益な情報を算出す
る。体脂肪量等の算出には、公知の方法を使用すること
ができる。また、このとき、身体に印加される電流の流
路は、適宜選択・設定することができる。例えば、体脂
肪計部3の左右の電流電極部321,322及び電圧電
極部331,332をそれぞれ短絡し、体重計部2の左
右の電流電極部221,222及び電圧電極部231,
232を同様にそれぞれ短絡することにより、両手両足
間の身体インピーダンスを測定し、全身の体脂肪率等を
より正確に算出することができる。体脂肪計部3及び体
重計部2の左右の電極をそれぞれ独立させ、電流を印加
する電流電極部と電圧を検出する電圧電極部との組み合
わせをさまざまに切り替えるように異なる身体部位のイ
ンピーダンスを測定したり、これらの測定値を用いて身
体バランス等の別異の情報の算出に利用するようにして
もよい。このようにして測定、算出された情報あるいは
設定に必要な情報等は、基部の前面に配置された表示部
311に表示されるので、使用者が手元で確認すること
ができる。
【0047】以下に、健康管理指針アドバイス装置1の
各部の構成について詳細に説明する。
【0048】まず、体脂肪計部3の収納構造について説
明する。
【0049】図5は体重計部2を前側の構成を示す斜視
図であり、図6は左側面図である。
【0050】カールコード4を収納するためのコード収
納部212は、体重計部2のトップカバー21の裏面側
に形成された略直方体形状の空間である。コード収納部
212は、体重計部2の前側面213の中央に開設され
た開口部214によって外部と連通している。体重計部
2の上面部211の前側には、図1に示すように体脂肪
計部3の基部31の外形にほぼ沿った形状に切り欠かれ
た切欠部215が形成されている。切欠部215の左右
両側には、体重計部2の上面部211が前方に張り出し
た張出部(挟持手段)2131,2132が形成されて
いる。図6に示すように、張出部2131,2132は
上方に若干反り上がるように形成されており、体脂肪計
部3が装着された状態では図に示すようにグリップ部3
21,322の上方を一部覆うようになっている。張出
部2131と前側面213との間には、複数にリブ21
33が形成されている(張出部2132側についても同
様である。)リブ2133は略三角形の板状をなし、リ
ブ2133の斜面の一部はグリップ部321,322の
外形にならう曲線形状に形成されている。
【0051】開口部214において、切欠部215の下
方に位置するコード収納部底面216から体重計部2の
前方へと張り出して体脂肪計部3を支持する支持部(支
持手段)217を形成している。支持部217の前方の
縁部2171は上方に隆起し、体脂肪計部3の外形に沿
う形状に湾曲している。この縁部2171と体重計部2
の前側面213及びリブ2133とによって体脂肪計3
は前後方向に確実に支持される。
【0052】支持部217は、コード収納部底面216
から縁部2171へ向けて上方へ傾斜している。すなわ
ち、体重計部2のトップカバー21の延長方向と支持部
217との間隔が縁部2171側に向けて狭くなるよう
に形成されている。収納された体脂肪計部3は、基部3
1の下方に位置する支持部217と、グリップ部32
1,322の上方の一部を覆う張出部2131,213
2との間に挟まれる。トップカバー21の端部に設けら
れた張出部2131,2132と支持部217との間隔
が縁部2171側に向けて狭くなるように形成されるこ
とによって、張出部2131,2132と支持部217
から体脂肪計部3に対して互いに反対方向の力が作用す
る。従って、体脂肪計部3は張出部2131,2132
と支持部217との間に挟み込まれ、より強固な嵌合状
態を得ることができる。
【0053】体脂肪計部3を体重計部2に近づけるにつ
れてカールコード4は短くなり、支持部217上に堆積
することとなるが、支持部217はコード収納部底面2
16に向けて低くなるように傾斜しているので、支持部
217上のカールコード4はより低い底面216側へと
移動する。従って、収納時にカールコード4を容易にコ
ード収納部212側へと移動させることができる。
【0054】図2に示したように、健康管理指針アドバ
イス装置の体脂肪計部3は、左右のグリップ部321,
322の間に、表示部311及び操作部366を備える
基部31を配した略左右対称な全体形状を有する。ここ
