JP2000023936A - 健康管理指針アドバイス装置 - Google Patents

健康管理指針アドバイス装置

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JP2000023936A
JP2000023936A JP10214920A JP21492098A JP2000023936A JP 2000023936 A JP2000023936 A JP 2000023936A JP 10214920 A JP10214920 A JP 10214920A JP 21492098 A JP21492098 A JP 21492098A JP 2000023936 A JP2000023936 A JP 2000023936A
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impedance
fatigue
health management
index
blood circulation
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JP10214920A
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English (en)
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Yoshihisa Masuo
善久 増尾
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Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/02Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
    • A61B5/026Measuring blood flow
    • A61B5/0295Measuring blood flow using plethysmography, i.e. measuring the variations in the volume of a body part as modified by the circulation of blood therethrough, e.g. impedance plethysmography
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/05Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves 
    • A61B5/053Measuring electrical impedance or conductance of a portion of the body
    • A61B5/0535Impedance plethysmography

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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インピーダンス変動情報を活用して、より有
用性の高い健康管理指針情報を提示できる健康管理指針
アドバイス装置を提供する。 【解決手段】 インピーダンス計測,終了報知の後(ス
テップ1〜7)、今回の計測値の対応するインピーダン
ス日内変動補正認識用分割メモリエリアへの登録,更新
処理を行う(ステップ8)。日内変動補正認識用全分割
メモリデータを呼び出す(ステップ9)。日内変動パタ
ーンから抽出した最大インピーダンス時点を最小疲労度
(最大血行度)とし、最小インピーダンス時点を最大疲
労度(最小血行度)として直線回帰式を抽出する、イン
ピーダンス→疲労度(血行度)変換処理を行う(ステッ
プ11)。直線回帰式から、今回の疲労度(血行度)を
算出する(ステップ12)。疲労度(血行度)レベルを
判別する(ステップ13)。疲労度(血行度)等の表示
処理をし(ステップ14,15)、計測手順を終了す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体のインピーダ
ンスを計測し、この計測値に基づいて種々の健康管理に
有益な指針情報を提供する健康管理指針アドバイス装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の健康管理指針アドバイス
装置としては、図15のように、装置200本体の両側
にそれぞれ略円筒形状の電流印加用電極201,202
と電圧計測用電極203,204を配設したグリップ部
205,206を有するものがあった。本装置では、グ
リップ部205,206を左右両手で握り、電流印加用
電極201,202に親指と人差し指との股の部分を密
接させ、電圧計測用電極203,204に薬指及び小指
下方の掌面を密着させ、電流印加用電極201,202
から印加した高周波電流による身体抵抗電位を電圧計測
用電極203,204によって計測することによりイン
ピーダンスを計測している。キー入力部207を用いて
入力した身長,体重,年令,性別等の身体特定化情報と
このようにして計測したインピーダンスに基づいて生体
インピーダンス法(BIA)等によって体脂肪率,体脂
肪量,除脂肪量,水分量,基礎代謝量等の健康管理指針
情報を推定していた。
【0003】このような電極構成により、図16に示す
ように、手の甲の人差し指と中指の付け根付近に電流印
加用電極208を、手首甲部に電圧計測用電極209を
それぞれ装着し(図16(a)参照)、足の甲の指先側
に電流印加用電極電極210を、足の甲の足首付近に電
圧計測用電極211をそれぞれ装着し(図16(b)参
照)、仰臥して計測する従来の基本測定法(図16
(c)参照)と同等の高精度かつ高再現性を有するイン
ピーダンス計測を小型,軽量かつ安価な健康管理指針ア
ドバイス装置で行うことが可能となった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、体脂肪
率等の推定に使用するインピーダンス値は、さまざまな
生理的要因や環境要因により変化するため、推定される
体脂肪率値等も変化してしまう。
【0005】このような要因のうち、特に、生理的要因
の影響が大きく、被検者個々のライフスタイル等による
インピーダンス値の日内変動が認められる。図17にイ
ンピーダンス値の一日の内での一般的な変動の例を示
す。
【0006】このようなインピーダンスの日内変動を生
じる生理的要因として例えば、以下のようなものがあ
る。 末梢血管の拡張収縮によるインピーダンス変化…こ
のような末梢血管の拡張収縮は、体温のサーカディアン
リズム等の変化、外気温、自律神経系(交感神経系と副
交感神経系の活性化バランス)の影響や疲労による血行
不良に基づいて生じる。 細胞外液(特にリンパ液等)の移動による影響…一
日立ちっぱなしの時など、足部にむくみ(浮腫)が生ず
る等の症状が現れる。
【0007】上述のような要因によるインピーダンスの
日内変動があると、ダイエット時などに、体脂肪率等を
トレンドデータで日々の管理をしようとする場合に、安
定した値を収集するための障害となるため、補正すべき
ものであるとは認識されていたが、積極的には活用され
ていなかった。
【0008】本発明は、かかる従来技術の課題を解決す
るためになされたものであってその目的とするところ
は、インピーダンス変動情報を活用して、より有用性の
高い健康管理への指針情報を提示できる健康管理指針ア
ドバイス装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、被検者の身体のインピーダンスを計測
するインピーダンス計測手段と、インピーダンス計測値
に基づいて健康管理指針情報を算出する演算手段とを備
