JP3052880B2 - 生体情報測定装置 - Google Patents

生体情報測定装置

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JP3052880B2
JP3052880B2 JP9085948A JP8594897A JP3052880B2 JP 3052880 B2 JP3052880 B2 JP 3052880B2 JP 9085948 A JP9085948 A JP 9085948A JP 8594897 A JP8594897 A JP 8594897A JP 3052880 B2 JP3052880 B2 JP 3052880B2
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隆伸 山内
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4869Determining body composition
    • A61B5/4872Body fat

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば生体インピ
ーダンスや体脂肪率等の生体情報を測定するための生体
情報測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の生体情報測定装置として
の体脂肪計には、体重計そのものに体脂肪率測定機能を
付加し、秤に乗る際に体脂肪率も測定するものがある。
このような体脂肪計は、風呂上りに体重測定を行うのが
一般的であるため、風呂場もしくはその近辺の非常に限
られた狭いスペースに設置される場合が多い。
【0003】しかし、体重計と一体となっているため、
本体そのものが大型であり、また、秤であるため本体を
傾けたり直立させたりして収納・保管することには機能
上好ましくなかった。
【0004】これに対して、よりコンパクトな体脂肪計
として図15,図16に示すような両手で略円柱形状の
グリップ部103,104を握って測定するタイプのも
のがある。
【0005】このような体脂肪計101は、本体部10
2の前面に備えられた電源スイッチ115を用いて各部
に通電し、モードスイッチ117によってデータ呼び出
し又は身長,体重,年令,性別の設定モードを切り替
え、テンキー118によって数値を入力し、確定スイッ
チ119で入力値を確定する。
【0006】身長等の身体特定化情報を入力した後に、
グリップ部103,104をそれぞれ左手及び右手で握
る。グリップ部103,104には、電流印加用電極1
09,110,電圧測定用電極111,112が設けら
れており、測定開始スイッチ116を押すと電流印加用
電極から高周波電流が印加され、この印加電流によって
生じる電位差を検出して、インピーダンスを測定し、イ
ンピーダンス測定値と前記身体特定化情報とに基づいて
体脂肪率を算出し、表示部113に表示する。
【0007】電極109,110,111,112はグ
リップ部103,104の全周面にメッキによって形成
されており、図16(a)(左側面図),図16(b)
(右側面図),図16(c)(背面図)に示すように、
電極109,110の下端部背面側には位置決め用突起
123,124が突設されている。グリップ部103,
104を両手で握る際に人差し指と小径部113,11
4に巻きつけた中指とで位置決め用突起123,124
を挟むことにより、電極109,110,111,11
2と両手の接触状態が安定し、測定の再現性が向上す
る。しかし、このような位置決め用突起123,124
は、突出形成されているので、取扱時に接触しやすく、
メッキが損傷して測定に影響が生じるおそれもある。こ
のため、図15(a)(平面図),図15(c)(底面
図),図16(a),図16(b)に示すようにブリッ
ジ部105,106,107,108を本体部102に
対して装置前方へ湾曲させて、グリップ部103,10
4を本体部102の側方より前方側にずらして形成し、
装置の背面が載置面に対向するように面上に載置する場
合にも位置決め用突起123,124が載置面に接触し
ないようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな形状の体脂肪計101は、直立して設置することが
バランス上難しく、前後方向に厚みを有するため、本棚
の本の隙間等に直立させてコンパクトに収納することが
できなかった。
【0009】これに対して、グリップ部103,104
を本体部102の側方に形成し、装置の前後方向の厚み
を減少させることができる。しかし、位置決め用突起1