で、基部31は、使用者がグリップ部321,322を
握る測定姿勢において、下方、すなわち体重計部側に突
出する形状をなす。また、突出する基部31の下端部3
12の中央部から、カールコード4が引き出されてい
る。
【0055】このようにカールコード4が引き出される
基部31を下方に突出する形状とすることにより、体脂
肪計部3を収納する際に基部31でカールコード4を押
し込むことができるので、カールコード4を簡便に収納
することができる。
【0056】さらに、基部31の下端部312の中央部
からカールコード4を引き出しているので、測定時に伸
長されたカールコード4の引っ張り力は、ほぼ鉛直下方
に作用する。このため、水平に保持される体脂肪計部3
に対する引っ張り力が、左右いずれかの下方に傾いて作
用することによって測定姿勢を不安定化させる、という
問題が生じることもない。従って、測定姿勢の安定した
保持が可能となり、測定の安定性を向上させることがで
きる。体脂肪計部3と体重計部2とを接続するカールコ
ード4の引っ張り力を緩くすることにより測定姿勢の不
安定化を防止することもできるが、この場合にはカール
コード4の収納性や耐久性が低下し、好ましくない。こ
のようにカールコード4から体脂肪計部3に対して所定
の引っ張り力が作用することを勘案すれば、カールコー
ド4を基部31の中央から引き出す構成を採用すること
によって、引っ張り力の作用位置及び方向を適切に設定
することができる。
【0057】また、図1に示す収納された状態にある体
脂肪計部3を体重計部2から取り外し、図2に示すよう
に体脂肪計部3を保持して測定姿勢をとり、再び体脂肪
計部3を体重計部2に収納するという使用時の動作にお
ける、体重計部2に対する体脂肪計部3の姿勢について
以下に説明する。
【0058】体脂肪計部3は、体重計部2の前部の収納
部に表示部311が上方に向き、左右のグリップ部32
1,322が体重計部2の前方の左側及び右側にそれぞ
れ位置する状態で収納されている。この体脂肪計部3の
グリップ部321,322をそれぞれ左右の手で掴んで
体重計部2から取り外す。取り外された体脂肪計部3を
そのまま身体前方の所定位置まで持ち上げ、表示部31
1を身体前面に対向させ、グリップ部321,322を
左右の手で握った状態で測定を行う。測定終了後はその
まま体脂肪計部3を下して体重計部2の前部の支持部2
17に収納する。
【0059】このように使用時において、体脂肪計部3
は表示部311が常に使用者側に向く状態にある。カー
ルコード4を基準とすると、その巻き方向又はその逆方
向に体脂肪計部3が回転するような位置変化は、使用動
作の間を通じて生じていない。従って、体脂肪計部3の
脱着を繰り返してもカールコード4がねじれることはな
い。カールコード4がねじれてしまうと、カールコード
4の全体長が変化して引っ張り力が大きくなり、グリッ
プ部321,322又は体脂肪計部3があたかも重くな
ったかのような状態となる。このため体脂肪計部3を保
持する測定姿勢が安定しなくなるとともに、カールコー
ド4の収納も難しくなってしまう。一方、上述のように
カールコード4のねじれがないと、測定姿勢を安定させ
ることができるとともに、カールコード4の収納性の低
下を防止することができる。
【0060】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置1を示す。
内部構造及び使用方法は第1の実施形態と同様であるの
で、説明を省略する。第1の実施形態と同様の構成につ
いては同様の符号を用いる。
【0061】図7(a)は体脂肪計部3に対するカール
コード4の取付状態を示す側面図である。図7(b)は
体重計部2に対するカールコード4の取付状態を示し、
体重計部2の前方から見た図である。
【0062】図7(a)は表示部311を上方に向け、
グリップ部322側から見た状態を示す。カールコード
4は、基部31の下端面においてグロメット411を介
して体脂肪計部3の内部と接続されている。カールコー
ド4は、グロメット411から下端面316にほぼ直交
する方向に引き出された直線部412を経て、下方へ湾
曲し、以降、螺旋の中心が直線部より下方(表示部31
1とは反対側)に位置するように螺旋状に巻回されてい
る。
【0063】図7(b)は、中心線に対して右半分が体
脂肪計部3が装着された状態を示し、左半分が体脂肪計