えた健康管理指針アドバイス装置において、前記インピ
ーダンスの計測値を血行状態を示す血行状態指標に変換
するインピーダンス・血行状態変換手段を備えたことを
特徴とする。
【0010】血液は他の組織に比べて抵抗が小さいた
め、末梢血管の拡張収縮による血行状態の変化によって
計測対象部位のインピーダンス値も変化する。従って、
インピーダンス計測値を血行状態を示す血行状態指標に
変換することによって、血行状態を検知することが可能
となるので、インピーダンス変動情報を活用して、より
有用性の高い健康管理指針情報を得ることができる。
【0011】インピーダンス・血行状態変換手段は、イ
ンピーダンス計測値以外の指標を変数として取り込むよ
うなものでもよい。
【0012】また、インピーダンス計測手段を備えるこ
となく、外部測定装置等からインピーダンス計測値を取
得したり、使用者が入力したりするようにしてもよい。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、前記
インピーダンス・血行状態変換手段は、前記インピーダ
ンス計測値に基づいてインピーダンスの周期性変動パタ
ーンを認識するインピーダンス周期性変動パターン認識
手段と、前記認識されたインピーダンス周期性変動パタ
ーンに基づいてインピーダンス値を血行状態指標に変換
する変換式を抽出する変換式抽出手段と、前記抽出され
た変換式によって血行状態指標を算出する血行状態指標
算出手段を備えたことを特徴とする。
【0014】このように被検者のライフスタイルを反映
するインピーダンスの日内変動等の周期性変動パターン
に基づいて変換式を抽出すれば、被検者のライフスタイ
ルに応じた血行状態検知が可能となる。また、学習認識
機能を有する周期性変動パターン認識手段によって認識
されるインピーダンス変動パターンに基づいて変換式の
抽出を行うことにより、データの蓄積に伴い、被検者の
ライフスタイルに応じた血行状態検知をより高精度で行
うことができる。
【0015】変動周期は1日,1週あるいはより長期の
もの等被検者のライフスタイルに応じて適宜選択すれば
よい。
【0016】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記血行状態指標を表示する血行状態指標表示手段
を備えたことを特徴とする。
【0017】このようにすれば、被検者が血行状態を直
接かつ容易に把握することができる。この表示は、血行
状態指標を数値化して表示するだけでなく、複数段階に
レベル分けして表示したり、グラフィックで表示するよ
うにしてもよい。また、血行状態の変化を時系列で表示
するようにしてもよく、表示方法をこれらに限られな
い。
【0018】第4の発明は、前記被検者の身体のインピ
ーダンスを計測するインピーダンス計測手段と、インピ
ーダンス計測値に基づいて健康管理指針情報を算出する
演算手段とを備えた健康管理指針アドバイス装置におい
て、末梢血管の拡張収縮に基づくインピーダンス値の変
化を疲労状態を示す疲労状態指標の変化に変換するイン
ピーダンス・疲労状態変換手段を備えたことを特徴とす
る。
【0019】疲労は肩こりのような末梢血管の拡張収縮
変化として現れ、この末梢血管の拡張収縮によってイン
ピーダンスは変化するのであるから、末梢血管の拡張収
縮に基づくインピーダンス値の変化を計測することによ
って、疲労状態を検知することが可能となる。すなわ
ち、インピーダンスの変動情報を活用して疲労状態指標
という有用な健康管理指針情報を得ることができる。
【0020】第5の発明は、第4の発明において、前記
疲労状態指標を表示する疲労状態指標表示手段を備えた
ことを特徴とする。
【0021】このようにすれば、被検者が疲労状態を直
接かつ容易に把握することができる。この表示は、疲労
状態指標を数値化して表示するだけでなく、複数段階に
レベル分けして表示したり、グラフィックで表示するよ
うにしてもよい。また、疲労状態の変化を時系列で表示
するようにしてもよく、表示方法をこれらに限られな
い。
【0022】第6の発明は、被検者の身体のインピーダ
ンスを計測するインピーダンス計測手段と、インピーダ
ンス計測値に基づいて健康管理指針情報を算出する演算
手段とを備えた健康管理指針アドバイス装置において、
前記インピーダンス計測値に基づいてインピーダンスの
周期性変動パターンを認識するインピーダンス周期性変
動パターン認識手段と、前記インピーダンスの周期性変
動パターンに基づいてエネルギー代謝量の周期性変動パ
ターンを認識するエネルギー代謝周期性変動パターン認
識手段と、前記認識されたエネルギー代謝周期性変動パ
ターンに基づいてエネルギー代謝量を疲労状態指標に変
換する変換式を抽出する変換式抽出手段と、前記抽出さ
れた変換式によって疲労状態指標を算出する疲労状態指
標算出手段を備えたことを特徴とする。
【0023】同じ出願人による特願平9−367326
号に記載されているようにインピーダンス計測値をエネ
ルギー代謝量に変換することができるので、ヒトのイン
ピーダンスの日内変動等の周期性変動パターンに基づい
てエネルギー代謝の周期性変動パターンを取得すること
ができる。生体におけるエネルギー代謝の状態を示すエ
ネルギー代謝量は、1日等の変動周期内の生活上の各行
為,各時点によって変化し共通の変動パターンを示すの
で、エネルギー代謝量の変動パターンに基づいて変換式
を抽出し、疲労状態を検知するようにすれば、ライフス
タイルに応じた疲労状態の検知が可能となる。また、学
習認識機能を有する周期性変動パターン認識手段によっ
て認識されるインピーダンス変動パターンに基づいて変
換式の抽出を行うことにより、データの蓄積に伴い、被
検者のライフスタイルに応じた疲労状態検知をより高精
度で行うことができる。
【0024】第7の発明は、第6の発明において、前記
エネルギー代謝周期性変動パターン認識手段によって認
識されたエネルギー代謝量の周期性変動パターンに基づ
いて、疲労状態指標算出を行うか否かを判定するパター
ン条件判定手段を備えたことを特徴とする。
【0025】エネルギー代謝量は1日等の変動周期内の
生活上の各行為,各時点によって共通の変動パターンを
示し、疲労状態は一般にこのような生活上の各行為を経
ることによって生じるものであるから、ある時点までは
疲労していない等の理由により疲労状態指標を算出する
必要が乏しい場合があるので、エネルギー代謝量の周期
性変動パターンに基づいて疲労状態指標算出を行うか否
かを判定することにより、適宜疲労状態指標算出処理を
省略することができ、効率的な計測が可能となる。
【0026】第8の発明は、第6又は第7の発明におい
て、環境温度を計測する環境温度計測手段を備え、前記
環境温度計測値に基づいて、疲労状態指標算出を行うか
否かを判定する環境温度条件判定手段を備えたことを特
徴とする。
【0027】環境温度は被検者に生理的影響を及ぼし、
インピーダンス,エネルギー代謝量及び疲労状態指標に
影響を及ぼす可能性があるので、環境温度計測値に基づ
いて疲労状態指標算出を行うか否かを判定することによ
り、高精度の計測が可能な場合疲労状態指標算出を行う
等の処理が可能となり、疲労状態指標算出の精度を確保
して有用な健康管理指針情報を提供することができる。
【0028】第9の発明は、第6乃至第8の発明におい
て、体温を計測する体温計測手段を備え、前記体温計測
値に基づいて、算出された疲労状態指標を補正する疲労
状態指標補正手段を備えたことを特徴とする。
【0029】体温は被検者の生理状態を反映して変動す
るので、インピーダンス,エネルギー代謝量及び疲労状
態指標に影響を及ぼす可能性があるので、体温計測値に
基づいて算出された疲労状態指標を補正することによ
り、より高精度の疲労状態指標算出が可能となる。
【0030】体温計測値に基づく補正は、インピーダン
ス,エネルギー代謝量又は疲労状態指標算出までの中間
的な指標に対して行ってもよい。
【0031】第10の発明は、第6乃至第9の発明にお