23,124が装置本体から突出するため、装置の裏面
が載置面に対向するように面上に載置する場合にガタツ
キが生じてしまう。
【0010】本発明はかかる従来技術の課題を解決する
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、収納性に優れた生体情報測定装置を提供することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、少なくともいずれか一方の手で保持す
るための保持部を有し、該保持部に、手から生体信号を
検出するための検出手段と、保持時の手の位置決めのた
めの位置決め用突起と、を備え、前記生体信号に基づき
生体情報を測定する生体情報測定装置であって、該装置
本体を載置面から離間させて支持するための支持部を有
する生体情報測定装置において、前記支持部のうち少な
くともいずれか一つの支持部が前記位置決め用突起によ
って形成されていることを特徴とする。
【0012】保持部を保持し、保持部に設けられた検出
手段から生体信号を検出する場合には、測定の再現性を
確保するためには、保持部を保持する手と検出手段との
位置関係を一定に規制するために位置決め用突起を設け
ることが望ましい。
【0013】このような位置決め用突起が装置本体を載
置面から離間させるための支持部を形成していれば、装
置がガタつくことがなく、安定的に支持することができ
る。
【0014】また、位置決め用突起が装置本体から突出
しても安定的に支持することができるので、位置決め用
突起が載置面に接触しないように載置面から後退させる
構成とする必要がない。従って、位置決め用突起方向に
装置全体を幅薄とすることができる。すなわち、位置決
め用突起によって高再現性を有しながらコンパクトで収
納性に優れた生体情報測定装置を提供することができ
る。
【0015】ここで、支持部は、位置決め用突起のみで
構成してもよいし、位置決め用突起と位置決めの機能を
有さない支持部とにより構成してもよい。
【0016】生体情報測定装置は、生体情報を測定する
のみではなく、測定した生体情報を表示するための表示
部を有するものであってもよい。また、生体情報には検
出手段によって直接測定される一次的な生体情報のみで
はなく、検出手段によって検出された生体信号に所定の
演算・処理を施すことにより得られる高次生体情報も含
まれる。生体情報としては、例えば、体脂肪率,体脂肪
量,心拍数,血圧等がある。
【0017】保持部は、片手で保持するものでもよい
し、両手で保持するものでもよい。
【0018】第2の発明は、第1の発明において、前記
支持部のうち少なくともいずれか一つの支持部をゴム状
弾性体にて形成したことを特徴とする。
【0019】このように支持部をゴム状弾性体で形成す
れば、装置を載置する際の衝撃が緩和され、装置及び載
置面の損傷を防止することができる。また、載置面との
間での摩擦係数が大きくなるので、すべりを防止するこ
ともできる。
【0020】また、少なくともいずれか一方の手で保持
するための保持部を有し、該保持部に、手から生体信号
を検出するための検出手段を設け、前記生体信号に基づ
き生体情報を測定する生体情報測定装置であって、前記
保持部を保持する際の掌の幅方向と平行となる方向とし
て定義される前記生体情報測定装置の保持軸に、略平行
となる装置前面及び装置背面を有する生体情報測定装置
において、該生体情報測定装置本体を自立可能に支持す
る支持部を装置側縁部に設けるようにしてもよい
【0021】保持部を保持し、保持部に設けられた検出
手段から生体信号を検出する構成では、保持部を保持す
る手と検出手段との位置関係を安定させるために、手と
保持部との接触面積は広い方が望ましい。このように手
と保持部との接触面積を確保しようとすると、装置を保
持する際に掌の幅方向に対応する方向の寸法が装置寸法
を決定する大きな要因となる。従って、掌の幅方向で定
義される保持軸に直交する方向に薄肉とすることによっ
て、測定の高再現性を維持しながら装置をコンパクト化
することが可能となる。このような構成では、保持軸方
向の幅に比して、保持軸に略平行な装置前面・背面間の
幅は小さくなる。
【0022】装置前面・背面間に形成される側縁部に装
置本体を自立可能に支持する支持部を設ければ、短手方
向である装置前面・背面を自立させることにより幅の狭
い隙間にも収納することができるので、収納性が向上す
る。また、短手方向に並べて載置することができるの
で、組み立て程,運搬過程においても占有スペースを
削減することができる。
【0023】ここで、掌の幅方向とは、ほぼ人差し指の
付け根と小指の付け根とを結ぶ方向である。
【0024】また、上記発明において、前記検出手段と