部3が取り外された状態を示す。体重計部2においてコ
ード収納部212に引き出されたカールコード4は、コ
ード収納部212の側面に直交する方向に延びる直線部
422を経て下方へ湾曲し、以降、螺旋の中心が直線部
より下方に位置するように螺旋状に巻回されている。
【0064】このようにカールコード4を体脂肪計部3
及び体重計部2の引き出し位置に対して下方へ巻くこと
により、体脂肪計部3の収納部より低い位置にあるコー
ド収納部212の底面上にカールコード4を容易に収納
することができる。
【0065】図8は体重計部2の下側部材(外装部材)
22を上方から見た図である。カールコード4は、コー
ド収納部212の側面2122の開口部214側に形成
された断面L字状の凹部2123からグロメット421
を介して引き出されている。凹部2123は開口部21
4側に、コード収納部212の奥側に向く側面2123
aを有し、カールコード4は、この側面2123aから
コード収納部212の奥側へと引き出される。引き出さ
れたカールコード4は、コード収納部212の開口部2
14側から奥側へと延びる直線部422を経て、巻き部
43がコード収納部212の奥側の側面2124から反
対側の側面2125に順に沿うように変形する。従っ
て、カールコード4をコード収納部212内に容易に整
然と収納することができる。また、体脂肪計部3を取り
外してカールコード4を伸ばすときには、グロメット4
21に続く直線部422は引っ張られて湾曲するが、体
脂肪計部3を収納する際にカールコード4が縮むと、カ
ールコード4の引っ張り力が弱くなり、湾曲した直線部
422に対して、直線状に復帰しようとする弾性力が作
用する。この直線部422の弾性力によってカールコー
ド4はコード収納部212の奥側へと引き込まれやすく
なる。このように、カールコード4をコード収納部21
2の奥側に向けて引き出すのみならず、引き出し部分に
直線部422を設けることにより、さらに使い勝手が向
上する。
【0066】次に、コード収納部212に設けられた水
抜き孔について説明する。
【0067】図9(a)は体重計部2の下側部材22を
上方から見た図であり、図9(b)は体重計部2を下方
から見た図である。
【0068】コード収納部212は、傾斜する支持部2
17に隣接して開口部214の奥に設けられている。立
設された壁によって側方及び奥側を囲まれ、下方に湾曲
する境界部218を経て支持部217よりも低く形成さ
れた略矩形の底面216とトップカバー21との間に挟
まれた領域がコード収納部212をなす。健康管理指針
アドバイス装置1は、脱衣室等に設置され、あるいは風
呂上りに使用されることにより、水滴の落下、飛散にさ
らされる可能性がある。支持部217に付着した水滴
は、支持部217の傾斜によってコード収納部212側
に流れ落ちる。コード収納部底面216の縁部の側面2
122,2125の立上がり部分に側壁に沿って水抜き
用孔2211〜2214を開設している。水抜き用孔2
211〜2214は図9(b)に示すように、体重計部
2の下面に開口しているので、コード収納部212内に
溜まった水は、この水抜き用孔2211〜2214を介
して外部に排出されることとなる。従って、カールコー
ド4が浸水することもない。
【0069】図10は、変形例に係る下側部材22の前
後方向の断面を示す。
【0070】下側部材22は、支持部217をコード収
納部212側に向けて傾斜させるのみではなく、コード
収納部212の底面216をも開口部214側から奥側
に向けて低くなるように傾斜させたものである。このよ
うに、コード収納部212の底面216を傾斜させるこ
とにより、カールコード4は傾斜を利用して容易に奥側
に移動するので、カールコード4の収納がさらに容易に
なる。また、支持部217から流下した水滴もコード収
納部212の底面216上をさらに移動させ水抜き用孔
2211〜2214に導くことができる。さらに、水抜
き用孔を奥側にも設ければ、最下部にまで流下した水滴
を排出することもできる。
【0071】図11は、体重計部2の支持部217を拡
大して示す側面図である。支持部217の中央の左右方
向に窪みを形成して肉厚を減少させた肉厚調整部217
3を設けている。支持部217を形成する樹脂材料に応
じて、肉厚調整部の大きさ及び肉厚を調整することによ
り、支持部217の剛性を変化させ、体脂肪計部3の支