いて、前記疲労状態指標を表示する疲労状態指標表示手
段を備えたことを特徴とする。
【0032】このようにすれば、被検者が疲労状態を直
接かつ容易に把握することができる。この表示は、疲労
状態指標を数値化して表示するだけでなく、複数段階に
レベル分けして表示したり、グラフィックで表示するよ
うにしてもよい。また、疲労状態の変化を時系列で表示
するようにしてもよく、表示方法をこれらに限られな
い。
【0033】第11の発明は、被検者の身体のインピー
ダンスを計測するインピーダンス計測手段と、インピー
ダンス計測値に基づいて健康管理指針情報を算出する演
算手段とを備えた健康管理指針アドバイス装置におい
て、前記インピーダンスの計測値を体液量を示す体液量
指標に変換するインピーダンス・体液量指標変換手段を
備えたことを特徴とする。
【0034】細胞外液等の体液は他の組織に比べて抵抗
が小さいため、この体液の移動によって計測対象部位の
インピーダンス値も変化する。従って、インピーダンス
計測値を体液の量的状態を示す体液量指標に変換するこ
とによって、体液の移動を検知することが可能となるの
で、インピーダンス変動情報を活用して、より有用性の
高い健康管理指針情報を得ることができる。
【0035】インピーダンス・体液指標変換手段は、イ
ンピーダンス計測値以外の指標を変数として取り込むよ
うなものでもよい。
【0036】また、インピーダンス計測手段を備えるこ
となく、外部測定装置等からインピーダンス計測値を取
得したり、使用者が入力したりするようにしてもよい。
【0037】第12の発明は、第11の発明において、
前記インピーダンス・体液量指標変換手段は、前記イン
ピーダンス計測値に基づいてインピーダンスの周期性変
動パターンを認識するインピーダンス周期性変動パター
ン認識手段と、前記認識されたインピーダンス周期性変
動パターンに基づいてインピーダンス値を体液量指標に
変換する変換式を抽出する変換式抽出手段と、前記抽出
された変換式によって体液量指標を算出する体液量指標
算出手段を備えたことを特徴とする。
【0038】このように被検者のライフスタイルを反映
するインピーダンスの日内変動等の周期性変動パターン
に基づいて変換式を抽出すれば、被検者のライフスタイ
ルに応じた体液量状態検知が可能となる。また、学習認
識機能を有する周期性変動パターン認識手段によって認
識されるインピーダンス変動パターンに基づいて変換式
の抽出を行うことにより、データの蓄積に伴い、被検者
のライフスタイルに応じた体液量状態検知をより高精度
で行うことができる。
【0039】変動周期は1日,1週等被検者のライフス
タイルに応じて適宜選択すればよい。
【0040】第13の発明は、第11又は第12の発明
において、前記体液量指標を表示する体液量指標表示手
段を備えたことを特徴とする。
【0041】このようにすれば、被検者が体液量状態を
直接かつ容易に把握することができる。この表示は、体
液量状態指標を数値化して表示するだけでなく、複数段
階にレベル分けして表示したり、グラフィックで表示す
るようにしてもよい。また、体液量状態の変化を時系列
で表示するようにしてもよく、表示方法をこれらに限ら
れない。
【0042】第14の発明は、被検者の身体のインピー
ダンスを計測するインピーダンス計測手段と、インピー
ダンス計測値に基づいて健康管理指針情報を算出する演
算手段とを備えた健康管理指針アドバイス装置におい
て、体液の移動に基づくインピーダンス値の変化を疲労
状態を示す疲労状態指標の変化に変換するインピーダン
ス・疲労状態変換手段を備えたことを特徴とする。
【0043】疲労は足部のむくみのような体液(リンパ
液)の移動として現れ、この体液の移動によってインピ
ーダンスは変化するのであるから、体液の移動に基づく
インピーダンス値の変化を計測することによって、疲労
状態を検知することが可能となる。すなわち、インピー
ダンスの変動情報を活用して疲労状態指標という有用な
健康管理指針情報を得ることができる。
【0044】第15の発明は、第14の発明において、
前記疲労状態指標を表示する疲労状態指標表示手段を備
えたことを特徴とする。
【0045】このようにすれば、被検者が疲労状態を直
接かつ容易に把握することができる。この表示は、疲労
状態指標を数値化して表示するだけでなく、複数段階に
レベル分けして表示したり、グラフィックで表示するよ
うにしてもよい。また、疲労状態の変化を時系列で表示
するようにしてもよく、表示方法をこれらに限られな
い。
【0046】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1に本発明
の第1の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置1
を示す。
【0047】本装置1は、主として、本体装置2とフッ
ト電極部3と本体装置2・フット電極部3間を接続する
ケーブル4とからなる。
【0048】本体装置2は、主として略直方体形状の本
体部5、その左右両側に平行に設けられた略円柱状のグ
リップ部6,7、本体部5とグリップ部6,7とに跨が
るブリッジ部8,9からなる。
【0049】本体部5の前面には、表示手段としての表
示部10及び身体特定化情報や操作情報を入力するため
のキー入力部11が設けられ、ブリッジ部8の前面には
電源スイッチ12が設けられている。
【0050】グリップ部6,7には、それぞれ電流印加
用電極13,14及び電圧計測用電極15,16が設け
られている。
【0051】フット電極部3は、略直方体平板状のシー
ト材部17上に、ほぼ足の外形をなす左足用位置決め部
18及び右足用位置決め部19とが設けられ、両足位置
決め部18,19の指側に略半円形状の電流印加用電極
20,21,踵側に逆向きの略半円形状の電圧計測用電
極22,23が設けられており、両足位置決め部18,
19に沿って両足を載置すると、足裏の指側が電流印加
用電極20,21に、踵側が電圧計測用電極22,23
にそれぞれ接触するように構成されている。また、シー
ト材部17の前部(図1では右方)にはハウジング部2
4が設けられている。さらに、シート材部17の両足位
置決め部18,19間の前方に貫通孔25が形成されて
いる。この貫通孔25部分に表示部を有する体重計上に
フット電極部3を載せて使用すれば、両足位置決め部1
8,19上に両足を置くことによって身体特定化情報と
して入力すべき体重を計測し、その計測値を貫通孔25
を通して読取ることができる。また、このように貫通孔
25を介して両足位置決め部18,19を離して設けれ
ば、被検者が計測時に大腿部を互いに接触させて通電経
路を変化させることによる計測精度の低下を防止するこ
ともできる。
【0052】本実施形態では、電流印加用電極13,1
4,20,21及び電圧計測用電極15,16,22,
23がインピーダンス計測手段を構成する。
【0053】ケーブル4は、両端にコネクタ30,31
を有し、本体装置2とフット電極部3とを脱着自在に接
続する。
【0054】図2は、本装置1を用いて計測を行う場合
の基本姿勢を示す。直立した姿勢で、左足,右足をそれ
ぞれフット電極部3の左足用位置決め部18,右足用位
置決め部19上に配置し、左手,右手でそれぞれグリッ
プ部6,7を握り、両肘を伸ばして本体装置2が身体前
方に対向するようにほぼ肩の高さに保持し、腕と胴とが
ほぼ直角をなすようにする。このとき、両掌の人差し指
及び中指の付け根部分が電流印加用電極13,14に接
触し、親指の付け根と手首との間の部分が電圧計測用電
極15,16に接触する。図3(図上フット電極部3は
省略している。)は基本姿勢から両肘を屈曲させた計測
姿勢を示す。
【0055】図4は、本装置1内部の回路構成を示すブ
ロック図である。
【0056】32は電極の接続状態を切り替えるための
電極信号切替部、33は所定周波数f0 の高周波電流を
発生する高周波信号発生部、34は電圧計測用電極1