して、電流を印加するための電流印加用電極対と該印加
電流によって生体に生じる電位差を検出するための電圧
測定用電極対とを備え、生体情報として生体インピーダ
ンスを測定するようにしてもよい
【0025】このようにすれば、高再現性を有するとと
もに収納性に優れた生体インピーダンス測定装置を提供
することができる。
【0026】また、上記発明において、前記生体インピ
ーダンスに基づき、体脂肪率及び体脂肪量の少なくとも
いずれか一方が測定可能であるようにしてもよい。この
ようにすれば、高再現性を有するとともに収納性に優れ
た体脂肪率測定装置又は体脂肪量測定装置を提供するこ
とができる。
【0027】また、手で握るためのグリップ部と、該グ
リップ部の軸線方向に略平行な装置前面及び装置背面と
の間に形成された装置本体部と、電流を印加するための
電流印加用電極対と、該印加電流によって生体に生じる
電位差を検出するための電圧測定用電極対と、を備え、
前記電流印加用電極対と電圧測定用電極対とによって生
体インピーダンスを測定し、前記生体インピーダンスに
基づき、体脂肪率及び体脂肪量の少なくともいずれか一
方が算出可能な生体情報測定装置において、前記グリッ
プ部に、電流を印加するための電流印加用電極対及び該
印加電流によって生体に生じる電位差を検出するための
電圧測定用電極対の少なくともいずれか一方を備え、前
記生体情報測定装置本体を自立可能に支持する支持部を
装置側縁部に設けるようにしてもよい。電流印加用電極
対及び電圧測定用電極対の少なくともいずれか一方をグ
リップ部に備え、このグリップ部を握って生体インピー
ダンスを測定する構成では、グリップ部を握る手と電流
印加用電極対又は電圧測定用電極対との位置関係を安定
させるために、手とグリップ部との接触面積は広い方が
望ましい。このように手とグリップ部との接触面積を確
保しようとすると、グリップ部の軸線方向の寸法が装置
寸法を決定する大きな要因となる。従って、グリップ部
の軸線方向に直交する方向に薄肉とすることによって、
測定の高再現性を維持しながら装置をコンパクト化する
ことが可能となる。このような構成では、グリップ部の
軸線方向の幅に比して、軸線に略平行な装置前面・背面
間の幅は小さくなる。装置前面・背面間に形成される側
縁部に装置本体を自立可能に支持する支持部を設けれ
ば、短手方向である装置前面・背面を自立させることに
より幅の狭い隙間にも収納することができるので、収
性が向上する。また、短手方向に並べて載置することが
できるので、組み立て程,運搬過程においても占有ス
ペースを削減することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて説明する。
【0029】(第1の実施形態)図1に本発明の第1の
実施形態に係る生体情報計測装置としての体脂肪計を示
す。図1に示すように、体脂肪計1は、中央に本体部
2,本体部2の左右両側にグリップ部3,4を有し、本
体部2とグリップ部3,4の上端及び下端がブリッジ部
5,6,7,8によって接合されている。
【0030】略円柱形状のグリップ部3,4の上側前面
には電流印加用電極9,10が設けられ、下側前面には
電圧測定用電極11,12が設けられており、電流印加
用電極9,10と電圧測定用電極11,12との間には
それぞれ若干くびれた小径部13,14が設けられてい
る。電極9,10,11,12はCrメッキ等で形成さ
れているが、小径部13,14はポリカーボネイト・A
BS等の樹脂で成形された筐体表面が露出している。
【0031】本体部2の前面の上部にはLCDによって
入力値,測定状態,測定値等の種々の情報を表示する表
示部13を配置している。表示部13の下方には、電源
スイッチ15,測定開始を指示する測定スイッチ16,
測定に必要な入力情報の項目設定を切り替える設定スイ
ッチ17,入力すべき数値を段階的に増加させるUPボ
タン18,入力すべき数値を段階的に減少させるDOW
Nボタン19が設けられている。
【0032】以下、体脂肪計1の内部構成を示す図2を
参照しながら、体脂肪計1の測定方法について説明す
る。
【0033】まず、電源スイッチ15を押すと、電源部
20から装置各部に電力が供給される。
【0034】表示部13に表示される案内に従って、身
長,体重,年齢,性別等の測定に必要な身体特定化情報
を設定スイッチ17,UPボタン18及びDOWNボタ
ン19からなる入力部21から入力する。このとき、各
入力項目の切り替えを設定スイッチ17によって行い、
表示部13に表示された数値をUPボタン18,DOW
Nボタン19によって増減させる。また、UPボタン1
8,DOWNボタン19によって、表示部13に表示さ