持部217への嵌合力を調整することができる。
【0072】図12は、下側部材22の全体を示す外観
斜視図である。
【0073】支持部217は、例えばポリプロピレンの
ような柔軟性を有する材料によって、下側部材22と一
体成型されている。支持部217を柔軟性を有する材料
にて形成することによって、体脂肪計部3の脱着に際し
て良好な使用感が得られる。すなわち、図13に示すよ
うに脱着の過程で支持部217及び縁部2171がそれ
ぞれ下方及び前方に撓むので、体脂肪計部3を取り外し
又は装着するための空間が広がり、容易に脱着すること
ができる。
【0074】また、支持部217を下側部材22と一体
に設けることにより部品点数の削減が可能となる。この
装置では、体重測定時にトップカバー21にかかる荷重
を、載置面に接地する四つの体重センサで受ける構成を
採用している。従来は、体重センサを下側カバー上に設
けており、トップカバーにかかる荷重を体重センサと下
側カバーによって受ける構成を採用していたので、体重
を正確に測定するために、剛性が要求され、変形によっ
て嵌合力を付与する支持部217と下側カバーを同一材
料にて一体成型することはできなかった。しかし、体重
センサ241が下側部材22に設けられた孔2221〜
2224を介して直接載置面に設置する構成では、下側
部材22がトップカバー21にかかる荷重を受ける必要
がないので、上述のような柔軟性を有する材料による支
持部217との一体構成を採用することができる。
【0075】ここで、体重計部2の支持部217及びコ
ード収納部212の底面216に施された表面加工につ
いて説明する(図5参照)。体脂肪計部3を脱着する際
にカールコード4はコード収納部212の底面216上
及び支持部217の表面上を移動する。従って、被覆が
ポリウレタン等からなるカールコード4に対する摩擦抵
抗を減少させるためにシボ加工等の表面加工(摩擦抵抗
低減手段)を行うことにより、簡単かつすばやくカール
コード4を移動させることができ収納性が向上する。図
14は支持部217及びコード収納部212の変形例を
示す。カールコード4との摩擦抵抗を減少させるために
コード収納部212の底面及び支持部217の表面に前
後方向に多数の溝(摩擦抵抗低減手段)2161を形成
している。溝を設けることによりカールコード4との接
触面積が減少するので、摩擦抵抗が減少する。このよう
な溝幅はカールコード4の線径よりも小さいことが好ま
しい。
【0076】図15は縁部2171を体重計部2の本体
側から見た図である。縁部2171の体重計部側の側面
から支持部217に至る斜辺を有する三角板形状のリブ
(受け部)2172が設けられている。リブ2172
は、縁部2171の左右に1つずつ対称的な位置に設け
られている。装着された体脂肪計部3のグリップ部32
1,322を掴んで前方へ(縁部2171側へ)力を加
えると、基部31の上面と背面との間の角部がリブの斜
辺2172aに当接し、これを押圧する。前方(取り外
し方向)と交差するリブの斜辺2172aが基部31か
らの押圧力を受けることにより、支持部217は下方
に、縁部2171は外方にそれぞれ撓む。このため支持
部217と体脂肪計部3との嵌合力が弱まり、容易に取
り外すことができる。仮に、体脂肪計部3のグリップ部
321,322のみを掴んで健康管理指針アドバイス装
置1全体を持ち上げようとしても、体重計部2から体脂
肪計部3が容易に外れるので、装置全体を持ち運ぶ途中
で体重計部2のみが落下するのを防止することができ
る。リブ2172の個数は2つに限られず、左右方向に
連続的に形成し斜面を構成するようにしてもよい。
【0077】本実施形態において説明した下側部材の構
成は、第1の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装
置に対しても当然適用することができる。
【0078】なお、上述の実施形態では、四つの独立し
た体重センサ241を使用しているが、従来の体重計
で、下部を二重底にしてコード収納部を設ける構造と
し、本発明を適用することもできる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、操
作部の操作性及び表示部の視認性に優れるとともに収納
性が高く、また、使い勝手が良く安定した測定が可能な