5,16,22,23からの抵抗電位信号を受ける差動
増幅器、35は周波数f0 以外の信号をカットするため
のバンドパスフィルタ、36は高周波信号成分を復調す
る復調回路、37はアナログ信号をデジタル信号に変換
するA/D変換器、38は電池、12は電源スイッチ、
39は時間計測を行うために基準信号(タイマー信号)
を発生する基準信号(タイマー信号)発生部、40はブ
ザー、10は表示部、11はキー入力部、41は計測・
演算結果をプリンタ等の外部機器に出力するための出力
部、42は計測制御プログラム,演算プログラム,健康
管理指針アドバイス情報を抽出するための変換テーブル
等を格納したメモリ(ROM)、43はユーザーが入力
した身体特定化情報や計測値等を格納するメモリ(RA
M)、44は所定のプログラムを実行して計測・演算を
行い健康管理指針アドバイス情報を算出して表示部10
に表示し、あるいは外部機器に出力するCPUである。
電極信号切替部32の切替は、アナログスイッチあるい
はリレー等で行われ、どのような切替を行うかは、CP
U44から発せられる切替コントロール信号によって決
まる。
【0057】本実施形態では、ROM42,RAM43
及びCPU44が演算手段を構成する。
【0058】図5に電極信号切替部の接続状態の例を示
す。
【0059】図5(a)は、両掌間で身体インピーダン
ス計測を行う場合(両掌間インピーダンス計測モード)
の電極信号切替部32の接続状態を示す。図5(b)
は、この接続状態での通電経路を被検者の身体を抵抗と
コンデンサからなる等価回路で近似して示したものであ
る。
【0060】このとき、左手用の電流印加用電極13の
接続線Ih1 は高周波信号発生部33の一端に接続さ
れ、右手用の電流印加用電極14の接続線Ih2 は高周
波信号発生部33の他端に接続される。また、左手用の
電圧計測用電極15及び右手用の電圧計測用電極16の
接続線Eh1 ,Eh2 が差動増幅器34の入力端に接続
される。そして、右足用の電流印加用電極21の接続線
If2 及び電圧計測用電極23の接続線Ef2 並びに左
足用の電流印加用電極20の接続線If1 及び電圧計測
用電極22の接続線Ef1 はどこにも接続されずOPE
Nとなっている。この他にも電極信号切替部32によっ
て電極の接続状態をさまざまに切り替えることにより、
身体種々の部位間のインピーダンスを計測することがで
きる。また、異なる部位間のインピーダンス計測値を用
いて、特定の部位のインピーダンスをより正確に計測す
ることができるので、体型等による誤差の補正も可能で
ある。
【0061】図6に示すフローチャートに従って本装置
1による計測手順を説明する。
【0062】まず、電源スイッチをONにすると、RA
M等の初期化や各回路素子,表示素子のチェックを行う
等の計測準備処理を行う(ステップ1)。
【0063】次に、身長,体重,年令,性別からなる身
体特定化情報をキー入力部11によって入力する(ステ
ップ2)。ここで、体重については、その日のイベント
タイミングごとに計測値を入力するよりも、朝食前に排
便,排尿を済ませた後の計測値でその日の体重を代表さ
せるのが望ましい。
【0064】次に、イベント条件を同様にキー入力部1
1によって選択する(ステップ3)。イベント条件と
は、計測条件を被検者の日常生活上のイベントを用いて
表現したものである。ここでは、イベント条件選択表示
の「0フリー」がイベント外の条件である場合を示し、
「1」が朝食前、「2」が昼食前、「3」が入浴前(又
は夕食前)、「4」が入浴後(10分以内程度)の条件
を示す。イベント条件は、インピーダンス変化の契機と
なり得るものであればよく、これらに限られない。
【0065】すべての身体特定化情報が入力されている
か否かを「READYか」で判定する(ステップ4)。
【0066】ステップ4でNoと判定されれば、ステッ
プ2に戻って未入力の身体特定化情報を入力する。
【0067】ステップ4でYesと判定されれば、計測
を開始する旨を表示部10に表示する等して被検者に報
知し(ステップ5)、計測部位間のインピーダンスを計
測する(ステップ6)。このとき、所定の電流印加用電
極を通じて高周波電流を印加し、この電流によって生じ
た身体抵抗電位を所定の電圧計測用電極を通じて検出す
ることによってインピーダンスを計測する。
【0068】計測が終了したらその旨を表示部10に表
示する等して被検者に報知する(ステップ7)。
【0069】次に、今回の計測値を計測時刻に対応する
日内変動補正認識用分割メモリエリアへの登録,更新処
理を行う(ステップ8)。日内変動補正認識用分割メモ
リエリアとは、1日24時間を、例えば2時間単位に分
割し、計測ごとのデータ格納用メモリエリアを12個保
有し、計測ごとの計測値(身体特定化情報の変化が生ず
る場合は、変化する情報のみをインピーダンス情報とと
もに格納する)及び演算結果値を、計測時の時刻情報か
ら2時間単位で分割された12個のデータ格納メモリエ
リアのいずれのエリアに格納するかを自動判断して格納
する。計測時とメモリエリアとの対応関係は朝食前後,
昼食前後,夕食前後,入浴前後等のイベントがいずれの
時間帯に対応するかを予め設定する等してイベントと時
間帯との対応関係を規定しておけば、ステップ3で入力
されたイベント条件を参照して計測データを対応するメ
モリエリアに格納することができる。イベント条件によ
る対応は、初期設定時に、個人のライフスタイルに合っ
た時間帯の設定を行うことによりデータの蓄積が少ない
段階から学習認識の高い判断を下すことができる。各メ
モリエリアごとに平均処理等により代表値を算出し、こ
の代表値にさらに平均処理等の処理を施して日内変動を
補正したり、前記代表値による日内変動パターンを認識
し、この日内変動パターンから安定領域を抽出する等の
処理を行うことにより日内変動を補正することができ
る。
【0070】次に、日内変動補正認識用全分割メモリデ
ータを呼び出す(ステップ9)。
【0071】次に、日内変動パターンより、最も高いイ
ンピーダンス時点と最も低いインピーダンス時点のイン
ピーダンス値を抽出する(ステップ10)。
【0072】次に、インピーダンス→疲労度(血行度)
変換処理を行う(ステップ11)。血液のインピーダン
スは組織のインピーダンスに比べて非常に小さいので、
血管が拡張又は収縮すると、それに伴って血液量は増加
又は減少し、インピーダンスは減少又は増加する。従っ
て、血行が良い場合に血行度(血行状態指標)が大き
い、血行が悪い場合に血行度が小さいと定義すると、イ
ンピーダンスと血行度との間には、インピーダンス∝
(1/血行度)の関係が成立する。肩こり等の現象をみ
ても、疲労度(疲労状態指標)が大きいと血行が悪くな
り、疲労度が小さいと血行が良いことが分かるので、血
行度と疲労度との間には、(1/血行度)∝疲労度の関
係が成立する。すなわち、血管の拡張,収縮に着目する
と、インピーダンスと血行度と疲労度との間には、イン
ピーダンス∝(1/血行度)∝疲労度の関係が成立す
る。
【0073】従って、最大インピーダンス時点を最小疲
労度(最大血行度)とし、最小インピーダンス時点を最
大疲労度(最小血行度)として直線回帰式を抽出するこ
とにより、インピーダンスと疲労度及びインピーダンス
と血行度との関係式を抽出することができる。以降の処
理では、インピーダンスと上述の関係にある血行度を算
出することもできるし、末梢血管の拡張収縮変化に基づ
く疲労度を算出することもできるので、疲労度(血行
度)と併せて記す。
【0074】次に、抽出した直線回帰式に今回の計測値
を代入し、疲労度(血行度)を算出する(ステップ1
2)。このとき疲労度(血行度)を数値化する方法は適
宜選択することができる。
【0075】次に、算出した疲労度(血行度)から疲労
度(血行度)レベルを判別する(ステップ13)。例え
ば、最も低い代謝時点と最も高い代謝時点との間を複数
領域に分割し、順に「疲労重度」,「疲労中度」,「疲