れた情報を選択することもできる。入力情報の確定は設
定スイッチ17によって行うことができる。
【0035】身体特定化情報の入力が完了すれば、装置
前面からグリップ部3,4をそれぞれ左手,右手で握
る。図3(a)にグリップ部3を左手で握った状態を左
側面からみた図を示す。グリップ部3,4の前面側にの
み電極が設けられているので、両手の親指と人差し指と
の股の部分を電流印加用電極9,10に接触させ、両手
の薬指及び小指の下方の掌部分を電圧測定用電極11,
12に接触させる。グリップ部3,4の背面側は樹脂製
の筐体表面が露出している。
【0036】図3に示すようにグリップ部3,4の電流
印加用電極9,10のほぼ下端の背面側には周方向に形
成され略円弧状に突出する位置決め用突起23,24が
設けられており、人差し指と小径部13,14に巻きつ
けられた中指との間でこの位置決め用突起23,24を
挟んで位置決めができるようになっている。位置決めを
することにより、測定の再現性が向上するので、より正
確な測定が可能となる。本実施形態では、装置本体の保
持軸はグリップ部3,4の軸線方向に形成される。
【0037】このように位置決めを行い、直立姿勢で両
腕を真直ぐ前方へ伸ばし、体脂肪計1本体を体の正面に
保持し、測定スイッチ16を押すと測定が行われる。
【0038】電流印加用電極9,10から高周波電流が
印加され、この印加電流によって生じる電位差を電圧測
定用電極11,12から取り出す。取り出された信号は
演算・制御部22に取り込まれ、所定のプログラムに従
って処理されインピーダンスが算出される。このインピ
ーダンス測定値と先に入力した身体特定化情報を所定の
プログラムに従って演算・処理し体脂肪率,体脂肪量を
算出する。
【0039】測定中には表示部13に測定進行状況が表
示され、所定時間の後、体脂肪率等の測定結果が表示部
13に表示される。
【0040】本実施形態に係る体脂肪計1は図1(正面
図),図4(a)(平面図),図4(b)(底面図),
図4(c)(右側面図)に示すように、全体が略直方体
をなし、グリップ部3,4は装置本体の前面1a・背面
1bに沿って側方へ延びるブリッジ部5,6,7,8に
よって接合されている。装置本体はグリップ部3,4の
軸線方向である保持軸に平行な前面1と背面1bとの間
に形成されており、前面1aと背面1bとの間の厚みが
従来の体脂肪計に比して薄くなっているので、幅の狭い
隙間にも簡単に収納できる。
【0041】グリップ部3,4が本体部2のほぼ側方に
形成されているため、図4(a)(平面図),図4
(b)(底面図),図4(c)(右側面図)に示すよう
に、位置決め用突起23,24は本体部2の背面よりも
突出している。このように位置決め用突起23,24の
みが背面側に突出していると、体脂肪計1を背面が載置
面に対向するように面上に載置した場合に位置決め用突
起23,24が載置面に接触してガタツキが生じてしま
う。位置決め用突起23,24を除去することは測定の
精度の点から望ましくないので、位置決め用突起23,
24とともに装置全体を載置面から離間させて安定的に
支持するために支持部として背面側に突出する突起2
5,26,27を設けている。本実施形態では、グリッ
プ部3,4の下方のブリッジ部7,8との接合部分にブ
リッジ部7,8とほぼ平行な略円弧状の突起25,26
を設け、本体部2背面の電池収納部の蓋28上に装置長
手方向に形成された略円弧形状の突起27が設けられて
いる。
【0042】位置決め用突起23,24,突起25,2
6,27の頂部は同一平面上に位置するように形成され
ており、図5に示すように背面1bが載置面30に対向
するように体脂肪計1を載置面上に載置した場合に装置
全体を安定的に支持することができる。
【0043】ブリッジ部7,8は、本体部2の下方両側
端部から若干下方に突出した後に屈曲して装置長手方向
に直線状に形成されてグリップ部3,4の下端部に接合
している(図1参照)。ブリッジ部7,8の底部7a,
8a及びグリップ部3,4の底部3a,4aは前後方向
に湾曲している。グリップ部3,4の底部3a,4aの
ほぼ中央部には、平坦な底面31a,32aを有する脚
部31,32が設けられている。脚部31,32の底面
31a,32aはブリッジ部7,8の底部7a,8aの
湾曲部の頂部7b,8b及びグリップ部3,4の底部3
a,4aの湾曲部の頂部3b,4bと同一平面上にあ
る。また、頂部3b,4b,7b,8bを連ねた線は装
置の長手方向の直線をなすのに対して、脚部31,32
はこの直線に直交する装置の前後方向に形成されてい
る。
【0044】図6に示すように体脂肪計1を表示部13
及びグリップ部3,4がほぼ直立するように載置面30
上に載置した場合にはブリッジ部7,8の底部7a,8