健康管理指針アドバイス装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施形態に係る健康管理指針ア
ドバイス装置の収納時の外観を示す図である。
【図2】図2は本発明の実施形態に係る健康管理指針ア
ドバイス装置の使用時の外観を示す図である。
【図3】図3は本発明の実施形態に係る健康管理指針ア
ドバイス装置におけるカールコードの収納状態を示す図
である。
【図4】図4は本発明の実施形態に係る健康管理指針ア
ドバイス装置の内部の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図5は健康管理指針アドバイス装置の体重計部
の前側の構成を示す斜視図である。
【図6】図6は健康管理指針アドバイス装置の体重計部
の左側面図である。
【図7】図7(a),(b)は本発明の第2の実施形態
に係る健康管理指針アドバイス装置の体脂肪計部及び体
重計部のそれぞれとカールコードとの接続状態を示す図
である。
【図8】図8は本発明の第2の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置の体重計部とカールコードとの接続
状態を示す図である。
【図9】図9(a)は第2の実施形態に係る健康管理指
針アドバイス装置の体重計部に下側部材を示す斜視図で
あり、図9(b)は同体重計部を下方から見た図であ
る。
【図10】図10は体重計部の下側部材の変形例を示す
図である。
【図11】図11は体重計部の支持部を拡大して示す図
である。
【図12】図12は本発明の第2の実施形態に係る体重
計部の下側部材の全体を示す斜視図である。
【図13】図13は体脂肪計部を脱着する際の支持部の
変形状態を示す図である。
【図14】図14は変形例に係る支持部を示す図であ
る。
【図15】図15は体重計部の支持部を本体側から見た
図である。
【符号の説明】
1 健康管理指針アドバイス装置 2 体重計部 3 体脂肪計部 4 コード 21 トップカバー 22 下側部材 31 基部 43 巻き部 211 上面部 212 コード収納部 217 支持部 221,222,331,333 電流電極部 231,232,341,342 電圧電極部 241 体重センサ 311 表示部 321,322 グリップ部 365 制御・演算部 421,422 直線部 2131,2132 張出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 隆伸 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 株式会社オムロンライフ サイエンス研究所内 Fターム(参考) 4C027 AA06 CC00 EE01 EE05 FF01 FF02 GG00 GG15 KK00 KK01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者が載る荷重支持手段を含む第1の
    ユニットと、 情報を表示する表示手段及び操作指示情報を入力する操
    作手段を含み、前記第1のユニットに着脱自在に設けら
    れた第2のユニットと、 前記第1のユニット及び第2のユニットを有線で接続し
    て信号を伝送する有線伝送手段と、 前記第1のユニットに設けられた使用者の体重を検出す
    るための体重検出手段と、 前記第1のユニット及び第2のユニットの少なくともい
    ずれか一方に設けられた使用者の身体に電流を印加する
    ための電流印加用電極と、 前記第1のユニット及び第2のユニットの少なくともい
    ずれか一方に設けられた使用者の身体に印加された電流
    によって生じる身体抵抗電位を測定するための電圧測定
    用電極と、 前記体重検出手段の検出結果と前記身体抵抗電位の測定
    値とに基づいて健康管理に有益な指針情報を算出する演
    算手段と、 を有する健康管理指針アドバイス装置であって、 前記第1のユニットは、前記有線伝送手段を受け入れる
    開口部と、該開口部から受け入れられた前記有線伝送手
    段を収納する有線伝送手段収納部と、を有し、 前記第2のユニットは、使用者が左右それぞれの手で保
    持する二つの保持部を有し、 前記有線伝送手段は、前記二つの保持部のほぼ中央にお
    いて前記第2のユニットに接続されている健康管理指針