労軽度」,「疲労無し」と規定することができる。図7
(a)は、表示部10の表示例であり、「疲労重度」,
「疲労中度」,「疲労軽度」,「疲労無し」の4領域を
示し、疲労軽度であることを当該領域を点灯等させて表
示している。図7(b)は、他の表示例であり、「疲労
減」,「疲労増」のように変化傾向によって2つに分け
て表示している。血行度であれば、例えば、「良い」,
「悪い」等のように表示する。
【0076】次に、疲労度(血行度)の表示処理をし
(ステップ14)、体脂肪率等の演算結果の表示処理を
行って(ステップ15)、計測手順を終了する。
【0077】本実施形態では、ROM42,RAM43
及びCPU44がインピーダンス・血行状態変換手段,
インピーダンス周期性変動パターン認識手段,変換式抽
出手段,血行状態指標算出手段,インピーダンス・疲労
状態変換手段を構成する。また、表示部10が血行状態
指標表示手段及び疲労状態指標表示手段を構成する。
【0078】このようにすれば、末梢血管の拡張収縮変
化をインピーダンスを計測することによって検知し、血
行度として指標化して計測することができる。また、末
梢血管の拡張収縮変化、即ち、血行の良し悪しの観点か
ら見た疲労度を計測することもできる。
【0079】血行状態指標及び疲労状態指標は、上述の
ようなものに限られず、インピーダンス計測値の変化に
伴って変化し、血行状態や疲労状態を指標化できるもの
を適宜選択,設定すればよい。
【0080】(第2の実施形態)以下に本発明の第2の
実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置について説
明する。
【0081】本実施形態に係る健康管理指針アドバイス
装置は第1の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装
置をほぼ同様の構成を有するので、同様の構成について
は説明を省略する。
【0082】図8に示すフローチャートに従って、本装
置の計測手順を説明する。
【0083】ステップ21〜ステップ29までは図6の
ステップ1〜ステップ9までと同様であるので、説明を
省略する。
【0084】ステップ29において、日内変動補正認識
用全分割メモリデータを呼び出した後、日内変動パター
ンデータをインピーダンス変動パターンからエネルギー
代謝パターンへ換算式により変換する(ステップ3
0)。インピーダンスからエネルギー代謝量への換算式
については、同じ出願人による特願平9−367326
号に詳述されているので説明を省略する。
【0085】次に、日内エネルギー代謝変動パターンか
ら疲労計測・判定可能時間帯を抽出する(ステップ3
1)。図9は、労働を行う場合のインピーダンス計測値
の一般的な日内変動を示す。インピーダンス変化∝(1
/エネルギー代謝量変化)の関係があると推定されるの
で、エネルギー代謝量は一日の変動パターンの中で、一
般的には朝起きて最低の代謝状態から昼にかけて上昇し
て行き、以降は疲労による代謝低下を生じる。よって、
エネルギー代謝量の日内変動パターンから上昇飽和点ま
でを認識し、この認識結果による時点(上昇飽和点)ま
では、疲労計測・判定可能時間帯外であるとすることに
よって疲労計測・判定可能時間帯を抽出することができ
る。また、午前中を疲労計測・判定可能時間帯外として
もよく、この条件は抽出される日内変動パターンの精度
が学習認識機能により高まるまでの初期情報としても用
いることができる。疲労計測・可能時間帯はこれらに限
られるものではない。分割メモリエリアに新たなデータ
が蓄積されることにより、学習認識が行われるので、被
検者のライフスタイルに応じた周期性のエネルギー代謝
量変動パターンを抽出することができ、疲労計測・可能
時間帯も被検者のライフスタイルにより適合させるよう
にすることができる。
【0086】次に、今回のインピーダンス計測値をエネ
ルギー代謝値又は体脂肪率等への変換演算処理を行う
(ステップ32)。
【0087】次に、今回の計測時刻が疲労計測・判定可
能時間帯か否かを判定する(ステップ33)。
【0088】ステップ33でYesであれば、日内エネ
ルギー代謝変動パターンから、最も高い代謝時点と最も
低い代謝時点のエネルギー代謝値を抽出する(ステップ
34)。例えば、上述した日内エネルギー代謝変動パタ
ーンから上昇飽和点以降の時間帯での最低時点を最も低
い代謝時点とし、上昇飽和点を最も高い代謝時点とす
る。また、イベント条件を用いて、最も低い代謝時点を
朝起きて間もない朝食前の時点とし、最も高い代謝時点
を入浴直後時点としてもよい。
【0089】次に、代謝→疲労度変換処理を行う(ステ
ップ35)。すなわち、最も低い代謝時点を最大疲労度
(疲労状態指標)時点とし、最も高い代謝時点を最小疲
労度時点をして、直線回帰式を抽出する。ここでは、直
線回帰式抽出のための2時点を最も高い代謝時点と最も
低い代謝時点としているが、食事前と食事後又は適時間
後としてもよいし、入浴前後としてもよい。
【0090】次に、抽出した直線回帰式に今回のインピ
ーダンス計測値に基づくエネルギー代謝値を代入し、疲
労度を算出する(ステップ36)。このとき疲労度を数
値化する方法は適宜選択することができる。
【0091】次に、疲労度値から疲労度レベルを判定し
(ステップ37)、疲労度を表示部10に表示する(ス
テップ38)。図7(a),(b)と同様に、最も低い
代謝時点と最も高い代謝時点との間を複数領域に分割
し、順に「疲労重度」,「疲労中度」,「疲労軽度」,
「疲労無し」と規定して、いずれの領域にあるかを表示
するようにしてもよいし、「疲労減」,「疲労増」のよ
うに変化傾向によって2つに分けて表示するようにして
もよい。
【0092】次に、エネルギー代謝及び体脂肪率等の健
康管理指針情報を表示部10等に表示し(ステップ3
9)、計測手順を終了する。
【0093】一方、ステップ33でNoであれば、疲労
計測・判定可能時間帯外である旨及び疲労度が正常域で
ある旨を表示部10等に表示する(ステップ40)。
【0094】本実施形態では、ROM42,RAM43
及びCPU44がインピーダンス周期性変動パターン認
識手段,エネルギー代謝周期性変動パターン認識手段,
変換式抽出手段,疲労状態算出手段,パターン条件判定
手段を構成する。また、表示部10が疲労状態表示指標
を構成する。
【0095】このようにすれば、インピーダンス変動情
報を疲労度測定に利用することができ、さらに有用な健
康管理指針情報を提供することができる。
【0096】疲労状態指標は、上述のようなものに限ら
れず、インピーダンス計測値の変化に伴って変化し、疲
労状態を指標化できるものを適宜選択,設定すればよ
い。
【0097】(第3の実施形態)以下に本発明の第3の
実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置について説
明する。
【0098】本実施形態に係る健康管理指針アドバイス
装置は第1の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装
置をほぼ同様の構成を有するので、同様の構成について
は説明を省略する。
【0099】本実施形態に係る健康管理指針アドバイス
装置は、環境温度計測手段である温度センサ部を有する
点を除いては、第1の実施形態と同様である。温度セン
サ部は例えば、本体部5にサーミスタやサーモパイルあ
るいは赤外線センサ等を環境温度を計測できるように配
置することによって構成すればよい。
【0100】回路構成については図9に示すように、温
度センサ部57を増幅部62及びA/D変換部62を介
してCPU44に接続した構成とすればよい。他の構成
は第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0101】図11に示すフローチャートに従って本装
置の計測手順を説明する。
【0102】ステップ31〜ステップ42及びステップ