aの湾曲部の頂部7b,8b及びグリップ部3,4の底
部3a,4aの湾曲部の頂部3b,4b並びに脚部3
1,32の底面31a,32aが載置面に接することと
なるので、装置全体を安定的に支持することができる。
【0045】このように装置の側縁部である底部に設け
られた支持部としてのブリッジ部7,8の底部7a,8
aの湾曲部の頂部7b,8b及びグリップ部3,4の底
部3a,4aの湾曲部の頂部3b,4b並びに脚部3
1,32によって装置全体を直立させて安定的に支持す
ることができるので、本棚の本の隙間等の狭い空間にも
安定的に収納できる。
【0046】また、組み立て工程や運搬過程において
も、直立して載置できると占有スペースを削減すること
ができる。
【0047】(第2の実施形態)図7に本発明の第2の
実施形態に係る生体情報計測装置としての体脂肪計41
を示す。体脂肪計41の内部構造及び測定方法は第1の
実施形態と同様であるので説明を省略し、第1の実施形
態と同様の構成を有する部分については同様の符号を付
して説明を省略する。
【0048】体脂肪計41には、第1の実施形態と同様
にブリッジ部7,8の両端部に略円弧状の突起25,2
6が設けられているが、本実施形態では背面の電池収納
部の蓋28上の突起は設けられていない。
【0049】体脂肪計41のグリップ部3,4の底部3
a,4aに平坦な底面42a,43aを有する脚部4
2,43が設けられているが、脚部42,43はブリッ
ジ部7,8の底面よりも若干突出している。また、本体
部2の底部に略矩形の平坦な底面44aを有する脚部4
4が突設されている。底面42a,43a,44aは同
一平面上に形成されており、体脂肪計41を面上に直立
して載置した場合には底面42a,43a,44aが載
置面に接触し、脚部42,43,44によって装置全体
が安定的に支持されることとなる。
【0050】このように装置の側縁部である底部に設け
た支持部としての脚部42,43,44によって装置全
体を直立させて安定的に支持することができるので、本
棚の本の隙間等の狭い空間にも安定的に収納できる。
【0051】また、組み立て工程や運送過程において
も、直立して載置できると占有体積が小さいため収納性
が向上して、保管のためのスペースを削減することがで
きる。
【0052】(第3の実施形態)図8に本発明の第3の
実施形態に係る生体情報計測装置としての体脂肪計51
を示す。体脂肪計51の内部構造及び測定方法は第1の
実施形態と同様であるので説明を省略し、第1の実施形
態と同様の構成を有する部分については同様の符号を付
して説明を省略する。
【0053】体脂肪計51においても、第1の実施形態
と同様にブリッジ部7,8の両端部に略円弧状の突起2
5,26が設けられているが、背面の電池収納部の蓋2
8上の突起は設けられていない。
【0054】体脂肪計51のグリップ部3,4の底部3
a,4aには若干突出した平坦な底面52a,53aを
有する脚部52,53が設けられている。脚部52,5
3は装置の前後方向に形成されているが、本体部2の底
部及びブリッジ部7,8の底部にわたって装置の長手方
向に連続的に形成された中間脚部54によって脚部5
2,53間が連結されている。中間脚部54の平坦な底
面54aは脚部53,54の底面53a,54aと同一
面を形成しており、体脂肪計51を面上に直立して載置
した場合には底面52a,53a,54aが載置面に接
触し、脚部52,53,中間脚部54によって装置全体
が安定的に支持されることとなる。
【0055】このように装置の側縁部である底部に設け
た支持部としての脚部52,53及び中間脚部54によ
って装置全体を直立させて安定的に支持することができ
るので、本棚の本の隙間等の狭い空間にも安定的に収納
できる。
【0056】また、組み立て工程や運送過程において
も、直立して載置できると占有体積が小さいため収納性
が向上して、保管のためのスペースを削減することがで
きる。
【0057】(第4の実施形態)図9及び図10に本発
明の第4の実施形態に係る生体情報計測装置としての体
脂肪計61を示す。体脂肪計61の内部構造及び測定方
法は第1の実施形態と同様であるので説明を省略し、第
1の実施形態と同様の構成を有する部分については同様
の符号を付して説明を省略する。
【0058】体脂肪計61においても、図10(c)に
示すように第1の実施形態と同様にブリッジ部7,8の
両端部に略円弧状の突起25,26が設けられている
が、背面の電池収納部の蓋28上の突起は設けられてい
ない。
【0059】図10(a),図10(b)に示すように
体脂肪計61の電流印加用電極9,10の上端に接する
グリップ部3,4の筐体前面の縁部に装置前方へ突出す