    アドバイス装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のユニットは、前記二つの保持
    部間に配置され前記有線伝送手段が接続される基部を有
    し、 前記第1のユニットに装着される前記第2のユニットの
    基部は、前記開口部側に突出する形状を有する請求項1
    に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のユニットに対する前記第2の
    ユニットの着脱動作時及び使用時を通じて、 前記有線伝送手段の周方向及び延長方向の少なくともい
    ずれかにおける前記第1のユニットと前記第2のユニッ
    トの相互の姿勢が一定の関係に保持される請求項1又は
    2に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  4. 【請求項4】 前記有線伝送手段は螺旋状に巻回された
    巻き部を有し、 前記荷重支持手段が上方を向くように設置された前記第
    1のユニットに前記第2のユニットを装着する状態にお
    ける該第2のユニット側の端部近傍において、前記有線
    伝送手段の前記巻き部の螺旋の中心が少なくとも前記第
    2のユニット側の端部よりも下方に位置する請求項1乃
    至3のいずれかに記載の健康管理指針アドバイス装置。
  5. 【請求項5】 前記有線伝送手段は、前記第1のユニッ
    ト側の端部に、曲げに対する弾性を有し直線状に延びる
    直線部を有する請求項1乃至4のいずれかに記載の健康
    管理指針アドバイス装置。
  6. 【請求項6】 前記有線伝送手段の第1のユニット側の
    端部は前記開口部の近傍に接続され、前記有線伝送手段
    は第1のユニット側の端部から前記開口部とは反対側に
    延びる請求項1乃至5のいずれかに記載の健康管理指針
    アドバイス装置。
  7. 【請求項7】 前記荷重支持手段が上方に向くように設
    置された第1のユニットは、前記第2のユニットを下方
    から支持する支持手段と、該支持手段との間で前記第2
    のユニットを挟持する挟持手段とを有し、 前記支持手段と挟持手段との間隔は、前記第2のユニッ
    トが取り外される方向に向けて狭くなるように設定され
    ている請求項1乃至6のいずれかに記載の健康管理指針
    アドバイス装置。
  8. 【請求項8】 前記支持手段は前記開口部に臨んで設け
    られ、 前記荷重手段が上方に向くように前記第1のユニットが
    設置された状態で、前記支持手段は前記第2のユニット
    が取り外される方向に向けて上方に傾斜し、前記有線伝
    送手段収納部は前記開口部から内部へと下方に傾斜する
    請求項7に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のユニットは、前記有線伝送手
    段収納部と前記荷重支持手段とは反対側の外部とを連通
    させる孔を有する請求項7又は8に記載の健康管理指針
    アドバイス装置。
  10. 【請求項10】 前記支持手段は、前記第1のユニット
    の前記荷重支持手段とは反対側を覆う外装部材と一体に
    形成されている請求項7乃至9のいずれかに記載の健康
    管理指針アドバイス装置。
  11. 【請求項11】 前記支持手段は、前記有線伝送手段と
    の接触面の摩擦抵抗を低減させる摩擦抵抗低減手段を備
    える請求項7乃至10のいずれかに記載の健康管理指針
    アドバイス装置。
  12. 【請求項12】 前記支持手段は、前記第2のユニット
    の取り外し方向に対して交差し、取り外そうとする前記
    第2のユニットからの力を受ける受け部を有する請求項
    7乃至10のいずれかに記載の健康管理指針アドバイス
    装置。
  13. 【請求項13】 前記荷重支持手段の反対側において接
    地可能に複数個の前記体重センサが配置され、前記有線
    伝送手段収納部は前記複数の体重センサに囲まれた領域
    に設けられている請求項1乃至12のいずれかに記載の
    健康管理指針アドバイス装置。
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