44〜ステップ51については、それぞれ図のステップ
21〜ステップ32及びステップ33〜ステップ40ま
でと同様であるので説明を省略する。
【0103】本実施形態では、ステップ42で今回のイ
ンピーダンス計測値をエネルギー代謝値又は体脂肪率等
への変換演算処理を行った後、環境温度センサによって
計測された環境温度Tt が規定値以上か否か、すなわ
ち、15°C≦Tt か否かを判定している(ステップ4
3)。ここで、Yesであれば、計測可能環境であるの
で、ステップ44に進み、今回の計測時刻が疲労計測・
判定可能時間帯か否かを判定する。一方、Noであれ
ば、ステップ51に進み、疲労計測・判定可能時間帯外
である旨及び疲労度が正常域である旨を表示部10等に
表示する。
【0104】本実施形態では、環境温度Tt が15°C
≦Tt か否かによって疲労計測・判定に適した環境温度
か否かを判定しているが、規定温度は15°に限られる
ものではないとともに、判定条件をこのようなものに限
られるものではない。
【0105】本実施形態では、ROM42,RAM43
及びCPU44が環境温度条件判定手段を構成する。
【0106】このように環境温度センサによって疲労計
測・判定に適した環境温度か否かを判定することによ
り、より適した環境下で計測・判定を行うことができる
ので、精度の高い情報を提供することができる。
【0107】環境温度計測値によって判定を行うのみで
はなく、疲労度に対する環境温度の影響を補正するよう
にしてもよい。
【0108】(第4の実施形態)以下に本発明の第4の
実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置について説
明する。
【0109】本実施形態に係る健康管理指針アドバイス
装置は第1の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装
置をほぼ同様の構成を有するので、同様の構成について
は説明を省略する。
【0110】本実施形態に係る健康管理指針アドバイス
装置は、体温計測手段である温度センサ部を有する点を
除いては、第1実施形態と同様である。温度センサ部
は、サーミスタ等の接触型の温度センサであれば、例え
ば、被検者が接触するグリップ部6,7や位置決め部1
8,19や電流印加用電極13等の電極に設けることに
よって構成することができる。赤外線センサ等の非接触
型の温度センサを被検者の体温を計測できるように配置
して構成してもよいことは当然である。
【0111】回路構成については、図10に示す回路に
おいて、体温計測可能な温度センサ部57を増幅部62
及びA/D変換部63を介してCPU44に接続した構
成とすればよい。他の構成は第1の実施形態と同様であ
るので説明を省略する。
【0112】図12に示すフローチャートに従って本装
置の計測手順を説明する。
【0113】ステップ61〜ステップ67,ステップ6
9〜ステップ77及びステップ79〜ステップ81につ
いては、それぞれ図7のステップ21〜ステップ27,
ステップ28〜36及びステップ38〜ステップ40ま
でと同様であるので説明を省略する。
【0114】本実施形態では、ステップ67で計測が終
了した旨を報知した後に、体温計測処理を行い(ステッ
プ68)、インピーダンス計測値等とともに日内変動補
正認識用分割メモリへの登録・更新処理を行っている
(ステップ69)。
【0115】また、ステップ67で疲労度値を算出した
のち、この疲労度値(Ft )に対して体温情報(Tb
による補正処理を行っている(ステップ68)。体温変
化と疲労度との間には、エネルギー代謝変化を介して、
体温変化∝エネルギー代謝変化∝1/疲労度の関係があ
る。従って、補正後の疲労度値をFt ´、T0 を規定温
度値、fをTb を変数とする補正係数算出式として、例
えば、Ft ´=Ft *f(1/Tb )あるいは、Ft ´
=Ft −f(Tb −T0 )によって補正を行うことがで
きる。
【0116】ステップ78では、このようにして得られ
た補正後の疲労度値Ft ´から疲労度レベルを判定して
いる。
【0117】本実施形態では、ROM42,RAM43
及びCPU44が疲労状態指標補正手段を構成する。
【0118】このよう体温センサによって体温を計測
し、体温に基づいて疲労度値を補正すれば、体温の影響
を考慮したより高精度の疲労度情報を提供することがで
きる。
【0119】本実施形態では、体温に基づいて疲労度値
を補正しているが、インピーダンス計測値やエネルギー
代謝量を補正してもよい。
【0120】(第5の実施形態)以下に本発明の第5の
実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置について説
明する。
【0121】本実施形態に係る健康管理指針アドバイス
装置は第1の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装
置を同様の構成を有するので、同様の構成については同
様の符号を用いて説明を省略する。
【0122】本実施形態では、電極信号切替部32を図
13(a)のように接続し(両足間インピーダンス計測
モード)、図13(b)に示すように両足間のインピー
ダンスを計測する。
【0123】このとき、左足用の電流印加用電極13の
接続線If1 は高周波信号発生部33の一端に接続さ
れ、右足用の電流印加用電極14の接続線If2 は高周
波信号発生部33の他端に接続される。また、左足用の
電圧計測用電極15及び右足用の電圧計測用電極16の
接続線Ef1 ,Ef2 が差動増幅器34の入力端に接続
される。そして、右手用の電流印加用電極21の接続線
Ih2 及び電圧計測用電極23の接続線Eh2 並びに左
手用の電流印加用電極20の接続線Ih1 及び電圧計測
用電極22の接続線Eh1 はどこにも接続されずOPE
Nとなっている。
【0124】インピーダンスは通電経路上の体液量の変
化によっても変化する。これを下半身でみた場合には体
液量の変化は、下半身への移動である足部のむくみとし
て現れる。このとき、下半身での体液量の増加、すなわ
ち足部のむくみは、疲労度(疲労状態指標)の増大に相
当するので、両足間でのインピーダンス変化と疲労度と
の間には、体液量の変化を介して、(1/インピーダン
ス変化)∝体液量変化∝疲労度の関係が成立するものと
考えられる。本実施形態では、この関係に基づいて、両
足間インピーダンス変化から疲労度あるいは体液量(体
液量指標)を計測しようとするものである。
【0125】図14に示すフローチャートに従って本装
置の計測手順を説明する。
【0126】ステップ91〜ステップ100は図6のス
テップ1〜ステップ10までと同様であるので説明を省
略する。
【0127】ステップ100において、日内変動パター
ンより、最も高いインピーダンス時点と最も低いインピ
ーダンス時点のインピーダンス値を抽出した後、インピ
ーダンス→疲労度(体液量)変換処理を行う(ステップ
101)。すなわち、最大インピーダンス時点を最小疲
労度(最小体液量)とし、最小インピーダンス時点を最
大疲労度(最大体液量)として直線回帰式を抽出する。
以降の処理では、インピーダンスと上述の関係にある体
液量を算出することもできるし、体液の移動に基づく疲
労度を算出することもできるので、疲労度(体液量)と
併せて記す。
【0128】次に、抽出した直線回帰式に今回の計測値
を代入し、疲労度(体液量)を算出する(ステップ10
2)。このとき疲労度(体液量)を数値化する方法は適
宜選択することができる。
【0129】次に、算出した疲労度(体液量)から疲労
度(体液量)レベルを判別する(ステップ103)。図
7(a),(b)と同様に、最も低い代謝時点と最も高
い代謝時点との間を複数領域に分割し、順に「疲労重
度」,「疲労中度」,「疲労軽度」,「疲労無し」と規
定して、いずれの領域にあるかを表示するようにしても
よいし、「疲労減」,「疲労増」のように変化傾向によ