る突起62,63が形成されている。突起62,63
は、図9(a)に示すように前方端部62a,63aが
平坦な略台形状をなす。また、図10(a),図10
(b)に示すように、電圧測定用電極11,12の下端
に接するグリップ部3,4の筐体前面の縁部にも装置前
方へ突出する突起64,65が形成されている。突起6
4,65は、図9(c)に示すように前方端部64a,
65aが平坦な略台形状をなす。突起62,63,6
4,65はいずれも装置本体前面から若干突出してお
り、突起62,63,64,65の前方端部62a,6
3a,64a,65aは同一平面上に配置される。従っ
て、体脂肪計61を装置前面が載置面に対向するように
載置した場合には、突起62,63,64,65の前方
端部62a,63a,64a,65aが設置面に接触
し、突起62,63,64,65によって装置全体が安
定的に支持されることとなる。
【0060】このように装置の前面側にも突起62,6
3,64,65を設ければ、電池の装脱等のために装置
前面を載置面に対向させて面上に載置した場合でも、表
示部13,各種スイッチや電極9,10,11,12が
載置面に接触して損傷することがない。
【0061】(第5の実施形態)図11に本発明の第5
の実施形態に係る生体情報計測装置としての体脂肪計7
1を示す。体脂肪計71の内部構造及び測定方法は第1
の実施形態と同様であるので説明を省略し、第1の実施
形態と同様の構成を有する部分については同様の符号を
付して説明を省略する。
【0062】体脂肪計71においても、第1の実施形態
と同様に位置決め用突起72,73及びブリッジ部7,
8の両端部の略円弧状の突起74,75が設けられてい
るが、背面の電池収納部の蓋28上の突起は省略されて
いる。
【0063】体脂肪計71の位置決め用突起72,7
3,突起74,75,脚部77,78は、対応する第1
の実施形態に係る体脂肪計71の位置決め用突起72,
73,突起74,75,脚部76,77と同一形状であ
るが、本実施形態では硬質ゴム等のゴム状弾性体からな
る別部材で形成している。位置決め用突起72,73,
突起74,75,脚部77,78自体をゴム状弾性体で
形成してよいし、ゴム状弾性体で被覆するようにしても
よい。
【0064】このように位置決め用突起72,73,突
起74,75,脚部76,77を硬質ゴム等の弾性体で
形成すれば、載置時の衝撃が吸収・緩和されるので、装
置も載置面も損傷を生じることがない。
【0065】(第6の実施形態)図12に本発明の第6
の実施形態に係る生体情報測定装置としての脈波計81
を示す。
【0066】脈波計81は、略直方体形状の本体部82
と略円柱形状のグリップ部83とからなり、本体部82
とグリップ部83の両端部がブリッジ部84,85によ
って接合されている。
【0067】本体部82の前面には、LCDからなる表
示部86,電源スイッチ87が設けられている。表示部
13には心拍数等の測定値が表示される。また、本体部
2の前面の長手方向端部には、半球状の突起88,89
が設けられている。本体部2の背面の電池蓋96内には
電池収納部が設けられている(図14(b)参照)。
【0068】保持部としてのグリップ部83には、周方
向に形成された略円弧状の突起からなる位置決め用突起
90が設けられており、位置決め用突起90の軸方向近
傍にセンサー部91が設けられている。
【0069】図12(b)に示すように突起88,89
と位置決め用突起90の前方端部88a,89a,90
aは同一平面上に位置しており、装置前面を載置面に対
向するように載置した場合には、突起88,89及び位
置決め用突起90によって装置全体を載置面から離間さ
せて安定的に支持される。
【0070】以下、脈波計81の内部構造の概略を示す
図13を参照しながら、測定方法を説明する。
【0071】電源スイッチ87を押すと電源部92から
装置各部に電力が供給される。検出手段としてのセンサ
ー部91は筐体表面に開口を有する凹部内に設置された
投光部93及び受光部94とからなる。
【0072】図14(a),図14(b)に示すよう
に、位置決め用突起90を人差し指と中指とで挟むよう
にして左手でグリップ部83を握る。この時、センサー
部91の開口を覆う人差し指の皮膚表面に投光部93か
ら光を照射し、反射光を受光部94で検出し、受光部9
4からの検出信号を計測・演算制御部95に取り込み、
所定のプログラムに従って脈波を測定し、脈波から心拍
数を算出する。
【0073】所定時間後に心拍数等の測定結果を表示部
13に表示する。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、位置決め用突起が装置本体から突出しても、装置が