って2つに分けて表示するようにしてもよい。体液量で
あれば、例えば、「多い」,「少ない」等と表示する。
【0130】次に、疲労度(体液量)の表示処理をし
(ステップ104)、体脂肪率等の演算結果の表示処理
を行って(ステップ105)、計測手順を終了する。
【0131】本実施形態では、ROM42,RAM43
及びCPU44がインピーダンス・体液量指標変換手
段,インピーダンス周期性パターン認識手段,変換式抽
出手段,体液量指標算出手段,インピーダンス・疲労状
態変換手段を構成する。また、表示部10が体液量表示
手段及び疲労状態指標表示手段を構成する。
【0132】このように、足部のむくみにみられるよう
な体液の移動をインピーダンスを計測することによって
検知し、体液量として指標化して計測することができ
る。また、体液の移動の観点からみた疲労度を計測する
こともできる。したがって、インピーダンス変化から有
用な健康管理指針情報を提供することができる。
【0133】体液量指標及び疲労状態指標は、上述のよ
うなものに限られず、インピーダンス計測値の変化に伴
って変化し、体液量状態や疲労状態を指標化できるもの
を適宜選択,設定すればよい。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明によれ
ば、インピーダンスの計測値を血行状態を示す血行状態
指標に変換するインピーダンス・血行状態変換手段を備
えたことにより、インピーダンス計測値に基づいて、血
行状態を検知することが可能となるので、インピーダン
ス変動情報を活用して、より有用性の高い健康管理指針
情報を得ることができる。
【0135】第2の発明によれば、変換式抽出手段によ
り、被検者のライフスタイルを反映するインピーダンス
の日内変動等の周期性変動パターンに基づいて変換式を
抽出すするので、被検者のライフスタイルに応じた血行
状態検知が可能となる。また、学習認識機能を有する周
期性変動パターン認識手段によって認識されるインピー
ダンス変動パターンに基づいて変換式の抽出を行うこと
により、データの蓄積に伴い、被検者のライフスタイル
に応じた血行状態検知をより高精度で行うことができ
る。
【0136】第3の発明によれば、血行状態指標表示手
段を備えたことにより、このようにすれば、被検者が血
行状態を直接かつ容易に把握することができる。
【0137】第4の発明によれば、末梢血管の拡張収縮
に基づくインピーダンス値の変化を計測することによっ
て、末梢血管の拡張収縮変化として現れるような疲労状
態を検知することが可能となる。すなわち、インピーダ
ンスの変動情報を活用して疲労状態指標という有用な健
康管理指針情報を得ることができる。
【0138】第5の発明によれば、疲労状態指標表示手
段を備えたことにより、被検者が疲労状態を直接かつ容
易に把握することができる。
【0139】第6の発明によれば、1日等の変動周期内
の生活上の各行為,各時点によって変化し共通の変動パ
ターンを示すエネルギー代謝量の変動パターンに基づい
て変換式を抽出し、疲労状態を検知するようにするの
で、ライフスタイルに応じた疲労状態の検知が可能とな
る。また、学習認識機能を有する周期性変動パターン認
識手段によって認識されるインピーダンス変動パターン
に基づいて変換式の抽出を行うことにより、データの蓄
積に伴い、被検者のライフスタイルに応じた疲労状態検
知をより高精度で行うことができる。
【0140】第7の発明によれば、エネルギー代謝量の
周期性変動パターンに基づいて疲労状態指標算出を行う
か否かを判定することにより、疲労状態指標を算出する
必要が乏しい場合等に、適宜疲労状態指標算出処理を省
略することができ、効率的な計測が可能となる。
【0141】第8の発明によれば、インピーダンス,エ
ネルギー代謝量及び疲労状態指標に影響を及ぼす可能性
がある環境温度計測値に基づいて疲労状態指標算出を行
うか否かを判定するので、高精度の計測が可能な場合疲
労状態指標算出を行う等の処理が可能となり、疲労状態
指標算出の精度を確保して有用な健康管理指針情報を提
供することができる。
【0142】第9の発明によれば、体インピーダンス,
エネルギー代謝量及び疲労状態指標に影響を及ぼす可能
性がある体温計測値に基づいて算出された疲労状態指標
を補正するので、より高精度の疲労状態指標算出が可能
となる。
【0143】第10の発明によれば、疲労状態指標表示
手段を備えたことにより、被検者が疲労状態を直接かつ
容易に把握することができる。
【0144】第11の発明によれば、被検者の身体のイ
ンピーダンスを計測するインピーダンス計測手段と、イ
ンピーダンスの計測値を体液量を示す体液量指標に変換
するインピーダンス・体液量指標変換手段を備えたこと
により、インピーダンス計測値に基づいて、体液の移動
を検知することが可能となるので、インピーダンス変動
情報を活用して、より有用性の高い健康管理指針情報を
得ることができる。
【0145】第12の発明によれば、変換式抽出手段に
より、被検者のライフスタイルを反映するインピーダン
スの日内変動等の周期性変動パターンに基づいて変換式
を抽出すするので、被検者のライフスタイルに応じた体
液量状態検知が可能となる。また、学習認識機能を有す
る周期性変動パターン認識手段によって認識されるイン
ピーダンス変動パターンに基づいて変換式の抽出を行う
ことにより、データの蓄積に伴い、被検者のライフスタ
イルに応じた体液量状態検知をより高精度で行うことが
できる。
【0146】第13の発明によれば、体液量指標表示手
段を備えたことにより、被検者が疲労状態を直接かつ容
易に把握することができる。
【0147】第14の発明によれば、体液の移動に基づ
くインピーダンス値の変化を計測することによって、体
液の移動として現れるような疲労状態を検知することが
可能となる。すなわち、インピーダンスの変動情報を活
用して疲労状態指標という有用な健康管理指針情報を得
ることができる。
【0148】第15の発明によれば、被検者が疲労状態
を直接かつ容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】図2は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置による計測時の基本姿勢を示す図で
ある。
【図3】図3(a)は本発明の第1の実施形態に係る健
康管理指針アドバイス装置による計測時の基本姿勢から
変化させた姿勢を示す側面図である。図3(b)は同上
面図である。
【図4】図4は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図5(a)は、両掌間インピーダンス計測モー
ドでの電極信号切替部の接続状態を示す図である。図5
(b)は、この接続状態での通電経路を模式的に示す図
である。
【図6】図6は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置による計測手順を示すフローチャー
トである。
【図7】図7(a),(b)は本発明の第1の実施形態
に係る健康管理指針アドバイス装置の表示部の表示例を
示す図である。
【図8】図8は本発明の第2の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置による計測手順を示すフローチャー
トである。
【図9】図9は労働をした場合のインピーダンスの日内
変化を示すグラフである。
【図10】図10は本発明の第3の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図11】図11は本発明の第3の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置による計測手順を示すフローチ
ャートである。
【図12】図12は本発明の第4の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置による計測手順を示すフローチ
ャートである。
【図13】図13(a)は、両足間インピーダンス計測
モードでの電極信号切替部の接続状態を示す図である。
図13(b)は、この接続状態での通電経路を模式的に
示す図である。
【図14】図14は本発明の第5の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置による計測手順を示すフローチ
ャートである。
【図15】図15は従来例に係る健康管理指針アドバイ
ス装置を示す斜視図である。
【図16】図16(a),(b),(c)は従来のイン
ピーダンスの基本計測法を示す図である。
【図17】図17は一般的なインピーダンスの日内変動
を示すグラフである。
【符号の説明】
1 健康管理指針アドバイス装置 2 本体装置 3 フット電極部 4 ケーブル 6,7 グリップ部 10 表示部 11 キー入力部 13,14,20,21 電流印加用電極 15,16,18,19 電圧計測用電極 32 電極信号切替部 39 基準信号(タイマー信号)発生部 42 ROM 43 RAM 44 CPU 57 温度センサ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C017 AA11 AA16 AA20 AC12 AC40 BB13 BC11 CC03 CC05 CC06 FF05 4C027 AA00 AA06 CC00 DD03 EE03 FF01 FF02 GG15 HH04 HH06 HH11 HH21 KK01 KK03 KK05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者の身体のインピーダンスを計測す
    るインピーダンス計測手段と、 インピーダンス計測値に基づいて健康管理指針情報を算
    出する演算手段とを備えた健康管理指針アドバイス装置
    において、 前記インピーダンスの計測値を血行状態を示す血行状態
    指標に変換するインピーダンス・血行状態変換手段を備
    えたことを特徴とする健康管理指針アドバイス装置。
  2. 【請求項2】 前記インピーダンス・血行状態変換手段
    は、 前記インピーダンス計測値に基づいてインピーダンスの
    周期性変動パターンを認識するインピーダンス周期性変
    動パターン認識手段と、 前記認識されたインピーダンス周期性変動パターンに基
    づいてインピーダンス値を血行状態指標に変換する変換
    式を抽出する変換式抽出手段と、 前記抽出された変換式によって血行状態指標を算出する
    血行状態指標算出手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の健康管理指針アドバイス装置。
  3. 【請求項3】 前記血行状態指標を表示する血行状態指
    標表示手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記
    載の健康管理指針アドバイス装置。
  4. 【請求項4】 前記被検者の身体のインピーダンスを計
    測するインピーダンス計測手段と、 インピーダンス計測値に基づいて健康管理指針情報を算
    出する演算手段とを備えた健康管理指針アドバイス装置
    において、 末梢血管の拡張収縮に基づくインピーダンス値の変化を
    疲労状態を示す疲労状態指標の変化に変換するインピー
    ダンス・疲労状態変換手段を備えたことを特徴とする健
    康管理指針アドバイス装置。
  5. 【請求項5】 前記疲労状態指標を表示する疲労状態指
    標表示手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の健
    康管理指針アドバイス装置。
  6. 【請求項6】 被検者の身体のインピーダンスを計測す
    るインピーダンス計測手段と、 インピーダンス計測値に基づいて健康管理指針情報を算
    出する演算手段とを備えた健康管理指針アドバイス装置
    において、 前記インピーダンス計測値に基づいてインピーダンスの
    周期性変動パターンを認識するインピーダンス周期性変
    動パターン認識手段と、 前記インピーダンスの周期性変動パターンに基づいてエ
    ネルギー代謝量の周期性変動パターンを認識するエネル
    ギー代謝周期性変動パターン認識手段と、 前記認識されたエネルギー代謝周期性変動パターンに基
    づいてエネルギー代謝量を疲労状態指標に変換する変換
    式を抽出する変換式抽出手段と、 前記抽出された変換式によって疲労状態指標を算出する
    疲労状態指標算出手段を備えたことを特徴とする健康管
    理指針アドバイス装置。
  7. 【請求項7】 前記エネルギー代謝周期性変動パターン
    認識手段によって認識されたエネルギー代謝量の周期性
    変動パターンに基づいて、疲労状態指標算出を行うか否
    かを判定するパターン条件判定手段を備えたことを特徴
    とする請求項6記載の健康管理指針アドバイス装置。
  8. 【請求項8】 環境温度を計測する環境温度計測手段を
    備え、 前記環境温度計測値に基づいて、疲労状態指標算出を行
    うか否かを判定する環境温度条件判定手段を備えたこと
    を特徴とする請求項6又は7記載の健康管理指針アドバ
    イス装置。
  9. 【請求項9】 体温を計測する体温計測手段を備え、 前記体温計測値に基づいて、算出された疲労状態指標を
    補正する疲労状態指標補正手段を備えたことを特徴とす
    る請求項6乃至8記載の健康管理指針アドバイス装置。
  10. 【請求項10】 前記疲労状態指標を表示する疲労状態
    指標表示手段を備えたことを特徴とする請求項6乃至9
    記載の健康管理指針アドバイス装置。
  11. 【請求項11】 被検者の身体のインピーダンスを計測
    するインピーダンス計測手段と、 インピーダンス計測値に基づいて健康管理指針情報を算
    出する演算手段とを備えた健康管理指針アドバイス装置
    において、 前記インピーダンスの計測値を体液量を示す体液量指標
    に変換するインピーダンス・体液量指標変換手段を備え
    たことを特徴とする健康管理指針アドバイス装置。
  12. 【請求項12】 前記インピーダンス・体液量指標変換
    手段は、 前記インピーダンス計測値に基づいてインピーダンスの
    周期性変動パターンを認識するインピーダンス周期性変
    動パターン認識手段と、 前記認識されたインピーダンス周期性変動パターンに基
    づいてインピーダンス値を体液量指標に変換する変換式
    を抽出する変換式抽出手段と、 前記抽出された変換式によって体液量指標を算出する体
    液量指標算出手段を備えたことを特徴とする請求項11
    記載の健康管理指針アドバイス装置。
  13. 【請求項13】 前記体液量指標を表示する体液量指標
    表示手段を備えたことを特徴とする請求項11又は12
    記載の健康管理指針アドバイス装置。
  14. 【請求項14】 被検者の身体のインピーダンスを計測
    するインピーダンス計測手段と、 インピーダンス計測値に基づいて健康管理指針情報を算
    出する演算手段とを備えた健康管理指針アドバイス装置
    において、 体液の移動に基づくインピーダンス値の変化を疲労状態
    を示す疲労状態指標の変化に変換するインピーダンス・
    疲労状態変換手段を備えたことを特徴とする健康管理指
    針アドバイス装置。
  15. 【請求項15】 前記疲労状態指標を表示する疲労状態
    指標表示手段を備えたことを特徴とする請求項14記載
    の健康管理指針アドバイス装置。
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