ガタつくことがなく、安定的に支持することができる。
【0075】また、位置決め用突起が載置面に接触しな
いように載置面から後退させる構成とする必要がないの
で、位置決め用突起方向に装置全体を幅薄とすることが
でき、位置決め用突起によって高再現性を有しながらコ
ンパクトな生体情報測定装置を提供することができる。
【0076】第2の発明によれば、支持部をゴム状弾性
体で形成しているので、装置を載置する際の衝撃が緩和
され、装置及び載置面の損傷を防止することができる。
また、載置面との間での摩擦係数が大きくなるので、す
べりを防止することもできる。
【0077】
【0078】
【0079】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施形態に係る体脂肪計
の正面図である。
【図2】図2は本発明の第1の実施形態に係る体脂肪計
の内部構造の概略を示すブロック図である。
【図3】図3(a)は本発明の第1の実施形態に係る体
脂肪計の測定時の状態を示す左側面図である。図3
(b)は同背面図である。
【図4】図4(a)は本発明の第1の実施形態に係る体
脂肪計の平面図である。図4(b)は同底面図である。
図4(c)は同右側面図である。
【図5】図5は本発明の第1の実施形態に係る体脂肪計
を背面側が載置面に対向するように載置した状態を示す
図である。
【図6】図6は本発明の第1の実施形態に係る体脂肪計
を直立させて載置した状態を示す図である。
【図7】図7(a)は本発明の第2の実施形態に係る体
脂肪計の平面図である。図7(b)は同正面図である。
図7(c)は同底面図である。
【図8】図8(a)は本発明の第3の実施形態に係る体
脂肪計の平面図である。図8(b)は同正面図である。
図8(c)は同底面図である。
【図9】図9(a)は本発明の第4の実施形態に係る体
脂肪計の平面図である。図9(b)は同正面図である。
図9(c)は同底面図である。
【図10】図10(a)は本発明の第4の実施形態に係
る体脂肪計の左側面図である。図10(b)は同右側面
図である。図10(c)は同背面図である。
【図11】図11(a)は本発明の第5の実施形態に係
る体脂肪計の左側面図である。図11(b)は同右側面
図である。図11(c)は同背面図である。
【図12】図12(a)は本発明の第6の実施形態に係
る脈波計の正面図である。図12(b)は同平面図であ
る。
【図13】図13は本発明の第6の実施形態に係る脈波
計の内部構造の概略を示すブロック図である。
【図14】図14(a)は本発明の第6の実施形態に係
る脈波計の測定時の状態を示す正面図である。図14
(b)は同背面図である。
【図15】図15(a)は従来技術例に係る体脂肪計の
平面図である。図15(b)は同正面図である。図15
(c)は同底面図である。
【図16】図16(a)は従来技術に係る体脂肪計の左
側面図である。図16(b)は同右側面図である。図1
6(c)は同背面図である。
【符号の説明】
1,41,51,61,71,101 体脂肪計 3,4,103,104 グリップ部 9,10,109,110 電流印加用電極 11,12,111,112 電圧測定用電極 23,24,72,73,123,124位置決め用突
起 25,26,27,62,63,64,65,74,7
5 突起 31,32,44,76,77 脚部 54 中間脚部 81 脈波計 83 グリップ部 88,89 突起 90 位置決め用突起 91 センサー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/04 - 5/053

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともいずれか一方の手で保持する
    ための保持部を有し、 該保持部に、手から生体信号を検出するための検出手段
    と、保持時の手の位置決めのための位置決め用突起と、
    を備え、前記生体信号に基づき生体情報を測定する生体
    情報測定装置であって、 該装置本体を載置面から離間させて支持するための支持
    部を有する生体情報測定装置において、 前記支持部のうち少なくともいずれか一つの支持部が前
    記位置決め用突起によって形成されていることを特徴と
    する生体情報測定装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部のうち少なくともいずれか一
    つの支持部をゴム状弾性体にて形成したことを特徴とす
    る請求項1記載の生体情報測定装置。
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